JP4642981B2 - ダイナミックダンパ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体等の振動体に取り付けられ、振動体における振動を低減するダイナミックダンパに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動車等の車両における車体を構成するメンバ類には、メンバ類の共振振動数に対応する固有振動数を有するダイナミックダンパが配設されていて、車両のエンジンが発生する振動をこのダイナミックダンパが吸収し、メンバ類の振動を低減して、車両騒音を低下させていた。この種のダイナミックダンパとしては、例えば、パイプ状に形成された連結金具と、この連結金具の外周側へ配置された質量体としてのマス部材と、連結金具の外周面及びマス部材にそれぞれ加硫接着等により固着されてマス部材を連結金具へ弾性的に連結したゴム弾性体とを備えたものがある。
【0003】
上記のようなダイナミックダンパを車体のメンバ類に取り付ける際には、例えば、メンバ類に立設されたボルト軸を連結金具の中空部内を挿通させ、このボルト軸の連結金具内からの突出部にナットをねじ込むことにより、ダイナミックダンパをメンバ類へ固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のようなダイナミックダンパのメンバ類への取付作業は、通常、殆ど余分なスペースが無いエンジンルーム内で、電動レンチ等の比較的大型の工具を用いて行わなければならないため、作業性が良くないという問題がある。また上記のようなダイナミックダンパでは、メンバ類へ取り付けられた状態で連結金具の中空部内に水が溜まって、この水の影響によって長期的にはダイナミックダンパの連結金具や、車体におけるダイナミックダンパの周辺部に錆が発生し易くなる。このため、車両では、ダイナミックダンパ内の水による錆発生を防ぐためにダイナミックダンパに防錆塗装や防錆加工が必要となり、ダイナミックダンパの製造コストが増加するという問題がある。
【0005】
本発明の目的は、上記事実を考慮し、振動体への取付作業が簡単で、かつ水がかかり易い環境で使用されても内部に水が溜まることを防止できるダイナミックダンパを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るダイナミックダンパは、棒状の突起部が設けられ、振動体に固定されるベース金具と、略パイプ状に形成され、その中空部内へ前記突起部が圧入して前記ベース金具に連結固定される連結金具と、前記連結金具の外周側に配置された質量体と、前記連結金具の外周面及び前記質量体にそれぞれ固着され、該質量体を前記連結金具の外周面へ弾性的に連結した弾性部材と、前記連結金具における前記突起部の挿入側とは逆側の先端開口を密閉した閉止部材と、を有し、前記閉止部材はゴム状弾性体からなり、前記連結金具の中空部内に圧入されて前記先端開口を密閉することを特徴とするものである。
【0007】
上記構成のダイナミックダンパによれば、振動体の所定位置に予めベース金具を固定しておけば、このベース金具の突起部を連結金具の中空部内へ圧入するだけで、ベース金具を介して連結金具を振動体に連結固定できるので、ボルト又はナット等のねじ込み作業により振動体へ取り付けられるダイナミックダンパと比較し、ダイナミックダンパの振動体への取付作業が簡単になる。
【0008】
また上記構成のダイナミックダンパは振動体へ取り付けられた状態で、連結金具における突起部の挿入側の開口(挿入開口)が突起部により密閉され、かつ挿入開口とは逆側の先端開口が閉止部材により密閉されるので、自動車エンジンルーム内等の水のかかり易い環境下で使用されても、連結金具の中空部内に水が侵入することが防止される。この結果、連結金具内に溜まった水の影響により連結金具、ベース金具、振動体におけるダイナミックダンパの周辺部に錆が発生することが無くなる。
【0009】
ここで、ベース金具の突起部を連結金具の中空部内へ圧入する際には、焼きばめ、冷やしばめ等の熱収縮を利用した収縮ばめにより、突起部を連結金具内へ圧入する際に必要となる圧入力(加圧力)を低減し、かつ圧入後のベース金具と連結金具との連結強度を高めるようにしても良い。また弾性部材の一部により連結金具及び質量体の外部へ露出する外表面を被覆するようにすれば、連結金具及び質量体の外表面における錆発生を効果的に抑制できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係るダイナミックダンパについて図面を参照して説明する。
【0011】
(実施形態の構成)
図1及び図2には一例としてのダイナミックダンパ及びこのダイナミックダンパが取り付けられるエンジンマウントが示されている。
【0012】
