JP4600490B2 - 積層型電子部品の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、積層型電子部品の製造方法に係り、さらに詳しくは、プレス金型から加圧後のグリーンシート積層体を取り出す際に、積層体を破損させることなく極めて容易に積層体をプレス金型から取り出すことができる積層型電子部品の製造方法に関する。
たとえば積層セラミックコンデンサなどの積層型電子部品は、内部電極パターンが形成されたセラミックグリーンシートを、多数重ね合わせて積層し、この積層体をプレス金型で加圧する工程を得て製造される。ところが、グリーンシートの積層体をプレス金型で加圧した後に積層体を取り出す際に、プレス金型との接触面で積層体が貼り付き、無理に積層体を取り出すと、積層体が破損したり、変形したりするなどの不都合がある。
このような不都合を防止するために、たとえば下記の特許文献1および特許文献2では、プレス金型と積層体との間に、離型シートや離型フィルムなど(以下、離型シート)を介在させている。しかしながら、このように離型シートを介在させる方法では、これらの離型シートを、グリーンシートとは別に準備する必要があり、工程が煩雑である。
また、積層体の加圧毎に、離型シートを準備し、廃棄するのでは、材料の無駄であると共に、環境への問題も懸念される。また、離型シートの交換のための自動化も必要になり設備費が嵩むと言う問題もある。
特開平7−101690号公報 特開平8−167538号公報
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、プレス金型から加圧後のグリーンシート積層体を取り出す際に、積層体を破損させることなく極めて容易に積層体をプレス金型から取り出すことができ、しかも材料の無駄が無く、環境保全にも寄与し、自動化も容易な積層型電子部品の製造方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係る積層型電子部品の製造方法は、
積層体を構成する複数のグリーンシートの内で、プレス金型に接する少なくとも一枚の第1グリーンシートの接着力を、当該第1グリーンシートと共に積層される他の第2グリーンシートに比較して、弱くする工程と、
前記プレス金型の上で前記積層体を加圧する工程と、
加圧後の前記積層体を前記プレス金型から取り出す工程と、を有する。
本発明に係る積層型電子部品の製造方法では、プレス金型に接する少なくとも一枚の第1グリーンシートの接着力が、他の第2グリーンシートに比較して、弱くされている。そのために、加圧後の積層体におけるグリーンシート相互の接着力は十分でありながら、プレス金型から加圧後の積層体を取り出す際に、積層体を破損させることなく極めて容易に積層体をプレス金型から取り出すことができる。
しかも本発明の方法では、剥離シートを用いないので、材料の無駄が無く、環境保全にも寄与する。また、剥離シートの交換も必要がないために、グリーンシートの積層体の加圧の自動化も容易である。
好ましくは、前記第1グリーンシートの乾燥条件を、前記第2グリーンシートに対して異ならせる。乾燥条件を異ならせることで、第1グリーンシートの接着力を、第2グリーンシートに比較して弱くすることが可能である。
たとえば前記第1グリーンシートを前記プレス金型に接触させた状態で加熱して乾燥させ、その後に、前記第2グリーンシートを積層することで、第1グリーンシートの乾燥量が第2グリーンシートに比較して多くなり、第1グリーンシートの接着力が相対的に低くなる。しかも、その場合には、単に第1グリーンシートを金型に接触させて乾燥させるのみで良く、従来の工程を大幅に変更することなく、大きな効果を得ることができる。
また、前記プレス金型に積層させる前に、前記第1グリーンシートと第2グリーンシートとを異なる条件で乾燥させることでも、第1グリーンシートの接着力を、第2グリーンシートに比較して弱くすることが可能である。
あるいは、前記第1グリーンシートの厚みを前記第2グリーンシートの厚みに比較して薄くすることで、第1グリーンシートの接着力を、第2グリーンシートに比較して弱くすることが可能である。
