JP4539968B2 - 回転角度センサ - Google Patents

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Description

本発明は、回転体の回転角度を検出する回転角度センサに関する。
従来、例えば内燃機関におけるスロットルバルブの開度を検出するためのセンサとして、特許文献1に記載の回転角度センサが提案されている。図8に示すように、特許文献1に記載の回転角度センサ100は、スロットルバルブに連係されたシャフト101の端部に装着されたリング状のロータマグネット102と、ロータマグネット102を囲繞するように配設されたリング状のバイアスマグネット103とを備えている。また、回転角度センサ100は、磁気抵抗素子104を備えている。磁気抵抗素子104は、強磁性磁気抵抗素子により構成され、シャフト101の端面(ロータマグネット102)と対向する位置に配設されている。このため、磁気抵抗素子104は、ロータマグネット102により形成される磁界とバイアスマグネット103により形成されるバイアス磁界とによる合成磁界の磁束の方向を検出することになる。したがって、このような構成においてシャフト101が回転すると、シャフト101の回転に伴って両マグネット102,103による合成磁界が変化するため、磁気抵抗素子104の出力に基づいてスロットルバルブの開度を検出することができる。
特許第3131524号公報
ところで、従来の回転角度センサ100における磁気抵抗素子104は、シャフト101の端面と対向する位置に配設されている。これは、磁気抵抗素子104に対して適切な平行磁界を形成して磁気抵抗素子104からの出力特性を安定させるためであるが、このような構成によると、シャフト101と磁気抵抗素子104との位置関係は必然と定まってしまう。すなわち、回転角度センサ100において、磁気抵抗素子104はシャフト101の端部に対向して設けられなければならず、回転角度センサ100を設計する上での自由度が阻害されてしまう。また、シャフト101と磁気抵抗素子104との位置関係を自由に決めたいといった要望もある。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、設計自由度の高い回転角度センサを提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1に記載の発明では、回転体の回転に伴って変化する磁束の方向を磁気検出手段で検出することで、該回転体の回転角度を検出する回転角度センサにおいて、前記回転体と一体的に回転されるとともに、円環状に形成される第1の磁石と、前記磁気検出手段にバイアス磁界を印加するとともに、インナロータタイプにおいて前記第1の磁石を囲繞する仮想的な円環の少なくとも一部に相当するように形成される一方、アウタロータタイプにおいて前記第1の磁石に囲繞される仮想的な円環の少なくとも一部に相当するように形成される第2の磁石とを備え、前記第1の磁石により形成される磁界と前記第2の磁石により形成されるバイアス磁界とによる合成磁界の磁束の方向を検出する前記磁気検出手段を、前記第1の磁石と前記第2の磁石との間、すなわち前記第1の磁石及び前記第2の磁石のうち内側に位置する磁石の外周面と、前記第1の磁石及び前記第2の磁石のうち外側に位置する磁石の内周面とにより挟まれる領域内に設けたことを要旨とする。
請求項に記載の発明では、請求項に記載の回転角度センサにおいて、前記磁気検出手段を、前記第1の磁石及び前記第2の磁石のうち内側に位置する磁石の外周面と、前記第1の磁石及び前記第2の磁石のうち外側に位置する磁石の内周面とにより挟まれる領域の中央に設けたことを要旨とする。
請求項に記載の発明では、回転体の回転に伴って変化する磁束の方向を磁気検出手段で検出することで、該回転体の回転角度を検出する回転角度センサにおいて、前記回転体と一体的に回転される第1の磁石と、前記磁気検出手段にバイアス磁界を印加する第2の磁石とを備え、前記第1の磁石により形成される磁界と前記第2の磁石により形成されるバイアス磁界とによる合成磁界の磁束の方向を検出する前記磁気検出手段を、前記第1の磁石と前記第2の磁石との間に設け、前記第1の磁石及び前記第2の磁石をいずれも前記回転体の回転方向に沿って設け、前記第1の磁石において同一磁極となる外周面上の中央と前記第2の磁石において同一磁極となる内周面上の中央との間に前記磁気検出手段が位置したときに検出される回転角度が検出角度範囲の真中となるように、前記第1の磁石と前記第2の磁石と前記磁気検出手段とを配置したことを要旨とする。
