JP2003148908A - アクセル操作量検出装置 - Google Patents

アクセル操作量検出装置

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JP2003148908A
JP2003148908A JP2001349216A JP2001349216A JP2003148908A JP 2003148908 A JP2003148908 A JP 2003148908A JP 2001349216 A JP2001349216 A JP 2001349216A JP 2001349216 A JP2001349216 A JP 2001349216A JP 2003148908 A JP2003148908 A JP 2003148908A
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Yoshihiro Kogure
吉宏 木暮
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気検出型の回動角センサを用いることによ
り、回動軸の芯ずれを補償する。 【解決手段】 ブラケット1により回動軸2を回動可能
に支持し、この回動軸2にはアクセルレバー4を介して
アクセルペダル6を取付ける。また、回動角センサ8
は、回動軸2に取付けたマグネット14と、マグネット
14の径方向両側でケーシング9に固定されたヨーク1
6,17との間に磁界を形成し、アクセルペダル6が踏
込み操作されたときには、この磁界の変化をホール素子
18により回動軸2の回動角として検出する。これによ
り、軸受装置等を用いていない回動軸2に対して回動角
センサ8を直接的に取付けることができ、この状態で回
動軸2にがたつき等による芯ずれが生じた場合でも、こ
の芯ずれが検出精度に与える影響をヨーク16,17間
で補償することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車等の
アクセルペダルが踏込み操作されるときの操作量を検出
するのに好適に用いられるアクセル操作量検出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車等の車両には、例えば電
動モータ等によってスロットルバルブを電気的に開,閉
する電動式スロットル装置を搭載したものがあり、この
ような仕様の車両では、運転者のアクセル操作量をアク
セル操作量検出装置によって検出し、その検出結果に応
じてスロットルバルブを駆動する構成となっている。
【0003】この種の従来技術によるアクセル操作量検
出装置は、車両に取付けられるブラケットと、該ブラケ
ットに回動可能に設けられた回動軸と、該回動軸にアク
セルレバーを介して設けられ該回動軸と一体に回動する
アクセルペダルと、該アクセル部材の回動角をアクセル
操作量として検出する回動角センサとにより構成されて
いる(例えば、特開平11−264707号公報等)。
【0004】ここで、回動角センサは、例えばポテンシ
ョメータ等により構成され、回動軸と異なる位置でブラ
ケットに取付けられている。また、回動角センサは、回
動可能に保持された検出用軸部を有し、この検出用軸部
は、径方向に延びたリンク部材等を介してアクセルレバ
ーと連結されている。
【0005】そして、車両の運転手等がアクセルペダル
を踏込み操作したときには、アクセルペダルとアクセル
レバーとが回動軸を中心として回動し、この回動動作が
アクセルレバーからリンク部材を介して回動角センサの
検出用軸部に伝わることにより、検出用軸部が回動変位
する。これにより、回動角センサは、検出用軸部に取付
けられた摺動ブラシが円弧状の抵抗体に沿って摺動し、
これらの抵抗体と摺動ブラシとの間の抵抗値がアクセル
ペダルの回動角に応じて変化するので、この抵抗値の変
化をアクセル操作量として検出する構成となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、例えば回動角センサを回動軸の端部側に直
接的に取付ける構成とし、その回動角をアクセル操作量
として検出することにより、リンク部材等を省略し、装
置全体の構造を簡略化したいという要求がある。
【0007】しかし、回動軸は、例えば構造の簡略化等
を図るためにブラケットに回動可能な状態で直接的に取
付けられ、これらの間には軸受装置等の部品が設けられ
ていないため、回動軸は僅かながたつき等を有してい
る。これに対し、回動角センサは、その抵抗体と摺動ブ
ラシとを正確に位置合わせした状態で摺動させる必要が
あり、これらの間にがたつき等が少しでも生じると、検
出精度が低下し易い。
