JP4597275B2 - 音源をスピーカへ投射する方法及び装置 - Google Patents
音源をスピーカへ投射する方法及び装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4597275B2 JP4597275B2 JP52100498A JP52100498A JP4597275B2 JP 4597275 B2 JP4597275 B2 JP 4597275B2 JP 52100498 A JP52100498 A JP 52100498A JP 52100498 A JP52100498 A JP 52100498A JP 4597275 B2 JP4597275 B2 JP 4597275B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker
- sound source
- function
- sound
- audio signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04S—STEREOPHONIC SYSTEMS
- H04S1/00—Two-channel systems
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04S—STEREOPHONIC SYSTEMS
- H04S1/00—Two-channel systems
- H04S1/002—Non-adaptive circuits, e.g. manually adjustable or static, for enhancing the sound image or the spatial distribution
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Stereophonic System (AREA)
Description
本発明は、特に音源の空間再生を可能にするために音源をスピーカへ投射する方法及び装置に関する。
【0002】
従来技術
MPEG−2規格ISO13818より、オーディオ再生のためのマルチチャネルステレオ、サラウンド音声とも称される、による空間表現を目標とすることが既知である。マルチチャネル音声にはこの場合は6つのチャネルが設けられ、そのうち3つのチャネル(左、中央、右)は聴取者の前方の空間に配置され、2つのチャネル(左サラウンド、右サラウンド)は聴取者の後方の空間に配置され、第6のチャネルは特殊効果用の低ピッチのトーンを再生するために設けられる。音声チャネルは、MPEG−1オーディオ信号との逆互換性を確実にするため、及び完全なサラウンド音声スピーカ形態ではなく1対のスピーカのみが存在する場合に充分な再生を可能とするために、マトリックス化されている。この場合、計算されたステレオ信号はMPEG−1互換性ステレオ信号として伝送され、残る信号は追加的なデータとして伝送される。
【0003】
発明
本発明は、仮想音源の空間再生のための方法を特定することを目的とする。この目的は請求項1に特定される方法によって達成される。
【0004】
本発明は、本発明による方法を適用するための装置を特定することを目的とする。この目的は請求項8に記載される装置によって達成される。
【0005】
オーディオ信号を再生するために、後者の周波数は存在するスピーカの位置へ投射されねばならない。例として以下の幾つかの投射が挙げられる。
(a)モノ信号を1対のステレオスピーカへ投射する。
(b)3/2信号(前方の3つのスピーカ/後方の2つのスピーカ)を2/2スピーカ配置へ投射する。
(c)3m離れており、左30°、上方10°の位置の信号を、8つのスピーカが2mの距離で夫々45°の間隔で配置されるスピーカリング上に投射する。
(d)室内の2つの音源を2つのスピーカへ投射する。
【0006】
オーディオ信号の伝送のためには特定の形態の上に固定されねばならないことは望ましくない。しかしながら、可能な組合せが限りなくあるという問題がある。
【0007】
原理的には、音源をスピーカ上へ投射するための本発明による方法は、上記音源は音響オブジェクトとして解釈され、音響オブジェクトは、音源にオーディオ信号と上記音源の仮想の空間位置を指定する空間情報の項目とが割り当てられて構成されることからなる。
【0008】
有利には、オーディオ信号は、音響オブジェクトを再生するために、空間情報の関連する項目の関数として処理される。
【0009】
この場合、望ましくはスピーカの空間位置は更に考慮され、音源とスピーカとの間の仮想距離は空間情報とスピーカの位置とから計算され、音響オブジェクトのために各スピーカに対してオーディオ信号の別々の処理が行われる。
【0010】
更に、上記オーディオ信号を処理するときに、以下のパラメータ、即ち、例えばダンピング又は回折といった振幅減衰と、
様々な音響オブジェクト及びスピーカに対する異なる伝搬時間と、
外耳関数による空間配置上のスピーカレベルの依存の考慮とのうちの1つ以上が考慮されることが有利である。
【0011】
この場合、オーディオ信号の処理は、上記パラメータの周波数依存性が考慮されれば更に改善される。
【0012】
上記パラメータを考慮するために必要とされる数学的関数、例えば減衰関数は、距離及び/又は偏向角の関数として伝送及び/又は記憶される。
【0013】
音響オブジェクトのデータが、MPEG−4規格に従って圧縮データストリームによって記憶及び/又は伝送されれば特に有利である。