先ず、エンジンマウント11について説明する。このエンジンマウント11は、所謂ブッシュタイプのものであって、自動車の車体上へ溶接、ボルト等により固定されるブラケット金具12及び、このブラケット金具12に組み付けられるマウント本体14を備えている。
【0013】
マウント本体14には、円筒状の外筒16と、この外筒16の中空部内に平行軸的に配置された小径円筒状の内筒18と、外筒16の外周面と内筒18の内周面との間へ配置されたゴム製の弾性体20とが設けられている。この弾性体20は内筒18の外周面に加硫接着され、この内筒18と共に外筒16の中空部内へ圧入されている。弾性体20は、マウント本体14の軸心SMを中心とする略X字状に形成され、軸心SMを中心とする径方向に沿って外周側へ延出する一対の圧接部22及び一対のストッパ部24がそれぞれ形成されている。ここで、一対の圧接部22の先端面はそれぞれ外筒16の内周面へ圧接し、また一対のストッパ部24の先端面は外筒16の内周面へ所定のクリアランスを空けて対向している。
【0014】
車体上に固定されるブラケット金具12は、ステンレス板等の金属板をコ字状に屈曲して形成されており、このブラケット金具12には、底板部26及び底板部26の軸方向両端部に上方へ向かって直角に屈曲された側板部28がそれぞれ形成されている。一対の側板部28は互いに略同一形状とされており、その軸心SMを中心とする中央部分には開口部30が形成されている。開口部30は軸方向から見て側板部28の上端側へ向かって開いた略U状とされ、その下端部付近には凹部32が形成されている。一方、外筒16の軸方向に沿った端面には、側板部28における凹部32にそれぞれ対応する一対の位置決め部34が軸方向へ突出するように形成されている。
【0015】
マウント本体14をブラケット金具12へ組み付ける際には、ブラケット金具12における一対の側板部28間にマウント本体14を嵌挿すると共に、外筒16の端面における一対の位置決め部34の何れかを側板部28における凹部32内へ挿入する。これにより、マウント本体14は軸方向及び軸心SMを中心とする回転方向における所定位置へ位置決めされる。さらに、マウント本体14は必要に応じて外筒16が溶接等によりブラケット金具12へ固定される。
【0016】
次に、上述したエンジンマウント11に取り付けられるダイナミックダンパ10について説明する。ダイナミックダンパ10には、図1に示されるようにエンジンマウント11の外筒16における外周面上に固定されるベース金具36が設けられている。ベース金具36には細長い丸棒状の突起部38及び、この突起部38の一端部に突起部38に対して大径の円板状とされた基台部39が一体的に設けられている。基台部39は、その下面側が外筒16における外周面頂部に溶接等によって固着され、突起部38をエンジンマウント11の軸心SMを中心とする径方向に沿って上方へ突出させる。
【0017】
ダイナミックダンパ10は、図1に示されるようにベース金具36を介してマウント本体14へ連結されるパイプ状の連結金具40を備えている。連結金具40内には、その軸心SDに沿って一端部を開口端44とする円柱状の中空部42が形成されており、この中空部42はベース金具36の外径に対して締りばめの内径を有している。また連結金具40には、中空部42の開口端44とは逆側の先端部に中空部42の先端開口を閉止するように盲板状の閉止部材46が一体的に形成されている。ここで、閉止部材46を連結金具40と一体的に形成する方法は特に限定されないが、例えば、円柱状の金属棒の一端からドリル等により金属棒内に有底状の中空部42を穿孔して連結金具40及び閉止部材46を同時に加工するようにしても、また連結金具40の先端部に閉止部材46を溶接、摩擦圧接等により固着して実質的に一体化するようにしても良い。
【0018】
ダイナミックダンパ10には、図1に示されるように連結金具40の外周側に質量体である金属製のマス部材48が配置されている。マス部材48は連結金具40の軸心SDに沿って細長い略直方体状に形成されており、図2に示されるように外周側の一側面から反対側の他側面へ向かってU字状のスロット部50が形成されている。スロット部50はマス部材48の下端面から上端面まで貫通し、このスロット部50内にはマス部材48の下端面側から連結金具40の突起部38が挿入されている。スロット部50の底部は軸心SDを中心とする曲率半径が略一定の曲面とされており、このスロット部50の底部と突起部38の外周面との間には径方向に沿った厚さが略一定のU字状の隙間が形成されている。
【0019】
