JP4600661B2 - X線ct装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばプリント配線基板等に搭載されている電子部品等、工業製品の内部欠陥や内部構造等を非破壊のもとに調査すべく、その断層像を得るための産業用のX線CT装置に関する。
産業用のX線CT装置においては、一般に、図9に模式的平面図を示すように、互いに対向配置されたX線源71とX線検出器72の間に、X線光軸Lに直交する軸Rの回りに回転する回転ステージ73を配置し、その回転ステージ73上に被写体Wを保持した状態でX線を照射しつつ、回転ステージ73を所定の微小角度ずつ回転させるごとにX線検出器72からのX線透過データを取り込む。そして、その取り込んだX線透過データを用いて、回転ステージ73の回転軸Rに直交する平面に沿った被写体Wの断層像を再構成する。
この図9からも明らかなように、X線検出器72により計測されるX線透過データを用いて再構成可能な断層像の領域は、図9においてCで表される円の内部であり、図9の設定において撮影したX線透過データを用いて再構成される断層像は円形となる。また、被写体Wのうちの一部を関心領域として撮影する場合には、X線源71、X線検出器72および回転テーブル73の位置関係を調整して、その関心領域が視野内に入るように設定した状態で撮影するのであるが、その場合における関心領域も円で設定される(例えば特許文献1参照)。
また、X線源71からコーンビーム状のX線を出力して2次元のX線検出器72でその透過X線を検出するコーンCT装置においては、一度のCT撮影により得られるX線透過データを用いて再構成可能な断層像の領域は概ね円筒となり、関心領域の設定とスライス範囲(再構成すべき回転軸R方向への範囲)を設定して3次元像を得る場合には、円形の断層像を多数枚積層してなる円筒体で囲まれた範囲内の3次元像が得られる。
更に、CT撮影して例えば被写体全体の断層像を再構成した後、その断層像上で特定の部位を拡大して再構成する、いわゆる拡大再構成演算においては、その拡大再構成すべき領域を関心領域として設定するのであるが、その関心領域は正方形もしくは円で設定され、その正方形の位置、大きさ、および姿勢を変化させることによって拡大再構成領域が設定される。3次元像の場合にはその正方形を断面形状としてスライス範囲を高さとする直方体となる。
特開2002−310943号公報
ところで、以上のような従来のX線CT装置における円形の関心領域の設定では、その円形領域内が被写体の断面が満たしている場合を除いて、再構成領域内に被写体が存在しない領域が存在することになる。例えばプリント基板を被写体とする場合、通常、図9に例示したように、被写体Wである基板を立てた状態でその側方からX線を照射して撮影することが一般的に行われるのであるが、この場合、図10に示すように、再構成演算領域C内に被写体Wの断層像W′以外の空気で占められた領域が多く存在し、その空間の領域の再構成演算時間が無駄になっている。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたもので、効率的に再構成演算を行うことができ、もって再構成演算時間の短縮を図ることのできるX線CT装置の提供をその課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明のX線CT装置は、互いに対向配置されたX線源とX線検出器の間に、被写体を保持してX線光軸に直交する回転軸を中心として回転する回転ステージが配置されているとともに、その回転ステージを回転させつつ所定の角度ごとに取り込んだ被写体のX線透過データを用いて、上記回転軸に直交する平面に沿った被写体の断層像を再構成する再構成演算手段を備えたX線CT装置において、上記X線透過データを用いて予備的に再構成演算された断層像上で、被写体の輪郭を囲む形状の閉ループを描画する描画手段を備え、上記再構成演算手段は、その描画された閉ループの内側領域を関心領域としてその内側のみの断層像を再構成演算するように構成されていることによって特徴づけられる(請求項1)。