【0014】
原理的には、音源をスピーカ上へ投射するための本発明による装置は、オーディオ信号と共に伝送された空間情報の項目及びスピーカの実際の位置から仮想音響オブジェクトと夫々のスピーカとの間の距離を計算する算術ユニットが設けられることからなる。
【0015】
この場合、上記夫々のスピーカの位置及び/又はパラメータを考慮するための数学的関数が記憶されるべきメモリが設けられることが望ましい。
【0016】
nの音響オブジェクト及びkのスピーカに対してn×kのアクチュエータ(7,8,9)が設けられ、アクチュエータは上記スピーカのうちのいずれか1つを参照して音響オブジェクトの処理を実行することが有利である。
【0017】
この場合、上記パラメータの周波数依存性は上記アクチュエータによっても考慮され、信号はまずスプリットフィルタ(10)によって周波数帯域へ分割され、個々の周波数帯域は次に個々に処理され、続いて上記処理された周波数帯域はマージフィルタ(12)によって再結合される。
【0018】
上記スプリットフィルタ及び/又は上記マージフィルタが、いかなる場合も存在するオーディオデコーダの一部である場合、特に有利である。
【0019】
更に、上記スピーカの位置を測定するために使用される1つ以上の指向性マイクロホンが設けられることが望ましい。
【0020】
上記指向性マイクロホンは遠隔制御装置の中に統合されることが望ましい。
【0021】
図面
以下、本発明の典型的な実施例を図面を参照して説明し、図中、
図1は存在するスピーカ対へ投射されるべき仮想音源を示す図であり、
図2は音声路を計算するモデルの図式的表現を示す図であり、
図3は説明されるモデルの表現回路のブロック図を示す図であり、
図4は本発明によるオーディオデコーダの一部を示す図である。典型的な実施例
典型的な問題は図1に示される。2つの仮想音源3、即ちバイオリン及びトランペットは、聴取者1がバイオリン及びトランペットが図1中に示される空間位置に配置されるような印象を受けるよう、存在する1対のスピーカ2に投射されるべきである。
【0022】
以下の観察に基づいて、かかる投影用のモデルを形成することができる。人物は、複数の開放された窓を有する部屋の中にいる。部屋の外側には、ストリートミュージシャン、自動車の警笛等といった様々な音源、以下音響オブジェクトとも称される、が存在する。人物は、様々な音源が見えなくとも実質的に音響的に音源の場所が分かる。これは様々な窓を通る音声路が異なるためである。以下説明されるモデルは、各窓をスピーカによって置き換えることに基づく。スピーカが正しく作動しているとすると、同一の音場が生じ、従って同様に音響オブジェクトの場所が分かることが可能なはずである。
【0023】
図2はモデルの図式的表現を示す図である。聴取者1は任意の形状の部屋の中におり、この部屋は吸収体材料からなる壁5を有し、従って外部から音声が通過せず、部屋の内部で反射が生じない。音源3は、基本的には部屋の外側に配置される。スピーカ又は窓は、部屋の壁の孔6によって考慮される。これにより、音源3から聴取者1へ様々なスピーカ又は窓開口6を通じた様々な音声路4を生成する。音声はこの場合、各音声路がそれ自体の特徴を有するが全てのスピーカ又は窓開口を通って部屋に進入する。
【0024】
図3はその中でモデルが変換されるべき表現回路のブロック図を示す図である。2つの音響オブジェクト3、即ちバイオリン及びトランペットはこの場合は、3つの存在するスピーカ上へ投射される。夫々の仮想音声路に従った駆動を可能とするため、各音響オブジェクトに対して、オーディオ信号はこの音響オブジェクトの仮想空間位置と各スピーカの実際の位置との関数として処理される。nの音響オブジェクトとkのスピーカとして一般化すると、n×kのアクチュエータが使用されることを意味する。この場合、仮想音声路に従って夫々のアクチュエータの中の1つ以上の以下のパラメータ7,8,9が考慮される。振幅を正しく駆動するために、後者はまず路の長さの関数として計算されねばならない。更に、空気による減衰又は吸収に対する考慮がなされねばならない。この場合、音源の種類、又は空気の減衰に依存して異なる関数が考慮されねばならない。従って球状音源は距離の平方によってその音響パワーを失い、即ち受信されるパワーは以下の式、
受信されるパワー(r):=送信される電力/r2
によって与えられる。
【0025】
これに対して、例えば列車又は道路といった円筒状音源は、単純な距離によってその音響パワーを失う。夫々の関数はこの場合は表現回路の中に記憶されうるが、同様に送信され信号と共に記憶されうる。これらは同様に夫々のアプリケーション又はユーザによって決定されうる。更に、スピーカ又は窓開口において生ずる回折を考慮することもまた可能である。これらの回折効果を正確に考慮することを可能にするために、回折は、周波数及び位相を考慮して特定の孔の幾何形状によって全ての音声路の総和によって計算されねばならない。これにより近似的には、低い周波数では入射角とは独立に全ての方向に伝搬が生じ、一方、高い周波数ではオーディオ信号の振幅は夫々の孔への入る方向と出る方向との間の角度の関数である。近似式は計算上の費用を減少するために使用されうる。かかる式はまた、減衰の場合について上述されたように、同時に送信されうるか、又はアプリケーション又はユーザによって設定されうる。回折効果は周波数に依存するため、回折減衰を正確に計算することが可能であるためにはこの周波数への依存を考慮することが必要である。これを技術的に実現するには、決められたグループの遅延時間を有するフィルタを使用するか、又は信号を周波数帯域へ分割しそれらを個々に処理することが必要である。
