JP4635152B2 - 処理物袋詰め装置 - Google Patents

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Description

この発明は、処理物袋詰め装置に係る。詳細には、押圧により変形可能な塵芥、ゴミ、その他の被処理物を袋詰めする処理物袋詰め装置に係る。更に詳細には、処理物をローラー等の圧縮装置で圧縮して全体体積を圧縮して袋に袋詰めする処理物袋詰め装置に係る。
従来のゴミ、塵芥等の圧縮装置としては,特許文献1(特開昭57−31500号公開特許公報)記載の「開放容器内の塵芥のための圧縮装置」、特許文献2(EP0106268A1)に係る圧縮装置が知られている。
特許文献1には、「容器内の塵芥の上を往復動する被駆動圧縮ロールを設け,該ロールが台架に枢着された揺れ腕の張り出し長さが可変であるように構成した。上記の構成により、ロールはその駆動手段によって塵芥の上を容器の縦方向に往復動することができ、その場合、揺れ腕はロールと台架の揺れ腕支持部との間隔に従って伸縮することができる。」圧縮装置の記載がある。
特許文献2には、ゴミの圧縮装置として、上向きに開口した1つの円筒形のゴミ容器が備えられ、ゴミはその中で圧縮されるようになっている旨の記載がある。更に円筒形の圧縮ローラが回転自在に軸受けされるように構成されており、容器内に投入されたゴミの上を移動する、ローラを容器内にセットする旨の記載がある。更に、パレット上に俵状の圧縮体として立っている圧縮されたゴミを取り出すことができる旨の記載がある。
特許文献3には、押圧板で圧縮されたごみをごみ容器ごと取り出せるようにしたごみ圧縮機についての記載がある。内箱内に予めごみ容器を収容しておくものである。
特許文献4には、シート状物の圧縮梱包機についての記載がある。同圧縮梱包機では、投入口から投入された空き袋等の被処理物は、回転するスクリューに引き込まれて圧縮室内を下方に送られ、ポリエチレン等のフィルムからなる圧縮体用収容袋内において受圧台に圧接されることにより圧縮される。
特許文献5には、廃棄物の圧縮梱包機について記載がある。同梱包機は、事務所やレストラン等の比較的狭い場所にも設置できる小型の圧縮梱包機である。そして、内部に廃棄物を入れるための梱包袋を装着する筒型の圧縮案内筒を外箱の内部に配設し、圧縮案内筒内に、梱包袋内の廃棄物を梱包袋ごと下から押し上げて蓋体に押しつけて圧縮する圧縮板を設けるものである。
特許文献6には、「ゴミ圧縮装置」について記載があり、ゴミ袋が装着されるゴミ容器が引き出し可能に配置される。圧縮に使用するローラ、スクレーバについても記載がある。
特開昭57−31500号公開特許公報 EP0106268A1 実開昭55−43645号公開実用新案公報 特許第3323576号特許公報 特開平7−215403号公開特許公報 特開平11−156593号公開特許公報
特許文献1記載及び特許文献2及び特許文献3記載の発明は、ゴミ、塵芥、それ以外の処理物を柔らかい素材からなる袋に袋詰めするものではない。特許文献2記載の発明は、容器は剛性を有する必要がある。更に、ローラの重量でゴミ、塵芥、それ以外の処理物を押圧するため装置全体が重くなる問題点を有した。
特許文献4記載のシート状物の圧縮梱包機は、スクリューより被処理物を送り出すもので、袋の底部方向及び袋開口部方向に移動される押圧板、ロール等の圧縮手段で圧縮するものではない。
特許文献5記載の廃棄物の圧縮梱包機は、内部に廃棄物を入れるための梱包袋を装着する筒型の圧縮案内筒を外箱の内部に配設するものである。袋を保護するため、装置の袋部分外周を剛性を有する圧縮案内筒を必要とするものである。特許文献5記載の廃棄物の圧縮梱包機は、そもそも、事務所やレストラン等の狭い場所に設置する小型の機械である。
特許文献6に記載される「ゴミ圧縮装置」は、ゴミ袋はゴミ容器内に装着される。
しかし、これら従来例において、剛性のある容器によって外周を保護されていない袋に袋詰めした被処理物にロール、押圧板等の圧縮手段で圧縮をかけると、被処理物を押圧するのに必要な袋底部方向以外の袋側方、横方向に圧縮時に圧力がかかり袋に損傷を与えたり破損したりする問題点を有した。