あるいは、前記第1グリーンシートに含まれる可塑剤の量を、前記第2グリーンシートに含まれる可塑剤の量に比較して少なくすることで、第1グリーンシートの接着力を、第2グリーンシートに比較して弱くすることが可能である。
あるいは、前記第1グリーンシートに含まれる可塑剤の種類を、前記第2グリーンシートに含まれる可塑剤の種類と異ならせることで、第1グリーンシートの接着力を、第2グリーンシートに比較して弱くすることが可能である。
あるいは、前記第1グリーンシートに含まれる樹脂の量を、前記第2グリーンシートに含まれる樹脂の量に比較して少なくすることで、第1グリーンシートの接着力を、第2グリーンシートに比較して弱くすることが可能である。
さらには、前記第1グリーンシートに含まれる樹脂のガラス転移温度Tgを、前記第2グリーンシートに含まれる樹脂のガラス転移温度Tgよりも高くすることでも、第1グリーンシートの接着力を、第2グリーンシートに比較して弱くすることが可能である。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る方法により製造される積層セラミックコンデンサの概略断面図、
図2は図1に示す積層セラミックコンデンサの製造過程を示す第1グリーンシートの要部断面図、
図3は図2の続きの工程を示す要部断面図、
図4は図3の続きの工程を示す要部断面図である。
第1実施形態
まず、本発明の実施形態に係る方法により製造される積層型電子部品の一実施形態として、積層セラミックコンデンサの全体構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る積層セラミックコンデンサ2は、コンデンサ素体4と、第1端子電極6と第2端子電極8とを有する。コンデンサ素体4は、内部電極層12を有し、内部電極層は内側誘電体層10の間に交互に積層してある。
コンデンサ素体4は、その積層方向の両端面に、外側誘電体層14を有する。交互に積層される一方の内部電極層12は、コンデンサ素体4の第1端部の外側に形成してある第1端子電極6の内側に対して電気的に接続してある。また、交互に積層される他方の内部電極層12は、コンデンサ素体4の第2端部の外側に形成してある第2端子電極8の内側に対して電気的に接続してある。
これらの内側誘電体層10および外側誘電体層14の材質は、特に限定されず、たとえばチタン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウムおよび/またはチタン酸バリウムなどの誘電体材料で構成される。各内側誘電体層10の厚みは、特に限定されないが、数μm〜数十μmのものが一般的である。また、外側誘電体層14からなる外層部の厚みは、特に限定されないが、好ましくは10〜200μmの範囲である。
端子電極6および8の材質も特に限定されないが、通常、Ni,Pd,Ag,Au,Cu,Pt,Rh,Ru,Ir等の少なくとも1種、又はそれらの合金を用いることができる。通常は、Cu,Cu合金、Ni又はNi合金等や、Ag,Ag−Pd合金、In−Ga合金等が使用される。端子電極6および8の厚みも特に限定されないが、通常10〜50μm程度である。なお、端子電極6および8には、さらに、Niめっき、Snめっきが順に施されていても良い。
積層セラミックコンデンサ2の形状やサイズは、目的や用途に応じて適宜決定すればよい。積層セラミックコンデンサ2が直方体形状の場合は、通常、縦(0.2〜5.7mm)×横(0.1〜5.0mm)×厚み(0.1〜3.2mm)程度である。
次に、本発明の一実施形態としての積層セラミックコンデンサ2の製造方法について説明する。
まず、図1に示す誘電体層10および14となる誘電体用ペーストを準備する。誘電体用ペーストは、通常、セラミック粉末と有機ビヒクルとを混練して得られた有機溶剤系ペースト、または水系ペーストで構成される。本実施形態では、これらのペーストは、有機溶剤系ペーストであることが好ましい。
なお、有機ビヒクルとは、バインダを有機溶剤中に溶解したものである。有機ビヒクルに用いるバインダは特に限定されず、エチルセルロース、ポリビニルブチラール等の通常の各種バインダから適宜選択すればよい。
また、図1に示す内部電極層12を形成するための内部電極用ペーストは、各種導電性金属や合金からなる導電材、あるいは焼成後に導電材となる各種酸化物、有機金属化合物、レジネート等と、上記した有機ビヒクルとを混練して調製する。なお、内部電極用ペーストには、必要に応じて、共材としてセラミック粉末が含まれていても良い。共材は、焼成過程において導電性粉末の焼結を抑制する作用を奏する。
次に、上記の誘電体用ペーストを用いて、図2〜図4に示す外側グリーンシート14a1〜14a4および内側グリーンシート10aを、たとえばドクターブレード法などで可撓性支持体上に塗布後、約80℃、10秒の条件にて乾燥することによってそれぞれ形成する。外側グリーンシート14a1〜14a4は、焼成後に、図1に示す外側誘電体層14となる部分であり、内側グリーンシート10aは、焼成後に内側誘電体層10となる部分である。これらの外側グリーンシート14a1〜14a4と内側グリーンシート10aとは、同じ誘電体用ペーストを用いて形成されても良いし、異なる誘電体用ペーストを用いて形成されても良い。
なお、図4では、片側で二枚の外側グリーンシート14a1,14a2または14a3,14a4のみが図示してあるが、より多数の外側グリーンシートが積層してあっても良い。また、内側グリーンシート10aに関しても、図示より多数のグリーンシートが積層してあっても良い。
内側グリーンシート10aの各表面には、上記の内部電極用ペーストを用いてスクリーン印刷などにより、内部電極パターン12aが形成される。図3に示すように、内部電極パターン12aが形成された内側グリーンシート10aは交互に積層され、最終的には、図4に示すように、内側グリーンシート10aの積層方向の上下には、外側グリーンシート14a1,14a2,14a3,14a4が積層される。
この実施形態では、図2に示すように、まず、同時に形成されて同様な乾燥条件で乾燥された複数の外側グリーンシート14a1,14a2,14a3,14a4のうちの一つ以上の外側グリーンシート14a1のみが、プレス金型25における下型20の表面21に設置される。下型20には、外側グリーンシート14a1を吸着するための吸引孔22が形成してある。
この状態で、外側グリーンシート14a1のみをさらに乾燥させる。たとえば下型20が仮プレス金型の下型であれば、プレス時には、約40°Cの加熱を行いながらプレスを行うので、その下型20には、約40°Cの加熱を行うための加熱装置が具備してある。そこで、その加熱装置を用いて、外側グリーンシート14a1のみを、たとえば約40°Cおよび約30秒の条件で、乾燥させる。なお、外側グリーンシート14a1のみを乾燥させるための温度や時間は、適宜変更することが可能である。この乾燥処理の結果、外側グリーンシート14a1の接着力は、他と比べて5〜80%程度に著しく低下する。
次に、図3に示すように、乾燥した外側グリーンシート14a1の上に、別の外側グリーンシート14a2と、その他の図示省略してある外側グリーンシートを積層させる。その上に、内部電極パターン12aが形成された内側グリーンシート10aを積層させる。積層は、グリーンシートを一層毎に下型20の上に移送して積層しても良いし、別のプレス金型で複数枚のグリーンシートを積層した積層体ユニットを、この下型20の上に移送して積層しても良い。
いずれにしても、下型20の上で乾燥させた外側グリーンシート14a1の上に、図3に示すように、別の外側グリーンシート14a2および/または内側グリーンシート10aなどを積層させる。これらの別の外側グリーンシート14a2および/または内側グリーンシート10aは、下型20の上で乾燥させた外側グリーンシート14a1に比較して、接着力が強い。
