JP4583038B2 - 過給機付き内燃機関の過給圧推定装置 - Google Patents

過給機付き内燃機関の過給圧推定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4583038B2
JP4583038B2 JP2004032692A JP2004032692A JP4583038B2 JP 4583038 B2 JP4583038 B2 JP 4583038B2 JP 2004032692 A JP2004032692 A JP 2004032692A JP 2004032692 A JP2004032692 A JP 2004032692A JP 4583038 B2 JP4583038 B2 JP 4583038B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
supercharging pressure
amount
exhaust
turbine
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004032692A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005220888A (ja
Inventor
修 深沢
秀樹 大林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2004032692A priority Critical patent/JP4583038B2/ja
Priority to US11/048,884 priority patent/US7047740B2/en
Priority to DE200510005676 priority patent/DE102005005676A1/de
Publication of JP2005220888A publication Critical patent/JP2005220888A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4583038B2 publication Critical patent/JP4583038B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B37/00Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
    • F02B37/12Control of the pumps
    • F02B37/16Control of the pumps by bypassing charging air
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B37/00Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
    • F02B37/007Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust with exhaust-driven pumps arranged in parallel, e.g. at least one pump supplying alternatively
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B37/00Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
    • F02B37/12Control of the pumps
    • F02B37/18Control of the pumps by bypassing exhaust from the inlet to the outlet of turbine or to the atmosphere
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/0002Controlling intake air
    • F02D41/0007Controlling intake air for control of turbo-charged or super-charged engines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D2200/00Input parameters for engine control
    • F02D2200/02Input parameters for engine control the parameters being related to the engine
    • F02D2200/04Engine intake system parameters
    • F02D2200/0406Intake manifold pressure
    • F02D2200/0408Estimation of intake manifold pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/18Circuit arrangements for generating control signals by measuring intake air flow
    • F02D41/187Circuit arrangements for generating control signals by measuring intake air flow using a hot wire flow sensor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Supercharger (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

