JP4626237B2 - 複数モータの回転速度切替制御装置 - Google Patents

複数モータの回転速度切替制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4626237B2
JP4626237B2 JP2004265842A JP2004265842A JP4626237B2 JP 4626237 B2 JP4626237 B2 JP 4626237B2 JP 2004265842 A JP2004265842 A JP 2004265842A JP 2004265842 A JP2004265842 A JP 2004265842A JP 4626237 B2 JP4626237 B2 JP 4626237B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection state
motors
fuse
switching
capacity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004265842A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006081380A (ja
Inventor
勝也 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2004265842A priority Critical patent/JP4626237B2/ja
Publication of JP2006081380A publication Critical patent/JP2006081380A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4626237B2 publication Critical patent/JP4626237B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Multiple Motors (AREA)

Description

本発明は、複数モータの回転速度切替制御装置に関する。
従来、複数モータの回転速度切替制御装置として、複数のファンモータを具備するコンデンサを有する車両であって、複数のファンモータを電源回路に対し直列接続状態(低速回転状態)と並列接続状態(高速回転状態)とに切り替えることにより複数のファンモータの回転速度を切り替える回転速度切替手段と、前記ファンモータのロック時に電源回路を遮断する保護回路(ヒューズ)とが備えられた構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−104950号公報
しかしながら、上述の従来の技術にあっては、複数のファンモータを並列接続状態(高速回転状態)とした時の高いモータ電流値(定常電流値)を基準として保護回路のヒューズ容量を設定する必要があるため、複数のファンモータを直列接続状態(低速回転状態)に切り替えた状態の時にファンモータがロックすると、保護回路を作動させることができないという問題があった。
本発明は、上述のような従来の問題点に着目して成されたもので、複数のモータを並列接続状態(高速回転状態)とした時だけでなく、直列接続状態(低速回転状態)においても保護回路を確実に作動させて回路を保護することができる複数モータの回転速度切替制御装置を提供することを目的としている。
上述の目的を達成するために、本願請求項1に記載の複数モータの回転速度切替制御装置は、複数のモータを具備するシステムであって前記複数のモータを電源回路に対し直列接続状態と並列接続状態とに切り替えることにより複数のモータの回転速度の切り替えを行う回転速度切替手段と、前記モータのロック時に前記電源回路を遮断する保護回路とが備えられた複数モータの回転速度切替制御装置において、前記保護回路として前記直列接続状態にある複数モータの電源入力ラインに介装された容量の小さい方のヒューズと前記並列接続状態にある複数モータの電源入力ラインに介装された容量の大きい方のヒューズとが並列に備えられるとともに、この並列に備えられた前記容量の小さい方のヒューズまたは前記容量の大きい方のヒューズのいずれか一方のヒューズを前記電源回路に接続するヒューズ容量切り替えリレーが備えられ、前記回転速度切替手段による直列接続状態と並列接続状態の切り替え指令に連動して前記保護回路における前記ヒューズ容量切り替えリレーにより前記容量の小さい方のヒューズと前記容量の大きい方のヒューズの切り替えが行われるように構成されていることを特徴とする手段とした。
また、請求項2に記載の複数モータの回転速度切替制御装置は、請求項1に記載の複数モータの回転速度切替制御装置において、前記複数のモータに対する電源がOFFの状態から前記回転速度切替手段で直列接続状態への切り替え指令がなされた時には、前記保護回路における容量の大きい方のヒューズへの切り替えがなされると共に、前記複数のモータがまず並列接続状態に切り替えられた後、モータ電流が並列接続状態における定常電流に落ち着いた時点で直列接続状態に切り替えられ、その後モータ電流が直列接続状態における定常電流に落ち着いた時点で前記保護回路における容量の小さい方のヒューズへの切り替えがなされるように構成されていることを特徴とする手段とした。
また、請求項3に記載の複数モータの回転速度切替制御装置は、請求項1に記載の複数モータの回転速度切替制御装置において、前記複数のモータに対する電源がOFFの状態または前記回転速度切替手段で直列接続状態への切り替えがなされている状態から前記回転速度切替手段で並列接続状態への切り替え指令がなされた時には、まず前記保護回路における容量の大きい方のヒューズへの切り替えがなされた後、所定時間遅らせて前記複数のモータが並列接続状態に切り替えられるように構成されていることを特徴とする手段とした。
また、請求項4に記載の複数モータの回転速度切替制御装置は、請求項1に記載の複数モータの回転速度切替制御装置において、前記回転速度切替手段で並列接続状態への切り替えがなされている状態から前記回転速度切替回手段で直列接続状態への切り替え指令がなされた時には、まず直列接続状態への切り替えがなされた後、所定時間遅らせて前記保護回路における容量の大きい方のヒューズから小さい方のヒューズへの切り替えがなされるように構成されていることを特徴とする手段とした。