請求項4に記載の発明では、請求項1又は2に記載の回転角度センサにおいて、前記第1の磁石及び前記第2の磁石をいずれも前記回転体の回転方向に沿って設け、前記第1の磁石において同一磁極となる外周面上の中央と前記第2の磁石において同一磁極となる内周面上の中央との間に前記磁気検出手段が位置したときに検出される回転角度が検出角度範囲の真中となるように、前記第1の磁石と前記第2の磁石と前記磁気検出手段とを配置したことを要旨とする。
請求項5に記載の発明では、回転体の回転に伴って変化する磁束の方向を磁気検出手段で検出することで、該回転体の回転角度を検出する回転角度センサにおいて、前記回転体と一体的に回転される第1の磁石と、前記磁気検出手段にバイアス磁界を印加する第2の磁石とを備え、前記第1の磁石により形成される磁界と前記第2の磁石により形成されるバイアス磁界とによる合成磁界の磁束の方向を検出する前記磁気検出手段を、前記第1の磁石と前記第2の磁石との間に設け、前記第1の磁石と前記第2の磁石とを共に円環状に形成し、前記第1の磁石を囲繞するように前記第2の磁石を設けたことを要旨とする。
請求項6に記載の発明では、請求項1〜4のいずれか一項に記載の回転角度センサにおいて、前記第1の磁石と前記第2の磁石とを共に円環状に形成し、前記第1の磁石を囲繞するように前記第2の磁石を設けたことを要旨とする。
請求項に記載の発明では、回転体の回転に伴って変化する磁束の方向を磁気検出手段で検出することで、該回転体の回転角度を検出する回転角度センサにおいて、前記回転体と一体的に回転される第1の磁石と、前記磁気検出手段にバイアス磁界を印加する第2の磁石とを備え、前記第1の磁石により形成される磁界と前記第2の磁石により形成されるバイアス磁界とによる合成磁界の磁束の方向を検出する前記磁気検出手段を、前記第1の磁石と前記第2の磁石との間に設け、前記第1の磁石を円環状に形成し、該第1の磁石を囲繞する仮想的な円環の一部に相当するように前記第2の磁石を形成したことを要旨とする。
請求項8に記載の発明では、請求項1〜4のいずれか一項に記載の回転角度センサにおいて、前記第1の磁石を円環状に形成し、該第1の磁石を囲繞する仮想的な円環の一部に相当するように前記第2の磁石を形成したことを要旨とする。
請求項に記載の発明では、請求項7又は8に記載の回転角度センサにおいて、前記回転体の回転中心と前記磁気検出手段の中心とを通る直線上に前記第2の磁石の中心が載るように前記第2の磁石を配置したことを要旨とする。
以下、本発明の作用について説明する。
請求項1〜9のいずれか一項に記載の発明によれば、磁気検出手段に対する磁束の方向が回転体の回転に伴って変化するため、磁気検出手段により磁束の方向を検出することによって回転体の回転角度を求めることができる。この磁気検出手段は、第1の磁石と第2の磁石との間に設けられている。すなわち、磁気検出手段は、従来の回転角度センサとは異なり、回転体の回転軸上に設けられていない。このため、磁気検出手段の配設場所は制限されず、顧客の要求に応じて回転体と磁気検出手段との位置関係を変更することが可能となる。したがって、本発明の回転角度センサによれば、回転角度センサの設計自由度を向上させることができる。
請求項または請求項に記載の発明によれば、磁気検出手段は、第1の磁石及び第2の磁石のうち内側に位置する磁石の外周面と、第1の磁石及び第2の磁石のうち外側に位置する磁石の内周面とにより挟まれる領域内に設けられる。このため、磁気検出手段は、磁束の方向を検出する際に外乱の影響を受け難くなる。したがって、本発明の回転角度センサによれば、回転体の回転角度を高精度で検出することができる。
請求項3または請求項4に記載の発明によれば、回転体が検出角度範囲の真中位置(中立位置)にあるとき、磁気検出手段は、第1の磁石において同一磁極となる外周面上の中央と第2の磁石において同一磁極となる内周面上の中央との間に位置する。このような配置関係において、磁気検出手段の周辺の磁界は安定している。このため、回転体が中立位置を中心に回動すると、磁束の方向が回転体の回転角度に比例して変化する。よって、第1の磁石の回転角度に対して磁束の方向が比例的に変化する領域内に回転体の回転範囲を設定すれば、磁気検出手段が検出する磁束の方向は、回転体の回転範囲内において比例的に変化することになる。このため、同範囲内においては回転体の回転過程における任意の回転角度を容易に認識することが可能となる。例えば、回転体の回転方向を検出することにより、回転体の回転先を推測することが可能である。したがって、回転角度センサの付加価値を高めることができる。