ここで、本発明においては、上記描画手段は、上記閉ループの内側に任意形状の第2の閉ループを描画する機能を備え、上記再構成演算手段は、これらの2つの閉ループで囲まれた環状の領域を関心領域としてその領域内のみの断層像を再構成演算するように構成すること(請求項2)ができる。
また、本発明においては、上記描画手段に代えて、上記予備的に再構成演算された断層像上で、その輝度情報をもとに、被写体像を囲む形状の閉ループを自動的に形成する画像処理手段を備え、上記再構成演算手段は、その形成された閉ループの内側領域を関心領域としてその内側のみの断層像を再構成演算するように構成すること(請求項3)ができる。
また、上記画像処理手段についても、内部にX線の透過しやすい部位を備えた被写体の撮影に際して、被写体像を包含する閉ループに加え、その閉ループ内に位置してX線の透過しやすい部位を包含する第2の閉ループを自動形成する機能を備え、上記再構成演算手段は、これら2つの閉ループで囲まれた環状の領域を関心領域としてその領域内のみの断層像を再構成演算するように構成すること(請求項4)もできる。
また、本発明においては、上記回転ステージ上の被写体を上記回転軸に沿った方向から撮影する光学カメラと、その光学カメラによる被写体の外観像を表示する表示手段を備え、上記描画手段もしくは画像処理手段は、上記予備的に再構成演算された断層像に代えて、上記表示手段により表示されている被写体の外観像上で閉ループを描画もしくは自動形成する構成(請求項5)も採用することができる。
請求項6に係る発明は、本発明思想を3次元に拡張するものであって、互いに対向配置されたX線源とX線検出器の間に、被写体を保持してX線光軸に直交する回転軸を中心として回転する回転ステージが配置されているとともに、その回転ステージを回転させつつ所定の角度ごとに取り込んだ被写体のX線透過データを用いて、上記回転軸に直交する平面に沿った被写体の複数の断層像からなる3次元像を再構成する再構成演算手段を備えたX線CT装置において、上記X線透過データを用いて予備的に再構成演算された3次元像上で、被写体像を囲む形状の3次元領域を指定する3次元領域指定手段を備え、上記再構成演算手段は、その指定された3次元領域を関心領域としてその内側のみの断層像を再構成演算することによって特徴づけられる。
この3次元拡張した発明においては、上記指定手段に代えて、上記予備的に再構成演算された3次元像のうちの任意の断層像上で被写体の輪郭を囲む形状の閉ループを描画する描画手段と、その閉ループを断面輪郭とする柱体の上記回転軸方向への高さを設定するスライス範囲設定手段を有し、上記再構成演算手段は、その柱体の内側領域のみの断層像を再構成演算するように構成すること(請求項7)ができる。
また、請求項7に記載の描画手段に代えて、上記予備的に再構成演算された3次元像のうちの任意の断層像上で、その輝度情報をもとに、被写体の輪郭を囲む形状の閉ループを自動的に形成する画像処理手段を備え、上記スライス範囲設定手段はその自動的に形成された閉ループを断面輪郭とする柱体の高さを設定するように構成すること(請求項8)ができる。
ここで、上記した請求項8に係る発明における画像処理手段に代えて、予備的に再構成演算された3次元像を構成する全断層像のそれぞれの輝度情報をもとに、全断層像上の被写体の輪郭を囲む形状の閉ループを自動的に形成する画像処理手段を設けた構成(請求項9)を好適に採用することができる。
更に、上記回転ステージ上の被写体を上記回転軸に沿った方向から撮影する光学カメラと、その光学カメラによる被写体の外観像を表示する表示手段を備え、請求項7に記載の描画手段もしくは請求項8に記載の画像処理手段は、上記予備的に再構成演算された3次元像のうちの任意の断層像に代えて、上記表示手段により表示されている被写体の外観像上で閉ループを描画もしくは自動形成するように構成すること(請求項10)もできる。
また、請求項7および10に係る発明における描画手段として、上記のような閉ループの内側に任意形状の第2の閉ループを描画する機能を備え、スライス設定手段は、これら2つの閉ループで囲まれた領域を断面輪郭とする筒体の回転軸方向への高さを設定し、上記再構成演算手段は、その筒体内の領域のみの断層像を再構成するように構成すること(請求項11)もできる。