下型20および上型24が仮プレス金型である場合には、仮プレス処理は、グリーンシートが複数枚ごとに、たとえば8〜9枚ごとに行われる。仮プレス時に下型20に対して上型24から積層体に加えられる加圧力は、特に限定されないが、たとえば1〜10kgf/cm2 程度である。仮プレスでは、最終的に20〜数千層のグリーンシートが積層される。仮プレスされたグリーンシートの積層体は、次に、同じプレス金型で本プレスされる。あるいは、図4に示すように、仮プレスが終了したグリーンシートの積層体4aは、次に、本プレス金型25aの下型20aの上に移送されて設置される。
本プレス金型25aでは、下型20aと上型20bとの間で、積層体4aに、好ましくは10〜30kgf/cm2 の加圧力を加える。その時の加熱温度は、特に限定されないが、たとえば約70°Cである。
本プレス工程が終了した積層体4aは、その後に切断とされてグリーンチップとなる。その後、グリーンチップは、脱バインダ処理および焼成処理が施され、焼結体チップとなる。脱バインダ処理および焼成処理の諸条件は特に限定されないが、焼成温度としては、たとえば1000〜1400°Cである。
その後に、焼結体チップに、図1に示す第1および第2端子電極6および8となる電極ペーストを塗布し、焼き付け処理を行う。焼き付け処理時の温度条件などは、特に限定されない。
本実施形態に係る方法では、プレス金型25,25aの下型20または20aに接する少なくとも一枚の外側グリーンシート14a1の接着力が、他のグリーンシート14a2,10a,14a3,14a4に比較して、弱くされている。そのために、加圧後の積層体4aにおけるグリーンシート相互の接着力は十分でありながら、プレス金型25,25aの下型20,20aから加圧後の積層体4aを取り出す際に、積層体4aを破損させることなく極めて容易に取り出すことができる。
なお、本実施形態では、図4に示す積層体4aにおける上型24aとの接触する外側グリーンシート14a4の接着力は、他のグリーンシート14a2,10a,14a3の接着力と同等である。しかしながら、積層方向の上側に位置する外側グリーンシート14a4は、上型24aに対して付着することは少ない。これは、たとえば図3に示すように、上側に位置するグリーンシートは、それらの下側に間欠的に配置される内部電極パターン12aの影響で表面が凹凸になるためと考えられる。凹凸表面のグリーンシートは、上型24,24aに対して付着しにくい。
従来、問題となっていたのは、積層方向の最も下側に位置する外側グリーンシート14a1と下型20または20aとの付着による不都合である。しかしながら、本実施形態では、下型20または20aに接する少なくとも一枚の外側グリーンシート14a1の接着力が、他のグリーンシート14a2,10a,14a3,14a4に比較して、弱くされている。このために、積層体4aを破損させることなく極めて容易に取り出すことができる。
しかも本実施形態の方法では、剥離シートを用いないので、材料の無駄が無く、環境保全にも寄与する。また、剥離シートの交換も必要がないために、グリーンシートの積層体の加圧の自動化も容易である。
さらに、この実施形態では、単に最も下側に位置する外側グリーンシート14a1を下型20に接触させて乾燥させるのみで良く、従来の工程を大幅に変更することなく、大きな効果を得ることができる。
第2実施形態
本発明の第2実施形態では、図2に示すプレス金型25に積層させる前に、最も下側に積層されるべき外側グリーンシート14a1のみを、予め、他のグリーンシート14a2,10a,14a3,14a4に比較して、異なる条件で乾燥させる。すなわち、外側グリーンシート14a1の接着力が、他のグリーンシート14a2,10a,14a3,14a4に比較して、弱くなるような乾燥条件で乾燥させる。このように乾燥条件を異ならせることでも、外側グリーンシート14a1の接着力を、他のグリーンシート14a2,10a,14a3,14a4に比較して弱くすることも可能である。
具体的には、外側グリーンシート14a1のみを、予め、他のグリーンシート14a2,10a,14a3,14a4に比較して、高い乾燥温度および/または長い乾燥時間で乾燥させる。さらに具体的には、誘電体ペーストの乾燥を約90℃、5秒の条件にて行い、グリーンシートを形成する。その他の構成および作用効果は、前述した第1実施形態の場合と同様である。