マス部材48及び連結金具40の突起部38の間には、図1に示されるようにゴム製の弾性部材52が配置され、弾性部材52はマス部材48を突起部38へ弾性的に連結している。弾性部材52には、マス部材48のスロット部50と突起部38の外周面との間のU字状の隙間に充填されると共に、連結金具40及びマス部材48へそれぞれ加硫接着された連結部54が設けられ、さらに連結金具40の外周面及びマス部材48の外表面を覆った薄肉状の被覆部56,58がそれぞれ一体的に成形されている。この弾性部材52は、例えば、連結金具40及びマス部材48をそれぞれモールドコアとしてモールド成形され、このモールド成形と同時に弾性部材52における連結部54及び被覆部56,58が連結金具40及びマス部材48へそれぞれ加硫接着される。
【0020】
弾性部材52によりマス部材48が連結された連結金具40は、エンジンマウント11のマウント本体14がブラケット金具12へ組み付けられて後に、ベース金具36へ連結固定される。連結金具40をベース金具36へ連結固定する際には、図1に示されるように連結金具40の突起部38を連結金具40中空部42内へ圧入する。これにより、連結金具40はベース金具36へ常に一体となって変位するように連結固定される。従って、マス部材48は弾性部材52によりベース金具36に対して弾性的に連結される。
【0021】
ここで、ベース金具36の突起部38を連結金具40の中空部42内へ圧入する際には、連結金具40を加熱膨張させつつ突起部38を中空部42内へ圧入する焼きばめや、ベース金具36を冷却収縮させつつ突起部38を中空部42内へ圧入する冷やしばめを用いても良い。このような熱収縮を利用した収縮ばめを用いると、収縮ばめを利用しない圧入方法と比較し、突起部38を連結金具40の中空部42内へ圧入する際に必要となる圧入力(加圧力)を低減でき、しかも圧入後のベース金具36と連結金具40との連結強度を高めることができる。
【0022】
またベース金具36へ連結金具40が連結固定された状態で、連結金具40の突起部38は、その上端面が中空部42の中間部に達するまで圧入される。これにより、連結金具40の中空部42内には突起部38の先端面及び閉止部材46との間に気室43が形成される。この気室43は閉止部材46及び突起部38により密閉された状態になっており、気室43内には、ダイナミックダンパ10がエンジンルーム内で使用されても、水、腐蝕性ガス等の錆を発生させる物質が侵入しないようになっている。
【0023】
(実施形態の作用)
次に、ダイナミックダンパ10の作用を説明する。
【0024】
自動車のエンジン(図示省略)が作動すると、このエンジンからは振動が発生してエンジンマウント11へ伝えられる。これにより、弾性体20の内部摩擦により振動エネルギーが吸収され、マウント本体14及びブラケット金具12を介して車体側へ伝達される振動が減衰する。但し、このようなエンジンマウント11により効果的に減衰できる振動は特定の周波数域のものに限定されており、その周波数域に対して入力振動の周波数が離れるに従って入力振動に対する減衰効果が低減する。
【0025】
一方、ダイナミックダンパ10には、マス部材48を質量体とした振動系が構成され、この振動系はエンジンマウント11の固有振動数に対して高い周波数を共振周波数とするように構成されている。従って、エンジンからエンジンマウント11へ伝えられる振動の周波数が高くなって外筒16が振動すると、この振動(高周波振動)がダイナミックダンパ10へ伝えられてマス部材48へ弾性部材52を弾性変形させつつ共振する。このとき、エンジンマウント11の外筒16が上下方向に沿って振動すると、ダイナミックダンパ10の弾性部材52は主として剪断変形し、また外筒16が水平方向に沿って振動するとダイナミックダンパ10の弾性部材52は圧縮・引張変形する。従って、ダイナミックダンパ10では、弾性部材52の厚さ及び断面積を変化させ、剪断方向及び圧縮・引張方向に沿った剛性を調整することで、上下方向及び水平方向に沿った振動に対する共振周波数をそれぞれチューニングできる。
【0026】
ダイナミックダンパ10では、マス部材48が共振するとマス部材48の慣性力が反力としてエンジンマウント11の外筒16へ伝えられ、この慣性力は外筒16の振動を打ち消す制御力としてエンジンマウント11へ作用する。この結果、エンジンマウント11により効果的に減衰できない高周波振動をダイナミックダンパ10からの制御力によって効果的に減衰できるので、エンジンマウント11だけで入力振動を減衰する場合と比較し、広い周波数域の振動を効果的に減衰できる。
【0027】
また、ダイナミックダンパ10によれば、振動体であるエンジンマウント11の外筒16に予めベース金具36を固定しておけば、このベース金具36の突起部38を連結金具40の中空部42内へ圧入するだけで、ベース金具36を介して連結金具40を外筒16に連結固定できるので、ボルト又はナット等のねじ込み作業により外筒16へダイナミックダンパを取り付ける場合と比較し、ダイナミックダンパ10の外筒16への取付作業が簡単になる。
【0028】