本発明は、過給機付き内燃機関の過給圧を推定する過給機付き内燃機関の過給圧推定装置に関するものである。
従来より、車両に搭載される内燃機関においては、高出力化等を目的として、排気タービン式過給機(いわゆるターボチャージャ)を搭載したものがある。この排気タービン式過給機の一般的な構成は、内燃機関の排気通路に設けた排気タービンと吸気通路に設けたコンプレッサとを連結し、排出ガスの運動エネルギーで排気タービンを回転駆動することでコンプレッサを回転駆動して吸入空気を過給するようにしている。
このような過給機付き内燃機関の過給圧を制御する技術としては、例えば、特許文献1(特開平7−332097号公報)に記載されているように、排気タービンをバイパスする排気バイパス通路にウェイストゲートバルブを設け、過給圧センサで検出した過給圧が目標過給圧に一致するようにウェイストゲートバルブの開度をフィードバック制御して排気タービンに供給される排出ガス量を制御することで、排気タービンとコンプレッサの回転速度を制御して過給圧を制御するようにしたものがある。
また、特許文献2(特許第2528384号公報)に記載されているように、過給機付き内燃機関において、過給圧センサで検出した過給圧に基づいてエアフローメータで検出した吸入空気量を補正することで、過給時の吸入空気量の検出精度を向上させるようにしたものがある。
また、特許文献3(特開2002−180889号公報)に記載されているように、過給機付き内燃機関において、過給前の吸気温及び吸気圧(大気圧)と、過給圧センサで検出した過給圧とに基づいてマップ等を用いて過給後の吸気温を算出するようにしたものがある。
特開平7−332097号公報(第2頁等) 特許第2528384号公報(第1頁等) 特開2002−180889号公報(第2頁等)
しかし、上記特許文献1〜3の技術では、過給圧センサの検出値に基づいて過給圧を制御したり、或は、過給圧センサの検出値に基づいて吸入空気量や吸気温を算出したりするため、過給圧センサの故障時や過給圧センサの検出精度が悪化する使用環境や運転条件下では、過給圧センサの検出値に基づいた制御や処理を禁止する必要があり、過給圧に基づいた制御や処理を実施できなくなるという欠点がある。また、過給圧センサを必ず設ける必要があり、部品点数が増大してコストアップするという欠点もある。
本発明は、これらの事情を考慮してなされたものであり、従って本発明の目的は、従来の過給圧センサを用いたシステムでは過給圧が検出不能又は検出精度悪化となるような条件下でも、過給圧を過給圧センサを用いずに精度良く推定することができて、過給圧に基づいた制御や処理を実施することができると共に、過給圧センサを省略して部品点数削減、低コスト化の要求も満たすことができる過給機付き内燃機関の過給圧推定装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の過給機付き内燃機関の過給圧推定装置は、内燃機関の排気通路に設けられた排気タービンを排気圧力で駆動することで吸気通路に設けられたコンプレッサをを駆動して筒内に空気を過給する過給機と、排気タービンをバイパスする排気バイパス通路を開閉するウェイストゲートバルブとを備えた過給システムにおいて、吸入空気量検出手段で検出した吸入空気量とウェイストゲートバルブの開度とに基づいて排気タービンに供給される排出ガス量(以下「タービン供給ガス量」という)を、ウェイストゲートバルブの開度が所定値以下であると判定された場合には、ウェイストゲートバルブの通過ガス量がゼロに設定され、当該開度が所定値より大きいと判断された場合には、この開度に基づいて、ウェイストゲートバルブの通過ガス量が算出され、このウェイストゲートバルブの通過ガス量を吸入空気量から減算することで算出するタービン供給ガス量算出手段により算出し、このタービン供給ガス量に基づいて過給機の過給圧の推定値(以下「推定過給圧」という)を過給圧推定手段により算出するようにしたものである。
一般に、内燃機関の吸入空気量と排出ガス量は、ほぼ等しくなる。また、ウェイストゲートバルブの開弁時に、排出ガスは、排気タービンに供給される経路と、排気タービンをバイパスしてウェイストゲートバルブを通過する経路とに分かれて流れるため、タービン供給ガス量(排気タービンに供給される排出ガス量)とウェイストゲートバルブ通過ガス量(排気タービンをバイパスする排出ガス量)との合計値が、ほぼ吸入空気量(排出ガス量)に相当する値となる。
吸入空気量=タービン供給ガス量+ウェイストゲートバルブ通過ガス量
この場合、ウェイストゲートバルブ通過ガス量は、ウェイストゲートバルブの開度に応じて変化するため、吸入空気量とウェイストゲートバルブの開度とを用いれば、タービン供給ガス量を精度良く算出することができる。このタービン供給ガス量に応じて排気タービンの回転速度(コンプレッサの回転速度)が変化して過給圧が変化するため、請求項1の過給圧推定方法によってタービン供給ガス量を用いて過給圧を精度良く推定することができる。これにより、従来の過給圧センサを用いたシステムでは過給圧が検出不能又は検出精度悪化となるような条件下でも、過給圧を過給圧センサを用いずに精度良く推定することができて、過給圧に基づいた制御や処理を実施することができる。しかも、過給圧センサを省略した構成とすることができるので、部品点数削減、低コスト化の要求も満たすことができる。
この場合、タービン供給ガス量から、直接、推定過給圧を算出するようにしても良いが、請求項2のように、タービン供給ガス量に基づいて排気タービンの回転速度を算出し、該排気タービンの回転速度に基づいて推定過給圧を算出するようにしても良い。このようにしても、推定過給圧をより精度良く算出することができる。
ところで、内燃機関の吸入空気量(排出ガス量)が急変する加速時や減速時等の過渡時には、タービン供給ガス量の変化に対して排気タービン回転速度の変化には、排気タービンのイナーシャ(慣性)による遅れが生じるため、タービン供給ガス量の変化に対して過給圧の変化には遅れが生じる。
このような特性を考慮して、請求項3のように、内燃機関の加速時又は減速時に吸入空気量検出手段で検出した吸入空気量に基づいて排気タービンのイナーシャによる遅れ時定数を算出し、この遅れ時定数に基づいてタービン供給ガス量を補正するようにしても良い。このようにすれば、排気タービンのイナーシャによる排気タービン回転速度の遅れ(過給圧の遅れ)を考慮して補正したタービン供給ガス量に基づいて推定過給圧を精度良く算出することができ、加速時や減速時等の過渡時の推定過給圧の算出精度を向上させることができる。
また、請求項4のように、過給機で加圧された吸入空気を冷却するインタークーラーを備えたシステムにおいては、内燃機関の運転状態に基づいてインタークーラーによる吸気圧力損失を算出し、この吸気圧力損失に基づいて推定過給圧を補正するようにしても良い。このようにすれば、内燃機関の運転状態に応じてインタークーラーによる吸気圧力損失が変化するのに対応して推定過給圧を補正することができ、推定過給圧を更に精度良く算出することができる。
また、過給状態からの減速時に過給圧が上昇することを防止するために、コンプレッサをバイパスする吸気バイパス通路にエアバイパスバルブを設け、減速時にエアバイパスバルブを開弁して過給圧を低下させる構成としたものがある。この構成のものは、請求項5のように、エアバイパスバルブの開度に基づいて推定過給圧を補正するようにしても良い。このようにすれば、エアバイパスバルブの開度に応じて過給圧が低下するのに対応して推定過給圧を補正することができ、エアバイパスバルブ開弁時の推定過給圧を精度良く算出することができる。
また、エアバイパスバルブの開弁時と閉弁時との間で、排気タービン回転速度と過給圧との関係にずれが生じることがある。そこで、請求項6のように、排気タービンの回転速度に基づいて推定過給圧を算出する際に、エアバイパスバルブの作動状態に応じて排気タービンの回転速度と推定過給圧との関係を変更して推定過給圧を補正するようにしても良い。このようにすれば、エアバイパスバルブの開弁時と閉弁時との間で、排気タービン回転速度と過給圧との関係がずれるのに対応して、排気タービンの回転速度と推定過給圧との関係を変更して推定過給圧を補正することができ、エアバイパスバルブの作動状態の影響を受けずに推定過給圧を精度良く算出することができる。
一般に、小排気量エンジンで排気エミッションを重視する場合には、排気系を1系統の排気通路で構成し、大排気量エンジンで出力を重視する場合には、排気系を複数系統の排気通路で構成して、各排気通路に対して、それぞれ過給システム(排気タービン、排気バイパス通路、ウェイストゲートバルブ等)を設けるようにしている。排気系を複数系統の排気通路で構成した場合、製造ばらつきや各気筒の吸気効率の違い等によって各排気通路の排出ガス量にばらつきが生じると、各排気通路のタービン供給ガス量にもばらつきが生じる。
そこで、請求項7のように、内燃機関の複数の気筒グループに対応して設けられた複数系統の排気通路に対して、それぞれ過給システムと排出ガスの空燃比を検出する空燃比センサとを設け、各気筒グループ毎に空燃比センサで検出した排出ガスの空燃比が目標空燃比に一致するように空燃比フィードバック補正量を算出し、吸入空気量とウェイストゲートバルブの開度と各気筒グループの空燃比フィードバック補正量とに基づいて各排気通路毎にタービン供給ガス量を算出するようにしても良い。