【0026】
図4に示されるように、この場合、スプリットフィルタ10によって分割を行うことができ、それに続き様々なアクチュエータ11によって処理が実行され、最後に処理された信号はマージフィルタ12によって再結合される。特にMPEG,AC3,又はATRAC信号の場合はこれらの処理は周波数ドメインで実行され、このために既にスプリットフィルタが設けられているため、MPEG,AC3,又はATRAC信号用の典型的なオーディオデコーダへ統合されえ、結果として追加的なスプリットフィルタを設ける必要はない。
【0027】
更なるパラメータは信号の伝搬時間(遅延)である。ここでは原理的に、最初に耳に当たる音波が決定的に方向の認知に関与することが適用できる。路の長さがrであり、音の平均速度cが約340m/sであるとき、
遅延(r):=r/c
であることが成立する。
【0028】
この場合、長さrはスピーカと聴取者との間の最短距離ほど短くされうる。これは表現ユニットの中の記憶要件を減少させる。
【0029】
音源と人間の鼓膜との間には、方向及び周波数に依存する伝達関数、或いは外耳関数と称される、が存在する。簡単に述べると、前方からの音は後方からの音とは異なって耳の筋肉によってフィルタされる。
【0030】
角度xに位置決めされる仮想音源を角度zで設けられるスピーカによって放射することが所望であれば、外耳関数が考慮されるべきである。これは、仮想位置及びスピーカ位置の間の差分レベル信号が決定され、信号が適当にフィルタリングされることを要求する。外耳関数は全ての人に対して同じではないため、特に良好な補正のためにユーザは様々な外耳関数から選択することが可能であることが考えられる。
【0031】
ここではまた、フィルタはオーディオデコーダの周波数面の中のアクチュエータによって実現されうる。
【0032】
実際のスピーカの位置は、仮想音響オブジェクトと実際のスピーカとの間の路の長さを決めるよう決定されねばならない。このために様々な方法が考えられる。従って、ユーザはメートル定規等を使用して夫々のスピーカ筐体の位置の空間座標を測定することができ、対応する距離データを表現回路へ中継する入力装置へ入力することができる。入力はここでは、適当な装置のキーボード又は遠隔制御装置を使用して実行されえ、また、適当であれば入力データを監視すること、又はユーザがディスプレイ装置又はビュー装置のスクリーン上の表示によって案内されることが可能である。
【0033】
また、ユーザが距離を機械的に測定する必要がないように、1つ以上の指向性マイクロホンによってスピーカシステムを測定することが可能である。指向性マイクロホンからスピーカまでの距離は、この場合、スピーカを通じてパルスを有するテストシーケンスを再生し、伝搬時間を測定することによって決定されうる。個々のスピーカの角度は次に、指向性マイクロホンの指向性特徴によって決定されうる。するとスピーカ形態を自動的に測定することが可能である。特に、この場合、マイクロホンを遠隔制御装置の中に統合することが自明である。
【0034】
仮想の路の長さ全体は、次に仮想音響オブジェクトの位置と、上述のように、夫々のスピーカについて決定された位置から生成される。この場合、2つの位置に対して様々な表現の可能性が考えられる。従って、これは例えば、デカルト座標、即ち空間中の3つの方向全てにおける距離の指定、又は極座標、即ち距離の指定及び水平角、適当であれば垂直角の指定によって実行されうる。
【0035】
殆どの場合にスピーカの位置が不変のままにされねばならない一方で、音響オブジェクトの仮想位置における変化は確かにしばしば生ずる。これは特にオーディオ信号がビデオ信号に伴って再生される場合に当てはまる。従って、例えば長編映画の場合、俳優又は車両はスクリーン上を移動したり、スクリーンから消えたりすることができ、従って空間的な位置を変化させうる。同様に、音声出力を有するコンピュータゲームでは、ゲーム参加者は例えばジョイスティックを使用してプレーヤによって動かされ、ゲーム参加者に割り当てられた音信号の再生はプレーヤによって指令又は変更される位置に従って適合されることが考えられる。
【0036】
本発明は、例えばMPEG−4,MPEG−2又はAC3規格に従ってディジタルオーディオ信号を送信するだけでなく記録及び再生するために使用されうる。これは、例えばCDプレーヤ、DAB又はADR受信器による純粋なオーディオ信号再生、及び例えばDVDプレーヤ又はディジタルテレビジョン受像機におけるビデオ信号に従うオーディオ信号の再生でありうる。更に、この場合テレビ電話又はコンピュータゲームといった相互対話型システムの場合にも考えられる。
Claims (12)
- 音源をスピーカ上へ投射する方法であって、
上記音源を表す音響オブジェクトを受け取る段階であって、該音響オブジェクトは、音源にオーディオ信号と上記音源の仮想の空間位置を指定する空間情報とが割り当てられている段階と、
それぞれの音源の上記空間情報とそれぞれのスピーカの位置情報とを用いて、上記音源と上記スピーカの間の仮想的距離を計算する段階と、
各スピーカに対して別々に計算した仮想距離の関数として上記音響オブジェクトのオーディオ信号を処理する段階と、
を有することを特徴とする方法。 - 上記オーディオ信号を処理するときに、以下のパラメータ、即ち、
例えば減衰又は回折といった振幅減衰と、
様々な音響オブジェクト及びスピーカの異なる伝搬時間と、
