JP4634851B2 - ハンドオーバー方法、C−planeWirelessController装置、基地局および端末局 - Google Patents

ハンドオーバー方法、C−planeWirelessController装置、基地局および端末局 Download PDF

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Description

本発明は、無線LANシステムにおいて採用可能なハンドオーバー方法に関するものであり、特に、無線LANシステムにおける802.1x認証を実行する場合のハンドオーバー方法に関するものである。
従来、複数の基地局(AP)で構成された無線LANシステム(IEEE802.11)として、たとえば、オフィスなどのように、ユーザが移動する環境で用いられる無線LANシステムにおいては、ユーザの移動に伴って端末がハンドオーバーを実行し、基地局を切り替えながら通信品質を保持することが重要になる。
たとえば、無線LANシステムにおけるハンドオーバーとしては、下記特許文献1に記載の“無線LANシステム及びステーション並びにネットワーク切り替え方法”が開示されており、ここでは、基地局が自局のネットワーク情報をBeaconにより付与することによって、ネットワーク切り替えを行う方法が開示されている。
特開2004−229225号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来技術においては、802.11に規定された認証抜きのセキュリティだけを主眼においており、IEEE802.11iやWPAなどの認証を含めたセキュリティである802.1x認証に関する記載がなく、そのまま使用すると再接続を実施するため、瞬断時間が長くなる、という問題があった。
また、上記特許文献1に記載の従来技術においては、サブネットにまたがるハンドオーバーについての記載がない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、IEEE802.11iやWPAなどのセキュリティを行うための802.1x認証を実行する場合のハンドオーバー方法を得ることを目的とする。
また、本発明は、上記802.1x認証を実行後に、サブネットにまたがるハンドオーバーを実行する場合のハンドオーバー方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるハンドオーバー方法は、端末局の状態を管理する機能を有し同一周波数で設定される所定のエリアを構成する複数の基地局と、前記複数の基地局および端末を管理するCWC(C-plane Wireless Controller)装置と、端末局と、を備えた無線LANシステムにおいて、所定の認証処理により特定の基地局が前記端末局の状態を「Association+認証完了」に更新した後のハンドオーバー方法であって、前記特定の基地局が、前記端末局に関する所定の情報(端末局情報)を前記CWC装置に対して送信し、当該CWC装置が、受信した端末局情報を隣接するハンドオーバー候補の複数の基地局(HO候補基地局)に対して転送し、端末局情報を受信した各HO候補基地局が、前記端末局の状態を接続前の状態を表す「Pre-Association」に更新する第1の工程と、前記端末局が、ハンドオーバーを実行する必要があると判定した場合に、ハンドオーバー通知(HO通知)をハンドオーバー先と判断した基地局(HO先基地局)に対して送信する第2の工程と、前記HO先基地局が、前記端末局の状態を「Association+認証完了」に更新し、受信したHO通知を前記CWC装置に対して転送し、さらに、経路学習フレームをネットワーク装置に対して送信する第3の工程と、その後、前記HO先基地局が、前記ネットワーク装置からの下りユーザデータの受信をトリガーにして、ハンドオーバー完了通知(HO完了通知)を前記CWC装置に対して送信し、HO完了通知を受信したCWC装置が、切り替え完了通知を前記特定の基地局(HO元基地局)に対して送信し、切り替え完了通知を受信したHO元基地局が、前記端末局の状態を「Pre-Association」に更新する第4の工程と、を特徴とする。
この発明によれば、802.1x認証を行う場合のハンドオーバー方法を規定し、さらに、CWCが、配下のAPおよび当該各APに属するSTAを集中管理することとした。これにより、AP間のセキュリティ情報の引継ぎを効率化することができ、再接続にかかる時間を大幅に短縮することができる。すなわち、本発明によれば、瞬断時間の極めて短いハンドオーバーを実現することが可能になる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかるハンドオーバー方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかるハンドオーバー方法を実現する無線LANシステムの構成例を示す図である。この無線LANシステムは、IEEE802.11に準拠したシステムであり、たとえば、複数の基地局を管理するCWC(C-plane Wireless Controller)1と、それぞれ異なるBSSID(A,B,…)を持ち、同一周波数f0で設定される仮想的なAPエリア(Virtual-AP)を構成する複数の基地局(AP)2−1,2−2,…と、APエリアに存在する端末局(STA)3と、を備えている。
ここで、上記無線LANシステムを構成するCWC1,各AP,STA3の構成および動作を個別に説明する。
図2は、上記CWC1の構成例を示す図であり、特に、配下のAP(2−1,2−2,…)から送られてくる各種メッセージを解析し、また、配下のAPに対する各種メッセージを生成するメッセージ生成/解析部11と、各APおよびそれらのAPに属するSTA3に関する情報を記憶する記憶部12と、STAの状態(STA状態)を接続前状態(以後、「Pre-Association」と呼ぶ)に遷移するように指示する状態管理指示部13と、を備えている。
図2において、メッセージ生成/解析部11は、APから送られてくるハンドオーバー通知(HO通知)やSTA情報やハンドオーバー完了(HO完了)などのメッセージを解析し、その解析結果を状態管理指示部13に対して通知する。そして、状態管理指示部13からの指示にしたがってメッセージを生成する。また、記憶部12は、各APやそれらのAPに属するSTAのSTA状態やSTA情報を記憶する。状態管理指示部13は、各APから受信した情報に基づいてSTA状態を遷移させる。なお、状態管理指示部13が管理する状態としては、IEEE802.11で規定された状態遷移(Idle,Authentication,Association)に加えて、ハンドオーバーによる接続前の状態である「Pre-Association」を管理する。
図3は、上記AP(2−1,2−2)の構成例を示す図であり、特に、配下のSTAやCWC1から送られてくる各種メッセージを解析し、また、上記STAやCWC1に対する各種メッセージを生成するメッセージ生成/解析部21と、STA情報に基づいてSTAの状態を管理する状態管理部22と、ハンドオーバー時にネットワーク装置に対して経路情報を更新させるための経路学習フレームを送信する経路学習機能部23と、STA情報やSTA状態を記憶する記憶部24と、を備えている。
