JP4580314B2 - 自動二輪車 - Google Patents

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Description

本発明は、タンデムシートの下方にヘルメットを収納する収納室を備える自動二輪車において、物を収納する収納室の配置構造に関する。
従来、タンデムシートの下方にヘルメットを収納する収納室を備える自動二輪車において、収納室に2つのヘルメットを収納可能にしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−63657公報(図12)
特許文献1の図12は低床式の自動二輪車の後部断面左側面図であり、自動二輪車1(符号は同公報のものを使用する。)は、収納ボックス40を備え、この収納ボックス40は、運転者が着座するメインシート41の下方にフロントボックス部40aを備え、同乗者が着座するタンデムシート42の下方にリヤボックス部40bを備える。そして、フロント及びリヤボックス部40a、40bにヘルメットA、Bを収納可能にした。
ところで、自動二輪車の走行性能の向上を図るため、後輪を大径化したいという要求がある。しかし、単に後輪を大径化すると、同乗者用シートの地上高(路面からシート上面までの高さ)が高くなる。この結果、車両が大型化する。
収納ボックスの容量を十分に確保したうえで、同乗者シートの地上高を高くすることなく、後輪の外径を大きくすることができる技術があれば好適である。
本発明は、同乗者シートの地上高を高くすることなく、後輪の外径を大きくすることができる自動二輪車を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、タンデムシートの下方に2個のヘルメットを収納可能にすることができる収納室を備え、この収納室は、前後に2つのヘルメット収納室を備え、これらのヘルメット収納室を第1のヘルメット収納室と第2のヘルメット収納室とし、第1のヘルメット収納室を運転者が座る運転者着座ポイントより前方に備えた低床式の自動二輪車において、第2のヘルメット収納室は、同乗者が座る同乗者着座ポイントより後方に設け
前記収納室には、前記第1のヘルメット収納室と前記第2のヘルメット収納室の間を連通する中間室を設け、この中間室の底面を形成する中間底面に段部を備え、この段部の前側の面を前底面、後側の面を後底面とするとき、後底面を前記前底面よりも高くすると共に前記後底面の下方に後輪を配置し、
側面視で、前記第1のヘルメット収納室の下方に前記第1のヘルメット収納室内に収容されたヘルメットと前後方向で重なるように燃料タンクを配置し、前記第1のヘルメット収納室の前壁は、前記燃料タンクの後方傾斜部と相対するように傾斜させる、収納室には、第1のヘルメット収納室と第2のヘルメット収納室の間を連通する中間室を設け、この中間室の底面を形成する中間底面に段部を備え、この段部の前側の面を前底面、後側の面を後底面とするとき、後底面を前底面よりも高くすると共に前記後底面の下方に後輪を配置し、側面視で、第1のヘルメット収納室の下方に第1のヘルメット収納室内に収容されたヘルメットと前後方向で重なるように燃料タンクを配置し、第1のヘルメット収納室の前壁は、燃料タンクの後方傾斜部と相対するように傾斜させることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、中間室の下方に燃料噴射装置、スロットルボデイ、及びエアクリーナを備え、第2のヘルメット収納室に収容されるヘルメットは、前面を横に向けて収納されることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、収納室にバッテリを収容し、バッテリは、上面視で後輪の側方に配置されることを特徴とする。
請求項4に係る発明、収納室の前端部は、シリンダヘッドよりも前方に延出し、収納室の後端部は、後輪の車軸よりも後方に延出することを特徴とする。
