JP2016020685A - 直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリ - Google Patents

直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリ Download PDF

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Abstract

【課題】直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリの生産コストを抑制することと、エンジンに対する組付性を向上させる。
【解決手段】噴射弁ソケット20の下部が挿通される挿通孔33を形成して、噴射弁ソケット20の下縁に形成した外側に広がる鍔部20bの上面を挿通孔33の周縁部下面に固着させるとともに、メインパイプ11の長手方向にて噴射弁ソケット20の一側で取付板部31から上方に延びる固定腕部34をメインパイプ11の上面及び一側面11bに固着し、取付ブラケット30にはメインパイプ11の長手方向にて噴射弁ソケット20の他側に取付板部31とメインパイプ11の少なくとも一側面11bに固着された補強腕部41を有した補強ブラケット40を設け、補強ブラケット40には補強腕部41から取付孔32と挿通孔33との間にてメインパイプ11の長手方向に延びる補強リブ42を取付板部31の上面に固着した。
【選択図】図1

Description

本発明は、多気筒エンジンの燃焼室内に高圧の燃料を直接噴射する場合に使用する直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリに関する。
この種の直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリが特許文献1に開示されている。特許文献1の直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリは、高圧燃料ポンプから加圧された燃料が供給される燃料通路が内部に形成されたメインパイプと、このメインパイプに一体的に固着されて燃料噴射弁が液密に挿入される噴射弁挿入穴を有する4つの噴射弁ソケットと、メインパイプに一体的に固着されてメインパイプをエンジンに取り付けるための取付孔を有した4つの筒形をした取付ボスとを備えている。この直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリは、エンジンの各気筒に差し込まれた燃料噴射弁から燃料を噴射させたときに生じる反力が各噴射弁ソケットに加わるため、各取付ボスはメインパイプの各噴射弁ソケットに近接する位置に固着されている。
米国公開特許2009/0145504号公報
この特許文献1の技術では、筒形をした取付ボスは切削加工品であるので材料コスト及び加工コストよりなる生産コストが高い問題があった。また、噴射弁ソケットと取付ボスとを別々にメインパイプに取り付けているのでこれらの間の位置の精度を高めるのが難しく、エンジンに対する組付性がよいとはいえない問題があった。本発明は、直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリの生産コストを抑制することと、エンジンに対する組付性を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、高圧燃料ポンプから加圧された燃料が供給される燃料通路が内部に形成されたメインパイプと、このメインパイプに一体的に固着されて燃料噴射弁が液密に挿入される噴射弁挿入穴を有する複数の噴射弁ソケットと、噴射弁ソケットに近接する位置にてメインパイプに一体的に固着されて同メインパイプをエンジンに取り付けるための取付孔を有した取付ブラケットとを備えた直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリにおいて、取付ブラケットは板金を塑性加工したものであり、取付孔を形成した取付板部にメインパイプの長手方向にて取付孔と離間した位置に噴射弁ソケットの下部が挿通される挿通孔を形成して、噴射弁ソケットの下縁に形成した外側に広がる鍔部の上面を挿通孔の周縁部下面に固着させるとともに、メインパイプの長手方向にて噴射弁ソケットの一側に取付板部の一側縁部から上方に延びる固定腕部をメインパイプの少なくとも上面及び一側面に固着するようにし、取付ブラケットにはメインパイプの長手方向にて噴射弁ソケットの他側に取付板部の一側縁部とメインパイプの少なくとも一側面に固着された補強腕部を有した補強ブラケットを設け、この補強ブラケットには補強腕部から取付孔と挿通孔との間にてメインパイプの長手方向に延びる補強リブを設け、補強リブを取付板部の上面に固着したことを特徴とする直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリを提供するものである。