また、ダイナミックダンパ10は、エンジンマウント11の外筒16へ取り付けられた状態で、連結金具40における開口端44が突起部38により密閉され、かつ中空部42の先端開口が閉止部材46により密閉されるので、水や油がかかり易い自動車エンジンルーム内で使用されても連結金具40の中空部42内に水に水が侵入することを防止できる。この結果、連結金具40内に溜まった水の影響によりダイナミックダンパ10、エンジンマウント11、車体におけるダイナミックダンパ10の周辺部に錆が発生することを防止できる。
【0029】
また、ダイナミックダンパ10では、連結金具40の外周面及びマス部材48の外表面がそれぞれ被覆部56,58によりそれぞれ被覆されていることにより、自動車のエンジンルーム内で使用されても、連結金具40の外周面及びマス部材48の外表面に錆が発生することを防止でき、連結金具40及びマス部材48への防錆塗装や防錆加工を省略又は簡略化できる。
【0030】
(実施形態に係るダイナミックダンパ)
図3には本発明の実施形態に係るダイナミックダンパ60が示されている。図3に示されるダイナミックダンパ60では、パイプ状の連結金具40の上端面に中空部42が先端開口45として開口しており、この先端開口45がゴム製の閉止部材62により密閉されている。閉止部材62は中空部42の内径より大径の円柱状に成形されており、先端開口45から中空部42内へ圧入されて、その外周面を中空部42の内周面へ全周に亘って圧接させている。これにより、図1及び図2に示されるダイナミックダンパ10と同様に、エンジンマウント11の外筒16へ取り付けられた状態で、連結金具40における開口端44が突起部38により密閉され、かつ中空部42の先端開口45が閉止部材62により密閉されるので、水や油がかかり易い自動車エンジンルーム内で使用されても連結金具40の中空部42内に水が侵入することを防止でき、連結金具40内に溜まった水の影響によりダイナミックダンパ10、エンジンマウント11、車体におけるダイナミックダンパ10の周辺部に錆が発生することを防止できる。またダイナミックダンパ60では、規格品として市販されている金属製パイプを所定の長さとなるように切断加工するだけで連結金具40を製造できるので、ダイナミックダンパ60の製造コストを低減できる。
【0031】
なお、ダイナミックダンパ60では、閉止部材62の素材としてはゴム以外にも弾性を有する各種の樹脂も用いることができ、また中空部42内にゴム製の閉止部材62を圧入したが、連結金具40をモールドとして閉止部材62をモールド成形すると同時に外周面を中空部42の内周面へ加硫接着し、先端開口45を密閉するようにしても良い。また閉止部材を金属により成形し、この閉止部材を中空部42内へ挿入すると共にかしめることにより、あるいは閉止部材の外周面及び中空部42の内周面にねじを加工し、この閉止部材を中空部42内へねじ込むことにより、金属製の閉止部材により先端開口45を密閉するようにしても良い。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のダイナミックダンパによれば、振動体への取付作業が簡単になり、かつ水がかかり易い環境で使用されても内部に水が溜まることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一例としてのダイナミックダンパ及びこのダイナミックダンパが取り付けられるエンジンマウントの構成を示す側面断面図である。
【図2】 一例としてのダイナミックダンパ及びこのダイナミックダンパが取り付けられるエンジンマウントの構成を示す平面図である。
【図3】 本発明の実施形態に係るダイナミックダンパ及びこのダイナミックダンパが取り付けられるエンジンマウントの構成を示す側面断面図である。
【符号の説明】
10 ダイナミックダンパ
11 エンジンマウント(振動体)
36 ベース金具
38 突起部
40 連結金具
42 中空部
45 先端開口
46 閉止部材
48 マス部材(質量体)
52 弾性部材
60 ダイナミックダンパ
62 閉止部材
Claims (1)
- 棒状の突起部が設けられ、振動体に固定されるベース金具と、
略パイプ状に形成され、その中空部内へ前記突起部が圧入して前記ベース金具に連結固定される連結金具と、
前記連結金具の外周側に配置された質量体と、
前記連結金具の外周面及び前記質量体にそれぞれ固着され、該質量体を前記連結金具の外周面へ弾性的に連結した弾性部材と、
前記連結金具における前記突起部の挿入側とは逆側の先端開口を密閉した閉止部材と、
を有し、
前記閉止部材はゴム状弾性体からなり、前記連結金具の中空部内に圧入されて前記先端開口を密閉することを特徴とする、ダイナミックダンパ。
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