第3実施形態
本発明の第3実施形態では、最も下側に積層されるべき外側グリーンシート14a1の厚みを、その他の外側グリーンシート14a2の厚みに比較して薄くする。具体的には、外側グリーンシート14a1の厚みを、その他の外側グリーンシート14a2の厚みに比較して、20〜80%程度に薄くする。より具体的に、外側グリーンシート14a2の厚みが5〜15μmであれば、外側グリーンシート14a1の厚みを、1〜12μmとする。シートを薄く形成するためには、ドクターブレードの吐き出し量を変更したり、誘電体ペースト塗布時のフィルムの進行速度を速めたりすればよい。
このように同じ外側グリーンシートにおいて、厚みを異ならせることでも、外側グリーンシート14a1の接着力を、他のグリーンシート14a2,10a,14a3,14a4に比較して弱くすることも可能である。その他の構成および作用効果は、前述した第1実施形態の場合と同様である。また、シートの厚みが小さいため、乾燥しやすく接着力の調整を容易に行なうことができる。
第4実施形態
本発明の第4実施形態では、図2に示すプレス金型25に積層させる前に、最も下側に積層されるべき外側グリーンシート14a1のみを、予め、他の外側グリーンシート14a2,14a3,14a4に比較して、可塑剤の量を少なくしたペーストで形成してある。すなわち、外側グリーンシート14a1の接着力が、他のグリーンシート14a2,10a,14a3,14a4に比較して、弱くなるような可塑剤の量の誘電体ペーストで、外側グリーンシート14a1を形成する。このように可塑剤の量を異ならせることでも、外側グリーンシート14a1の接着力を、他のグリーンシート14a2,10a,14a3,14a4に比較して弱くすることも可能である。
具体的には、外側グリーンシート14a1を構成する誘電体ペーストに含まれる可塑剤の量を、その他の同様な外側グリーンシート14a2,14a3,14a4に比較して、30〜95%と少なくする。可塑剤としては、たとえば沸点が384°C程度のDOP(フタル酸ジオクチル)、BBP(フタル酸ブチルベンジル)、DOA(アジピン酸ジオクチル)などが例示される。その他の構成および作用効果は、前述した第1実施形態の場合と同様である。
第5実施形態
本発明の第5実施形態では、図2に示すプレス金型25に積層させる前に、最も下側に積層されるべき外側グリーンシート14a1のみを、予め、他の外側グリーンシート14a2,14a3,14a4に比較して、可塑剤の種類を変化させたペーストで形成してある。すなわち、外側グリーンシート14a1の接着力が、他のグリーンシート14a2,10a,14a3,14a4に比較して、弱くなるような可塑剤の種類の誘電体ペーストで、外側グリーンシート14a1を形成する。このように可塑剤の種類を異ならせることでも、外側グリーンシート14a1の接着力を、他のグリーンシート14a2,10a,14a3,14a4に比較して弱くすることも可能である。
具体的には、外側グリーンシート14a1を構成する誘電体ペーストに含まれる可塑剤の種類を、BBPとし、それに対応して、その他の同様な外側グリーンシート14a2,14a3,14a4を構成する誘電体ペーストに含まれる可塑剤の種類を、DOPとする。あるいは、外側グリーンシート14a1を構成する誘電体ペーストに含まれる可塑剤の種類を、DBP(フタル酸ジブチル)とし、それに対応して、その他の同様な外側グリーンシート14a2,14a3,14a4を構成する誘電体ペーストに含まれる可塑剤の種類を、DOPとする。あるいは、外側グリーンシート14a1を構成する誘電体ペーストに含まれる可塑剤の種類を、DEP(フタル酸ジエチル)とし、それに対応して、その他の同様な外側グリーンシート14a2,14a3,14a4を構成する誘電体ペーストに含まれる可塑剤の種類を、DOPとする。その他の構成および作用効果は、前述した第1実施形態の場合と同様である。
第6実施形態