上記のように構成した直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリにおいては、取付ブラケットは板金を塑性加工したものであるので、切削加工品を用いたときと比して材料コスト及び加工コストよりなる生産コストを低く抑えることができた。取付ブラケットは取付孔を形成した取付板部に噴射弁ソケットの下部が挿通される挿通孔を形成したので、挿通孔に挿通した噴射弁ソケットと取付孔との位置の精度を高くすることができ、エンジンに対する組付性を高くすることができた。燃料噴射弁から高圧の燃料を噴射したときに噴射弁ソケットに生じる上向きの反力が生じるが、噴射弁ソケットは下縁に形成した外側に広がる鍔部の上面が取付板部の挿通孔の周縁部下面に固着されているので、噴射弁ソケットに生じる上向きの反力を取付板部で受けることができ、噴射弁ソケットのメインパイプに対する固着部分に生じる負荷を抑えることができた。また、エンジンから上下方向及び横方向の振動が取付ブラケットを介してメインパイプに加わり、取付ブラケットとメインパイプとの間の固着部分に負荷が加わることがあるが、取付ブラケットはメインパイプの長手方向にて噴射弁ソケットの一側に取付板部の一側縁部から上方に延びる固定腕部がメインパイプの少なくとも上面及び一側面に固着されるだけでなく、メインパイプの長手方向にて噴射弁ソケットの他側に取付ブラケットの取付板部の一側縁部とメインパイプとを補強ブラケットの補強腕部によって固着して補強するようにしたので、取付ブラケットは噴射弁ソケットの両側で固定腕部と補強腕部によってメインパイプに対して強固に固定されるようになった。さらに、取付ブラケットは、取付孔を噴射弁ソケットに対してメインパイプの長手方向に離間させることにより、取付孔に挿通したボルトやこのボルトを締結する締結工具が噴射弁ソケットに干渉されずに、取付ブラケットをエンジンに取り付けることができるが、噴射弁ソケットに上向きの反力が生じたときに、噴射弁ソケットが取付孔の中心線側に傾くおそれがある。これに対し、メインパイプの長手方向の噴射弁ソケットの一側で取付ブラケットの固定腕部をメインパイプに固着し、噴射弁ソケットの他側で取付板部とメインパイプとを補強ブラケットの補強腕部によって固着するだけでなく、補強ブラケットの補強腕部から取付孔と噴射弁ソケットの挿通孔との間にてメインパイプの長手方向に延びる補強リブを取付板部の上面に固着して、取付孔を形成した部分と挿通孔を形成した部分の間の取付板部の曲げ剛性を高くしたので、噴射弁ソケットが取付孔の中心線側に傾きにくくなり、噴射弁ソケットと燃料噴射弁との間のシール部分から燃料漏れのおそれを減少させることができた。
上記のように構成した直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリにおいては、補強リブには噴射弁ソケットの外周面の一部を覆う位置または固定腕部まで延出する延出部を設け、延出部を噴射弁ソケットの外周面と固定腕部との少なくとも一方に固着したときには、補強ブラケットは噴射弁ソケット及び取付ブラケットによるメインパイプに対する固着をさらに強固に補強できるようになった。
上記のように構成した直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリにおいては、取付板部の取付孔を形成した部分と挿通孔を形成した部分との間には互いに上下に高さを変える段部を形成したときには、取付板部の曲げ剛性が高くなるので、噴射弁ソケットが取付孔の中心線側に傾きにくくなり、噴射弁ソケットと燃料噴射弁との間のシール部分から燃料漏れのおそれを減少させることができた。
上記のように構成した直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリにおいては、メインパイプの長手方向にて互いに隣り合う2つ以上の取付ブラケットの取付板部の間にはこれらを連結する連結部を一体的に形成したときには、燃料噴射弁から高圧の燃料を噴射したときに各々の噴射弁ソケットに異なる上向きの反力が生じることで各取付板部に異なる上向きの負荷が生じることもあるが、2つ以上の取付板部の間に一体的に形成した連結部によって両側の取付板部の剛性を高くして上下方向の変位量を抑制することができ、取付ブラケットとメインパイプとの固着部分と、噴射弁ソケットとメインパイプとの固着部分に加わる負荷を低減させることができた。この直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリの他の実施例においては、メインパイプの長手方向にて互いに隣り合う2つ以上の取付ブラケットの取付板部にはこれらを連結する連結部材を設けてもよく、このようにしたときにも同様の作用効果を得ることができる。