【0008】このため、従来技術では、例えばブラケッ
トと回動軸との間に軸受装置等を設けてコストアップし
ない限り、リンク部材等を用いて回動角センサとアクセ
ルレバーとを連結しなければならず、これらの連結部位
等の部品点数が増加して構造が複雑化し、耐久性、信頼
性が低下するという問題がある。
【0009】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明の目的は、回動角センサを回動軸
に取付けた場合でも、回動軸の芯ずれ等により検出精度
が低下するのを防止でき、信頼性を向上できるようにし
たアクセル操作量検出装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、車両に取付けられるブラケットと、該
ブラケットに回動可能に設けられた回動軸と、該回動軸
に設けられ踏込み操作されることにより該回動軸と一体
に回動するアクセル部材と、前記ブラケットに設けられ
該アクセル部材の回動角をアクセル操作量として検出す
る回動角センサとからなるアクセル操作量検出装置に適
用される。
【0011】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、回動角センサは、ブラケットに設けられたケー
シングと、回動軸に廻止め状態で設けられ前記回動軸の
径方向に磁界を発生するマグネットと、前記ケーシング
に回動軸の直径方向に離間して設けられ該マグネットの
磁極と径方向で対向すると共に対向面積が前記回動軸の
回動角に応じて変化する第1,第2のヨークと、前記ブ
ラケットに設けられ前記回動軸の回動角を前記第1,第
2のヨーク間の磁界の変化として前記マグネットの芯ず
れを補償した状態で検出する磁気検出素子とから構成し
たことにある。
【0012】このように構成することにより、回動軸が
回動するときには、マグネットと第1,第2のヨークと
の対向面積に応じて該各ヨーク間の磁界を変化させるこ
とができるから、磁気検出素子は、この磁界の変化を回
動軸の回動角(アクセル部材の操作量)として検出する
ことができる。そして、例えば回動軸がマグネットと共
に径方向に位置ずれ(芯ずれ)した場合でも、この芯ず
れが磁界に与える影響をマグネットの径方向両側に配置
された第1,第2のヨーク間で補償でき、磁界を高い検
出精度で検出し続けることができる。
【0013】また、請求項2の発明によると、第1,第
2のヨークは回動軸に沿ってマグネットの軸方向両側に
配置する構成としている。これにより、例えば回動軸が
マグネットと共に軸方向に位置ずれした場合でも、この
位置ずれによってマグネットとヨークとの対向面積が変
動するのを防止でき、回動角センサは、マグネットの軸
方向の位置ずれに対しても高い検出精度を維持すること
ができる。
【0014】また、請求項3の発明によると、マグネッ
トは非磁性材料からなるマグネットホルダを用いて回動
軸に取付ける構成としている。これにより、マグネット
ホルダを用いてマグネットを回動軸に安定的に取付ける
ことができ、このマグネットホルダがマグネットの磁界
に影響するのを防止することができる。
【0015】また、請求項4の発明によると、マグネッ
トは回動軸に直接的に取付ける構成としたので、これら
の取付構造を簡略化することができる。
【0016】さらに、請求項5の発明によると、ケーシ
ングは樹脂材料を用いてブラケットと一体に形成する構
成としている。これにより、回動角センサのケーシング
とブラケットとを一体化した状態で容易に形成すること
ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
アクセル操作量検出装置を、添付図面を参照して詳細に
説明する。
【0018】ここで、図1ないし図7は本発明による第
1の実施の形態を示し、本実施の形態では、自動車等の
車両に適用した場合を例に挙げて述べる。
【0019】1はアクセル操作量検出装置のベース部分
を構成するブラケットで、該ブラケット1は、図1ない
し図3に示す如く、例えば金属材料、樹脂材料等により
略コ字状に屈曲して形成され、車両の運転席の足元等に
取付けられる平板状の取付部1Aと、該取付部1Aの両
側に立設され、後述する回動軸2の軸方向に離間した縦
板部1B,1Cとにより構成されている。
【0020】ここで、縦板部1B,1Cには、回動軸2
が回動可能に挿嵌される軸挿嵌孔1D,1Eが互いに同
軸に形成されている。また、縦板部1B,1Cのうち図
2中の下側に位置する縦板部1Bには、後述のアクセル
レバー4が当接することによりアクセルペダル6の初期
位置を定めるストッパ部1Fが設けられている。
【0021】2はブラケット1の縦板部1B,1Cに回
動可能に設けられた回動軸で、該回動軸2は、図3に示