外耳関数によるスピーカレベルの空間配置への依存性の考慮とのうちの1つ以上が考慮されることを特徴とする、請求項1記載の方法。 - 上記パラメータの周波数依存性は、オーディオ信号の処理においても考慮されることを特徴とする、請求項2記載の方法。
- 上記パラメータを考慮するために必要とされる数学的関数、例えば減衰関数は、距離及び/又は偏向角の関数として伝送及び/又は記憶されることを特徴とする、請求項3記載の方法。
- 音響オブジェクトのデータは、MPEG−4規格に従って圧縮データストリームによって記憶及び/又は伝送されることを特徴とする、請求項4記載の方法。
- 音源をスピーカ上へ投射する装置であって、
上記音源を表す音響オブジェクトを受け取る受け取り手段であって、該音響オブジェクトは、音源にオーディオ信号と上記音源の仮想の空間位置を指定する空間情報とが割り当てられている受け取り手段と、
それぞれの音源の上記空間情報とそれぞれのスピーカの位置情報とを用いて、上記音源と上記スピーカの間の仮想的距離を計算する計算部と、
n個の音響オブジェクト及びk個のスピーカに対してn×k個のアクチュエータであって、アクチュエータは上記スピーカのうちのいずれか1つを参照して上記計算された仮想距離の関数として音響オブジェクトのオーディオ信号の処理を実行するアクチュエータと、を有することを特徴とする装置。 - アクチュエータは、以下のユニット、即ち、
振幅整合のためのユニットと、
異なる伝搬時間を補正するための時間遅延ユニットと、
外耳関数を考慮するためのユニットとのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする、請求項6記載の装置。 - 上記パラメータの周波数依存性は上記アクチュエータによっても考慮され、信号はまずスプリットフィルタによって周波数帯域へ分割され、個々の周波数帯域は次に個々に処理され、続いて上記処理された周波数帯域はマージフィルタによって再結合されることを特徴とする、請求項7記載の装置。
- 上記スプリットフィルタ及び/又は上記マージフィルタは、いかなる場合も存在するオーディオデコーダの一部であることを特徴とする、請求項8記載の装置。
- 上記夫々のスピーカの位置及び/又はパラメータを考慮するための数学的関数が記憶されるべきメモリが設けられることを特徴とする、請求項6記載の装置。
- 上記スピーカの位置を測定するために使用される1つ以上の指向性マイクロホンが設けられることを特徴とする、請求項8記載の装置。
- 上記指向性マイクロホンは遠隔制御装置の中に統合されることを特徴とする、請求項11記載の装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19646055.7 | 1996-11-07 | ||
DE19646055A DE19646055A1 (de) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | Verfahren und Vorrichtung zur Abbildung von Schallquellen auf Lautsprecher |
PCT/EP1997/005902 WO1998020706A1 (en) | 1996-11-07 | 1997-10-25 | Method and device for projecting sound sources onto loudspeakers |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001503581A JP2001503581A (ja) | 2001-03-13 |
JP4597275B2 true JP4597275B2 (ja) | 2010-12-15 |
Family
ID=7811008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52100498A Expired - Lifetime JP4597275B2 (ja) | 1996-11-07 | 1997-10-25 | 音源をスピーカへ投射する方法及び装置 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6430535B1 (ja) |
EP (1) | EP0938832B1 (ja) |
JP (1) | JP4597275B2 (ja) |
KR (1) | KR100551605B1 (ja) |
CN (1) | CN1116784C (ja) |
AU (1) | AU5188998A (ja) |
BR (1) | BR9712912B1 (ja) |
DE (2) | DE19646055A1 (ja) |
ID (1) | ID21475A (ja) |
WO (1) | WO1998020706A1 (ja) |
Families Citing this family (30)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI116505B (fi) | 1998-03-23 | 2005-11-30 | Nokia Corp | Menetelmä ja järjestelmä suunnatun äänen käsittelemiseksi akustisessa virtuaaliympäristössä |
JP2001224098A (ja) * | 2000-02-14 | 2001-08-17 | Pioneer Electronic Corp | オーディオシステムにおける音場補正方法 |