本発明による直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリの第1実施形態の全体構造を示す正面図である。 図1の平面図である。 図1の右側面図である。 図1のA−A線に沿った断面の端面図である。 図1のB−B線に沿った断面の端面図である。 補強ブラケットの延出部を廃した変形例を示す一部拡大平面図である。 補強ブラケットの延出部を固定腕部まで延出させたときの変形例を示す一部拡大平面図である。 取付板部の取付孔を形成した部分と挿通孔を形成した部分との間に段部を形成した変形例を示す一部拡大正面図である。 第2実施形態の全体構造を示す正面図である 図9の平面図である。 連結部を連結部材に変更した変形例の正面図である。 図11の平面図である。
以下に、添付図面により、本発明による直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリの実施形態の説明をする。
(第1実施形態)
第1実施形態の直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリ10は直列4気筒の直噴型エンジンに用いられるものであり、図1〜図3に示すように、両端が密栓プラグ12,13により閉じられた1本のメインパイプ11と、このメインパイプ11に所定の間隔をおいて固着された4つ(複数)の噴射弁ソケット20と、メインパイプ11をエンジンに取り付けるための4つ(複数)の取付ブラケット30と、各取付ブラケット30のメインパイプ11に対する固定を補強する補強ブラケット40と、メインパイプ11の長手方向の一端近傍部に固定したジョイント部材14と、メインパイプ11の長手方向の略中央部に固定したセンサ取付部材15とを備えている。これらの各部材は全体が一体となるようにろう付けにより固着され、固着後に必要に応じて鍍金等の表面処理がされている。
メインパイプ11は鋼材等の金属材よりなり、直線状に延びる真直管材を所定の長さに切断したものであり、図4及び図5に示したように、内部にメインパイプ11の長手方向に延びる燃料通路11aが形成されている。図3〜図5に示したように、メインパイプ11の長手方向と直交する方向の断面形状は、円形の一側面を平面状とした略D形をしており、引抜成形または押出成形により真直管材としたものである。図5に示したように、メインパイプ11の平面部11bにはエンジンに差し込んで固定した燃料噴射弁Iと同じ数(この実施形態では4つ)の連通孔11cが形成されており、これら連通孔11cはメインパイプ11の長手方向にてエンジンに差し込んで固定した燃料噴射弁Iの間隔と同じ間隔となっている。これら連通孔11cは後述する噴射弁ソケット20に形成した連通孔20dとともにメインパイプ11の燃料通路11aと噴射弁ソケット20の内部空間とを連通している。ジョイント部材14には高圧燃料ポンプから加圧された燃料が供給される燃料供給管(図示省略)がユニオンナット(図示省略)により締め付け固定され、メインパイプ11内の燃料通路11aには高圧燃料ポンプからの加圧された燃料が供給される。また、センサ取付部材15には圧力センサ(図示省略)が取り付けられ、圧力センサによって燃料通路11aの燃料圧力が検出される。なお、メインパイプ11の平面部11bを長手方向に沿って連続して形成したが、これに限られるものでなく、断面形状が円形をした真直管材に、噴射弁ソケット20と取付ブラケット30と補強ブラケット40とを設けた位置にだけ平面部をプレス加工によって形成してもよい。
図1〜図3及び図5に示したように、噴射弁ソケット20は板金をプレス加工(塑性加工)したものであり、燃料噴射弁Iが液密に挿入される噴射弁挿入穴20aを有するように上側が閉じられた略円筒形状をし、噴射弁ソケット20の下縁には外側に広がる鍔部20bが形成されている。噴射弁ソケット20のメインパイプ11と対向する側の上部には平面状に潰された平面部20cが形成されている。この平面部20cには連通孔20dが形成されており、この連通孔20dは上述したメインパイプ11の連通孔11cとともにメインパイプ11の燃料通路11aと噴射弁ソケット20の内部空間とを連通している。
取付ブラケット30は、メインパイプ11をエンジンに取り付けるためのものであり、図1及び図2に示したように、噴射弁ソケット20に近接する位置にてメインパイプ11に固着されている。取付ブラケット30は、噴射弁ソケット20の鍔部20bの上面と同じ高さ位置にてメインパイプ11の長手方向に延びる取付板部31と、取付板部31のメインパイプ11側の側縁部からメインパイプ11の上面まで延びる固定腕部34とを備え、板材をプレス加工(塑性加工)して成形したものである。取付板部31にはエンジンに取り付けるためのボルトが挿通される取付孔32と、メインパイプ11の長手方向にて取付孔32と離間した位置に噴射弁ソケット20の下部が挿通される挿通孔33が形成されている。挿通孔33の周縁部の下面には噴射弁ソケット20の下縁の鍔部20bの上面が固着されている。図1〜図3に示したように、取付孔32の中心線C1は噴射弁ソケット20の中心線C2に対してメインパイプ11の長手方向だけでなくメインパイプ11から離れる方向にもオフセットしており、取付孔32に挿通するボルトの締結作業の作業性を良くしている。