請求項5または請求項6に記載の発明によれば、円環状に形成された第1の磁石を囲繞するように、第1の磁石よりも一回り大きな円環状に形成された第2の磁石が設けられる。すなわち、第2の磁石により印加されるバイアス磁界内に第1の磁石が配置されることになる。このため、第1の磁石の磁界と第2の磁石の磁界とによる合成磁界は、第2の磁石外部における外乱の影響を受け難い。したがって、本発明の回転角度センサによれば、回転体の回転角度を高精度で検出することができる。
請求項7または請求項8に記載の発明によれば、第2の磁石は、第1の磁石を囲繞する仮想的な円環の一部に相当するように形成されている。このため、第2の磁石を円環状に形成した場合に比較して第2の磁石の外形寸法を小さくすることができ、回転角度センサを小型化することができる。
請求項に記載の発明によれば、回転体の回転中心と磁気検出手段の中心とを通る直線上に第2の磁石の中心がある。すなわち、第2の磁石は、該直線に対して回転体の回転方向に線対称となるように配置される。このため、磁気検出手段には、第2の磁石によるバイアス磁界が一様に印加され、磁気検出手段は、回転体の回転方向に依存することなく同回転体の回転角度の変化分を検出することができる。したがって、本発明の回転角度センサによれば、回転体の回転角度を高精度で検出することができる。
本発明によれば、設計自由度の高い回転角度センサを提供することができる。
(第1実施形態)
以下、車両の変速装置におけるシフトレバーの操作位置を検出する回転角度センサに本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。
図1に示すように、変速装置1は、運転者により操作されるシフトレバー10、回転体としてのシャフト11、回転角度センサ20を備えている。シャフト11の一端には、シフトレバー10が連結され、他端側には回転角度センサ20が挿通されている。回転角度センサ20は、シフトレバー10の操作角度θに応じたシャフト11の回転角度を検出可能な構成となっている。このような構成の変速装置1においてシフトレバー10を矢印R1または矢印R2の方向に操作すると、その操作に伴ってシャフト11が回転するため、シャフト11の回転角度からシフトレバー10の操作角度θ(シフトレバー10の操作位置)を求めることができる。以下、回転角度センサ20について詳細に説明する。
図2(a),(b)に示すように、回転角度センサ20は、第1の磁石としてのロータマグネット21と、第2の磁石としてのバイアスマグネット22と、磁気検出手段としての磁気抵抗素子23とを備えている。磁気抵抗素子23は、図示しない制御部に電気的に接続されている。
ロータマグネット21は、円環状の外形をなし、その中心部には軸心方向に沿って貫通孔21aが形成されている。この貫通孔21aには、シャフト11が挿通固定されている。要するに、ロータマグネット21は、シャフト11を囲繞するように設けられて該シャフト11と一体的に回転される。ロータマグネット21は、貫通孔21aの中心軸に直交する方向(以下、半径方向という)に磁束が発生するように着磁されている。このため、シャフト11の回転に伴ってロータマグネット21が回転すると、ロータマグネット21周辺に形成された磁場の磁束の方向が変化することになる。すなわち、シャフト11の回転軸に直交する方向に対する磁束の方向が該シャフト11の回転に伴って変化する。
バイアスマグネット22は、ロータマグネット21を囲繞するように配設されている。詳しくは、バイアスマグネット22は、ロータマグネット21よりも一回り大きな円環状の外形をなし、その中心部には軸心方向に沿って貫通孔22aが形成されている。貫通孔22aの半径(バイアスマグネット22の中心から同バイアスマグネット22の内縁までの長さ)A2は、ロータマグネット21の半径(ロータマグネット21の中心から同ロータマグネット21の外縁までの長さ)A1よりも大きな値に設定されている。バイアスマグネット22の厚さはロータマグネット21の厚さと同一に設定されている(図3参照)。ロータマグネット21とバイアスマグネット22とは、各々の表面及び各々裏面がそれぞれ同一平面上に位置するように配設されている。バイアスマグネット22は、貫通孔22aの軸心方向と直交する方向に平行磁界が生じるように着磁されており、後述する磁気抵抗素子23に対してバイアス磁界を印加する。
