JP4640692B2 - アクセル装置 - Google Patents

アクセル装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4640692B2
JP4640692B2 JP2004036605A JP2004036605A JP4640692B2 JP 4640692 B2 JP4640692 B2 JP 4640692B2 JP 2004036605 A JP2004036605 A JP 2004036605A JP 2004036605 A JP2004036605 A JP 2004036605A JP 4640692 B2 JP4640692 B2 JP 4640692B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accelerator
stopper
pedal
accelerator pedal
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004036605A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005225381A (ja
Inventor
豪宏 齊藤
博司 竹山
治彦 鈴木
茂 長谷川
匡宏 牧野
公雄 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2004036605A priority Critical patent/JP4640692B2/ja
Priority to CNB2005100081372A priority patent/CN100520014C/zh
Priority to US11/052,881 priority patent/US8001870B2/en
Priority to DE102005006379.9A priority patent/DE102005006379B4/de
Publication of JP2005225381A publication Critical patent/JP2005225381A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4640692B2 publication Critical patent/JP4640692B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05GCONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
    • G05G1/00Controlling members, e.g. knobs or handles; Assemblies or arrangements thereof; Indicating position of controlling members
    • G05G1/30Controlling members actuated by foot
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05GCONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
    • G05G1/00Controlling members, e.g. knobs or handles; Assemblies or arrangements thereof; Indicating position of controlling members
    • G05G1/30Controlling members actuated by foot
    • G05G1/38Controlling members actuated by foot comprising means to continuously detect pedal position
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20528Foot operated
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20528Foot operated
    • Y10T74/20534Accelerator
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20528Foot operated
    • Y10T74/2054Signal