図1〜図4に示したように、固定腕部34はメインパイプ11の長手方向にて噴射弁ソケット20の一側(図1及び図2に示した右側の2つの取付ブラケット30では左側で、左側の2つの取付ブラケット30では右側となっている)に取付板部31のメインパイプ11側の側縁部(一側縁部)から上方に延び、メインパイプ11の長手方向の一側にて上面を覆う位置まで延出している。固定腕部34はメインパイプ11の平面部(一側面)11b及び略円弧形をした上面に固着されている。
図1及び図2に示したように、取付ブラケット30にはメインパイプ11に対する固定を補強する補強ブラケット40が設けられている。補強ブラケット40はメインパイプ11と取付板部31とに固着された補強腕部41と、取付板部31を補強する補強リブ42とを備え、板材をプレス加工(塑性加工)して成形したものである。補強腕部41は、メインパイプ11の長手方向にて噴射弁ソケット20の他側(図1及び図2に示した右側の2つの補強ブラケット40では右側で、左側の2つの補強ブラケット40では左側となっている)、すなわち、メインパイプ11の長手方向にて噴射弁ソケット20を挟んだ固定腕部34の反対側に設けられている。補強腕部41は下端にて外側に折り曲げたフランジ部41aが取付板部31のメインパイプ11側の側縁部の上面に固着され、中間部及び上部がメインパイプ11の平面部(一側面)11b及び略円弧形をした上面とに固着されている。
図2に示したように、補強リブ42は、補強腕部41から取付板部31の上面にて取付孔32と挿通孔33との間をメインパイプ11の長手方向に延出している。この補強リブ42は、取付板部31の上面の取付孔32と挿通孔33との間で立設した状態で、下端に設けた外側に折り曲げたフランジ部42aが取付板部31の上面に固着されている。補強リブ42は、主として、取付板部31の取付孔32を形成した部分と挿通孔33を形成した部分との間の剛性を高めることを目的としたものである。メインパイプ11の長手方向に延びる補強リブ42の一実施形態として、この実施形態では、補強リブ42はメインパイプ11の長手方向にて噴射弁ソケット20に接近するに従ってメインパイプ11から離れる方向に傾斜させているが、メインパイプ11の長手方向に延びる補強リブ42の他の実施形態として、補強腕部41の端部をメインパイプ11から離れる方向にて取付孔32と挿通孔33との間となる位置まで略直角に屈曲させ、この屈曲させた部分から補強リブ42をメインパイプ11と平行になるように延出させてもよいし、補強リブ42をメインパイプ11の長手方向にて噴射弁ソケット20に接近するに従ってメインパイプ11に近づく方向に傾斜させてもよい。
また、図2に示したように、補強リブ42は上述したようにメインパイプ11の長手方向にて噴射弁ソケット20に接近するに従ってメインパイプ11から離れる方向に傾斜しており、補強リブ42の延出させた端部には噴射弁ソケット20の外周面の一部を覆う延出部43が設けられている。延出部43の内周面は噴射弁ソケット20の外周面に固着され、延出部43の下端にて外側に折り曲げたフランジ部43aが取付板部31の上面に固着されている。
この直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリ10を製造するときには、取付ブラケット30の挿通孔33に噴射弁ソケット20を下側から挿通し、取付板部31の挿通孔33の周縁部下面に噴射弁ソケット20の鍔部20bを固着させ、補強ブラケット40の補強腕部41、補強リブ42及び延出部43の各フランジ部41a,42a,43aを取付板部31の上面に固着させるとともに、延出部43の周面を噴射弁ソケット20の外周面の一部に固着させて、噴射弁ソケット20と取付ブラケット30と補強ブラケット40とからなるサブアセンブリを製造する。その後、メインパイプ11の両端に密栓プラグ12,13と、メインパイプ11の一端近傍部にジョイント部材14と、メインパイプ11の中央部にセンサ取付部材15と、メインパイプ11の連通孔11cと噴射弁ソケット20の連通孔20dとが連続する位置に噴射弁ソケット20と取付ブラケット30と補強ブラケット40からなるサブアセンブリとを溶接等により仮止めし、各部品をメインパイプ11に対してろう付けによって液密に固着させる。特に、噴射弁ソケット20と取付ブラケット30と補強ブラケット40とからなるサブアセンブリでは、メインパイプ11の平面部11bと噴射弁ソケット20の平面部20cとの間と、メインパイプ11の平面部11b及び上面と固定腕部34及び補強腕部41との間を隙間なく液密に固着させている。