磁気抵抗素子23は、ロータマグネット21の外周面とバイアスマグネット22の内周面とにより挟まれる領域内に設けられている。詳しくは、磁気抵抗素子23は、ロータマグネット21において同一磁極(本実施形態ではN極)となる外周面とバイアスマグネット22において同一磁極(本実施形態ではS極)となる内周面とにより挟まれる領域内に配置されている。要するに、磁気抵抗素子23は、ロータマグネット21とバイアスマグネット22との間に設けられている。すなわち、磁気抵抗素子23は、シャフト11の外周面から離れた位置に配設されている。詳しくは、図2(a)に示すように磁気抵抗素子23は、ロータマグネット21の外周面から距離D1、且つバイアスマグネット22の内周面から距離D2だけ離れた位置に配設されている。また、図3に示すように、磁気抵抗素子23は、両マグネット21,22の表面から距離W1、且つ両マグネット21,22の裏面から距離W2だけ離れた位置に配設されている。本実施形態では、距離D1=距離D2、距離W1=距離W2に設定されている。要するに、磁気抵抗素子23は、ロータマグネット21の外周面とバイアスマグネット22の内周面とにより挟まれる領域の中央に設けられている。
また、ロータマグネット21とバイアスマグネット22と磁気抵抗素子23とは、ロータマグネット21のN極となる外周面上の中央とバイアスマグネット22のS極となる内周面上の中央との間に磁気抵抗素子23が位置したときに検出される操作角度θがシフトレバー10の操作範囲(検出角度範囲)の真中位置となるように配置されている。つまり、シフトレバー10が操作範囲の真中位置(中立位置)にあるとき、磁気抵抗素子23は、ロータマグネット21のN極となる外周面上の中央とバイアスマグネット22のS極となる内周面上の中央との間に位置する。
図4には、磁気抵抗素子23の等価回路を示す。磁気抵抗素子23は、抵抗素子R1〜R4により構成されるブリッジ回路である。各抵抗素子R1〜R4は、それぞれ異方性磁気抵抗効果を有するNi−Co等の強磁性体により形成されている。すなわち、本実施形態における磁気抵抗素子23は、MR素子により構成されている。よって、各抵抗素子R1〜R4の抵抗値は、磁気抵抗素子23を通過する磁束の方向に応じて変化することになる。磁気抵抗素子23を通過する磁束の方向は、ロータマグネット21とバイアスマグネット22との位置関係により変化するため、ブリッジ回路の中点電位ΔVは、シフトレバー10の操作角度θに応じて変化する。
図5には、シフトレバー10の操作角度θ(「0°」〜「100°」)と中点電位ΔVとの関係を示す。本実施形態におけるシフトレバー10の操作範囲は、操作角度θが「0°」〜「100°」となる範囲に設定されている。このため、シフトレバー10が中立位置に位置するときの操作角度θは「50°」になる。図5に示すように、操作角度θが「0°」から「100°」までの範囲内においては、操作角度θと中点電位ΔVとは比例関係にあることから、同範囲内において中点電位ΔVの値は操作角度θに対して固有の値となる。なお、図5は、中点電位ΔVとシフトレバー10の操作角度θとの関係を模式的に示したものであり、その関係を示す直線の傾きの方向や傾きの程度は抵抗素子R1〜R4の特性により変わる。
次に、上記構成の変速装置1において、シフトレバー10の操作角度θ(シフトレバー10の操作位置)が検出される原理について説明する。なお、本実施形態においては、パーキングポジションPAの操作位置におけるシフトレバー10の操作角度θを「0°」、ドライブポジションDAの操作位置におけるシフトレバー10の操作角度θを「100°」とする。
図1に実線で示すように、シフトレバー10がパーキングポジションPAに位置する場合、ロータマグネット21とバイアスマグネット22とは、図2(a)に示す位置関係にある。このとき磁気抵抗素子23の中点電位ΔVは、図5に示すように電圧値V1となる。
次に、シフトレバー10をドライブポジションDAに位置させるべく操作すると、回転角度センサ20のロータマグネット21が回転し、ロータマグネット21とバイアスマグネット22とで形成される合成磁界が変化する。この合成磁界の変化によって磁気抵抗素子23の中点電位ΔVは、図5に示す直線にしたがって変化する。そして、図1に破線で示すようにシフトレバー10がドライブポジションDAに位置すると、ロータマグネット21とバイアスマグネット22とは、図2(b)に示す位置関係になる。このときの中点電位ΔVは、図5に示すように電圧値V2となる。
このように、シフトレバー10の操作位置に応じてロータマグネット21とバイアスマグネット22との間に形成される合成磁界が変化し、磁気抵抗素子23の中点電位ΔVが変化する。中点電位ΔVと操作角度θとは予め対応付けられているため、制御部は、シフトレバー10がパーキングポジションPAに位置していることを電圧値V1に基づいて、シフトレバー10がドライブポジションDAに位置していることを電圧値V2に基づいてそれぞれ認識することができる。同様に、制御部は、パーキングポジションPA、リバースポジションRA、ニュートラルポジションNA、ドライブポジションDAのいずれかにシフトレバー10が位置していることも中点電位ΔVの値に基づいて認識することができる。また、シフトレバー10の操作範囲内(「0°」〜「100°」)においては中点電位ΔVの値が操作角度θに対して固有であるため、制御部は、シフトレバー10の操作過程における任意の操作角度θ、例えばパーキングポジションPAとリバースポジションRAとの中間位置における操作角度θをも中点電位ΔVの値に基づいて認識することができる。
ちなみに、従来の回転角度センサ100においては、図6に示すように、中点電位ΔVと操作角度θとの関係を比例関係で近似できる領域は、操作角度θが約「40°」から「60°」までの間であり、本実施形態の回転角度センサ20に比較して狭かった。また、操作角度θが「0°」から「100°」までの範囲内における中点電位ΔVと操作角度θとの関係を示す特性は正弦波状になり、中点電位ΔVの値は、同範囲内における操作角度θに対して固有の値とはならない。このため、従来の回転角度センサ100では、シフトレバー10の操作過程における操作角度θを同範囲内にわたって求めることは困難である。
本実施形態の回転角度センサ20によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)磁気抵抗素子23は、シャフト11の外周面から離れた位置に配設されている。このため、シャフト11の軸方向の長さを増加させたとしても、シャフト11と磁気抵抗素子23とが干渉することはない。このことから、例えば、シャフト11が回転角度センサ20を貫通した状態で変速装置1へ回転角度センサ20を搭載することが可能となる。例えば変速装置1のハウジング内に回転角度センサ20が収容される構成とすれば、回転角度センサ20のハウジングが不要となるため、変速装置1を小型化することができる。このように磁気抵抗素子23の配設場所が制限されないため、回転角度センサ20の設計自由度を向上させることができる。
(2)磁気抵抗素子23は、ロータマグネット21の外周面とバイアスマグネット22の内周面とにより挟まれる領域内に設けられている。このため、磁気抵抗素子23は、ロータマグネット21とバイアスマグネット22とによる合成磁界の磁束の方向を検出する際に外乱の影響を受け難い。したがって、回転角度センサ20によれば、シフトレバー10の操作角度θを高精度で検出することができる。
(3)磁気抵抗素子23の中点電位ΔVは、操作角度θが「0°」から「100°」までの範囲内においては、操作角度θに比例して変化する。このため、同範囲内において制御部は、シフトレバー10の操作過程における任意の操作角度θをも認識することができる。このため、磁気抵抗素子23の中点電位ΔVに基づいて、シフトレバー10の操作方向及びその操作量を検出することができる。例えば、制御部は、シフトレバー10の操作方向を検出することにより、シフトレバー10の移動先のポジションPA,RA,NA,DAを推測することが可能となる。よって、変速装置1の付加価値を高めることができる。
