JP4595536B2 - 車両用情報提供装置 - Google Patents

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Description

本発明は、交差点で他車両が近づいているときに、自車両の運転者にその他車両の存在を報知する車両用情報提供装置に関する。
安全性の向上を目的として、右折時の対向車両(他車両)や優先道路を走行する他車両をインフラ設備からの情報を利用して検出して、路車間通信にて当該他車両から自車両が情報を受信し、自車両の運転者に注意喚起や警報を行うシステムが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−163789号公報
前記特許文献1では、運転者は運転支援を受けて、出会い頭や右折待ちからの発進を開始すべく確認動作を開始する。しかし、運転操作を開始するタイミング、操作度合いは運転者により異なるため、個々の運転者に応じて情報提供タイミングや内容(警報度合い)を設定するのが難しかった。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであり、個々の運転者に応じて情報提供タイミングや内容(警報度合い)を的確に設定することができる車両用情報提供装置を提供することを目的とする。
本発明に係る車両用情報提供装置は、設定した値に用いて、自車両の運転者に交差点を通過する他車両の存在を報知する他車両存在報知手段を備える。この車両用情報提供装置は、交差点での自車両と他車両との接触位置を接触位置予測手段により予測し、他車両存在報知手段による報知がなされかつ前記接触位置を通過した自車両の走行挙動に反応した前記接触位置を通過する他車両の走行状態に基づいて、他車両存在報知手段が次回以降の報知で用いる前記設定した値を補正することで、他車両存在報知手段の報知形態を報知形態補正手段により補正する。
ここで、自車両の走行挙動は、交差点への自車両の進入タイミング等であり、当該自車両の運転者に応じ異なるものであり、よって、その自車両の走行挙動に反応した他車両の走行状態、例えば減速動作も当該自車両の運転者により異なるものとなる。
本発明によれば、自車両の走行挙動に反応した他車両の走行状態を参照して、その後実施する他車両存在報知手段の報知形態を補正することで、個々の運転者に応じて情報提供タイミングや内容(警報度合い)を的確に設定することができるようになる。
本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という。)を図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態は、車両に搭載される車両用情報提供装置である。図1は、車両用情報提供装置の構成を示す。
この図1に示すように、車両用情報提供装置は、自車状態計測部1、無線機2、接触予測点演算部20、情報対象車両特定部3、次回情報補正部4、情報提供コントローラ5、ディスプレイ6及びスピーカ7を備えている。
以下の説明では、車両情報提供装置の各構成部の概略を説明し、その後、各構成部による一連の流れに沿って当該各構成部の処理内容を説明する。
自車状態計測部1には、図示しないが、車速センサと、GPS(Global Positioning System)衛星からの信号を受信して自車両の地図上の位置を検出するナビゲーションシステムとが含まれている。
無線機2は、他車両との通信によって当該他車両の情報、例えば他車両の地図上の位置に関する信号や車速信号及び運転者のブレーキペダル操作信号、アクセルペダル操作信号を受信する。
接触予測点演算部20は、自車両及び他車両の位置及び進行方向に基づいて自車両と他車両との接触予測点を演算する。これを実現すべく、接触予測点演算部20は、図2に示すように、他車両進路方向予測部21及び接触予測点計算部22を備えている。
なお、本発明の趣旨から、自車両と他車両との接触予測点は、そのまま走行した場合に予想される接触点であり、将来実際に自車両と他車両とが接触する点ではない。
情報対象車両特定部3は、接触予測点に最も速く接近する車両を情報対象車両(複数の他車両のうちの一の他車両)として特定する。
次回情報補正部4は、自車両が接触予測点を通過した後の、情報対象車両の車両運動状態から、次回の情報提供のタイミング及び警報度合い(具体的には警報音量)を決定する信号を生成する。
情報提供コントローラ5は、情報対象車両の走行状態に関する信号と、自車両の走行状態に関する信号と、接触予測点と、次回情報補正部4からの信号とが入力されて、これらの入力信号に応じてディスプレイ6に表示する情報内容、提供タイミング及びスピーカの音量等を決定する。
以上のように車両用情報提供装置が構成されている。