図3において、メッセージ生成/解析部21は、無線LANのチャネルを使用してSTAから送られてくるSTA情報(Key情報,MACAddressなどを含む)およびHO通知を解析し、その結果を状態管理部22および記憶部24に通知する。また、有線ネットワークを使用してCWC1から送られてくるSTA情報(Key情報,MACAddressなどを含む),切り替え完了通知等を解析し、その結果を状態管理部22および記憶部24に通知する。また、STAから受信したSTA情報,HO通知や、ハンドオーバー完了時に状態管理部22の指示により生成するHO完了等を、有線ネットワークを使用してCWC1に対して送信する。また、STAおよびネットワーク側から受信したユーザデータをそれぞれの宛先に対して転送する。なお、メッセージ生成/解析部21は、無線LANにおける通常のIEEE802.11フレーム(STAからのSTA情報,ユーザデータ等)を受信するだけでなく、独自フレーム(HO通知等)も受信する。独自フレームは、たとえば、IEEE802.11フレームのフォーマットを使用し、ヘッダ部分の空きビットを使用して区別することとしてもよい。
また、状態管理部22は、メッセージ生成/解析部21から通知されるSTA情報、HO通知および切り替え完了通知等に基づいて、在圏するSTA3および近隣に存在する各STAのSTA状態を更新する。また、経路学習機能部23は、たとえば、STA3がハンドオーバーを実行した場合に、上位ネットワーク装置に対してデータ経路を更新させるための経路学習フレーム(経路情報更新)を送信する。
図4は、上記STA3の構成例を示す図であり、特に、ハンドオーバーを実行するかどうかを判定するハンドオーバー(HO)判定部31と、APから送られてくる各種メッセージを解析し、また、APに対する各種メッセージを生成するメッセージ生成部/解析部32と、自局の状態を管理する状態管理部34と、各種情報を記憶する記憶部33と、通常のIEEE802.11フレームの送受信以外に、独自フレームを送信する機能を有する無線送受信部35と、を備えている。
図4において、ハンドオーバー判定部31は、フレームの受信状態(受信電力等)を監視し、その結果に基づいてハンドオーバーを実行するかどうかを判定する。メッセージ生成部/解析部32は、STA状態の生成処理およびユーザデータの生成/解析処理以外に、ハンドオーバー実行を決定した場合にハンドオーバー先AP宛の独自フレーム(HO通知)を生成する機能を持つ。また、状態管理部34および記憶部33は、自局の状態を管理および記憶する。また、無線送受信部35は、自局宛てのMACアドレスと現在のBSSIDをチェックし、ハンドオーバー先APまたはハンドオーバー元APからの複数のユーザデータを受信する。
つづいて、上記のように構成される無線LANシステムの動作を図面に従って説明する。図5は、本実施の形態の無線LANシステムを構成する各装置の動作、すなわち、本発明にかかるハンドオーバー方法のシーケンスを示す図である。
図5において、たとえば、STA3がAP2−1のサービス提供エリア内で電源を投入した場合、STA3とAP2−1との間では認証処理(802.1x認証)が実行される(ステップS1)。このとき、STA3は、AP2−1に対して無線LANのチャネルを使用して自身のSTA情報(Key情報,MACAddressなどを含む)を送信し、AP2−1では、受信したSTA情報を記憶し、さらに、当該STA情報に基づいてSTA3のSTA状態を「Association+認証完了」に更新する(ステップS2)。また、AP2−1では、CWC1に対して、有線ネットワークを使用してSTA3のSTA情報を転送する(ステップS3)。
そして、CWC1では、受信したSTA情報を記憶し、さらに、隣接するハンドオーバー候補の複数AP(2−2等)に対して、有線ネットワークを使用してSTA3のSTA情報を転送する(ステップS4)。このとき、STA情報を受信したハンドオーバー候補の各APは、受信したSTA情報を記憶し、さらに、当該STA情報に基づいてSTA3のSTA状態を「Pre-Association」に更新する(ステップS5)。この状態で、STA3とAP2−1との間の通信が実行可能となる。
その後、たとえば、STA3による受信状態監視(受信電力比較など)によって、STA3がハンドオーバーを実行した方がよいと判定した場合(ステップS6)、STA3では、独自フレーム(HO通知)を生成し、たとえば、ハンドオーバー先と判断したAP2−2に対して、無線LANのチャネルを使用してHO通知を送信する(ステップS7)。そして、HO通知を受信したAP2−2では、STA3のSTA状態を「Association+認証完了」に更新し(ステップS8)、受信したHO通知を、CWC1に対して有線ネットワークを使用して転送する(ステップS9)。さらに、AP2−2では、経路学習フレームを生成し、その経路学習フレームをネットワーク装置に対して送信する(ステップS10)。
その後、AP2−2は、ネットワーク装置からの下りユーザデータの受信をトリガーにして、経路情報更新の完了、すなわち、ハンドオーバーの完了を認識し(ステップS11)、HO完了通知を生成し、そのHO完了通知を、CWC1に対して有線ネットワークを使用して送信する(ステップS12)。そして、HO完了通知を受信したCWC1は、切り替え完了通知を生成し、その切り替え完了通知を、ハンドオーバー元のAP2−1に対して有線ネットワークを使用して送信し(ステップS13)、切り替え完了通知を受信したAP2−1は、STA3のSTA状態を「Pre-Association」に更新する(ステップS14)。
なお、図5において、STA3が独自フレーム(HO通知)を送信してから、ネットワーク装置の経路学習が終了するまでの間は、AP2−1を中継するSTA3宛の下りユーザデータが、BSSIDが異なるために廃棄される(ステップS15)。
このように、本実施の形態においては、802.1x認証を行う場合のハンドオーバー方法を規定し、さらに、CWCが、配下のAPおよび当該各APに属するSTAを集中管理することとした。これにより、AP間のセキュリティ情報の引継ぎを効率化することができ、再接続にかかる時間を大幅に短縮することができる。すなわち、本実施の形態によれば、瞬断時間の極めて短いハンドオーバーを実現することが可能になる。
なお、本実施の形態においては、図5に示すように、STA3が独自フレーム(HO通知)を送信してから、ネットワーク装置の経路学習が終了するまでの間は、AP2−1を中継するSTA3宛の下りユーザデータが廃棄されることとしているが、これに限らず、当該下りユーザデータを受信可能な構成としてもよい。たとえば、上記下りユーザデータを受信する場合は、上記無線送受信部35において現在のBSSIDをチェックし、その結果に基づいてハンドオーバー先APおよびハンドオーバー元APの両方からのユーザデータを受信する。すなわち、STA3が独自フレーム(HO通知)を送信してから、ネットワーク装置の経路学習が終了するまでの間であっても、ハンドオーバー先APやハンドオーバー元APのBSSIDの場合には、そのユーザデータを受信可能な構成とする。
また、上記とは異なる方法で、たとえば、上記無線送受信部35において自局宛てのMACアドレスかどうかをチェックし、その結果に基づいてハンドオーバー先APおよびハンドオーバー元APの両方からのユーザデータを受信することとしてもよい。すなわち、STA3が独自フレーム(HO通知)を送信してから、ネットワーク装置の経路学習が終了するまでの間であっても、自局宛てのMACアドレスであればユーザデータを受信可能な構成とする。上記2つの方法により、廃棄されてしまうことになるデータを大幅に減らすことができる。
実施の形態2.