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Description

本発明は、アクセル装置に関する。
従来、アクセルペダルの踏込操作に応じて車両の運転状態を制御するアクセル装置が知られている。アクセル装置では一般に、軸受部材に回転軸が支持されたアクセルペダルを踏力によって正転させる一方、ばねの付勢力によってアクセルペダルを逆転させ、その逆転をストッパへのアクセルペダルの当接によって制限している。
こうしたアクセル装置の一種に、例えば特許文献1に開示されるようなアクセルペダルと車両のスロットル装置とを機械的に非連結としたアクセルバイワイヤ方式の装置がある。アクセルバイワイヤ方式のアクセル装置では、例えば特許文献2に開示されるような回転角度センサによってアクセルペダルの回転角度を検出し、その検出結果を表す信号をスロットル装置の制御装置に出力するようにしている。
欧州特許出願公開第0748713A2号明細書 特開2003−185471号公報
図28は、従来のアクセルバイワイヤ方式のアクセル装置について、アクセルペダルがストッパに当接するペダル全閉時の状態を模式的に示している。ペダル全閉時には、図28(A)に示すようにアクセルペダル101の受力部102がばね103の付勢力Fを継続的に受ける。そのため、アクセル装置が高温環境下等に放置された場合、アクセルペダル101の受力部102及び回転軸104と、それら要素102,104から荷重を受けるストッパ105及び軸受部材106とにクリープ等の塑性変形が生じる。特にこの塑性変形は、要素102,104,105,106が樹脂で形成される場合に大きくなる。こうした塑性変形が生じた場合には図28(B)に示すように、アクセルペダル101の受力部102は付勢力Fの作用方向に位置ずれし、また一方、アクセルペダル101の回転軸104は付勢力Fの作用方向とは逆方向に位置ずれする。このように受力部102と回転軸104とが互いに逆方向に位置ずれすることで、アクセルペダル101は、踏み込まれていないにも拘わらず回転してしまう。したがって、回転角度センサの出力信号が誤った回転角度を表すことになる。
図29は、特許文献2に開示の回転角度センサについて、ペダル全閉時の状態を示している。尚、図29では、Z方向がアクセルペダルの回転軸の軸方向(紙面垂直方向)と一致する三次元の直交座標系を定義している。ペダル全閉時において、図29(A)の如くX方向に並んでいるコア110のコア片112,113は組付公差によってY方向に互いにずれていることがある。このずれが生じている場合には、Y方向にコア110を挟んで平行に向き合っているヨーク120,121の平面部122,123の一方にコア片112が直近となり、平面部122,123の他方にコア片113が直近となる。その結果、各平面部122,123と直近のコア片112,113との間に形成される磁気ギャップを磁束が通過するようになり、コア110では磁気抵抗バランスが崩れるため、コア片112,113間に挟まれているホール素子111に磁束が流れる。さらにこの状態で、上記塑性変形等に起因する回転軸の位置ずれが図29(B)の如くY方向に生じると、回転軸に固定のヨーク120,121が軸受部材に固定のコア110に対してY方向に相対変位する。その結果、各平面部122,123と直近のコア片112,113との間の磁気ギャップの幅が変化し、コア110における磁気抵抗バランスが大きく崩れるため、ホール素子111にはさらに多くの磁束が流れるようになる。したがって、アクセルペダルが回転していないにも拘わらずホール素子111の出力信号、即ち回転角度センサの出力信号が変化してしまうため、その出力信号は誤った回転角度を表すことになる。
本発明の目的は、アクセルペダルの回転角度を高精度に検出可能なアクセル装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明では、アクセルペダルがストッパに当接した状態でアクセル装置が高温環境下等に放置されると、付勢部材の付勢力(以下、単に付勢力という)を継続的に受けるアクセルペダルの回転軸(以下、単に回転軸という)やそれを支持する軸受に塑性変形が生じる可能性がある。しかし、請求項1に記載の発明によると、ストッパおよび当接部の少なくともいずれか一方は、ストッパと当接部とが当接するとき係止部に対し付勢力が作用する方向と同方向に延びる平坦面を有するように構成され、ストッパと当接部とが当接した状態では、当接部が前記方向へ案内されるようになっており、アクセルペダル全体が前記方向へ移動することで、アクセルペダルの回転角度の変化が防止される。このため、回転軸の位置ずれ方向が付勢力の作用方向に制限される。しかもこのとき、アクセルペダルにおいて付勢力を受けている部位は付勢力の作用方向に変位するため、アクセルペダルの回転角度は変化しない。このように請求項1に記載の発明によれば、アクセルペダルが踏み込まれていないにも拘わらずアクセルペダルの回転角度(以下、単に回転角度という)が変化することを防止できる。したがって、回転角度センサは正しい回転角度を検出することができるので、回転角度の検出精度が高くなる。
ここで、Z方向が回転軸の軸方向と一致する三次元の直交座標系を定義する。
請求項1に記載の発明では、アクセルペダルがストッパに当接するペダル全閉時において、直交座標系のX方向に並ぶ磁気検出部の二つの第一磁性体が組付公差によって直交座標系のY方向に互いにずれている可能性がある。磁界形成部において直交座標系のY方向に磁気検出部を挟んで向き合う二つの第二磁性体の各対面部は直交座標系のX軸と平行であるため、上記ずれが生じている場合のペダル全閉時には、一方の対面部と他方の対面部とにそれぞれ一方の第一磁性体と他方の第一磁性体とが直近となる。その結果、各対面部と直近の第一磁性体との間に形成される磁気ギャップ(以下、単に磁気ギャップという)を磁束が通過するようになり、二つの第一磁性体間に挟まれている磁電変換素子には僅かに磁束が流れる。しかし、請求項1に記載の発明によると、軸受部材及び回転軸の一方と他方とにそれぞれ磁気検出部と磁界形成部とが固定され、直交座標系のX軸がペダル全閉時の回転軸の位置ずれ方向に沿っているため、ペダル全閉時に回転軸が位置ずれしても磁気ギャップの幅が実質的に変化しない。そのため、磁電変換素子を流れる磁束もまた実質的に変化しない。このように請求項1に記載の発明によれば、アクセルペダルが回転していないにも拘わらず磁電変換素子を流れる磁束に変化が生じることを防止できる。したがって、磁電変換素子の出力信号に基づいて正しい回転角度を検出できるので、回転角度の検出精度が高くなる。
請求項4に記載の発明によると、ストッパはアクセルペダルに線接触するので、ストッパとアクセルペダルとの接触面積が小さくなる。これにより、ストッパ及び/又はアクセルペダルの塑性変形に起因してストッパとアクセルペダルとの当接位置が変わることを防止できる。
尚、ストッパについては、請求項5に記載の発明の如くアクセルペダルに面接触させるようにしてもよい。
尚、磁電変換素子については、例えば請求項6に記載の発明の如くホール素子により、あるいは請求項7に記載の発明の如く磁気抵抗素子により磁気を検出してその検出結果を表す信号を出力するように構成することができる。
請求項8に記載の発明によると、各第一磁性体は同一形状に形成されるので、その形成が容易となり、また回転方向に依らない一定の特性が得られるようになる。
請求項9に記載の発明によると、軸受部材及び回転軸の少なくとも一方は樹脂で形成されるので、軽量化及び低コスト化を図りつつ、構成要素の塑性変形及び/又は回転軸の位置ずれに依らない高い検出精度を確保できる。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第一実施形態)
本発明の第一実施形態によるアクセル装置を図2及び図3に示す。第一実施形態のアクセル装置1は車両に設置され、運転者によるアクセルペダル2の踏込操作に応じて車両の運転状態を制御する。アクセル装置1はアクセルバイワイヤ方式を採用しており、アクセルペダル2は車両のスロットル装置に機械的に連結されていない。その代わりにアクセル装置1は、アクセルペダル2の回転角度を回転角度センサ5で検出し、その検出結果を表す信号を車両のエンジンの電子制御装置(ECU)に出力する。これによりECUは、回転角度センサ5の出力信号から割り出したアクセルペダル2の回転角度に基づいてスロットル装置を制御する。
アクセルペダル2を支持するハウジング10は、開口10aを通じて開いた箱形に樹脂で形成されている。ハウジング10は、底板11、天板12、二つの側板13,14及び繋板15を有している。
ボルト等によって車両に固定される底板11は、天板12と向き合っている。天板12において開口10aを形成する縁部に、ストッパ4が一体に形成されている。天板12の内壁には、深部側ほど小径となる段付き孔状の固定孔16が形成されている。
側板13,14は底板11及び天板12に垂直に接続され、互いに向き合っている。一方の側板13はハウジング10の他の部位に着脱可能である。側板13の内壁には、円筒状の軸受3が設けられている。側板13において軸受3の基端部側を閉塞する部分は、軸受3の内周側において回転角度センサ5の磁気検出部50を支持する支持部17を形成している。以上、軸受3を有する側板13が「軸受部材」に相当する。側板13の外壁に一体に形成されたコネクタ18には、回転角度センサ5とECUとを電気的に繋ぐためのターミナル19が埋設されている。