請求項1に係る発明は、収納室には、運転者が座る運転者着座ポイントより前方に第1のヘルメット収納室を設けたので、第1のヘルメット収納室を避けて、運転者着座ポイントを設けることができる。第1のヘルメット収納室を避けて、運転者着座ポイントを設けたので、運転者用シートの地上高を高くする必要はなく、運転者の足つき性を向上することができる。
本発明では、第1のヘルメット収納室を運転者が座る運転者着座ポイントより前方に設けると共に、第2のヘルメット収納室を同乗者が座る同乗者着座ポイントより後方に設けた。
同乗者が座る同乗者着座ポイントより後方に第2のヘルメット収納室を設けたので、第2のヘルメット収納室を避けて、同乗者着座ポイントを設けることができる。
第2のヘルメット収納室を避けて、同乗者着座ポイントを設けることができるので、同乗者用シートの地上高を抑えることができる。
また、中間底面を構成する後底面を前底面よりも高くすると共に後底面の下方に後輪を配置することで、より大径の後輪を装着することが可能となる。あるいは、例えば、ストロークの長いリヤクッションを利用することで、後輪の高さ方向のストロークを長くしながら、大径の後輪を収納することも可能となる。
さらに、第1のヘルメット収納室の前壁は、燃料タンクの傾斜部と相対するように傾斜させたので、燃料タンクのタンクの容量を確保しながら、収納室の収納効率を高めることができる。
収納室は、第1のヘルメット収納室と第2のヘルメット収納室の間を連通する中間室を設けたので、長尺物が収納可能となる。
加えて、中間室の下方に燃料噴射装置、スロットルボデイ、及びエアクリーナを備えることで、吸気系統の部品をまとめて配置することができる。吸気系統の部品をまとめて配置することで、限られたスペースを有効に活用でき、効率的な部品の配置が可能となる。
さらに、ヘルメットの前面を横に向けて収納する横置き収納とすることで、収納室の後方への張り出しを抑えながらヘルメットを効率良く収納することができる。
請求項4に係る発明は、第1のヘルメット収納室と第2のヘルメット収納室の間を連通する中間室を設け、収納室の前端部は、シリンダヘッドよりも前方に延出し、収納室の後端部は、後輪の車軸よりも後方に延出するようにしたので、収納室は、エンジンの前方から動力伝達機構の後方までを覆うように配置することになる。
収納室は、エンジンの前方から動力伝達機構の後方までを連通して覆うことになるため、限られた空間を有効に活用することができると共に、長尺物の収納が可能となる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者からみた方向を示す。また、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る自動二輪車の左側部断面図であり、自動二輪車10は、車体フレーム11を構成するアッパフレーム12の前端部及びダウンフレーム13の前端部に取付けたヘッドパイプ14と、このヘッドパイプ14に左右転舵可能に取付けたフロントフォーク15と、このフロントフォークの下部15b及び上部15aに取付けた前輪17及び操舵ハンドル18と、アッパフレーム12から後方斜め上方に延ばしたシートレール21と、このシートレール21を下方から支持するリヤフレーム22と、このリヤフレーム22を横切るように配置すると共にアッパフレーム12及びダウンフレーム13の後端部13bに備えるピボット軸24を含むリンク機構90を介して上下スイング可能に取付けるエンジン25と、このエンジン25と一体で車両の後方に延ばした動力伝達機構26と、この動力伝達機構26に取付けた後輪27と、動力伝達機構26の後端部26bとシートレール21の後部21bとの間を連結するリヤクッションユニット29とを備える。
リンク機構90の詳細については後で説明する。
エンジン25の本体、及び本体の周囲に接続する冷却、燃料供給、吸気、排気の各系統について説明する。
エンジン25は、シリンダブロック25bが前傾して配置される水冷式の4サイクルエンジンである。エンジン25の前端部には、シリンダヘッド25aが配置される。そして、このエンジン25を冷却するラジエター32をダウンフレーム13に取付けて配置し、このダウンフレーム13とアッパフレーム12の間に燃料タンク33を配置し、この燃料タンク33の燃料をエンジン25に供給するスロットルボデイ34及び燃料噴射装置35を燃料タンク33の後方かつエンジン25の上方に配置し、スロットルボデイ34へエアを供給するエアクリーナ37をシートレール21の下方に配置し、エンジン25から後方に排気管38及びこの排気管38の後方に消音器39を配置して構成する。