請求項1に記載の複数モータの回転速度切替制御装置では、上述のように、前記保護回路として直列接続状態にある複数モータの電源入力ラインに介装された容量の小さい方のヒューズと並列接続状態にある複数モータの電源入力ラインに介装された容量の大きい方のヒューズとが並列に備えられるとともに、この並列に備えられた容量の小さい方のヒューズまたは容量の大きい方のヒューズのいずれか一方のヒューズを電源回路に接続するヒューズ容量切り替えリレーが備えられ、回転速度切替手段による直列接続状態と並列接続状態の切り替え指令に連動して保護回路におけるヒューズ容量切り替えリレーにより容量の小さい方のヒューズと容量の大きい方のヒューズの切り替えが行われるように構成されることにより、複数のファンモータを並列接続状態(高速回転状態)とした時だけでなく、直列接続状態(低速回転状態)においても保護回路を確実に作動させて回路を保護することができるようになるという効果が得られる。
また、請求項2に記載の複数モータの回転速度切替制御装置では、上述のように、前記複数のモータに対する電源がOFFの状態から回転速度切替手段で直列接続状態への切り替え指令がなされた時には、保護回路における容量の大きい方のヒューズへの切り替えがなされると共に、複数のモータがまず並列接続状態に切り替えられた後、モータ電流が並列接続状態における定常電流に落ち着いた時点で直列接続状態に切り替えられ、その後モータ電流が直列接続状態における定常電流に落ち着いた時点で前記保護回路における容量の小さい方のヒューズへの切り替えがなされるように構成されたことで、まず並列接続状態で確実にモータを回転させることができると共に、容量が大きい方のヒューズで並列接続状態への切り替え時に発生する起動電流によるヒューズの切れを防止しつつ、直列接続状態へ切り替えられた後には容量の小さい方のヒューズでモータロック時における回路を保護することができるようになる。
また、直列接続状態でスタートする際の起動電流が容量の大きいヒューズで保護されるため、ヒューズの寿命を延ばすことができるようになる。
また、請求項3に記載の複数モータの回転速度切替制御装置では、上述のように、前記複数のモータに対する電源がOFFの状態または回転速度切替手段で直列接続状態への切り替えがなされている状態から回転速度切替手段で並列接続状態への切り替え指令がなされた時には、まず保護回路における容量の大きい方のヒューズへの切り替えがなされた後、所定時間遅らせて複数のモータが並列接続状態に切り替えられるように構成されることにより、リレー等における切り替え作動時間にバラツキがあっても、容量の大きい方のヒューズへの切り替えを並列接続状態への切り替えより確実に先行させることができ、これにより、起動電流によるヒューズの切れを防止することができるようになる。
また、請求項4に記載の複数モータの回転速度切替制御装置では、上述のように、前記回転速度切替手段で並列接続状態への切り替えがなされている状態から回転速度切替回手段で直列接続状態への切り替え指令がなされた時には、まず直列接続状態への切り替えがなされた後、所定時間遅らせて保護回路における容量の大きい方のヒューズから小さい方のヒューズへの切り替えがなされるように構成されることにより、リレー等における切り替え作動時間にバラツキがあっても、直列接続状態への切り替えを容量の小さい方のヒューズへの切り替えより確実に先行させることができ、これにより、並列接続状態における定常電流によるヒューズの切れを防止することができるようになる。
以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例の複数モータの回転速度切替制御装置は、請求項1〜4に記載の発明に対応する。なお、この実施例では、2機のファンモータを備えたバッテリ電源電圧24Vのディーゼル車両に装備された空調装置の冷媒を冷却するコンデンサに適用した場合を例にとって説明する。
図1はディーゼル車両に装備された空調装置の冷媒を冷却するコンデンサに適用された実施例の複数モータの回転速度切替制御装置を示す制御回路図、図2〜5は実施例の複数モータの回転速度切替制御装置の制御作動を示すタイムチャートである。
この実施例の複数モータの回転速度切替制御装置は、図1に示すように、コンプレッサにエンジンの回転を伝達するプーリとの接続を断続してコンプレッサの作動をON・OFFするソレノイド1と、ソレノイドON・OFFリレー2と、第1のファンモータ3と、第2のファンモータ4と、ファンモータ3、4用の大容量ヒューズ5、5と、ファンモータ3、4用の小容量ヒューズ6と、直・並列切り替え用リレー7、7と、ファンモータON・OFF切り替えリレー8と、ヒューズ容量切り替えリレー9と、コントローラ10と、コントローラ用ヒューズ11と、ソレノイド用ヒューズ12と、リレー用ヒューズ13と、冷媒中圧スイッチ14と、ECM(エンジン制御用コンピュータ)15と、を主な構成として備えている。
さらに詳述すると、前記ソレノイド1は、ECM15からの指令信号で作動するソレノイドON・OFFリレー2により、ソレノイド電源のON・OFFの切り替えが行われる。
また、前記第1のファンモータ3と第2のファンモータ4は、回転速度切替手段を構成するコントローラ10からの指令信号で作動する直・並列切り替え用リレー7、7により、電源回路(バッテリ回路)に対し直列接続状態(直列Lo)と並列接続状態(並列Hi)とに切り替え接続が可能な回路構成となっている。
また、前記第1のファンモータ3と第2のファンモータ4は、前記電源回路(バッテリ回路)からの電源入力ラインに介装されていて前記コントローラ10からの指令信号で作動するファンモータON・OFF切り替えリレー8により、電源回路(バッテリ回路)からの入力電源のON・OFF切り替えが行われるようになっている。
また、前記ファンモータ3、4用の大容量ヒューズ5、5と、ファンモータ3、4用の小容量ヒューズ6は、前記ファンモータ3、4のロック時に電源回路を遮断する保護回路を構成するもので、電源回路(バッテリ回路)からの電源入力ラインに並列状態で介装されていて、前記ヒューズ容量切り替えリレー9により、大容量ヒューズ5、5または小容量ヒューズ6いずれか一方のヒューズが電源回路に接続されるようになっている。
そして、前記コントローラ10における直列接続状態と並列接続状態の切り替え指令に連動して作動するヒューズ容量切り替えリレー9により、大容量ヒューズ5、5または小容量ヒューズ6の切り替えが行われるようになっている。
なお、前記両ファンモータ3、4の直列接続状態(Lo)時と、並列接続状態(Hi)時における起動電流、拘束電流、定常電流の値を表1に示す。
Figure 0004626237
次に、実施例の作用・効果について説明する。
まず、この実施例の複数モータの回転速度切替制御装置におけるコントローラ10の制御作動を図2〜5のタイムチャートに基づいて説明する。
[OFF→直列接続状態]・・図2参照
ファンモータの切り替えがOFFに切り替えられた状態では、ファンモータON・OFF切り替えリレー8のリレーコイルへの電源入力がOFFの状態で、ヒューズ容量切り替えリレー9のリレーコイルへの電源入力が切断されていて、小容量ヒューズ6側に切り替えられた状態となっている。また、直・並列切り替え用リレー7、7のリレーコイルへの電源入力が切断されることにより、第1のファンモータ3と第2のファンモータ4は直列接続状態になっている。