繋板15は、底板11の一端部と天板12の一端部との間並びに側板13,14の各一端部の間を繋ぐように配置されている。ハウジング10の開口10aは底板11の他端部と天板12の他端部との間並びに側板13,14の各他端部の間に形成され、繋板15と向き合っている。
アクセルペダル2はハウジング10の軸受3に回転軸20を支持され、回転軸20の軸心C周りに正逆転自在である。尚、図2において、Xはアクセルペダル2の正転側を表し、Yはアクセルペダル2の逆転側を表している。
具体的にアクセルペダル2は、一体となって正逆転するペダルアーム21及びペダルロータ22から構成されている。
ペダルアーム21は樹脂で棒状に形成されている。ペダルアーム21において、回転軸20を有する一端部21a側はハウジング10に収容され、他端部21b側は開口10aよりハウジング10の外部に延出している。
ペダルアーム21は、運転者により踏み込まれる踏部23を端部21bに有している。運転者は踏力Fを踏部23に作用させることによって、ペダルアーム21さらにはペダルロータ22を正転させる。以上、踏力Fを受ける踏部23が「第一受力部」に相当する。
ペダルアーム21は二つの側壁部24,25を端部21aに有している。側壁部24と側壁部25とは、回転軸20の軸方向において互いに平行に向き合っている。側板13に正対する側壁部25には、回転軸20が一体に形成されている。回転軸20は側壁部25の側板13側の壁面から回転軸20の軸方向に円筒状に突出している。回転軸20は側板13の軸受3の内周側に挿入され、当該軸受3によって回転自在に支持されている。本実施形態では、回転軸20の外周面と軸受3の内周面との間に僅かなクリアランスが存在しており、そのクリアランスの範囲内で回転軸20の位置ずれが径方向に許容されている。
ペダルアーム21は、長手方向の回転軸20と踏部23との間となる位置に当接部28を有している。当接部28はペダルアーム21の本体部26から逆転側に突出し、ストッパ4に当接可能となっている。踏部23に踏力Fが作用してストッパ4から当接部28が離れるときには、ペダルアーム21及びペダルロータ22の正逆転が許容される。これに対し、逆転するペダルアーム21の当接部28がストッパ4に当接するときには、ペダルアーム21及びペダルロータ22のそれ以上の逆転が禁止される。即ちペダルアーム21及びペダルロータ22からなるアクセルペダル2は、その逆転をストッパ4への当接によって制限される。そしてこのとき、アクセルペダル2が全閉位置で停止することとなる。以下では、当接部28がストッパ4に当接するときを「ペダル全閉時」という。
ペダルロータ22は樹脂で形成され、ハウジング10に収容されている。ペダルロータ22は円盤状の回動部36を有し、回動部36の両側面をペダルアーム21の両側壁部24,25で挟まれている。回動部36において側壁部25側の側面には、複数のはす歯35が設けられている。複数のはす歯35は、回転軸20の軸心C周りに等間隔に設けられている。ペダルアーム21の側壁部25において回動部36側の壁面には、複数のはす歯34が設けられている。複数のはす歯34は、回転軸20の軸心C周りに等間隔に設けられ、回転軸20の軸方向において向き合うはす歯35のいずれかと噛み合っている。この噛み合いによって、ペダルアーム21とペダルロータ22とが一体となって同一方向に回転可能となっている。例えば、ペダルアーム21の踏部23が踏力Fを受けるときペダルロータ22はペダルアーム21と共に正転する。
ペダルロータ22は板状の係止部37を有している。係止部37は回動部36の外周縁部からその接線方向に突出している。係止部37において天板12側を向く板面37aから突出する突部38は、その突出側ほど小径となる段付円柱状に形成されている。本実施形態では、係止部37において底板11側を向く板面37bがペダルロータ22の任意の回転位置において底板11と接触しないように設計されている。
「付勢部材」としての二重コイルばね8は、軸方向にほぼ一定径の円筒形圧縮コイルばねを二つ組み合わせて構成されている。二重コイルばね8において外側コイル8aは内側コイル8bよりも大径に形成され、内側コイル8bの外側に軸方向を同じくして配置されている。外側コイル8a及び内側コイル8bの各一端部は天板12の固定孔16に固定され、外側コイル8a及び内側コイル8bの各他端部は係止部37の突部38に係止されている。外側コイル8a及び内側コイル8bは、天板部12と係止部37との間で軸方向に圧縮されることにより復原力を発生する。また、本実施形態において外側コイル8a及び内側コイル8bは、反回転軸側に凸となる形態で湾曲しており、この湾曲によっても復原力を発生する。したがって二重コイルばね8は、外側コイル8a及び内側コイル8bの各々で発生した復原力の合力を付勢力Fとして、係止部37に作用させる。このとき付勢力Fは、ペダルロータ22及びペダルアーム21を逆転させるように係止部37に作用する。以上、付勢力Fを受ける係止部37が「第二受力部」に相当する。
次に、ストッパ4並びにペダルアーム21の当接部28について詳細に説明する。
ストッパ4は天板12の縁部からペダルアーム21の当接部28側に向かって突出している。天板12との一体樹脂成形により形成されるストッパ4には、補強用の金属芯材40が埋設されている。ストッパ4の突出側の先端面は、回転軸20に垂直な断面(以下、軸直断面という)における輪郭線が円形の湾曲凸面42を形成している。
当接部28は、ストッパ4側を向く平坦面29を有している。当接部28はこの平坦面29においてストッパ4の湾曲凸面42に線接触する。この線接触によりストッパ4と当接部28との接触面積が小さくなるので、それら要素4,28がクリープ等、塑性変形して互いの当接位置が変わることを防止できる。ペダル全閉時において平坦面29の軸直断面の輪郭線は、係止部37に対する付勢力Fの作用方向に沿う仮想直線Lと重なる。そのため、ペダル全閉時において当接部28は湾曲凸面42に対して付勢力Fの作用方向に沿って摺動可能となる。換言すれば、ペダル全閉時においてストッパ4は当接部28を付勢力Fの作用方向に沿って案内することができる。
図1は、ペダル全閉時の装置1の状態を模式的に示している。この図1に示すペダル全閉時において装置1が高温環境下等に放置されると、係止部37に付勢力Fを継続的に受けているアクセルペダル2の回転軸20やそれを支持する軸受3にクリープ等の塑性変形が生じる可能性がある。しかし本実施形態では、ストッパ4により当接部28が係止部37に対する付勢力Fの作用方向に沿って案内されるため、軸受3に対する回転軸20の位置ずれ方向が付勢力Fの作用方向に制限される。しかもこのとき、付勢力Fを受ける係止部37は付勢力Fの作用方向に変位するため、アクセルペダル2の回転角度は変化しない。したがって、アクセルペダル2が踏み込まれていないにも拘わらず、回転軸20及び/又は軸受3の塑性変形によって回転角度センサ5の出力信号が変化することを防止できる。
次に、回転角度センサ5について詳細に説明する。
ここで図2に示すように、Z方向が回転軸20の軸方向に一致し且つペダル全閉時にX方向が係止部37への付勢力Fの作用方向に沿う三次元の直交座標系を定義する。本実施形態においてこの直交座標系は、回転軸20に固定の系とされる。即ちこの直交座標は、図4及び図5の各分図(A)に座標軸を示すように、回転軸20の軸心Cと一致するZ軸の周りに回転軸20と一緒に回転する系である。尚、以下では、直交座標系のX方向、Y方向及びZ方向を単にX方向、Y方向及びZ方向といい、また直交座標系の座標軸であるX軸、Y軸、Z軸を単にX軸、Y軸、Z軸という。
図3に示すように、回転角度センサ5は磁気検出部50及び磁界形成部60を有している。
磁気検出部50は、軸受3と同軸上に側板13の支持部17に固定されている。図4に示すように磁気検出部50は、二つのステータ52,53と磁電変換素子54とから構成されている。第一磁性体としてのステータ52,53は鉄等の磁性材で互いに同一形状に形成されている。本実施形態のステータ52,53は、Z方向から視て半月形の板状である。ステータ52,53は、Z軸に関して回転対称となるように且つ図4に示すペダル全閉時にはX方向に並ぶように配置され、磁気検出ギャップGを挟んで向き合っている。磁電変換素子54は、ホール素子に増幅器等の信号処理回路を組み合わせたものであり、磁気検出ギャップG内に配置されている。磁電変換素子54の磁気検出方向は磁気検出ギャップGの幅方向、即ちステータ52,53の並び方向に設定されている。磁電変換素子54はそれを通過する磁束密度、具体的には磁気検出方向の磁束密度を検出し、検出した磁束密度に応じた電圧の信号をECUに出力する。この信号が回転角度センサ5の出力信号となる。
磁界形成部60は回転軸20に同軸上に固定され、回転軸20と一体に正逆転可能である。磁界形成部60は、二つの磁石62,63と二つのヨーク64,65とから構成されている。磁石62,63は互いに同一形状の永久磁石である。磁石62,63はY軸に関して線対称となるように配置され、X方向に磁気検出部50を挟んで向き合っている。第二磁性体としてのヨーク64,65は鉄等の磁性材で互いに同一形状に形成されている。本実施形態のヨーク64,65は、Z方向から視てU字形の板状である。ヨーク64,65はX軸に関して線対称となるように配置され、Y方向に磁気検出部50を挟んで向き合っている。各ヨーク64,65においてY方向に向き合う対面部66,67は、X軸に平行且つ互いに平行な平坦面状である。対面部66,67は、回転軸20の任意の回転位置において磁気検出部50と接触しないように形成されている。一方のヨーク64は、その両端に固定された磁石62,63の同じN極同士を磁気的に繋いでいる。他方のヨーク65は、その両端に固定された磁石62,63の同じS極同士を磁気的に繋いでいる。
