JP4559179B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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雪上での走行性能を向上させた空気入りタイヤに関する。
トレッド面にブロックパターンを有するスタッドレスタイヤ等の空気入りタイヤでは、雪上路面走行時において安定した走行性能を得るためのグリップ力を確保する要素として、ブロックが路面からの蹴り出される際に、ブロック間の溝に入り込んだ雪を効率よく排出することが重要となる。
そこで、ブロックパターンの溝に入り込んだ雪の排出性能を向上させることを目的とした空気入りタイヤとして、従来より、1)溝角度(溝から陸部へ立ち上がる側壁の角度)を大きく(緩やかに)し、2)ブロックパターンの溝と陸部とのネガティブ比を調整(例えば、溝面積を大きく)し、路面蹴り出しの際の遠心力とブロック変形を利用して、溝に入り込んだ雪を排出する空気入りタイヤが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−39121号公報
しかしながら、上述した方法においては、雪の排出性能をより向上させようとするに従って、ブロックパターンの陸部面積が減少することとなる。陸部面積が減少すると、陸部の耐摩耗性能の低下や、乾燥路面走行時のグリップ力の低下を招くこととなってしまうため、雪の排出性能を向上させるには限界があった。
本発明は、上記の事実に鑑みてなされたものであり、ブロックパターンの溝と陸部とのネガティブ比に影響を与えることなく、ブロックパターンの溝に入り込んだ雪の排出性能を向上させた空気入りタイヤを提供することを目的とする。
そこで本発明の発明者らは、ブロックパターンの溝と陸部とのネガティブ比に影響を与えることなく雪の排出性能を向上させる方法として、路面への踏み込み時から蹴り出し時までのブロック変形に着目し、ブロックの変形方向をコントロールすることによって雪の排出性能を向上させることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
上述した目的を達成するために、本発明は、次にような特徴を有している。まず、本発明の特徴は、トレッド面(例えば、トレッド面1)に設けられた溝(例えば、周方向断面5及び横溝6)で区画されて形成された複数のブロック(例えば、ブロック10)を備えた空気入りタイヤであって、前記ブロックは、タイヤ赤道線に平行な周方向線(例えば、周方向線L1)に対してタイヤ幅方向に角度α(例えば、角度α1)で傾斜する直線部(例えば、直線部11)を有するサイプ(例えば、サイプ15)を備え、前記ブロックは、前記サイプによって、前記周方向線に対して路面先着方向(例えば、路面先着方向P)へ拡開する前記直線部の傾斜角度が鋭角となる側の第1サブブロック(例えば、サブブロック10a)と、前記周方向線に対して路面後着方向(例えば、路面先着方向Pと反対方向)へ拡開する前記直線部の傾斜角度が鈍角となる側の第2サブブロック(例えば、サブブロック10b)とに分断され、前記第1サブブロックは、前記第2サブブロックより先に路面に到達する路面先着面(例えば、路面先着面16)を有することを要旨とする。
かかる特徴によれば、回転する空気入りタイヤのブロックが路面へ踏み込む際に、路面先着面を有する第1サブブロックが先に路面に到達する。第1サブブロックと第2サブブロックとは、角度αで傾斜する直線部を有するサイプで分断されているため、第1サブブロックは第2サブブロックより先に路面後着方向へ屈曲し始め、第1サブブロックと第2サブブロックとが共に路面へ接地した際には、第1サブブロックは第2サブブロックより路面後着方向により大きく屈曲した状態となる。これをブロック全体の変形として見れば、ブロックがねじれるように変形したねじれ状態となる。そして、ブロックの路面蹴り出しの際には、ねじれ状態から元のブロック形状へ戻るように変形する。