この状態から、コントローラ10で直列接続状態への切り替え指令がなされた時には、まず、ヒューズ容量切り替えリレー9のリレーコイルへの電源入力がONすることで、大容量ヒューズ5、5側に切り替えがなされた後、所定時間遅らせて直・並列切り替え用リレー7、7のリレーコイルへの電源入力をONして並列接続状態に切り替えた状態で、ファンモータON・OFF切り替えリレー8のリレーコイルへの電源入力をONすることにより、モータ電流として大きな起動電流(28〜30A)が流れて両モータ3、4が回転(高速回転)する。
そして、その後、モータ電流が並列接続状態における定常電流(8〜9A)に落ち着いた時点で直・並列切り替え用リレー7、7のリレーコイルへの電源入力をOFFすることによって直列接続状態に切り替えられ、さらにその後、モータ電流が直列接続状態における定常電流(3〜4A)に落ち着いた時点でヒューズ容量切り替えリレー9のリレーコイルへの電源入力をOFFすることにより、小容量ヒューズ6側への切り替えがなされる。
[OFF→並列接続状態]・・図3参照
次に、ファンモータON・OFF切り替えリレー8が電源回路を開いた電源入力OFFの状態から、コントローラ10で並列接続状態への切り替え指令がなされた時には、まず、ヒューズ容量切り替えリレー9のリレーコイルへの電源入力がONすることで、大容量ヒューズ5、5側に切り替えがなされた後、所定時間遅らせて直・並列切り替え用リレー7、7のリレーコイルへの電源入力をONして並列接続状態に切り替えた状態で、ファンモータON・OFF切り替えリレー8のリレーコイルへの電源入力をONすることにより、モータ電流として大きな起動電流(28〜30A)が流れて両ファンモータ3、4が回転(高速回転)する。
[直列接続状態→並列接続状態→OFF]・・図4参照
次に、前記図2の最終段階である直列接続状態(この状態ではファンモータON・OFF切り替えリレー8のリレーコイルへの電源入力はONの状態になっている)からコントローラ10で並列接続状態への切り替え指令がなされた時には、まず、ヒューズ容量切り替えリレー9のリレーコイルへの電源入力がONすることで、大容量ヒューズ5、5側に切り替えがなされた後、所定時間遅らせて直・並列切り替え用リレー7、7のリレーコイルへの電源入力をONして並列接続状態に切り替えが行われて両ファンモータ3、4が回転(高速回転)する。
そして、この状態からファンモータの切り替えがOFFに切り替えられると、ファンモータON・OFF切り替えリレー8のリレーコイルへの電源入力をOFFの状態に切り替えた後、所定時間遅らせてヒューズ容量切り替えリレー9のリレーコイルへの電源入力をOFFすることにより、小容量ヒューズ6側への切り替えが行われる。
[並列接続状態→直列接続状態→OFF]・・図5参照
次に、前記図3の最終段階である並列接続状態(この状態ではファンモータON・OFF切り替えリレー8のリレーコイルへの電源入力はONの状態になっている)からコントローラ10で直列接続状態への切り替え指令がなされた時には、まず、直・並列切り替え用リレー7、7のリレーコイルへの電源入力をOFFして直列接続状態に切り替えがなされた後、所定時間遅らせてヒューズ容量切り替えリレー9のリレーコイルへの電源入力がOFFすることで、小容量ヒューズ6側への切り替えが行われる。
そして、この状態からファンモータの切り替えがOFFに切り替えられると、ファンモータON・OFF切り替えリレー8のリレーコイルへの電源入力がOFFの状態に切り替えられることにより、両ファンモータ3、4の回転が停止する。
以上詳細に説明してきたように、この実施例の複数モータの回転速度切替制御装置によれば、保護回路として容量の異なる大容量ヒューズ5、5と小容量ヒューズ6の2種類のヒューズが切り替え可能な状態に備えられ、コントローラ10による直列接続状態と並列接続状態の切り替え指令に連動して保護回路における容量の異なる大容量ヒューズ5、5と小容量ヒューズ6の切り替えが行われるように構成されることにより、2機のファンモータ3、4を並列接続状態(高速回転状態)とした時だけでなく、直列接続状態(低速回転状態)においても保護回路を確実に作動させて回路を保護することができるようになるという効果が得られる。
また、2機のファンモータ3、4に対する電源がOFFの状態からコントローラ10で直列接続状態への切り替え指令がなされた時には、保護回路における容量の大きい方の大容量ヒューズ5、5への切り替えがなされると共に、2機のファンモータ3、4がまず並列接続状態に切り替えられた後、モータ電流が並列接続状態における定常電流に落ち着いた時点で直列接続状態に切り替えられ、その後モータ電流が直列接続状態における定常電流に落ち着いた時点で保護回路における容量の小さい方の小容量ヒューズ6への切り替えがなされるように構成されたことにより、まず並列接続状態で確実にファンモータ3、4を回転させることができると共に、容量が大きい方の大容量ヒューズ5、5で並列接続状態への切り替え時に発生する起動電流によるヒューズの切れを防止しつつ、直列接続状態へ切り替えられた後には容量の小さい方の小容量ヒューズ6でファンモータロック時における回路を保護することができるようになる。
また、直列接続状態でスタートする際の起動電流が容量の大きい大容量ヒューズ5、5で保護されるため、ヒューズの寿命を延ばすことができるようになる。
また、2機のファンモータ3、4に対する電源がOFFの状態またはコントローラ10で直列接続状態への切り替えがなされている状態からコントローラ10で並列接続状態への切り替え指令がなされた時には、まず保護回路における容量の大きい方の大容量ヒューズ5、5への切り替えがなされた後、所定時間遅らせて2機のファンモータ3、4が並列接続状態に切り替えられるように構成されることにより、リレー(7、8、9)における切り替え作動時間にバラツキがあっても、容量の大きい方の大容量ヒューズ5、5への切り替えを並列接続状態への切り替えより確実に先行させることができ、これにより、起動電流によるヒューズの切れを防止することができるようになる。
また、コントローラ10で並列接続状態への切り替えがなされている状態からコントローラ10で直列接続状態への切り替え指令がなされた時には、まず直列接続状態への切り替えがなされた後、所定時間遅らせて保護回路における容量の大きい方の大容量ヒューズ5、5から小さい方の小容量ヒューズ6への切り替えがなされるように構成されることにより、リレー(7、8、9)における切り替え作動時間にバラツキがあっても、直列接続状態への切り替えを容量の小さい方の小容量ヒューズ6への切り替えより確実に先行させることができ、これにより、並列接続状態における定常電流によるヒューズの切れを防止することができるようになる。