図5は、アクセルペダル2が踏み込まれて当接部28がストッパ4から離れているときの状態を示している。このときには、対面部66に対してステータ52が直近となることで対面部66とステータ52との間に磁気ギャップG11が形成され、また対面部67に対してステータ53が直近となることで対面部67とステータ53との間に磁気ギャップG21が形成される。これにより回転角度センサ5においては、図5(B)に模式的に示すように磁束α,βを流す主磁気回路が形成される。ここで磁束αは、磁石62からヨーク64、磁気ギャップG11、ステータ52、磁気検出ギャップG、ステータ53、磁気ギャップG21、ヨーク65を順次通過して磁石62に戻るように流れる。また、磁束βは、磁石63からヨーク64、磁気ギャップG11、ステータ52、磁気検出ギャップG、ステータ53、磁気ギャップG21、ヨーク65を順次通過して磁石63に戻るように流れる。そして、このように磁束α,βが流れることによって磁電変換素子54には磁束が流れ、磁電変換素子54の出力信号の電圧が回転軸20の回転角度にほぼ比例した値となる。
図4は、理想的なペダル全閉時の状態を示している。この理想的なペダル全閉時には、対面部66,67の各々に対してステータ52,53の双方が直近となることで、対面部66とステータ52,53との間に各々ほぼ同一量の磁気ギャップG12,G13が形成され、対面部67とステータ52,53との間にも同様に磁気ギャップG22,G23が形成される。これにより回転角度センサ5においては、図4(B)に模式的に示すように磁束α,βを流す主磁気回路が形成される。ここで磁束αは、磁石62からヨーク64、磁気ギャップG12、ステータ52、磁気ギャップG22、ヨーク65を順次通過して磁石62に戻るように流れる。また、磁束βは、磁石63からヨーク64、磁気ギャップG13、ステータ53、磁気ギャップG23、ヨーク65を順次通過して磁石63に戻るように流れる。そして、このように磁束α,βが流れることによって磁電変換素子54には磁束が流れず、磁電変換素子54の出力信号の電圧が最小値となる。
しかし、現実的にはステータ52,53が組付公差によって並び方向に垂直な方向に互いにずれ易く、その場合のペダル全閉時には、図6(A)に示すようにステータ52,53がY方向に互いにずれた形となる。そのため、対面部66に対してステータ52,53の一方(図6はステータ52の例)が直近となり、対面部67に対してステータ52,53の一方(図6はステータ53の例)が直近となる。これによって、対面部66,67と各々に直近のステータとの間には磁気ギャップG14,G24が形成され、図6(B)に模式的に示すように磁束α,βを流す主磁気回路が回転角度センサ5において形成される。ここで磁束αは、磁石62からヨーク64、磁気ギャップG14、対面部66に直近のステータ、磁気検出ギャップG、対面部67に直近のステータ、磁気ギャップG24、ヨーク65を順次通過して磁石62に戻るように流れる。また、磁束βは、磁石63からヨーク64、磁気ギャップG14、対面部66に直近のステータ、磁気検出ギャップG、対面部67に直近のステータ、磁気ギャップG24、ヨーク65を順次通過して磁石63に戻るように流れる。そして、このように磁束α,βが流れることによって磁電変換素子54には僅かに磁束が流れ、磁電変換素子54の出力信号の電圧が上記理想的な場合の電圧から僅かに変化する。
図6(A)に示す如くステータ52,53が互いにずれている場合のペダル全閉時には、先述した原理によって付勢力Fの作用方向に回転軸20が位置ずれすると、磁気検出部50に対して磁界形成部60がX方向に相対移動する。これは、回転軸20の位置ずれ方向である付勢力Fの作用方向に沿うようにX方向が定義されていることによる。本実施形態では、対面部66,67がX軸に平行であることから、磁気検出部50に対して磁界形成部60がX方向に相対移動しても、磁気ギャップG14,G24の幅は実質的に変化しない。そのため、磁電変換素子54に流れる磁束、ひいては磁電変換素子54の出力信号の電圧も実質的に変化しない。したがって、アクセルペダル2が回転していないにも拘わらず、回転軸20の位置ずれにより回転角度センサ5の出力信号が変化することを防止できる。
以上説明したように第一実施形態によれば、回転軸20及び/又は軸受3の塑性変形並びに当該塑性変形による回転軸20の位置ずれが生じても、回転角度センサ5の出力信号が変化することを防止できる。したがって、ECUでは、回転角度センサ5の出力信号に基づいてアクセルペダル2の回転角度を精確に割り出すことができるので、ECUによるスロットル装置の制御精度も向上する。
(第二〜第七実施形態)
本発明の第二〜第七実施形態によるアクセル装置について、図7〜図12を参照しつつ説明する。
第二実施形態のアクセル装置では、図7に示すようにストッパ4の先端面が平坦面70とされている。ペダル全閉時において平坦面70の軸直断面の輪郭線は、係止部37に対する付勢力Fの作用方向に沿う仮想直線Lと重なる。このような平坦面70においてストッパ4は当接部28の平坦面29に面接触するので、ペダル全閉時においてストッパ4は当接部28を付勢力Fの作用方向に沿って案内することができる。
第三実施形態のアクセル装置では、図8に示すようにストッパ4が突出側に向かって先細りとなる形状に形成され、その先端面が平坦面72とされている。ペダル全閉時において平坦面72の軸直断面の輪郭線は、係止部37に対する付勢力Fの作用方向に沿う仮想直線Lと重なる。このような平坦面72においてストッパ4は当接部28の平坦面29に面接触するので、ペダル全閉時においてストッパ4は当接部28を付勢力Fの作用方向に沿って案内することができる。またさらに第三実施形態では、平坦面72を形成するストッパ4が平坦面72側に向かって先細りであるため、ストッパ4と当接部28との接触面積が比較的小さくなっている。
第四実施形態のアクセル装置では、図9に示すようにストッパ4が突出側に向かって先細りとなる形状に形成され、軸直断面の輪郭線が山形となるように先端部74が尖っている。この尖った先端部74においてストッパ4は当接部28の平坦面29に面接触するので、ストッパ4と当接部28との接触面積が小さくなっている。そしてこのような第四実施形態においても、ペダル全閉時にストッパ4は当接部28を付勢力Fの作用方向に沿って案内することができる。
第五実施形態のアクセル装置では、図10に示すようにストッパ4の先端面が第二実施形態と同様な平坦面70とされている。また、当接部28は、ストッパ4側に向かって凸となり且つ軸直断面の輪郭線が円形の湾曲凸面76を有している。この湾曲凸面76において当接部28はストッパ4の平坦面70に線接触するので、ペダル全閉時においてストッパ4は当接部28を付勢力Fの作用方向に沿って案内することができる。
第六実施形態のアクセル装置では、図11に示すようにストッパ4の先端面が第二実施形態と同様な平坦面70とされている。また、当接部28は、ストッパ4側に向かって先細りとなる部分78の先端面に平坦面79を有している。ペダル全閉時において平坦面79の軸直断面の輪郭線は、係止部37に対する付勢力Fの作用方向に沿う仮想直線Lと重なる。このような平坦面79において当接部28がストッパ4の平坦面70に面接触するので、ペダル全閉時においてストッパ4は当接部28を付勢力Fの作用方向に沿って案内することができる。またさらに第六実施形態では、平坦面79を形成する部分78が平坦面79側に向かって先細りであるため、ストッパ4と当接部28との接触面積が比較的小さくなっている。
第七実施形態のアクセル装置では、図12に示すようにストッパ4の先端面が第二実施形態と同様な平坦面70とされている。また、当接部28においてストッパ4側に向かって先細りとなる部分80の先端部81が、軸直断面の輪郭線が山形となるように尖っている。この尖った先端部81においてストッパ4は当接部28の平坦面70に面接触するので、ストッパ4と当接部28との接触面積が小さくなっている。そしてこのような第七実施形態においても、ペダル全閉時にストッパ4が当接部28を付勢力Fの作用方向に沿って案内することができる。
(第八、第九実施形態)
本発明の第八及び第九実施形態によるアクセル装置について、図13及び図14を参照しつつ説明する。
第八実施形態のアクセル装置では、図13に示すようにストッパ82が天板12の内壁に一体に形成され、当該内壁において二重コイルばね8と開口10aとの間となる箇所から底板11側に向かって突出している。このストッパ82には、開口10a側に向かって凸となり且つ軸直断面の輪郭線が円形の湾曲凸面83が形成されている。また、第八実施形態のアクセル装置では、当接部84がペダルアーム21の側壁部24,25に一体に形成され、それら側壁部24,25において回転軸20の近傍となる箇所から外周側に突出している。特に第八実施形態における当接部84の突出方向は、側壁部24,25から天板12側に向かう方向に設定されている。当接部84には、ストッパ82側を向く平坦面85が形成されている。この平坦面85において当接部84はストッパ82の湾曲凸面83に線接触するので、ストッパ82と当接部28との接触面積が小さくなる。ペダル全閉時において平坦面85の軸直断面の輪郭線は、係止部37に対する付勢力Fの作用方向に沿う仮想直線Lと重なる。したがって、ペダル全閉時にはストッパ82が当接部84を付勢力Fの作用方向に沿って案内することができる。