JP4017802B2 (ja) * | 2000-02-14 | 2007-12-05 | パイオニア株式会社 | 自動音場補正システム |
JP2002199500A (ja) * | 2000-12-25 | 2002-07-12 | Sony Corp | 仮想音像定位処理装置、仮想音像定位処理方法および記録媒体 |
US6889191B2 (en) * | 2001-12-03 | 2005-05-03 | Scientific-Atlanta, Inc. | Systems and methods for TV navigation with compressed voice-activated commands |
US7996232B2 (en) * | 2001-12-03 | 2011-08-09 | Rodriguez Arturo A | Recognition of voice-activated commands |
JP2004072345A (ja) * | 2002-08-05 | 2004-03-04 | Pioneer Electronic Corp | 情報記録媒体、情報記録装置及び方法、情報再生装置及び方法、情報記録再生装置及び方法、コンピュータプログラム、並びにデータ構造 |
AU2003250404A1 (en) | 2002-09-09 | 2004-03-29 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Smart speakers |
JP2006229547A (ja) * | 2005-02-17 | 2006-08-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 音像頭外定位装置及び音像頭外定位方法 |
JP5067595B2 (ja) * | 2005-10-17 | 2012-11-07 | ソニー株式会社 | 画像表示装置および方法、並びにプログラム |
US8515105B2 (en) * | 2006-08-29 | 2013-08-20 | The Regents Of The University Of California | System and method for sound generation |
US8233353B2 (en) * | 2007-01-26 | 2012-07-31 | Microsoft Corporation | Multi-sensor sound source localization |
WO2008111773A1 (en) | 2007-03-09 | 2008-09-18 | Lg Electronics Inc. | A method and an apparatus for processing an audio signal |
KR20080082917A (ko) | 2007-03-09 | 2008-09-12 | 엘지전자 주식회사 | 오디오 신호 처리 방법 및 이의 장치 |
KR100895430B1 (ko) * | 2007-03-30 | 2009-05-07 | 중앙대학교 산학협력단 | 소리의 세기차를 이용한 음원추적 방법 및 그 장치 |
KR100916497B1 (ko) * | 2007-03-30 | 2009-09-08 | 중앙대학교 산학협력단 | 음원추적 방법 및 이를 이용한 홈네트워크 시스템 |
KR101569032B1 (ko) | 2007-09-06 | 2015-11-13 | 엘지전자 주식회사 | 오디오 신호의 디코딩 방법 및 장치 |
US8457328B2 (en) * | 2008-04-22 | 2013-06-04 | Nokia Corporation | Method, apparatus and computer program product for utilizing spatial information for audio signal enhancement in a distributed network environment |
US8620009B2 (en) * | 2008-06-17 | 2013-12-31 | Microsoft Corporation | Virtual sound source positioning |
CN104618848B (zh) | 2009-10-05 | 2017-07-21 | 哈曼国际工业有限公司 | 具有音频通道补偿的多通道音频*** |
DE102010009170A1 (de) * | 2010-02-24 | 2011-08-25 | Khadjavian, Martin, 41462 | Verfahren zum Verarbeiten und/oder Mischen von Tonspuren |
US8914007B2 (en) * | 2013-02-27 | 2014-12-16 | Nokia Corporation | Method and apparatus for voice conferencing |
KR101402821B1 (ko) | 2013-05-31 | 2014-06-02 | 한국산업은행 | 음원 구분에 따른 스피커 출력위치 지정 장치 및 방법 |