以上、本発明の実施例を図面に基づき説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例では、2機のファンモータ3、4を備えた車両用空調装置のコンデンサに本発明を適用した例を示したが、3機以上のファンモータを備えたものや、空調装置のコンデンサ用ファンモータ以外のモータ等、複数のモータを備えた全てのシステムに適用することができる。
ディーゼル車両用空調装置のコンデンサに設けられたファンモータ適用された実施例の複数モータの回転速度切替制御装置を示す制御回路図である。 実施例の複数モータの回転速度切替制御装置の制御作動を示すタイムチャートである。 実施例の複数モータの回転速度切替制御装置の制御作動を示すタイムチャートである。 実施例の複数モータの回転速度切替制御装置の制御作動を示すタイムチャートである。 実施例の複数モータの回転速度切替制御装置の制御作動を示すタイムチャートである。
符号の説明
1 ソレノイド
2 ソレノイドON・OFFリレー
3 第1のファンモータ
4 第2のファンモータ
5 大容量ヒューズ
6 小容量ヒューズ
7 直・並列切り替え用リレー
8 ファンモータON・OFF切り替えリレー
9 ヒューズ容量切り替えリレー
10 コントローラ(回転速度切替手段)
11 コントローラ用ヒューズ
12 ソレノイド用ヒューズ
13 リレー用ヒューズ
14 冷媒中圧スイッチ
15 ECM