図において、ラジエター32とエンジン25の間を接続する冷却水配管、燃料タンク33とエンジン25の間を接続する燃料配管などは省略した。
シートレール21の前から後には収納室51を配置し、この収納室51の上方から乗員が座る座席となるタンデムシート52を開閉可能に設ける。
すなわち、この自動二輪車10は、タンデムシート52の下方に収納室51を備えた低床式の車両である。収納室51については後で詳しく説明する。
54はバッテリであり、中間室67の後部にある後底面73の一部をバッテリ54の略高さ分だけ一段下げて形成したバッテリ収納室69に収納するものである。バッテリ収納室69のメンテリッド69aは、後底面73と面一に配置される。
55はフロントブレーキユニット、56はフロントフェンダ、57はリヤフェンダ、58はカウル部材である。
図2は本発明に係る自動二輪車の平面図であり、ヘッドパイプ14から後方に左右のアッパフレーム12及びダウンフレーム13、13を延設し、アッパフレーム12、12から左右のシートレール21、21を後方に延設し、シートレール21、21に収納室51を取付け、収納室51の上方から運転者用シート48と同乗者用シート49からなるタンデムシート52で覆うと共に、収納室51に、第1のヘルメット61及び第2のヘルメット62を収納可能に構成することを示す。
バッテリ54は、前述のように収納室51の一部に形成したバッテリ収納室69に収納される。バッテリ54は、エアクリーナ37及び消音器39と車両幅方向で反対側に配置し、動力伝達機構26と同じ側に配置した。これにより、左右の重量配分が好適になり、また、空間効率良く配置することができる。
本実施例において、バッテリ54は、車両の左側に配置し、エアクリーナ37及び消音器39は、車両の右側に配置するものであるが、これに限定されない。例えば、バッテリ54を車両の右側に、エアクリーナ37及び消音器39を車両の左側に配置することは差し支えない。
図3は本発明に係る自動二輪車の後部拡大断面図であり、シートレール21に取付けた収納室51は、前部に且つ運転者Dが座る運転者着座ポイント63より前方に設ける第1のヘルメット収納室65と、この第1のヘルメット収納室65の後方に連通させて設ける中間室67と、この中間室67の後方に連通させて設け後部に且つ同乗者Pが座る同乗者着座ポイント64より後方に設ける第2のヘルメット収納室66とからなる。
又、本実施例において、第1のヘルメット収納室65の前端部65aは、シリンダヘッド25aよりも前方に延出し、第2のヘルメット収納室66の後端部66bは、後輪27の車軸82よりも後方に延出されているともいえる。
第1のヘルメット61は、ヘルメット61の前面を後に向けて、第2のヘルメット62は、ヘルメット62の前面を横に向けて収納することができる。
ヘルメット62の前面を横に向けて収納する横置き収納とすることで、収納室51の後方への張り出しを抑えながらヘルメットを効率良く収納することができる。
なお、本実施例において、ヘルメット62は、横置き収納としたがヘルメットの前面を前向き、あるいは後向きに収納可能に収納室51を構成することは差し支えない。
中間室67の底面を構成する中間底面71には段部72を備え、この段部72よりも後方に備える後底面73の高さを、段部72よりも前方に備える前底面74の高さよりも高くすることで、後輪27を配置できるスペースを大きくとるように構成した。
後底面73は、屈曲点75を経て第2のヘルメット収納室66の底面76に連なる面である。そして、後底面73と底面76との間の点である屈曲点75は、後輪27に上向きの力が作用してリヤクッションユニット29が最も縮んだときに後輪27の頂部27tが近づくように配置した点である。底面76は、後下方に傾斜させた面である。
本実施例では、動力伝達機構26に備えるドライブ軸93とドリブン軸である出力軸81とを結ぶ線95よりも下方に後輪27の車軸82を配置した。出力軸81から斜め後方且つ下方に後輪27の車軸82を設けることで、自動二輪車のホイールベースを長くならないようにすることができる。
エンジン25と一体に設けた動力伝達機構26は、リヤスイングアームの役割を兼ねる部材であり、この動力伝達機構26と車体フレーム13との間にリンク機構90を介在させる。
リンク機構90は、車体フレーム13側に設けた支持軸91と、この支持軸91に取付けたリンク部材92と、このリンク部材92の後端部に取付けたピボット軸24とを備え、支持軸91及びピボット軸24を通す孔に図示せぬラバーブッシュを圧入した。そして、ラバーブッシュを介して車体フレーム13に動力伝達機構26を取付ける。
車体フレーム13と動力伝達機構26との間に、ラバーブッシュを介在させたので、エンジン25や動力伝達機構26の振動を車体フレーム18に伝わり難くすることができる。
収納室51には、運転者Dが座る運転者着座ポイント63より前方に第1のヘルメット収納室65を設け、同乗者Pが座る同乗者着座ポイント64より後方に第2のヘルメット収納室66を設ける。このように構成することで、少なくとも2個のヘルメット61、62を収納可能にすることができる。
第1のヘルメット収納室65の前壁65bは、燃料タンク33の傾斜部33aと相対するように傾斜させたので、燃料タンク33のタンクの容量を確保しながら、収納室65の収納効率を高めることができる。
加えて、収納室51には、第1のヘルメット収納室65と第2のヘルメット収納室66の間を連通する中間室67を設け、この中間室67の底面を形成する中間底面71に段部72を備え、この段部72の前側の面を前底面74、後側の面を後底面73とするとき、後底面73を前底面74よりも高くすると共に後底面73の下方に後輪27を配置する。
後底面73を前記前底面74よりも高くすると共に後底面73の下方に後輪27を配置することで後輪27を配置できるスペースSを増やすことができる。
中間底面71を構成する後底面73を前底面74よりも高くすると共に後底面73の下方に後輪27を配置することで、より大径の後輪27を装着することが可能となる。あるいは、例えば、ストロークの長いリヤクッションを利用することで、後輪27の高さ方向のストロークを長くしながら、大径の後輪27を収納することも可能となる。
図1に戻って、収納室51には、第1のヘルメット収納室65と第2のヘルメット収納室66の間を連通する中間室67を設け、この中間室67の下方に燃料噴射装置35、スロットルボデイ34、及びエアクリーナ37を備える。
収納室51は、第1のヘルメット収納室65と第2のヘルメット収納室66の間を連通する中間室67を設けたので、長尺物84が収納可能となる。
加えて、中間室67の下方に燃料噴射装置35、スロットルボデイ34、及びエアクリーナ37を備えることで、吸気系統の部品をまとめて配置することができる。吸気系の部品をまとめて配置することで、限られたスペースを有効に活用でき、効率的な部品の配置が可能となる。
図4は自動二輪車後部の上下動を説明する作用図である。
(a)は通常走行時の自動二輪車後部の姿勢を示すものであり、エンジン25及び動力伝達機構26を、ピボット軸24を中心に上下スイング自在に支持すると共にリヤクッションユニット29をシートレール21と動力伝達機構26の間に介在させ、段部72を境に後底面73を前底面74よりも高くしたので、後輪27の上部には上下にストローク運動するための十分なスペースが確保されている。
(b)は後輪27が路面Rから上向きの衝撃力を受けたときの自動二輪車後部の姿勢を示すものであり、走行中に路面Rの凹凸などにより後輪27に上向きの衝撃力がかかると、後輪27が上向きに移動し、後輪27の車軸82はピボット軸24を中心に矢印85方向に回動すると共に、動力伝達機構26の後部26cとシートレール21の間を連結するリヤクッションユニット29が縮むことにより衝撃力を吸収する。
このとき、後輪27の上部には上下にストローク運動するための十分なスペースSが確保されているため、後輪27のストロークを大きくとることができる。
加えて、動力伝達機構26に備えるドライブ軸93とドリブン軸である出力軸81とを結ぶ線95よりも下方に後輪27の車軸82を配置したので、後輪27のストロークをさらに大きくとることができると共にホイールベースWBが長くなることはない。
以上に述べた自動二輪車の作用を次に述べる。
図3に戻って、収納室51には、運転者Dが座る運転者着座ポイント63より前方に第1のヘルメット収納室65を設けたので、第1のヘルメット収納室65を避けて、運転者着座ポイント63を設けることができる。
第1のヘルメット収納室65を避けて、運転者着座ポイント63を設けることができるので、運転者用シート48の地上高を上げる必要はない。
運転者用シート48の地上高を上げる必要はないため、運転者Dの足つき性を高めることができる。
また、同乗者Pが座る同乗者着座ポイント64より後方に第2のヘルメット収納室66を設けたので、第2のヘルメット収納室66を避けて、同乗者着座ポイント64を設けることができる。
第2のヘルメット収納室66を避けて、同乗者着座ポイント64を設けることができるので、同乗者用シート49の地上高を抑えることができる。
同乗者用シート49の地上高を抑えることができ、後輪27の大径化を図ることができる。
尚、請求項1において、第1のヘルメット収納室と第2のヘルメット収納室の間を連通する中間室は、設けても良いし、設けなくても差し支えないものとする。
本発明は、自動二輪車に好適である。
本発明に係る自動二輪車の左側部断面図である。 本発明に係る自動二輪車の平面図である。 本発明に係る自動二輪車の後部拡大断面図である。 自動二輪車後部の上下動を説明する作用図である。
符号の説明
10…自動二輪車、27…後輪、34…スロットルボデイ、35…燃料噴射装置、37…エアクリーナ、51…収納室、52…タンデムシート、61…第1のヘルメット、62…第2のヘルメット、63…運転者着座ポイント、64…同乗者着座ポイント、65…第1のヘルメット収納室、66…第2のヘルメット収納室、67…中間室、71…中間室の中間底面、72…段部、73…後底面、74…前底面、D…運転者、P…同乗者。

Claims (4)

  1. タンデムシートの下方に2個のヘルメットを収納可能にすることができる収納室を備え、この収納室は、前後に2つのヘルメット収納室を備え、これらのヘルメット収納室を第1のヘルメット収納室と第2のヘルメット収納室とし、前記第1のヘルメット収納室を運転者が座る運転者着座ポイントより前方に備えた低床式の自動二輪車において、
    前記第2のヘルメット収納室は、同乗者が座る同乗者着座ポイントより後方に設け
    前記収納室には、前記第1のヘルメット収納室と前記第2のヘルメット収納室の間を連通する中間室を設け、この中間室の底面を形成する中間底面に段部を備え、この段部の前側の面を前底面、後側の面を後底面とするとき、前記後底面を前記前底面よりも高くすると共に前記後底面の下方に後輪を配置し、
    側面視で、前記第1のヘルメット収納室の下方に前記第1のヘルメット収納室内に収容されたヘルメットと前後方向で重なるように燃料タンクを配置し、前記第1のヘルメット収納室の前壁は、前記燃料タンクの後方傾斜部と相対するように傾斜させることを特徴とする自動二輪車。
  2. 記中間室の下方に燃料噴射装置、スロットルボデイ、及びエアクリーナを備え
    前記第2のヘルメット収納室に収容されるヘルメットは、前面を横に向けて収納されることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
  3. 前記収納室にバッテリを収容し、前記バッテリは、上面視で後輪の側方に配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動二輪車。
  4. 記収納室の前端部は、シリンダヘッドよりも前方に延出し、前記収納室の後端部は、後輪の車軸よりも後方に延出することを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
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