本発明の第6実施形態では、図2に示すプレス金型25に積層させる前に、最も下側に積層されるべき外側グリーンシート14a1のみを、予め、他の外側グリーンシート14a2,14a3,14a4に比較して、バインダ樹脂の量を少なくしたペーストで形成してある。すなわち、外側グリーンシート14a1の接着力が、他のグリーンシート14a2,10a,14a3,14a4に比較して、弱くなるようなバインダ樹脂の量の誘電体ペーストで、外側グリーンシート14a1を形成する。このようにバインダ樹脂の量を異ならせることでも、外側グリーンシート14a1の接着力を、他のグリーンシート14a2,10a,14a3,14a4に比較して弱くすることも可能である。
具体的には、外側グリーンシート14a1を構成する誘電体ペーストに含まれるバインダの量を、その他の同様な外側グリーンシート14a2,14a3,14a4に比較して、50〜95%と少なくする。バインダ樹脂としては、たとえばポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、アクリル樹脂などが例示される。その他の構成および作用効果は、前述した第1実施形態の場合と同様である。
第7実施形態
本発明の第7実施形態では、図2に示すプレス金型25に積層させる前に、最も下側に積層されるべき外側グリーンシート14a1のみを、予め、他の外側グリーンシート14a2,14a3,14a4に比較して、バインダ樹脂のTg(ガラス転移温度)を高くしたペーストで形成してある。Tgが高いことによって、シートの接着力が小さくなる。すなわち、外側グリーンシート14a1の接着力が、他のグリーンシート14a2,10a,14a3,14a4に比較して、弱くなるようなTgを持つバインダ樹脂の誘電体ペーストで、外側グリーンシート14a1を形成する。このように最も下側に積層されるべき外側グリーンシートのバインダ樹脂のTgを高くすることでも、外側グリーンシート14a1の接着力を、他のグリーンシート14a2,10a,14a3,14a4に比較して弱くすることも可能である。
具体的には、外側グリーンシート14a1を構成する誘電体ペーストに含まれるバインダ樹脂のTgを、40〜100℃、とし、それに対応して、その他の同様な外側グリーンシート14a2,14a3,14a4を構成する誘電体ペーストに含まれるバインダ樹脂のTgを、外側グリーンシート14a1に含まれるバインダ樹脂のTgよりも1°C以上高くする。樹脂の主成分は、外側および内側ともに同じでも構わない。その他の構成および作用効果は、前述した第1実施形態の場合と同様である。なお、バインダ樹脂におけるTgの調整は、樹脂のブチラール基の数や重合度などによって行われる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変することができる。
たとえば、本発明の方法は、積層セラミックコンデンサに限らず、その他の電子部品に適用することが可能である。
以下、本発明を、より詳細な実施例に基づき説明する。
実施例1
この実施例1は、上述した第1実施形態に対応し、図2に示すように、可撓性支持シートから剥離した厚み7μmのグリーンシート14a1を、プレス金型25の上で、40°Cおよび30秒の条件で加熱し、その後に、図3に示すグリーンシート14a2を、30秒よりも短い1秒間隔で、50枚積層し、プレス処理を行い、グリーンシートの積層体を得た。
これらのグリーンシート14a1,14a2に含まれるバインダ樹脂としては、ポリビニルブチラール樹脂が用いられ、そのガラス転移温度Tgは、下記の表1および表2に示すように、67°Cであり、セラミック粉末100重量部に対する樹脂量は5.5重量%であった。また、これらのグリーンシートに含まれる可塑剤としては、下記の表1および表2に示すように、DOPを用い、その可塑剤の添加量は、バインダ樹脂100重量部に対して、45重量部であった。
図3に示す下型20の表面21に対するグリーンシートの積層体の金型付着を確認したところ、金型付着はなかった。結果を表1に示す。表1において、金型付着がなかったグリーンシートの積層体の試料を○として記載した。また、金型付着がある場合には、×として記載した。なお、金型付着が有る無しは、グリーンシートの積層体の重さをm、重力加速度をgとして、金型から積層体を持ち上げるとき、mgの1.5倍以上の力をかけた場合に、金型から完全に剥れたか否か(=付着があるか否か)で判断した。
Figure 0004600490
Figure 0004600490
実施例2
表1に示すように、グリーンシート14a1を、プレス金型25の上で、70°Cおよび30分の条件で加熱した以外は、実施例1と同様にしてグリーンシートの積層体を得た。グリーンシートの積層体の金型付着を確認したところ、金型付着はなかった。結果を表1に示す。
実施例3
この実施例は、上述した第2実施形態に対応し、図2に示すプレス金型25に積層させる前に、最も下側に積層されるべき外側グリーンシート14a1のみを、予め、他のグリーンシート14a2に比較して、異なる条件で乾燥させた。すなわち、可撓性支持シートから剥離する前の状態で、最も下側に積層されるべき外側グリーンシート14a1のみを、予め、90°Cおよび5分の乾燥を行い、その他のグリーンシート14a2に関しては、そのような乾燥を行わなかった。
その後に、これらのグリーンシート14a1,14a2を順次積層し、プレス処理を行い、グリーンシートの積層体を得た。その他の条件は、実施例1と同様である。グリーンシートの積層体の金型付着を確認したところ、金型付着はなかった。結果を表1に示す。
実施例4
この実施例は、上述した第3実施形態に対応し、最も下側に積層されるべき外側グリーンシート14a1の厚みを、4μmとし、その他の外側グリーンシート14a2の厚み7μmに比較して薄くした。これらのグリーンシートの乾燥条件は同じである。その後に、これらのグリーンシート14a1,14a2を順次積層し、プレス処理を行い、グリーンシートの積層体を得た。その他の条件は、実施例1と同様である。グリーンシートの積層体の金型付着を確認したところ、金型付着はなかった。結果を表1に示す。
実施例5
この実施例は、上述した第4実施形態に対応し、最も下側に積層されるべき外側グリーンシート14a1のみを、予め、他の外側グリーンシート14a2に比較して、可塑剤の量を少なくしたペーストで形成した。具体的には、外側グリーンシート14a1の可塑剤量を、バインダ樹脂100重量部に対して、40重量部とし、その他の外側グリーンシート14a2の可塑剤量45重量部よりも少なくした。
これらのグリーンシート14a1,14a2の乾燥条件は同じである。その後に、これらのグリーンシート14a1,14a2を順次積層し、プレス処理を行い、グリーンシートの積層体を得た。その他の条件は、実施例1と同様である。グリーンシートの積層体の金型付着を確認したところ、金型付着はなかった。結果を表1に示す。
実施例6
この実施例は、上述した第5実施形態に対応し、外側グリーンシート14a1を構成する誘電体ペーストに含まれる可塑剤の種類を、BBPとし、それに対応して、その他の同様な外側グリーンシート14a2を構成する誘電体ペーストに含まれる可塑剤の種類を、DOPとした。
これらのグリーンシート14a1,14a2の乾燥条件は同じである。その後に、これらのグリーンシート14a1,14a2を順次積層し、プレス処理を行い、グリーンシートの積層体を得た。その他の条件は、実施例1と同様である。グリーンシートの積層体の金型付着を確認したところ、金型付着はなかった。結果を表1に示す。
実施例7
この実施例は、上述した第6実施形態に対応し、最も下側に積層されるべき外側グリーンシート14a1のみを、予め、他の外側グリーンシート14a2に比較して、バインダ樹脂の量を少なくしたペーストで形成した。すなわち、グリーンシート14a1では、バインダ樹脂の含有量をセラミック粉100重量部に対して5.0重量部とし、グリーンシート14a2では、5.5重量部とした。
これらのグリーンシート14a1,14a2の乾燥条件は同じである。その後に、これらのグリーンシート14a1,14a2を順次積層し、プレス処理を行い、グリーンシートの積層体を得た。その他の条件は、実施例1と同様である。グリーンシートの積層体の金型付着を確認したところ、金型付着はなかった。結果を表1に示す。