Claims (4)

  1. 複数のモータを具備するシステムであって前記複数のモータを電源回路に対し直列接続状態と並列接続状態とに切り替えることにより複数のモータの回転速度の切り替えを行う回転速度切替手段と、前記モータのロック時に前記電源回路を遮断する保護回路とが備えられた複数モータの回転速度切替制御装置において、
    前記保護回路として前記直列接続状態にある複数モータの電源入力ラインに介装された容量の小さい方のヒューズと前記並列接続状態にある複数モータの電源入力ラインに介装された容量の大きい方のヒューズとが並列に備えられるとともに、この並列に備えられた前記容量の小さい方のヒューズまたは前記容量の大きい方のヒューズのいずれか一方のヒューズを前記電源回路に接続するヒューズ容量切り替えリレーが備えられ、前記回転速度切替手段による直列接続状態と並列接続状態の切り替え指令に連動して前記保護回路における前記ヒューズ容量切り替えリレーにより前記容量の小さい方のヒューズと前記容量の大きい方のヒューズの切り替えが行われるように構成されていることを特徴とする複数モータの回転速度切替制御装置。
  2. 請求項1に記載の複数モータの回転速度切替制御装置において、前記複数のモータに対する電源がOFFの状態から前記回転速度切替手段で直列接続状態への切り替え指令がなされた時には、前記保護回路における容量の大きい方のヒューズへの切り替えがなされると共に、前記複数のモータがまず並列接続状態に切り替えられた後、モータ電流が並列接続状態における定常電流に落ち着いた時点で直列接続状態に切り替えられ、その後モータ電流が直列接続状態における定常電流に落ち着いた時点で前記保護回路における容量の小さい方のヒューズへの切り替えがなされるように構成されていることを特徴とする複数モータの回転速度切替制御装置。
  3. 請求項1に記載の複数モータの回転速度切替制御装置において、前記複数のモータに対する電源がOFFの状態または前記回転速度切替手段で直列接続状態への切り替えがなされている状態から前記回転速度切替手段で並列接続状態への切り替え指令がなされた時には、まず前記保護回路における容量の大きい方のヒューズへの切り替えがなされた後、所定時間遅らせて前記複数のモータが並列接続状態に切り替えられるように構成されていることを特徴とする複数モータの回転速度切替制御装置。
  4. 請求項1に記載の複数モータの回転速度切替制御装置において、前記回転速度切替手段で並列接続状態への切り替えがなされている状態から前記回転速度切替回手段で直列接続状態への切り替え指令がなされた時には、まず直列接続状態への切り替えがなされた後、所定時間遅らせて前記保護回路における容量の大きい方のヒューズから小さい方のヒューズへの切り替えがなされるように構成されていることを特徴とする複数モータの回転速度切替制御装置。
JP2004265842A 2004-09-13 2004-09-13 複数モータの回転速度切替制御装置 Expired - Fee Related JP4626237B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004265842A JP4626237B2 (ja) 2004-09-13 2004-09-13 複数モータの回転速度切替制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004265842A JP4626237B2 (ja) 2004-09-13 2004-09-13 複数モータの回転速度切替制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006081380A JP2006081380A (ja) 2006-03-23
JP4626237B2 true JP4626237B2 (ja) 2011-02-02