次に車両用情報提供装置の構成各部による一連の処理の流れを説明する。図3はその一連の処理内容の処理手順を示す。ここで、図4は、走行環境、走行車両を示しており、この図4を参照して、一連の処理手順を説明する。
この図4では、非優先道路が優先道路につながるT字路の交差点であり、非優先道路に優先道路に入る直前に一時停止指示がある走行環境を示す。このような走行環境において、非優先道路を自車両100が走行しており、かつその自車両100の運転者が非優先道路から優先道路に左折して進入しようとしており、また、優先道路を2台の他車両101,101が非優先道路が合流する手前を走行しており、いわゆる出会い頭走行シーンとなっている。
先ずステップS1において、自車状態計測部1が、ナビゲーションシステムによって得られた地図上の自車両の現在位置(X−Y座標での位置)を、Ph(xh(k)、yh(k))に代入する。
ここで、kは、サンプリング回数を表す整数である。また、地図上の自車位置は、車両の重心点位置である。例えば、GPSからの電波を受信するアンテナが車両の重心点にあれば、アンテナの位置が地図上の自車位置であり、アンテナが車両の重心点になければ、車両の重心点位置(地図上の自車位置)への換算を行う。
また、このステップS1において、自車状態計測部1が、車速センサから得た自車速をVh(k)に代入する。
そして、自車状態計測部1は、現在自車両位置Ph(xh(k)、yh(k))及び自車速Vh(k)を接触予測点演算部20、次回情報補正部4及び情報提供コントローラ5に出力する。
続いてステップS2において、無線機2が、他車両から送信されてくる車両データを受信する。そして、無線機2が、受信した車両データに基づいて、各々の車両ID番号(1,2,3、・・・,n)毎に、当該各他車両の重心点のX−Y座標としての位置を(Pt1(xt1(k),yt1(k)),(Pt2(xt2(k),yt2(k)),(Pt3(xt3(k),yt3(k)),・・・,Ptn(xtn(k),ytn(k))に代入し、当該各他車両の車速を(Vt1(k),Vt2(k),Vt3(k),・・・,Vtn(k))に代入し、当該各他車両のブレーキペダルON信号を(Bon1(k),Bon2(k),Bon3(k),・・・Bonn(k))に代入し、当該各他車両のアクセルペダルON信号を(Aon1(k),Aon2(k),Aon3(k),・・・Aonn(k))に代入する。
そして、無線機2は、他車両位置Pti(xti(k),yti(k)(i=1,2,3,・・・,n)、他車両車速Vti(k)(i=1,2,3,・・・,n)、他車両ブレーキON情報Boni(k)(i=1,2,3,・・・,n)及び他車両アクセルペダルON情報Aoni(k)(i=1,2,3,・・・,n)を接触予測点演算部20、情報対象車両特定部3、次回情報補正部4及び情報提供コントローラ5に出力する。
続いてステップS3において、接触予測点演算部20の各構成部が、以下の演算を行う。
なお、ここで、演算は、車両ID番号が付してある前記各他車両について行うものであるが、ここでは車両ID番号(以下、単にIDという。)が「1」(ID=1)の車両についてする演算を代表して詳細に説明する。
先ず、他車両進路方向予測部21が他車両の進行方向予測値を求める。具体的には、ID=1の他車両について、現在位置Pt1(xt1(k),yt1(k))と過去(1つ前のサンプリング時)の位置Pt1(xt1(k−1),yt1(k−1))とから、進行方向予測値を算出する。
そして、ID=1の他車両が直進すると仮定して、X−Y座標系での他車両の進行方向を下記(1)式により得る。
Y=At1(k)・X+Bt1(k) ・・・(1)
ここで、At1(k)は傾き、すなわち1回のサンプリング時間におけるX方向の変化量に対するY方向の変化量である。この傾きAt1(k)は、下記(2)式により得ることができる。
At1(k)={yt1(k)−yt1(k−1)}/{xt1(k)−xt1(k−1)} ・・・(2)
また、Bt1(k)は下記(3)式のようになる。
Bt1(k)=yt1(k)−At1(k)・xt1(k) ・・・(3)
そして、接触予測点計算部22が、前記他車両進路方向予測部21が算出した値に基づいて、自車両と他車両との接触予測点を算出する。具体的には、現在自車両位置Ph(xh(k),xh(k))から他車両の進路方向におろした垂線が交わる点を自車両と他車両との接触予測点として算出する。具体的には次のようにである。
先ず、現在自車両位置Ph(xh(k),xh(k))からID=1の他車両の進行方向を表す前記(1)式への垂線を求める。
ここで、自車両が直進すると過程した場合、X−Y座標系での自車両の進行方向(前記垂線の式)は下記(4)式により得られる。
Y=Ah1(k)・X+Bh1(k) ・・・(4)