(4)シフトレバー10が中立位置にあるとき、磁気抵抗素子23は、ロータマグネット21のN極となる外周面上の中央とバイアスマグネット22のS極となる内周面上の中央との間に位置する。このとき、磁気抵抗素子23は、ロータマグネット21において磁極が反転する箇所及びバイアスマグネット22において磁極が反転する箇所からそれぞれ離れている。このため、磁気抵抗素子23の周辺の磁界は安定する。よって、上記(3)の効果を好適に奏する。
(5)磁気抵抗素子23は、シャフト11の外周面から離れた位置に配設されている。一般に、シャフト11のスラスト方向のがたを抑制することはラジアル方向のがたを抑制するのに比較して難しい。従来の回転角度センサ100では、シャフト11の一方の端面と対向する位置に磁気抵抗素子104が配設されていたため、スラスト方向のがたによって磁気抵抗素子104が検出する合成磁界の大きさが変化してしまうため、シャフト101と磁気抵抗素子104との距離を厳密に管理する必要があった。しかし、本実施形態の回転角度センサ20によれば、シャフト11のスラスト方向のがたの管理が不要となるため、回転角度センサ20の製造上の負担が軽減される。
(6)バイアスマグネット22は、ロータマグネット21よりも一回り大きな円環状の外形をなし、ロータマグネット21を囲繞するように配設されている。すなわち、バイアスマグネット22により印加されるバイアス磁界内にロータマグネット21が配置されている。このため、ロータマグネット21の磁界とバイアスマグネット22の磁界とによる合成磁界は、バイアスマグネット22の外部における外乱の影響を受け難くく、磁気抵抗素子23は、このように外乱の影響が抑制された状態下でシフトレバー10の操作角度θを検出することができる。したがって、前記(2)の効果を好適に奏する。
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化した第2実施形態を図7(a),(b)に基づいて説明する。本実施形態は、第2の磁石の形状が前記バイアスマグネット22の形状と異なる点が前記第1実施形態と相違する。以下、このような回転角度センサ30について説明する。なお、ここでは第1実施形態と相違する点を主に述べ、共通する点については同一部材番号を付すのみとしてその説明を省略する。
図7(a),(b)に示すように、回転角度センサ30は、第2の磁石としてのバイアスマグネット32を備えている。バイアスマグネット32は、前記第1実施形態におけるバイアスマグネット22(図7(a)に破線で示す)の一部分に相当する。すなわち、バイアスマグネット32は、ロータマグネット21を囲繞する仮想的な円環の一部に相当するように形成されている。なお、本実施形態においてバイアスマグネット32の着磁方向は、前記第1実施形態と同様に、ロータマグネット21の軸心方向と直交する方向に平行磁界が生じるように着磁されている。
バイアスマグネット32は、シャフト11の回転中心と磁気抵抗素子23の中心を通る直線に対して、シャフト11の回転方向に線対称となるように設けられている。換言すれば、バイアスマグネット32は、ロータマグネット21(シャフト11)の回転中心と磁気抵抗素子23の中心とを結ぶ直線上にバイアスマグネット32の中心が載るように配置されている。このため、磁気抵抗素子23には、バイアスマグネット32によるバイアス磁界が一様に印加されることになる。
以上のように構成された回転角度センサ30におけるシフトレバー10の操作角度θ(「0°」〜「100°」)と中点電位ΔVとの関係は、前記第1実施形態における回転角度センサ20の場合と同様に、図5に示す比例関係となる。
したがって、本実施形態の回転角度センサ30によれば、前記(1)〜(5)の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(7)バイアスマグネット32は、バイアスマグネット22の一部分に相当する。このため、バイアスマグネット32の外形寸法は、バイアスマグネット22の外形寸法に比較して小さくなる。したがって、バイアスマグネット32の成形金型費や材料費等の製造コストを抑制することができるとともに、回転角度センサ30を小型化することができる。つまり、図7(a)に示すように、前記第1実施形態でバイアスマグネット22が占めていた空間(破線で示す)が開放されるため、その開放された空間に相当する分だけ回転角度センサ30を小型化することができる。