上記のように構成した直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリ10においては、取付ブラケット30は板金をプレス加工(塑性加工)したものであるので、切削加工品を用いたときと比して材料コスト及び加工コストよりなる生産コストを低く抑えることができた。また、補強ブラケット40も取付ブラケット30と同様に板金をプレス加工(塑性加工)したものであるので、切削加工品を用いたときと比して生産コストを低く抑えることができた。取付ブラケット30には、取付板部31に取付孔32と噴射弁ソケット20の下部が挿通される挿通孔33を形成したので、挿通孔33に挿通した噴射弁ソケット20と取付孔32との位置の精度を高くすることができ、エンジンに対する組付性を高くすることができた。
また、燃料噴射弁Iから高圧の燃料を噴射したときに上向きの反力が噴射弁ソケット20に生じるが、噴射弁ソケット20は下縁に形成した外側に広がる鍔部20bの上面が取付板部31の挿通孔33の周縁部下面に固着されているので、噴射弁ソケット20に生じる上向きの反力を取付板部31で受けることができ、噴射弁ソケット20のメインパイプ11に対する固着部分に生じる負荷を抑えることができた。
また、エンジンの上下方向及び横方向の振動が取付ブラケット30を介してメインパイプ11に加わり、取付ブラケット30とメインパイプ11との間の固着部分に負荷が加わることがある。しかし、取付ブラケット30はメインパイプ11の長手方向にて噴射弁ソケット20の一側に固定腕部34がメインパイプ11の上面及び平面部11b(一側面)に固着されているだけでなく、メインパイプ11の長手方向にて噴射弁ソケット20の他側、すなわち噴射弁ソケット20の固定腕部34の反対側に補強ブラケット40の補強腕部41によってメインパイプ11と取付板部31とを固着して、メインパイプ11と取付ブラケット30とを補強ブラケット40により補強した。これにより、取付ブラケット30は噴射弁ソケット20の両側で固定腕部34と補強腕部41とによってメインパイプ11に対して強固に固定されるようになり、取付ブラケット30とメインパイプ11との間の固着部分に加わる負荷を低減させることができた。
さらに、取付ブラケット30では、噴射弁ソケット20の挿通孔33に対して取付孔32をメインパイプ11の長手方向に離間させている。また、取付孔32の中心線C1を噴射弁ソケット20の中心線C2に対してメインパイプ11の長手方向と直交する方向にオフセットさせている。これらにより、取付孔32に挿通したボルトやこのボルトを締結する締結工具が噴射弁ソケット20に干渉されずに、取付ブラケット30をエンジンに取り付けることができた。しかし、噴射弁ソケット20の挿通孔33に対して取付孔32をメインパイプ11の長手方向に離間させたことで、噴射弁ソケット20に上向きの反力が生じたときに、噴射弁ソケット20が取付孔32の中心線C1側に傾くおそれがある。これに対し、メインパイプ11の長手方向の噴射弁ソケット20の一側で取付ブラケット30の固定腕部34をメインパイプ11に固着し、噴射弁ソケット20の他側で取付板部31とメインパイプ11とを補強ブラケット40の補強腕部41によって固着するだけでなく、補強ブラケット40の補強腕部41から取付孔32と噴射弁ソケット20の挿通孔33との間にてメインパイプ11の長手方向に延びる補強リブ42を取付板部31の上面に立設させて固着して、取付孔32を形成した部分と挿通孔33を形成した部分の間の取付板部31の曲げ剛性を高くした。これにより、噴射弁ソケット20が取付孔32の中心線C1側に傾きにくくなり、噴射弁ソケット20と燃料噴射弁Iとの間のシール部分から燃料漏れのおそれを減少させることができた。なお、補強リブ42による取付板部31の曲げ剛性を高くする作用効果は、図6に示した変形例のように補強ブラケット40の延出部43を廃したものであっても得られるものである。
また、図1及び図2に示したように、補強ブラケット40の補強リブ42には噴射弁ソケット20の外周面の一部を覆う位置まで延出する延出部43を設け、延出部43を噴射弁ソケット20の外周面の一部に固着した。これにより、補強ブラケット40は噴射弁ソケット20及び取付ブラケット30のメインパイプ11に対する固着をさらに強固に補強できるようになった。なお、図7の変形例に示したように、補強ブラケット40の延出部43を噴射弁ソケット20の外周面からさらに取付ブラケット30の固定腕部34まで延出させ、延出部43の内周面を噴射弁ソケット20だけでなく固定腕部34にも固着させてもよい。この場合には、補強ブラケット40は噴射弁ソケット20及び取付ブラケット30のメインパイプ11に対する固着をより一層強固に補強できるようになる。また、図7に示した変形例では、延出部43の内周面を噴射弁ソケット20と固定腕部34とに固着させているが、本発明はこれに限られるものでなく、延出部43を噴射弁ソケット20に固着させることなく固定腕部34に固着させるようにしたものであってもよい。