ここで、Ah1(k)は傾きであり、他車両の傾きAt1(k)を用いて下記(5)式として示すことができる。
Ah1(k)=−1/At1(k) ・・・(5)
また、Bh1(k)は下記(6)式のようになる。
Bh1(k)=yh(k)−Ah1(k)・xh(k) ・・・(6)
よって、自車両と他車両との接触予測点CP1(Xcp1(k),Ycp1(k))は、前記(1)式と(4)式とから、下記(7)式及び(8)式として得ることができる。
Xcp1(k)=(Bt1(k)−Bh1(k))/(Ah1(k)−At1(k)) ・・・(7)
Ycp1(k)=Ah1(k)・Xcp1(k)+Bh1(k) ・・・(8)
同様に、他のID(ID=2,3,・・・,n)の他車両についても同様な演算により、(At2(k),Bt2(k))、(At3(k),Bt3(k)),・・・,(Atn(k),Atn(k))を算出する。さらに、その算出した値(Ati(k),Bti(k))(i=1,2,3,・・・,n)を用いて、自車両と他のID(ID=2,3,・・・,n)の他車両との接触予測点CP2(Xcp2(k),Ycp2(k)),CP3(Xcp3(k),Ycp3(k)),・・・,CPn(Xcpn(k),Ycpn(k))を算出する。
そして、接触予測点演算部20は、接触予測点CPi(Xcpi(k),Ycpi(k))(i=1,2,3,・・・,n)を情報対象車両特定部3、次回情報補正部4及び情報提供コントローラ5に出力する。
続いてステップS4において、情報対象車両特定部3が、前記ステップS3で算出した接触予測点CPi(i=1,2,3,・・・,n)と他車両位置との距離が最も近い他車両を情報対象車両として特定する。
例えば、ID=1の他車両について、接触予測点CP1(Xcp1(k),Ycp1(k))と他車両位置との距離(以下、接触予測点他車両位置間距離という。)Lcpt1(k)は下記(9)式により算出できる。
Lcpt1(k)={(Xcp1(k)−xt1(k))+(Ycp1(k)−yt1(k))0.5 ・・・(9)
これと同様にして、他のID(ID=2,3,・・・,n)の他車両についても、距離Lcpt2(k),Lcpt3(k),・・・,Lcptn(k)を求める。
そして、このようにして得た全てのID(ID=1,2,3,・・・,n)の他車両についての接触予測点他車両位置間距離Lcpti(k)(i=1,2,3,・・・,n)のうちで最小値をとるID、すなわち接触予測点に一番早く到達する可能性がある他車両のIDを得る。以下の説明では、最小値をとるIDが1(ID=1)であると仮定する。すなわちID=1の他車両が情報対象車両であると仮定する。
そして、情報対象車両特定部3は、接触予測点他車両位置間距離Lcpti(k)(i=1,2,3,・・・,n)を次回情報補正部4及び情報提供コントローラ5に出力する。
続いてステップS5において、情報提供コントローラ5が、情報提供判定並びにディスプレイ及びスピーカ(ブザー)への信号出力を行う。図5はその処理内容の一例を示す。
先ずステップS21において、前記ステップS3で接触予測点演算部20が得たID=1の接触予測点CP1(Xcp1(k),Ycp1(k))と前記ステップS1で得た現在自車両位置Ph(xh(k),yh(k))との距離(以下、接触予測点自車両位置間距離という。)Lcph(k)を下記(10)式により算出する。
Lcph(k)={(Xcp1(k)−xh(k))+(Ycp1(k)−yh(k))0.5 ・・・(10)
続いてステップS22において、前記ステップS21で算出した接触予測点自車両位置間距離Lcph(k)が所定値Lcph_m未満であり、かつ自車速Vh(k)が所定値Vh_m未満であるか否かを判定する。ここで、接触予測点自車両位置間距離Lcph(k)が所定値Lcph_m未満であり(Lcph(k)<Lcph_m)、かつ自車速Vh(k)が所定値Vh_m未満の場合(Vh(k)<Vh_m)、ステップS23に進み、自車両が情報対象車両との接触予想点手前で一時停止を行ったと判断し、情報提供ONフラグf_infmに1をセットする(f_infm=1)。また、接触予測点自車両位置間距離Lcph(k)が所定値Lcph_m以上の場合(Lcph(k)≧Lcph_m)、又は自車速Vh(k)が所定値Vh_m以上の場合(Vh(k)≧Vh_m)、ステップS24に進み、情報提供ONフラグf_infmをクリアにする(f_infm=0)。そして、ステップS25に進む。
ステップS25では、前記ステップS22乃至ステップS24で設定される情報提供ONフラグf_infmが0から1に変化しているか否かを判定する。ここで、情報提供ONフラグf_infmが0から1に変化した場合(セットされた場合)、すなわち自車両が情報対象車両との接触予想点手前で一時停止を行ったと判断した場合、ステップS26に進み、情報提供ONフラグf_infmが0から1に変化していない場合(セットされていない場合)、ステップS27に進む。
