JP2004167928A - インクジェット記録装置のブレード及びインクジェット記録ヘッド - Google Patents

インクジェット記録装置のブレード及びインクジェット記録ヘッド Download PDF

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Abstract

【課題】インクジェット記録ヘッドのワイピング時に、上流側から来たインクやゴミによって下流側のノズルが汚れることを防ぎ、良好な印字が行えるようにする。
【解決手段】インクジェット記録ヘッドの記録液吐出口面に当接させ、吐出口列方向に移動させながらワイピング動作を行うことによって吐出口面をクリーニングする弾性体のインクジェット記録装置のブレードにおいて、ブレードは角度を有する2枚の板状の部分からなるくの字形状をしており、くの字の頂点が移動方向の先端となっている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被記録材に、インクを吐出口から噴射してインク液滴を形成するインクジェット記録ヘッドの吐出口面を清掃するためのインクジェット記録装置のブレード、およびインクジェット記録ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット記録装置は、いわゆるノンインパクト記録方式の記録装置である。高速な記録と様々な記録メディアに対して記録することが可能であり、記録時における騒音がほとんど生じないといった特徴を持つ。このようなことから、プリンタ、ワードプロセッサ、ファクシミリ、複写機などの記録機構を担う装置として広く採用されている。
【0003】
インクジェット記録は、微小な吐出口から微小な液滴を吐出させ、記録紙に対し記録を行うこともので、代表的な方法としては電気熱変換素子を用いた方法がある。このようなインクジェット記録は、一般に液滴を形成するためのノズルを持つインクジェット記録ヘッドと、このヘッドに対してインクを供給する供給系とから構成される。電気熱変換素子を用いたインクジェット記録ヘッドでは、電気熱変換素子を加圧室内に設け、これに記録信号となる電気パルスを与えることにより記録液に熱エネルギーを与え、そのときの記録液の相変化により生じる記録液の発泡(沸騰)時の気泡圧力を記録液滴の吐出に利用する。
【0004】
上記のような電気熱変換方式を用いたインクジェット記録ヘッドの場合、電気熱変換素子が配列された基板に対して平行に記録液を吐出させる方式(エッジシューター)と電気熱変換素子が配列された基板に対して垂直に記録液を吐出させる方式(サイドシューター)がある。以下、サイドシューターを例に挙げ、インクジェット記録ヘッドの具体的な構成について説明する。
【0005】
図9はサイドシューターの記録ヘッドの斜視図、図10は同記録ヘッドの平面図である。図10(a)は同記録ヘッドのインク吐出方向から見た上面図、図10(b)および(c)はそれぞれ、図10(a)のA−A断面、B−B断面の図である。
【0006】
図9には、記録ヘッドの記録液吐出口面をクリーニングする弾性体のブレードも同時に記載している。
【0007】
記録素子基板201の中央付近の表面側にはインクを吐出するための吐出口202が複数開口しており、各々の吐出口に対応してインクを発泡させるための不図示の加熱ヒーターが記録素子基板201上に形成されている。
【0008】
加熱ヒーターからの電気配線は、加熱ヒーターを駆動するためのトランジスタ回路に接続される。このトランジスタ回路は、記録素子基板上に作り込む方法と、別体に作り込んだ素子を記録素子基板に実装する方法とが知られている。本従来例では、前者の記録素子基板201上にトランジスタ回路を作り込んだ構成を示している。(トランジスタ回路は不図示)
図9、10においては、加熱ヒーターからの配線は、各々、記録素子基板201上の駆動素子(トランジスタ回路)にのびており、電気的に接続されている。また、駆動素子には、トランジスタ回路の他にトランジスタを駆動するためのロジック回路が搭載されており、そのロジック回路を駆動する信号は、記録素子基板201を介してフレキシブルフィルム206に接続される。さらにフレキシブルフィルム206は、ガラスエポキシ等の複合材料からなる回路基板207に接続され、回路基板207には、外部から電気的信号を入力するための電気コネクタ208が搭載されている。
【0009】
フレキシブルフィルム206の電気的接続部は、電極部が露出すると、吐出口から飛散した液滴もしくは紙上より跳ね返ったインクが電極に付着して電極やその下地金属を腐食するため、該電極部はエポキシ樹脂等の封止性、イオン遮断性に優れた不図示の封止剤により被覆され、封止されている。
【0010】
記録素子基板201及び、その裏面に配置するベースプレート211には、支持部材212に形成された共通液室210から供給されるインクを導くためのインク供給口203が吐出口列の長さとほぼ等しい長さで開口している。
【0011】
共通液室210は、さらにインク供給チューブ214に連通しており、インク吐出時には、インクジェット記録ヘッド外部の不図示のインクタンクからインクの供給を受ける構成になっている。
【0012】
一般的には、図8に示すように、このような構成のインクジェット記録ヘッドを、インクの吐出を行いながら紙などの被記録材に対して走査して印字を行うインクジェット記録装置が広く知られている。近年は、印字の高速化を図るために、インクジェット記録ヘッドのヒーター及び吐出口の数を増加させ、1スキャン当たりの印字幅を長くすることで、これを達成させる動きも活発である。
【0013】
さらには、図7に示すように、紙幅一杯の印字幅をもつ記録ヘッドを被記録材を搬送する搬送ベルトの上に固定し、被記録材を走査することで印字を高速に行うことのできるインクジェット記録装置も従来知られている。図7に示したインクジェット記録装置の例では、紙幅一杯の印字幅をもつインクジェット記録ヘッドを4本並べ、そのそれぞれにイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のインクを吐出させることによって、フルカラー印字を行うものである。
【0014】
しかしながら、上記に示したインクジェット記録ヘッドには、記録ヘッド及び記録装置コストが高くなってしまう問題点がある。例えば図9に示したような記録ヘッドの場合であれば、記録素子基板201は被記録材の記録幅に対応したヒーター及び吐出口を有しているため製造時の歩留まりの問題が大きくコストを引き上げる要因となっている。
【0015】
そこで、図11に示すように、複数の記録素子基板を列状に千鳥に配置したヘッドも提案されている。
【0016】
図11はサイドシューターの記録素子基板を複数個列状に千鳥に配置した記録ヘッドの斜視図である。記録ヘッドは記録素子基板H1100a,b,c,dの中央付近の表面側に記録液を吐出するための吐出口H1106が複数開口しており、この吐出口H1106から吐出される記録液によって記録を行うものである。
【0017】
H1100a,b,c,dはインクを吐出するための加熱ヒーターが形成された記録素子基板、H1106a,b,c,dは各加熱ヒーターに対応して記録素子基板H1100に形成され列状に配列されている複数の記録液吐出口、H1300は記録素子基板H1100に外部からの電気的な駆動信号を与えるための電気配線基板、H1200は記録素子基板を保持固定するための第1のプレート、H1400は電気配線基板H1300を保持固定するための第2のプレート、H1500は各記録素子基板H1100に記録液を供給するためのインク供給路H1510を有したインク供給部材、H1600は第1のプレートH1200のインク供給口に設けられたフィルター部材である。
【0018】
本記録ヘッドの構成としては、同一仕様の4つの記録素子基板H1100a,b,c,dが第一のプレートH1200上に千鳥状に正確に位置決め配置され接着固定されている。この時各記録素子基板の端のいくつかの吐出口H1109が吐出口配列方向で重複するように配置することによって配列時の位置ずれ等を補正できる用にしている。そして電気配線基板H1300は記録素子基板H1100に対応するように千鳥状の開口部を有しており第2のプレートH1400を介して第1のプレートH1200に正確に位置決めされ接着固定されている。
【0019】
そして電気配線基板H1300は記録素子基板H1100の端部に設けられた不図示の電極部とワイヤーボンディング等の接続方法によって電気的に接続されている。
【0020】
なおこの電気接続部は、吐出口から飛散した記録液やクリーニング時の記録液による腐食や、クリーニングのワイパーによる外力による破損を防止するため封止材H1304により封止されている。
【0021】
さらに記録素子基板が固定された第1のプレートH1200は記録素子基板H1100に記録液を供給するためのインク供給部材H1500に接着固定されており、電気配線基板H1300は外部からの電気信号を受け取るためのコネクタ部が記録素子基板H1100の固定面と反対の面になるように折り曲げられ固定されている。
【0022】
ところで、先述したように、図9には、記録ヘッドの吐出口面をクリーニングするブレードM190を記載している。このようなブレードは、特開平2−95861号等に示されるように、インクジェット記録ヘッドの吐出口面をクリーニングするために一般的に用いられているものである。インク吸引後や印字中に吐出口面に付着したインクやゴメによる印字不良を防止するために、このブレードを吐出口面に当接させ、ワイピングしてクリーニングが行う。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のようなヒーター数、吐出口数を増加させた印字幅の長い記録ヘッド、中でも特に、紙幅一杯の印字幅をもつような記録ヘッドにおいては、ブレードを吐出口列方向に移動させながらワイピング動作を行うクリーニング方式の場合、記録素子基板上のインクやゴミなどを合体させながら次々にワイピングしていくことになるため、ワイピングされる下流側の吐出口が十分にクリーニングされないという問題があった。さらには、図11のような複数の記録素子基板を列状に千鳥配置した構成の記録ヘッドでは、各記録素子基板の間の部分のインクやゴミなども加わるため、クリーニングが十分でないという問題があった。
【0024】
【課題を解決するための手段】
そこで上記説明したような課題に対し、本発明は、インクジェット記録ヘッドのワイピング時に、上流側から来たインクやゴミによって下流側のノズルが汚れることを防ぎ、良好な印字が行えるようにするため、
第一に、被記録材に記録液を吐出するための記録液吐出口と記録液に運動エネルギーを印加するための記録素子が複数個列状に設けられた記録素子基板を有するインクジェット記録ヘッドの記録液吐出口面に当接させ、前記吐出口列方向に移動させながらワイピング動作を行うことによって記録液吐出口面をクリーニングする弾性体のインクジェット記録装置のブレードにおいて、該ブレードは角度を有する2枚の板状の部分からなるくの字形状をしており、くの字の頂点が移動方向の先端となる構成とした。
【0025】
第二に、前記ブレードは分割された2枚の板を組み合わせて構成される構成とした。
【0026】
第三に、前記ブレードのくの字の頂点部において、吐出口面と当接する側では分割されており、吐出口面と当接しない側では結合されている構成とした。
【0027】
第四に、前記ブレードには、ブレード移動方向の後方部かつブレードの両端部に、ブレードの一部として形成されるインク捕集部が設けられていおり、該インク捕集部はワイピング動作時に前記吐出口に接しない位置に配置されている構成とした。
【0028】
第五に、前記ブレードには、ブレード移動方向の後方部かつブレードの両端部に、インク吸収部材が固定されていて、該インク吸収部材はワイピング動作時に前記吐出口に接しない位置に配置されている構成とした。
【0029】
第六に、前記インク吸収部材は、前記インク捕集部内に配置されている構成とした。
【0030】
第七に、被記録材の記録領域の全幅にわたって吐出口が配列されてなるフルラインタイプのインクジェット記録ヘッドの吐出口面をクリーニングする構成とした。
【0031】
第八に、上記のいずれかに記載のインクジェット記録装置のブレードのワイピング動作によって記録液吐出口面をクリーニングされるインクジェット記録ヘッドにおいて、前記ブレードの移動方向と直行する方向の記録ヘッドの両端部にインク吸収部材が設けられている構成とした。
【0032】
第九に、前記インクジェット記録ヘッドは、被記録材の記録領域の全幅にわたって吐出口が配列されてなるフルラインタイプのものである構成とした。
【0033】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
図1(a)、(b)、(c)は本発明の第1の実施形態のブレードと、ブレードにてクリーニングされる記録ヘッドを説明するための図であり、図1(a)は本発明の第1の実施形態のブレードと記録ヘッドの概略斜視図、図1(b)は図1(a)をインク吐出面から見た平面図、図1(c)は図1(b)でブレードを記録ヘッドに対して動作させたときのインクの流れを説明する図である。
【0034】
図1(a)、(b)、(c)におけるインクジェット記録ヘッドは、従来例にて説明を行った図9、10の記録ヘッドと同様の構成であるため、説明は省略する。
【0035】
本発明のブレードM100は、角度を有する2枚の板状の部分からなる、いわゆるくの字形状をした構成となっている。ブレードM100は、弾性体からなっており、吐出口面を傷つけることなく、吐出口面に当接され、記録ヘッドの吐出口202の列方向(図の矢印←の方向)に移動しながら、吐出口面をワイピングし、吐出口面等に付着した余分なインクやゴミなどを拭き取りながらクリーニングを行う。
【0036】
図からわかるように、ブレードのくの字の頂点部Cが、ワイピング方向の先頭となっている。これにより、図1(c)で示すように、ブレードのワイピング動作により拭きとられたインクやゴミが、くの字形状に合わせて、ブレードの両端部に流れていくことになる。(破線矢印にてインク・ゴミの流れを示す。)これにより、拭き取られたインク・ゴミが下流側のノズルに押し込まれたり、再び、付着させたりするのを防ぐ。結果として、ワイピング上流から下流側の全てのノズルが汚れることなくクリーニングされるため、良好な印字を安定して行うことが可能となる。
【0037】
図2(a)、(b)は、ブレードは図1のものと同様の形状をしているが、記録ヘッドが異なっており、複数の記録素子基板を列状に千鳥に配置したヘッドである。これは従来例にて示した図11の記録ヘッドと同様のものである。ブレードのくの字の頂点部Cは、千鳥状に平行して並んだ記録素子基板の間の部分に配置されている。このヘッドの形態でも、図1で説明したのと同様の効果が得られ、上流側から来たインクやゴミが下流側の記録素子基板を汚すことを防ぐ。特に、このような記録素子基板を列状に千鳥に配置したヘッドでは、記録素子基板の間の部分にも、印字等の動作でインクやゴミが溜まりやすくなる場合もあるため、これらのインクやゴミを下流側の記録素子基板にもっていかないという点で、本発明のブレードはクリーニングに有効な手段となりうる。
【0038】
ところで、図1、2に示す本発明のブレードは、くの字形状をしていて一体ものの弾性体部材より構成されているため、場合によっては、記録ヘッドの吐出口面にうまく密着しない場合がある。特に、記録装置の組立精度が悪い場合等には、ブレードの吐出口当接面の記録ヘッドへの進入量を、マージンを見て、多くしなければならないことがあり、この場合、くの字がきれいに形成されず、意図するクリーニング効果を得られない場合がある。
【0039】
このようなことが起こった場合の対策として、本実施形態の別の形態を図3にて説明する。図3(a)は、本発明の第1の実施形態の別形態のブレードの斜視図である。図に示すように、ブレードはくの字形状をしているが、M101aとM101bの2部材を組み合わせて構成している。また、図3(b)は本発明の第1の実施形態のまた別形態のブレードの斜視図である。図に示すように、ブレードM102は一体ものであるが、くの字の頂点部において、ヘッドの吐出口面に当接する側ではブレードが分割されていて、逆側では、ブレードが繋がっている。図3(a)、(b)では、上記のように、少なくともブレードがヘッドの吐出口面と当接する側で分割された形状となっているため、前述のように、ヘッドとの密着性が落ちることはない。したがって、十分なクリーニング動作を行うことが可能となる。
【0040】
さらに図3(c)は本発明の第1の実施形態のさらにまた別形態のブレードの斜視図であり、図3(d)は 図3(c)のブレードを記録ヘッドに対して動作させたときのインクの流れを説明する図である。これらの図からわかるように、ブレードはM103aとM103bの2部材からなっていて、さらに、M103bの方がM103aの後方に配置する構成となっていて、M103bのブレード移動方向側の端部がM103aのそれに隠れるような構成となっている。図3(a)、(b)のブレードでは分割部がうまく合わさっていない場合に、分割部でインクの拭き残しが発生してしまうことがあるが、図3(c)のような構成とすることで、このような拭き残しを無くすことができる。もし、ブレードM103aのワイピング方向先頭側の端部から、拭き取ったインク・ゴミが、ブレードM103b側に流れてきたとしても、後方のブレードM103b側がM103aの後方に隠れる構成となっているため、インクの拭き残しがない。
【0041】
以上説明したように、本実施形態では、さまざまな構成のブレードを説明したが、これらの中で、構成される記録装置、コスト、要求される性能などを考慮して、適当な形態のブレードを選択すればよい。
【0042】
そして、これらのブレードを用いることで、拭き取られたインク・ゴミが下流側のノズルに押し込まれたり、再び、付着させたりするのを防ぎ、結果として、ワイピング上流から下流側の全てのノズルが汚れることなくクリーニングされるため、良好な印字を安定して行うことが可能となる。
【0043】
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態について図4を用いて説明する。
【0044】
図4(a)は本発明の第2の実施形態のブレードと記録ヘッドの概略斜視図であり、図4(b)は図4(a)をインク吐出面から見た平面図である。図に用いられている符号は図2と同一のものであるため説明は省略する。
【0045】
第2の実施形態のブレードM110では、第1の実施形態のブレードにインク捕集部M110aを設けたものである。このインク捕集部は図からわかる通り、くの字ブレード両端部に配置されており、ブレード部材からなるものであって、ブレードの端部が角度をなして曲がっていることで、インク捕集部M110aを形成している。
【0046】
第1の実施形態では、くの字ブレードによって拭き取られたインクやゴミが、ブレードの両端側に流れていく構成となっていたが、この両端部に流れたインクやゴミが、ワイピング動作を幾度も繰り返すことで、記録ヘッドの両側面等に溜まり、溜まったインクが被記録材上に落下して、被記録材を汚してしまう可能性があった。
【0047】
そこで、本実施形態では、インク捕集部を追加している。図4(b)よりわかる通り、両端部に流れたインクやゴミは、インク捕集部に溜まるため、第1の実施形態のように記録ヘッドの両側面にインクが流れることがない。インク捕集部に溜まったインクやゴミは、ワイピング動作の最下流側に配置されている記録装置本体のインク吸収部材(不図示)などによって、取り除かれるため、次回のワイピング動作も良好なものとなる。
【0048】
図4(c)は本発明の第2の実施形態の別形態のブレードの斜視図であり、図4(d)は本発明の第2の実施形態のまた別形態のブレードの斜視図である。それぞれの図のブレードM111、M112にはインク捕集部M111a、M112aが設けられている。インク捕集部はこのような形状をとってもよい。インク捕集部の形状はこれらに限ることなく、ワイピングの条件、記録ヘッドの形状・大きさ、記録装置本体のインク吸収部材でインクが拭き取り易い形状などの、条件によって決めればよい。
【0049】
なお、上記に説明したインク捕集部は、ワイピング動作時に記録ヘッドの吐出口に接しない位置に設ける必要がある。
【0050】
このように第2の実施形態では、単純でかつ安価な構成で、良好なクリーニング性能を得られるブレードを提供することが可能となる。
【0051】
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態について図5を用いて説明する。
【0052】
図5(a)は本発明の第3の実施形態のブレードの斜視図である。ブレードM120は第1の実施形態と同様な形状のブレードであるが、インク吸収部材M121が設けられていることが異なる。インク吸収部材M121の材料としては、インク吸収能力に優れ、かつインクに侵されないものであればどんなものでも使用できるが、たとえばポリウレタン発泡材やポリプロピレン繊維等を圧縮したものが適している。インク吸収部材M121は、くの字形状ブレードの両端部に固定されている。さらにヘッド当接面より少し下側に位置しており、ヘッドの吐出口面とは接しないようになっている。
【0053】
このようなインク吸収部材を設けることで、ワイピング動作でブレードの両端部に流れてきたインクやゴミが、吸収されるため、記録ヘッドの両側面にインクが流れて溜まったインクが被記録材に落ちて汚すことがなく、良好な記録を行える。
【0054】
図5(b)は本発明の第3の実施形態の別形態のブレードの斜視図であり、第2の実施形態で説明したインク捕集部を有するブレードM122のインク捕集部内にインク吸収部材M123が固定されている。インク吸収部材M123も、前記吐出口面に接しない位置に配置されている。このように、インク捕集部をもち、かつインク吸収部材を有することで、より、拭き取られたインクがヘッドの両側面に流れることを防止できる。
【0055】
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態について図6を用いて説明する。
【0056】
図6(a)は本発明の第4の実施形態の記録ヘッドの概略斜視図である。ブレードM100は第1の実施形態と同様の形状のものであるため、説明は省略する。記録ヘッドH1000には、ブレードの移動方向と直行する方向の両端部(すなわち本図の記録ヘッドの長手方向に沿って)にインク吸収部材H2000が設けられている。インク吸収部材H2000の材料としては、第3の実施形態で説明したインク吸収部材と同様のもの(ポリウレタン発泡材やポリプロピレン繊維等を圧縮したもの)が適している。インク吸収部材H2000は、電気配線基板H1300及び第2のプレートH1400を開口することにより形成された開口部内に固定されている。
【0057】
第3の実施形態では、ブレード側にインク吸収部材を持たせていたが、本実施形態のように、記録ヘッド側にインク吸収部材も設けても、第3の実施形態と同様の効果が得られ、ワイピング動作でブレードの両端部に流れてきたインクやゴミが、吸収部材H2000によって吸収されるため、記録ヘッドの両側面にインクが流れて溜まったインクが被記録材に落ちて汚すことがなく、良好な記録を行える。
【0058】
図6(b)は本発明の第4の実施形態の別形態の記録ヘッドの概略斜視図であり、インク吸収部材H2000が、図6(a)と同様に配置されているが、図6(a)と比較して小さく分割されたインク吸収部材を配置する構成としている。このような構成にしても図6(a)の記録ヘッドと同様に十分な効果が得られる。
【0059】
なお、本実施形態の記録ヘッドでは、第1の実施形態のブレードと組み合わせる形態としているが、第2、第3の実施形態のブレードを組み合わせることももちろん可能であり、より高い効果が得られる。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、インクジェット記録ヘッドの記録液吐出口面に当接させ、吐出口列方向に移動させながらワイピング動作を行うことによって吐出口面をクリーニングする弾性体のインクジェット記録装置のブレードにおいて、簡単な構成で全ての吐出口面を良好にクリーニングすることができ、製造コストの安価なブレードを提供できるものである。
【0061】
特に吐出口数が多く印字幅が長い記録ヘッドには特に有効なブレードとなる。
【0062】
また、本発明のブレードによってクリーニングされる記録ヘッドにおいて、簡単な構成で安定した良好な印字を得られる記録ヘッドを提供することができる。
【0063】
なお、以上の説明はすべてサイドシューターのバブルジェット(登録商標)方式のインクジェット記録ヘッドについて行ってきたが、もちろんエッジシューター方式のインクジェット記録ヘッドやピエゾ方式のインクジェット記録ヘッドにも本発明は適用できその効果は上記説明と何ら変わりないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施形態のブレードと記録ヘッドの概略斜視図
(b)は図1(a)をインク吐出面から見た平面図
(c)は図1(b)でブレードを記録ヘッドに対して動作させたときのインクの流れを説明する図
【図2】(a)は本発明の第1の実施形態のブレードと別の記録ヘッドの概略斜視図
(b)は図2(a)をインク吐出面から見た平面図
【図3】(a)は本発明の第1の実施形態の別形態のブレードの斜視図
(b)は本発明の第1の実施形態のまた別形態のブレードの斜視図
(c)は本発明の第1の実施形態のさらにまた別形態のブレードの斜視図
(d)は図3(c)のブレードを記録ヘッドに対して動作させたときのインクの流れを説明する図
【図4】(a)は本発明の第2の実施形態のブレードと記録ヘッドの概略斜視図
(b)は図4(a)をインク吐出面から見た平面図
(c)は本発明の第2の実施形態の別形態のブレードの斜視図
(d)は本発明の第2の実施形態のまた別形態のブレードの斜視図
【図5】(a)は本発明の第3の実施形態のブレードの斜視図
(b)は本発明の第3の実施形態の別形態のブレードの斜視図
【図6】(a)は本発明の第4の実施形態の記録ヘッドの概略斜視図
(b)は本発明の第4の実施形態の別形態の記録ヘッドの概略斜視図
【図7】記録装置の概略斜視図
【図8】別の記録装置の概略斜視図
【図9】従来のブレードと記録ヘッドの概略斜視図
【図10】記録ヘッドの平面図
【図11】記録ヘッドの概略斜視図
【符号の説明】
201 記録素子基板
202 吐出口
203 インク供給口
204 加熱ヒーター
205 駆動素子
206 フレキシブルフィルム
207 回路基板
208 電気コネクタ
210 共通液室
211 ベースプレート
212 支持部材
213 前面プレート
214 インク供給チューブ
215 ノズル材
220 記録ヘッド
301 被記録材搬送ベルト
302 被記録材
H1000 記録ヘッド
H1100 記録素子基板
H1106 ノズル群
H1109 重複領域
H1200 第1のプレート
H1210 インク供給口
H1300 電気配線基板
H1304 第1の封止剤
H1305 第2の封止剤
H1400 第2のプレート
H1410 リブ状突起
H1500 インク供給部材
H1510 インク供給路
H1600 開口部
H1610 インク吸収部材
H1700 フィルター部材
H1800 インクタンク
H1802 チューブ
H1900 ビス
H2000 インク吸収部材
K1000 被記録材
M100、M101、M102、M103、M110、M111、M112、M120、M122、M190 ブレード
M110a、M111a、M112a、M122a インク・ゴミ捕集部
M121、M123 インク吸収部材
M4000 インクジェット記録装置
M4001 キャリッジ
M4002 電気的接点

Claims (9)

  1. 被記録材に記録液を吐出するための記録液吐出口と記録液に運動エネルギーを印加するための記録素子が複数個列状に設けられた記録素子基板を有するインクジェット記録ヘッドの記録液吐出口面に当接させ、前記吐出口列方向に移動させながらワイピング動作を行うことによって記録液吐出口面をクリーニングする弾性体のインクジェット記録装置のブレードにおいて、該ブレードは角度を有する2枚の板状の部分からなるくの字形状をしており、くの字の頂点が移動方向の先端となることを特徴とするインクジェット記録装置のブレード。
  2. 前記ブレードは分割された2枚の板を組み合わせて構成されることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置のブレード。
  3. 前記ブレードのくの字の頂点部において、吐出口面と当接する側では分割されており、吐出口面と当接しない側では結合されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置のブレード。
  4. 前記ブレードには、ブレード移動方向の後方部かつブレードの両端部に、ブレードの一部として形成されるインク捕集部が設けられていおり、該インク捕集部はワイピング動作時に前記吐出口に接しない位置に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェット記録装置のブレード。
  5. 前記ブレードには、ブレード移動方向の後方部かつブレードの両端部に、インク吸収部材が固定されていて、該インク吸収部材はワイピング動作時に前記吐出口に接しない位置に配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のインクジェット記録装置のブレード。
  6. 前記インク吸収部材は、前記インク捕集部内に配置されていることを特徴とする請求項4かつ5に記載のインクジェット記録装置のブレード。
  7. 被記録材の記録領域の全幅にわたって吐出口が配列されてなるフルラインタイプのインクジェット記録ヘッドの吐出口面をクリーニングすることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のインクジェット記録装置のブレード。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載のインクジェット記録装置のブレードのワイピング動作によって記録液吐出口面をクリーニングされるインクジェット記録ヘッドにおいて、前記ブレードの移動方向と直行する方向の記録ヘッドの両端部にインク吸収部材が設けられていることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  9. 前記インクジェット記録ヘッドは、被記録材の記録領域の全幅にわたって吐出口が配列されてなるフルラインタイプのものであることを特徴とする請求項8に記載のインクジェット記録ヘッド。
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