第九実施形態のアクセル装置では、図14に示すようにストッパ86が底板11の内壁に一体に形成され、当該内壁において繋板15と開口10aとの間となる箇所から天板12側に向かって突出している。このストッパ86には、繋板15側に向かって凸となり且つ軸直断面の輪郭線が円形の湾曲凸面87が形成されている。また、第九実施形態のアクセル装置では、当接部88がペダルアーム21の側壁部24,25に一体に形成され、それら側壁部24,25において回転軸20の近傍となる箇所から外周側に突出している。但し、第九実施形態における当接部88の突出方向は、側壁部24,25から底板11側に向かう方向に設定されている。当接部88には、ストッパ86側を向く平坦面89が形成されている。この平坦面89において当接部88はストッパ86の湾曲凸面87に線接触するので、ストッパ86と当接部28との接触面積が小さくなる。ペダル全閉時において平坦面89の軸直断面の輪郭線は、係止部37に対する付勢力Fの作用方向に沿う仮想直線Lと重なる。したがって、ペダル全閉時にはストッパ86が当接部88を付勢力Fの作用方向に沿って案内することができる。
尚、第八及び第九実施形態では、図15及び図16に示すように、湾曲凸面83,87に代えて第二実施形態と同様な平坦面70を形成してもよいし、図17及び図18に示すように、湾曲凸面83,87に代えて第三実施形態と同様な先細り部分の先端面からなる平坦面72を形成してもよい。また、第八及び第九実施形態では、図19及び図20に示すように、湾曲凸面83,87に代えて第四実施形態と同様に山形に尖った先端部74を形成してもよいし、図21及び図22に示すように、湾曲凸面83,87と平坦面85,89に代えて第五実施形態と同様な平坦面70と湾曲凸面76を形成してもよい。さらにまた、第八及び第九実施形態では、図23及び図24に示すように、湾曲凸面83,87と平坦面85,89に代えて第六実施形態と同様な平坦面70と先細り部分の先端面からなる平坦面79を形成してもよいし、図25及び図26に示すように、湾曲凸面83,87と平坦面85,89に代えて第七実施形態と同様な平坦面70と山形に尖った先端部81を形成してもよい。
(第十実施形態)
本発明の第十実施形態によるアクセル装置について、図27を参照しつつ説明する。
第十実施形態のアクセル装置では、第九実施形態と同様な湾曲凸面87の形成されたストッパ86が設けられている。また、第十実施形態のアクセル装置では、当接部90がペダルロータ22の係止部37に一体に形成され、当該係止部37の板面37bから底板11側に向かって突出している。当接部90には、ストッパ86側を向く平坦面91が形成されている。この平坦面91において当接部90はストッパ86の湾曲凸面87に線接触するので、ストッパ86と当接部90との接触面積が小さくなる。ペダル全閉時において平坦面91の軸直断面の輪郭線は、係止部37に対する付勢力Fの作用方向に沿う仮想直線Lと重なる。したがって、ペダル全閉時にはストッパ86が当接部90を付勢力Fの作用方向に沿って案内することができる。
尚、第十実施形態では、湾曲凸面87に代えて、第二実施形態と同様な平坦面70、第三実施形態と同様な先細り部分の先端面からなる平坦面72、並びに第四実施形態と同様に山形に尖った先端部74のいずれかを形成してもよい。また、第十実施形態では、湾曲凸面87と平坦面91に代えて、第五実施形態と同様な平坦面70と湾曲凸面76、第六実施形態と同様な平坦面70と先細り部分の先端面からなる平坦面79、第七実施形態と同様な平坦面70と山形に尖った先端部81のいずれかを形成してもよい。
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明はそれら複数の実施形態に限定して解釈されるものではない。
例えば、上述した複数の実施形態では、回転軸20を有するペダルアーム21と軸受3を有する側板13とを樹脂で形成することで、軽量化及び低コスト化を図りつつ高い検出精度を確保している。これに対し、ペダルアーム21及び軸受3の少なくとも一方を金属で形成するようにしてもよい。また、上述した複数の実施形態では樹脂で形成されているストッパ4,82,86についても、金属で形成するようにしてもよい。
また、上述した複数の実施形態では、ペダルアーム21とペダルロータ22の二部材でアクセルペダル2を構成したが、アクセルペダル2を一部材又は三部材以上で構成するようにしてもよい。
さらに、上述した複数の実施形態では、アクセルペダル2に付勢力を作用させる付勢部材として、二つの圧縮コイルばねからなる二重コイルばね8を用いているが、例えば引張コイルばねや捻りばね等の適数個を付勢部材として用いるようにしてもよい。
さらにまた、上述した複数の実施形態では回転角度センサ5について、磁気検出部50を側板13に固定し、磁界形成部60を回転軸20に固定しているが、磁気検出部50を回転軸20に固定し、磁界形成部60を側板13に固定するようにしてもよい。この場合、直交座標系については、側板13に固定の系とする。
またさらに、上述した複数の実施形態では回転角度センサ5の磁電変換素子54として、ホール素子に増幅器等の信号処理回路を組み合わせたものを用いている。これに対し、磁気抵抗素子に信号処理回路を組み合わせたものを磁電変換素子54として用いてもよいし、ホール素子又は磁気抵抗素子のみで構成した磁電変換素子54を用いてもよい。
加えて、上述した複数の実施形態では、本発明に従うストッパ4及び回転角度センサ5を用いている。これに対し、ストッパ4の代わりに例えば特許文献1に示すような公知のストッパを用い、その場合の回転軸20の位置ずれ方向に沿うようにペダル全閉時の直交座標系のX方向を規定した回転角度センサ5を用いてもよい。あるいは、本発明に従うストッパ4と公知の回転角度センサとを組み合わせて用いるようにしてもよい。
第一実施形態によるアクセル装置を模式的に示す図である。 第一実施形態によるアクセル装置の一側板を外した状態を示す正面図である。 第一実施形態によるアクセル装置を示す横断面図であって、図2のIII−III線断面図に相当する図である。 第一実施形態による回転角度センサを示す断面図(A)並びに第一実施形態による回転角度センサの作動を説明するための模式図(B)である。 第一実施形態による回転角度センサを示す断面図(A)並びに第一実施形態による回転角度センサの作動を説明するための模式図(B)である。 第一実施形態による回転角度センサを示す断面図(A)並びに第一実施形態による回転角度センサの作動を説明するための模式図(B),(C)である。 第二実施形態によるアクセル装置を模式的に示す図である。 第三実施形態によるアクセル装置を模式的に示す図である。 第四実施形態によるアクセル装置を模式的に示す図である。 第五実施形態によるアクセル装置を模式的に示す図である。 第六実施形態によるアクセル装置を模式的に示す図である。 第七実施形態によるアクセル装置を模式的に示す図である。 第八実施形態によるアクセル装置を模式的に示す図である。 第九実施形態によるアクセル装置を模式的に示す図である。 第八実施形態によるアクセル装置の変形例を模式的に示す図である。 第九実施形態によるアクセル装置の変形例を模式的に示す図である。 第八実施形態によるアクセル装置の変形例を模式的に示す図である。 第九実施形態によるアクセル装置の変形例を模式的に示す図である。 第八実施形態によるアクセル装置の変形例を模式的に示す図である。 第九実施形態によるアクセル装置の変形例を模式的に示す図である。 第八実施形態によるアクセル装置の変形例を模式的に示す図である。 第九実施形態によるアクセル装置の変形例を模式的に示す図である。 第八実施形態によるアクセル装置の変形例を模式的に示す図である。 第九実施形態によるアクセル装置の変形例を模式的に示す図である。 第八実施形態によるアクセル装置の変形例を模式的に示す図である。 第九実施形態によるアクセル装置の変形例を模式的に示す図である。 第十実施形態によるアクセル装置を模式的に示す図である。 従来のアクセル装置を模式的に示す図である。 従来の回転角度センサを示す断面図(A)並びに従来の回転角度センサの作動を説明するための模式図(B)である。
符号の説明
1 アクセル装置、2 アクセルペダル、3 軸受(軸受部材)、4,82,86 ストッパ、5 回転角度センサ、8 二重コイルばね(付勢部材)、10 ハウジング、13 側板(軸受部材)、20 回転軸、21 ペダルアーム、22 ペダルロータ、23 踏部(第一受力部)、28,84,88,90 当接部、29,79,85,89,91 平坦面、37 係止部(第二受力部)、42,83,87 湾曲凸面、50 磁気検出部、52,53 ステータ(第一磁性体)、54 磁電変換素子、60 磁界形成部、62,63 磁石、64,65 ヨーク(第二磁性体)、66,67 対面部、70,72 平坦面、74 先端部、76 湾曲凸面、F 踏力、F 付勢力、G11,G12,G13,G14,G21,G22,G23,G24 磁気ギャップ