ステップS26では、情報提供ONフラグf_infmが0から1に変化したときの接触予測点CP1(Xcp1(k),Ycp1(k))を接触予測点固定値CP1_L(Xcp1L,Ycp1L)に代入する。そして、ステップS27に進む。
ステップS27では、到達時間を算出する。前述したように、情報対象車両をID=1の他車両としているから、先ず、当該ID=1の他車両位置(xt1(k),yt1(k))を(xtg(k)、ytg(k))に代入し、その車速Vt1(k)をVtg(k)に代入する。そして、ID=1の他車両が接触予測点CP1に到達するまでの時間(以下、他車両接触予測点到達時間という。)TTCtg(k)を下記(11)式により算出する。
TTCtg(k)=Lcpt1(k)/Vtg(k) ・・・(11)
続いてステップS28において、他車両接触予測点到達時間TTCtg(k)との比較に用いる閾値を算出する。具体的には、次回情報補正部4からのタイミング情報補正信号をTTCcmpとし、情報提供タイミングの標準となる到達時間をTTCstdとして、閾値TTCthを下記(12)式により算出する。
TTCth=TTCstd+TTCcmp ・・・(12)
ここで、標準到達時間TTCstdは、例えば自車両がT字路の交差点にて一時停止し、接近車両がいないことを確認して発進した場合、接近車両が緩減速で自車両との接触を防止できるような余裕時間である。
また、タイミング情報補正信号TTCcmpは、後述のステップS55で補正される値であり、初期値はゼロとする。
続いてステップS29において、警報度合い(警報音量)を算出する。具体的には、先ず次回情報補正手段4で得た警報レベル補正信号をWARNcmpとし、警報レベルの標準となる音量をWARNstdとして、警報音量WARNvolは下記(13)式により算出する。
WARNvol=WARNstd+WARNcmp ・・・(13)
また、警報タイミング補正信号WARNcmpは、前記タイミング情報補正信号TTCcmpとともに、後述のステップS55で補正される値である。
続いてステップS30において、情報提供判定をする。具体的には、前記ステップS23で情報提供ONフラグf_infmが1にセットされ、かつ前記ステップS27で算出した他車両接触予測点到達時間TTCtg(k)が前記ステップS28で算出した閾値TTCth以下か否かを判定する。ここで、前記ステップS23で情報提供ONフラグf_infmが1にセットされ、かつ前記ステップS27で算出した他車両接触予測点到達時間TTCtg(k)が前記ステップS28で算出した閾値TTCth以下の場合、ステップS31に進み、図6に示すようなディスプレイ表示に加え、前記ステップS29で算出した警報音量WARNvolでブザーを駆動する。また、それ以外の場合、当該図5に示す処理(ステップS5の処理)を終了する。
以上のように、ステップS5において、情報提供コントローラ5が、情報提供判定並びにディスプレイ6及びスピーカ(ブザー)7への信号出力を行う。
続いてステップS6において、次回情報補正部4が、タイミング情報補正信号TTCcmp及び警報レベル補正信号WARNcmpを生成する。図7はその処理内容の一例を示す。
先ずステップS41において、前記ステップS26で設定した接触予測点固定値CP1_L(Xcp1L,Ycp1L)と情報対象車両との距離(以下、固定値情報対象車両位置間距離という。)Lcpt1_L(k)を下記(14)式により算出する。
Lcpt1_L(k)={(Xcp1L−xt1(k))+(Ycp1L−yt1(k))0.5 ・・・(14)
続いてステップS42において、前記ステップS41で算出した固定値情報対象車両位置間距離Lcpt1_Lについて、今回値Lcpt1_L(k)が前回値Lcpt1_L(k−1)未満か否かを判定する。ここで、今回値Lcpt1_L(k)が前回値Lcpt1_L(k−1)未満の場合(Lcpt1_L(k)<Lcpt1_L(k−1))、ステップS43に進み、それ以外の場合(Lcpt1_L(k)≧Lcpt1_L(k−1))、ステップS44に進む。
ステップS43では、情報対象車両は接触予測点に向かっており、まだ接触予測点を通過していないと判断して、情報対象車両通過判断フラグf_LCPTを1にセットする。そして、ステップS45に進む。また、ステップS44では、情報対象車両は接触予測点を既に通過しており、接触予測点から遠ざかっていると判断して、情報対象車両通過判断フラグf_LCPTをクリアにする(f_LCPT=0)。そして、ステップS45に進む。