す如く、例えば金属材料、樹脂材料等により棒状に形成
され、ブラケット1の軸挿嵌孔1D,1Eに回動可能に
挿嵌された中間軸部2Aと、該中間軸部2Aの軸方向一
側に位置してブラケット1の縦板部1Bから外向きに突
出したアクセルレバー取付部2Bと、中間軸部2Aとア
クセルレバー取付部2Bとの間に位置して径方向に突出
した環状の鍔部2Cと、中間軸部2Aの軸方向他側に位
置して縦板部1Cから外向きに突出し、基端側に止め輪
3が取付けられたマグネット取付部2Dとを含んで構成
されている。そして、回動軸2は、鍔部2Cと止め輪3
とによってブラケット1の縦板部1B,1C間に抜止め
され、図3中の軸線O−Oを中心として回動するもので
ある。
【0022】4は例えば金属材料等により棒状に形成さ
れたアクセルレバーで、該アクセルレバー4は、図1、
図2に示す如く、例えば長さ方向の途中部位が溶接部5
等を用いて回動軸2のアクセルレバー取付部2Bに溶接
され、回動軸2から径方向の両側に突出している。
【0023】6はアクセルレバー4の基端側に固着され
たアクセル部材としてのアクセルペダルで、該アクセル
ペダル6は、例えば車両の運転者等により踏込み操作さ
れ、後述する戻しばね7のばね力に抗して回動軸2とア
クセルレバー4と一体に回動するものである。また、運
転者がアクセル操作を解除しているときには、アクセル
レバー4の先端側が戻しばね7のばね力によってブラケ
ットのストッパ部1Fに当接し、これによってアクセル
ペダル6は図1中に実線で示す初期位置に保持されてい
る。
【0024】7はブラケット1に設けられた戻しばね
で、該戻しばね7は、例えばコイルスプリング等からな
り、ブラケット1の縦板部1B,1C間で回動軸2の中
間軸部2Aの外周側に挿通されている。そして、一方の
端部側がブラケット1の縦板部1Cに掛止めされ、他方
の端部側がアクセルレバー4の先端側に掛止めされると
共に、アクセルペダル6を初期位置に戻す方向に付勢し
ている。
【0025】8はブラケット1の縦板部1Cに設けられ
た回動角センサで、該回動角センサ8は、後述のケーシ
ング9、マグネット14、ヨーク16,17、ホール素
子18、付勢ばね20等を含んで構成され、回動軸2の
回動角を非接触状態で磁気的に検出するものである。
【0026】9は取付ねじ10等を用いてブラケット1
の縦板部1Cに取付けられたケーシングで、該ケーシン
グ9は、図2ないし図4に示す如く、例えば樹脂材料等
により回動軸2の軸方向に延びる筒状に形成された外側
筒部9Aと、該外側筒部9Aの内周側に一体に設けられ
た有蓋筒状の内側筒部9Bとを含んで構成され、2重の
筒状体として形成されている。
【0027】ここで、外側筒部9Aの外周側には、後述
の回路基板19と接続されてホール素子18の検出信号
を外部に出力するコネクタ11が一体に設けられてい
る。また、外側筒部9Aには、その軸方向一側(ブラケ
ット1側)に略環状の底板12が取付けられ、その軸方
向他側に蓋板13が取付けられている。そして、外側筒
部9A内には、マグネット14、ヨーク16,17、ホ
ール素子18、回路基板19等が収容され、これらは蓋
板13により覆われている。
【0028】14は回動軸2の径方向に磁界を発生する
略円板状のマグネットで、該マグネット14は、図3、
図4に示す如く、マグネットホルダ15を用いて回動軸
2のマグネット取付部2Dに廻止め状態で取付けられ、
ケーシング9の内側筒部9Bの内周側に配置されてい
る。この場合、マグネットホルダ15は、例えば樹脂材
料等の非磁性材料により段付き筒状に形成され、回動軸
2とマグネット14と一体に回動するものである。
【0029】また、マグネット14は、そのN極とS極
とが回動軸2の中心O(軸線O−O)を挟んで直径方向
の両側に配置されている。そして、マグネット14のう
ちN極側に位置する外周面は、軸線O−Oを中心として
例えば90°程度の中心角分だけ円弧状に延びた凸円弧
面部14Aとして形成され、S極側に位置する外周面も
同様の凸円弧面部14Bとして形成されている。そし
て、マグネット14は、これらの凸円弧面部14A,1
4Bの位置で所定の外径Dmをもつように形成されてい
る。
【0030】16は例えば磁性金属材料等により一体に
形成された第1のヨークで、該第1のヨーク16は、図
3ないし図5に示す如く、マグネット14の径方向外側
でケーシング9の内側筒部9Bに埋設された凹円弧面部
16Aと、該凹円弧面部16Aの端部側から径方向内向
きに屈曲して形成され、ホール素子18に向けて延びた
延設部16Bとを含んで構成されている。
【0031】17は例えば磁性金属材料等により一体に
形成された第2のヨークで、該第2のヨーク17は、ヨ