(8)磁気抵抗素子23は、通常、例えばPC基板等の基板上に実装された上で、ロータマグネット21とバイアスマグネット32との間に配置される。前記第1実施形態においては、ロータマグネット21を囲繞するように円環状のバイアスマグネット22が設けられていたため、基板の小型化を図ったとしても回転角度センサ20の小型化には直結しない。それに比較して本実施形態においては、基板がバイアスマグネット32により囲まれないため、基板を小型化することにより回転角度センサ30を更に小型化することが可能となる。また、基板の設計に自由度を持たせることもできる。
(9)シャフト11の回転中心と磁気抵抗素子23の中心とを通る直線に対して、シャフト11の回転方向に線対称となるようにバイアスマグネット32が設けられているため、磁気抵抗素子23には、バイアスマグネット32によるバイアス磁界が一様に印加される。このため、磁気抵抗素子23が検出する合成磁界の変化量は、ロータマグネット21が右回転した場合と左回転した場合とで同一になる。したがって、磁気抵抗素子23は、シフトレバー10の操作方向に依存することなく同シフトレバー10の操作角度θの変化分を正確に検出することができる。よって、回転角度センサ30によれば、バイアスマグネット32がロータマグネット21を囲繞するように形成されなくても、シフトレバー10の操作角度θを高精度で検出することができる。
なお、前記各実施形態は、以下のように変更してもよい。
・前記各実施形態において磁気抵抗素子23は、ロータマグネット21の外周面とバイアスマグネット22(32)の内周面とにより挟まれる領域の中央に設けられている。しかし、磁気抵抗素子23は、ロータマグネット21の外周面とバイアスマグネット22(32)の内周面とにより挟まれる領域内に配設されていれば、その配設位置は中央に限定されない。この場合においても、磁気抵抗素子23は、従来の回転角度センサ100における磁気抵抗素子104に比較して、外乱の影響を受け難い安定した磁界内でロータマグネット21の操作角度θを検出することができる。
・前記各実施形態における回転角度センサ20(30)は、バイアスマグネット22(32)の内側でロータマグネット21が回転する、いわゆるインナロータタイプであるが、バイアスマグネット22(32)の外部においてロータマグネット21が回転するアウタロータタイプに適用してもよい。要するに、回転角度センサ20(30)は、ロータマグネット21とバイアスマグネット22(32)との間に磁気抵抗素子23が配設され、ロータマグネット21とバイアスマグネット22(32)とが相対的に回転する構成であればよい。
・前記各実施形態において磁気検出手段として、強磁性磁気抵抗素子が適用されているが、ホール素子やGMR素子(巨大磁気抵抗素子)が適用されてもよい。
次に、前記実施形態から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(1)回転体の回転軸に直交する方向に対する磁束の方向が該回転体の回転に伴って変化する磁界を形成する第1の磁石と、磁束の方向を検出する磁気検出手段と、該磁気検出手段にバイアス磁界を印加する第2の磁石とを備え、前記第1の磁石と前記第2の磁石との間に前記磁気検出手段が配設されていること。
(2)回転角度センサにおいて、前記磁気検出手段は、強磁性磁気抵抗素子であること。
第1実施形態における回転角度センサを備える変速装置の構成を模式的に示す斜視図。 (a),(b)は、図1のA矢視図。 図2のB−B断面図。 第1実施形態の回転角度センサにおける磁気抵抗素子の等価回路。 同磁気検出手段の中点電位とシフトレバーの操作角度との関係を示す特性図。 従来の回転角度センサにおける磁気抵抗素子の中点電位と操作角度との関係を示す特性図。 (a),(b)は、第2実施形態における回転角度センサに係る図1のA矢視図。 従来の回転角度センサの側断面図。
符号の説明
1…変速装置、11…回転体としてのシャフト、20,30…回転角度センサ、21…第1の磁石としてのロータマグネット、22,32…第2の磁石としてのバイアスマグネット、23…磁気検出手段としての磁気抵抗素子。

Claims (9)

  1. 回転体の回転に伴って変化する磁束の方向を磁気検出手段で検出することで、該回転体の回転角度を検出する回転角度センサにおいて、
    前記回転体と一体的に回転されるとともに、円環状に形成される第1の磁石と、
    前記磁気検出手段にバイアス磁界を印加するとともに、インナロータタイプにおいて前記第1の磁石を囲繞する仮想的な円環の少なくとも一部に相当するように形成される一方、アウタロータタイプにおいて前記第1の磁石に囲繞される仮想的な円環の少なくとも一部に相当するように形成される第2の磁石とを備え、
    前記第1の磁石により形成される磁界と前記第2の磁石により形成されるバイアス磁界とによる合成磁界の磁束の方向を検出する前記磁気検出手段を、前記第1の磁石と前記第2の磁石との間、すなわち前記第1の磁石及び前記第2の磁石のうち内側に位置する磁石の外周面と、前記第1の磁石及び前記第2の磁石のうち外側に位置する磁石の内周面とにより挟まれる領域内に設けた回転角度センサ。
  2. 前記磁気検出手段を、前記第1の磁石及び前記第2の磁石のうち内側に位置する磁石の外周面と、前記第1の磁石及び前記第2の磁石のうち外側に位置する磁石の内周面とにより挟まれる領域の中央に設けた請求項に記載の回転角度センサ。
  3. 回転体の回転に伴って変化する磁束の方向を磁気検出手段で検出することで、該回転体の回転角度を検出する回転角度センサにおいて、
    前記回転体と一体的に回転される第1の磁石と、
    前記磁気検出手段にバイアス磁界を印加する第2の磁石とを備え、
    前記第1の磁石により形成される磁界と前記第2の磁石により形成されるバイアス磁界とによる合成磁界の磁束の方向を検出する前記磁気検出手段を、前記第1の磁石と前記第2の磁石との間に設け、
    前記第1の磁石及び前記第2の磁石をいずれも前記回転体の回転方向に沿って設け、前記第1の磁石において同一磁極となる外周面上の中央と前記第2の磁石において同一磁極となる内周面上の中央との間に前記磁気検出手段が位置したときに検出される回転角度が検出角度範囲の真中となるように、前記第1の磁石と前記第2の磁石と前記磁気検出手段とを配置した回転角度センサ。
  4. 前記第1の磁石及び前記第2の磁石をいずれも前記回転体の回転方向に沿って設け、前記第1の磁石において同一磁極となる外周面上の中央と前記第2の磁石において同一磁極となる内周面上の中央との間に前記磁気検出手段が位置したときに検出される回転角度が検出角度範囲の真中となるように、前記第1の磁石と前記第2の磁石と前記磁気検出手段とを配置した請求項1又は2に記載の回転角度センサ。
  5. 回転体の回転に伴って変化する磁束の方向を磁気検出手段で検出することで、該回転体の回転角度を検出する回転角度センサにおいて、
    前記回転体と一体的に回転される第1の磁石と、
    前記磁気検出手段にバイアス磁界を印加する第2の磁石とを備え、
    前記第1の磁石により形成される磁界と前記第2の磁石により形成されるバイアス磁界とによる合成磁界の磁束の方向を検出する前記磁気検出手段を、前記第1の磁石と前記第2の磁石との間に設け、
    前記第1の磁石と前記第2の磁石とを共に円環状に形成し、前記第1の磁石を囲繞するように前記第2の磁石を設けた回転角度センサ。
  6. 前記第1の磁石と前記第2の磁石とを共に円環状に形成し、前記第1の磁石を囲繞するように前記第2の磁石を設けた請求項1〜4のいずれか一項に記載の回転角度センサ。
  7. 回転体の回転に伴って変化する磁束の方向を磁気検出手段で検出することで、該回転体の回転角度を検出する回転角度センサにおいて、
    前記回転体と一体的に回転される第1の磁石と、
    前記磁気検出手段にバイアス磁界を印加する第2の磁石とを備え、
    前記第1の磁石により形成される磁界と前記第2の磁石により形成されるバイアス磁界とによる合成磁界の磁束の方向を検出する前記磁気検出手段を、前記第1の磁石と前記第2の磁石との間に設け、
    前記第1の磁石を円環状に形成し、該第1の磁石を囲繞する仮想的な円環の一部に相当するように前記第2の磁石を形成した回転角度センサ。
  8. 前記第1の磁石を円環状に形成し、該第1の磁石を囲繞する仮想的な円環の一部に相当するように前記第2の磁石を形成した請求項1〜4のいずれか一項に記載の回転角度センサ。
  9. 前記回転体の回転中心と前記磁気検出手段の中心とを通る直線上に前記第2の磁石の中心が載るように前記第2の磁石を配置した請求項7又は8に記載の回転角度センサ。
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