各気筒グループの空燃比フィードバック補正量は、各気筒グループの吸入空気量や排出ガス量を反映したパラメータであり、ひいては、各排気通路のタービン供給ガス量を反映したパラメータとなる。従って、各気筒グループの空燃比フィードバック補正量を用いて各排気通路のタービン供給ガス量を算出すれば、各排気通路のタービン供給ガス量にばらつきが生じた場合でも、各排気通路毎にタービン供給ガス量を精度良く算出することができる。これにより、各過給機毎に推定過給圧を算出して最終的な推定過給圧を精度良く算出することができる。
また、請求項8のように、内燃機関の運転状態(例えば、機関回転速度、要求トルク、冷却水温等)に基づいて目標過給圧を算出し、推定過給圧が目標過給圧に一致するようにウェイストゲートバルブの開度を制御するようにしても良い。このようにすれば、従来の過給圧センサを用いたシステムでは過給圧が検出不能又は検出精度悪化となるような条件下でも、タービン供給ガス量に基づいて精度良く算出した推定過給圧を用いて実過給圧を目標過給圧に制御することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、次の3つの実施例1〜3を用いて説明する。
本発明の実施例1を図1乃至図7に基づいて説明する。
まず、図1に基づいてエンジン制御システム全体の概略構成を説明する。内燃機関であるエンジン11の吸気管12(吸気通路)の最上流部には、エアクリーナ13が設けられ、このエアクリーナ13の下流側に、吸入空気量を検出するエアフローメータ14(吸入空気量検出手段)が設けられている。このエアフローメータ14の下流側には、DCモータ等によって開度調節されるスロットルバルブ15と、スロットル開度を検出するスロットル開度センサ16とが設けられている。
更に、スロットルバルブ15の下流側には、サージタンク17が設けられている。このサージタンク17には、エンジン11の各気筒に空気を導入する吸気マニホールド19が設けられ、各気筒の吸気マニホールド19の吸気ポート近傍に、それぞれ燃料を噴射する燃料噴射弁20が取り付けられている。また、エンジン11のシリンダヘッドには、各気筒毎に点火プラグ21が取り付けられ、各点火プラグ21の火花放電によって筒内の混合気に着火される。
一方、エンジン11の排気管22(排気通路)には、排出ガス中のCO,HC,NOx等を浄化する三元触媒等の触媒23が設けられ、この触媒23の上流側に、排出ガスの空燃比を検出する空燃比センサ24が設けられている。
また、エンジン11には、排気タービン式過給機25が搭載されている。この過給機25は、排気管22のうちの空燃比センサ24と触媒23との間に、排気タービン26が配置され、吸気管12のうちのエアフローメータ14とスロットルバルブ15との間に、コンプレッサ27が配置されている。過給機25は、排気タービン26とコンプレッサ27とが連結され、排出ガスの運動エネルギーで排気タービン26を回転駆動することでコンプレッサ27を回転駆動して吸入空気を過給するようになっている。
更に、吸気管12には、コンプレッサ27をバイパスする吸気バイパス通路28が設けられ、この吸気バイパス通路28の途中に、吸気バイパス通路28を開閉するエアバイパスバルブ(以下「ABV」と表記する)29が設けられている。このABV29は、ABV用バキュームスイッチングバルブ(以下「ABV用VSV」と表記する)30を制御することでABV29の開度が制御されるようになっている。また、吸気管12のうちのコンプレッサ27とスロットルバルブ15との間には、過給機25で加圧された吸入空気を冷却するインタークーラー(以下「IC」と表記する)31が設けられている。
一方、排気管22には、排気タービン26をバイパスする排気バイパス通路32が設けられ、この排気バイパス通路32の途中に、排気バイパス通路32を開閉するウェイストゲートバルブ(以下「WGV」と表記する)33が設けられている。このWGV33は、WGV用バキュームスイッチングバルブ(以下「WGV用VSV」と表記する)34を制御してダイヤフラム式のアクチュエータ35を制御することでWGV33の開度が制御されるようになっている。
また、エンジン11のシリンダブロックには、冷却水温を検出する冷却水温センサ36や、エンジン11のクランク軸が所定クランク角回転する毎にパルス信号を出力するクランク角センサ37が取り付けられている。このクランク角センサ37の出力信号に基づいてクランク角やエンジン回転速度が検出される。
これら各種センサの出力は、エンジン制御回路(以下「ECU」と表記する)38に入力される。このECU38は、マイクロコンピュータを主体として構成され、内蔵されたROM(記憶媒体)に記憶された各種のエンジン制御プログラムを実行することで、エンジン運転状態に応じて燃料噴射弁20の燃料噴射量や点火プラグ21の点火時期を制御する。
また、ECU38は、図2及び図3に示す過給圧制御用の各ルーチンを実行することで、推定過給圧(過給機25で加圧された吸入空気圧の推定値)を算出し、その推定過給圧が目標過給圧に一致するようにWGV33の開度をフィードバック制御して排気タービン26に供給される排出ガス量を制御することで、排気タービン26とコンプレッサ27の回転を制御して過給圧を制御する。
その際、推定過給圧は、次のようにして算出する。一般に、エンジン11の吸入空気量と排出ガス量は、ほぼ等しくなる。また、WGV33の開弁時に、排出ガスは、排気タービン26に供給される経路と、排気タービン26をバイパスしてWGV33を通過する経路とに分かれて流れるため、タービン供給ガス量(排気タービン26に供給される排出ガス量)とWGV通過ガス量(排気タービン26をバイパスする排出ガス量)との合計値が、ほぼ吸入空気量(排出ガス量)に相当する値となる。
吸入空気量=タービン供給ガス量+WGV通過ガス量
この場合、WGV通過ガス量は、WGV33の開度に応じて変化するため、ECU38は、WGV33の開度に応じてWGV通過ガス量を算出し、エアフローメータ14で検出した吸入空気量(排出ガス量)からWGV通過ガス量を差し引いてタービン供給ガス量を求める。
タービン供給ガス量=吸入空気量−WGV通過ガス量
このタービン供給ガス量に応じて排気タービン26の回転速度とコンプレッサ27の回転速度が変化して過給圧が変化するため、ECU38は、タービン供給ガス量を用いて排気タービン回転速度を算出して、この排気タービン回転速度を用いて推定過給圧を算出する。
以下、ECU38が実行する図2及び図3に示す過給圧制御用の各ルーチンの処理内容を説明する。
[過給圧FB制御ルーチン]
図2に示す過給圧FB制御ルーチンは、エンジン運転中に所定周期で実行され、特許請求の範囲でいう過給圧制御手段としての役割を果たす。本プログラムが起動されると、まず、ステップ101で、図示しない目標過給圧算出ルーチンを実行することで、図4に示す目標過給圧のマップ又は数式等を用いて、エンジン運転状態(例えば、エンジン回転速度、要求トルク、冷却水温等)に応じた目標過給圧を算出する。
この後、ステップ102に進み、後述する図3に示す過給圧推定ルーチンを実行することで、エアフローメータ14で検出した吸入空気量とWGV33の開度とに基づいて推定過給圧を算出する。
この後、ステップ103に進み、目標過給圧と推定過給圧との偏差ΔPを算出した後、ステップ104に進み、目標過給圧と推定過給圧との偏差ΔPの絶対値が所定値よりも大きいか否かを判定する。
その結果、目標過給圧と推定過給圧との偏差ΔPの絶対値が所定値よりも大きいと判定された場合には、ステップ105に進み、図示しないフィードバック制御ルーチンを実行することで、目標過給圧と推定過給圧との偏差ΔPに基づいてフィードバック補正量(以下「FB補正量」と表記する)を算出し、このFB補正量を用いて推定過給圧が目標過給圧に一致するようにWGV33の開度をフィードバック制御(以下「FB制御と表記する)してタービン供給ガス量を制御することで、排気タービン26の回転速度(コンプレッサ27の回転速度)を制御して過給圧を制御する。
一方、上記ステップ104で、目標過給圧と推定過給圧との偏差ΔPの絶対値が所定値以下であると判定された場合には、実過給圧が目標過給圧付近に制御されていると判断して、ステップ106に進み、FB補正量を0に設定する。この場合、WGV33の開度が、そのまま保持される。
[過給圧推定ルーチン]
次に、図2の過給圧FB制御ルーチンのステップ102で実行される図3に示す過給圧推定ルーチンの処理内容を説明する。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ201で、エアフローメータ14で検出した吸入空気量を読み込んだ後、ステップ202に進み、WGV33の開度を読み込む。この際、WGV33の開度の代用情報として、例えばWGV用VSV34の制御デューティ値等を読み込むようにしても良い。