つづいて、実施の形態2の動作について説明する。前述した実施の形態1においては、セグメントをまたがないレイヤ2ハンドオーバーについて記載したが、本実施の形態においては、実施の形態1とは異なる方法でレイヤ2ハンドオーバーを実現する。なお、無線LANシステムの構成については、前述した実施の形態1と同様である。
ここで、無線LANシステムを構成するCWC1,各AP,STA3の構成および動作を個別に説明する。なお、前述した実施の形態1と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。以下では、前述した実施の形態1と異なる処理について説明する。
図6は、実施の形態2のCWC1の構成例を示す図であり、前述した実施の形態1の構成に加えて、さらに、ハンドオーバー情報収集部14と、ハンドオーバー判定部15と、を備えている。図6において、メッセージ生成/解析部11は、APから送られてくるSTA情報や受信状況通知やHO完了通知などのメッセージを解析し、その解析結果を状態管理指示部13およびハンドオーバー情報収集部14に対して通知する。そして、状態管理指示部13およびハンドオーバー情報収集部14からの指示にしたがって所定のメッセージ(端末状態更新指示,BSSID書き替え指示,切替完了通知等)を生成する。また、ハンドオーバー情報収集部14は、ハンドオーバー情報として、ハンドオーバーに必要な様々な受信状況(受信電力,送信レート等)を、ハンドオーバー元APおよびハンドオーバー先APの両方から収集する。また、ハンドオーバー判定部15は、ハンドオーバー情報に基づいてハンドオーバーを実行するかどうかを判定する。また、記憶部12は、記憶部12は、APやSTAに関する各種情報に加えて、さらに上記ハンドオーバー情報やハンドオーバーにかかわるその他の情報についても記憶する。
図7は、実施の形態2のAPの構成例を示す図であり、前述した実施の形態1の構成に加えて、さらに、測定部25を備えている。図7において、メッセージ生成/解析部21は、無線LANのチャネルを使用してSTAから送られてくるSTA情報(Key情報,MACAddressなどを含む),上りトラヒックを解析し、その結果を状態管理部22、測定部25および記憶部24に通知する。また、有線ネットワークを使用してCWC1から送られてくるSTA状態更新指示,BSSID書き替え指示,切り替え完了通知等を解析し、その結果を状態管理部22および記憶部24に通知し、さらに、BSSID書き替え指示(独自フレーム)については無線LANのチャネルを使用してSTAに対して転送する。また、STAから受信したSTA情報,上りトラヒックの受信状況,ハンドオーバー完了時に生成するHO完了通知を、有線ネットワークを使用してCWC1に対して送信する。また、ユーザデータおよび経路学習フレームをそれぞれの宛先に対して転送する。
また、測定部25は、STA状態が「Association」となっているSTAの受信状況を監視するとともに、「Pre-Association」のSTAの上りデータについても監視する。なお、「Pre-Association」となっているSTAに対しては、IEEE802.11で規定されたACKを返さない。
図8は、実施の形態2のSTAの構成例を示す図であり、前述した実施の形態1の構成に加えて、さらに、BSSID切り替え指示部36を備え、一方で、HO判定部31が削除されている。図8において、メッセージ生成部/解析部32は、STA状態の生成処理およびユーザデータの生成/解析処理以外に、APからのBSSID書き替え指示を解析する。また、独自フレームであるBSSID書き替え指示および経路学習フレームを生成する。また、BSSID切り替え指示部36は、ハンドオーバー元APからBSSID切り替え指示を受信した場合にBSSIDを切り替える。
つづいて、上記のように構成される無線LANシステムの動作を図面に従って説明する。図9は、本実施の形態の無線LANシステムを構成する各装置の動作、すなわち、本発明にかかるハンドオーバー方法のシーケンスを示す図である。
まず、前述した実施の形態1と同様に、ステップS1〜S5の処理を実行した後、AP2−1は、無線LANのチャネルを使用してSTA3から送られてくるデータを受信し、ハンドオーバーに必要な様々な受信状況(受信電力,送信レート等)を測定する(ステップS21)とともに、ACKを返信する(ステップS22)。そして、その測定結果である受信状況をCWC1に対して送信する(ステップS23)。
同時に、ハンドオーバー先の候補である各AP(図9では2−2)は、STA状態が「Pre-Association」となっているSTA3の上りデータを監視し(IEEE802.11のACKを返さない)、ハンドオーバーに必要な様々な受信状況(受信電力、送信レート)を測定する(ステップS24)。そして、その測定結果である受信状況をCWC1に対して送信する(ステップS25)。
CWC1では、AP2−1およびハンドオーバー先の候補である各APからSTA3の受信状況を受信し、これらの受信状況に基づいてハンドオーバーを実行するかどうかを判定する(ステップS26)。そして、たとえば、AP2−2に切り替えが必要であると判断した場合には、ハンドオーバー先AP2−2に対して有線ネットワークを使用してSTA状態変更通知を送信する(ステップS27)。STA状態変更通知を受信したAP2−2では、STA3のSTA状態を「Association+認証完了」に変更する(ステップS28)。
その後、CWC1は、BSSID切り替え指示を、ハンドオーバー元AP2−1に対して有線ネットワークを使用して送信し(ステップS29)、さらに、AP2−1が、STA3に対して無線LANのチャネルを使用してBSSID切り替え指示(独自フレーム)を転送し(ステップS30)、STA3が、BSSIDを切り替える処理を実行する(ステップS31)。また、ハンドオーバー元AP2−1では、BSSID切り替え指示を受信後、STA3のSTA状態を「Pre-Association」に変更する(ステップS32)。
その後、AP2−2は、ネットワーク装置からの下りユーザデータの受信をトリガーにして、経路情報更新の完了、すなわち、ハンドオーバーの完了を認識し(ステップS11)、HO完了通知を生成し、そのHO完了通知を、CWC1に対して有線ネットワークを使用して送信する(ステップS12)。そして、HO完了通知を受信したCWC1は、切り替え完了通知を生成し、その切り替え完了通知を、ハンドオーバー元のAP2−1に対して有線ネットワークを使用して送信し(ステップS13)、切り替え完了通知を受信したAP2−1は、STA3のSTA状態を「Pre-Association」に更新する(ステップS14)。