上述した実施形態では、取付ブラケット30の取付板部31はメインパイプ11の長手方向にて平坦な板状をしているが、図8に示したように、取付板部31には取付孔32を形成した部分と挿通孔33を形成した部分との間を互いに上下に高さを変える段部31aを形成してもよい。このようにしたときには、メインパイプ11の長手方向に直交する仮想的な鉛直面内における取付板部31の曲げ剛性を高くすることができる。これにより、噴射弁ソケット20が取付孔32の中心線C1側に傾きにくくなり、噴射弁ソケット20と燃料噴射弁Iとの間のシール部分から燃料漏れのおそれを減少させることができた。なお、図8(a)に示したように、補強ブラケット40の延出部43の下端のフランジ部43aを取付板部31の上面に固着させてもよいし、また、図8(b)に示したように、補強ブラケット40の延出部43の下端のフランジ部43aを廃して、延出部43の下端を取付板部31の上面から離間させてもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態の直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリ10について図9及び図10を用いて説明する。第2実施形態の直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリ10も、直列4気筒の直噴型エンジンに用いられるものであり、主として第1実施形態の取付ブラケット30及び補強ブラケット40を変更したものである。第2実施形態の直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリ10においては、メインパイプ11の長手方向にて中央部の2つの取付ブラケット30(30B,30C)の取付板部31(31B,31C)の間に、これら取付板部31(31B,31C)を連結する連結部35を一体的に形成したものである。中央部の2つの取付ブラケット30B,30Cの取付板部31B,31Cは連結部35によって連続するように板材をプレス加工(塑性加工)して成形したものである。
補強ブラケット40は、第1実施形態と同様に、メインパイプ11と取付板部31とに固着された補強腕部41と、取付板部31を補強する補強リブ42と、補強リブ42の端部から噴射弁ソケット20の外周面の一部を覆う位置まで延出する延出部43とを備え、板材をプレス加工(塑性加工)して成形したものである。第1実施形態の補強腕部41はメインパイプ11の平面部11b及び上面に固着したものであるが、この第2実施形態の補強腕部41はメインパイプ11の平面部11bにだけ固着したものである。第1実施形態の補強腕部41は下縁のフランジ部41aを取付板部31に固着させているが、第2実施形態の補強腕部41は下縁のフランジ部41aを廃して下端を取付板部31に直接固着させている。第1実施形態では、補強リブ42の端部に設けた延出部43は噴射弁ソケット20の補強腕部41と反対側となる固定腕部34側まで延出して噴射弁ソケット20の外周面の略半分に固着されているのに対し、この第2実施形態では補強腕部41側の噴射弁ソケット20の外周面の1/6に固着されている。これ以外については上述した第1実施形態と同様である。
このように構成した第2実施形態の直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリ10においては、燃料噴射弁Iから高圧の燃料を噴射したときに各々の噴射弁ソケット20に異なる上向きの反力が生じることで各取付板部31に異なる上向きの負荷が生じることもある。この実施形態では、中央の取付板部31B,31Cの間に一体的に形成した連結部35によって両側の取付板部31B,31Cの剛性を高くして上下方向の変位量を抑制することができた。これにより、取付ブラケット30とメインパイプ11との固着部分と、噴射弁ソケット20とメインパイプ11との固着部分に加わる負荷を低減させることができた。また、各取付板部31(31A〜31D)の取付孔32の各々に挿通したボルトをエンジンに締結して取り付けるときに、ボルトを締結した取付板部31Bまたは31Cとボルトを締結していない取付板部31Cまたは31Bとの間で上下方向の変位が生じるおそれがある。このときも、取付板部31B,31Cの間に一体的に形成した連結部35によって両側の取付板部31B,31Cの剛性を高くして上下方向の変位量を抑制することができ、取付ブラケット30とメインパイプ11との固着部分と、補強ブラケット40とメインパイプ11との固着部分に加わる負荷を低減させることができた。
なお、この実施形態では、中央部の取付板部31B,31Cの間に連結部35を一体的に形成したが、本発明はこれに限られるものでなく、互いに隣り合う2つ以上の取付ブラケット30の取付板部31の間にこれらを連結する連結部35を一体的に形成するようにしたものであればよい。この場合には、例えば、左端の取付板部31Aとその隣の取付板部31Bの間、右端の取付板部31Dとその隣の取付板部31Cの間、右端の取付板部31Dを除いた左側の3つの取付板部31A〜31Cの各々の間、左端の取付板部31Aを除いた右側の3つの取付板部31B〜31Dの各々の間、全ての取付板部31A〜31Dの各々の間に連結部35を一体的に形成してもよく、このようにしたときにも上述したのと同様に、取付ブラケット30(30A〜30D)とメインパイプ11との固着部分と、補強ブラケット40とメインパイプ11との固着部分に加わる負荷を低減させる作用効果を得ることができる。
上述した第2実施形態では、メインパイプ11の長手方向にて中央部の2つの取付ブラケット30(30B,30C)の取付板部31(31B,31C)の間に、これら取付板部31(31B,31C)を連結する連結部35を一体的に形成したものであるが、本発明はこれに限られるものでなく、図11及び図12に示した変形例のように、中央部の2つの取付ブラケット30(30B,30C)の取付板部31(31B,31C)の間にこれらを連結する連結部材36を設けたものであってよい。連結部材36は断面形状がL字形の金属製の板材を用いたものであり、プレス加工、引抜成形または押出成形等の塑性加工をしたものである。連結部材36は中央部の2つの取付板部31(31B、31C)の上面に固着されている。なお、連結部材36は断面形状がL字形の金属製の板材に限られるものでなく、板厚を厚くして剛性を高めた金属製の平板材を用いたものであってもよいし、筒形(中空)の金属製パイプ材や、中実の金属製棒状部材を用いたものであってもよい。また、連結部材36を取付板部31(31B,31C)の上面に固着したが、これに限られるものでなく、連結部材36を取付板部31(31B,31C)の下面に固着したものであってもよい。
さらに、この実施形態では、中央部の取付板部31B,31Cの間に連結部材36を設けたが、本発明はこれに限られるものでなく、互いに隣り合う2つ以上の取付ブラケット30の取付板部31の間にこれらを連結する連結部材36を設けたものであってもよい(具体的な例については連結部35と同様であるので省略する)。また、この図9及び図10に示した第2実施形態の連結部35または図11及び図12に示した変形例の連結部材36を、上述した図1〜図5に示した第1実施形態または図6〜図8に示した各変形例に適用してもよい。
上述した各実施形態においては、噴射弁ソケット20はメインパイプ11の側面に固着したものであるが、これに限られるものでなく、噴射弁ソケット20の頂面をメインパイプ11の下面に固着したものであってもよく、このようにしたときにも同様の作用効果を得ることができる。
上述した各実施形態においては、取付孔32の中心線C1を噴射弁ソケット20の中心線C2に対してメインパイプ11から離れる方向にオフセットさせているが、本発明はこれに限られるものでなく、取付孔32の中心線C1を噴射弁ソケット20の中心線C2に対してメインパイプ11に近づく方向にオフセットさせてもよいし、取付孔32の中心線C1と噴射弁ソケット20の中心線C2とのメインパイプ11に対する距離を同じとしてもよい。このようにしたときにも、噴射弁ソケット20に上向きの反力が生じたときに、固定腕部34、補強腕部41及び補強リブ42により、噴射弁ソケット20の傾きを抑え、噴射弁ソケット20と燃料噴射弁Iとの間のシール部分から燃料漏れのおそれを減少させることができる。
上述した各実施形態においては、固定腕部34は取付板部31のメインパイプ11側の側縁からメインパイプ11の上面を覆う位置まで延出し、固定腕部34をメインパイプ11の平面部(一側面)11b及び略円弧形をした上面に固着させたが、本発明はこれに限られるものでなく、固定腕部34の上縁部をメインパイプ11の外周面に沿ってさらに延出させ、メインパイプ11の平面部11bと対向する他側面または他側面及び下面に固着させてもよく、この場合には、取付ブラケット30をメインパイプ11に対してさらに強固に固着できるようになる。同様に、補強腕部41をメインパイプ11の平面部(一側面)11b及び略円弧形をした上面に固着させたが、本発明はこれに限られるものでなく、補強腕部41をメインパイプ11の平面部11b及び上面に固着したものよりも若干強度が低下するが、補強腕部41をメインパイプ11の平面部(一側面)11bにだけ固着したものであってもよい。さらに、補強腕部41の上縁部をメインパイプ11の外周面に沿ってさらに延出させ、メインパイプ11の平面部11bと対向する他側面または他側面及び下面に固着させてもよく、この場合にも、補強ブラケット40により取付ブラケット30をメインパイプ11に対してさらに強固に固着できるようになる。
上記の各実施形態では、図1、図2、図9,図10、図11及び図12に示した右側の2つの取付ブラケット30は噴射弁ソケット20の左側に固定腕部34を設け、噴射弁ソケット20の右側に補強腕部41を設け、図1及び図2に示した左側の2つの取付ブラケット30は噴射弁ソケット20の右側に固定腕部34を設け、噴射弁ソケット20の左側に補強腕部41を設けた。本発明はこれに限られるものでなく、取付ブラケット30の固定腕部34を噴射弁ソケット20の右側または左側に設けたものであってもよく、また、補強ブラケット40の補強腕部41を噴射弁ソケット20の固定腕部34と反対側であれば、噴射弁ソケット20の左側または右側に設けたものであってもよい。この一例として、全ての取付ブラケット30の固定腕部34を噴射弁ソケット20の右側または左側に配置し、全ての補強ブラケット40の補強腕部41を固定腕部34の噴射弁ソケット20の反対側、具体的には左側または右側に配置したものであってもよい。同様に、取付ブラケット30の固定腕部34をメインパイプ11の長手方向にて噴射弁ソケット20の右側と左側とに交互に配置し、補強ブラケット40の補強腕部41を固定腕部34の噴射弁ソケット20の反対側、具体的には噴射弁ソケット20の左側と右側とに交互に配置したものであってもよい。
10…直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリ、11…メインパイプ、11a…燃料通路、20…噴射弁ソケット、20a…噴射弁挿入穴、20b…鍔部、30…取付ブラケット、31…取付板部、31a…段部、32…取付孔、33…挿通孔、34…固定腕部、35…連結部、36…連結部材、40…補強ブラケット、41…補強腕部、42…補強リブ、43…延出部。

Claims (5)

  1. 高圧燃料ポンプから加圧された燃料が供給される燃料通路が内部に形成されたメインパイプと、このメインパイプに一体的に固着されて燃料噴射弁が液密に挿入される噴射弁挿入穴を有する複数の噴射弁ソケットと、前記噴射弁ソケットに近接する位置にて前記メインパイプに一体的に固着されて同メインパイプをエンジンに取り付けるための取付孔を有した取付ブラケットとを備えた直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリにおいて、
    前記取付ブラケットは板金を塑性加工したものであり、前記取付孔を形成した取付板部に前記メインパイプの長手方向にて前記取付孔と離間した位置に前記噴射弁ソケットの下部が挿通される挿通孔を形成して、前記噴射弁ソケットの下縁に形成した外側に広がる鍔部の上面を前記挿通孔の周縁部下面に固着させるとともに、前記メインパイプの長手方向にて前記噴射弁ソケットの一側に前記取付板部の一側縁部から上方に延びる固定腕部を前記メインパイプの少なくとも上面及び一側面に固着するようにし、
    前記取付ブラケットには前記メインパイプの長手方向にて前記噴射弁ソケットの他側に前記取付板部の一側縁部と前記メインパイプの少なくとも一側面に固着された補強腕部を有した補強ブラケットを設け、
    この補強ブラケットには前記補強腕部から前記取付孔と前記挿通孔との間にて前記メインパイプの長手方向に延びる補強リブを設け、前記補強リブを前記取付板部の上面に固着したことを特徴とする直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリ。
  2. 請求項1に記載の直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリにおいて、
    前記補強リブには前記噴射弁ソケットの外周面の一部を覆う位置または前記固定腕部まで延出する延出部を設け、前記延出部を前記噴射弁ソケットの外周面と前記固定腕部との少なくとも一方に固着したことを特徴とする直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリ。
  3. 請求項1または2に記載の直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリにおいて、
    前記取付板部の前記取付孔を形成した部分と前記挿通孔を形成した部分との間には互いに上下に高さを変える段部を形成したことを特徴とする直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリ。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリにおいて、
    前記メインパイプの長手方向にて互いに隣り合う2つ以上の前記取付ブラケットの取付板部の間にはこれらを連結する連結部を一体的に形成したことを特徴とする直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリ。
  5. 請求項1〜3の何れか1項に記載の直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリにおいて、
    前記メインパイプの長手方向にて互いに隣り合う2つ以上の前記取付ブラケットの取付板部にはこれらを連結する連結部材を設けたことを特徴とする直噴エンジン用高圧燃料デリバリパイプアセンブリ。
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