この後、ステップ203に進み、WGV33の開度が所定値よりも大きいか否かを判定する。その結果、WGV33の開度が所定値よりも大きいと判定された場合には、ステップ204に進み、図5に示すWGV通過ガス量のマップ又は数式等を用いて、WGV33の開度に応じたWGV通過ガス量を算出する。
一方、上記ステップ203で、WGV33の開度が所定値以下であると判定された場合には、ステップ205に進み、WGV通過ガス量を0に設定する。
このようにしてWGV通過ガス量を設定した後、ステップ206に進み、エアフローメータ14で検出した吸入空気量(排出ガス量)からWGV通過ガス量を差し引いてタービン供給ガス量を求める。
タービン供給ガス量=吸入空気量−WGV通過ガス量
このステップ206の処理が特許請求の範囲でいうタービン供給ガス量算出手段としての役割を果たす。
この後、ステップ207に進み、図6に示す排気タービン回転速度のマップ又は数式等を用いて、タービン供給ガス量に応じた排気タービン回転速度を算出する。この後、ステップ208に進み、図7に示す推定過給圧のマップ又は数式等を用いて、排気タービン回転速度に応じた推定過給圧を算出する。これらのステップ207,208の処理が特許請求の範囲でいう過給圧推定手段としての役割を果たす。
尚、図3の過給圧推定ルーチンでは、タービン供給ガス量に応じて排気タービン回転速度を算出し、その排気タービン回転速度に応じて推定過給圧を算出するようにしたが、タービン供給ガス量をパラメータとする推定過給圧のマップ又は数式等を用いて、タービン供給ガス量から、直接、推定過給圧を算出するようにしても良い。
以上説明した本実施例1では、吸入空気量とWGV33の開度とに基づいてタービン供給ガス量を算出し、このタービン供給ガス量に基づいて推定過給圧を算出するようにしたので、従来の過給圧センサを用いたシステムでは過給圧が検出不能又は検出精度悪化となるような条件下でも、過給圧を過給圧センサを用いずに精度良く推定することができて、過給圧に基づいた制御や処理を実施することができる。しかも、過給圧センサを省略した構成とすることができるので、部品点数削減、低コスト化の要求も満たすことができる。
次に、図8乃至図17を用いて本発明の実施例2を説明する。
図16A及び図16Bに示すように、エンジン11の吸入空気量(排出ガス量)が急変する加速時や減速時等の過渡時には、タービン供給ガス量の変化に対して排気タービン回転速度の変化には、排気タービン26のイナーシャ(慣性)による遅れが生じるため、タービン供給ガス量の変化に対して過給圧の変化には、遅れが生じる。
また、図17Aに示すように、過給状態からの減速時に過給圧が上昇することを防止するために、減速時には、ABV29を開弁して過給圧を低下させるようにしている。
更に、図17Bに示すように、ABV29の開弁時と閉弁時との間で、排気タービン回転速度と過給圧との関係にずれが生じることがある。
また、エンジン運転状態に応じてIC圧損(IC31による吸気圧力損失)が変化するため、その分、過給圧も変化する。
上述した過給圧の特性を考慮して、ECU38は、図8乃至図11に示す過給圧推定用の各ルーチンを実行することで、推定過給圧を算出する際に各種の補正を施して推定過給圧の算出精度を向上させるようにしている。
[過給圧推定ルーチン]
図8に示す過給圧推定ルーチンの処理内容を説明する。本ルーチンが起動されると、まず、吸入空気量とWGV33の開度を読み込む(ステップ301、302)。この後、WGV33の開度が所定値よりも大きい場合には、WGV33の開度に応じたWGV通過ガス量を算出し、WGV33の開度が所定値以下の場合には、WGV通過ガス量を0に設定する(ステップ303〜305)。
この後、ステップ306に進み、後述する図9に示すイナーシャ補正ルーチンを実行することで、排気タービン26のイナーシャによる遅れ時定数Kに基づいて吸入空気量を補正する。次に、ステップ307に進み、後述する図10に示すABV補正ルーチンを実行することで、ABV29の開度に基づいて吸入空気量を補正する。
この後、ステップ308に進み、イナーシャ補正及びABV補正を施した吸入空気量からWGV通過ガス量を差し引いてタービン供給ガス量を求める。
タービン供給ガス量=吸入空気量−WGV通過ガス量
この後、ステップ309に進み、タービン供給ガス量に応じた排気タービン回転速度を算出する。
この後、310に進み、ABV29が開弁しているか否かを判定し、ABV29が開弁していると判定された場合には、ステップ311に進み、図12に破線で示すABV開弁時の推定過給圧のマップ又は数式等を用いて、排気タービン回転速度に応じた推定過給圧を算出する。
一方、上記ステップ310で、ABV29が閉弁していると判定された場合には、ステップ312に進み、図12に実線で示すABV閉弁時の推定過給圧のマップ又は数式等を用いて、排気タービン回転速度に応じた推定過給圧を算出する。
このようにABV29の開弁時と閉弁時との間で、排気タービン回転速度と推定過給圧との関係を規定するマップを変更して推定過給圧を算出した後、ステップ313に進み、後述する図11に示すIC圧損補正ルーチンを実行することで、IC圧損に応じて推定過給圧を補正する。
[イナーシャ補正ルーチン]
図8のステップ306で実行される図9に示すイナーシャ補正ルーチンでは、まず、ステップ401で、エアフローメータ14で検出した吸入空気量を読み込んだ後、ステップ402に進み、所定期間内の吸入空気変化量を算出する。
この後、ステップ403に進み、吸入空気変化量が所定値A(>0)よりも大きいか否かを判定する。その結果、吸入空気変化量が所定値Aよりも大きいと判定された場合には、加速時であると判断して、ステップ404に進み、図13に実線で示す加速時の遅れ時定数Kのマップ又は数式等を用いて、吸入空気量に応じた排気タービン26のイナーシャによる遅れ時定数Kを算出する。
一方、上記ステップ403で、吸入空気変化量が所定値A以下であると判定された場合には、ステップ405に進み、吸入空気変化量が所定値(−A)よりも小さいか否かを判定する。その結果、吸入空気変化量が所定値(−A)よりも小さいと判定された場合には、減速時であると判断して、ステップ406に進み、図13に破線で示す減速時の遅れ時定数Kのマップ又は数式等を用いて、吸入空気量に応じた排気タービン26のイナーシャによる遅れ時定数Kを算出する。
また、上記ステップ403で吸入空気変化量が所定値A以下であると判定され、且つ、上記ステップ405で吸入空気変化量が所定値(−A)以上であると判定された場合には、ほぼ定常状態であると判断して、ステップ407に進み、遅れ時定数Kを0に設定する。
このようにして遅れ時定数Kを設定した後、ステップ408に進み、遅れ時定数Kを用いて吸入空気量を次式より補正する。
Ga=Ga(i) +K×{Ga(i) −Ga(i-1) }
ここで、Gaは補正後の吸入空気量、Ga(i) は今回の吸入空気量の検出値、Ga(i-1) は前回の吸入空気量の検出値である。
これにより、排気タービン26のイナーシャによる遅れ時定数Kに基づいて吸入空気量が補正されてタービン供給ガス量が補正される。
[ABV補正ルーチン]
図8のステップ307で実行される図10に示すABV補正ルーチンでは、まず、ステップ501で、エンジン回転速度を読み込んだ後、ステップ502に進み、エンジン負荷(例えば、吸入空気量、スロットル開度等)を読み込む。
この後、ステップ503に進み、ABV29が開弁しているか否かを判定し、ABV29が開弁していると判定された場合には、ステップ504に進み、図14に示すABV通過空気量のマップ又は数式等を用いて、ABV29の開度とエンジン回転速度とエンジン負荷とに応じたABV通過空気量を算出する。ここで、図14に示すABV通過空気量のマップは、ABV29の開度に応じたABV通過空気量が、エンジン回転速度とエンジン負荷毎に設定されている。
一方、上記ステップ503で、ABV29が閉弁していると判定された場合には、ステップ505に進み、ABV通過空気量を0に設定する。
このようにしてABV通過空気量を設定した後、ステップ506に進み、吸入空気量を読み込んだ後、ステップ507に進み、ABV通過空気量を用いて吸入空気量を次式より補正する。
補正後の吸入空気量=吸入空気量−ABV通過空気量
これにより、ABV29の開度に応じて吸入空気量が補正されてタービン供給ガス量が補正されることで推定過給圧が補正される。
[IC圧損補正ルーチン]
図8のステップ313で実行される図11に示すIC圧損補正ルーチンでは、まず、ステップ601で、吸入空気量を読み込んだ後、ステップ602に進み、図15に示すIC圧損のマップ又は数式等を用いて、吸入空気量に応じたIC圧損を算出する。
この後、ステップ603に進み、IC圧損を用いて推定過給圧を次式より補正する。
補正後の推定過給圧=推定過給圧−IC圧損
以上説明した本実施例2では、加速時や減速時に排気タービン26のイナーシャによる遅れ時定数Kを算出し、この遅れ時定数Kに基づいてタービン供給ガス量を補正するようにしたので、排気タービン26のイナーシャによる排気タービン回転速度の遅れ(つまり、過給圧の遅れ)を考慮して補正したタービン供給ガス量に基づいて推定過給圧を精度良く算出することができ、加速時や減速時等の過渡時の推定過給圧の算出精度を向上させることができる。