氷雪路面の走行時においては、路面踏み込みの際にブロックを区画する溝に雪が入り込むが、路面蹴り出しの際のねじれ状態からの戻り変形によって溝に入り込んだ雪とブロック外側壁(すなわち、溝の片側の内側壁)との間に隙間が生じ、溝に密着する雪の面積が減少するため、回転する空気入りタイヤの遠心力による雪の排出性能が向上する。
従って、ブロックパターンの溝と陸部とのネガティブ比に影響を与えることなく、ブロックパターンの溝に入り込んだ雪の排出性能を向上させた空気入りタイヤを提供することができる。
さらに、本発明の特徴にかかる空気入りタイヤは、前記サイプ(例えば、サイプ15)の溝深さ(例えば、溝深さD)は、前記ブロック(たとえば、ブロック10)を区画する前記溝(例えば、横溝6)の溝深さ(例えば、ブロック高さH)より浅く且つ前記溝の溝深さの1/2以上であることが好ましい。
このような空気入りタイヤによれば、路面踏み込みの際にブロックがねじれ状態となる変形量が適度なものとなり、ブロックパターンの溝に入り込んだ雪の排出性能をより向上させることができる。
さらに、本発明の特徴にかかる空気入りタイヤは、前記空気入りタイヤの路面先着方向(例えば、路面先着方向P)を上方として前記トレッド面(例えば、トレッド面100)を平面視した状態において、前記複数のブロック(例えば、ブロック110及び120)は、前記直線部(たとえば、直線部113a及び直線部123a)の傾斜方向が前記周方向線(例えば、周方向線L3)に対して左右方向にそれぞれ異なる第1ブロック(例えば、ブロック110)と第2ブロック(例えば、ブロック120)とを含み、前記第1ブロックと前記第2ブロックとが、前記溝(例えば、主溝105)で区画されて互いに隣接して備えられることが好ましい。
このような空気入りタイヤによれば、隣接して備えられた第1ブロックと第2ブロックとに、それぞれ異なる傾斜方向の直線部を有したサイプが設けられているので、路面踏み込みの際には、溝を挟んで第1ブロックと第2ブロックとが互いに逆方向のねじれ状態へ変形する。
路面蹴り出しの際には、第1ブロックと第2ブロックとは互いに逆方向の戻り変形を起こすので、2つのブロックを区画する溝に入り込んだ雪と、2つのブロックの両外側壁(すなわち、溝の両内側壁)との間に隙間が生じ、溝に密着する雪の面積がさらに減少するため、回転する空気入りタイヤの遠心力による雪の排出性能がさらに向上する。
さらに、本発明の特徴にかかる空気入りタイヤは、前記空気入りタイヤの路面先着方向(例えば、路面先着方向P)を上方として前記トレッド面(例えば、トレッド面100)を平面視した状態において、隣接して備えられた前記第1ブロック(例えば、ブロック100)と前記第2ブロック(例えば、ブロック120)とは、互いに対向する外側壁(例えば、外側壁116及び126)をそれぞれ有し、前記第1ブロック及び前記第2ブロックそれぞれにおいて、前記外側壁は前記サイプ(例えば、サイプ113及び123)が有する前記直線部(例えば、直線部113a及び123a)の傾斜角度(角度α2及びα3)とは左右方向反対に傾斜する傾斜面(傾斜面115及び125)を有することが好ましい。
このような空気入りタイヤによれば、溝を挟んで互いに対向する第1ブロックの外側壁と第2ブロックの外側壁とがそれぞれ、周方向線に対して路面踏み込みの際のねじれ変形の回転方向側へ傾斜した傾斜面を有しており、路面踏み込みの際には、第1ブロック及び第2ブロックのねじれ変形に伴い、それぞれの傾斜面の傾斜は周方向線に対してさらに傾倒した傾斜となる。
この結果、路面踏み込みの際に第1ブロックと第2ブロックとを区画する溝に入り込んだ雪は、ねじれ変形する2つのブロックの回転方向の共通ベクトル方向への力を傾斜面から受け、強固な雪柱を形成することとなり、雪上路面に対する空気入りタイヤのグリップ力を増大させることができる。