本発明の処理物袋詰め装置は、被処理物が収納される袋を開口させた状態でその開口側の端部を保持し、前記袋を垂れ下げてその底部を下方に位置させ環状の袋保持金具と、前記袋保持金具により保持された袋の内部を上下方向に移動可能で前記袋の中の被処理物を押圧する圧縮手段と、前記圧縮手段の側方外周に設けられ、前記圧縮手段とともに前記袋の内部を上下方向に移動する案内枠と、を有し、前記圧縮手段は、上下方向に延び軸回り方向に回転する旋回軸と、前記旋回軸に交差する方向を軸心方向とした軸回り方向に回転可能の圧縮用ローラとを有し、前記圧縮用ローラが上下方向に移動し前記旋回軸が回転することで前記圧縮用ローラの外周面が前記被処理物を押圧する。



被処理物を押圧するのに必要な袋底部方向には圧力がかかるとともに、袋側方には圧縮手段による圧力が作用せず、袋側方に圧縮時に圧力がかかり袋に損傷を与えたり破損したりすることはない。袋を保護するため、装置の袋部分外周を剛性を有する枠体等で保護する必要がない。
自重で被処理物を押圧するのではなく、押圧手段により被処理物方向に押圧して圧縮するため、押圧手段が重くなることが避けられる。
処理物袋詰め装置は、未処理の被処理物Wが収納される袋61と、袋61の底部方向及び袋開口部方向に移動されるとともに袋61の底部方向に被処理物Wを押圧する圧縮手段として使用されるローラ41と、ローラ41の側方外周に設けられ、ローラ41の移動に伴い袋内部を袋61の底部方向及び袋開口部方向に移動する案内枠51とからなる。
そのため、
圧縮手段であるローラ41およびローラ41の側方外周に設けられる案内枠51を、袋61の底部方向に移動する。ついで、未処理の被処理物Wを袋61に投入し、圧縮手段41の作業中に袋61の開口部から被処理物Wを投入する。被処理物Wは順次圧縮される。
ローラ41は被処理物Wを圧縮しながら、袋61側方にはローラ41による圧力が作用せず、袋61に損傷を与えたり破損したりすることはない。案内枠51により、処理前の被処理物Wが飛び出さないようにガイドされる。
図1において、11は、メインフレームである。メインフレーム11は、処理物袋詰め装置の底面を構成し平面視コ字型からなる。メインフレーム11のコ字状の底面中央部を構成する空間部には、コ字型の開口部からパレット12がスライド移動して収納される。
13は、スタンドである。スタンド13は、メインフレーム11コ字型中間部から垂直に設けられる。
21は、昇降モータである。昇降モータ21は、スタンド13の基部に設置される。昇降モータ21の回転軸にはスプロケットが取り付けられる。22は、下部スプロケットである。下部スプロケット22は、昇降モータ21に隣接するスタンド13に取り付けられる。23は、上部スプロケットである。上部スプロケット23は、スタンド13の上部に取り付けられる。
昇降モータ21と下部スプロケット22とは伝動チェーン24で掛け渡され、昇降モータ21の駆動力が伝達される。25は、駆動チェーンである。駆動チェーン25は、下部スプロケット22と上部スプロケット23との間に掛け渡され、下部スプロケット22から駆動力を上部スプロケット23に伝達する。
駆動チェーン25の両先端25a、25bは、可動フレーム31にそれぞれ取り付けられ、伝動チェーン24、駆動チェーン25を介して昇降モータ21により駆動され上昇下降される。
26は、レールである。レール26は、スタンド13の下部から上部にかけて設置される。
27は、リフトローラである。リフトローラ27は、レール26に取り付けられ、レール26に沿って移動する。可動フレーム31の移動とともに、リフトローラ27は、レール26にしたがって移動可能に取り付けられる。
31は、可動フレームである。可動フレーム31は、リフトローラ27に取り付けられ、レール26に沿ったリフトローラ27の移動に伴い、上下にすなわちメインフレーム11側と反メインフレーム側とに移動される。
32は、圧縮装置駆動用モータである。33は減速機、34は旋回軸である。
圧縮装置駆動用モータ32は、図1乃至図6に図示する実施例では、旋回軸34を減速機を介して駆動する。
41は圧縮手段である。この実施例では、圧縮手段41はローラからなり、図中下方、すなわち袋の底部方向に塵芥、ゴミ、その他の被処理物Wを押圧する。
圧縮手段41であるローラには、図1、図11、図12等に図示されるように、旋回軸軸心から外側に行くほど突起量が大きな板状体からなる羽42がとりつけられる円筒状のローラからなる。