更に、請求項8または9に係る発明における画像処理手段として、内部にX線の透過しやすい部位を備えた被写体の撮影に際して、被写体の輪郭を囲む形状の閉ループに加え、その閉ループ内に位置してX線の透過しやすい部位を包含する第2の閉ループを自動形成する機能を備え、スライス範囲設定手段は、これら2つの閉ループで囲まれた領域を断面輪郭とする筒体の回転軸方向への高さを設定し、再構成演算手段は、その筒体内の領域のみの断層像を再構成演算するように構成すること(請求項12)もできる。
そして、本発明において予備的に再構成演算される断層像は、上記X線検出器により検出されるX線透過データのマトリクス数およびビュー数の双方を間引いて再構成演算されるものとすること(請求項12)ができる。
ここで、描画手段もしくは画像処理手段により被写体像を包含するように描画もしくは自動形成される閉ループは、以上の各請求項に係る発明において、1つに限定されることなく、互いに離隔した複数の閉ループであってもよい。
本発明は、断層像を形成すべき領域を、被写体の輪郭を囲む形状の枠で囲み、その枠内のみの領域について再構成演算することによって、課題を解決するものである。
すなわち、あらかじめ予備的に再構成演算された断層像(請求項1)、あるいは被写体をその回転軸に沿った方向から撮影した外観像(請求項)上で、被体の輪郭を囲む形状の閉ループを描画して、その閉ループの内側領域を関心領域として、その領域内のみについて断層像を再構成すると、基板等をその板厚方向にスライスする断層像を構築する場合等において、従来の円形の領域内を再構成演算する場合に比して、その演算に要する時間を大幅に短縮化することができる。
ここで、予備的に再構成演算する断層像について、X線透過データのマトリクス数ないしはビュー数のいずれか一方、更には請求項13に係る発明のようにマトリクス数とビュー数の双方を間引いて演算することにより、予備的な断層像を再構成演算するのに要する時間を、関心領域内の断層像を再構成演算を短縮できる時間に比して相当に短くすることができ、トータルの所要時間を大幅に短縮化することができる。例えば、関心領域内の断層像の再構成演算においては、マトリクスを512×512とし、ビュー数を600として演算するとし、プリント基板等の断層像の再構成に際して任意形状の閉ループの面積が、従来の円形の領域の面積に比して1/4であったとすれは、その演算時間は従来に比して1/4となる。一方、予備的な断層像の再構成演算においては、マトリクスを256×256、ビュー数を300として円形の領域を演算すると、上記したデータ数のもとに円形領域を演算する場合の1/8となり、従って予備的な断層像を再構成演算するためのオーバーヘッド分の1/8が増えても、トータル時間は1/4+1/8、つまり3/8に短縮化することができる。
また、予備的な断層像または外観像上において、請求項3,5に係る発明のように、例えば2値化によりその輪郭を抽出し、その輪郭を規定の率で膨張させることにより、断層像もしくは外観像上で被写体像を包含する形状の閉ループを自動形成することができ、このように自動形成された閉ループを関心領域としてその内部のみについて再構成演算を行えば、上記の作用に加えてオペレータの負担を軽減させることができる。
請求項およびに係る発明は、描画ないしは自動作成する閉ループの内側に、更に任意形状の閉ループを描画し、あるいは被写体像の内側の輪郭に沿った第2の閉ループを自動形成して、2つの閉ループで囲まれた領域内のみの断層像を再構成演算するものであり、例えば被写体の輪郭部分のみの断層像が必要な用途にあっては、その輪郭部分のみの断層像を再構成演算することによって、その所要時間を更に短縮化することを可能とするものである。
請求項6に係る発明は、3次元像を構築するX線CT装置、つまりコーンCTやヘリカルスキャン機能を有するCT装置に関するものであり、予備的に再構成された3次元像上で被写体像を囲む形状の3次元領域を指定することにより、その領域内の再構成演算を行うように構成すれば、3次元像の再構成演算時間を短縮化することができる。
