JP4626786B2 - レンズカートリッジ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数のレンズを収納するレンズカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】
このようなレンズカートリッジとして、開口部から複数のレンズを収納する筒状のレンズ収納ケースと、このレンズ収納ケースの開口部を塞ぐ着脱可能な可撓性部材で形成したキャップとを有するものがあり、レンズの製造工程で複数のレンズを収納して搬送や保管したり、あるいは完成したレンズをユーザーに搬送する場合等に用いられる。
【0003】
この従来のレンズカートリッジは、複数のレンズを収納する筒状のレンズ収納ケース内に設けられたレンズを収納する開口部に、ゴム製、あるいは樹脂製のキャップを差し込む形で、キャップを取り付けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようにゴム製、あるいは樹脂製のキャップを差し込む形で取り付けると、キャップを取り付けるためのスペースはレンズ収納ケースの開口部の大きさにより左右され、また、この開口部はレンズ収納ケースに収納するレンズの形状、大きさ等により左右される。
【0005】
例えば、最近のCDやDVD等に使用される小径、特殊形状等のレンズではおのずと、キャップを差し込むためのスペースは十分に確保できないことになる。また、キャップの差し込み部も、細く剛性が無いものとなるために作業者が、差し込みの作業をする際に、キャップが座屈を起こし、極めて差し込みづらく、作業性の悪いものとなってしまう。さらには、レンズ収納ケースの開口部の形状、また、レンズ形状に依存するキャップ形状のため、レンズの種類毎にキャップも製作せねばならず、コストアップの大きな要因となっていた。
【0006】
この発明は、かかる実情に鑑みてなされたもので、キャップを簡単かつ確実に着脱でき、使用時に脱落の虞がなく、しかも低コストでレンズ形状やレンズ収納ケースの開口部の形状に大きく依存せずキャップを共通化可能なレンズカートリッジを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
【0008】
請求項1に記載の発明は、『開口部から複数のレンズを収納する筒状のレンズ収納ケースと、このレンズ収納ケースの開口部の少なくとも一部を塞ぐように前記レンズ収納ケースに着脱可能な可撓性部材で形成したキャップとを有するレンズカートリッジであって、
前記レンズ収納ケースは複数のケース部材から構成され、
前記レンズ収納ケースの外側部に係合凹部を形成し、前記キャップに係合爪を形成し、この係合爪は弾性変形により前記係合凹部に着脱可能であり、
かつ前記係合爪を前記係合凹部に係合した状態で、この係合爪が前記レンズ収納ケースの外側部と略同一外側面を形成することを特徴とするレンズカートリッジ。』である。
【0009】
この請求項1に記載の発明によれば、キャップの係合爪が弾性変形によりレンズ収納ケースの係合凹部に着脱可能であり、キャップを簡単かつ確実に着脱できる。しかも、レンズ形状が変われば、それに応じてレンズ収納部の形状を変えれば良く、低コストでレンズ収納ケースの開口部の形状やレンズ形状にかかわらず、レンズ収納ケースの外形は一定とすることでキャップを共通化し得る。
【0010】
また、キャップの係合爪を係合凹部に係合した状態では、この係合爪がレンズ収納ケースの外側部と略同一外側面を形成するから、使用時に工具等と干渉する虞が少なくキャップの脱落を防止できる。
【0011】
請求項2に記載の発明は、『開口部から複数のレンズを収納する筒状のレンズ収納ケースと、このレンズ収納ケースの開口部の少なくとも一部を塞ぐように前記レンズ収納ケースに着脱可能な可撓性部材で形成したキャップとを有するレンズカートリッジであって、
前記レンズ収納ケースは複数のケース部材から構成され、
前記レンズ収納ケースの外側部に一対の係合凹部を形成し、前記キャップは、前記開口部の少なくとも一部を覆う蓋部と、この蓋部と一体に形成された一対の係合爪を有し、この一対の係合爪は、前記キャップが前記レンズ収納ケースから離脱されている際には、内側に傾斜した状態で向き合うように形成され、
かつ前記キャップが前記レンズ収納ケースに装着され、この一対の係合爪を前記一対の係合凹部に係合した状態では、弾性変形され前記内側に傾斜した状態より外方に広がり、 前記レンズ収納ケースの外側部と略同一外側面を形成することを特徴とするレンズカートリッジ。』である。