ステップS45では、前記ステップS26で設定した接触予測点固定値CP1_L(Xcp1L,Ycp1L)と現在自車両位置Ph(xh(k)、yh(k))との距離(以下、固定値自車両位置間距離という。)を下記(15)式により算出する。
Lcph1_L(k)={(Xcp1L−xh(k))+(Ycp1L−yh(k))0.5 ・・・(15)
続いてステップS46において、前記ステップS45で算出した固定値自車両位置間距離Lcph1_Lについて、今回値Lcph1_L(k)が前回値Lcph1_L(k−1)よりも大きいか否かを判定する。ここで、今回値Lcph1_L(k)が前回値Lcph1_L(k−1)よりも大きい場合(Lcph_L(k)>Lcph_L(k−1))、ステップS47に進み、それ以外の場合(Lcph_L(k)≦Lcph_L(k−1))、ステップS48に進む。
ステップS47では、自車両は接触予測点を既に通過しており、接触予測点から遠ざかっていると判断して、自車両通過判断フラグf_LCPHを1にセットする。そして、ステップS49に進む。また、ステップS48では、自車両は接触予測点に向かっており、まだ接触予測点を通過していないと判断して、自車両通過判断フラグf_LCPHをクリアにする(f_LCPH=0)。そして、ステップS49に進む。
続いてステップS49において、情報対象車両が未だ接触予測点を通過してなく(f_LCPT=1)、かつ自車両が既に接触予測点を通過した(f_LCPH=1)か否かを判定する。ここで、情報対象車両が未だ接触予測点を通過してなく、かつ自車両が既に接触予測点を通過している場合(f_LCPT=1及びf_LCPH=1)、ステップS50に進み、それ以外の場合、当該図7に示す処理(ステップS6の処理)を終了する。
例えば、情報対象車両が未だ接触予測点を通過してなく、かつ自車両が既に接触予測点を通過している場合とは、自車両と情報対象車両とが交差点で出会い頭に接近したような場合である。
続いてステップS50において、タイマ値(所定時間)Tdctをセットする。ここで、所定時間Tdtctは、下記(16)式に示すように、自車両が所定の加速度αhで加速した場合、当該自車両の速度が情報対象車両の速度Vtg(k)まで到達する時間としても良い。
Tdtct=Vtg(k)/αh ・・・(16)
続いてステップS51において、情報対象車両の減速度αtg(k)を算出する。具体的には、下記(17)式により情報対象車両の減速度αtg(k)を算出する。
αtg(k)={Vtg(k)−Vtg(k−1)}/ΔT ・・・(17)
ここで、Vtg(k)は情報対象車両の速度の今回値であり、Vtg(k−1)は情報対象車両の速度の前回値である。また、ΔTは、マイコンのサンプリング周期である。
例えば、前述したように、自車両と情報対象車両とが交差点で出会い頭に接近するような場合には、情報対象車両は自車両の走行挙動の影響により減速するようになる。このステップS51で算出する減速度αtg(k)は、そのように自車両と情報対象車両とが交差点で出会い頭に接近したときに、当該情報対象車両が減速したことによるものである。
なお、例えば上り坂等では、運転者がブレーキペダルを踏まなくても車両(情報対象車両)が減速する場合がある。このような場合もあるので、ブレーキペダルON信号Bon1(k)がONであり(Bon1(k)=1)、かつアクセルペダルON信号Aon1(k)がOFFであること(Aon1(k)=0)を条件として、減速度αtg(k)の算出値が有効となるようなアルゴリズムにしても良い。
また、ギヤ位置信号を検出し、減速するために運転者がシフトダウンを行ったか否かを判定しても良い。これにより、シフトダウンを行っていることを条件として、減速度αtg(k)の算出値が有効となるようなアルゴリズムにしても良い。
続いてステップS52において、情報対象車両の減速度の最大値αtgmaxを更新する。すなわち、現在の情報対象車両の減速度の最大値αtgmaxよりも情報対象車両の減速度αtg(k)が大きい場合、当該現在の情報対象車両の減速度αtg(k)を情報対象車両の減速度の最大値(それ以前の最大値)αtgmaxに代入することで、情報対象車両の減速度の最大値αtgmaxを更新する。
続いてステップS53において、タイマ値Tdtctをデクリメントする。そして、続くステップS54において、タイマ値Tdctが0か否かを判定する。ここで、タイマ値Tdctが0の場合、ステップS55に進み、タイマ値Tdctが0でない場合(Tdct>0)、前記ステップS51からの処理を開始する。
以上のステップS50乃至ステップS54の処理により、前記最大値αtgmaxを所定時間Tdct内の減速度αtg(k)の最大値で更新していく。
続いてステップS55において、タイミング情報補正信号TTCcmp及び警報レベル補正信号WARNcmpを算出する。具体的には、情報対象車両の減速度の最大値αtgmaxを、例えば第1乃至第3所定レベルα1、α2、α3(α1<α2<α3)と比較して、情報対象車両の減速度合いを判定し、その減速度合いの判定結果に基づいてタイミング情報補正信号TTCcmp及び警報レベル補正信号WARNcmpを算出する。図8は、その処理内容の一例を示す。
先ず、ステップS61において、前記減速度の最大値αtgmaxが第1所定レベルα1未満か否かを判定する。ここで、前記減速度の最大値αtgmaxが第1所定レベルα1未満の場合(0≦αtgmax<α1)、ステップS62に進み、前記減速度の最大値αtgmaxが第1所定レベルα1以上の場合(α1≦αtgmax)、ステップS63に進む。
ステップS62では、下記(18)式及び(19)式によりタイミング情報補正信号TTCcmp及び警報レベル補正信号WARNcmpを算出する。そして当該図8に示す処理(ステップS55の処理)を終了する。
TTCcmp=TTCcmp−1.0 ・・・(18)
WARNcmp=WARNcmp−1.0 ・・・(19)
なお、タイミング情報補正信号(基準値)TTCcmpは、0から所定値TTCmaxの間の値とし、警報レベル補正信号WARN(基準値)cmpは、0から所定値WARNmaxの間の値とする。以下の式でも同様とする。
ステップS63では、前記減速度の最大値αtgmaxが第2所定レベルα2未満か否かを判定する。ここで、前記減速度の最大値αtgmaxが第2所定レベルα2未満の場合(α1≦αtgmax<α2)、ステップS64に進み、前記減速度の最大値αtgmaxが第2所定レベルα2以上の場合(α2≦αtgmax)、ステップS65に進む。
ステップS64では、下記(20)式及び(21)式によりタイミング情報補正信号TTCcmp及び警報レベル補正信号WARNcmpを算出する。そして当該図8に示す処理(ステップS55の処理)を終了する。
TTCcmp=TTCcmp−0.0 ・・・(20)
WARNcmp=WARNcmp−0.0 ・・・(21)
ステップS65では、前記減速度の最大値αtgmaxが第3所定レベルα3未満か否かを判定する。ここで、前記減速度の最大値αtgmaxが第3所定レベルα3未満の場合(α2≦αtgmax<α3)、ステップS66に進み、前記減速度の最大値αtgmaxが第3所定レベルα3以上の場合(α3≦αtgmax)、ステップS67に進む。
ステップS66では、下記(22)式及び(23)式によりタイミング情報補正信号TTCcmp及び警報レベル補正信号WARNcmpを算出する。そして当該図8に示す処理(ステップS55の処理)を終了する。
TTCcmp=TTCcmp+1.0 ・・・(22)
WARNcmp=WARNcmp+1.0 ・・・(23)
ステップS67では(α3≦αtgmax)、下記(24)式及び(25)式によりタイミング情報補正信号TTCcmp及び警報レベル補正信号WARNcmpを算出する。そして当該図8に示す処理(ステップS55の処理)を終了する。
TTCcmp=TTCcmp+2.0 ・・・(24)
WARNcmp=WARNcmp+2.0 ・・・(25)
以上のようなステップS55の処理(図8に示す処理)により、最大値αtgmaxを、第1乃至第3所定レベルα1、α2、α3(α1<α2<α3)と比較することで、情報対象車両の減速度合いを判定している。そして、その減速度合いの判定結果に基づいて前記(18)式乃至(25)式を用いてタイミング情報補正信号TTCcmp及び警報レベル補正信号WARNcmpを算出することで、情報対象車両の減速度合いが大きくなるほど、すなわち情報対象車両(他車両)の減速による衝突回避行動が大きくなるほど、タイミング情報補正信号TTCcmp及び警報レベル補正信号WARNcmpを大きな値に設定しており、その結果として、早めに自車両の運転者に情報提供を行い、かつブザー音量が大きくなるようにしている(自車両の運転者が他車両の存在を気づき易くしている)。
すなわち、タイミング情報補正信号TTCcmpが大きくなると、前記ステップS28で算出する閾値TTCthが大きくなり(前記(12)式参照)、これによりこれまでよりも長い他車両接触予測点到達時間TTCtg(k)であっても、当該他車両接触予測点到達時間TTCtg(k)が閾値TTCth以下になってしまい(前記ステップS30参照)、結果として、早いタイミングで自車両の運転者への情報提供がなされるようになる。よって、減速度合いが大きくなるほど、タイミング情報補正信号TTCcmpも大きくなるから、より早いタイミングで自車両の運転者への情報提供がなされるようになる。
また、警報レベル補正信号WARNcmpが大きくなると、前記ステップS29で算出する警報音量WARNvolが大きくなり(前記(13)式参照)、これによりこれまでよりもブザー音量が大きくなる。よって、情報対象車両(他車両)の減速度合いが大きくなるほど、警報レベル補正信号WARNcmpも大きくなるから、ブザー音量がより大きくなる。