請求項7に係る発明は、請求項6に係る発明を簡素化したものであり、3次元像のうちの任意の断層像上で被写体の輪郭を囲む形状の閉ループを描画するとともに、スライス範囲を設定することにより、閉ループ形状を断面輪郭とし、スライス範囲を高さとするする柱体内の領域について断層像を再構成演算するものである。
また、請求項8に係る発明は、請求項7に係る発明の予備的な断層像上での閉ループの描画に代えて、3次元像上の任意の断層像上での画像処理により、被写体の輪郭を囲む形状の閉ループを自動的に形成し、その自動形成された閉ループを断面輪郭とし、別途設定されたスライス範囲を高さとする柱体内の領域について断層像を再構成演算する。
請求項9に係る発明は、請求項7に係る発明における画像処理手段が、3次元像を構成する任意の断層像で閉ループを自動形成するのに対し、3次元像を構成する全ての断層像における被写体の輪郭を囲む形状の閉ループを自動的に形成し、その自動形成された閉ループを断面輪郭とし、別途設定されたスライス範囲を高さとする柱体内の領域について断層像を再構成演算する。この請求項9に係る発明によると、オペレータが断層像を選択することなく、自動的に被写体を3次元的に包含する領域が再構成演算領域となる。
請求項10に係る発明は、請求項7または8に係る発明で用いる予備的な断層像に代えて光学カメラによる被写体の外観像を用いるもので、その外観像上で閉ループを描画もしくは自動形成する点においてこれらの発明と相違している。
請求項11および12に係る発明は、描画ないしは自動作成される閉ループの内側に、更に任意形状の閉ループを描画し、あるいは被写体像の内側の輪郭に沿った第2の閉ループを自動形成して、2つの閉ループで囲まれた領域を断面輪郭とする筒体内の領域のみの断層像を再構成演算するように構成することで、被写体の外郭部分のみの断層像が必要な用途においてその断層像の再構成演算に要する時間を更に短縮化するものである。
そして、請求項13に係る発明は、予備的な断層像の再構成演算方法を規定するものであって、X線透過データが有しているマトリクス数およびビュー数の双方を間引いて予備的な断層像を再構成演算することで、この発明を適用したが故に増加する所要時間を少なくし、前記した作用効果を確実なものとすることができる。
ただし、本発明における予備的に再構成演算された断層像としては、マトリクス数およびビュー数のいずれか一方のみを間引いて再構成演算したものや、あるいは、一旦再構成演算した断層像上で注目する領域を正確に設定して拡大再構成する場合には、その領域設定に際して用いる「予備的に再構成演算された断層像」は、マトリクス数およびビュー数のいずれをも間引かない断層像とすることができ、本発明はこの構成をも含む。
本発明によれば、円形の関心領域を設定する従来のX線CT装置に比して、殆どの被写体において再構成演算を行うべき面積を少なくすることができ、その所要時間を短縮化することができる。特に、プリント基板等の平板状の部材を被写体としてその厚み方向にスライスした断層像を得る場合には、従来に比して再構成演算に要する時間を大幅に短縮化することができる。
また、コーンCTやヘリカルスキャンにより3次元像を構築するCT装置においては、多数枚の断層像を再構成するが故に、その時間短縮効果は大きくなる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施の形態の構成図であり、機械的構成を表す模式図とシステム構成を表すブロック図とを併記して示す図である。
X線源1に対向してX線検出器2が配置されており、これらの間に被写体Wを搭載するための回転ステージ3が配置されている。この回転ステージ3は、X線源1からのX線光軸L方向(x軸方向)に直交するz軸方向に沿った回転軸Rを中心として回転が与えられるとともに、ステージ移動機構4によって互いに直交するx,y,z軸方向に移動できるようになっている。
X線源1は高電圧発生装置10から供給される管電圧、管電流に応じたコーンビーム状のX線を発生し、この高電圧発生装置10はX線コントローラ11によって制御される。また、回転ステージ3およびステージ駆動機構4は、ステージコントローラ12から供給される駆動信号によって駆動制御される。これらのX線コントローラ11およびステージコントローラ12はコンピュータ5の制御下に置かれている。コンピュータ5には、装置に対して各種指令を与えるためのマウスやキーボード等からなる操作部5bと、後述する被写体Wの断層像等を表示するための表示器5aが接続されている。
