JP2008157762A - トルク測定器 - Google Patents

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敦 堀越
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Abstract

【課題】組み立て時に、各軸体相互の位置決めを容易にするとともに、別の磁性体部材で磁気遮蔽することなく、磁気センサに外部から流入する磁束を磁気遮蔽すること。
【解決手段】第1の軸体12に、永久磁石26、28とともに、爪36、38を有する磁性体32、34を固定し、第2の軸体20に、爪I46、48を有する磁性体42、44と磁性体40を固定し、磁性体40〜44の外側に断面形状が「コ」字形の固定子52を配置し、固定子52の内周側に磁気センサ54を配置し、組み立て時に、磁性体32、34の爪36、38の位相を互いに調整するとともに、磁性体32、34の爪36、38の位相を互いに調整するだけで、第1の軸体12と第2の軸体20相互の位置決めを容易にすることができ、固定子52の内周側に配置された磁気センサ54に対して、別の磁性体部材で磁気遮蔽することなく、外部から流入する磁束を磁気遮蔽することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、トルク測定器に係り、例えば、自動車のステアリング装置などの回転軸に発生するトルクを測定するためのトルク測定器に関する。
従来、回転軸に発生するねじれトルクを測定するものとしては、例えば、電動パワーステアリング装置のステアリングホイールに連結される第1軸体と、第1軸体に連設体を介して連結された第2軸体との相対変位を検出するようにした相対変位検出装置が提案されている(特許文献1参照)。この相対変位検出装置においては、第1軸体に固定された永久磁石と第2軸体に固定された一対の磁性体コアとの相対変位により生じる磁束の変化を、第1軸体と第2軸体の回動軸回りの相対位置変化の方向と変位の変化量として、磁気センサで検出する構成を採用し、耐久性の向上を図るようにしている。
しかし、磁気センサが、単に、一方の磁性体コアと他方の磁性体コアとの空間に配置されているので、磁性体コア間に生じる磁束が、磁気センサ以外の領域にも流れ、磁気センサに磁束を十分に流すことができない。
そこで、磁気センサに磁束を十分に流すために、一対の磁性体コア(軟磁性体による磁気ヨーク)の外側に、リング状の補助磁性体(集磁リング)を設けるとともに、補助磁性体の周方向の一部に集磁部を設け、磁石から発生する磁束を各磁性体コアから補助磁性体の集磁部を介して磁気センサに集中的に流すようにしたもの提案された(特許文献2参照)。
特開平2−93321号公報 特開2003−149062号公報
しかし、特許文献2に記載されたものでは、多極に着磁した磁石と、この磁石に対向して、複数の爪を有する磁石を配置するに際して、トーションバーのねじれが生じていない状態で、後者の各磁石のN極とS極の境界部分に前者の各磁極が一致するように配置する必要があるが、磁気の境界位置を磁石の形状で判断できないので、組み立て時に各磁石の回転方向の位置決めが困難であった。しかも、特許文献1、2に記載されているものは、いずれも外部から磁束が入った場合には、この磁束を磁気センサが検出してしまうので、磁気センサの周囲を別の磁性体部材で磁気遮蔽することが余儀なくされていた。
本発明は、前記従来技術の課題に鑑みて為されたものであり、その目的は、組み立て時に、各軸体相互の位置決めを容易にするとともに、別の磁性体部材で磁気遮蔽することなく、磁気センサに外部から流入する磁束を磁気遮蔽することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、ハウジングに回転自在に支持された第1の軸体および第2の軸体と、前記第1の軸体と前記第2の軸体とを連結する弾性体と、前記第1の軸体に固定されて前記第1の軸体の軸方向に沿って着磁された環状の永久磁石と、環状に形成されて前記永久磁石の両磁極端部に分かれて固定された複数の第1の磁性体と、環状に形成され、且つ前記第2の軸体に固定されて前記永久磁石および前記第1の磁性体と一定のギャップを保って相対向して配置された複数の第2の磁性体と、前記永久磁石と前記第1の磁性体および前記第2の磁性体を含む磁気回路中に配置されて前記第1の磁性体と前記第2の磁性体の回転方向の相対変位により生じる磁束の変化を検出する磁気センサと、磁性材料を用いて略筒状