Claims (9)

  1. 軸受部材と、
    付勢部材と、
    回転軸が前記軸受部材に支持され、踏力が作用することにより正転し、前記付勢部材の付勢力が係止部に作用することによって逆転可能に構成されたアクセルペダルと、
    記アクセルペダルの回転角度を検出する回転角度センサと、
    前記アクセルペダルに設けられた当接部に当接することで、前記アクセルペダルの逆転を制限するストッパと、を備え、
    Z方向が前記回転軸の軸方向と一致する三次元の直交座標系を定義したとき、
    前記アクセルペダルが前記ストッパに当接するペダル全閉時において前記直交座標系のX方向に並ぶ二つの第一磁性体間に磁電変換素子を挟んでなり、前記軸受部材及び前記回転軸の一方に固定される磁気検出部、並びに二つの磁石の同じ磁極同士を二つの第二磁性体で繋いでなり、前記軸受部材及び前記回転軸の他方に固定される磁界形成部を、前記回転角度センサは有しており、
    前記直交座標系のY方向に前記磁気検出部を挟んで向き合う各前記第二磁性体の対面部は、前記ペダル全閉時において前記付勢部材の付勢力の作用する方向に沿う前記直交座標系のX軸と平行に形成され、直近の前記第一磁性体との間に磁気ギャップを形成し、
    前記ストッパおよび前記当接部の少なくともいずれか一方は、前記ストッパと前記当接部とが当接するときに前記係止部に対し前記付勢力が作用する方向と同方向に延びる平坦面を有するように構成され、前記ストッパと前記当接部とが当接した状態では、前記当接部が前記方向へ案内されるようになっており、前記アクセルペダル全体が前記方向へ移動することで、前記アクセルペダルの回転角度の変化が防止されることを特徴とするアクセル装置。
  2. 前記アクセルペダルは、踏力を受ける第一受力部と、前記回転軸を挟んで前記第一受力部とは逆側に設けられ前記付勢部材の付勢力を受ける第二受力部とを有し、
    前記当接部は、前記回転軸と前記第一受力部との間に設けられることを特徴とする請求項1に記載のアクセル装置。
  3. 前記アクセルペダルは、踏力を受ける第一受力部と、前記回転軸を挟んで前記第一受力部とは逆側に設けられ前記付勢部材の付勢力を受ける第二受力部とを有し、
    前記当接部は、前記回転軸の近傍から外周側に突出し、所定の回転角度で前記ストッパに当接することを特徴とする請求項1に記載のアクセル装置。
  4. 前記ストッパは前記アクセルペダルに線接触することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のアクセル装置。
  5. 前記ストッパは前記アクセルペダルに面接触することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のアクセル装置。
  6. 前記磁電変換素子は、ホール素子により磁気を検出し、その検出結果を表す信号を出力することを特徴とする請求項1に記載のアクセル装置。
  7. 前記磁電変換素子は、磁気抵抗素子により磁気を検出し、その検出結果を表す信号を出力することを特徴とする請求項1に記載のアクセル装置。
  8. 各前記第一磁性体は同一形状に形成されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のアクセル装置。
  9. 前記軸受部材及び前記回転軸の少なくとも一方は樹脂で形成されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のアクセル装置。
JP2004036605A 2004-02-13 2004-02-13 アクセル装置 Expired - Lifetime JP4640692B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004036605A JP4640692B2 (ja) 2004-02-13 2004-02-13 アクセル装置
CNB2005100081372A CN100520014C (zh) 2004-02-13 2005-02-08 加速器
US11/052,881 US8001870B2 (en) 2004-02-13 2005-02-09 Accelerator
DE102005006379.9A DE102005006379B4 (de) 2004-02-13 2005-02-11 Beschleunigungsvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004036605A JP4640692B2 (ja) 2004-02-13 2004-02-13 アクセル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005225381A JP2005225381A (ja) 2005-08-25
JP4640692B2 true JP4640692B2 (ja) 2011-03-02

Family

ID=34824379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004036605A Expired - Lifetime JP4640692B2 (ja) 2004-02-13 2004-02-13 アクセル装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8001870B2 (ja)
JP (1) JP4640692B2 (ja)
CN (1) CN100520014C (ja)
DE (1) DE102005006379B4 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4888345B2 (ja) * 2007-03-20 2012-02-29 トヨタ自動車株式会社 ペダル操作量検出装置
JP4618450B2 (ja) * 2008-01-18 2011-01-26 株式会社デンソー アクセル装置
US20100300240A1 (en) * 2009-05-26 2010-12-02 Donghee Industrial Co., Ltd. Apparatus for generating hysteresis of electronic accelerator pedal
KR101197417B1 (ko) 2010-09-06 2012-11-05 주식회사 동희산업 스톱램프스위치 기능을 구비한 브레이크페달의 변위감지센서
JP5641372B2 (ja) 2012-09-26 2014-12-17 株式会社デンソー アクセル装置
DE102014212059A1 (de) * 2013-06-24 2014-12-24 Continental Teves Ag & Co. Ohg Modularer Höhenstandssensor
JP5780267B2 (ja) * 2013-07-02 2015-09-16 株式会社デンソー アクセル装置
US9632525B2 (en) * 2013-09-27 2017-04-25 Cts Corporation Shaftless vehicle pedal with contacting position sensor
DE102018107788A1 (de) * 2018-04-03 2019-10-10 HELLA GmbH & Co. KGaA Pedal für ein Kraftfahrzeug
US20230072963A1 (en) * 2021-09-03 2023-03-09 Ford Global Technologies, Llc System and method for a vehicle accelerator pedal

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11350985A (ja) * 1998-06-05 1999-12-21 Atsumi Tec:Kk アクセルペダル装置
JP2000118259A (ja) * 1998-10-19 2000-04-25 Mannesmann Vdo Ag アクセルペダルモジュ―ル
JP2000194433A (ja) * 1998-12-28 2000-07-14 Suzuki Motor Corp 車輌用アクセルペダル装置
JP2002079844A (ja) * 2000-07-04 2002-03-19 Aisan Ind Co Ltd アクセル装置
JP2003148908A (ja) * 2001-11-14 2003-05-21 Hitachi Unisia Automotive Ltd アクセル操作量検出装置
JP2003185471A (ja) * 2001-12-18 2003-07-03 Denso Corp 回転角検出装置

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3343015A1 (de) * 1982-11-29 1984-05-30 Shimano Industrial Co., Ltd., Sakai, Osaka Fahrradpedal
US5013930A (en) * 1989-03-29 1991-05-07 General Motors Corporation Remote control lever module
DE19521821C1 (de) * 1995-06-16 1996-12-12 Hella Kg Hueck & Co Fahrpedaleinrichtung
DE19536699A1 (de) * 1995-09-30 1997-04-03 Bosch Gmbh Robert Fahrpedalmodul
JP3223769B2 (ja) * 1995-10-11 2001-10-29 三菱電機株式会社 回転センサとその製造方法
DE19848093A1 (de) * 1998-10-19 2000-04-20 Mannesmann Vdo Ag Lagermodul für ein Betätigungselement
US6426619B1 (en) * 1998-12-09 2002-07-30 Cts Corporation Pedal with integrated position sensor
US6186025B1 (en) * 1999-03-24 2001-02-13 Teleflex, Inc. Break away pedal
JP2001289610A (ja) * 1999-11-01 2001-10-19 Denso Corp 回転角度検出装置
US6414482B1 (en) * 1999-11-11 2002-07-02 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Non-contact type rotational angle sensor and sensor core used in the sensor
US6523433B1 (en) * 1999-11-23 2003-02-25 William C. Staker Electronic pedal assembly and method for providing a tuneable hysteresis force
JP3436518B2 (ja) * 1999-12-15 2003-08-11 株式会社デンソー アクセル装置
GB0010116D0 (en) * 2000-04-27 2000-06-14 Caithness Dev Limited Pedal mechanism
US6330838B1 (en) * 2000-05-11 2001-12-18 Teleflex Incorporated Pedal assembly with non-contact pedal position sensor for generating a control signal
JP2002039712A (ja) * 2000-07-27 2002-02-06 Mikuni Corp 非接触式ロータリセンサと回動軸との結合構造
DE10212904A1 (de) * 2001-03-23 2002-10-24 Aisin Seiki Beschleunigerpedalvorrichtung
US6693424B2 (en) * 2001-06-08 2004-02-17 Denso Corporation Magnetic rotation angle sensor
US6802202B2 (en) * 2001-07-27 2004-10-12 Denso Corporation Method for adjusting accelerator pedal apparatus
JP3835294B2 (ja) 2002-01-21 2006-10-18 日産自動車株式会社 アクセル開度検出装置
EP1546528B1 (en) * 2002-07-17 2012-11-14 KSR Technologies Co. Electronic throttle control with hysteresis device
JP2004093287A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Denso Corp 回転角検出装置
JP4204294B2 (ja) * 2002-09-30 2009-01-07 株式会社日本自動車部品総合研究所 回転角検出装置
JP2004314677A (ja) * 2003-04-11 2004-11-11 Denso Corp アクセル装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11350985A (ja) * 1998-06-05 1999-12-21 Atsumi Tec:Kk アクセルペダル装置
JP2000118259A (ja) * 1998-10-19 2000-04-25 Mannesmann Vdo Ag アクセルペダルモジュ―ル
JP2000194433A (ja) * 1998-12-28 2000-07-14 Suzuki Motor Corp 車輌用アクセルペダル装置
JP2002079844A (ja) * 2000-07-04 2002-03-19 Aisan Ind Co Ltd アクセル装置
JP2003148908A (ja) * 2001-11-14 2003-05-21 Hitachi Unisia Automotive Ltd アクセル操作量検出装置
JP2003185471A (ja) * 2001-12-18 2003-07-03 Denso Corp 回転角検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20050178234A1 (en) 2005-08-18
JP2005225381A (ja) 2005-08-25
CN100520014C (zh) 2009-07-29
US8001870B2 (en) 2011-08-23
CN1654796A (zh) 2005-08-17
DE102005006379B4 (de) 2016-05-19
DE102005006379A1 (de) 2005-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8001870B2 (en) Accelerator
JP5079816B2 (ja) 好ましくは擬似正弦的に変化する磁石外形を有する磁気式位置センサ
EP1541983B1 (en) Device for detecting rotation angle and torque
JP4115388B2 (ja) バタフライバルブ接続ピース
JP4941847B2 (ja) 回転角検出装置
EP1744137B1 (en) Torque sensor
EP2072985A1 (en) Torque detector, method of producing the torque detector, and electric power steering device
US8125218B2 (en) Sensor assembly for detecting positioning of a moveable component
US8030917B2 (en) Over one turn rotation angle sensor using rotating magnetic field
US11180193B2 (en) Sensor device
US20220155051A1 (en) Absolute encoder
JPWO2005040730A1 (ja) 回転角検出装置
JP2014113881A (ja) スロットルグリップ装置
JP4656851B2 (ja) トルク検出装置
JP2010091316A (ja) トルクセンサ
JP2008157762A (ja) トルク測定器
JP3855763B2 (ja) 回転角検出装置
JP2011080870A (ja) トルクセンサ及び電動パワーステアリング装置
CN113884108A (zh) 角度检测装置、角度检测***、停车锁止***、踏板***和磁场产生模块
JP2001133210A (ja) 非接触型位置センサ
CN110723208A (zh) 转向辅助装置
JP2009098005A (ja) 位置検出器
JP4539968B2 (ja) 回転角度センサ
JP2009162742A (ja) 回転角検出装置及びそれに好適なシザーズギア
JP2024074746A (ja) ストロークセンサとこれを備えたストロークセンサ組立体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060407

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060424

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090810

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100312

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101108

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4640692

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101121

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term