JP3108413B1 - 収納ケース - Google Patents

収納ケース

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JP3108413B1 JP11240556A JP24055699A JP3108413B1 JP 3108413 B1 JP3108413 B1 JP 3108413B1 JP 11240556 A JP11240556 A JP 11240556A JP 24055699 A JP24055699 A JP 24055699A JP 3108413 B1 JP3108413 B1 JP 3108413B1
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Abstract

【要約】 【課題】 収納ケースの全長を段階的にではなく連続的
に変化させることができ、ケース内に収納した棒状の収
納物を上下方向にがたつくことなく収納する。 【解決手段】 工具収納ケース1は、下端を開口される
と共に上端を閉じられた断面矩形状で内壁面11がフラ
ットに構成された角筒体からなる上ケース10と、上端
を開口されると共に下端を閉じられ、上ケース10の内
壁面とほぼ一致する寸法・形状の外壁面21を有する断
面矩形状の筒体からなり、側壁面の内の対向する2面の
所定位置に、軸方向に伸びる各2条の切欠22,22が
形成されると共に、この切欠22,22間の外壁面に上
ケース10の内壁面11よりも外側に飛び出す様に構成
された摩擦係合体23を備えている下ケース20とを備
え、摩擦係合体23を上ケース10の内壁面に摩擦係合
させることで、上ケース10を下ケース20に対して嵌
合させた状態とする様に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納ケースに係
り、特に、ドリルやエンドミル等の棒状の収納物を収納
するための収納ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ドリルなどを収納するものとし
て、所定長さの下ケースと、この下ケースの開口部を覆
う様に外嵌される上ケースとからなる収納ケースが知ら
れている。この種の収納ケースは、通常、下ケースの外
面に形成した凹凸と上ケースの内面に形成した凹凸とを
嵌合させることによって閉じた状態を維持する構造とな
っている。例えば、米国特許第4509656号特許明
細書に記載さる収納ケースは、こうした従来の収納ケー
スの一種であり、コーナー部の内面に飛び出すウェブを
有する上ケースと、コーナー部の外面に所定間隔で外へ
膨らむ様に形成された多数の凸部を有する下ケースとか
ら構成され、長さを可変としたものである。
【0003】この種の従来の収納ケースは、上ケースに
押し込み力を加えることによってケースを閉じた状態に
することができ、上ケースに引き抜き力を加えることに
よってケースを開くことができ、開閉が簡単である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうした従
来の収納ケースでは、その長さを段階的にしか変更する
ことができないという問題がある。その結果、ケース内
に収納するドリル等の長さとケースの収納室全体の長さ
とを完全に一致させることができず、収納物がケース内
で上下方向にがたついてしまうという問題がある。
【0005】そこで、本発明は、ケース内に収納した棒
状の収納物を上下方向にがたつくことなく収納しておく
ことのできる収納ケースを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた本発明の収納ケースは、下端を開口されると
共に上端を閉じられた断面矩形状で内壁面がフラットに
構成された角筒体からなる上ケースと、上端を開口され
ると共に下端を閉じられ、前記上ケースの内壁面とほぼ
一致する寸法・形状の外壁面を有する断面矩形状の筒体
からなり、側壁面の内の対向する2面の所定位置に、軸
方向に伸びる各2条の切欠が形成されると共に、この切
欠間の外壁面に前記上ケースの内壁面よりも外側に飛び
出す様に構成された摩擦係合体を備えている下ケースと
を備え、前記摩擦係合体を前記上ケースの内壁面に当接
させ、前記2条の切欠によって形成されている弾性変形
可能な部分を前記下ケースの内側へ撓ませつつ該下ケー
スと前記上ケースとを摩擦係合させることで、該上ケー
スを前記下ケースに対して所望の深さで嵌合させた状態
とする様に構成されている。
【0007】この本発明の収納ケースによれば、下ケー
ス内にドリルやエンドミル等の棒状の収納部物を収納
し、この下ケースに対して上ケースを上方から押し被せ
ることにより、下ケースに設けられている摩擦係合体が
上ケースの内壁面に当接し、2条の切欠によって形成さ
れている弾性変形可能な部分を下ケースの内側に撓ませ
る形で、上ケースと下ケースとを摩擦係合体の摩擦力に
よってしっかりと嵌合させることができる。このとき、
上ケースを下ケースに対して連続的に押し被せることが
でき、ケース全体の長さを連続的に変化させることがで
きる。この結果、ケース内に収納される棒状の収納物の
長さとケース全長とを同一とすることができ、この収納
物がケース内で上下方向にがたつくのを防止することが
できる。
【0008】ここで、本発明の収納ケースにおいて、前
記摩擦係合体は、上側の面を傾斜面とする断面直角三角
形状に構成された多数の凸条として構成しておくとよ
い。
【0009】この様に構成することで、上ケースを下ケ
ースに対して嵌合させる際に、上ケースをスムーズに下
ケースに対して押し被せることができるからである。
【0010】また、本発明の収納ケースにおいて、前記
摩擦係合体は、正面視においてへの字状の凸条により構
成しておくとよい。
【0011】この様に構成することで、上ケースを下ケ
ースに対して嵌合させる際に、上ケースをスムーズに下
ケースに対して押し被せることができるからである。
【0012】さらに、本発明の収納ケースにおいて、前
記摩擦係合体は、前記下ケースの開口部近傍に設けら
れ、その下方にフラットな外壁面が十分な長さ分だけ存
在する様に構成しておくとよい。
【0013】この様に構成することにより、本発明の収
納ケースは、その全長を大きな範囲において変更するこ
とができる様になるからである。
【0014】また、本発明の収納ケースにおいて、前記
摩擦係合体の設けられている部分の内面側に、断面円弧
状の突起を備えておく様にするとよい。
【0015】この様に構成することにより、下ケースを
射出成形で製造する場合に、内型から下ケースを抜き出
す際に、断面円弧状の突起が内型によって外側へ押し出
され、この結果、摩擦係合体の形成されている切欠間の
部分を、外側に若干膨らんだ状態に変形させることがで
きる。この結果、この収納ケースによれば、上ケースと
下ケースとの摩擦係合力が大きなものとなるからであ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態として
の工具収納ケース1は、図1及び図2に示す様に、上ケ
ース10と、下ケース20とによって構成されている。
これら各部品10,20は、いずれも透明なプラスチッ
クを射出成形して製造されたものである。
【0017】この実施の形態の工具収納ケース1は、下
端を開口されると共に上端を閉じられた断面矩形状で内
壁面11がフラットに構成された角筒体からなる上ケー
ス10と、上端を開口されると共に下端を閉じられ、上
ケース10の内壁面とほぼ一致する寸法・形状の外壁面
21を有する断面矩形状の筒体からなり、側壁面の内の
対向する2面の所定位置に、軸方向に伸びる各2条の切
欠22,22が形成されると共に、この切欠22,22
間の外壁面に上ケース10の内壁面11よりも外側に飛
び出す様に構成された摩擦係合体23を備えている下ケ
ース20とを備え、摩擦係合体23を上ケース10の内
壁面に摩擦係合させることで、上ケース10を下ケース
20に対してしっかりと嵌合させた状態とする様に構成
されている。
【0018】また、この工具収納ケース1においては、
摩擦係合体23は、図3に拡大して示す様に、上側の面
を傾斜面とする断面直角三角形状に構成された多数の凸
条24として構成されている。なお、この多数の凸条2
4は、上方のものから下方のものへとその突出量が次第
に増大する様に構成されている。
【0019】さらに、この工具収納ケース1において
は、摩擦係合体23を構成する各凸条24は、正面視に
おいてへの字状とされている。
【0020】加えて、この工具収納ケース1において
は、摩擦係合体23は、下ケース20の開口部近傍に設
けられ、その下方にフラットな外壁面25が十分な長さ
分だけ存在する様に構成されている。
【0021】また、この工具収納ケース1においては、
摩擦係合体23の設けられている部分の内面側に、断面
円弧状の突起26が備えられている。
【0022】この様に構成することにより、下ケース2
0を射出成形で製造する場合に、内型から下ケース20
を抜き出す際に、この断面円弧状の突起26が内型によ
って外側へ押し出され、この結果、摩擦係合体23の形
成されている切欠22,22間の部分を、外側に若干膨
らんだ状態に変形させることができる。この結果、この
工具収納ケース1によれば、上ケース10と下ケース2
0との摩擦係合力を大きなものとすることができる。
【0023】また、図1に示す様に、上ケース10の天
井部分には、補強用のリブ12が設けられると共に、下
ケース20の底部にも補強用のリブ27が設けられてい
る。なお、図中符号28で示されているのは下ケース2
0のグリップ、13,29はそれぞれ射出成形の際に内
型と成型物との間が真空状態とならない様にして、ケー
ス10,20を内型から抜き出し易くするための空気抜
き孔である。
【0024】この実施の形態の工具収納ケース1によれ
ば、下ケース20内にドリルやエンドミル等の棒状の収
納部物を収納し、図2に示す様に、この下ケース20に
対して上ケース10を上方から押し被せることにより、
下ケース20に設けられている摩擦係合体23が上ケー
ス10の内壁面11に当接し、2条の切欠22,22の
間に形成されている弾性変形可能な部分を下ケース20
の内側に撓ませる形で、上ケース10と下ケース20と
を密に嵌合させることができる。このとき、上ケース1
0を下ケース20に対して連続的に押し被せることがで
き、工具収納ケース1の全体の長さを連続的に変化させ
ることができる。この結果、工具収納ケース1内に収納
される棒状の収納物の長さと工具収納ケース1の全長と
を同一とすることができ、この収納物が工具収納ケース
1内で上下方向にがたつくのを防止することができる。
【0025】また、この工具収納ケース1においては、
摩擦係合体23が、上側の面を傾斜面とする断面直角三
角形状に構成された多数の凸条24により構成され、し
かも上方から下方にいくに従って徐々に凸条24の突出
量が増大する構成とされているので、上ケース10を下
ケース20に対して嵌合させる際に、上ケース10をス
ムーズに下ケース20に対して押し被せることができ
る。
【0026】さらに、この工具収納ケース1において
は、摩擦係合体23は、正面視においてへの字状の凸条
24により構成されているので、これによっても、上ケ
ース10を下ケース20に対して嵌合させる際に、上ケ
ース10をスムーズに下ケース20に対して押し被せる
ことができる。
【0027】加えて、この工具収納ケース1において
は、摩擦係合体23を、下ケース20の開口部近傍に設
け、その下方にフラットな外壁面25が十分な長さ分だ
け存在する様に構成されているので、この工具収納ケー
ス1は、その全長を大きな範囲において変更することが
できる様になっている。
【0028】次に、第2の実施の形態について説明す
る。第2の実施の形態としての工具収納ケースでは、図
4に示す様な下ケース30を採用している。この下ケー
ス30もまた、透明なプラスチックを射出成形して製造
されたものである。
【0029】この第2実施の形態の工具収納ケースにお
ける下ケース30は、上端を開口されると共に下端を閉
じられ、上ケースの内壁面とほぼ一致する形状の外壁面
31を有する断面矩形状の筒体からなり、側壁面の内の
対向する2面の所定位置に、軸方向に伸びる各2条の切
欠32,32が形成されると共に、この切欠32,32
間の外壁面に上ケースの内壁面よりも外側に飛び出す様
に構成された摩擦係合体33を備えている。そして、こ
の摩擦係合体33を、第1の実施の形態と同様に、上ケ
ースの内壁面に摩擦係合させることで、上ケースを下ケ
ース30に対して嵌合させた状態とする様に構成されて
いる。なお、切欠32,32は、下ケース30の上端ま
で切り込まれる形で構成されている。
【0030】また、この第2の実施の形態においても、
摩擦係合体33は、図4(C)に拡大して示す様に、上
側の面を傾斜面とする断面直角三角形状に構成され、上
方から下方にいくに従って徐々にその突出量が大きくな
る多数の凸条34として構成されている。
【0031】さらに、この第2の実施の形態において
も、摩擦係合体33を構成する各凸条34は、正面視に
おいてへの字状とされている。
【0032】加えて、この工具収納ケース1において
は、摩擦係合体33の設けられている部分の内面側に、
断面円弧状の突起36が備えられている。
【0033】この様に構成することにより、下ケース3
0を射出成形で製造する場合に、内型から下ケース30
を抜き出す際に、断面円弧状の突起36が内型によって
外側へ押し出され、この結果、摩擦係合体33の形成さ
れている部分を、外側に若干膨らんだ状態に変形させる
ことができる。この結果、この第2の実施の形態として
の工具収納ケースにおいても、上ケースと下ケース30
との摩擦係合力を大きなものとすることができる。
【0034】また、図4に示す様に、下ケース30の内
壁面には、収納されるドリル等の直径に合わせたリブ3
7が設けられており、ドリル等をその外周面からしっか
りと下ケース30内に保持することができる様に構成さ
れている。なお、図中符号38で示されているのは、グ
リップである。
【0035】この第2の実施の形態の工具収納ケースに
おいても、下ケース30内にドリル等の棒状の収納部物
を収納し、上ケースを上方から押し被せることにより、
下ケース30に設けられている摩擦係合体33が上ケー
スの内壁面に当接し、2条の切欠32,32の間に形成
されている弾性変形可能な部分を下ケース30の内側に
撓ませる形で、上ケースと下ケース30とを密に嵌合さ
せることができる。このとき、上ケースを下ケース30
に対して連続的に押し被せることができ、工具収納ケー
スの全体の長さを連続的に変化させることができる。こ
の結果、工具収納ケース内に収納されるドリル等の長さ
と工具収納ケースの全長とを同一とすることができ、こ
の収納物が工具収納ケース内で上下方向にがたつくのを
防止することができる。
【0036】また、この工具収納ケースにおいては、摩
擦係合体33が、上側の面を傾斜面とする断面直角三角
形状で上方から下方へいくに従ってその突出量が徐々に
増大する多数の凸条34により構成されているので、上
ケースを下ケース30に対して嵌合させる際に、上ケー
スをスムーズに下ケース30に対して押し被せることが
できる。
【0037】さらに、この工具収納ケースにおいては、
摩擦係合体33は、正面視においてへの字状の凸条34
により構成されているので、これによっても、上ケース
を下ケース30に対して嵌合させる際に、上ケースをス
ムーズに下ケース30に対して押し被せることができ
る。
【0038】次に、第3の実施の形態について説明す
る。この第3の実施の形態としての工具収納ケースで
は、図5に示す様に、第1の実施の形態の下ケース20
に対して、シャンクホルダ40を上方から押し込んで用
いる様に構成されている。このシャンクホルダ40もま
た、透明なプラスチックを射出成形して製造されたもの
である。
【0039】この第3の実施の形態におけるシャンクホ
ルダ40は、内部に、ドリル等をホールドするためのホ
ールド部材41が形成されている。そして、このシャン
クホルダ40の外壁面42は、下ケース20の内壁面2
9とほぼ一致する様に構成されている。このため、この
シャンクホルダ40を下ケース20に対して嵌合させる
と、下ケースの断面円弧状の突起26が外側に押し出さ
れ、摩擦係合体33を全体として外側に膨らんだ状態に
することができる。この結果、第1の実施の形態で示し
た様な上ケース10を、この下ケース20に対して押し
被せるときに、摩擦係合体23と上ケース10の内壁面
11との係合力が大きくなり、しっかりと両ケース1
0,20を嵌合させることができる。
【0040】次に、第4の実施の形態について説明す
る。この第4の実施の形態としての工具収納ケースで
は、図6(A)に示す様に、第1の実施の形態の下ケー
ス20に対して、内壁面51が天井部分も含めて完全に
フラットとされた上ケース50を押し被せる様に構成さ
れている。この上ケース50もまた、透明なプラスチッ
クを射出成形して製造されたものである。
【0041】次に、第5の実施の形態について説明す
る。この第5の実施の形態としての工具収納ケースで
は、図6(B),(C)に示す様に、第1の実施の形態
の下ケース20に対して、内壁面61がフラットとされ
た上ケース60を押し被せる様に構成されている。この
上ケース60もまた、透明なプラスチックを射出成形し
て製造されたものである。
【0042】ここで、この上ケース60は、筒部62と
キャップ部63の2個の部品から構成されている。そし
て、筒部62の上端には、キャップ部63を嵌合させる
ための鍔部64が設けられている。また、キャップ部6
3には、この鍔部64に嵌合するための嵌合爪65が設
けられると共に、その天井部分に補強用のリブ66が設
けられている。
【0043】この第5の実施の形態の上ケース60によ
れば、筒部62とキャップ部63の2個の部品に分けて
構成したので、射出成形による製造が容易になるという
利点がある。
【0044】以上、本発明の実施の形態について詳細に
説明してきたが、本発明はこれに限られるものではな
い。
【0045】例えば、下ケースに設けられる摩擦係合体
としては、上述の実施の形態の様な断面直角三角形状の
凸条ではなく、単に、切欠間の外壁面が外側へ弓なりに
膨らんだ形状とされているだけであっても構わない。
【0046】
【発明の効果】以上詳細に説明した様に、本発明の収納
ケースによれば、収納ケースの全長を段階的にではなく
連続的に変化させることができ、ケース内に収納した棒
状の収納物を上下方向にがたつくことなく収納しておく
ことのできる。
【0047】また、本発明の収納ケースによれば、意図
的なケースの開閉操作は容易であるにも拘わらず、下ケ
ースが不用意に抜け落ちるといったことを防止できる効
果が確実に発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態を示し、(A)は下ケース
の平面図、(B)は下ケースの正面図、(C)は下ケー
スの一部断面で示した側面図、(D)は上ケースの断面
図、(E)は上ケースの底面図である。
【図2】 第1の実施の形態における工具収納ケースを
示し、(A)は全長を最も短い状態にした場合の正面
図、(B)は(A)の一部断面で示した側面図、(C)
は上ケースを途中まで押し被せた状態の正面図である。
【図3】 第1の実施の形態における摩擦係合体の部分
を示す拡大断面図である。
【図4】 第2の実施の形態を示し、(A)は下ケース
の平面図、(B)は下ケースの正面図、(C)は下ケー
スの平面図、(D)は下ケースの一部断面で示した側面
図、(E)は摩擦係合体の部分を示す拡大断面図であ
る。
【図5】 第3の実施の形態を示し、(A)はシャンク
ホルダの平面図、(B)はシャンクホルダの一部断面で
示した正面図、(C)は下ケースを一部断面で示した正
面図である。
【図6】 第4,第5の実施の形態を示し、(A)は第
4の実施の形態としての上ケースを示す断面図、(B)
は第5の実施の形態としての上ケースのキャップ部を示
す底面図、(C)は第5の実施の形態としての下ケース
を示す一部断面で表した正面図である。
【符号の説明】
1・・・工具収納ケース、10・・・上ケース、11・
・・内壁面、12・・・補強用のリブ、13・・・空気
抜き孔、20・・・下ケース、21・・・外壁面、22
・・・切欠、23・・・摩擦係合体、24・・・凸条、
25・・・フラットな外壁面、26・・・断面円弧状の
突起、27・・・補強用のリブ、28・・・グリップ、
29・・・空気抜き孔、30・・・下ケース、31・・
・外壁面、32・・・切欠、33・・・摩擦係合体、3
4・・・凸条、36・・・断面円弧状の突起、37・・
・リブ、38・・・グリップ、40・・・シャンクホル
ダ、41・・・ホールド部材、42・・・外壁面、50
・・・上ケース、60・・・上ケース、61・・・内壁
面、62・・・筒部、63・・・キャップ部、64・・
・鍔部、65・・・嵌合爪、66・・・補強用のリブ。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端を開口されると共に上端を閉じられ
    た断面矩形状で内壁面がフラットに構成された角筒体か
    らなる上ケースと、 上端を開口されると共に下端を閉じられ、前記上ケース
    の内壁面とほぼ一致する寸法・形状の外壁面を有する断
    面矩形状の筒体からなり、側壁面の内の対向する2面の
    所定位置に、軸方向に伸びる各2条の切欠が形成される
    と共に、この切欠間の外壁面に前記上ケースの内壁面よ
    りも外側に飛び出す様に構成された摩擦係合体を備えて
    いる下ケースとを備え、 前記摩擦係合体を前記上ケースの内壁面に当接させ、前
    記2条の切欠によって形成されている弾性変形可能な部
    分を前記下ケースの内側へ撓ませつつ該下ケースと前記
    上ケースとを摩擦係合させることで、該上ケースを前記
    下ケースに対して所望の深さで嵌合させた状態とする様
    に構成されている収納ケース。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の収納ケースにおいて、 前記摩擦係合体は、上側の面を傾斜面とする断面直角三
    角形状に構成された多数の凸条であることを特徴とする
    収納ケース。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の収納ケース
    において、 前記摩擦係合体は、正面視においてへの字状の凸条によ
    り構成されていることを特徴とする収納ケース。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれか記載の収
    納ケースにおいて、 前記摩擦係合体は、前記下ケースの開口部近傍に設けら
    れ、その下方にフラットな外壁面が十分な長さ分だけ存
    在する様に構成されていることを特徴とする収納ケー
    ス。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれか記載の収
    納ケースにおいて、 前記摩擦係合体の設けられている部分の内面側に、断面
    円弧状の突起を備えていることを特徴とする収納ケー
    ス。
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