尚、本実施例2では、遅れ時定数Kを用いて吸入空気量を補正することでタービン供給ガス量を補正するようにしたが、遅れ時定数Kを用いて、直接、タービン供給ガス量を補正しても良い。また、遅れ時定数Kを用いて、直接、排気タービン回転速度や推定過給圧を補正するようにしても良い。
また、本実施例2では、ABV29の開度に基づいて推定過給圧を補正するようにしたので、ABV29の開度に応じて過給圧が低下するのに対応して推定過給圧を補正することができ、ABV29開弁時の推定過給圧を精度良く算出することができる。
更に、本実施例2では、ABV29の開弁時と閉弁時との間で、排気タービン回転速度と推定過給圧との関係を規定するマップを変更して推定過給圧を算出するようにしたので、ABV29の開弁時と閉弁時との間で、排気タービン回転速度と過給圧との関係がずれるのに対応して、排気タービン回転速度と推定過給圧との関係を変更して推定過給圧を補正することができ、ABV29の作動状態の影響を受けずに推定過給圧を精度良く算出することができる。
また、本実施例2では、エンジン運転状態(例えば吸入空気量)に基づいてIC圧損(IC31による吸気圧力損失)を算出し、このIC圧損に応じて推定過給圧を補正するようにしたので、エンジン運転状態に応じてIC圧損が変化するのに対応して推定過給圧を補正することができ、推定過給圧を更に精度良く算出することができる。
次に、図18及び図19を用いて本発明の実施例3を説明する。
図18に示すように、本実施例3では、2つの気筒グループに対応して2系統の排気管39(排気通路)が設けられ、各気筒グループの排気管39に、それぞれ空燃比センサ24が設けられている。また、エンジン11には、2系統の排気管39に対応して、2系統の排気タービン式過給機25が搭載されている。各過給機25は、2系統の排気管39に、それぞれ排気タービン26が配置され、吸気管12のうちのエアフローメータ14とスロットルバルブ15との間で2系統に分岐した分岐吸気管40(吸気通路)に、それぞれコンプレッサ27が配置されている。また、2系統の排気管39には、それぞれ排気バイパス通路32が設けられ、各排気バイパス通路32に、それぞれWGV33とアクチュエータ35が設けられている。各WGV33とアクチュエータ35は、共通のWGV用VSV34により制御されるようになっている。その他のシステム構成は、前記実施例1と同じである。
ECU38は、図示しない空燃比FB制御ルーチンを実行することで、空燃比フィードバック制御手段として機能し、各気筒グループ毎に空燃比センサ24で検出した排出ガスの空燃比が目標空燃比に一致するように空燃比FB補正量を算出する。
各気筒グループの空燃比FB補正量は、各気筒グループの吸入空気量(つまり、各排気管39に排出される排出ガス量)を反映したパラメータであり、ひいては、各排気管39のタービン供給ガス量を反映したパラメータとなる。
そこで、ECU38は、図19に示す過給圧推定ルーチンを実行することで、吸入空気量とWGV33の開度と各気筒グループの空燃比FB補正量とに基づいて各排気管39毎にタービン供給ガス量を算出し、それらのタービン供給ガス量に基づいて各過給機25毎に推定過給圧を算出して、それらの推定過給圧の平均値を最終的な推定過給圧として求める。
以下、図19に示す過給圧推定ルーチンの処理内容を説明する。尚、説明の便宜上、2つの気筒グループを、それぞれ「Aグループ」、「Bグループ」と表記する。本ルーチンが起動されると、まず、吸入空気量とWGV33の開度を読み込む(ステップ701、702)。この後、WGV33の開度が所定値よりも大きい場合には、WGV33の開度に応じたWGV通過ガス量を算出し、WGV33の開度が所定値以下での場合には、WGV通過ガス量を0に設定する(ステップ703〜705)。
この後、ステップ706に進み、Aグループの空燃比FB補正量KAとBグループの空燃比FB補正量KBを読み込んだ後、ステップ707〜712で、次のようにして各気筒グループの過給機25毎に推定過給圧を算出する。
Aグループの過給機25による推定過給圧PAを算出する場合には、まず、ステップ707で、吸入空気量(例えばエアフローメータ14で検出した吸入空気量の1/2)とWGV通過ガス量とAグループの空燃比FB補正量KAとを用いて、Aグループの排気管39のタービン供給ガス量QAを次式により算出する。
タービン供給ガス量QA=吸入空気量−WGV通過ガス量+空燃比FB補正量KA
この後、ステップ708に進み、タービン供給ガス量QAに応じた排気タービン回転速度VAを算出した後、ステップ709に進み、排気タービン回転速度VAに応じた推定過給圧PAを算出する。
一方、Bグループの過給機25による推定過給圧PBを算出する場合には、まず、ステップ710で、吸入空気量(例えばエアフローメータ14で検出した吸入空気量の1/2)とWGV通過ガス量とBグループの空燃比FB補正量KBとを用いて、Bグループの排気管39のタービン供給ガス量QBを次式により算出する。
タービン供給ガス量QB=吸入空気量−WGV通過ガス量+空燃比FB補正量KB
この後、ステップ711に進み、タービン供給ガス量QBに応じた排気タービン回転速度VBを算出した後、ステップ712に進み、排気タービン回転速度VBに応じた推定過給圧PBを算出する。
このようにして、各過給機25毎に推定過給圧PA,PBを算出した後、ステップ713に進み、各過給機25の推定過給圧PA,PBの平均値を最終的な推定過給圧として求める。
推定過給圧=(推定過給圧PA+推定過給圧PB)/2
以上説明した本実施例3では、各気筒グループの空燃比FB補正量を利用して各排気管39毎にタービン供給ガス量を算出するようにしたので、各排気管39のタービン供給ガス量にばらつきが生じた場合でも、各排気管39毎にタービン供給ガス量を精度良く算出することができる。これにより、各過給機25毎に推定過給圧を算出して最終的な推定過給圧を精度良く算出することができる。
尚、本実施例3では、吸入空気量とWGV33の開度とAグループの空燃比FB補正量とを用いてAグループのタービン供給ガス量を算出すると共に、吸入空気量とWGV33の開度とBグループの空燃比FB補正量とを用いてBグループのタービン供給ガス量を算出するようにしたが、吸入空気量とWGV33の開度とに基づいて平均的なタービン供給ガス量を算出し、その平均的なタービン供給ガス量をAグループの空燃比FB補正量で補正してAグループのタービン供給ガス量を求めると共に、平均的なタービン供給ガス量をBグループの空燃比FB補正量で補正してBグループのタービン供給ガス量を求めるようにしても良い。
本発明の実施例1におけるエンジン制御システム全体の概略構成図である。 実施例1の過給圧FB制御ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1の過給圧推定ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 目標過給圧のマップを概念的に示す図である。 WGV通過ガス量のマップを概念的に示す図である。 排気タービン回転速度のマップを概念的に示す図である。 実施例1の推定過給圧のマップを概念的に示す図である。 実施例2の過給圧推定ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 実施例2のイナーシャ補正ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 実施例2のABV補正ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 実施例2のIC圧損補正ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 実施例2の推定過給圧のマップを概念的に示す図である。 遅れ時定数のマップを概念的に示す図である。 ABV通過空気量のマップを概念的に示す図である。 IC圧損のマップを概念的に示す図である。 加速時の過給圧の挙動を説明するためのタイムチャートである。 減速時の過給圧の挙動を説明するためのタイムチャートである。 ABV開弁時の過給圧の挙動を示すタイムチャートである。 ABV開弁時と閉弁時における排気タービン回転速度と過給圧との関係を示す特性図である。 実施例3におけるエンジン制御システム全体の概略構成図である。 実施例3の過給圧推定ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
11…エンジン(内燃機関)、12…吸気管(吸気通路)、14…エアフローメータ(吸入空気量検出手段)、15…スロットルバルブ、20…燃料噴射弁、21…点火プラグ、22…排気管(排気通路)、24…空燃比センサ、25…過給機、26…排気タービン、27…コンプレッサ、28…吸気バイパス通路、29…ABV(エアバイパスバルブ)、31…IC(インタークーラー)、32…排気バイパス通路、33…WGV(ウェイストゲートバルブ)、38…ECU(タービン供給ガス量算出手段,過給圧推定手段,過給圧制御手段,空燃比フィードバック制御手段)、39…排気管(排気通路)、40…分岐吸気管(吸気通路)

Claims (8)

  1. 内燃機関の排気通路に設けられた排気タービンを排気圧力で駆動することで吸気通路に設けられたコンプレッサを駆動して筒内に空気を過給する過給機と、前記排気タービンをバイパスする排気バイパス通路を開閉するウェイストゲートバルブとを備えた過給システムにおいて、
    内燃機関の吸入空気量を検出する吸入空気量検出手段と、
    前記吸入空気量検出手段で検出した吸入空気量と前記ウェイストゲートバルブの開度とに基づいて前記排気タービンに供給される排出ガス量(以下「タービン供給ガス量」という)を算出するタービン供給ガス量算出手段であって、
    このタービン供給ガス量算出手段は、前記ウェイストゲートバルブの開度が所定値以下であると判定された場合には、前記ウェイストゲートバルブの通過ガス量がゼロに設定され、前記開度が所定値より大きいと判断された場合には、この開度に基づいて前記ウェイストゲートバルブの通過ガス量が算出され、このウェイストゲートバルブの通過ガス量を前記吸入空気量から減算することで、前記タービン供給ガス量を算出するタービン供給ガス量算出手段と、
    前記タービン供給ガス量に基づいて前記過給機の過給圧の推定値(以下「推定過給圧」という)を算出する過給圧推定手段と
    を備えていることを特徴とする過給機付き内燃機関の過給圧推定装置。
  2. 前記過給圧推定手段は、前記タービン供給ガス量に基づいて前記排気タービンの回転速度を算出し、該排気タービンの回転速度に基づいて前記推定過給圧を算出することを特徴とする請求項1に記載の過給機付き内燃機関の過給圧推定装置。
  3. 前記タービン供給ガス量算出手段は、内燃機関の加速時又は減速時に前記吸入空気量検出手段で検出した吸入空気量に基づいて前記排気タービンのイナーシャによる遅れ時定数を算出し、この遅れ時定数に基づいて前記タービン供給ガス量を補正することを特徴とする請求項1又は2に記載の過給機付き内燃機関の過給圧推定装置。
  4. 前記過給機で加圧された吸入空気を冷却するインタークーラーを備え、
    前記過給圧推定手段は、内燃機関の運転状態に基づいて前記インタークーラーによる吸気圧力損失を算出し、この吸気圧力損失に基づいて前記推定過給圧を補正することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の過給機付き内燃機関の過給圧推定装置。
  5. 前記コンプレッサをバイパスする吸気バイパス通路を開閉するエアバイパスバルブを備え、
    前記過給圧推定手段は、前記エアバイパスバルブの開度に基づいて前記推定過給圧を補正することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の過給機付き内燃機関の過給圧推定装置。
  6. 前記コンプレッサをバイパスする吸気バイパス通路を開閉するエアバイパスバルブを備え、
    前記過給圧推定手段は、前記排気タービンの回転速度に基づいて前記推定過給圧を算出する際に、前記エアバイパスバルブの作動状態に応じて前記排気タービンの回転速度と前記推定過給圧との関係を変更して前記推定過給圧を補正することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の過給機付き内燃機関の過給圧推定装置。
  7. 内燃機関の複数の気筒グループに対応して設けられた複数系統の排気通路に対して、それぞれ前記過給システムと排出ガスの空燃比を検出する空燃比センサとが設けられ、各気筒グループ毎に前記空燃比センサで検出した排出ガスの空燃比が目標空燃比に一致するように空燃比フィードバック補正量を算出する空燃比フィードバック制御手段を備え、
    前記タービン供給ガス量算出手段は、前記吸入空気量検出手段で検出した吸入空気量と前記ウェイストゲートバルブの開度と各気筒グループの空燃比フィードバック補正量とに基づいて各排気通路毎に前記タービン供給ガス量を算出することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の過給機付き内燃機関の過給圧推定装置。
  8. 内燃機関の運転状態に基づいて目標過給圧を算出し、前記推定過給圧が前記目標過給圧に一致するように前記ウェイストゲートバルブの開度を制御する過給圧制御手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の過給機付き内燃機関の過給圧推定装置。
JP2004032692A 2004-02-09 2004-02-09 過給機付き内燃機関の過給圧推定装置 Expired - Fee Related JP4583038B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004032692A JP4583038B2 (ja) 2004-02-09 2004-02-09 過給機付き内燃機関の過給圧推定装置
US11/048,884 US7047740B2 (en) 2004-02-09 2005-02-03 Boost pressure estimation apparatus for internal combustion engine with supercharger
DE200510005676 DE102005005676A1 (de) 2004-02-09 2005-02-08 Verstärkungsdruckschätzvorrichtung für eine Brennkraftmaschine mit einer Ladevorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004032692A JP4583038B2 (ja) 2004-02-09 2004-02-09 過給機付き内燃機関の過給圧推定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005220888A JP2005220888A (ja) 2005-08-18
JP4583038B2 true JP4583038B2 (ja) 2010-11-17

Family

ID=34824216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004032692A Expired - Fee Related JP4583038B2 (ja) 2004-02-09 2004-02-09 過給機付き内燃機関の過給圧推定装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7047740B2 (ja)
JP (1) JP4583038B2 (ja)
DE (1) DE102005005676A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9181860B2 (en) 2013-10-25 2015-11-10 Mitsubishi Electric Corporation Control device and control method for internal combustion engine

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4579097B2 (ja) * 2005-08-26 2010-11-10 トヨタ自動車株式会社 過給器の異常判定装置
JP4577656B2 (ja) * 2006-02-15 2010-11-10 株式会社デンソー 過給機付き内燃機関の制御装置
US7296562B2 (en) * 2006-03-30 2007-11-20 Caterpiller Inc. Control system and method for estimating turbocharger performance
US8151567B2 (en) * 2007-05-29 2012-04-10 Ford Global Technologies, Llc Adaptive learning system and method of vane position for a variable geometry turbocharger
JP4985130B2 (ja) * 2007-06-12 2012-07-25 日産自動車株式会社 ターボ過給機の制御装置および制御方法
US8209109B2 (en) 2007-07-13 2012-06-26 Ford Global Technologies, Llc Method for compensating an operating imbalance between different banks of a turbocharged engine
US7770393B2 (en) * 2007-07-13 2010-08-10 Ford Global Technologies, Llc Control of turbocharger imbalance
US7801665B2 (en) 2007-07-13 2010-09-21 Ford Global Technologies, Llc Controlling cylinder mixture and turbocharger operation
US7788922B2 (en) * 2007-10-04 2010-09-07 Delphi Technologies, Inc. System and method for model based boost control of turbo-charged engines
US7748217B2 (en) * 2007-10-04 2010-07-06 Delphi Technologies, Inc. System and method for modeling of turbo-charged engines and indirect measurement of turbine and waste-gate flow and turbine efficiency
FR2922596B1 (fr) * 2007-10-23 2010-02-26 Renault Sas Procede et systeme d'estimation dynamique de la vitesse de rotation d'un turbocompresseur d'un moteur a combustion.
US7926270B2 (en) * 2008-01-17 2011-04-19 Ford Global Technologies, Llc Turbocharger waste gate control
FR2937379B1 (fr) * 2008-10-21 2014-07-18 Renault Sas Procede de diagnostic de l'etat d'un dispositif de suralimentation a turbocompresseur d'un moteur thermique de vehicule automobile
DE102009014179B4 (de) * 2009-03-20 2014-12-31 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Abgassystem
WO2010113300A1 (ja) * 2009-04-01 2010-10-07 トヨタ自動車株式会社 車両の制御装置
GB2473280B (en) * 2009-09-08 2013-07-31 Gm Global Tech Operations Inc Method for operating a turbo charger and controller
JP2011185159A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Denso Corp 過給機付き内燃機関の異常診断装置
JP5170343B2 (ja) * 2010-03-17 2013-03-27 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
US8938960B2 (en) 2010-11-05 2015-01-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control apparatus for internal combustion engine
JP5561236B2 (ja) * 2011-04-15 2014-07-30 トヨタ自動車株式会社 過給エンジンの制御装置
JP6196771B2 (ja) * 2012-12-19 2017-09-13 ボルボトラックコーポレーション 車両用故障診断装置
JP5989569B2 (ja) * 2013-02-19 2016-09-07 トヨタ自動車株式会社 エンジンの油圧制御装置
KR101526388B1 (ko) * 2013-07-18 2015-06-08 현대자동차 주식회사 엔진 시스템
GB2519515A (en) * 2013-10-14 2015-04-29 Gm Global Tech Operations Inc Method of estimating the boost capability of a turbocharged internal combustion engine
US9388733B2 (en) * 2014-01-02 2016-07-12 Ford Global Technologies, Llc Methods and system for inferring throttle inlet pressure
JP5734478B1 (ja) 2014-02-25 2015-06-17 三菱電機株式会社 過給機付き内燃機関の制御装置
US10012137B2 (en) * 2014-12-09 2018-07-03 Ford Global Technologies, Llc Diagnostic method for a compressor recirculation valve
JP5968504B1 (ja) * 2015-06-29 2016-08-10 三菱電機株式会社 過給機付き内燃機関の制御装置
JP5944037B1 (ja) * 2015-08-21 2016-07-05 三菱電機株式会社 過給機付き内燃機関の制御装置
JP6330770B2 (ja) * 2015-09-25 2018-05-30 マツダ株式会社 ターボ過給機付エンジンの制御装置
JP2018009474A (ja) * 2016-07-12 2018-01-18 ヤンマー株式会社 エンジン
JP7251495B2 (ja) * 2020-02-07 2023-04-04 トヨタ自動車株式会社 エンジン制御装置
US11492958B2 (en) 2020-12-15 2022-11-08 Garrett Transportation I Inc. Boost pressure control for electrically assisted turbochargers
US11788461B2 (en) 2021-08-03 2023-10-17 Garrett Transportation I Inc. Turbocharger control with overspeed protection
US11788460B2 (en) 2021-08-27 2023-10-17 Garrett Transportation I Inc. Active surge supression through dynamically controlled actuated turboshaft speed

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2508974B1 (fr) * 1981-07-03 1986-04-04 Renault Procede et dispositif de controle du clapet de decharge de l'echappement d'un moteur a combustion interne turbocompresse
JPH02176117A (ja) * 1988-12-27 1990-07-09 Fuji Heavy Ind Ltd 過給圧制御装置
US5191789A (en) * 1990-11-27 1993-03-09 Japan Electronic Control Systems Co., Ltd. Method and system for detecting intake air flow rate in internal combustion engine coupled with supercharger
JPH07332097A (ja) 1994-06-08 1995-12-19 Toyota Motor Corp 過給機付内燃機関の過給圧フィードバック制御装置
US6138648A (en) * 1996-02-09 2000-10-31 Mannesmann Vdo Ag Intake device for a supercharged engine which can be installed in the rear of a motor vehicle
US6279551B1 (en) * 1999-04-05 2001-08-28 Nissan Motor Co., Ltd. Apparatus for controlling internal combustion engine with supercharging device
JP2002180889A (ja) 2000-12-11 2002-06-26 Toyota Motor Corp 過給式内燃機関システムにおける過給後吸気温の検出方法、過給式内燃機関システムの運転制御装置、及び、過給式内燃機関システムにおけるインタークーラーの冷却異常検出装置
US6497227B2 (en) * 2001-01-31 2002-12-24 Cummins, Inc. System for diagnosing fault conditions associated with an air handling system for an internal combustion engine
US6698203B2 (en) * 2002-03-19 2004-03-02 Cummins, Inc. System for estimating absolute boost pressure in a turbocharged internal combustion engine
US6804601B2 (en) * 2002-03-19 2004-10-12 Cummins, Inc. Sensor failure accommodation system
JP3975894B2 (ja) * 2002-11-21 2007-09-12 いすゞ自動車株式会社 ターボチャージャの過回転防止装置
US6779344B2 (en) * 2002-12-20 2004-08-24 Deere & Company Control system and method for turbocharged throttled engine
US6850833B1 (en) * 2003-11-03 2005-02-01 Cummins, Inc. System for diagnosing delta pressure sensor operation

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9181860B2 (en) 2013-10-25 2015-11-10 Mitsubishi Electric Corporation Control device and control method for internal combustion engine
DE102014210207B4 (de) 2013-10-25 2018-12-13 Mitsubishi Electric Corporation Steuervorrichtung und Steuerverfahren für Innenverbrennungsmotor

Also Published As

Publication number Publication date
US7047740B2 (en) 2006-05-23
JP2005220888A (ja) 2005-08-18
DE102005005676A1 (de) 2005-09-01
US20050172628A1 (en) 2005-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4583038B2 (ja) 過給機付き内燃機関の過給圧推定装置
JP3926522B2 (ja) 過給機付エンジンの吸気制御装置
US7677227B2 (en) Apparatus and method of abnormality diagnosis for supercharging pressure control system
US7905135B2 (en) Throttle upstream pressure estimating apparatus and cylinder charged air quantity calculating apparatus for internal combustion engine
US8813493B2 (en) Supercharger control device for an internal combustion engine
JP5187123B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP2006274834A (ja) 内燃機関の過給圧制御装置
JP4631598B2 (ja) 過給圧制御装置
CN110645110B (zh) 内燃机控制装置
KR101563831B1 (ko) 내연 기관의 제어 장치
JP4893514B2 (ja) 過給機付き内燃機関の制御装置
US9068519B2 (en) Control apparatus for internal combustion engine
JP2007009877A (ja) 過給圧制御システムの異常診断装置
JP5531987B2 (ja) 過給機付き内燃機関の制御装置
CN109209620B (zh) 内燃机的控制装置
JP2009002249A (ja) 内燃機関のスロットル上流圧推定装置
JP2009007940A (ja) 内燃機関の筒内充填空気量演算装置
JP6127906B2 (ja) 内燃機関の制御装置
US20170363025A1 (en) Control apparatus for internal combustion engine
JP2010121534A (ja) 内燃機関の制御装置
JP4501761B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP2006009674A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2001193573A (ja) 内燃機関の制御装置
JP4900347B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JPH11200926A (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060308

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090401

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090619

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090916

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090928

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20091016

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100831

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4583038

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees