JP4640069B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェット記録装置に関するものである。
従来より、記録用紙(記録媒体)を記録ヘッドに対して相対的に移動させ、前記記録ヘッドをキャリッジ上で記録用紙の幅方向に移動させながら記録用紙に対してインク滴を吐出させることで記録を行うインクジェット記録装置は知られている。
そのような記録ヘッドは、ノズルからインク滴として記録用紙に吐出させて記録を行う関係上、ノズルの開孔からのインクの蒸発に起因するインク粘度の上昇や、インクの固化、塵埃の付着、さらには気泡の混入などによりノズルの開孔に目詰まりし、記録不良を起こすおそれがある。
そのために、インクジェット記録装置は、非記録時に記録ヘッドのノズル面をキャップ部材にて覆うキャップ手段と、必要に応じて記録ヘッドのノズル面をワイパー部材にて清掃するワイパー手段を備えているのが一般的である。
通常のインクジェット記録装置においては、キャップ部材にて前記ノズル面を覆った状態でノズルのインクを吸引し、その後に、ワイパー部材により前記ノズル面を払拭して、残インクを除去する操作が行われる。
すなわち、このワイパー手段は、ノズル面に残留したインクを払拭するためのものであり、ノズル面に残留したインクが乾燥してノズルが詰まるという不具合を解消するために用いられていた。
そこで、そのようなインクジェット記録装置において、ワイパー部材によって払拭したインクを効果的に回収し、ワイパー部材から滴下するインク廃液によってもたらされる汚染、および機器の駆動障害の発生を防止するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−81594号公報(段落0033〜0037および図7,図8)
ところで、ノズル面を覆うキャップはゴム材料で形成されているが、ゴム材料がインクと接触することによって析出した物質が、インクジェット記録装置に対して悪影響を及ぼす場合があることが、発明者の研究によりわかってきた。
すなわち、発明者の知見したところによると、インクジェット記録に用いるインクと直接的あるいは間接的に接触する部位に関しては、インクとの接触による材料の化学変化が生じやすく、きわめて慎重な材料選定が必要であり、その中でも、特にゴム材料においては、インクジェットインクと所定の時間接触すると、ゴムの製造工程で添加される加硫化剤やその他反応助剤などがノズル面に析出または堆積するので、ゴム特性の劣化やインク物性への影響から記録品質の劣化、更にはインクジェット装置としての全体の動作を著しく妨げる可能性が懸念される。
具体的には、記録ヘッドのノズル面をキャップ部材で覆うキャップ手段や、ノズル面のインク液滴をワイパー部材にて払拭するワイパー手段においてはゴム材料が多く使用されているので、キャップ部材やワイパー部材に生じた異物(例えば析出物質)が、ワイパー部材の払拭動作によりノズル内への進入したり外周に付着したりして、インクの吐出安定性に大きな影響を与える可能性がある。特に、キャップ部材との接触部分とノズルの開孔が同一平面で構成されている場合、キャップ部材との接触部分で生じた析出物質やインクミストなどの異物がノズル内に侵入し、インク吐出不良やインク液滴吐出の直進性などを損なう可能性がある。
しかしながら、従来のワイパー手段は、ノズルの吐出口を含むノズル面を払拭するものであることから、異物がノズル内に押し込まれる可能性があり、上記の問題点の解決には適していなかった。また、特許文献1に記載されたワイパー部材は、ノズル面におけるキャップとの接触部分を払拭するものではないため、ワイパー部材によって異物がノズル内に押し込まれる可能性は少ないが、異物はノズル面に残留したままとなるためノズル内に侵入する危険性を有していた。