Family

ID=36160364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004265842A Expired - Fee Related JP4626237B2 (ja) 2004-09-13 2004-09-13 複数モータの回転速度切替制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4626237B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020072620A (ja) * 2018-11-02 2020-05-07 トヨタ自動車株式会社 電源回路保護装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0970198A (ja) * 1995-08-31 1997-03-11 Japan Aviation Electron Ind Ltd モータ駆動方法
JPH1120715A (ja) * 1997-06-30 1999-01-26 Asmo Co Ltd 動力舵取装置
JP2002281785A (ja) * 2001-01-09 2002-09-27 Nissan Motor Co Ltd モーターファン制御装置
JP2003230295A (ja) * 2002-01-31 2003-08-15 Denso Corp 車両用冷却ファンモータの駆動装置
JP2004104950A (ja) * 2002-09-11 2004-04-02 Fujikura Ltd ファンモータの制御装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0970198A (ja) * 1995-08-31 1997-03-11 Japan Aviation Electron Ind Ltd モータ駆動方法
JPH1120715A (ja) * 1997-06-30 1999-01-26 Asmo Co Ltd 動力舵取装置
JP2002281785A (ja) * 2001-01-09 2002-09-27 Nissan Motor Co Ltd モーターファン制御装置
JP2003230295A (ja) * 2002-01-31 2003-08-15 Denso Corp 車両用冷却ファンモータの駆動装置
JP2004104950A (ja) * 2002-09-11 2004-04-02 Fujikura Ltd ファンモータの制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006081380A (ja) 2006-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2450324C (en) Variable speed control of multiple motors
JP4939355B2 (ja) 車載空気調和機用インバータシステム
EP2624437B1 (en) Motor control device and control method of the same
JP2011105205A (ja) 車両用電源回路
JP4928763B2 (ja) 電動圧縮機の制御装置
CN109689438B (zh) 继电器装置
JP2008189183A (ja) 車両用ミラー装置
JP4626237B2 (ja) 複数モータの回転速度切替制御装置
CN107547032A (zh) 电机绕组切换装置、方法、电机及设备
JP2007244035A (ja) 電気車制御装置
JP2004084652A (ja) 冷却ファン制御装置
KR100405565B1 (ko) 차량용 팬 모터 구동 제어 장치
JP2005075055A (ja) 車両用空気圧縮装置の制御方法
JP6890072B2 (ja) 電動圧縮機の制御装置、電動圧縮機、移動体用の空気調和装置及び電動圧縮機の制御方法
JP2000217247A (ja) 電流保護回路
JP2011105086A (ja) 車両用電源装置
KR100453002B1 (ko) 공기조화기의 전원제어장치
JP6466133B2 (ja) 電気回路、電動圧縮機および電気回路の制御方法
JP4849909B2 (ja) 車両用空気圧縮装置の運転状況監視システム
JP3218459U (ja) 車載用冷凍装置
JP4164650B2 (ja) A/d回路の故障検出方法およびサーボ装置
JP2008043018A (ja) 三相電動機の始動装置
JP4292395B2 (ja) 車両用ラジエータファン制御装置
JP2020174431A (ja) 制御装置、巻線切替モータシステム、制御装置による制御方法及びプログラム
JP2004282866A (ja) インバータ装置および電動コンプレッサ制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070727

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100511

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100709

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101012

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101025

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees