JP4560320B2 - 開口形成用スコア付プラスチックキャップ - Google Patents
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Description
本発明の他の目的は、開口形成用スコアからの脱線を生じることなく、確実に円形の開口を形成することが可能な開口形成用スコア付プラスチックキャップを提供することにある。
前記開口形成用スコアは、実質上円形の開口ラインと、開口ラインの内側に開始点を有し、該開始点から開口ラインに接続している引裂き誘導ラインとからなり、
前記開封部材は、頂板部の外面において、前記開口ラインの内側であって且つ開口ラインの近傍に形成されている支柱と、該支柱の上端部に形成されているプルリングとからなり、
前記円形の開口ラインの中心点を原点(O)とし、該原点(O)と前記支柱の中心とを結ぶ直線を前記支柱側を正とするY軸とし、且つ該原点(O)を通り、Y軸と直交する直線をX軸とする直交座標でみて、下記条件(a)〜(c):
(a)前記開始点を第1または第4象限内に有していること、
(b)前記引裂き誘導ラインは、前記開始点から前記支柱まで直線状に延びている第1のストレートラインと、前記支柱の付け根部に沿って回り込んで延びている引裂き開始ラインと、引裂き開始ラインから第2象限または第3象限内に直線状に延びている第2のストレートラインと、第2のストレートラインと一体に直線状に延びて或いは第2のストレートラインからY軸側に屈折乃至屈曲して延びて第3象限内において前記開口ラインに連なっている終端ラインとからなっていること、
(c)前記終端ラインと開口ラインとが交差している領域において、両ラインの交差角が鋭角となっている側であって前記終端ラインによってX軸方向に区画されるY軸の反対側、及び両ラインの交差角が鈍角となっている側であって前記終端ラインによってX軸方向に区画されるY軸側には、前記終端ラインをX軸方向に挟んで、それぞれ前記開口ラインの内部に且つ該開口ラインに沿って、引裂き案内用の肉厚部が形成されていること、
を満足しており、
前記引裂き開始ラインと開口ラインとの間には、補強用肉厚部が設けられており、前記頂板部には、引裂き誘導ラインの開始点を囲むように補強用肉厚部が形成され、前記終端ラインと開口ラインとの交点において、開口ラインの接線と終端ラインとの交差角θは、50度乃至80度の範囲にある、
ことを特徴とする開口形成用スコア付プラスチックキャップが提供される。
が好ましい。
さらに、円形の開口ラインとプルリングの支柱との間に補強用肉厚部を形成することにより、開口ラインの引裂きに際して、開口ラインから引裂き誘導ライン側への脱線を確実に防止することができ、さらに、前記頂板部に、引裂き誘導ラインの開始点を囲むようにV字型の補強用肉厚部を形成することにより、引裂き誘導ラインの引裂きに際して、該開始点から開口ラインへの破断を有効に防止することができる。
図1は、本発明の開口形成用スコア付プラスチックキャップの一例を示す側断面図であり、
図2は、図1のキャップの上面図であり、
図3は、図1のキャップの要部である開口形成用スコアを拡大して示す平面図である。
尚、第2のストレートライン52dは、引裂き開始ライン52cから第2象限内に延びて、第2象限内で終端ライン52dに連なっていてもよい。また、終端ライン52eは、第2のストレートライン52dと一体に直線を形成していてもよい。
5:頂板部 6:筒状側壁
10:内容物取り出し用の開口形成用スコア
12:プルリング 13:支柱
50:円形の開口ライン 52:引裂き誘導ライン
52a:開始点 52b:第1のストレートライン
52c:引き裂き開始ライン 52d:第2のストレートライン
52e:終端ライン 55,56:引裂き案内用肉厚部
57,60:補強用肉厚部
Claims (2)
- 容器口部を覆うための頂板部と、該頂板部の下面側に形成された筒状側壁とを有しており、該頂板部には、開口形成用スコアと、該スコアを引裂いて開口を形成するための開封部材が設けられている開口形成用スコア付プラスチックキャップにおいて、
前記開口形成用スコアは、実質上円形の開口ラインと、開口ラインの内側に開始点を有し、該開始点から開口ラインに接続している引裂き誘導ラインとからなり、
前記開封部材は、頂板部の外面において、前記開口ラインの内側であって且つ開口ラインの近傍に形成されている支柱と、該支柱の上端部に形成されているプルリングとからなり、
前記円形の開口ラインの中心点を原点(O)とし、該原点(O)と前記支柱の中心とを結ぶ直線を前記支柱側を正とするY軸とし、且つ該原点(O)を通り、Y軸と直交する直線をX軸とする直交座標でみて、下記条件(a)〜(c):
(a)前記開始点を第1または第4象限内に有していること、
(b)前記引裂き誘導ラインは、前記開始点から前記支柱まで直線状に延びている第1のストレートラインと、前記支柱の付け根部に沿って回り込んで延びている引裂き開始ラインと、引裂き開始ラインから第2象限または第3象限内に直線状に延びている第2のストレートラインと、第2のストレートラインからY軸側に屈折乃至屈曲して延びて第3象限内において前記開口ラインに連なっている終端ラインとからなっていること、
(c)前記終端ラインと開口ラインとが交差している領域において、両ラインの交差角が鋭角となっている側であって前記終端ラインによってX軸方向に区画されるY軸の反対側、及び両ラインの交差角が鈍角となっている側であって前記終端ラインによってX軸方向に区画されるY軸側には、前記終端ラインをX軸方向に挟んで、それぞれ前記開口ラインの内部に且つ該開口ラインに沿って、引裂き案内用の肉厚部が形成されていること、
を満足しており、
前記引裂き開始ラインと開口ラインとの間には、補強用肉厚部が設けられており、前記頂板部には、引裂き誘導ラインの開始点を囲むように補強用肉厚部が形成され、前記終端ラインと開口ラインとの交点において、開口ラインの接線と終端ラインとの交差角θは、50度乃至80度の範囲にある、
ことを特徴とする開口形成用スコア付プラスチックキャップ。 - 第1のストレートラインと前記Y軸とがなす角αは、第2のストレートラインとY軸とがなす角βと同一もしくはそれよりも大きい、請求項1に記載の開口形成用スコア付プラスチックキャップ。
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2004
- 2004-03-30 JP JP2004100576A patent/JP4560320B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
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