なお、ブレーキペダルON信号のみならず、ブレーキ液圧やペダルストロークが検出できれば、そのブレーキ液圧やペダルストロークの単位時間あたりの変化量を算出し、その算出値が大きければ情報対象車両の運転者が急ブレーキを踏んだと判断して、タイミング情報補正信号TTCcmpや警報レベル補正信号WARNcmpを補正するようにしてもよい。
以上が車両用情報提供装置の構成各部による一連の処理の流れになる。その一連の処理の流れの概略は次のようになる。
先ず、自車状態計測部1は、現在自車両位置Ph(xh(k)、yh(k))及び自車速Vh(k)を得て、これら情報を接触予測点演算部20、次回情報補正部4及び情報提供コントローラ5に出力する(前記ステップS1)。
続いて、無線機2は、他車両位置Pti(xti(k),yti(k)(i=1,2,3,・・・,n)、他車両車速Vti(k)(i=1,2,3,・・・,n)、他車両ブレーキON情報Boni(k)(i=1,2,3,・・・,n)及び他車両アクセルペダルON情報Aoni(k)(i=1,2,3,・・・,n)を得て、これら情報を接触予測点演算部20、情報対象車両特定部3、次回情報補正部4及び情報提供コントローラ5に出力する(前記ステップS2)。
続いて、接触予測点演算部20は、接触予測点CPi(Xcpi(k),Ycpi(k))(i=1,2,3,・・・,n)を得て、この情報を情報対象車両特定部3、次回情報補正部4及び情報提供コントローラ5に出力する(前記ステップS3)。そして、情報対象車両特定部3は、接触予測点他車両位置間距離Lcpti(k)(i=1,2,3,・・・,n)を得て、この情報を次回情報補正部4及び情報提供コントローラ5に出力する(前記ステップS4)。
続いて、情報提供コントローラ5は、情報提供判定並びにディスプレイ及びスピーカ(ブザー)への信号出力を行う(前記ステップS5、図5参照)。
続いて、次回情報補正部4は、タイミング情報補正信号TTCcmp及び警報レベル補正信号WARNcmpを生成する(前記ステップS6、図7及び図8参照)。そして、次回の処理では、このタイミング情報補正信号TTCcmpを用いて閾値TTCthを算出するとともに(前記(12)式)、その算出した閾値TTCthと他車両接触予測点到達時間TTCtg(k)とを比較して、ディスプレイ表示及びブザーを駆動し(前記ステップS30)、また、算出した警報レベル補正信号WARNcmpを用いて警報音量WARNvolを算出するとともに(前記(13)式)、その算出した警報音量WARNvolでブザーの駆動を行う(前記ステップS30)。
次に実施形態における効果を説明する。
前述したように、T字路の交差点で、出会い頭に自車両と他車両(情報対象車両)とが接近した場合において(前記ステップS49)、自車両の走行挙動の影響を受けた他車両の減速度(接触回避行動)を検出し(前記ステップS50乃至ステップS54)、その減速度に基づいてタイミング情報補正信号TTCcmp及び警報レベル補正信号WARNcmpを算出している(前記ステップS55)、すなわち次回から行う情報提供タイミングや警報レベルを補正している。
よって、前記自車両の走行挙動が個々の運転者固有のものであり、さらに当該自車両の走行挙動の影響を受ける他車両の減速度は、そのような個々の運転者固有の走行挙動に応じて変化するので、当該自車両の走行挙動の影響を受けた他車両の減速度に基づいて情報提供タイミングや警報レベルを補正することは、情報提供タイミングや警報レベルを個々の運転者に応じて設定していることと等価になる。そして、情報提供タイミングや警報レベルが個々の運転者に応じて最適に設定される結果、運転者は、他車両に大きい接触回避行動を起こさせないように、自車両を運転できるようになる。
以上、本発明の実施形態を説明した。しかし、本発明は、前記実施形態として実現されることに限定されるものではない。
すなわち、前記実施形態では、T字路の交差点で出会い頭走行シーンを例に挙げている(図4参照)。しかしこれに限定されるものではなく、例えば、図9に示すように、自車両が右折する際に、対向車線に対向車両が存在するような走行シーンでも本発明を同様に適用できる。
また、前記実施形態では、信号機のないT字路の交差点で、自車両が非優先道路から優先道路に左折発進する場合を想定している。しかし、信号機のある交差点では、一時停止する必要がない状況があり得る。このような場合、情報提供ONフラグf_infmを1にセットする条件として、前記ステップS22で用いる所定値Vh_mを大きく設定するようにしても良い。また、交差点での右折発進する場合には、GPS、地図データ及びウインカ信号等から交差点での右折を判定して良い。また、所定値Vh_mを可変としても良い。
また、前記図9に示すような走行シーンで、交差点で自車両が右折する場合には、GPSと地図データとから交差点中央にいると判断した時点で、接触予測点CP1(Xcp1(k),Ycp1(k))を接触予測点固定値CP1_L(Xcp1L,Ycp1L)に代入するようにしても良い。
また、前記実施形態では、他車両の減速度に基づいてディスプレイ表示とブザー出力との両方について、その作動タイミングやブザー音量(報知形態)を補正している場合を説明した。しかし、これに限定されるものではなく、ディスプレイ表示及びブザー出力のうちの少なくとも一方についての報知形態を補正するようにしても良い。
なお、前記実施形態の説明において、情報提供コントローラ5、ディスプレイ6及びスピーカ7(前記ステップS5)は、自車両の運転者に交差点を通過する他車両の存在を報知する他車両存在報知手段を実現しており、接触予測点演算部20(前記ステップS3)は、交差点での自車両と他車両との接触位置を予測する接触位置予測手段を実現しており、次回情報補正部4(前記ステップS6、図7及び図8)は、接触位置検出手段が予測した接触位置を通過する他車両の、自車両の走行挙動に反応した走行状態に基づいて、他車両存在報知手段の報知形態を補正する報知形態補正手段を実現している。
本発明の実施形態の車両用情報提供装置の構成を示すブロック図である。 前記車両用情報提供装置の接触予測点演算部の構成を示すブロック図である。 前記車両用情報提供装置の構成各部による一連の処理内容を示すフローチャートである。 前記車両用情報提供装置が処理対象とする走行環境及び走行車両を示す図である。 前記車両用情報提供装置の情報提供コントローラの処理内容を示すフローチャートである。 ディスプレイ表示の一例を示す図である。 前記車両用情報提供装置の次回情報補正部の処理内容を示すフローチャートである。 前記次回情報補正部によるタイミング情報補正信号TTCcmp及び警報レベル補正信号WARNcmpの補正処理を示すフローチャートである。 前記車両用情報提供装置が処理対象とする他の走行環境及び走行車両を示す図である。
符号の説明
1 自車状態計測部
2 無線機
3 情報対象車両特定部
4 次回情報補正部
5 情報提供コントローラ
6 ディスプレイ
7 スピーカ
20 接触予測点演算部
21 他車両進路方向予測部
22 接触予測点計算部

Claims (5)

  1. 設定した値に用いて、自車両の運転者に交差点を通過する他車両の存在を報知する他車両存在報知手段と、
    前記交差点での自車両と他車両との接触位置を予測する接触位置予測手段と、
    前記他車両存在報知手段による報知がなされかつ前記接触位置を通過した自車両の走行挙動に反応した前記接触位置を通過する前記他車両の走行状態に基づいて、前記他車両存在報知手段が次回以降の報知で用いる前記設定した値を補正することで、前記他車両存在報知手段の報知形態を補正する報知形態補正手段と、
    を備えることを特徴とする車両用情報提供装置。
  2. 前記報知形態補正手段は、前記他車両存在報知手段の報知作動タイミングを決定する前記設定した値を補正すること、又は前記他車両存在報知手段の出力量を決定する前記設定した値を補正することの少なくとも1つを行うことを特徴とする請求項1記載の車両用情報提供装置。
  3. 前記接触位置予測手段は、複数の他車両について前記接触位置を予測しており、
    前記接触位置予測手段が予測した前記接触位置への前記他車両の到達時間に基づいて、一の他車両を特定する他車両特定手段を備え、
    前記報知形態補正手段は、前記他車両特定手段が特定した一の他車両の走行状態に基づいて、前記他車両存在報知手段が次回以降の報知で用いる前記設定した値を補正することで、前記他車両存在報知手段の報知形態を補正することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用情報提供装置。
  4. 前記他車両の走行状態が前記他車両の減速度であり、前記報知形態補正手段は、前記減速度が大きくなるほど、補正後の前記他車両存在報知手段の報知形態により運転者が他車両の存在を気づき易くなるように、前記他車両存在報知手段が次回以降の報知で用いる前記設定した値を補正することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用情報提供装置。
  5. 前記他車両の減速度を当該他車両のブレーキ操作、ブレーキ操作度合い及びギヤ位置のうちに少なくとも1つの情報に基づいて得ていることを特徴とする請求項4記載の車両用情報提供装置。
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