CT撮影に際しては、被写体Wを回転ステージ3上に載せてX線を照射しつつ、ステージコントローラ12からの駆動信号によって回転ステージ3に回転軸Rを中心とした回転を与え、微小回転角度ごとにX線検出器2からのX線透過データをCT画像再構成演算装置6に取り込む。CT画像再構成演算装置6では、このようにして取り込んだ360°分の被写体WのX線透過データをメモリに記憶し、以下に示す予備的な断層像の再構成演算と、関心領域内の断層像の再構成演算に用いる。
次に、以上の実施の形態において関心領域の設定の仕方について述べる。
まず、CT画像再構成演算装置6により、予備的な断層像を再構成演算する。この予備的な再構成演算においては、例えばオペレータが操作部5bの操作により指定したz軸方向の1箇所もしくは複数箇所をスライス面として、記憶しているX線透過データを、マトリクス数およびビュー数の双方を例えば1/2に間引いて用い、断層像を再構成演算し、表示器5aに表示する。その表示例を図2に示す。この図においてW′は被写体Wの断層像を表している。この予備的な断層像の再構成演算領域は、X線検出器2の全視野に相当する領域であり、前記した図10においてCで表される領域である。
オペレータは、操作部5bを操作することにより、表示器5aに表示されている予備的な断層像上で、図2に示すように、その断層像を囲むような任意形状の閉ループCL描画する。この閉ループCLにより囲まれた領域のx軸方向およびy軸方向への座標情報xiおよびyjは、コンピュータ5からCT画像再構成演算装置6に送られる。
CT画像再構成演算装置6では、コンピュータ5から送られてきた閉ループCLで囲まれた領域内についてのみ、X線透過データのマトリクス数およびビュー数の全てを用いて断層像の再構成演算を行う。この再構成演算に要する時間は、X線検出器2の全視野に相当する領域C内についての断面像を同じデータを用いて再構成演算する場合の時間に比して、C内の面積と閉ループCL内の面積にほぼ正比例するため、その所要時間を大幅に短縮化することができる。
また、スライス範囲を設定して3次元像を構築する場合には、例えば公知の手法と同様に、被写体WのX線透視像を表示器5a上に表示、その透視像上でz軸方向の上限位置と下限位置とを設定する。これにより、その設定されたz軸方向範囲内における各スライス面について、閉ループCLで囲まれた領域内の断層像を再構成演算し、閉ループCLを断面輪郭とし、スライス範囲を高さとする柱体内の3次元像を構築する。
ここで、以上の実施の形態においては、予備的に再構成演算した断層像上で閉ループCLを描画することによって関心領域を設定したが、被写体Wの外観像上で同様の閉ループCLを描画して関心領域を設定することもできる。
図3にその構成例を、機械的構成を表す模式図とシステム構成を表すブロック図を併記して示す。回転ステージ3の回転軸R上にCCD等を主体とする光学カメラ7を配置し、その光学カメラ7により回転ステージ3上に搭載されている被写体Wを撮影し、その映像信号を画像データ取込回路13を介してコンピュータ5に取り込み、その外観像、従って平面視で表された被写体Wの外観像を表示器5aに表示する。このような外観像を用いても、特にプリント基板等の一様断面を持つ被写体では、先の例と同等の作用効果を奏することができる。また、断面が一様でない被写体であっても、平面視で表された外観像には断面がx,y方向それぞれに最大の部位が現れることになるので、x,y方向それぞれ最大の部位が包含されるような閉ループを描画することにより、必要な部分が欠けることのない断面像ないしは3次元像が、従来に比してより短い時間のもとに得られる。
また、以上の各実施の形態においては、閉ループCLをオペレータが予備的な断層像もしくは外観像上で描画する場合について述べたが、コンピュータ5による画像処理によって、予備的な断層像もしくは外観像上で自動的に被写体像を包含する閉ループを自動的に作成するように構成することもできる。
すなわち、例えば予備的な断層像を用いる場合の例について述べると、まず、図2に示した予備的な断層像W′の濃淡情報からその像を2値化して図4(A)に示すような画像情報を得て、同図(B)に示すような被写体の輪郭Sを抽出する。次に、その輪郭Sを画面上で、従ってxy平面上で等方的に膨張させ、同図(C)に示すような閉ループCLを自動形成する。この自動形成された閉ループCLのx,y座標情報をCT画像再構成演算装置6に供給して、先の例と同様にその内側領域のみについて断層像を再構成演算することにより、上記と同様の時間短縮効果が得られるとともに、オペレータの閉ループ描画作業を不要化することができる。
このような被写体像の輪郭を相似的に膨張させて関心領域に対応する閉ループCLを自動形成する手法は、外観像を用いても等しく適用することができる。また、被写体Wが中空体、あるいは内部の物質がX線を透過させやすい物体である場合には、断層像を2値化して輪郭を抽出すると図5に例示するような輪郭Sが得られることになるが、この場合、内部の空隙を埋めて同図に示すような閉ループCLを形成すればよい。
そして、このような自動形成した閉ループにより関心領域を設定する場合においても、3次元像を構築する場合には、予備的な3次元像を構成する任意の断層像上で被写体像を包含する閉ループを自動形成する一方、回転軸方向へのスライス範囲の設定により、閉ループを断面輪郭とし、スライス範囲を高さとする柱体内の領域の3次元像とすることができる。
また、以上のように3次元像を構成する任意の断層像上で閉ループを自動形成することに代えて、3次元像を構成する全ての断層像上の被写体像の全てを包含する閉ループを自動形成することもでき、その場合、オペレータが予備的な断層像から適当な1枚の断層像を選択することなく、被写体像を3次元的に包含する領域の設定が可能となる。このような閉ループを自動形成する手法としては、予備的な3次元像を構成する全断層像について、それぞれの画素の濃淡情報を2値化し、これらを重畳して論理和(OR)演算し、その論理和後の画像情報について、前記した通りの手法によって輪郭を抽出し、等方的に膨張させて閉ループを自動形成すればよい。
また、以上の各実施の形態においては、予備的な断層像上で、あるいは外観像上で、1つの閉ループCLを描画もしくは自動形成して、その内側領域を関心領域としてその内部のみの断層像を再構成演算したが、閉ループ内にもう一つ閉ループを形成して、これらで囲まれた領域を関心領域としてもよい。すなわち、図5に例示したような中空体、あるいは内部の物質がX線を透過させやすい物体である場合、断層像を2値化して抽出される輪郭は、外側と内側の輪郭が得られることになるが、前記したように内側を埋めることなく、図6に示すように、外側の輪郭を包含するよう当該外側の輪郭に対して所定の隙間をもってその外側に位置する第1の閉ループCL1と、内側の輪郭に対して所定の隙間をもってその更に内側に位置する第2の閉ループCL2を自動的に形成し、これらの閉ループCL1,CL2で囲まれた領域を関心領域として再構成演算してもよい。
また、中空等の被写体でなく、中実の被写体である場合において、その輪郭部近傍のみの断層像を必要とするような用途に合っては、図7に示すように、被写体像W′の外側にこれを包含するような第1の閉ループCL1を描画するとともに、被写体像W′の輪郭よりも内側に第2の閉ループCL2を描画して、これらの各閉ループCL1,CL2で囲まれた領域を関心領域として再構成演算することもできる。
そして、以上のような2つの閉ループCL1,CL2を自動形成もしくは描画して関心領域を設定する手法は、3次元像の構築に際しても用いることができる。すなわち、図6,図7に例示するような2つの閉ループCL1,CL2を描画ないしは自動形成する一方、回転軸方向へのスライス範囲を設定することによって、2つの閉ループCL1,CL2で囲まれた領域を断面輪郭とする筒体内の領域のみを再構成演算するように構成することができる。
また、以上の各実施の形態においては、予備的な断層像ないしは外観像上で任意形状の1つの閉ループを描画もしくは自動形成した例を示したが、互いに離隔した複数の任意形状の閉ループを描画もしくは自動形成して、その各閉ループの内側領域を関心領域とすることもできる。
更にまた、以上の各実施の形態において3次元像の再構成演算領域を形成するに当たり、被写体の予備的な断層像もしくは外観像上で描画した閉ループ、もしくはこれらの像上で自動形成した閉ループとスライス範囲により特定される柱体を再構成演算領域としたが、予備的に3次元像を再構成演算し、その3次元像上で任意形状の3次元形状を描画することによって3次元像の再構成演算領域を指定することもできる。この場合、例えば図8に概念的に示すように、被写体Wの断面が途中で変化するような場合において、3次元像W′上でその変化部分を境界としてそれぞれに異なる柱体CL1,CL2を組み合わせたもの等を採用することができ、このような指定方法により、指定作業を簡素化することができると同時に、再構成演算に要する時間を大幅に短縮化することができる。
本発明の実施の形態の構成図で、機械的構成を表す模式図とシステム構成を表すブロック図とを併記して示す図である。 本発明の実施の形態により予備的に再構成演算された被写体Wの断層像と、その像上で描画した関心領域を表す閉ループCLの表示例を示す図である。 本発明の他の実施の形態の構成図で、機械的構成を表す模式図とシステム構成を表すブロック図とを併記して示す図である。 関心領域に対応する閉ループを自動形成する実施の形態による画像処理方法の例の説明図であり、(A)は予備的な断層像を2値化した状態、(B)はその輪郭を抽出した状態、(C)はその輪郭をもとに閉ループを自動形成した状態をそれぞれ表す図である。 関心領域に対応する閉ループを自動形成する実施の形態において、中空の被写体の場合に形成される閉ループの例を示す図である。 2つの閉ループで囲まれた領域を関心領域として自動形成する場合の例の説明図である。 2つの閉ループで囲まれた領域を関心領域として描画する場合の例の説明図である。 予備的な3次元像上で任意の3次元形状を描画して3次元の関心領域を設定する場合の例の概念図である。 従来のX線CT装置の構成例を示す模式的平面図である。 図9のX線CT装置によりプリント基板を被写体としてX線検出器の視野内のX線透過データを用いて再構成演算して得られる断層像の例の説明図である。
1 X線源
2 X線検出器
3 回転ステージ
4 移動機構
5 コンピュータ
5a 表示器
5b 操作部
6 CT画像再構成演算装置
7 光学カメラ
L X線光軸
R 回転軸
W 被写体
CL,CL1,CL2 関心領域を設定するための閉ループ

Claims (13)

  1. 互いに対向配置されたX線源とX線検出器の間に、被写体を保持してX線光軸に直交する回転軸を中心として回転する回転ステージが配置されているとともに、その回転ステージを回転させつつ所定の角度ごとに取り込んだ被写体のX線透過データを用いて、上記回転軸に直交する平面に沿った被写体の断層像を再構成する再構成演算手段を備えたX線CT装置において、
    上記X線透過データを用いて予備的に再構成演算された断層像上で、被写体の輪郭を囲む形状の閉ループを描画する描画手段を備え、上記再構成演算手段は、その描画された閉ループの内側領域を関心領域としてその内側のみの断層像を再構成演算するように構成されていることを特徴とするX線CT装置。
  2. 上記描画手段は、上記閉ループの内側に任意形状の第2の閉ループを描画する機能を備え、上記再構成演算手段は、これらの2つの閉ループで囲まれた環状の領域を関心領域としてその領域内のみの断層像を再構成演算するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
  3. 上記描画手段に代えて、上記予備的に再構成演算された断層像上で、その輝度情報をもとに、被写体像を囲む形状の閉ループを自動的に形成する画像処理手段を備え、上記再構成演算手段は、その形成された閉ループの内側領域を関心領域としてその内側のみの断層像を再構成演算するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
  4. 上記画像処理手段は、内部にX線の透過しやすい部位を備えた被写体の撮影に際して、被写体像を包含する閉ループに加え、その閉ループ内に位置してX線の透過しやすい部位を包含する第2の閉ループを自動形成する機能を備え、上記再構成演算手段は、これら2つの閉ループで囲まれた環状の領域を関心領域としてその領域内のみの断層像を再構成演算するように構成されていることを特徴とする請求項に記載のX線CT装置。