TWI634798B (zh) * | 2013-05-31 | 2018-09-01 | 新力股份有限公司 | Audio signal output device and method, encoding device and method, decoding device and method, and program |
KR102149046B1 (ko) * | 2013-07-05 | 2020-08-28 | 한국전자통신연구원 | 2차원 및 3차원 공간 상에서의 가상 음상 정위 방법 |
US9462406B2 (en) | 2014-07-17 | 2016-10-04 | Nokia Technologies Oy | Method and apparatus for facilitating spatial audio capture with multiple devices |
WO2019055572A1 (en) | 2017-09-12 | 2019-03-21 | The Regents Of The University Of California | DEVICES AND METHODS FOR BINAURAL SPATIAL PROCESSING AND AUDIO SIGNAL PROJECTION |
CN109151661B (zh) * | 2018-09-04 | 2020-02-28 | 音王电声股份有限公司 | 一种环屏扬声器阵列及虚拟声源的形成方法 |
CN110823590A (zh) * | 2019-09-29 | 2020-02-21 | 浙江合众新能源汽车有限公司 | 一种用于电动汽车的简易声源装置及生成方法 |
CN113546417A (zh) * | 2021-04-28 | 2021-10-26 | 网易(杭州)网络有限公司 | 一种信息处理方法、装置、电子设备和存储介质 |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4188504A (en) * | 1977-04-25 | 1980-02-12 | Victor Company Of Japan, Limited | Signal processing circuit for binaural signals |
US4524451A (en) * | 1980-03-19 | 1985-06-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Sound reproduction system having sonic image localization networks |
EP0052144A1 (en) * | 1980-05-20 | 1982-05-26 | BRUNEY, Paul F. | Diotic position recovery circuits |
DD242954A3 (de) * | 1983-12-14 | 1987-02-18 | Deutsche Post Rfz | Grossraumbeschallungssystem |
DE3415646A1 (de) * | 1984-04-27 | 1985-10-31 | Standard Elektrik Lorenz Ag | Fernbedienbare anordnung zur einstellung der balance im tonuebertragungsteil einer anordnung zur wiedergabe eines stereophonen tonereignisses |
US5046098A (en) * | 1985-03-07 | 1991-09-03 | Dolby Laboratories Licensing Corporation | Variable matrix decoder with three output channels |
DE3734084A1 (de) * | 1987-10-08 | 1989-04-27 | Inst Rundfunktechnik Gmbh | Verfahren zum wiedergeben mehrkanaliger tonsignale |
US5172415A (en) * | 1990-06-08 | 1992-12-15 | Fosgate James W | Surround processor |
US5235646A (en) * | 1990-06-15 | 1993-08-10 | Wilde Martin D | Method and apparatus for creating de-correlated audio output signals and audio recordings made thereby |
US5335011A (en) * | 1993-01-12 | 1994-08-02 | Bell Communications Research, Inc. | Sound localization system for teleconferencing using self-steering microphone arrays |
US5517570A (en) * | 1993-12-14 | 1996-05-14 | Taylor Group Of Companies, Inc. | Sound reproducing array processor system |
JP2937009B2 (ja) * | 1994-03-30 | 1999-08-23 | ヤマハ株式会社 | 音像定位制御装置 |