実施例8
この実施例は、上述した第7実施形態に対応し、最も下側に積層されるべき外側グリーンシート14a1のみを、予め、他の外側グリーンシート14a2に比較して、バインダ樹脂のTgを高くしたペーストで形成した。すなわち、グリーンシート14a1では、Tgが71°Cであり、グリーンシート14a2では、Tgが67°Cであった。
これらのグリーンシート14a1,14a2の乾燥条件は同じである。その後に、これらのグリーンシート14a1,14a2を順次積層し、プレス処理を行い、グリーンシートの積層体を得た。その他の条件は、実施例1と同様である。グリーンシートの積層体の金型付着を確認したところ、金型付着はなかった。結果を表1に示す。
比較例
グリーンシート14a1を予めプレス金型25の上で加熱しなかった以外は、実施例1と同様にして、グリーンシート14a1および14a2を、順次プレス金型25の上に積層し、プレス処理を行い、グリーンシートの積層体を得た。グリーンシートの積層体の金型付着を確認したところ、金型付着が観察された。結果を表1に示す。
図1は本発明の一実施形態に係る方法により製造される積層セラミックコンデンサの概略断面図である。 図2は図1に示す積層セラミックコンデンサの製造過程を示す第1グリーンシートの要部断面図である。 図3は図2の続きの工程を示す要部断面図である。 図4は図3の続きの工程を示す要部断面図である。
符号の説明
2… 積層セラミックコンデンサ
4… コンデンサ素体
4a… 積層体
6… 第1端子電極
8… 第2端子電極
10… 内側誘電体層
10a… 内側グリーンシート
12… 内部電極層
12a… 内部電極パターン
14… 外側誘電体層
14a1,14a2,14a3,14a4… 外側グリーンシート
20,20a… 下型
22,22a… 上型
25,25a… プレス金型

Claims (6)

  1. 積層体を構成する複数のグリーンシートの内で、プレス金型に接する少なくとも一枚の第1グリーンシートの接着力を、当該第1グリーンシートと共に積層される他の第2グリーンシートに比較して、弱くする工程と、
    前記プレス金型の上で前記積層体を加圧する工程と、
    加圧後の前記積層体を前記プレス金型から取り出す工程と、を有し、
    前記第1グリーンシートを前記プレス金型に接触させた状態で加熱して乾燥させ、その後に、前記第2グリーンシートを積層することで前記第1グリーンシートの接着力をその他の前記第2グリーンシートよりも弱くすることを特徴とする積層型電子部品の製造方法
  2. 積層体を構成する複数のグリーンシートの内で、プレス金型に接する少なくとも一枚の第1グリーンシートの接着力を、当該第1グリーンシートと共に積層される他の第2グリーンシートに比較して、弱くする工程と、
    前記プレス金型の上で前記積層体を加圧する工程と、
    加圧後の前記積層体を前記プレス金型から取り出す工程と、を有し、
    前記第1グリーンシートの厚みを前記第2グリーンシートの厚みに比較して薄くすることで前記第1グリーンシートの接着力をその他の前記第2グリーンシートよりも弱くすることを特徴とする積層型電子部品の製造方法。
  3. 前記第1グリーンシートに含まれる可塑剤の量を、前記第2グリーンシートに含まれる可塑剤の量に比較して少なくする請求項1もしくは2に記載の積層型電子部品の製造方法。
  4. 前記第1グリーンシートに含まれる可塑剤の種類を、前記第2グリーンシートに含まれる可塑剤の種類と異ならせる請求項1〜3のいずれかに記載の積層型電子部品の製造方法。
  5. 前記第1グリーンシートに含まれる樹脂の量を、前記第2グリーンシートに含まれる樹脂の量に比較して少なくする請求項1〜4のいずれかに記載の積層型電子部品の製造方法。
  6. 前記第1グリーンシートに含まれる樹脂のガラス転移温度を、前記第2グリーンシートに含まれる樹脂のガラス転移温度よりも高くする請求項1〜5のいずれかに記載の積層型電子部品の製造方法。
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