この発明は、キャップ部材と記録ヘッドのノズル面の接触部分に生じる析出物質などの異物によるノズルの開孔の目詰まりを回避して、長期にわたり安定したインク吐出特性を維持することができるインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、ノズル列を構成する複数のノズルから記録媒体に対してインクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドのノズル面(ノズルの開孔が形成された面)を中空のキャップ部材にて覆うキャップ手段と、前記記録ヘッドに対しワイパー部材が相対移動することにより前記記録ヘッドのノズル面を前記ワイパー部材にて払拭するワイパー手段とを備えるインクジェット記録装置において、前記ワイパー部材は、少なくとも前記ワイパー部材の相対移動中に、前記ワイパー部材にて払拭した異物を、前記ノズル列が設けられているノズル領域外に案内する第1の部分が、前記ノズル領域を払拭する第2の部分の両端に連接されてなり、前記第1の部分は、前記記録ヘッドのノズル面における前記キャップ部材の開口周縁部との接触領域のうち前記ノズル列の延在方向に延びる第1の領域に対応して形成される一方、前記第2の部分は、前記記録ヘッドのノズル面における前記キャップ部材の開口周縁部との接触領域のうち前記ノズル列の延在方向と直交する第2の領域と前記ノズル領域との間を払拭開始位置として、前記ノズル領域を払拭する構成とされることを特徴とする。
このようにすれば、ワイパー部材の第1の部分によって、少なくとも前記ワイパー部材の相対移動中(払拭動作中)に、前記ワイパー部材にて払拭した異物(例えば、キャップ部材との接触によってノズル面に生じた析出物質やインクミスト)が、ノズル領域外に案内される。よって、ワイパー部材にて払拭した異物が、前記ワイパー部材によってノズル領域とは異なる方向に案内されるので、前記異物が、ノズル(具体的にはノズルの開孔)内へ侵入することが回避される。
また、ワイパー部材の第1の部分が、前記記録ヘッドのノズル面における前記キャップ部材の開口周縁部との接触領域のうち、前記ノズル列の延在方向に延びる第1の領域に対応して形成されているので、キャップ部材との接触によってノズル面の第1の領域に生じる析出物質を含めて前記第1の領域の周辺の異物が、ノズル領域外に確実に案内される。よって、そのような異物がノズル内へ侵入することが回避される。
このように、ワイパー部材の形状を工夫して、ワイパー部材による払拭動作の際に、キャップ部材の開口周縁部とノズル面の接触部分に生じる異物(たとえば析出物質やインクミスト)をノズル領域から遠ざける側に案内するようにしているので、長期にわたり安定して一定のインク吐出特性を維持することが可能となる。
よって、ワイパー部材の第2の部分にてノズル領域が払拭されて、残インクが除去され、ワイパー部材の第1の部分にて異物がノズル領域外に案内される。
それに加えて、記録ヘッドのノズル面におけるキャップ部材の開口周縁部との接触領域のうち、前記ノズル列の延在方向と直交する第2の領域と前記ノズル領域との間を、払拭開始位置とされ、前記払拭開始位置から、前記ノズル領域に向かってワイパー部材による払拭動作が開始されるので、前記ノズル列の方向と直交する第2の領域をワイパー部材にて払拭することがなくなる。よって、第2の領域に存在する異物が、ワイパー動作によって、ノズル内へ侵入することが回避される。
請求項2の発明は、請求項1又は2のインクジェット記録装置において、前記第1の部分が、前記ワイパー部材の相対移動中に、前記ワイパー部材の移動方向に対し、前記ノズル面との摩擦により後方に向かって傾斜するか、あるいは湾曲することにより形成されるものであることを特徴とする。ここで、「湾曲することにより形成される」とは、第1の部分が直線状に形成されていないことを意味し、ワイパー部材にて払拭した異物をノズル領域とは異なる方向に案内できる形状であれば、特に制限されない。
このようにすれば、ワイパー部材による払拭動作中に、前記ノズル面との間に生ずる摩擦力によりワイパー部材の一部(前記第1の領域に対応する部分)が変形して、異物をノズル領域外に案内する部分つまり第1の部分が形成される。よって、第1の部分が、ワイパー部材の一部として予め形成されていなくても、ノズル面との摩擦を利用して、実際に異物をノズル領域外に案内する必要があるときには形成されていることになる。
請求項3の発明は、請求項1又は2のインクジェット記録装置において、前記第1の部分は、予め前記ワイパー部材の移動方向に対し後方に向かって傾斜しているか、あるいは湾曲して形成されているものであることを特徴とする。
このようにすれば、異物をノズル領域外に案内する第1の部分を、予めワイパー部材の一部として形成しておくことができる。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1つのインクジェット記録装置において、前記キャップ部材と前記ノズル面との接触位置の外側に、前記ワイパー部材にて払拭した異物をトラップ可能なトラップ部が配設されていることを特徴とする。ここで、トラップ部は、凹部など、インクを含む異物をトラップして貯留しておくスペースを有するものでもよいし、フェルト材など、インクを吸収するものでもよいし、凹部内にフェルト材などを充填したものでもよい。
このようにすれば、ワイパー部材にて払拭された異物(インクを含む)がトラップ部にトラップされ、払拭動作中に、他部に悪影響を与えるのが回避される。
請求項5の発明は、請求項1または2のインクジェット記録装置において、前記第1の部分と第2の部分との連接部に、前記ワイパー部材の記録ヘッドに対する相対移動方向に応じて、前記第2の部分が前記第1の部分に対して一定角度傾斜するのを許容するヒンジ手段が設けられていることを特徴とする。ここで、ヒンジ手段としては、ワイパー部材を構成するゴム材料とは別の材料で形成されるものであってもよいし、前記ゴム材料を利用した薄肉ヒンジを用いることもできる。
このようにすれば、ワイパー部材の相対移動方向に応じて、第2の部分に対する第1の部分の向きが変更され、双方向性が確保される。つまり、ワイパー部材がいずれの方向に移動する場合にも、払拭した異物をノズル領域外へ案内する機能が発揮される。
以上のように構成したから、本発明は、ワイパー部材の第1の部分によって、少なくとも前記ワイパー部材の相対移動中に、前記ワイパー部材にて払拭した異物(例えば、キャップ部材との接触によってノズル面に生じた析出物質、インクミスト)を、ノズルが設けられているノズル領域外に案内するので、ワイパー部材によって払拭された異物がノズル内へ侵入することを回避できる。よって、長期にわたり安定して、一定のインク吐出特性を維持することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に沿って説明する。
インクジェットプリンタの外観を示す図1において、インクジェットプリンタ1は、円筒形状のプラテンローラ2を有する。このプラテンローラ2は、給紙カセット又は手差し給紙部から供給された記録用紙3(記録媒体)を記録ヘッド4に対面させながら搬送するもので、左右方向に延びる回転軸(図示せず)によってフレーム5に回転可能に支承されている。記録ヘッド4は、ノズル列を構成する複数のノズルから記録用紙3に対してインクを吐出して、印刷が行われる。尚、記録用紙3は、フレーム5の後方の図示しない用紙供給口から矢符A方向に供給され、プラテンローラ2の回転により矢符B方向に送給され、図示しない用紙排出口から矢符C方向に排出されるように構成されている。
プラテンローラ2の前方には、キャリッジ6がプラテンローラ2の軸線に沿ってD方向に移動可能に設けられている。キャリッジ6は、インクジェット式の記録ヘッド4及びこの記録ヘッド4に供給するためのインクを収容するインクカートリッジ7をそれぞれ着脱可能に搭載している。また、キャリッジ6は、プラテンローラ2の軸線と平行に設けられたキャリッジ軸8にスライド可能に嵌合する嵌合孔部6aを有し、これによって、キャリッジ6に搭載された記録ヘッド4は、プラテンローラ2の軸線に沿って、スライド移動により往復移動可能となっている。キャリッジ6を移動させるキャリッジモータ10としては例えばステップモータあるいはDCモータが使用され、ベルト11及びプーリ12,13を有するベルト機構14を介してキャリッジ6を移動させる構成とされている。
また、プラテンローラ2の右側には、記録ヘッド4の不吐出あるいは吐出不良を回復する回復装置RMが配設されている。このような回復装置RMを設けているのは、インクジェット式の記録ヘッド4であると、使用中に内部に気泡が発生したり、吐出面上にインクの液滴が付着したりするなどの原因により吐出不良を起こすので、これを良好な吐出状態に回復させるためである。
回復装置RMとしては、記録ヘッド4のノズル面を払拭するワイパー装置21(ワイパー手段)、記録ヘッド4内の不良インクを吸引するパージ装置22(キャップ手段)、および記録ヘッド4のノズル面を覆いインク蒸発を防止する保護キャップ装置23が設けられている。
ワイパー装置21は、待機位置と動作位置との間を進退可能に設けられ動作位置で記録ヘッド4のノズル面に接触して前記ノズル面を払拭する板状のワイパー部材21aを備える。なお、ワイパー部材21aは、印字動作時には、後退位置とされる。
パージ装置22は、待機位置と動作位置との間を進退可能に設けられ動作位置で記録ヘッド4のノズル面に接触して前記ノズル面を覆う中空の吸引キャップ部材24を備える。そしてその動作位置で記録ヘッド4のノズル面を吸引キャップ部材24で覆っている状態で吸引ポンプ25により吸引キャップ部材24内に負圧を発生させ、記録ヘッド4の内部の不良インクを吸引して良好な吐出状態を回復させるように構成されている。なお、吸引キャップ部材24は、印字動作時には、後退位置とされる。
吸引キャップ部材24には、吸引チューブ(図示せず)を介して吸引ポンプ25に接続されている。また、この吸引ポンプ25に一端部が接続されている吐出チューブ29の他端部が、吸着材30が収容された廃インクタンク31に接続されている。従って、吸引ポンプ25によって前記吸引チューブを通じて吸引された記録ヘッド4のノズル内の不良インクは、吐出チューブ29を通じて廃インクタンク31に吐出され、そして廃インクタンク31内の吸着材30に吸着される。
ワイパー装置21のワイパー部材21aの進退、パージ装置22の吸引キャップ部材24の進退及び吸引ポンプ25の駆動(ピストン部材の進退)は、ポンプカムギヤ26を回転駆動することで制御されるようになっている。即ち、具体的には図示していないが、ワイパー部材21aは後端部がポンプカムギヤ26の第1カム溝に係合するワイパー駆動部材を介して制御され、また、パージ装置22の吸引キャップ部材24は後端部が第2カム溝に係合することで、吸引ポンプ25はそれの1対のピストン(図示せず)の後端部が第3及び第4カム溝に係合することでそれぞれ制御されるようになっており、このように制御されることで一連の回復動作が行われることになる。なお、この実施の形態では、ポンプカムギヤ26の駆動(ワイパー装置21のワイパー部材21aの進退、パージ装置22の吸引キャップ部材24の進退及び吸引ポンプ25の駆動)は、紙送り装置の駆動モータなどの駆動手段により、それと係脱可能に連結する連結手段を介して駆動されるが、専用の駆動手段を設けることもできるし、ワイパー装置21のワイパー部材21aの進退、パージ装置22の吸引キャップ部材24の進退及び吸引ポンプ25の駆動を、そのようなポンプカムギヤを利用した駆動機構以外の駆動機構を用いて行うこともできるのはいうまでもない。
また、キャリッジ6の移動方向と平行となるように廃インクタンク31にガイドロッド部材51が配設され、該ガイドロッド部材51に、保護キャップ装置23を支持する可動支持部材52がスライド移動可能かつ回転可能に支承されている。可動支持部材52は、キャリッジ6に形成された被係合部6bと係脱可能に係合する係合突部52aを有し、それによって該係合突部52aがキャリッジ6の被係合部6bに係合すると、キャリッジ6の移動に追従してスライド移動するようになっている。このスライド移動の際、可動支持部材52が、可動支持部材52の案内凸部(図示せず)と案内部材(図示せず)の案内傾面との係合関係で、記録ヘッド4側に回転し、記録ヘッド4のノズル面を保護キャップ装置23によって覆うようになっている。
また、可動支持部材52と、廃インクタンク31との間にはコイルスプリング54が介装され、可動支持部材52を、待機状態へ復帰させかつ保護キャップ装置23が記録ヘッド4から離れる方向に常時付勢する構成とされている。
続いて、ワイパー装置のワイパー部材21aの形状について、さらに説明する。
まず、ワイパー部材21aによって払拭されるのは、図3に示すように、ノズル4aが設けられているノズル領域S11およびその周辺である。そして、ノズル領域S11には、この実施の形態では4つのノズル列L1〜L4が形成されている。各ノズル列L1〜L4においては、ワイパー部材21aによる払拭方向に直交する方向に複数のノズルが配置されている。記録ヘッド4のノズル面のうちノズル領域S11は、パージ動作時には、吸引キャップ部材24にて覆われる構成とされている。よって、前記ノズル面においては、ノズル領域S11の周囲に、吸引キャップ部材24の開口周縁部との矩形環状の接触領域S12が配置されることになる。この接触領域S12は、キャップ部材24の開口周縁部に対応する形状で、ノズル列L1〜L4の延在方向に延びる2つの直線状の第1の領域S12−1,S12−2と、ノズル列L1〜L4の方向に平行に延びる2つの直線状の第2の領域S12−3,S12−4とを有する。この第1の領域S12−1,S12−2と第2の領域S12−3,S12−4との間はそれぞれ湾曲領域にて滑らかに接続されている。
ワイパー部材21aは、図3に示すように、ノズル列L1〜L4と平行に延びノズル領域S11全体を払拭する平板状のワイパー基部21aa(第2の部分)と、このワイパー基部21aaの両端部に傾斜状態で連接され自由端がノズル領域S11外まで延びる2つのワイパー側部21ab,21abとを有する。このワイパー側部21ab,21abは、接触領域S12のうち第1の領域S12−1,S12−2に対応して配置され、第1の領域S12−1,S12−2を払拭するようになっている。このワイパー側部21ab,21abは、ワイパー基部21aaに対して傾斜していることで、払拭動作中に、払拭した異物Wを、ノズル領域S11外(つまり第1の領域S12−1,S12−2の外側)に案内する機能を発揮する。
そして、ワイパー部材21aは、キャリッジ6によって記録ヘッド4が移動してくると、ポンプカムギヤ26の回転でワイパー部材24が前進して、ワイパー基部21aaが、記録ヘッド4のノズル面における接触領域S12のうち一方の第2の領域S12−3(あるいは領域S12−4)と、ノズル領域S11との間を払拭開始位置(例えば位置P1)として接触する。この接触後、記録ヘッド4の移動が続くので、払拭開始位置P1から、ノズル4aが設けられている側(つまりノズル領域S11側)に向かってワイパー基部21aaが相対移動することで払拭動作を開始し、他方の第2の領域S12−4(あるいは領域S12−3)を超えて終了する(図3における経路R1参照)。
このようにすれば、少なくともワイパー部材21aの相対移動中に、ワイパー部材21a(特にワイパー側部21ab,21ab)にて払拭した異物(吸引キャップ部材24との接触によってノズル面に生じた析出物質やインクミストなど)が、ワイパー側部21ab,21abが傾斜していることによって、ワイパー部材21aの相対移動に伴って、ノズル領域S11内へ進入することなく、ノズル領域S11外にスムーズに案内される。つまり、ワイパー部材21aにて払拭した異物の移動方向(排出方向)が、ノズル域S11とは異なる方向となるので、そのような異物がノズル4a内へ侵入することがなくなり、ノズルの目詰まりなどが生じることが回避される。よって、長期にわたり、インクが安定して吐出される一定のインク吐出特性を維持することが可能となる。
以上の説明において、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、以下に述べるように種々の変更が可能である。
(i)前記実施の形態においては、待機位置と動作位置(払拭する位置)との間を進退する(ワイパー装置の)ワイパー部材21aに対して記録ヘッド4(キャリッジ6)が移動することでノズル面の払拭を行うようにしているが、逆に、例えば停止状態にある記録ヘッドに対しワイパー部材を、周知の駆動手段を用いてノズル面に対して移動させることでノズル面の払拭を行う構成とすることもできる。例えばワイパー部材を進退させるアクチュエータを含むワイパー装置を可動台上に固定し、この可動台をガイドレールに沿って、ワイパー部材が動作位置となった状態でノズル面を払拭するように移動させる構成とすることもできる。この場合、ワイパー部材の移動方向は、レイアウト状の問題が菜kれば特に制限されず、水平方向であっても垂直方向であってもよい(具体的には、ノズル列方向であっても、そのノズル列方向に直交する方向でもよい)。
(ii)ワイパー部材21aの払拭動作は、前述したのに制限されず、図3に経路R2で示すように、ノズル列L1〜L4の間(ノズル列が1列の場合にはノズルの間)の領域のうちいずれか1つの領域を、ワイパー基部21aaの払拭開始位置P2(図3の一点鎖線参照)とし、まず、ノズル領域S11の一方の端部(第2の領域S12−4)を超えるまで払拭した後、払拭方向を変更して、ノズル領域S11の他方の端部(第2の領域S12−3)を超えるまで払拭するようにしてもよい。このようにすれば、第2の領域S12−3,S12−4における析出物質を、ノズル領域S11側に持ち込むことなく、前記ノズル面を払拭することができる。
(iii)前記実施の形態においては、ワイパー部材21aを、2つの第1の部分を第2の部分の両端に連接する構成としているが、第1の部分の外端に、さらに、異物をノズル領域外に案内する第3の部分を設けるという具合に、第2の部分の両端に(第1の部分を含む)複数段からなる異物案内部を設けるようにしてもよいのはもちろん、例えば図4に示すように、第2の部分を実質的に省略してワイパー部材を構成することも可能である。この場合、ワイパー部材121は、払拭動作を行う方向に向かって鋭角をなすように接合された2つの平板状の部分121aを有する構成とされ、断面くの字形状に形成されている。つまり、前記2つの平板状の部分121aが前記第1の部分となっており、第1の部分のうち中央の連接部分が前述した実施の形態における第2の部分を兼ねることになるが、第2の部分は実質的には存在しないことになる。
(iv)前記実施の形態においては、ワイパー部材21aに払拭動作するだけであるが、前記キャップ部材24と前記ノズル面との接触領域(第2の領域S12)の外側に、図5に示すように、前記ワイパー部材21aにて払拭した異物をトラップ可能なトラップ部201を配置することも可能である。ここで、トラップ部201は、前記異物を貯留できる凹部として構成するだけでなく、フェルト材などの吸インク材を設けて構成してもよいし、凹部内に吸インク材を設ける構成としてもよい。
(v)前記実施の形態においては、ワイパー装置21は1つのワイパー部材21aを有するものであるが、2つのワイパー部材を有する構成とすることも可能である。例えば図6に示すように、前記記録ヘッドのノズル面には、複数のノズル列L1〜L4が配置される一方、前記ワイパー手段は、移動可能に支持される第1及び第2のワイパー部材221A,221Bを備え、前記第1及び第2のワイパー部材221A,221Bは、前記複数のノズル列L1〜L4の間の複数の領域うちいずれか1つの領域を払拭開始位置とされ、払拭開始により互いに反対方向に移動する構成とすることが可能である。この場合には、2つのワイパー部材221A,221Bそれぞれに対して駆動手段が設けられ、て各ワイパー部材221A,221Bが独立して払拭動作をする構成とされる。
(vi)前記実施の形態においては、パージ装置22は1つの吸引キャップ部材24を有するものであるが、吸引キャップ部材が複数のキャップ部を有し、各キャップ部がノズル列毎に覆う場合にも同様に適用することができる。この場合は、図7に示すように、各ノズル列L1〜L4を有するノズル領域S13−1〜S13−4の周囲に、前記前記各キャップ部の開孔周縁部が接触する接触領域S14−1〜S14−4がノズル列毎に形成されるので、記録ヘッドのノズル面が停止した状態で、4つのノズル領域S13−1〜S13−4それぞれに対しワイパー部材321−1〜321−4を設け、各ワイパー部材が前記ノズル領域に対し相対移動することで各ノズル領域の払拭を受け持つようにすればよい。この場合も、図5に示す場合と同様に、トラップ部331−1〜331−4を設けるようにしてもよい。
(vii)前記実施の形態においては、ワイパー部材21は、前記ワイパー側部21aa(第1の部分)が、ワイパー基部21aaに対しワイパー部材21aの移動方向に対し後方に向かって傾斜した形状とされているが、本発明はそれに限定されるものではなく、前記ワイパー部材の移動方向に対し後方に向かって湾曲した形状とすることも可能である(図3の一転鎖線F参照)。
また、このようなワイパー側部は、ワイパー基部に対し予め形成されている必要はなく、前記ワイパー部材の相対移動中に前記ノズル面との摩擦により、前記ワイパー側部がワイパー基部に対し前記ワイパー部材の移動方向の後方に向かって傾斜するか、あるいは湾曲する形状となるように構成とすることも可能である。
具体的には、例えば図8(a)に示すように、ワイパー部材421を、例えばゴムからなるワイパー材421A(ワイパー側部421Aa、ワイパー基部421Ab、払拭辺421Ac)と、それを支持する支持板421B(例えばSUS)とで構成し、払拭方向(紙面に直交する方向)に相対移動させることで、払拭辺421Acをノズル面において摺動させると、支持板421Bにて支持されないワイパー材421Aの両側部が、支持板421Bにて支持される中央部に比べて撓みやすくなるので、B方向に折れ曲がるように変形し、結果として前述した実施の形態と同様に、案内部(第1の部分)が形成される。同様に図8(b)に示すように、先端が断面山型の支持板422Bとそれに取り付けられるワイパー材422A(ワイパー側部422Aa、ワイパー基部422Ab、払拭辺422Ac)とを用いたワイパー部材422の場合も同様である。
また、図8(a)(b)に示すように、ワイパー材421A,422Aの幅を支持板421B,422Bの幅よりも大きくする必要はなく、図8(c)(d)に示すように、ワイパー材423A,424A(ワイパー側部423Aa,424Aa、ワイパー基部423Ab,424Ab、払拭辺423Ac,424Ac)と支持板423B,424Bとの幅がほぼ同じ場合でも、ワイパー側部の肉厚が徐々に側方に向かって厚くなる構成であれば、同様に両側部が変形するので、同様な効果が得られる。ここで、支持板423Bは湾曲面である先端面を、支持板424Bは台形断面である先端面をそれぞれ有する。
ワイパー材の、ノズル面との接触面(先端面)は、図8(a)〜(d)に示すように、ノズル面と平行である必要はなく、図9に示すように、払拭辺に凹部425Acが形成されたワイパー材425A(ワイパー側部425Aa、ワイパー基部425Ab)が支持板425Bに支持される構成のワイパー部材425とすることも可能である。
(viii)第1の部分となるワイパー側部と第2の部分となるワイパー基部の連接部に、前記ワイパー部材の記録ヘッドに対する相対移動方向に応じて、前記ワイパー側部が前記ワイパー基部に対して一定角度傾斜するのを許容するヒンジ手段を設ける構成することも可能である。例えば図10に示すように、ワイパー側部426Aaと、ワイパー基部426Abとを薄肉ヒンジ426Ac(ヒンジ手段)で結合してなるワイパー材426Aを用い、ワイパー基部426Abを支持板426Bで支持してワイパー部材426を構成するようにすれば、ワイパー部材426の相対移動方向(紙面に直交する方向)に応じて、ワイパー側部426Aaを第1の部分として変位させ、ワイパー基部426Ab(第2の部分)に対し角度もって傾斜させるようにすることも可能である。ワイパー部材426の相対移動方向に応じて、ワイパー基部426Abに対するワイパー側部426Aaの向きが変更されるので、双方向性が確保される。
(ix)前記実施の形態においては、電圧を印加すると機械的変形をする圧電素子(ピエゾ素子など)を利用してインク溝内に溜めてあるインクを噴射する圧電素子型のインクジェット記録装置に適用しているが、そのほか、インクに発熱抵抗体(硼化ジルコニウムなど)の発する熱を瞬間的に与え、膜沸騰させ、その沸騰気泡の体積膨張を利用してインクを射出させるいわゆるバブルジェット(登録商標)型のインクジェット記録装置にも適用することができる。また、記録ヘッドのノズルを、水平方向に開孔するものだけでなく、下向き、傾斜などの任意の方向にノズルを向けたものにも本発明を適用することができる。
(x)記録媒体全幅にわたって記録ヘッドが配置され、記録ヘッドが移動しないラインプリンタの場合にも同様に適用することができる。つまり、記録ヘッドは、各色毎に設けられ、記録ヘッド間に隙間が形成されるので、前述したところの、払拭した異物をノズル列から離れる方向に案内する部分を備えるワイパー部材を、ノズル列方向に移動させることで同様に効果を期待することができる。
本発明の一実施の形態に係るインクジェット記録装置の概略構成を示す斜視図である。 同記録装置における回復手段付近の側面図である。 記録ヘッドのノズル面と、ワイパー部材との関係を示す説明図である。 他の実施の形態についての図3と同様の図である。 他の実施の形態についての図3と同様の図である。 他の実施の形態についての図3と同様の図である。 他の実施の形態についての図3と同様の図である。 (a)〜(d)はそれぞれワイパー部材の支持部とワイパー部との関係を示す説明図である。 変形例についての図8と同様の図である。 変形例についての図8と同様の図である。
符号の説明
P1,P2 払拭開始位置
L1〜L4 ノズル列
S11 ノズル領域
S12 接触領域
S12−1,S12−2 第1の領域
S12−3,S12−4 第2の領域
S13−1〜S13−4 ノズル領域
S14−1〜S14−4 接触領域
1 インクジェットプリンタ
3 記録用紙(記録媒体)
4 記録ヘッド
4a ノズル穴
6 キャリッジ
21a ワイパー部材
21aa ワイパー基部(第2の部分)
21ab ワイパー側部(第1の部分)
24 吸引キャップ部材
121 ワイパー部材
121a 平板状の部分
201 トラップ部
221A,221B ワイパー部材
321−1〜321−4 ワイパー部材
331−1〜331−4 トラップ部
421〜426 ワイパー部材
421A〜426A ワイパー材
421Aa〜426Aa ワイパー基部
421Ab〜426Ab ワイパー側部
421Ab〜426Ab 支持板
426Ac 薄肉ヒンジ

Claims (5)

  1. ノズル列を構成する複数のノズルから記録媒体に対してインクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドのノズル面を中空のキャップ部材にて覆うキャップ手段と、前記記録ヘッドに対しワイパー部材が相対移動することにより前記記録ヘッドのノズル面を前記ワイパー部材にて払拭するワイパー手段とを備えるインクジェット記録装置において、
    前記ワイパー部材は、少なくとも前記ワイパー部材の相対移動中に、前記ワイパー部材にて払拭した異物を、前記ノズル列が設けられているノズル領域外に案内する第1の部分が、前記ノズル領域を払拭する第2の部分の両端に連接されてなり、
    前記第1の部分は、前記記録ヘッドのノズル面における前記キャップ部材の開口周縁部との接触領域のうち前記ノズル列の延在方向に延びる第1の領域に対応して形成される一方、
    前記第2の部分は、前記記録ヘッドのノズル面における前記キャップ部材の開口周縁部との接触領域のうち前記ノズル列の延在方向と直交する第2の領域と前記ノズル領域との間を払拭開始位置として、前記ノズル領域を払拭する構成とされることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記第1の部分は、前記ワイパー部材の相対移動中に、前記ワイパー部材の移動方向に対し、前記ノズル面との摩擦により後方に向かって傾斜するか、あるいは湾曲することにより形成されるものであることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記第1の部分は、予め前記ワイパー部材の移動方向に対し後方に向かって傾斜しているか、あるいは湾曲して形成されているものであることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記キャップ部材と前記ノズル面との接触位置の外側に、前記ワイパー部材にて払拭した異物をトラップ可能なトラップ部が配設されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記第1の部分と第2の部分との連接部に、前記ワイパー部材の記録ヘッドに対する相対移動方向に応じて、前記第2の部分が前記第1の部分に対して一定角度傾斜するのを許容するヒンジ手段が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
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