ーク16とほぼ同様に、ケーシング9の内側筒部9Bに
埋設された凹円弧面部17Aと、該凹円弧面部17Aの
端部側からホール素子18に向けて延びた延設部17B
とを含んで構成されている。
【0032】ここで、ヨーク16,17の凹円弧面部1
6A,17Aは、図4に示す如く、回動軸2の直径方向
に離間して配置され、例えばマグネット14の凸円弧面
部14A,14Bとほぼ同様の中心角を有する円弧状に
形成されると共に、これらの内周面は回動軸2の中心O
を基準として所定の内径Dyを有している。そして、凹
円弧面部16Aの内周面は、マグネット14の凸円弧面
部14Aに対して径方向の間隔g1を挟んで対向し、凹
円弧面部17Aの内周面は、マグネット14の凸円弧面
部14Bに対して径方向の間隔g2を挟んで対向してい
る。また、ヨーク16,17の延設部16B,17B
は、軸方向の小さな隙間を挟んで互いに対向し、これに
よってヨーク16,17は、後述の図6に示す如く、マ
グネット14のN極とS極との間に閉磁路を形成してい
る。
【0033】そして、回動軸2がマグネット14と共に
回動するときには、マグネット14の凸円弧面部14A
とヨーク16の凹円弧面部16Aとの対向面積、及びマ
グネット14の凸円弧面部14Bとヨーク17の凹円弧
面部17Aとの対向面積が回動軸2の回動角に応じて変
化するようになるため、マグネット14により発生され
る磁界(磁束)がヨーク16,17の延設部16B,1
7B間を通過する量(磁束密度)が変化する。これによ
り、回動角センサ8は、この磁界の変化をホール素子1
8により回動軸2(アクセルペダル6)の回動角として
検出する。
【0034】この場合、回動軸2が回動するときには、
マグネット14に対する凹円弧面部16A,17Aの対
向面積が常に互いに等しくなるように形成されている。
これにより、回動角センサ8は、後述の如く回動軸2に
径方向の僅かながたつき(芯ずれ)等が生じた場合で
も、マグネット14の芯ずれの影響をヨーク16,17
間で補償し、高い精度の検出信号を出力するものであ
る。
【0035】また、凹円弧面部16A,17Aは、マグ
ネット14の軸方向両側に十分な長さ寸法をもって延び
ているため、この長さ寸法の範囲内で回動軸2が軸方向
に位置ずれした場合でも、凹円弧面部16A,17Aと
マグネット14との対向面積が変動することはなく、回
動角センサ8は、回動軸2の軸方向のがたつき等に対し
ても高い検出精度を維持できる構成となっている。
【0036】18はケーシング9に設けられた磁気検出
素子としてのホール素子で、該ホール素子18は、例え
ば信号処理回路等が設けられた回路基板19に接続さ
れ、該回路基板19と共にケーシング9の内側筒部9B
に取り付けられると共に、ヨーク16,17の延設部1
6B,17B間に配置されている。そして、ホール素子
18は、延設部16B,17B間を通過する磁束密度を
アクセルペダル6の回動角(操作量)として検出し、コ
ネクタ11から検出信号を出力する。
【0037】20はケーシング9内に設けられた付勢ば
ねで、該付勢ばね20は、ケーシング9の底板12とマ
グネットホルダ15との間に取付けられ、マグネット1
4をアクセルペダル6の戻し方向に付勢している。これ
により、付勢ばね20は、仮りにマグネットホルダ15
が回動軸2の外周側で弛んだ場合でも、マグネット14
が自由状態で回動することによりセンサ出力が誤って大
きくなるのを防止し、信頼性を向上させるものである。
【0038】本実施の形態によるアクセル操作量検出装
置は上述の如き構成を有するもので、次にその作動につ
いて説明する。
【0039】まず、車両の運転者等がアクセルペダル6
を踏込み操作すると、回動軸2、アクセルレバー4、ア
クセルペダル6、マグネット14等が戻しばね7に抗し
て一体に回動し、これらは軸線O−Oを中心として回動
変位する。
【0040】このとき、回動角センサ8は、マグネット
14の凸円弧面部14Aとヨーク16の凹円弧面部16
Aとの対向面積、及び凸円弧面部14Bとヨーク17の
凹円弧面部17Aとの対向面積が増減する。これによ
り、ホール素子18の位置を通過する磁束密度が回動軸
2の回動角に応じて変化するので、ホール素子18は、
この磁束密度の変化により回動軸2の回動角をアクセル
ペダル6の操作量として検出することができる。
【0041】しかし、回動軸2は、ブラケット1の軸挿
嵌孔1D,1E内で僅かながたつき等を有しているた
め、回動角センサ8の作動時には、回動軸2がマグネッ
ト14と共に径方向に芯ずれする場合がある。そこで、
図6及び図7を参照しつつ、マグネット14の芯ずれに
よる影響について説明する。
【0042】まず、図6はマグネット14、ヨーク1
6,17、ホール素子18等により構成される閉磁路を
示し、図7はこの閉磁路に対応する等価回路を示してい
る。この場合、図7中のR1は、マグネット14の凸円
弧面部14Aとヨーク16の凹円弧面部16Aとの間の
間隔g1による磁気抵抗であり、R2はマグネット14の
凸円弧面部14Bとヨーク17の凹円弧面部17Aとの
間の間隔g2による磁気抵抗である。また、R3はヨーク
16,17の延設部16B,17B間に形成された軸方
向の隙間による磁気抵抗を表している。
【0043】従って、この閉磁路全体の磁気抵抗をR0
とすれば、磁気抵抗R0は、下記数1の式の如く、磁気
抵抗R1,R2,R3の和として表すことができる。
【0044】
【数1】R0=R1+R2+R3
【0045】そして、まず回動軸2が芯ずれしていない
場合について述べると、磁気抵抗R1は、マグネット1
4の凸円弧面部14Aとヨーク16の凹円弧面部16A
との間の間隔g1と、これらの間の対向面積S1と、大気
中の透磁率μとを用いて、下記数2の式のように表され
る。
【0046】
【数2】
【0047】これと同様に、磁気抵抗R2は、マグネッ
ト14の凸円弧面部14Bとヨーク17の凹円弧面部1
7Aとの間の間隔g2と、これらの間の対向面積S2と、
大気中の透磁率μとを用いて、下記数3の式のように表
される。
【0048】
【数3】
【0049】ここで、ヨーク16,17は、前記数2,
数3の式における対向面積S1,S2が常に互いに等しく
なるように形成されているから、これらをSとして置換
え(S1=S2=S)、さらに前記数2,数3の式を数1
の式に代入することにより、下記数4を得ることができ
る。
【0050】
【数4】
【0051】そして、この数4の式の右辺において、マ
グネット14とヨーク16,17との間隔g1,g2の和
(g1+g2)は、図6から判るように、ヨーク16,1
7の内径Dyとマグネット14の外径Dmとの差に等し
い寸法となるから、下記数5の式が成立する。
【0052】
【数5】g1+g2=Dy−Dm
【0053】また、この数5の式を前記数4の式に代入
することにより、閉磁路全体の磁気抵抗R0は、下記数
6の式のように表すことができる。
【0054】
【数6】
【0055】ここで、磁気抵抗R3は、ヨーク16,1
7の延設部16B,17B間の磁気抵抗値であるから、
回動軸2が回動するときにほぼ一定値に保持される。ま
た、マグネット14の外径Dmとヨーク16,17の内
径Dyも一定値である。
【0056】従って、回動軸2が芯ずれしていない場合
には、閉磁路全体の磁気抵抗R0がマグネット14とヨ
ーク16,17との対向面積S、即ち回動軸2の回動角
に応じて変化するので、ホール素子18は、この磁気抵
抗R0に対応する磁束密度を検出することにより、回動
軸2の回動角を求めることができる。
【0057】また、回動軸2が径方向に芯ずれした場合
について述べると、この芯ずれによってマグネット14
とヨーク16,17との間の間隔g1,g2が変動するこ
とになるが、全体の磁気抵抗R0には、前記数6の式に
示すように、間隔g1,g2が含まれていないので、回動
軸2のがたつき等により磁気抵抗R0に誤差が生じるの
を防止でき、ホール素子18により回動角を正確に検出
することができる。
【0058】即ち、例えば回動軸2が寸法誤差Δg分だ
けヨーク16寄りに芯ずれした場合には、マグネット1
4とヨーク16との間の間隔g1が(g1−Δg)に変化
し、マグネット14とヨーク17との間の間隔g2が
(g2+Δg)に変化するので、前記数4ないし数6の
式中では寸法誤差Δgを打消すことができ、マグネット
14の芯ずれが磁界に与える影響をヨーク16,17間
で補償することができる。
【0059】かくして、本実施の形態によれば、回動角
センサ8は、回動軸2に取付けたマグネット14と、該
マグネット14の径方向外側に配置したヨーク16,1
7とを用いて回動軸2の回動角を磁気的に検出する構成
としたので、アクセルペダル6が踏込み操作されるとき
には、ホール素子18によりヨーク16,17間の磁界
の変化をアクセルペダル6の操作量として安定的に検出
することができる。
【0060】この場合、ヨーク16,17の凹円弧面部
16A,17Aを、マグネット14の直径方向の両側で
N極,S極と対向するように配置したので、仮りに回動
軸2がブラケット1との間のがたつき等により径方向に
芯ずれした場合でも、マグネット14の芯ずれが磁界に
与える影響をヨーク16,17間で打消すことができ、
回動角を高い精度で検出し続けることができる。
【0061】これにより、ブラケット1の軸挿嵌孔1
D,1Eを用いた簡単な構造で回動軸2を回動可能に支
持でき、例えばこれらの間に軸受装置等を装着しなくて
も、回動角センサ8のマグネット14等を回動軸2に取
付けることができる。
【0062】従って、従来技術のように回動角センサを
回動軸と異なる位置でブラケットに取付け、その検出用
軸部をリンク部材等によって回動軸と連結する必要がな
くなるから、装置全体を小型、軽量化でき、その部品点
数を削減して構造を簡略化できると共に、耐久性、信頼
性を向上させることができる。
【0063】しかも、ヨーク16,17は、マグネット
14の軸方向両側に延びるように配置しているので、回
動軸2が軸方向に位置ずれした場合でも、回動角の検出
精度が低下するのを防止でき、信頼性をより高めること
ができる。
【0064】また、非磁性材料からなるマグネットホル
ダ15を用いたので、このマグネットホルダ15を用い
てマグネット14を回動軸2に安定的に取付けることが
できると共に、マグネットホルダ15が磁界に影響する
のを防止でき、検出精度を安定させることができる。
【0065】次に、図8は本発明による第2の実施の形
態を示し、本実施の形態の特徴は、マグネットを回動軸
に直接的に取付ける構成としたことにある。なお、本実
施の形態では前記第1の実施の形態と同一の構成要素に
同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
【0066】21はブラケット1の縦板部1B,1Cに
回動可能に設けられた回動軸で、該回動軸21は、第1
の実施の形態とほぼ同様に、中間軸部21A、アクセル
レバー取付部21B、鍔部21C、マグネット取付部2
1D等により形成されている。しかし、マグネット取付
部21Dには、後述のマグネット26が直接的に取付け
られている。
【0067】22は回動軸21の回動角を磁気的に検出
する回動角センサで、該回動角センサ22は、第1の実
施の形態とほぼ同様に、後述のケーシング23、マグネ
ット26と、ヨーク16,17、ホール素子18等とを
含んで構成されている。
【0068】23はブラケット1の縦板部1Cに取付け
られたケーシングで、該ケーシング23は、例えば樹脂
材料等により形成されコネクタ24が一体に設けられた
外側筒部23Aと、該外側筒部23Aの内周側に一体に
設けられた有蓋筒状の内側筒部23Bとを含んで構成さ
れ、外側筒部23Aの端部側には蓋板25が取付けられ
ている。また、ケーシング23は、第1の実施の形態の
ケーシング9と比較して外側筒部23Aの軸方向寸法が
短尺に形成され、底板12を省略した構成となってい
る。
【0069】26は回動軸21の径方向に磁界を発生す
る略円板状のマグネットで、該マグネット26は、固定
ピン27を用いて回動軸21のマグネット取付部21D
の端面に廻止め状態で固定されている。また、マグネッ
ト26のN極側,S極側に位置する凸円弧面部26A,
26Bは、回動軸21の径方向外側に突出し、ヨーク1
6,17の凹円弧面部16A,17Aと径方向の間隔を
挟んで対向している。
【0070】かくして、このように構成される本実施の
形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果
を得ることができる。そして、特に本実施の形態では、
マグネット26を固定ピン27によって回動軸21に直
接的に固定できるから、その取付構造をより簡略化で
き、装置全体の小型、軽量化を促進することができる。
【0071】また、マグネット26の磁極を回動軸21
の径方向外側に突出させることにより、例えば回動軸2
1の材質等がマグネット26による磁界に影響するのを
防止でき、回動角の検出精度を安定させることができ
る。
【0072】次に、図9は本発明による第3の実施の形
態を示し、本実施の形態の特徴は、ブラケットと回動角
センサのケーシングとを一体に形成する構成としたこと
にある。なお、本実施の形態では前記第1の実施の形態
と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略
するものとする。
【0073】31はアクセル操作量検出装置のベース部
分を構成するブラケットで、該ブラケット31は、第1
の実施の形態とほぼ同様に、底板31A、縦板31B,
31C、軸挿嵌孔31D,31E、ストッパ部(図示せ
ず)等により構成されている。しかし、ブラケット31
は、後述する回動角センサ33のケーシング34と一体
に樹脂成形することによって形成されている。
【0074】32はブラケット31の縦板部31B,3
1Cに回動可能に設けられた回動軸で、該回動軸32
は、中間軸部32A、アクセルレバー取付部32B、鍔
部32C、マグネット取付部32D等により形成されて
いる。この場合、鍔部32Cは中間軸部32Aとマグネ
ット取付部32Dとの間に設けられ、止め輪3は中間軸
部32Aとアクセルレバー取付部32Bとの間に設けら
れている。
【0075】33は回動軸32の回動角を磁気的に検出
する回動角センサで、該回動角センサ33は、第1の実
施の形態とほぼ同様に、後述のケーシング34、マグネ
ット37と、ヨーク16,17、ホール素子18等とを
含んで構成されている。
【0076】34は回動角センサ33の外郭をなすケー
シングで、該ケーシング34は、コネクタ35が一体に
形成された外側筒部34Aと、該外側筒部34Aの内周
側に位置する内側筒部34Bとを含んで構成され、外側
筒部34Aの端部側には蓋板36が取付けられている。
【0077】ここで、外側筒部34A、内側筒部34B
及びコネクタ35は、例えば樹脂材料を射出成形するこ
とによりブラケット31と一体に形成されている。そし
て、内側筒部34Bには、ヨーク16,17凹円弧面部
16A,17Aが埋設され、ホール素子18、回路基板
19等が取付けられている。
【0078】37は回動軸32の径方向に磁界を発生す
るマグネットで、該マグネット37は、前記第2の実施
の形態とほぼ同様に、固定ピン38を用いて回動軸32
のマグネット取付部32Dの端面に廻止め状態で固定さ
れている。そして、マグネット37の凸円弧面部37
A,37Bは、ヨーク16,17の凹円弧面部16A,
17Aと径方向の間隔を挟んで対向している。
【0079】かくして、このように構成される本実施の
形態でも、前記第1,第2の実施の形態とほぼ同様の作
用効果を得ることができる。そして、特に本実施の形態
では、回動角センサ33のケーシング34とブラケット
31とを樹脂材料により一体に形成する構成としたの
で、これらを一体化した状態で容易に形成でき、装置全
体の軽量化をより促進できると共に、その部品点数を削
減して組立作業の効率化を図ることができる。
【0080】なお、前記各実施の形態では、ホール素子
18を用いて磁界を検出する場合を例に挙げて述べた
が、本発明はこれに限らず、例えば磁気抵抗素子、磁気
ダイオード等を含めて他の磁気検出素子を用いる構成と
してもよい。
【0081】また、各実施の形態において、第1の実施
の形態では、マグネットホルダ15を用いてマグネット
14を回動軸2に取付け、第3の実施の形態では、ブラ
ケット31とケーシング34とを一体に樹脂成形する構
成としたが、本発明はこれに限らず、例えば第1の実施
の形態においてケーシング9とブラケット1とを一体に
樹脂成形する構成としてもよく、また第2,第3の実施
の形態においてマグネット26,37をマグネットホル
ダ等によって回動軸21,32に取付ける構成としても
よい。
【0082】また、実施の形態では、回動軸2,21,
32とアクセルレバー4とを一体に溶接する構成とした
が、本発明はこれに限らず、例えば回動軸とアクセルレ
バーとをねじ止め等により廻止め状態で固定する構成と
してもよい。
【0083】また、実施の形態では、コイルスプリング
等の戻しばね7を用いる構成としたが、本発明はこれに
限らず、例えば板ばね等により戻しばねを構成してもよ
い。
【0084】さらに、実施の形態では、自動車等のアク
セルペダル6を例に挙げて述べたが、本発明はこれに限
るものではなく、例えば各種の産業用機械や車両等に設
けられたアクセルペダル、アクセルレバー等にも適用で
きるのは勿論である。
【0085】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、回動角センサは、回動軸に取付けたマグネットの
径方向両側に第1,第2のヨークを配置し、マグネット
の芯ずれを第1,第2のヨーク間で補償しつつ回動軸の
回動角を磁気的に検出する構成としたので、例えば回動
軸がブラケットとの間のがたつき等により径方向に芯ず
れした場合でも、この芯ずれがマグネットとヨークとの
間の磁界に与える影響を第1,第2のヨーク間で補償で
きると共に、これによってアクセル部材の操作量を正確
に検出することができる。この結果、ブラケットにより
簡単な構造で回動軸を回動可能に支持でき、例えばこれ
らの間に軸受装置等を装着しなくても、回動角センサの
マグネット等を回動軸に取付けることができる。従っ
て、従来技術と比較して装置全体を小型、軽量化でき、
その部品点数を削減して構造を簡略化できると共に、耐
久性、信頼性を向上させることができる。
【0086】また、請求項2の発明によれば、第1,第
2のヨークはマグネットの軸方向両側に配置する構成と
したので、例えば回動軸がマグネットと共に軸方向に位
置ずれした場合でも、この位置ずれによってマグネット
とヨークとの対向面積が変動するのを防止でき、回動角
センサは、軸方向の位置ずれに対しても高い検出精度を
維持することができる。
【0087】また、請求項3の発明によれば、マグネッ
トを、非磁性材料からなるマグネットホルダを用いて回
動軸に取付ける構成としたので、マグネットホルダを用
いてマグネットを回動軸に安定的に取付けることができ
ると共に、このマグネットホルダがマグネットによる磁
界に影響するのを防止でき、回動角の検出精度を安定さ
せることができる。
【0088】また、請求項4の発明によれば、マグネッ
トは回動軸に直接的に取付ける構成としたので、回動軸
とマグネットとの取付構造を簡略化でき、装置全体の小
型、軽量化を促進することができる。
【0089】さらに、請求項5の発明によれば、回動角
センサのケーシングとブラケットとを樹脂材料により一
体に形成する構成としたので、これらを一体化した状態
で容易に形成でき、装置全体の軽量化をより促進できる
と共に、その部品点数を削減して組立作業の効率化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるアクセル操作
量検出装置を示す正面図である。
【図2】図1のアクセル操作量検出装置を示す平面図で
ある。
【図3】図1中の矢示III-III方向からみたアクセル操
作量検出装置の部分拡大断面図である。
【図4】図3中の矢示IV-IV方向からみた回動角センサ
の要部拡大断面図である。
【図5】回動角センサのマグネットとヨークとを示す平
面図である。
【図6】マグネットとヨーク等により形成される閉磁路
を示す説明図である。
【図7】図6の閉磁路と等価な磁気回路を示す回路図で
ある。
【図8】本発明の第2の実施の形態によるアクセル操作
量検出装置を示す部分拡大断面図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態によるアクセル操作
量検出装置を示す部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1,31 ブラケット 2,21,32 回動軸 2A,21A,32A 中間軸部 2B,21B,32B アクセルレバー取付部 2C,21C,32C 鍔部 2D,21D,32D マグネット取付部 4 アクセルレバー 6 アクセルペダル(アクセル部材) 7 戻しばね 8,22,33 回動角センサ 9,23,34 ケーシング 11,24,35 コネクタ 12 底板 13,25,36 蓋板 14,26,37 マグネット 14A,14B,26A,26B,37A,37B 凸
円弧面部 15 マグネットホルダ 16,17 ヨーク 16A,17A 凹円弧面部 16B,17B 延設部 18 ホール素子(磁気検出素子) 19 回路基板 20 付勢ばね 27,38 固定ピン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に取付けられるブラケットと、該ブ
    ラケットに回動可能に設けられた回動軸と、該回動軸に
    設けられ踏込み操作されることにより該回動軸と一体に
    回動するアクセル部材と、前記ブラケットに設けられ該
    アクセル部材の回動角をアクセル操作量として検出する
    回動角センサとからなるアクセル操作量検出装置におい
    て、 前記回動角センサは、前記ブラケットに設けられたケー
    シングと、前記回動軸に廻止め状態で設けられ前記回動
    軸の径方向に磁界を発生するマグネットと、前記ケーシ
    ングに回動軸の直径方向に離間して設けられ該マグネッ
    トの磁極と径方向で対向すると共に対向面積が前記回動
    軸の回動角に応じて変化する第1,第2のヨークと、前
    記ブラケットに設けられ前記回動軸の回動角を前記第
    1,第2のヨーク間の磁界の変化として前記マグネット
    の芯ずれを補償した状態で検出する磁気検出素子とから
    構成したことを特徴とするアクセル操作量検出装置。
  2. 【請求項2】 前記第1,第2のヨークは前記回動軸に
    沿って前記マグネットの軸方向両側に配置してなる請求
    項1に記載のアクセル操作量検出装置。
  3. 【請求項3】 前記マグネットは非磁性材料からなるマ
    グネットホルダを用いて前記回動軸に取付ける構成とし
    てなる請求項1または2に記載のアクセル操作量検出装
    置。
  4. 【請求項4】 前記マグネットは前記回動軸に直接的に
    取付ける構成としてなる請求項1または2に記載のアク
    セル操作量検出装置。
  5. 【請求項5】 前記ケーシングは樹脂材料を用いて前記
    ブラケットと一体に形成してなる請求項1,2,3また
    は4に記載のアクセル操作量検出装置。
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