【0012】
この請求項2に記載の発明によれば、キャップの一対の係合爪が弾性変形によりレンズ収納ケースの係合凹部に着脱可能であり、キャップを簡単かつ確実に装着できるとともに、レンズ収納ケースからキャップの安易な脱落を防止できる。しかも、レンズ形状が変われば、それに応じてレンズ収納部の形状を変えれば良く、低コストでレンズ収納ケースの開口部の形状やレンズ形状にかかわらず、レンズ収納ケースの外形を一定とすることで、キャップを共通化し得る。また、キャップの一対の係合爪を係合凹部に係合した状態では、この係合爪がレンズ収納ケースの外側部と略同一外側面を形成するから、使用時に工具等と干渉する虞が少なくキャップの脱落を防止できる。
【0013】
請求項3に記載の発明は、『開口部から複数のレンズを収納する筒状のレンズ収納ケースと、このレンズ収納ケースの開口部の少なくとも一部を塞ぐように前記レンズ収納ケースに着脱可能な可撓性部材で形成したキャップとを有するレンズカートリッジであって、
前記レンズ収納ケースの外側部に一対の係合凹部を形成し、前記キャップは、前記開口部の少なくとも一部を覆う蓋部と、この蓋部と一体に形成された一対の係合爪と、前記蓋部と一体に形成され前記一対の係合爪を外側に開くことが可能な一対の摘み部とを有し、 前記レンズ収納ケースから前記キャップを離脱する際には、この一対の摘み部により前記一対の係合爪を外側に開いて前記一対の係合凹部との係合を解除可能であり、
かつ前記一対の係合爪は、前記一対の係合凹部に係合した状態で前記レンズ収納ケースの外側部と略同一外側面を形成することを特徴とするレンズカートリッジ。』である。
【0014】
この請求項3に記載の発明によれば、キャップの一対の係合爪が弾性変形によりレンズ収納ケースの係合凹部に着脱可能であり、キャップを簡単かつ確実に装着できるとともに、キャップの一対の摘み部を指で摘まむと、一対の係合爪が外側に開き、容易に一対の係合爪を係合凹部から取り外すことができる。しかも、レンズ形状が変われば、それに応じてレンズ収納部の形状を変えれば良く、低コストでレンズ収納ケースの開口部の形状やレンズ形状にかかわらず、レンズ収納ケースの外形を一定とすることで、キャップを共通化し得る。また、キャップの一対の係合爪を係合凹部に係合した状態では、この係合爪がレンズ収納ケースの外側部と略同一外側面を形成するから、使用時に工具等と干渉する虞が少なくキャップの脱落を防止できる。本明細書において、「略同一外側面」とは、同一外側面に対して±1mm以内であることを示す。
請求項4に記載の発明は、『前記レンズ収納ケースは、複数のケース部材から構成され、前記ケース部材同士を接着することにより形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のレンズカートリッジ。』である。
請求項5に記載の発明は、『前記レンズ収納ケースは、複数のケース部材から構成され、前記ケース部材のレンズ収納部側に、リブが形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のレンズカートリッジ。』である。
請求項6に記載の発明は、『前記レンズは、光ピックアップ装置に使用されることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のレンズカートリッジ。』である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明のレンズカートリッジの実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明するが、この発明はこの実施の形態に限定されない。
【0016】
図1乃至図8は第1の実施の形態のレンズカートリッジを示し、図1はレンズカートリッジの平面図、図2はキャップを装着した状態の断面図、図3はキャップを装着した状態の正面図、図4はケース部材の平面図、図5はケース部材の断面図、図6はケース部材の正面図、図7はキャップの平面図、図8はキャップの側面図である。
【0017】
レンズカートリッジ1は、筒状のレンズ収納ケース2と、可撓性部材で形成したキャップ3とを有する。レンズ収納ケース2は、ケース部材4,5から構成され、このケース部材4,5同士を接着することにより筒状のレンズ収納部6が形成されている。
【0018】
レンズ収納ケース2は、レンズ収納部6の両端がレンズ8を出し入れ可能に開放されていてもよく、レンズ収納部6の一端のみがレンズ8を出し入れ可能に開放されているものでもよい。図1(a)には、レンズ収納部6の両端が両方とも開放してレンズ8の出し入れを行なえる開口部9とした例を示し、図1(b)には、レンズ収納部6の一方の端部を開口部9とし、他端をケース部材4,5に設けたピン部7により閉じた例を示した。それぞれのレンズ収納ケース2の開口部9は、それぞれキャップ3によりその一部が塞がれる。なお、開口部9の全体を塞ぐようにしても良いが、レンズ8がレンズ収納部6から少なくとも落下しない程度に塞ぐものであれば良い。
【0019】
図2乃至図6では、図1(a)に示すレンズ収納ケース2を示している。
【0020】
ケース部材4,5のレンズ収納部6側には、断面半円状のリブ4a,5aが複数ケース部材4,5の長手方向に形成され、このリブ4a,5aによりレンズ8との摩擦抵抗を軽減し、レンズ8を円滑にレンズ収納部6に出し入れすることができるようになっているとともに、レンズ8をレンズ収納部6内で円滑に摺動可能になっている。また、別のレンズ形状のレンズを収納するレンズ収納ケースにおいては、例えば、このリブの高さや、キャップが装着されるレンズ収納ケースの側部の肉厚(特に、外面を基準に内側方向への肉厚の増減等)等を調整することにより同一のキャップを共用できる。また、一対の係合凹部が設けられていない一対の側部を結ぶ方向のレンズ収納ケースの幅に関しては、その幅が異なるレンズ収納ケース間でキャップを共用できる許容範囲は広く、その幅方向と同一方向のキャップの幅を必要最低限の幅は満たしつつ短くすればするほど、その許容範囲をより広くすることができる。
【0021】
レンズ収納ケース2の開口部9側の外側部には、係合凹部4b,5bがケース部材4,5に形成され、係合凹部4b,5bに爪係止溝4b1,5b1が形成されている。さらに、係合凹部4b,5bの先端側(開口部9と反対側)には、所定間隔を隔てて長手方向に延びる凹溝4c,5cが形成されている。所定間隔の部分4d,5dはケース部材4,5の外面4e,5eと同一平面となっている。
尚、凹溝4c,5cは必ずしも形成されていなくとも良い。
【0022】
キャップ3は、樹脂やゴム等の可撓性部材で形成され、蓋部3aと一対の係合爪3bとを有している。一対の係合爪3bは、蓋部3aの両端部に一体に形成され、その係止爪3bの先端にそれぞれ係止部3b1を有する。
【0023】
この蓋部3a長さ、即ち一対の係合爪3bの連結部3c間の間隔L1(図2参照)は、レンズ収納ケース2の幅D1と略同一であり、この一対の係合爪3bは、図8に示すように、内側に傾斜(角度θ1)して向き合うように形成され、両係止部3b1間の間隔L2は、爪係止溝4b1,5b1間の幅D2より狭くなっている。一対の係合爪3bを係合凹部4b,5bに係合した状態で、この係合爪3bが弾性変形して外方に広がり、レンズ収納ケース2の外側部と略同一外側面を形成するようになっている。尚、係合爪3bを内側に傾斜させる角度θ1は、特に限定されるものではなく、キャップ材料の弾性変形可能な程度やレンズ収納ケースのキャップ装着部の形状等にもより、装着及び離脱のし易さの点から適宜選択することができる。特に、0°<θ1≦5°であることが一般的には好ましい。
【0024】
レンズ8の製造工程やユーザーへの運搬の際には、レンズ収納ケース2の開口部9から複数のレンズ8を入れてレンズ収納部6に収納し、キャップ3で開口部9を塞ぐ。このときキャップ3の一対の係合爪3bを係合凹部4b,5bに当てがい押し込むと、一対の係合爪3bが弾性変形して外方に広がり、それぞれの先端の係止部3b1が、爪係止溝4b1,5b1に係合する。
【0025】
このように、キャップ3の一対の係合爪3bが弾性変形によりレンズ収納ケース2の係合凹部4b,5bに着脱可能であり、キャップ3を簡単かつ確実に着脱できる。しかも、レンズ形状が変われば、それに応じてレンズ収納部6の形状を変えれば良く、低コストでレンズ形状にかかわらず、レンズ収納ケース2の外形を一定にして、キャップ3は共通なものを使用可能とすることができる。
【0026】
また、キャップ3の一対の係合爪3bを係合凹部4b,5bに係合した状態では、この係合爪3bがレンズ収納ケース2の外側部と略同一外側面を形成するから、使用時に工具等と干渉することがなくなりキャップ3が脱落する虞がない。
【0027】
また、レンズ収納ケース2には、係合凹部4b,5bの先端側に爪係止溝4b1,5b1を延長した外側部の部分4d,5dを有することにより係合凹部4b,5bに装着されたキャップ3の一対の係合爪3bに工具等が干渉することがなく、キャップ3の脱落を防止することができる。
【0028】
図9乃至図14は第2の実施の形態のレンズカートリッジを示し、図9はキャップを装着した状態の断面図、図10はレンズ収納ケースの開口部側の平面図、図11はレンズ収納ケースの開口部側の断面図、図12はレンズ収納ケースの開口部側の正面図、図13はキャップの平面図、図14はキャップの側面図である。
【0029】
レンズカートリッジ101は、筒状のレンズ収納ケース102と、可撓性部材で形成したキャップ103とを有する。レンズ収納ケース102は、ケース部材104,105から構成され、このケース部材104,105同士を接着することにより筒状のレンズ収納部106が形成されている。
【0030】
レンズ収納ケース102には、レンズの出し入れを行なう開口部109が形成され、この開口部109がキャップ103により塞がれる。 ケース部材104,105のレンズ収納部106側には、断面半円状のリブ104a,105aが複数長手方向に形成され、レンズを円滑にレンズ収納部106に出し入れすることができるようになっている。
【0031】
レンズ収納ケース102の開口部109側の外側部には、係合凹部104b,105bがケース部材104,105に形成されている。係合凹部104bには、爪係止凹み104b1が形成され、係合凹部105bには爪係止孔105b1が形成されている。
【0032】
キャップ103は、樹脂やゴム等の可撓性部材で形成され、蓋部103aと一対の係合爪103bと一対の摘み部103cとを有している。一対の係合爪103bは、蓋部103aの両端部に一体に形成され、その先端(レンズ収納ケースに装着される際の先端側)に係止部103b1を有する。また、一対の摘み部103cは、蓋部103aと一体に形成され、一対の摘み部103cを指で摘まむと、図14に示す状態から切欠き部103dが狭まり、一対の係合爪103bが外側に開き、容易に一対の係合爪103bを係合凹部104b,105bから取り外すことができるようになっている。
【0033】
また、キャップ103の一対の係合爪103b外面間の間隔L11は、レンズ収納ケース102の幅D11と略同一であり、図9に示すように、一対の係合爪103bを係合凹部104b,105bに係合した状態で、レンズ収納ケース102の外側部と略同一外側面を形成するようになっている。
【0034】
【発明の効果】
前記したように、請求項1に記載の発明では、キャップの係合爪が弾性変形によりレンズ収納ケースの係合凹部に着脱可能であり、キャップを簡単かつ確実に着脱できる。しかも、レンズ形状が変われば、それに応じてレンズ収納部の形状を変えれば良く、低コストでレンズ形状にかかわらず、レンズ収納ケースの外形は一定であるから、キャップは共通なものが使用可能でキャップを共通化できる。
【0035】
また、キャップの一対の係合爪を係合凹部に係合した状態では、この係合爪がレンズ収納ケースの外側部と略同一外側面を形成するから、使用時に工具等と干渉することがなくなりキャップが脱落する虞がない。
【0036】
請求項2に記載の発明では、キャップの一対の係合爪が弾性変形によりレンズ収納ケースの係合凹部に着脱可能であり、キャップを簡単かつ確実に装着できるとともに、レンズ収納ケースからキャップの安易な脱落を防止できる。しかも、レンズ形状が変われば、それに応じてレンズ収納部の形状を変えれば良く、低コストでレンズ収納ケースの開口部の形状やレンズ形状にかかわらず、レンズ収納ケースの外形を一定とすることで、キャップを共通化し得る。また、キャップの一対の係合爪を係合凹部に係合した状態では、この係合爪がレンズ収納ケースの外側部と略同一外側面を形成するから、使用時に工具等と干渉する虞が少なくキャップの脱落を防止できる。
【0037】
請求項3に記載の発明では、キャップの一対の係合爪が弾性変形によりレンズ収納ケースの係合凹部に着脱可能であり、キャップを簡単かつ確実に装着できるとともに、キャップの一対の摘み部を指で摘まむと、一対の係合爪が外側に開き、容易に一対の係合爪を係合凹部から取り外すことができる。しかも、レンズ形状が変われば、それに応じてレンズ収納部の形状を変えれば良く、低コストでレンズ収納ケースの開口部の形状やレンズ形状にかかわらず、レンズ収納ケースの外形を一定とすることで、キャップを共通化し得る。また、キャップの一対の係合爪を係合凹部に係合した状態では、この係合爪がレンズ収納ケースの外側部と略同一外側面を形成するから、使用時に工具等と干渉する虞が少なくキャップの脱落を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レンズカートリッジの平面図である。
【図2】キャップを装着した状態の断面図である。
【図3】キャップを装着した状態の正面図である。
【図4】ケース部材の平面図である。
【図5】ケース部材の断面図である。
【図6】ケース部材の正面図である。
【図7】キャップの平面図である。
【図8】キャップの側面図である。
【図9】キャップを装着した状態の断面図である。
【図10】レンズ収納ケースの開口部側の平面図である。
【図11】レンズ収納ケースの開口部側の断面図である。
【図12】レンズ収納ケースの開口部側の正面図である。
【図13】キャップの平面図である。
【図14】キャップの側面図である。
【符号の説明】
1 レンズカートリッジ
2 レンズ収納ケース
3 キャップ
3a 蓋部
3b 係合爪
4b,5b 係合凹部
8 レンズ
9 開口部

Claims (6)

  1. 開口部から複数のレンズを収納する筒状のレンズ収納ケースと、このレンズ収納ケースの開口部の少なくとも一部を塞ぐように前記レンズ収納ケースに着脱可能な可撓性部材で形成したキャップとを有するレンズカートリッジであって、
    前記レンズ収納ケースは複数のケース部材から構成され、
    前記レンズ収納ケースの外側部に係合凹部を形成し、前記キャップに係合爪を形成し、この係合爪は弾性変形により前記係合凹部に着脱可能であり、
    かつ前記係合爪を前記係合凹部に係合した状態で、この係合爪が前記レンズ収納ケースの外側部と略同一外側面を形成することを特徴とするレンズカートリッジ。
  2. 開口部から複数のレンズを収納する筒状のレンズ収納ケースと、このレンズ収納ケースの開口部の少なくとも一部を塞ぐように前記レンズ収納ケースに着脱可能な可撓性部材で形成したキャップとを有するレンズカートリッジであって、
    前記レンズ収納ケースは複数のケース部材から構成され、
    前記レンズ収納ケースの外側部に一対の係合凹部を形成し、前記キャップは、前記開口部の少なくとも一部を覆う蓋部と、この蓋部と一体に形成された一対の係合爪を有し、この一対の係合爪は、前記キャップが前記レンズ収納ケースから離脱されている際には、内側に傾斜した状態で向き合うように形成され、
    かつ前記キャップが前記レンズ収納ケースに装着され、この一対の係合爪を前記一対の係合凹部に係合した状態では、弾性変形され前記内側に傾斜した状態より外方に広がり、 前記レンズ収納ケースの外側部と略同一外側面を形成することを特徴とするレンズカートリッジ。
  3. 開口部から複数のレンズを収納する筒状のレンズ収納ケースと、このレンズ収納ケースの開口部の少なくとも一部を塞ぐように前記レンズ収納ケースに着脱可能な可撓性部材で形成したキャップとを有するレンズカートリッジであって、
    前記レンズ収納ケースの外側部に一対の係合凹部を形成し、前記キャップは、前記開口部の少なくとも一部を覆う蓋部と、この蓋部と一体に形成された一対の係合爪と、前記蓋部と一体に形成され前記一対の係合爪を外側に開くことが可能な一対の摘み部とを有し、 前記レンズ収納ケースから前記キャップを離脱する際には、この一対の摘み部により前記一対の係合爪を外側に開いて前記一対の係合凹部との係合を解除可能であり、
    かつ前記一対の係合爪は、前記一対の係合凹部に係合した状態で前記レンズ収納ケースの外側部と略同一外側面を形成することを特徴とするレンズカートリッジ。
  4. 前記レンズ収納ケースは、複数のケース部材から構成され、前記ケース部材同士を接着することにより形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のレンズカートリッジ。
  5. 前記レンズ収納ケースは、複数のケース部材から構成され、前記ケース部材のレンズ収納部側に、リブが形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のレンズカートリッジ。
  6. 前記レンズは、光ピックアップ装置に使用されることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のレンズカートリッジ。
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