に形成されて前記ハウジングに固定された固定子とを備え、前記各第1の磁性体の外周には、相対向する第1の磁性体に向かって軸方向に突出した第1の爪が複数個周方向に沿って配置され、前記複数の第2の磁性体のうち前記各第1の磁性体に相対向して両側に分かれて配置された一対の第2の磁性体の外周には、相対向する第2の磁性体に向かって軸方向に突出した第2の爪が複数個周方向に沿って配置され、前記各第1の爪と前記各第2の爪は、前記第1の軸体と前記第2の軸体の相対角度変位により、前記各第1の爪を含む磁気回路面積と前記各第2の爪を含む磁気回路面積のうち一方が増加したときには他方が減少するように配置され、前記一対の第2の磁性体の中間の第2の磁性体は前記磁気センサに相対向して配置され、前記磁気センサは、前記固定子内に配置され、前記固定子には、前記磁気センサと前記中間の第2の磁性体とを結ぶ領域に開口が形成され、前記第1の軸体と前記第2の軸体との間に働くトルクを、前記磁気回路内における前記第1の爪と前記第2の爪の相対変位に伴って前記磁気センサを貫通する磁束密度の変化で検出するトルク測定器を構成したものである。
前記構成によれば、組み立て時に、各第1の磁性体の第1の爪の位相を互いに調整するとともに、各第2の磁性体の爪の位相を互いに調整するだけで、第1の軸体と第2の軸体相互の位置決めを容易にすることができるととともに、固定子の内周側に磁気センサを配置したので、別の磁性体部材で磁気センサを磁気遮蔽することなく、磁気センサに外部から流入する磁束を磁気遮蔽することができる。
前記トルク器を構成するに際しては、固定子を、その断面がコの字形状に形成し、固定子と磁気センサとの間には磁性体を配置したり、固定子を、その断面がコの字形状に形成し、固定子外周のうち磁気センサと相対向する部位に凹部を形成し、磁気センサを凹部に近接して配置したりすることもできる。また、永久磁石を、複数のリング状磁石で構成したり、永久磁石を、単一のリング状磁石で構成し、リング状磁石の中央部に、中間の第2の磁性体に相対向して、リング状の第1の磁性体を配置したりすることもできる。さらに、永久磁石を、樹脂成型磁石で構成するとともに、第1の磁性体または第2の磁性体のうち少なくとも一方と一体成型することもできる。
本発明によれば、組み立て時に、各軸体相互の位置決めを容易にするとともに、別の磁性体部材で磁気遮蔽することなく、磁気センサに外部から流入する磁束を磁気遮蔽することができる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施例を示すトルク測定器の断面図である。図1において、トルク測定器10は、略円筒状に形成された第1の軸体12を備えており、第1の軸体12は、軸受14を介してハウジング16に回転自在に支持されている。第1の軸体12は、軸方向一端側が、電動パワーステアリング装置のステアリングホイール(図示せず)に連結され、軸方向他端の内周側が、弾性体、例えば、トーションバー18を介して第2の軸体に連結され、軸方向他端の外周側が、円筒状の非磁性体22に連結されている。弾性体であるトーションバー18は、第1の軸体12と第2の軸体20とを連結する連結部材として、その軸方向両端側がそれぞれ第1の軸体12と第2の軸体20に連結されている。第2の軸体20は、軸受24を介してハウジング16に回転自在に支持されている。
円筒状の非磁性体22の外周面には、図2(a)に示すように、リング状の永久磁石26、28が装着されているとともに、略円盤状に形成された磁性体(第1の磁性体)30、32、34が装着されている。各永久磁石26、28は、軸方向において着磁されて、N極とS極が軸方向に沿って配列されている。磁性体30は、永久磁石26と永久磁石28との間に配置されている。磁性体32、34は、軸方向に突出した爪36、38を複数個備え、永久磁石26、28の両極端部に分かれて配置されており、各爪36、38は、図3に示すように、円周方向に沿って互いに180°の位相差を保って等間隔で配列されている。磁性体32、34は、爪36、38が相対向するように配置されており、各爪36と各爪38は、各永久磁石26、28、30の磁極に従って、N極またはS極に着磁されている。
リング状の永久磁石26、28と磁性体30、32、34に相対向して、永久磁石26、28と磁性体30〜34の周囲には、リング状の磁性体(第2の磁性体)40が磁性体30と一定のギャップを保って配置されているとともに、磁性体40の両側にリング状の磁性体(第2の磁性体)42、44が永久磁石26、28と一定のギャップを保って配置されている(図2(b)参照)。磁性体42、44は、軸方向に突出した爪46、48を複数個備えており、各爪46、48は、円周方向に沿って等間隔で配列されている。磁性体42、44は、爪46、48が相対向するように配置されており、各爪46と各爪48は、円周方向における位相が同相となるように配置されている。磁性体40、42、44は、ブラケット50を介して第2の軸体20に連結されており、第1の軸体12と第2の軸体20との間の相対回転に伴って、永久磁石26、28と磁性体30に対して、円周方向に沿って変位するようになっている。この場合、各爪46と各爪48は、図4に示すように、永久磁石26、28と磁性体30に対してX方向に動くときには、永久磁石26、28のN極との重なりが増加し、一方、S極との重なりが減少し、中央の磁性体40に磁束が流れることになる。すなわち、各爪42、44と各爪46、48は、第1の軸体12と第2の軸体20の相対角度変位により、各爪42、44を含む磁気回路面積と各爪46、48を含む磁気回路面積のうち一方が増加したときには他方が減少するように配置されている。
磁性体40、42、44に相対向して、磁性体40、42、44の周囲には、円環状に形成されて、固定子52が磁性体40、42、44と一定のギャップを保って配置されている。固定子52は、磁性体で構成されて、ハウジング16に固定されており、固定子52の内周側には、図2(c)および図5に示すように、複数の磁気センサ54が配置されている。固定子52は、各磁気センサ54の周囲を囲むとともに、各磁気センサ54と中間の磁性体40とを結ぶ領域に、磁束の通路となる開口を形成するために、例えば、その断面形状が「コ」の字形に形成されている。
各磁気センサ54は、固定子52の内周側に固定されたリング状の磁性体56と一定のギャップを保って配置されている。第1の軸体12に永久磁石26、28と磁性体30、32、34が固定され、第2の軸体20に磁性体40、42、44が固定され、ハウジング16に固定子52が固定されたときの組み立て状態を図6に示す。
上記構成において、第1の軸体12からのトルクがトーションバー18を介して第2の軸体20に作用しない、中立状態のときには、図3および図4に示すように、磁性体32、34の爪36、38に対して、磁性体42、44の爪46、48は、爪36、38のそれぞれの磁極であるN極、S極に対して90度位相がずれた状態になっている。この状態では、爪36によるN極と爪46との磁気的重なり(磁気抵抗)と爪38によるS極と爪48との磁気的重なり(磁気抵抗)が、略等しいので、固定子52には、軸方向の磁束のみが流れるので、固定子52の中央に配置した磁気センサ54には、磁束は流れない。
これに対して、第1の軸体12からのトルクがトーションバー18を介して第2の軸体20に作用し、例えば、第2の軸体20が、図4に示すように、第1の軸体12に対してX方向にずれた場合、爪36によるN極と爪46との磁気的重なりが増加し、すなわち、磁気的な流れ易さを示すパーミアンスが増加し、逆に、爪38によるS極と爪48との磁気的重なり減少(パーミアンス)が減少するので、爪36によるN極から出た磁束は、第2の軸体20の磁性体40を介して、固定子52側から磁気センサ54に流れる。この磁束は、磁気センサ54によって検出される。
一方、第1の軸体12からのトルクがトーションバー18を介して第2の軸体20に作用し、例えば、第2の軸体20が第1の軸体12に対して、図4に示すX方向とは逆方向にずれた場合、爪36によるN極と爪46との磁気的重なり(磁気抵抗)が減少し、逆に、爪38によるS極と爪48との磁気的重なり(磁気抵抗)が増加するので、爪38によるS極から出た磁束は、第2の軸体20の磁性体40から磁気センサ54を介して、固定子52側へ流れる。この磁束は、磁気センサ54によって検出される。
以上の作用により、図7に示すように、第1の軸体12と第2の軸体20の相対角度変位に応じて、磁気センサ54に流れる磁束(磁束密度)が変化し、第1の軸体12からのトルクがトーションバー18を介して第2の軸体20に作用しない、中立状態のときには、磁気センサ54を貫通する磁束はゼロとなり、第1の軸体12からのトルクがトーションバー18を介して第2の軸体20に作用し、第2の軸体20が、第1の軸体12に対してX方向にずれたときに、磁気センサ54を貫通する磁束の極性と、第2の軸体20が、第1の軸体12に対してX方向とは逆方向にずれたときに、磁気センサ54を貫通する磁束の極性は互いに反対となる。
これにより、磁気センサ54は、第1の軸体12と第2の軸体20間に作用するトルクを、磁気センサ54を貫通する磁束変化で検出することができる。
本実施例によれば、組み立て時に、磁性体32、34の爪36、38の位相を互いに調整するとともに、磁性体42、44の爪46、48の位相を互いに調整するだけで、第1の軸体12と第2の軸体20相互の位置決めを容易にすることができるととともに、断面形状が「コ」の字形の固定子52の内周側に磁気センサ54を配置したので、別の磁性体部材で磁気センサ54を磁気遮蔽することなく、磁気センサ54に外部から流入する磁束を磁気遮蔽することができる。
なお、磁性体32、34の爪36、38と磁性体42、44の爪46、48の形状としては、実施例では四角形形状としたが、クローポールモータのように、三角形形状にすることもできる。
また、固定子52に磁気センサ54を配置するに際しては、図8に示すように、固定子52の外周側に凹部58を設け、凹部58の内周側に磁気センサ54を配置する構成を採用することもできる。この場合、磁性体56を用いることなく、磁気センサ54に磁束を集めることができ、部品点数を削減できる。
次に、本発明の第2実施例を図9に基づいて説明する。本実施例は、リング状の永久磁石26、28の代わりに、リング状の永久磁石60を用い、磁性体30の代わりに、リング状の磁性体62を用いたものであり、その他の構成は第1実施例と同様である。
永久磁石60は、樹脂成型磁石として構成されており、リング状の磁性体62は、永久磁石60外周面の略中央部に配置されている。永久磁石60と磁性体32、34、62を周方向に展開した状態を図10に、磁性体40、42、44を周方向に展開した状態を図11に、固定子を周方向に展開した状態を図12に、各部品を組み立てた状態を図13に示す。
永久磁石60を、樹脂成型磁石として構成するに際しては、爪36、38をそれぞれ有する磁性体32、34を一体成型するとともに、永久磁石60外周面の略中央部に磁性体62を一体成型することで、組み立て時の部品点数を削減できるとともに、組み立て作業を容易にすることができる。永久磁石60に磁性体32、34、62を一体成型した場合、成型後に、永久磁石60や磁性体32、34、62にその軸方向から着磁することができる。
本実施例によれば、組み立て時に、磁性体32、34の爪36、38の位相を互いに調整するとともに、磁性体42、44の爪46、48の位相を互いに調整するだけで、第1の軸体12と第2の軸体20相互の位置決めを容易にすることができるととともに、断面形状が「コ」の字形の固定子52の内周側に磁気センサ54を配置したので、別の磁性体部材で磁気センサ54を磁気遮蔽することなく、磁気センサ54に外部から流入する磁束を磁気遮蔽することができる。
また、本実施例によれば、単一の永久磁石60を第1の軸体12に固定するようにしたため、第1実施例のものよりも、部品点数を削減できる。
また、本実施例においては、各磁性体32、34、62を固定するための部材は省略してあるが、各磁性体32、34、62を永久磁石60とともに樹脂で一体成型するときに、樹脂で各磁性体32、34、62を固定することができる。もちろん、樹脂だけではなく、プラスチックやアルミなどの非磁性体に各磁性体32、34、62を組み込んで一体構造とすることもできる。
電動パワーステアリング装置を搭載した車両において、トルク測定器をトルクセンサとして用いてステアリングの制御を行う場合、万一トルクセンサが故障した場合には、単一のトルクセンサでは操舵制御ができなくなるが、前記各実施例のように、固定子52に、複数、例えば、2個の磁気センサ54を配置して2重系を構成することで、信頼性を確保することができる。この場合、信頼性の精度をより高めるために、磁気センサ54をさらに増設することがこともできる。
前記各実施例においては、自動車のステアリングなどの回転軸に発生するトルクを測定するものについて述べたが、本発明は、各種回転機械装置の回転軸に発生するトルクあるいは静止軸に発生するトルクを測定するものにも適用することができる。
本発明の第1実施例を示すトルク測定器の断面図である。 (a)は、第1の軸体に固定される永久磁石と磁性体の分解斜視図、(b)は、第2の軸体に固定される磁性体の分解斜視図、(c)は、固定子の斜視図である。 (a)は、第1の軸体に固定される永久磁石と磁性体の断面図、(b)は、(a)は、第1の軸体に固定される永久磁石と磁性体の展開図である。 (a)は、第2の軸体に固定される磁性体の断面図、(b)は、第2の軸体に固定される磁性体の展開図である。 (a)は、固定子の断面図、(b)は、固定子の展開図である。 第1実施例のトルク測定器の組み立て状態を示す断面図である。 第1の軸体と第2の軸体の相対角度変位と磁束密度との関係を示す特性図である。 (a)は、固定子の他の実施例を示す要部断面図、(b)固定子の他の実施例を示す要部拡大断面図である。 本発明の第2実施例を示すトルク測定器の断面図である。 (a)は、第2実施例における第1の軸体に固定される永久磁石と磁性体の断面図、(b)は、第2実施例における第1の軸体に固定される永久磁石と磁性体の展開図である。 (a)は、第2実施例における第2の軸体に固定される磁性体の断面図、(b)は、第2実施例における第2の軸体に固定される磁性体の展開図である。 (a)は、第2実施例における固定子の断面図、(b)は、第2実施例における固定子の展開図である。 第2実施例のトルク測定器の組み立て状態を示す断面図である。
符号の説明
10 トルク測定器
12 第1の軸体
18 トーションバー
20 第2の軸体
26、28、30 永久磁石
32、34 磁性体
36、38 爪
40、42、44 磁性体
46、48 爪
52 固定子
54 磁気センサ
58 凹部
60 永久磁石
62 磁性体

Claims (6)

  1. ハウジングに回転自在に支持された第1の軸体および第2の軸体と、前記第1の軸体と前記第2の軸体とを連結する弾性体と、前記第1の軸体に固定されて前記第1の軸体の軸方向に沿って着磁された環状の永久磁石と、環状に形成されて前記永久磁石の両磁極端部に分かれて固定された複数の第1の磁性体と、環状に形成され、且つ前記第2の軸体に固定されて前記永久磁石および前記第1の磁性体と一定のギャップを保って相対向して配置された複数の第2の磁性体と、前記永久磁石と前記第1の磁性体および前記第2の磁性体を含む磁気回路中に配置されて前記第1の磁性体と前記第2の磁性体の回転方向の相対変位により生じる磁束の変化を検出する磁気センサと、磁性材料を用いて略筒状に形成されて前記ハウジングに固定された固定子とを備え、
    前記各第1の磁性体の外周には、相対向する第1の磁性体に向かって軸方向に突出した第1の爪が複数個周方向に沿って配置され、前記複数の第2の磁性体のうち前記各第1の磁性体に相対向して両側に分かれて配置された一対の第2の磁性体の外周には、相対向する第2の磁性体に向かって軸方向に突出した第2の爪が複数個周方向に沿って配置され、前記各第1の爪と前記各第2の爪は、前記第1の軸体と前記第2の軸体の相対角度変位により、前記各第1の爪を含む磁気回路面積と前記各第2の爪を含む磁気回路面積のうち一方が増加したときには他方が減少するように配置され、前記一対の第2の磁性体の中間の第2の磁性体は前記磁気センサに相対向して配置され、前記磁気センサは、前記固定子内に配置され、前記固定子には、前記磁気センサと前記中間の第2の磁性体とを結ぶ領域に開口が形成され、
    前記第1の軸体と前記第2の軸体との間に働くトルクを、前記磁気回路内における前記第1の爪と前記第2の爪の相対変位に伴って前記磁気センサを貫通する磁束密度の変化で検出するトルク測定器。
  2. 前記固定子は、その断面がコの字形状に形成されており、前記固定子と前記磁気センサとの間には磁性体が配置されてなることを特徴とする請求項1に記載のトルク測定器。
  3. 前記固定子は、その断面がコの字形状に形成されており、前記固定子外周のうち前記磁気センサと相対向する部位には凹部が形成され、前記磁気センサが前記凹部に近接して配置されてなることを特徴とする請求項1に記載のトルク測定器。
  4. 前記永久磁石は、複数のリング状磁石で構成されてなることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載のトルク測定器。
  5. 前記永久磁石は、単一のリング状磁石で構成され、前記リング状磁石の中央部には、前記中間の第2の磁性体に相対向して、リング状の第1の磁性体が配置されてなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のトルク測定器。
  6. 前記永久磁石は、樹脂成型磁石であって、前記第1の磁性体または前記第2の磁性体のうち少なくとも一方と一体成型されてなる特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のトルク測定器。
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