US5581620A (en) * | 1994-04-21 | 1996-12-03 | Brown University Research Foundation | Methods and apparatus for adaptive beamforming |
DE9421236U1 (de) * | 1994-05-26 | 1995-08-17 | MB Quart Akustik und Elektronik GmbH, 74847 Obrigheim | Vorrichtung zur Wiedergabe von Schallsignalen sowie Steuergerät und Schallwiedergabeeinheit |
JPH0850479A (ja) * | 1994-08-08 | 1996-02-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子楽器 |
US5838380A (en) * | 1994-09-30 | 1998-11-17 | Cirrus Logic, Inc. | Memory controller for decoding a compressed/encoded video data frame |
GB2303527B (en) * | 1995-07-13 | 2000-04-19 | Sony Pictures Entertainment | Generating binaural sound |
US6130949A (en) * | 1996-09-18 | 2000-10-10 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Method and apparatus for separation of source, program recorded medium therefor, method and apparatus for detection of sound source zone, and program recorded medium therefor |
US6192134B1 (en) * | 1997-11-20 | 2001-02-20 | Conexant Systems, Inc. | System and method for a monolithic directional microphone array |
-
1996
- 1996-11-07 DE DE19646055A patent/DE19646055A1/de not_active Withdrawn
-
1997
- 1997-10-25 DE DE69734934T patent/DE69734934T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-10-25 KR KR1019997003923A patent/KR100551605B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1997-10-25 CN CN97199525A patent/CN1116784C/zh not_active Expired - Lifetime
- 1997-10-25 ID IDW990312A patent/ID21475A/id unknown
- 1997-10-25 BR BRPI9712912-7A patent/BR9712912B1/pt not_active IP Right Cessation
- 1997-10-25 EP EP97946762A patent/EP0938832B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-10-25 US US09/297,912 patent/US6430535B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-10-25 JP JP52100498A patent/JP4597275B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1997-10-25 WO PCT/EP1997/005902 patent/WO1998020706A1/en active IP Right Grant
- 1997-10-25 AU AU51889/98A patent/AU5188998A/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1240565A (zh) | 2000-01-05 |
JP2001503581A (ja) | 2001-03-13 |
US6430535B1 (en) | 2002-08-06 |
BR9712912B1 (pt) | 2010-11-30 |
BR9712912A (pt) | 2000-03-21 |
EP0938832A1 (en) | 1999-09-01 |
CN1116784C (zh) | 2003-07-30 |
KR100551605B1 (ko) | 2006-02-13 |
EP0938832B1 (en) | 2005-12-21 |
ID21475A (id) | 1999-06-17 |
WO1998020706A1 (en) | 1998-05-14 |
DE69734934T2 (de) | 2006-07-27 |
DE19646055A1 (de) | 1998-05-14 |
KR20000053029A (ko) | 2000-08-25 |
AU5188998A (en) | 1998-05-29 |
DE69734934D1 (de) | 2006-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4597275B2 (ja) | 音源をスピーカへ投射する方法及び装置 | |
US7123731B2 (en) | System and method for optimization of three-dimensional audio | |
US5764777A (en) | Four dimensional acoustical audio system | |
US5546465A (en) | Audio playback apparatus and method | |
JP2001511995A (ja) | オーディオ信号処理方法 | |
JP6246922B2 (ja) | 音響信号処理方法 | |
AU2001239516A1 (en) | System and method for optimization of three-dimensional audio | |
JP2001125578A (ja) | 音場再現方法およびその装置 | |
Malham | Approaches to spatialisation | |
Bartlett | Stereo microphone techniques | |
US20050047619A1 (en) | Apparatus, method, and program for creating all-around acoustic field | |
US3940560A (en) | Quadriphonic sound pick-up and reproduction devices | |
JP2007028066A (ja) | オーディオ再生システム | |
US20030169886A1 (en) | Method and apparatus for encoding mixed surround sound into a single stereo pair | |
JP2005086537A (ja) | 高臨場音場再現情報送信装置、高臨場音場再現情報送信プログラム、高臨場音場再現情報送信方法および高臨場音場再現情報受信装置、高臨場音場再現情報受信プログラム、高臨場音場再現情報受信方法 | |
JP2002152897A (ja) | 音声信号処理方法、音声信号処理装置 | |
JPH09163500A (ja) | バイノーラル音声信号生成方法及びバイノーラル音声信号生成装置 | |
MXPA99004254A (en) | Method and device for projecting sound sources onto loudspeakers | |
JP2692817B2 (ja) | 音像解像力の測定方法 | |
JP2003091293A (ja) | 音場再現装置 | |
JPH05115098A (ja) | 立体音場合成方法 | |
JPH06250678A (ja) | 音場再生方法 | |
JPH03254163A (ja) | 車両用音響装置 | |
Sousa | The development of a'Virtual Studio'for monitoring Ambisonic based multichannel loudspeaker arrays through headphones | |
Linkwitz | Hearing Spatial Detail in Stereo Recordings (Hören von räumlichem Detail bei Stereo Aufnahmen) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040916 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060815 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061115 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071016 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080214 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20080313 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20080717 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20100416 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20100421 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100922 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |