JPH0510286U - 記録媒体収容器用ケース - Google Patents

記録媒体収容器用ケース

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JPH0510286U
JPH0510286U JP1862491U JP1862491U JPH0510286U JP H0510286 U JPH0510286 U JP H0510286U JP 1862491 U JP1862491 U JP 1862491U JP 1862491 U JP1862491 U JP 1862491U JP H0510286 U JPH0510286 U JP H0510286U
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JP
Japan
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JP1862491U
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正男 松尾
光博 小原
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Mitsubishi Materials Corp
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Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第2ケース体の側板部の内面に傷が付くこと
を防止し、外観上見苦しくなく保つと共に、開閉の際に
異音が生じることを防ぎ、かつ長期間にわたり第1,第
2ケース体の閉状態を良好に保持する。 【構成】 第2ケース体9の側板部21に形成された切
欠部22に、第1ケース体5の側板部20に形成された
突出部24を嵌脱する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、オーディオテープ(記録媒体)用カセット等の記録媒体収 容器を収納する記録媒体収容器用ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、オーディオテープ用カセットを収納するカセットケースとしては、図3 に示すように、下板部1の両側に側板部2がそれぞれ設けられ、これらの側板部 2の上に上板部3が設けられ、かつこれらの下板部1,両側板部2及び上板部3 からなる空間の後側が後板部4によって覆われてなる透明樹脂製の第1ケース体 5と、底板部6の両側及び前側に側板部7及び前板部8が設けられてなる透明樹 脂製の第2ケース体9とを互いに開閉自在に連結したものが知られている。そし て、上記第1,第2ケース体5,9の開閉機構は、第1ケース体5の側板部2の 後板部4寄りに形成された凹部(または凸部)に、第2ケース体9の側板部7の 内面に形成された凸部(または凹部)を嵌入することにより構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のカセットケースにあっては、上記第1ケース体5の側板 部2の外面に突起が形成され、かつ上記第2ケース体9の側板部7の内面に凹部 が形成されており、これらの突起と凹部が嵌め合うことにより、第1,第2ケー ス体5,9が閉状態に保持されるようになっている。しかしながら、このように 、突起及び凹部によって閉状態を保つ構造の場合には、開閉の際に、第1ケース 体5の突起が、第2ケース体9の側板部7の内面に押し付けられるため、該内面 に傷が付くことと、第1,第2ケース体5,9が通常透明であることが相俟って 外観上見苦しい上に、異音が発生するという問題がある。しかも、長期間にわた り開閉操作を繰り返すと、上記第1ケース体5の突起が摩耗するために、第1, 第2ケース体5,9の閉状態の保持が緩んでくるという問題がある。
【0004】 本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、第2 ケース体の側板部の内面に傷が付くことを防止でき、外観上見苦しくない上に、 開閉の際に異音が発生することがないと共に、長期間にわたり開閉操作を繰り返 しても、第1,第2ケース体の閉状態を良好に保持できる記録媒体収容器用ケー スを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、下板部の両側に側板部がそれぞれ設け られ、これらの側板部の上に上板部が設けられ、かつこれらの下板部,両側板部 及び上板部からなる空間の後側が後板部によって覆われてなる第1ケース体と、 底板部の両側及び前側に側板部及び前板部が設けられてなる第2ケース体とを互 いに開閉自在に連結し、両ケース体内にオーディオカセット等の記録媒体収容器 を収納する記録媒体収容器用ケースにおいて、上記第2ケース体の側板部に切欠 部を形成し、かつ上記第1ケース体の側板部の上記切欠部に対向する位置に、こ の切欠部に嵌合する突出部を形成したものである。
【0006】
【作用】
本考案の記録媒体収容器用ケースにあっては、第2ケース体の側板部に形成さ れた切欠部に、第1ケース体の側板部に形成された突出部を嵌脱することによっ て、円滑にかつ確実に第1,第2ケース体の閉及び開操作を行う。
【0007】
【実施例】
以下、図1と図2に基づいて本考案の一実施例を説明する。なお、本実施例の 基本構造は、図3に示す上記従来例と同様なので、同様の構成の部分には、同符 号を付けて説明を簡略化する。
【0008】 本実施例と従来例との相違は、第1ケース体5の短尺の側板部2の代わりに、 長尺でかつ上板部3と略同一の長さを有する側板部20を使用すると共に、第2 ケース体9の側板部7の代わりに、新規の側板部21を採用した点にある。
【0009】 上記側板部21の、前板部8寄りには、V字状の切欠部22が形成され、かつ この切欠部22の近傍であって内面側には、半球状の凹部23が形成されている 。また、上記側板部20の外面の、上記切欠部22に対向する位置には、この切 欠部22に嵌合する三角形状の突出部24が形成され、かつ上記凹部23に対向 する位置には、第1,第2ケース体5,9を閉状態に保持する半球状の突起25 が形成されている。そして、上記各ケース体5,9は、射出成形法によってそれ ぞれ一体成形されている。
【0010】 上記のように構成されたカセットケースにあっては、従来同様、第1ケース体 5の側板部20の後板部4寄りに形成された貫通孔(凹部)に、第2ケース体9 の側板部21の内面に形成された凸部を嵌入することにより、第1,第2ケース 体5,9を開閉自在に連結している。
【0011】 ここで、第1,第2ケース体5,9を閉じた状態にあっては、側板部20の三 角形状の突出部24が、側板部21のV字状の切欠部22に嵌まり込むと共に、 側板部20の突起25が、側板部21の凹部23に嵌まり込んでいることにより 、しっかりと第1,第2ケース体5,9は閉じられた状態を保持している。この 状態において、第1,第2ケース体5,9間を開ける場合には、上記両側板部2 0の各突出部24を片手の2本の指で挾んで内方に押圧する。これにより、両側 板部20が内方に変形するため、上記突出部24と切欠部22との係合状態及び 突起25と凹部23との嵌合状態が緩む。この結果、第1ケース体5は第2ケー ス体9に対して自由に回転可能状態になるから、第1ケース体5を、第2ケース 体9の側板部21の内面に形成された凸部を中心にして回転させることにより、 円滑に開けることができる。
【0012】 この場合、上述したように、上記突起25と凹部23との嵌合状態が緩んでい るから、上記第1ケース体5を第2ケース体9に対して回転する際に、上記突起 25が第2ケース体9の側板部21の内面に接触することがなく、従って、該内 面を傷付けることも、また異音が発生することもない。
【0013】 また、開放された状態の第1,第2ケース体5,9を閉じる場合には、上記両 側板部20の各突出部24を内方に押しながら、第1ケース体5を第2ケース体 9に対して回転して、第1,第2ケース体5,9を閉じればよい。このように操 作することにより、円滑にかつ確実に閉じることができ、上述した開放操作時と 同様に、側板部21の内面における傷の発生及び異音の発生が防止される。
【0014】 さらに、上記突起25にあっては、上記側板部21の内面との接触が抑制され るから、長期間開閉操作を繰り返しても、突起25が摩耗することがなく、第1 ,第2ケース体5,9間の閉状態が確実に保持される。
【0015】 なお、上記実施例においては、第2ケース体9に対して第1ケース体5を開く ように説明したが、逆に、第1ケース体5に対して第2ケース体9を開くように すると、内部にカセットが収納されている場合特に、片手だけによって第2ケー ス体9を開けることができる。また、上記実施例においては、V字状の切欠部2 2と三角形状の突出部24とによって説明したが、切欠部と突出部の形状はこれ に限らず、U字状の切欠部でもよい。さらに、第1,第2ケース体5,9を閉じ た状態において、上記切欠部22と突出部24との接触面積が大きい場合には、 上記凹部23と突起25を設けなくとも、閉状態を強固に保持することができる 。この接触面積を大きくする一つの方法として、切欠部22及び突出部24の接 触部分の平坦面を側板部20,21の側方(外方)に行くほど傾斜するテーパー 面とすることがあげられる。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、下板部の両側に側板部がそれぞれ設けられ、 これらの側板部の上に上板部が設けられ、かつこれらの下板部,両側板部及び上 板部からなる空間の後側が後板部によって覆われてなる第1ケース体と、底板部 の両側及び前側に側板部及び前板部が設けられてなる第2ケース体とを互いに開 閉自在に連結し、両ケース体内にオーディオカセット等の記録媒体収容器を収納 する記録媒体収容器用ケースにおいて、上記第2ケース体の側板部に切欠部を形 成し、かつ上記第1ケース体の側板部の上記切欠部に対向する位置に、この切欠 部に嵌合する突出部を形成したものであるから、第2ケース体の側板部に形成さ れた切欠部に、第1ケース体の側板部に形成された突出部を嵌脱することによっ て、円滑にかつ確実に第1,第2ケース体の閉及び開状態を行うことができ、し かも、第2ケース体の側板部の内面に傷が付くことを防止でき、外観上見苦しく ない上に、開閉の際に異音が発生することがないと共に、長期間にわたり開閉操 作を繰り返しても、第1,第2ケース体の閉状態を良好に保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】従来のカセットケースの斜視図である。
【符号の説明】
1 下板部 3 上板部 4 後板部 5 第1ケース体 6 底板部 8 前板部 9 第2ケース体 20 側板部 21 側板部 22 切欠部 24 突出部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 下板部の両側に側板部がそれぞれ設けら
    れ、これらの側板部の上に上板部が設けられ、かつこれ
    らの下板部,両側板部及び上板部からなる空間の後側が
    後板部によって覆われてなる第1ケース体と、底板部の
    両側及び前側に側板部及び前板部が設けられてなる第2
    ケース体とを互いに開閉自在に連結し、両ケース体内に
    オーディオカセット等の記録媒体収容器を収納する記録
    媒体収容器用ケースにおいて、上記第2ケース体の側板
    部に切欠部を形成し、かつ上記第1ケース体の側板部の
    上記切欠部に対向する位置に、この切欠部に嵌合する突
    出部を形成したことを特徴とする記録媒体収容器用ケー
    ス。
JP1862491U 1991-03-26 1991-03-26 記録媒体収容器用ケース Expired - Lifetime JP2537120Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0510286U true JPH0510286U (ja) 1993-02-09
JP2537120Y2 JP2537120Y2 (ja) 1997-05-28

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ID=11976781

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0728094U (ja) * 1993-06-21 1995-05-23 内藤工業株式会社 収納ケース
JP2012522486A (ja) * 2009-03-30 2012-09-20 フェニックス コンタクト ゲーエムベーハー ウント コムパニー カーゲー ハウジング装置
JP2017029370A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 株式会社吉野工業所 コンパクト容器

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JP2017029370A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 株式会社吉野工業所 コンパクト容器

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Publication number Publication date
JP2537120Y2 (ja) 1997-05-28

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