さらに、本発明の特徴にかかる空気入りタイヤは、タイヤ周方向に連続して延びる少なくとも1本の主溝(例えば、主溝105)と、前記主溝に交差する複数の横溝(例えば横溝101及び横溝102)と、前記横溝(例えば、横溝101)で区画された複数の前記第1ブロック(例えば、ブロック110)を有する第1ブロック列(例えば、ブロック列160)と、前記横溝(例えば、横溝102)で区画された複数の前記第2ブロック(例えば、ブロック120)を有する第2ブロック列(例えば、ブロック列170)とを備え、前記第1ブロック列と前記第2ブロック列とが前記主溝によって左右方向に区画されていることが好ましい。
このような空気入りタイヤによれば、タイヤ周方向に第1ブロック列と第2ブロック列とが主溝で区画されて左右方向に配置されるので、タイヤ周方向の全周に渡り、第1ブロックと第2ブロックとが主溝で区画されてそれぞれ複数設けられることとなり、主溝に入り込んだ雪の排出性能をタイヤ周方向の全周に渡って向上させることができる。
ブロックパターンの溝と陸部とのネガティブ比に影響を与えることなく、ブロックパターンの溝に入り込んだ雪の排出性能を向上させた空気入りタイヤを提供することができる。
次に、本発明に係る空気入りタイヤの実施形態の一例について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の記載において説明する図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド面1の一部を、空気入りタイヤの路面先着方向Pを上方として平面視した図である。
ブロック10は、空気入りタイヤのトレッド面1のタイヤ周方向に延設された2本の主溝5と、タイヤ幅方向に備えられた横溝6とによって区画されて形成されている。また、空気入りタイヤは、トレッド面1のタイヤ周方向にブロック10を複数備えている。
なお、主溝5を挟んでブロック10と隣接して設けられた周辺ブロック4は、ブロック10と同一のブロック高さを有するブロックである。
図2は、図1にて平面視したブロック10の拡大図である。路面先着方向Pは、車両が前進するときの空気入りタイヤ1の回転方向を示す。ブロック10は、タイヤ赤道線CLに平行な周方向線L1に対してタイヤ幅方向に角度α1で傾斜する直線部11を有する細溝であるサイプ15を備えており、このサイプ15によってサブブロック10aとサブブロック10bとに分断されている。
サブブロック10aは、周方向線L1に対して路面先着方向Pへ拡開する直線部11の傾斜角度が鋭角(角度α1)となる側(同図における左側)に位置するサブブロックであり、サブブロック10bは、周方向線L1に対して路面後着方向(路面先着方向Pと反対方向)へ拡開する直線部11の傾斜角度が鈍角(180度−角度α1)となる側(同図における右側)に位置するサブブロックである。
また、サブブロック10aは、路面先着方向側に向けて幅Gだけサブブロック10bよりシフトされて配設されており、空気入りタイヤが路面先着方向Pに向けて回転した際に、サブブロック10bより先に路面に到達する路面先着面16を有している。
なお、本実施形態においては、ブロック10の平面視におけるサイプ15の形状全体が直線部11となるように構成したが、本発明はこれに限定されない。例えば、平面視におけるサイプ15の形状が、複数の直線状又は曲線状の線分の組合わせたものであってもよい。この場合、少なくとも上述した角度α1に傾斜する直線状の直線部をサイプ15が有していれば、本発明は適用される。
図3は、本発明の第1の実施形態に係るブロック10の立体斜視図である。同図に示すように、ブロック10に設けられたサイプ15の溝深さDは、ブロック高さH(すなわち、ブロック10を区画している横溝6の溝深さでもある)より浅く、且つ、ブロック高さHの1/2以上の溝深さとなっている。
また、サイプ15の内側壁15a及び内側壁15bはそれぞれ、サブブロック10a及びサブブロック10bの一側壁となっている。
なお、図3におけるサイプ15の溝幅wは説明の都合上、一般的なサイプと比較的して若干幅広に示されているが、実際には、後述するようにブロック10が路面に接地して路面後着方向(路面先着方向Pと逆方向)へ屈曲した際に、サイプ側壁15aとサイプ側壁15bとが接触する程度の極めて狭い溝幅となっている。