なお、図9において、STA3がAP2−1から独自フレーム(BSSID切り替え指示)を受信してから、ネットワーク装置の経路学習が終了するまでの間は、AP2−1を中継するSTA3宛の下りユーザデータが、BSSIDが異なるために廃棄される(ステップS15)。
このように、本実施の形態においては、802.1x認証を行う場合のハンドオーバー方法を規定し、さらに、CWCが、配下のAPおよび当該各APに属するSTAを集中管理することとし、CWCが、ハンドオーバーを実行するかどうかを判断することとした。これにより、AP間のセキュリティ情報の引継ぎを効率化することができ、再接続にかかる時間を大幅に短縮することができる。すなわち、本実施の形態によれば、瞬断時間の極めて短いハンドオーバーを実現することが可能になる。
なお、本実施の形態においては、図9に示すように、STA3がAP2−1から独自フレーム(BSSID切り替え指示)を受信してから、ネットワーク装置の経路学習が終了するまでの間は、AP2−1を中継するSTA3宛の下りユーザデータが廃棄されることとしているが、これに限らず、当該下りユーザデータを受信可能な構成としてもよい。たとえば、上記下りユーザデータを受信する場合は、上記無線送受信部35において現在のBSSIDをチェックし、その結果に基づいてハンドオーバー先APおよびハンドオーバー元APの両方からのユーザデータを受信する。すなわち、STA3がAP2−1から独自フレーム(BSSID切り替え指示)を受信してから、ネットワーク装置の経路学習が終了するまでの間であっても、ハンドオーバー先APやハンドオーバー元APのBSSIDの場合には、そのユーザデータを受信可能な構成とする。
また、上記とは異なる方法で、たとえば、上記無線送受信部35において自局宛てのMACアドレスかどうかをチェックし、その結果に基づいてハンドオーバー先APおよびハンドオーバー元APの両方からのユーザデータを受信することとしてもよい。すなわち、STA3がAP2−1から独自フレーム(BSSID切り替え指示)を受信してから、ネットワーク装置の経路学習が終了するまでの間であっても、自局宛てのMACアドレスであればユーザデータを受信可能な構成とする。上記2つの方法により、廃棄されてしまうことになるデータを大幅に減らすことができる。
実施の形態3.
つづいて、実施の形態3の動作について説明する。本実施の形態においては、前述した実施の形態1に記載のセグメントをまたがらないハンドオーバーに加えて、さらに、セグメントをまたがるレイヤ3ハンドオーバーを実現する。なお、セグメントをまたがらないハンドオーバーを実行する場合の無線LANシステムの構成については、前述した実施の形態1と同様である。
ここで、無線LANシステムを構成するCWC1,各AP,STA3(実施の形態1の図4と同一構成)の構成および動作を個別に説明する。なお、前述した実施の形態1と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。以下では、前述した実施の形態1と異なる処理について説明する。
図10は、実施の形態3のCWC1の構成例を示す図であり、前述した実施の形態1の構成に加えて、さらに、IPトンネル指示部16と、L3ハンドオーバー判定部17と、を備える。図10において、メッセージ生成/解析部11は、実施の形態1の処理に加えて、さらに、APから送られてくるL3ハンドオーバー情報を解析し、その解析結果をL3ハンドオーバー判定部17に通知する。また、IPトンネル指示部16からの指示でIPトンネルを生成するためのメッセージ(IPトンネル設定指示)を生成する。また、L3ハンドオーバー判定部17は、L3ハンドオーバー情報からサブネットをまたがったハンドオーバーに必要な情報(たとえば、ハンドオーバー元のAPアドレス,STAアドレス)を抽出し、その情報に基づいてハンドオーバーを実行するSTAのサブネットが違っているかどうかを判定し、違っている場合に、サブネット間をまたがるハンドオーバーと判定する。また、IPトンネル指示部16は、ハンドオーバー元APとハンドオーバー先APに対してIPトンネルの設定を指示する。
図11は、実施の形態3のAP(2−1,2−2,2−3:2−3は他のセグメントのAP)の構成例を示す図であり、前述した実施の形態1の構成に加えて、さらに、IPトンネル設定部26を備えている。図11において、メッセージ生成/解析部21は、実施の形態1の処理に加えて、さらに、有線ネットワークを使用してCWC1から送られてくるIPトンネル設定指示を解析し、その結果をIPトンネル設定部26に通知する。また、IPトンネル設定部26は、IPトンネル設定指示を受信した場合に該当する箇所にIPトンネルを設定する。
つづいて、上記のように構成される無線LANシステムの動作を図面に従って説明する。図12は、本実施の形態の無線LANシステムを構成する各装置の動作、すなわち、本発明にかかるハンドオーバー方法のシーケンスを示す図である。
まず、前述した実施の形態1と同様に、ステップS1〜S5の処理を実行した後、受信状態監視(受信電力比較など)によって、STA3がハンドオーバーを実行した方がよいと判定した場合(ステップS41)、STA3では、独自フレーム(HO通知)を生成し、たとえば、ハンドオーバー先と判断した他のセグメントのAP2−3に対して、無線LANのチャネルを使用してHO通知を送信する(ステップS42)。
そして、HO通知を受信したハンドオーバー先のAP2−3では、受信したHO通知からサブネットをまたがったハンドオーバーに必要な情報(L3ハンドオーバー情報:たとえば、ハンドオーバー元のAPアドレス,STAアドレス)を抽出し、当該L3ハンドオーバー情報を、CWC1に対して有線ネットワークを使用して送信する(ステップS43)。
上記L3ハンドオーバー情報を受信したCWC1では、当該情報に基づいてハンドオーバーを実行するSTA3の元のサブネットが違っているかどうか、すなわち、サブネット間をまたがるハンドオーバーかどうかを判定し(ステップS44)、サブネット間をまたがるハンドオーバーと判定した場合、ハンドオーバー元AP2−1とハンドオーバー先AP2−3に対してIPトンネル生成指示を送信する(ステップS45)。そして、両方のAPがIPトンネルを生成する(ステップS46)。以降、生成したIPトンネル経由でデータ転送を実行する。
このように、本実施の形態においては、セグメントをまたがるレイヤ3ハンドオーバーを実行する場合、ハンドオーバー元APとハンドオーバー先APがそれぞれIPトンネルを生成し、IPトンネル経由でデータ転送を行うこととした。これにより、L3におけるIPv4のアドレスの付け替えが行われないので、瞬断を短くすることが可能となる。また、MobileIPを使用するのではなく、IPv4を使用することができるため、現在の装置のL3のプロトコルを変えることなく対応することができる。
実施の形態4.
つづいて、実施の形態4の動作について説明する。本実施の形態においては、前述した実施の形態3とは異なる方法でセグメントをまたがるレイヤ3ハンドオーバーを実現する。この際、本実施の形態においては、ハンドオーバーを実行するSTAとして、独自フレームを用いない一般的なSTAを用いる。
ここで、無線LANシステムを構成するCWC1,各AP,STA3(従来から使用されている一般的なSTA)の構成および動作を個別に説明する。なお、前述した実施の形態1と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。以下では、前述した実施の形態1〜3と異なる処理について説明する。
図13は、実施の形態4のCWC1の構成例を示す図であり、前述した実施の形態1の構成に加えて、さらに、IPトンネル指示部16と、L3ハンドオーバー判定部17と、を備え、状態管理指示13が認証再開指示機能を有する。図10において、メッセージ生成/解析部11は、APから送られてくる受入照会を解析し、その解析結果をL3ハンドオーバー判定部17に通知する。また、IPトンネル指示部16からの指示でIPトンネルを生成するためのメッセージ(IPトンネル設定指示)および受入応答を生成する。また、L3ハンドオーバー判定部17は、受入照会時に、各APのサブネット情報,APアドレス,STAアドレスなどのハンドオーバーに必要な情報(L3ハンドオーバー情報)を入手し、サブネットをまたがるハンドオーバーかどうかを判定する。また、IPトンネル指示部16は、ハンドオーバー元APとハンドオーバー先APに対してIPトンネルの設定を指示する。また、状態管理指示部13は、IPトンネル設定後に、受入応答でハンドオーバー先APに対して認証処理の再開を指示する機能を備える。
また、各AP(2−1,2−2,2−3)は、前述した実施の形態4の図11と同様に構成され、本実施の形態のメッセージ生成/解析部21は、「Authentication」フレームをSTAから受信した場合に「Authentication」フレームを返信せずに、受入照会を生成し、当該受入照会をCWC宛てに送信し、また、CWCから受入応答を受信した場合に、返信していなかった「Authentication」フレームをSTA宛てに送信する。また、IPトンネル設定部26は、IPトンネル設定指示を受信した場合に該当する箇所にIPトンネルを設定する。
つづいて、上記のように構成される無線LANシステムの動作を図面に従って説明する。図14は、本実施の形態の無線LANシステムを構成する各装置の動作、すなわち、本発明にかかるハンドオーバー方法のシーケンスを示す図である。
まず、STA3は、ハンドオーバーを実行した方がよいと判定した場合(ステップS51)、「Authentication」フレームを生成し、たとえば、ハンドオーバー先と判断した他のセグメントのAP2−3に対して、無線LANのチャネルを使用して「Authentication」フレームを送信する(ステップS52)。
そして、「Authentication」フレームを受信したハンドオーバー先のAP2−3では、「Authentication」フレームをすぐには返信せずに受入照会を生成し、当該受入照会を、CWC1に対して有線ネットワークを使用して送信する(ステップS53)。
上記受入照会を受信したCWC1では、受入照会時に上記L3ハンドオーバー情報を入手し、当該情報に基づいてサブネット間をまたがるハンドオーバーかどうかを判定し(ステップS54)、サブネット間をまたがるハンドオーバーと判定した場合、ハンドオーバー元AP2−1とハンドオーバー先AP2−3に対してIPトンネル生成指示を送信する(ステップS55)。そして、両方のAPがIPトンネルを生成する(ステップS56)。さらに、CWC1では、上記IPトンネル生成指示を送信後に、受入応答を、有線ネットワークを使用してハンドオーバー先AP2−3に対して送信し、「Association+認証」処理を再開させる(ステップS57)。
以降、EAP/認証,DHCPサーバーへの問い合わせ,ユーザデータの通信は、ハンドオーバー先AP2−3とハンドオーバー元AP2−1との間に生成したIPトンネル経由で行う。
このように、本実施の形態においては、独自フレームを用いない一般的なSTAがセグメントをまたがるレイヤ3ハンドオーバーを実行する場合に、ハンドオーバー元APとハンドオーバー先APがそれぞれIPトンネルを生成し、IPトンネル経由でデータ転送を行うこととした。これにより、L3におけるIPv4のアドレスの付け替えが行われないので、瞬断を短くすることが可能となる。また、MobileIPを使用するのではなく、IPv4を使用することができるため、現在の装置のL3のプロトコルを変えることなく対応することができる。
以上のように、本発明にかかるハンドオーバー方法は、無線LANシステムに有用であり、特に、802.1x認証に対応したハンドオーバー方法として適している。
本発明にかかるハンドオーバー方法を実現する無線LANシステムの構成例を示す図である。 実施の形態1のCWCの構成例を示す図である。 実施の形態1のAPの構成例を示す図である。 実施の形態1のSTAの構成例を示す図である。 本発明にかかるハンドオーバー方法のシーケンスの一例を示す図である。 実施の形態2のCWCの構成例を示す図である。 実施の形態2のAPの構成例を示す図である。 実施の形態2のSTAの構成例を示す図である。 本発明にかかるハンドオーバー方法のシーケンスの一例を示す図である。 実施の形態3のCWCの構成例を示す図である。 実施の形態3のAPの構成例を示す図である。 本発明にかかるハンドオーバー方法のシーケンスの一例を示す図である。 実施の形態4のCWCの構成例を示す図である。 本発明にかかるハンドオーバー方法のシーケンスの一例を示す図である。
符号の説明
1 CWC
2−1,2−2 基地局(AP)
3 端末局(STA)
11 メッセージ生成/解析部
12 記憶部
13 状態管理指示部
14 ハンドオーバー情報収集部
15 ハンドオーバー判定部
16 IPトンネル指示部
17 L3ハンドオーバー判定部
21 メッセージ生成/解析部
22 状態管理部
23 経路学習機能部
24 記憶部
25 測定部
26 IPトンネル設定部
31 ハンドオーバー(HO)判定部
32 メッセージ生成部/解析部
33 記憶部
34 状態管理部
35 無線送受信部
36 BSSID切り替え指示部

Claims (20)

  1. 端末局の状態を管理する機能を有し同一周波数で設定される所定のエリアを構成する複数の基地局と、前記複数の基地局および端末を管理するCWC(C-plane Wireless Controller)装置と、端末局と、を備えた無線LANシステムにおいて、所定の認証処理により特定の基地局が前記端末局の状態を「Association+認証完了」に更新した後のハンドオーバー方法であって、
    前記特定の基地局が、前記端末局に関する所定の情報(端末局情報)を前記CWC装置に対して送信し、当該CWC装置が、受信した端末局情報を隣接するハンドオーバー候補の複数の基地局(HO候補基地局)に対して転送し、端末局情報を受信した各HO候補基地局が、前記端末局の状態を接続前の状態を表す「Pre-Association」に更新する第1の工程と、
    前記端末局が、ハンドオーバーを実行する必要があると判定した場合に、ハンドオーバ
    ーを実施することを基地局に通知するハンドオーバー通知(HO通知)をハンドオーバー先と判断した基地局(HO先基地局)に対して送信する第2の工程と、
    前記HO先基地局が、前記端末局の状態を「Association+認証完了」に更新し、受信したHO通知を前記CWC装置に対して転送し、さらに、経路学習フレームをネットワーク装置に対して送信する第3の工程と、
    その後、前記HO先基地局が、前記ネットワーク装置からの下りユーザデータの受信をトリガーにして、前記HO先基地局でハンドオーバーが完了した事を通知するハンドオーバー完了通知(HO完了通知)を前記CWC装置に対して送信し、HO完了通知を受信したCWC装置が、切り替え完了通知を前記特定の基地局(HO元基地局)に対して送信し、切り替え完了通知を受信したHO元基地局が、前記端末局の状態を「Pre-Association」に更新する第4の工程と、
    を含むことを特徴とするハンドオーバー方法。
  2. 前記端末局は、HO通知を送信してから、前記ネットワーク装置の経路学習が終了するまでの間、HO先基地局およびHO元基地局の両方からの下りユーザデータを受信することを特徴とする請求項1に記載のハンドオーバー方法。
  3. 端末局の状態を管理する機能を有し同一周波数で設定される所定のエリアを構成する複数の基地局と、前記複数の基地局および端末を管理するCWC(C-plane Wireless Controller)装置と、端末局と、を備えた無線LANシステムにおいて、所定の認証処理により特定の基地局が前記端末局の状態を「Association+認証完了」に更新した後のハンドオーバー方法であって、
    前記特定の基地局が、前記端末局に関する所定の情報(端末局情報)を前記CWC装置に対して送信し、当該CWC装置が、受信した端末局情報を隣接するハンドオーバー候補の複数の基地局(HO候補基地局)に対して転送し、端末局情報を受信した各HO候補基地局が、前記端末局の状態を接続前の状態を表す「Pre-Association」に更新する第1の工程と、
    前記特定の基地局およびHO候補基地局が、前記端末局が送信するデータを用いてハンドオーバーに必要な受信状況を測定し、その受信状況を前記CWC装置に対して送信する第2の工程と、
    前記CWC装置が、受信した受信状況に基づいてハンドオーバーを実行した方がよいと判断した場合に、ハンドオーバー先と判断した基地局(HO先基地局)に対して状態変更通知を送信し、当該HO先基地局が、前記端末局の状態を「Association+認証完了」に更新する第3の工程と、
    前記CWC装置が、BSSID切り替え指示を前記特定の基地局(HO元基地局)に対して送信し、当該HO元基地局が、前記端末局の状態を「Pre-Association」に更新し、さらに、前記端末局に対してBSSID切り替え指示を転送する第4の工程と、
    前記端末局が、BSSIDを切り替える処理を実行し、さらに、経路学習フレームをHO先基地局を介してネットワーク装置に対して送信する第5の工程と、
    その後、前記HO先基地局が、前記ネットワーク装置からの下りユーザデータの受信をトリガーにして、ハンドオーバー完了通知(HO完了通知)を前記CWC装置に対して送信し、HO完了通知を受信したCWC装置が、切り替え完了通知を前記特定の基地局(HO元基地局)に対して送信し、切り替え完了通知を受信したHO元基地局が、前記端末局の状態を「Pre-Association」に更新する第6の工程と、
    を含むことを特徴とするハンドオーバー方法。
  4. 前記端末局は、前記HO元基地局からBSSID切り替え指示を受信してから、前記ネットワーク装置の経路学習が終了するまでの間、HO先基地局およびHO元基地局の両方からの下りユーザデータを受信することを特徴とする請求項3に記載のハンドオーバー方法。
  5. 端末局の状態を管理する機能を有し、所定のエリアを構成する複数の基地局と、前記複数の基地局および端末を管理するCWC(C−plane Wireless Controller)装置と、端末局と、を備えた無線LANシステムにおいて、所定の認証処理により特定の基地局が前記端末局の状態を「Association+認証完了」に更新した後の、異なるセグメント間のハンドオーバー方法であって、
    前記特定の基地局が、前記端末局に関する所定の情報(端末局情報)を前記CWC装置に対して送信し、当該CWC装置が、受信した端末局情報を隣接するハンドオーバー候補の複数の基地局(HO候補基地局)に対して転送し、端末局情報を受信した各HO候補基地局が、前記端末局の状態を接続前の状態を表す「Pre-Association」に更新する第1の工程と、
    前記端末局が、ハンドオーバーを実行する必要があると判定した場合に、ハンドオーバー通知(HO通知)をハンドオーバー先と判断した基地局(HO先基地局)に対して送信する第2の工程と、
    前記HO先基地局が、受信したHO通知からサブネット間のハンドオーバーに必要な情報(ハンドオーバー情報)を抽出し、当該ハンドオーバー情報を前記CWC装置に対して送信する第3の工程と、
    前記CWC装置が、受信したハンドオーバー情報に基づいてサブネット間のハンドオーバーであると判定した場合に、前記特定の基地局(HO元基地局)およびHO先基地局に対してIPトンネル生成指示を送信する第4の工程と、
    前記HO元基地局およびHO先基地局が、それぞれIPトンネルを生成する第5の工程と、
    を含み、
    以降、生成したIPトンネル経由でデータ転送を実行することを特徴とするハンドオーバー方法。
  6. 異なるセグメント間のハンドオーバーを行う場合に、
    前記端末局が、ハンドオーバーを実行する必要があると判定した場合に、「Authentication」フレームをハンドオーバー先と判断した基地局(HO先基地局)に対して送信する第の工程と、
    前記HO先基地局が、「Authentication」フレームを返信せずに受入照会を生成し、当該受入照会を前記CWC装置に対して送信する第の工程と、
    前記CWC装置が、受入照会時にサブネット間のハンドオーバーに必要な情報(ハンドオーバー情報)を入手し、当該ハンドオーバー情報に基づいてサブネット間のハンドオーバーであると判定した場合に、ハンドオーバー元の基地局(HO元基地局)およびHO先基地局に対してIPトンネル生成指示を送信する第の工程と、
    前記HO元基地局およびHO先基地局が、それぞれIPトンネルを生成する第の工程と、
    その後、前記CWC装置が、受入応答を前記HO先基地局に対して送信し、認証処理を再開させる(「Authentication」フレーム返信)第の工程と、
    を含み、
    以降、EAP/認証、DHCPサーバーへの問い合わせ、ユーザデータの通信を、生成したIPトンネル経由で実行することを特徴とする請求項1に記載のハンドオーバー方法。
  7. 端末局の状態を管理する機能を有し同一周波数で設定される所定のエリアを構成する複数の基地局とともに無線LANシステムを構成し、前記各基地局および端末を管理するCWC(C-plane Wireless Controller)装置であって、
    前記基地局が保持する端末局の状態を遷移させる状態管理指示手段と、
    前記基地局および端末局に関する所定の情報を記憶する記憶手段と、
    を備え、
    前記状態管理指示手段は、
    端末の認証時に基地局から送られてくる当該端末局に関する所定の情報(端末局情報)を隣接するハンドオーバー候補の複数の基地局(HO候補基地局)に対して転送することによって、HO候補基地局が保持する端末局の状態を接続前の状態を表す「Pre-Association」に遷移させ、
    また、ハンドオーバー先の基地局(HO先基地局)からHO完了通知を受信した場合に、切り替え完了通知をハンドオーバー元の基地局(HO元基地局)に対して送信し、HO元基地局が保持する端末局の状態を「Association+認証完了」から「Pre-Association」に遷移させることを特徴とするCWC装置。
  8. さらに、前記HO元基地局およびHO候補基地局から送られてくる「端末がHO元基地局に対して送信するデータの受信状況」に基づいて、ハンドオーバーを実行するかどうかを判定するハンドオーバー判定手段、
    を備え、
    前記状態管理指示手段は、
    前記ハンドオーバー判定手段がハンドオーバーを実行した方がよいと判断した場合に、ハンドオーバー先と判断した基地局(HO先基地局)に対して状態変更通知を送信することによって、HO先基地局が保持する端末局の状態を「Pre-Association」から「Association+認証完了」に遷移させ、
    また、前記ハンドオーバー判定手段がハンドオーバーを実行した方がよいと判断した場合に、HO元基地局に対してBSSID切り替え指示を送信することによって、HO元基地局が保持する端末局の状態を「Association+認証完了」から「Pre-Association」に遷移させることを特徴とする請求項7に記載のCWC装置。
  9. さらに、前記HO先基地局から送られてくるハンドオーバーに必要な情報(ハンドオーバー情報)に基づいて、サブネット間のハンドオーバーを実行するかどうかを判定するL3ハンドオーバー判定手段と、
    前記L3ハンドオーバー判定手段がサブネット間のハンドオーバーを実行する必要があると判定した場合に、前記HO元基地局およびHO先基地局に対してIPトンネルの生成を指示するIPトンネル指示手段と、
    を備えることを特徴とする請求項7に記載のCWC装置。
  10. 前記端末局が、異なるセグメント間のハンドオーバーを実行する必要があると判定した場合に「Authentication」フレームをハンドオーバー先と判断した基地局(HO先基地局)に対して送信し、当該HO先基地局が、「Authentication」フレームを返信せずに受入照会を自装置に対して送信した状況において、前記受入照会により得られるハンドオーバーに必要な情報(ハンドオーバー情報)に基づいて、サブネット間のハンドオーバーを実行するかどうかを判定するL3ハンドオーバー判定手段と、
    前記L3ハンドオーバー判定手段がサブネット間のハンドオーバーを実行する必要があると判定した場合に、前記HO元基地局およびHO先基地局に対してIPトンネルの生成を指示するIPトンネル指示手段と、
    前記IPトンネル生成後、受入応答を前記HO先基地局に対して送信し、認証処理を再開させる(「Authentication」フレーム返信)認証再開指示手段と、
    さらに備えることを特徴とする請求項7に記載のCWC装置。
  11. 基地局および端末を管理するCWC(C-plane Wireless Controller)装置とともに無線LANシステムを構成する基地局において、
    端末局の状態を管理する状態管理手段と、
    端末局に関する所定の情報(端末局情報)を記憶する記憶手段と、
    を備え、
    前記状態管理手段は、
    所定の認証処理により該当する端末局の状態を「Association+認証完了」に更新し、
    また、前記CWC装置から送られてくる端末局情報を受信した場合に、該当する端末局の状態を接続前の状態を表す「Pre-Association」に更新し、
    また、端末局から送られてくるハンドオーバー通知(HO通知)を受信した場合に、該当する端末局の状態を「Association+認証完了」に更新し、
    また、前記CWC装置から送られてくる切り替え完了通知を受信した場合に、該当する端末局の状態を「Pre-Association」に更新することを特徴とする基地局。
  12. さらに、前記HO通知を受信した場合に、上位ネットワーク装置に対してデータ経路を更新させるための経路学習フレームを送信するための制御を行う経路学習手段、
    を備え、
    前記状態管理手段は、
    上記ネットワーク装置からの下りユーザデータの受信をトリガーにして、データ経路更新の完了を認識し、その後、ハンドオーバー完了通知(HO完了通知)を前記CWC装置に対して送信するための制御を行うことを特徴とする請求項11に記載の基地局。
  13. 基地局および端末を管理するCWC(C-plane Wireless Controller)装置とともに無線LANシステムを構成する基地局において、
    端末局の状態を管理する状態管理手段と、
    端末局に関する所定の情報(端末局情報)を記憶する記憶手段と、
    端末局が送信するデータを用いてハンドオーバーに必要な受信状況を測定し、その受信状況を前記CWC装置に対して送信する測定手段と、
    を備え、
    前記状態管理手段は、
    所定の認証処理により該当する端末局の状態を「Association+認証完了」に更新し、
    また、前記CWC装置から送られてくる端末局情報を受信した場合に、該当する端末局の状態を接続前の状態を表す「Pre-Association」に更新し、
    また、前記CWC装置から送られてくる状態変更通知を受信した場合に、該当する端末局の状態を「Association+認証完了」に更新し、
    また、前記受信状況に基づいて前記CWC装置がハンドオーバーを行う必要があると判断してBSSID切り替え指示を送信し、当該指示を受信した場合に、該当する端末局の状態を「Pre-Association」に更新し、
    また、前記CWC装置から送られてくる切り替え完了通知を受信した場合に、該当する端末局の状態を「Pre-Association」に更新することを特徴とする基地局。
  14. さらに、前記状態管理手段は、
    上記ネットワーク装置からの下りユーザデータの受信をトリガーにして、データ経路更新の完了を認識し、その後、ハンドオーバー完了通知(HO完了通知)を前記CWC装置に対して送信するための制御を行うことを特徴とする請求項13に記載の基地局。
  15. さらに、サブネット間のハンドオーバーを実行する場合に、前記CWC装置から送られてくるIPトンネル生成指示に従って、ハンドオーバー先のサブネットとハンドオーバー元のサブネットを接続するIPトンネルを設定するIPトンネル設定手段、
    を備え、
    IPトンネル設定後は、当該IPトンネル経由でデータ転送が行われることを特徴とする請求項11または12に記載の基地局。
  16. 端末局が異なるセグメント間のハンドオーバーを実行する必要があると判定した後に、当該端末局から「Authentication」フレームを受信した場合に、「Authentication」フレームを返信せずに受入照会を生成し、当該受入照会をCWC装置に対して送信するメッセージ生成解析手段と、
    前記受入照会においてサブネット間のハンドオーバーを実行する必要があると判定した場合に、前記CWC装置から送られてくるIPトンネル生成指示に従って、ハンドオーバー先のサブネットとハンドオーバー元のサブネットを接続するIPトンネルを設定するIPトンネル設定手段と、
    さらに備え、
    前記メッセージ生成解析手段は、前記IPトンネル設定手段にてIPトンネルを設定後、前記CWC装置から受入応答を受信した場合に、前記返信していなかった「Authentication」フレームを前記端末局に対して返信することを特徴とする請求項11に記載の基地局。
  17. 同一周波数で設定される所定のエリアを構成する複数の請求項11または12に記載の基地局と、前記複数の請求項11または12に記載の基地局および端末を管理するCWC(C-plane Wireless Controller)装置と、ともに無線LANシステムを構成する端末局において、
    ハンドオーバーを実行する必要があると判定した場合に、ハンドオーバーを実施することを基地局に通知する独自フレームであるハンドオーバー通知(HO通知)をハンドオーバー先と判断した基地局(HO先基地局)に対して送信するハンドオーバー判定手段、
    を備えることを特徴とする端末局。
  18. HO通知を送信してから、前記ネットワーク装置の経路学習が終了するまでの間、HO先基地局およびハンドオーバー元の基地局(HO元基地局)の両方からの下りユーザデータを受信することを特徴とする請求項17に記載の端末局。
  19. 同一周波数で設定される所定のエリアを構成する複数の請求項13または14に記載の基地局と、前記複数の請求項13または14に記載の基地局および端末を管理するCWC(C-plane Wireless Controller)装置と、ともに無線LANシステムを構成する端末局において、
    前記CWC装置がハンドオーバーを実行する必要があると判定し、ハンドオーバー元の基地局(HO元基地局)から転送されてくるBSSID切り替え指示(独自フレーム)を受信した場合に、当該BSSID切り替え指示に基づいてBSSIDをハンドオーバー元からハンドオーバー先に切り替える処理を実行するBSSID切り替え手段、
    を備えることを特徴とする端末局。
  20. 前記HO元基地局からBSSID切り替え指示を受信してから、ネットワーク装置の経路学習が終了するまでの間、ハンドオーバー先の基地局およびHO元基地局の両方からの下りユーザデータを受信することを特徴とする請求項19に記載の端末局。
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