  5. 上記回転ステージ上の被写体を上記回転軸に沿った方向から撮影する光学カメラと、その光学カメラによる被写体の外観像を表示する表示手段を備え、上記描画手段もしくは画像処理手段は、上記予備的に再構成演算された断層像に代えて、上記表示手段により表示されている被写体の外観像上で閉ループを描画もしくは自動形成することを特徴とする請求項1、2、3または4のいずれか1項に記載のX線CT装置。
  6. 互いに対向配置されたX線源とX線検出器の間に、被写体を保持してX線光軸に直交する回転軸を中心として回転する回転ステージが配置されているとともに、その回転ステージを回転させつつ所定の角度ごとに取り込んだ被写体のX線透過データを用いて、上記回転軸に直交する平面に沿った被写体の複数の断層像からなる3次元像を再構成する再構成演算手段を備えたX線CT装置において、
    上記X線透過データを用いて予備的に再構成演算された3次元像上で、被写体像を囲む形状の3次元領域を指定する3次元領域指定手段を備え、上記再構成演算手段は、その指定された3次元領域を関心領域としてその内側のみの断層像を再構成演算することを特徴とするX線CT装置。
  7. 上記指定手段に代えて、上記予備的に再構成演算された3次元像のうちの任意の断層像上で被写体の輪郭を囲む形状の閉ループを描画する描画手段と、その閉ループを断面輪郭とする柱体の上記回転軸方向への高さを設定するスライス範囲設定手段を有し、上記再構成演算手段は、その柱体の内側領域のみの断層像を再構成演算することを特徴とする請求項6に記載のX線CT装置。
  8. 請求項7に記載の描画手段に代えて、上記予備的に再構成演算された3次元像のうちの任意の断層像上で、その輝度情報をもとに、被写体の輪郭を囲む形状の閉ループを自動的に形成する画像処理手段を備え、上記スライス範囲設定手段はその自動的に形成された閉ループを断面輪郭とする柱体の高さを設定することを特徴とする請求項7に記載のX線CT装置。
  9. 上記画像処理手段に代えて、上記予備的に再構成演算された3次元像を構成する全断層像のそれぞれの輝度情報をもとに、全断層像上の被写体の輪郭を囲む形状の閉ループを自動的に形成する画像処理手段を備えていることを特徴とする請求項8に記載のX線CT装置。
  10. 上記回転ステージ上の被写体を上記回転軸に沿った方向から撮影する光学カメラと、その光学カメラによる被写体の外観像を表示する表示手段を備え、請求項7に記載の描画手段もしくは請求項8に記載の画像処理手段は、上記予備的に再構成演算された3次元像のうちの任意の断層像に代えて、上記表示手段により表示されている被写体の外観像上で閉ループを描画もしくは自動形成することを特徴とする請求項7または8に記載のX線CT装置。
  11. 上記描画手段は、上記閉ループの内側に任意形状の第2の閉ループを描画する機能を備え、上記スライス範囲指定手段は、これら2つの閉ループで囲まれた領域を断面輪郭とする筒体の上記回転軸方向への高さを設定し、上記再構成演算手段は、その筒体内の領域のみの断層像を再構成演算することを特徴とする請求項7または10に記載のX線CT装置。
  12. 上記画像処理手段は、内部にX線の透過しやすい部位を備えた被写体の撮影に際して、被写体の輪郭を囲む形状の閉ループに加え、その閉ループ内に位置してX線の透過しやすい部位を包含する第2の閉ループを自動形成する機能を備え、上記スライス範囲設定手段は、これら2つの閉ループで囲まれた領域を断面輪郭とする筒体の上記回転軸方向への高さを設定し、上記再構成演算手段は、その筒体内の領域のみの断層像を再構成演算することを特徴とする請求項8または9に記載のX線CT装置。
  13. 上記予備的に再構成演算される断層像は、上記X線検出器により検出されるX線透過データのマトリクス数およびビュー数を間引いて再構成演算されることを特徴とする請求項1、2、4、5、6、7、8、9、または12に記載のX線CT装置。
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