次に、図4を用いて、本実施形態におけるブロック10のブロック変形について説明する。図4は、回転する空気入りタイヤのトレッド面1に設けられたブロック10が、路面に対して踏み込む際のブロック形状の変形を示す図である。なお、路面先着方向Pは、前述した各図と同様に前進する車両における空気入りタイヤの回転方向を示す。また、図4(b)及び図4(c)に記した路面境界線Bは、ブロック10と路面との接地境界線であり、接地領域Eはブロック10が路面に接地している領域を示している。
図4(a)は、路面接地前のブロック10の形状を示す図である。
図4(b)は、サブブロック10aが路面への踏み込み(すなわち、路面へ接地し始めた状態)を示す図である。同図に示すように、ブロック10の路面への踏み込みにおいて、サブブロック10bよりも先にサブブロック10aの路面先着面16が路面に到達して接地する。
路面に接地し始めたサブブロック10aには、路面先着方向Pと反対方向に発生するせん断力aが路面から加わるが、サブブロック10aとサブブロック10bとはサイプ15で分断されているため、サブブロック10aのみが路面先着方向Pと反対方向(路面後着方向)に屈曲する(屈曲変位量:X1)。このとき、サブブロック10aとサブブロック10bとはサイプ15が有する傾斜した直線部11に沿って位置ずれを起こす。
図4(c)は、サブブロック10a及びサブブロック10bがともに路面へ接地した状態を示す図である。この状態においては、接地したサブブロック10bにも路面先着方向Pと反対方向に発生するせん断力が路面より加わり、サブブロック10bが屈曲変位量Y2だけ屈曲するのであるが、サブブロック10bの屈曲変位量Y2はサブブロック10aの屈曲量X2よりも小さい。
ここで、ブロック10全体の変形に着目すれば、ブロック10非接地状態における基準位置Sに対するブロック10の形状は、図4(c)に示す回転方向R1(同図における時計廻り方向)へ向けてねじれるように変形したねじれ状態となる。
そして、空気入りタイヤがさらに回転し、ブロック10が路面から蹴り出される際(すなわち、路面から離間し始めたとき)には、弾性体であるゴムの性質により、ブロック10はねじれ状態を戻すように回転方向R1とは逆方向(同図における反時計廻り方向)へ向けて元のブロック形状Sへ戻るように変形する。
このように、ブロック10は、サイプ15で分断された2つのサブブロックの屈曲量の差によって、路面への踏み込み時にはねじれ状態へ変形し、蹴持し時には元のブロック形状Sの形状へ戻るように変形する。
以上説明したようなブロック10の一連の変形は、ブロック10を区画している溝に入り込む路面の雪に対して以下のように作用する。
なお、ここでは一例として、ブロック10を区画している溝の例として、図4に示すように、ブロック10と周辺ブロック4とを区画する主溝5について説明する。
ブロック10が路面へ踏み込む際には、主溝5へ路面の雪が入り込むとともに、上述したようにブロック10が図4(c)に示す回転方向R1の方向へねじれ変形を開始する。すると、主溝5へ入り込んだ雪は、ねじれ変形するブロック10の外側壁12からの圧力を受け、周辺ブロック4とねじれ変形した状態のブロック10との間で押し固められた雪柱を形成する。
空気入りタイヤが路面先着方向Pへ次第に回転し、ブロック10が路面を蹴り出す際には、ブロック10はねじれ状態から元のブロック形状Sへ戻ろうとする。このとき、ブロック10の外側壁12は、主溝5へ入り込んだ雪を押し固めるときとは逆方向に変形するため、主溝5に押し固められた雪柱は外側壁12から剥がされることとなる。
この結果、ブロック10の路面蹴り出しの際に、主溝5に対する雪柱の密着度が下がり、回転する空気入りタイヤの遠心力による雪の排出性能が向上する。
また、本実施形態において、複数のブロック10がタイヤ周方向に隣接して設けられている。これら複数のブロック10を区画する横溝6に入り込んだ雪に対しても、上述した主溝5における作用と同様の作用によって雪の排出性能が向上し、本発明の効果が得られる。