図1乃至図6に図示する、旋回軸34を減速機33を介して駆動する実施例では、ローラ41は直接駆動されず、旋回軸34が駆動されるとそれに伴い圧縮手段41であるローラ41も被処理物Wとの接触抵抗により従動して回転しているので,特に羽42なしでは摩擦を生じにくく、ローラ41が旋回軸34軸心の回転に伴い移動されても回転しにくくなる。
そのため、ローラ41に羽42を設けない場合は、ローラ41自体が回転しないため、被処理物Wをローラ41の下に巻き込むことはできず、被処理物Wはローラ41の上を通過してしまい、被処理物Wを圧縮することは困難である。
それに対して、この実施例のように羽42をローラ41の外周に設けたときは、被処理物Wの抵抗、摩擦が大きくなるため、被処理物Wを巻き込むようにローラ41の下にしながら回転して圧縮することが可能となる。
図1に図示される実施例、および図7、図8に図示される他の実施例でも、旋回軸34の先端は、圧縮手段41であるローラの袋底面側外周すなわち図示ではローラ41の袋61下側面よりも突起している。そのため、旋回軸34先端で被処理物Wに突き刺さり支えることで、旋回軸34は作業中安定する。
図1に図示される実施例、および図7、図8に図示される他の実施例では、圧縮手段41としてはローラが用いられているが、例えば、特許文献3記載の押圧板を圧縮手段41として使用し、袋61の底部方向及び袋61の開口部方向に移動される押圧板で被処理物Wを押さえつけ圧縮してもよい。
51は、案内枠である。案内枠51は、上下すなわち袋61開口部側と袋61底部側の2本のパイプ52と、円筒状の板からなる板状体53とからなる。案内枠51の上下のパイプ52の間は板状体53で連結される。円筒状の板状体53は、剛性を有する金属等の変形しにくい素材からなる。
54は、案内枠保持ロッドである。案内枠支持ロッド54は、下端は案内枠51の上側のパイプ52に取り付けられ、上部は可動フレーム31に取り付けられる。案内枠保持ロッド54の可動フレーム31への取付位置を上下にすなわち袋61底部側および可動フレーム31側へずらして固定させることで、圧縮手段41と案内枠51との相対位置を被処理物Wの種類状態に応じて最適に選択可能である。
案内枠51は、圧縮手段41であるローラの移動、昇降に伴い、圧縮手段41の側方外周すなわち案内枠51圧縮手段41の移動方向と交差する方向外周に位置して、袋61内部で袋61側面を、旋回軸34と平行に、袋61の底部方向及び袋開口部方向に移動する
案内枠51のパイプ52も剛性を有する素材からなったときは、案内枠のパイプでも、被処理物の圧縮作用が期待可能である。
案内枠51が、圧縮手段41との袋61底部方向及び開口部方向への相対位置、すなわち図中上下方向の相対位置を変更可能な案内枠51からなると、案内枠51の袋61底部側それ自体も被処理物Wへの圧縮へ使用を選択可能である。
更に、案内枠51と圧縮手段41とは、一体に上下動せず、それぞれ独自に移動させてもよい。その場合は、両者の相対位置の選択の自由度は更に上昇する。
61は袋である。袋61は、変形可能な素材からなるフレコンバック等の袋であり、ビニールシート、ポリプロピレンの繊維織物等からなる。62は、袋保持金具である。袋保持金具62は環状の金属製パイプからなる。袋61の開口部は、図4、図5に図示されるように袋保持金具62の外側に折りたたまれて係止される。
63は、外フレームである。外フレーム63は、骨格のみからなり、フレームの間は隙間を有しているため、軽量化が可能であるが、板状としてもよい。
袋61は、袋保持金具62を外フレーム63に係止して使用され、パレット12上に設置される。
袋61には、塵芥、ゴミ、その他の未処理の被処理物Wが収納される。
そこで、図4に図示するように袋61を外フレーム63の開口部から搬入し、圧縮手段41及び案内枠51下部のパレット12上に設置する。袋の周囲を外フレーム63で囲み、袋61は袋保持金具62を外フレーム63上部に係止する。
ついで、昇降モータ21を駆動して、伝動チェーン24、下部スプロケット22、駆動チェーン25を介して、圧縮手段41であるローラ、および圧縮手段41の側方である水平方向外周に設けられる案内枠51とを、袋61の底部方向に移動する。
ついで、圧縮装置駆動用モータ32を駆動し、減速機33で減速させた上で、旋回軸34を回転させ、被処理物Wを投入し、圧縮手段41により処理物Wを押圧して圧縮する。常時、未処理の被処理物Wを袋61開口部から投入し、被処理物Wの詰め込み圧縮をおこなう。
案内枠51は、圧縮手段の側方外周すなわち案内枠51圧縮手段41の移動方向と交差する方向の外周に位置しているため、袋61側方には圧縮手段41による圧力が、案内枠51により妨げられ作用せず、袋61側方に圧縮時に圧力がかかり袋61に損傷を与えたり破損したりすることはない。
案内枠51により、処理前の被処理物Wが飛び出さないようにガイドされる。
図1に図示される71は袋取り出し位置検出リミットスイッチ、72は袋満杯位置リミットスイッチである。73は、圧縮手段41であるローラの下限位置検出リミットスイッチである。
可動フレーム31の上昇に伴い、リミットスイッチ71、リミットスイッチ72、リミットスイッチ73が押されて制御部へその旨の信号が伝送され昇降モータ21の作動を停止作動させる。
圧縮手段41であるローラの正回転、逆回転、上下往復の作動は制御部で作動を制御する。
図示していないが、圧縮手段41が、袋61の底部方向に被処理物Wを押圧したところ、被処理物Wからの抵抗を受けると、圧縮装置駆動用モータ32の負荷電流が変化する。圧縮装置駆動用モータ32の負荷電流の変化を検知することで、圧縮手段41の被処理物Wへの押圧力が上昇したこと、被処理物Wからの抵抗、予め設定された圧縮手段41の押圧力を検知してローラからなる圧縮手段41を、袋61開口部方向に一定量移動させる。
負荷電流を検知すると、制御部の指示により、昇降モータ21を作動させ、圧縮手段41の上昇分即ち可動フレーム31側への移動、上昇作動させる。
すなわち、圧縮手段41が、袋61の底部方向に被処理物Wを押圧したところ、被処理物Wからの抵抗を検知したときは圧縮手段41を袋61の開口部方向に移動させる。
圧縮手段41は、定期的に上下動させてもよい。あるいは、数回、例えば2回上昇したことを検知したときは、制御部が、昇降モータ21を作動させ、逆に一定量下降させることを繰り返す。
その結果、有効に被処理物Wを圧縮することが可能であり、圧縮手段41が、袋61の底部方向及び袋開口部方向に移動されるとともに、袋61の底部方向に押圧力を一定化させながら被処理物Wを押圧する圧縮手段41からなるため、被処理物Wに一定の押圧力で押圧し、均一に被処理物Wを圧縮する。
図9に図示する実施例では、旋回軸34は減速機33側と先端側とに分かれ両者はスライド自在に取り付けられる。35はスプリングである。スプリング35は、両旋回軸34間に取り付けられる。36は、リミットスイッチであり、旋回軸34の先端側37が上昇して、押すことでオン状態となる。
すなわち、圧縮手段41が、袋61の底部方向に被処理物Wを押圧し、被処理物Wからの抵抗を受けると、旋回軸34の先端側37は減速機33側へスライド移動される。すると、リミットスイッチ36が押され圧縮手段41の被処理物Wとの接触による抵抗で、圧縮手段41が上昇したことを検知する。
圧縮手段41が、袋61の底部方向に被処理物Wを押圧し、リミットスイッチ36により圧縮手段41が上昇し被処理物Wからの抵抗、予め設定された圧縮手段41の押圧力を検知すると、その旨の信号を昇降モータ21に伝送し、昇降モータ21を作動させ、圧縮手段41の上昇分すなわちスプリング35の作動可能分袋開口部方向に上昇作動させる。
あらかじめ、設定した制御部のプログラムにより、数回、例えば2回上昇したことを検知したときは、一定時間昇降モータ21を逆に作動させ、下降させる。
その結果、有効に被処理物Wを圧縮することが可能であり、圧縮手段41が、袋61の底部方向及び袋61の開口部方向に移動されるとともに、袋61の底部方向に押圧力を一定化させながら被処理物Wを押圧する圧縮手段41からなるため、被処理物Wに一定の押圧力で押圧し、均一に被処理物Wを圧縮する。
図10に図示する実施例では、可動フレーム31は、圧縮手段41側と図中上部側に別れ、両者はスライド自在に取り付けられる。35はスプリングである。スプリング35は、両可動フレーム31間に取り付けられる。36はリミットスイッチであり、可動フレーム31の上方に取り付けられ、スイッチが下方の可動フレーム31に押されることでオン状態をとる。
すなわち、圧縮手段41が、袋61の底部方向に被処理物Wを押圧し、被処理物Wからの抵抗を受けると、旋回軸34の先端側が上部側へスライド移動される。すると、リミットスイッチ36が押され、圧縮手段41と被処理物Wからの上方への反発力で、圧縮手段41が上昇したこと、予め設定された圧縮手段41の押圧力を検知する。
圧縮手段41が、袋61の底部方向に被処理物Wを押圧し、リミットスイッチ36により圧縮手段41が上昇し被処理物Wからの反発力(押圧力)を検知すると、その旨の信号を制御部に伝送し、昇降モータ21を作動させ、圧縮手段41の上昇分すなわちスプリング35の作動可能分袋61の開口部方向に上昇作動させる。
圧縮手段41は、定期的に上下動させてもよい。あるいは、数回、例えば2回上昇したことを検知したときは、制御部に組み込まれたプログラムにより、昇降モータ21を逆に作動させ、一定量下降させる。
その結果、有効に被処理物Wを圧縮することが可能であり、圧縮手段41が、袋61の底部方向及び袋61の開口部方向に移動されるとともに、圧縮手段41は袋61の底部方向に押圧力を一定化させながら被処理物Wを押圧するため、被処理物Wに一定の押圧力で押圧し、均一に被処理物Wを圧縮する。
図13に圧縮手段41の一部拡大正面図をあらわし、図14に圧縮手段41の側面図をあらわす他の実施例では、図11、図12にあらわす実施例における羽42の代わりに、ローラ41外周に突起棒43を設けるとともに、圧縮手段41のローラ形状を円筒状としている。
このような形状の圧縮手段41とした場合は、突起棒43により、ローラ41が自転しやすくなるとともに、ローラ41形状が円筒状のため、ローラ41に巻き付きやすいものや、付着しやすい処理物の場合有効である。
図15に圧縮手段41の一部拡大正面図をあらわす他の実施例では、図11、図12にあらわす実施例における羽42の代わりに、ローラ外周に突起44を多数設けるとともに、圧縮手段41のローラを円筒状としている。
このような形状の圧縮手段41とした場合は、突起44によりローラ41が自転しやすくなるとともに、被処理物Wを突起44により押し込んだり破砕することが可能となる。
図16に圧縮手段41の一部拡大正面図をあらわし、図17に圧縮手段41の側面図をあらわす他の実施例では、図11、図12にあらわす実施例における羽42の代わりに、ローラ外周に突起棒43を設けるとともに、図13、図14に図示される他の実施例におけるものと異なり圧縮手段41のローラ形状を外側に行くにしたがい径大となる円錐状としている。
図18に圧縮手段41の一部拡大正面図をあらわし、図19に圧縮手段41の側面図をあらわす他の実施例では、図11、図12にあらわす実施例と同様羽42を設けるが、図11、図12にあらわす実施例と異なり圧縮手段41のローラ形状を外側に行くにしたがい径大となる円筒状としている。
図20に圧縮手段41の一部拡大正面図をあらわす他の実施例では、図11、図12にあらわす実施例における羽42の代わりに、突起44を多数設けるとともに、図11、図12にあらわす実施例と異なり圧縮手段41のローラ形状を外側に行くにしたがい径大となる円筒状としている。
これら実施例7〜9のような形状の圧縮手段41とした場合は、旋回軸34を中心に旋回させた場合、ローラ41の中心側と外周側の転がり速度が同一となることで、被処理物Wとローラ41とのスリップが少なくなり、巻き付き等が減少し、安定した押圧が可能となる。
図7に図示される他の実施例では、81は圧縮装置駆動用モータ側スプロケットである。圧縮装置駆動用モータ側スプロケット81は、圧縮装置駆動用モータ32、減速機33の同軸に取り付けられる。82は旋回軸側スプロケットである。旋回軸側スプロケット82は、旋回軸34内部を貫通して取り付けられる圧縮手段駆動軸38の上部に取り付けられる。83aは圧縮手段駆動チェーンである。圧縮手段駆動チェーン83aは、圧縮装置駆動用モータ32の圧縮装置駆動用モータ側スプロケット81と旋回軸側スプロケット82との間に掛け渡される。39は、ベベルギアである。ベベルギア39は、圧縮手段駆動軸38と圧縮手段の回転軸との間に設置される。
そこで、圧縮装置駆動用モータ32を駆動すると、減速機33、圧縮装置駆動用モータ側スプロケット81、圧縮手段駆動チェーン83a、旋回軸側スプロケット82、圧縮手段駆動軸38、ベベルギア39を介して駆動力は伝達され、圧縮手段41を駆動させる。圧縮手段41の駆動により旋回軸34は、従動される。
これにより、旋回軸34を回転させただけでは被処理物Wの種類により圧縮手段であるローラ41が前進方向に回転しない場合、ローラ41が強制駆動されるため、ローラ41が下方に被処理物Wを引き込み押圧することが可能となる。
図8に図示される他の実施例では、第7図に図示される実施例に加え、圧縮手段駆動チェーン83bにより旋回軸34も圧縮装置駆動用モータ32により駆動される。
旋回軸34もローラ41も強制的に駆動されるため、被処理物Wとの接触抵抗に左右されることなく作業可能である。
ローラの回転方向については、ローラ回転軸あるいは旋回軸34を正逆回転させることで、回転方向による被処理物Wの片寄りや、被処理物が投下された場所の片寄り等を均平化することが可能となる。
例えば、定期的に正回転2回の後、逆回転2回する等である。
この発明では、被処理物を押圧するのに必要な袋底部方向には圧力がかかるとともに、袋側方には圧縮手段による圧力が作用せず、袋側方に圧縮時に圧力がかかり袋に損傷を与えたり破損したりすることはない。袋を保護するため、装置の袋部分外周を剛性を有する枠体等で保護する必要がない。
押圧手段で被処理物を押圧して圧縮するため、押圧手段が重くなることが避けられる。
この発明の第1実施例の正面断面図 この発明の第1実施例の平面断面図 この発明の第1実施例の使用状態の斜視図 この発明の第1実施例の使用状態の斜視図 この発明の第1実施例の使用状態の斜視図 この発明の第1実施例の一部拡大図断面図 この発明の第10実施例の一部拡大断面図 この発明の第11実施例の一部拡大断面図 この発明の第3実施例の一部拡大断面図 この発明の第4実施例の一部拡大断面図 この発明の第1実施例の圧縮手段の一部拡大正面図 この発明の第1実施例の圧縮手段の一部拡大側面端面図 この発明の第5実施例の圧縮手段の一部拡大正面図 この発明の第5実施例の圧縮手段の一部拡大側面端面図 この発明の第6実施例の圧縮手段の一部拡大正面図 この発明の第7実施例の圧縮手段の一部拡大正面図 この発明の第7実施例の圧縮手段の一部拡大側面端面図 この発明の第8実施例の圧縮手段の一部拡大正面図 この発明の第8実施例の圧縮手段の一部拡大側面端面図 この発明の第9実施例の圧縮手段の一部拡大正面図
符号の説明
61 袋
41 圧縮手段
51 案内枠
W 被処理物

Claims (4)

  1. 被処理物が収納される袋を開口させた状態でその開口側の端部を保持し、前記袋を垂れ下げてその底部を下方に位置させ環状の袋保持金具と、
    前記袋保持金具により保持された袋の内部を上下方向に移動可能で前記袋の中の被処理物を押圧する圧縮手段と、
    前記圧縮手段の側方外周に設けられ、前記圧縮手段とともに前記袋の内部を上下方向に移動する案内枠と、
    を有し、
    前記圧縮手段は、上下方向に延び軸回り方向に回転する旋回軸と、前記旋回軸に交差する方向を軸心方向とした軸回り方向に回転可能の圧縮用ローラとを有し、前記圧縮用ローラが上下方向に移動し前記旋回軸が回転することで前記圧縮用ローラの外周面が前記被処理物を押圧する
    ことを特徴とする処理物袋詰め装置。
  2. 前記案内枠は、前記圧縮手段に対して上下方向の相対位置が変更可能である
    ことを特徴とする請求項1記載の処理物袋詰め装置。
  3. 前記旋回軸が軸回り方向に回転駆動するときの駆動抵抗を検知したときは、前記圧縮手段は上下方向に往復移動して均一に被処理物を圧縮する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の処理物袋詰め装置。
  4. 前記圧縮手段が所定の大きさの上下方向の押圧力を検知したときは、前記圧縮手段は上下方向に往復移動して均一に被処理物を圧縮する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の処理物袋詰め装置。
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