より具体的には、ブロック10の路面踏み込みから蹴り出しにかけて、互いに同方向にねじれ変形する2つのブロック10に挟まれた横溝6の溝形状が大きく変形するため、ブロック10は、路面蹴り出しの際に横溝6に入り込んで形成された雪柱を大きく変形させて雪柱を破壊することができる。
この結果、ブロック10の路面蹴り出しの際に、横溝6に入り込んだ雪柱を効果的に破壊して、回転する空気入りタイヤの遠心力による雪の排出性能を向上させることができる。
なお、サイプ15の直線部11の傾斜角度である角度α1は、5度以上30度未満の範囲であることが好ましく、このような範囲に角度α1を設定することにより、雪の排出性能の向上にあたってより効果的なブロック10のねじれ変形を得ることが出来る。
(第1の実施形態による作用・効果)
第1の実施形態にかかる空気入りタイヤによれば、回転する空気入りタイヤのブロック10が路面へ踏み込む際に、路面先着面16を有するサブブロック10aが先に路面に到達する。サブブロック10aとサブブロック10bとは、角度α1で傾斜する直線部11を有するサイプ15で分断されているため、サブブロック10aはサブブロック10bより先に路面後着方向(路面先着方向Pと反対方向)へ屈曲し始め、サブブロック10aとサブブロック10bとが共に路面へ接地した際には、サブブロック10aはサブブロック10bより路面後着方向により大きく屈曲した状態となる。これをブロック10全体の変形として見れば、ブロック10が回転方向R1へねじれるように変形したねじれ状態となる。そして、ブロック10の路面蹴り出しの際には、ねじれ状態から元のブロック形状Sへ戻るように変形する。
氷雪路面の走行時においては、路面踏み込みの際にブロック10を区画する主溝5に雪が入り込むが、路面蹴り出しの際のねじれ状態からの戻り変形によって主溝5に入り込んだ雪と外側壁12(すなわち、主溝5の片側の一内側壁)との間に隙間が生じ、主溝5に密着する雪の面積が減少するため、回転する空気入りタイヤの遠心力による雪の排出性能が向上する。
従って、ブロックパターンの溝と陸部とのネガティブ比に影響を与えることなく、トレッド面1に形成されたブロックパターンの主溝5に入り込んだ雪の排出性能を向上させた空気入りタイヤを提供することができる。
さらに、第1の実施形態にかかる空気入りタイヤによれば、サイプ15の溝深さは、ブロック10を区画する主溝5の溝深さより浅く且つ主溝5の溝深さの1/2以上であるため、路面踏み込みの際にブロック10がねじれ状態となる変形量が適度なものとなり、トレッド面1が有するブロックパターンの溝に入り込んだ雪の排出性能をより向上させることができる。
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド面100の一部を平面視した状態を示す図である。ここで、路面先着方向Pは、空気入りタイヤの回転方向を示す。
空気入りタイヤのトレッド面100は、本発明の特徴が適用されたブロックであるブロック110、ブロック120、ブロック130を、トレッド面にそれぞれ複数備えている。同図に示すように、トレッド面100には、タイヤ周方向に延びる3本の主溝104〜107、及び、主溝104〜107のいずれかに交差する複数の横溝101〜103が設けられている。
ブロック110は横溝101で区画されるとともにタイヤ周方向に連続して複数備えられており、これら複数のブロック110によってブロック列160が構成されている。
また、ブロック120は横溝102で区画されるとともにタイヤ周方向であって且つタイヤ赤道線CL上に連続して複数備えられており、これら複数のブロック120によってブロック列170が構成されている。
さらに、ブロック130は横溝103で区画されるとともにタイヤ周方向に連続して複数備えられており、これら複数のブロック130によってブロック列180が構成されている。
また、路面先着方向Pを上方としてトレッド面100を平面視した状態を示す図5において、ブロック列160とブロック列170とが主溝105によって左右方向に区画されている。(すなわち、個別のブロックごとに見た場合、ブロック110とブロック120とが主溝105によって左右方向に隣接して区画されて設けられている。)
さらに、ブロック列170とブロック列180とにおいても同様に、主溝106によって左右方向に区画されている。(すなわち、個別のブロックごとに見た場合、ブロック120とブロック130とが主溝106によって左右方向に隣接して区画されて設けられている。)
なお、本第2の実施形態に係るブロック110、ブロック120、ブロック130はいずれも、第1の実施形態に係るブロック10の形状を基本型として、ブロック上に形成された補助ブロック(図6及び図7を用いて後述する)を挟んでタイヤ周方向に2つの基本型を組み合わせて構成したブロックである。
図6は、図5に示したブロック列160とブロック列170とについて拡大して示した図である。
まず、ブロック列160に含まれるブロック110について説明する。ブロック110は、4つのサブブロック110a〜110cを有している。ブロック110の4つのサブブロックのうち、サブブロック110a及びサブブロック110bは、上述した第1の実施形態に係るブロック10の形状を基本型とする。また、サブブロック110c及びサブブロック110dも同様に、上述した第1の実施形態に係るブロック10の形状を基本型とする。
サブブロック110aとサブブロック110bとは、タイヤ赤道線CLに平行な周方向線L3に対してタイヤ幅方向に角度α2で傾斜する直線部113aを有するサイプ113によって分断されている。サイプ113の溝深さは、ブロック110を区画している横溝101の溝深さより浅く、且つ、横溝101の溝深さの1/2以上の溝深さとなっている。
また、サブブロック110aは、周方向線L3に対して路面先着方向Pへ拡開する直線部113aの傾斜角度が鋭角(角度α2)となる側のサブブロックであるとともに、サブブロック110bは、周方向線L3に対して路面後着方向(路面先着方向Pと逆方向)へ拡開する直線部113aの傾斜角度が鈍角(180度−角度α2)となる側のサブブロックである。
さらに、サブブロック110aは、サブブロック110bより先に路面に到達する路面先着面111を有している。
このように、ブロック110において、サブブロック110aとサブブロック110bとは、上述した第1の実施形態におけるサブブロック10aとサブブロック10bとほぼ共通の構成を有し、ブロック110が路面に接地する際には、サブブロック110bより先にサブブロック110aが路面に接地して路面後着方向へ屈曲を開始する。
サブブロック110cとサブブロック110dとについても同様に、上述した第1の実施形態におけるサブブロック10aとサブブロック10bとほぼ共通の構成を有し、ブロック110が路面に接地する際には、サブブロック110dより先にサブブロック110cが路面に接地して路面後着方向へ屈曲を開始する。
また、ブロック110において、サブブロック110aとサブブロック110cとは、ブロック110上に形成された補助ブロック119で区画され、サブブロック110bとサブブロック110dとは、ブロック110上に形成された補助ブロック118で区画されている。また、サブブロック110bとサブブロック110cとは、サイプ117で区画されている。サイプ117の溝深さは、サイプ113又はサイプ114とほぼ同じ溝深さとなっている。
図7は、補助ブロック118のタイヤ赤道面に平行な断面であるA−A’断面を示す図である。同図に示すように、補助ブロック118は、サブブロック110b、及び、サブブロック110dをそれぞれ区画するサイプ190で区画されている。補助ブロック118にブロック面は、トレッド面100の踏面(サブブロック110d又はサブブロック110bの踏面)より深さD2だけ低い面となっている。本実施形態のトレッド面100の深さD2は、空気入りタイヤの新品時において1.0mmとなっている。また、サイプ190の溝深さD3は、主溝104の溝底104bからの溝深さHの50%〜70%の範囲の深さであることが好ましい。このよう範囲にサイプ190の溝深さD3を設定することにより、ブロック110全体の剛性を確保しつつ、接地時にはブロック110に良好なねじれ変形を発生させることができる。
なお、補助ブロック119のタイヤ赤道面に平行な断面形状や寸法は、補助ブロック118と同様である。
なお、本実施形態においてサイプ113はその全体が直線部113aとなっているが、本発明はこれに限定されず、例えば、サイプ113が、直線部113aと、直線部113aとは傾斜角度の異なる他の直線部又は曲線部とが組み合わされた形状となっていてもよい。サイプ114と直線部114aについても同様である。
以上説明したようなブロック110によれば、空気入りタイヤが路面先着方向Pへ回転し、ブロック110が路面へ接地する際には、ブロック110全体が回転方向R2へ向けてねじれるように変形する。そして、ブロック110の路面蹴り出しの際には、ブロック110が回転方向R2とは逆方向へ回転してねじれ変形の状態から元の形状へ戻ることとなる。
次に、図6を参照してブロック120について説明する。ブロック列170に含まれるブロック120は、4つのサブブロック120a〜120dを有している。
ブロック120は、上述したブロック110の構成をタイヤ幅方向に左右対称となる形状に構成・配置したブロックである。ブロック120の4つのサブブロックのうち、サブブロック120a及びサブブロック120bは、上述した第1の実施形態に係るブロック10のタイヤ幅方向に左右対称となる形状を基本型とする。また、サブブロック120c及びサブブロック120dも同様に、上述した第1の実施形態に係るブロック10のタイヤ幅方向に左右対称となる形状を基本型とする。
ブロック120がブロック110と異なる点は、サブブロック120aとサブブロック120bとを分断するサイプ123の直線部123aのタイヤ赤道線CL方向に対する傾斜方向、及び、サブブロック120cとサブブロック120dとを分断するサイプ124の直線部124aのタイヤ赤道線CL方向に対する傾斜方向が、それぞれ、ブロック110の直線部と左右逆方向に拡開している点である。
また、ブロック120は、ブロック110と同様に、サブブロック120aの路面先着面121、サブブロック120cの路面先着面125、補助ブロック128、補助ブロック129を有している。補助ブロック128、及び、補助ブロック129のタイヤ赤道面に平行な断面の形状は、上述した補助ブロック118の断面形状と同じである。
このような構成によって、ブロック120は、路面に接地する際にサブブロック110とは反対方向となる回転方向R3に向けてねじれ変形を起こす。
このように、本実施形態におけるトレッド面100には、路面への踏み込みの際に回転方向R2(図6における時計廻り)にねじれ変形を起こすブロック110と、路面への踏み込みの際に回転方向R3(図6における反時計廻り)にねじれ変形を起こすブロック120とが、主溝105によって左右方向に区画されて備えられている。
なお、サイプ113の直線部113aの傾斜角度(及びサイプ114の直線部114aの傾斜角度)である角度α2、及び、サイプ123の直線部123aの傾斜角度(及びサイプ124の傾斜角度)である角度α3は、上述した第1の実施形態と同様にして、5度以上30度未満の範囲であることが好ましい。
さらに、図6に示すように、本実施形態におけるブロック110及びブロック120は主溝105を挟んで隣接しており、互いに対向する外側壁をそれぞれ有している。
より具体的には、ブロック110は、ブロック110に設けられたサイプの直線部113a及び直線部114aの傾斜角度に対して、トレッド面の平面視において左右反対方向に傾斜する傾斜面115を有する外側壁116を有している。一方、ブロック120は、ブロック120に設けられたサイプの直線部123a及び直線部124aの傾斜角度に対して、トレッド面の平面視において左右反対方向に傾斜する傾斜面125を有する外側壁126を有している。
なお、本発明においては、主溝や横溝の溝深さや溝幅、ブロックの大きさ、サイプの溝深さや溝幅等は、夫々上記の条件を満たす範囲内で、適宜、設計・変更することが可能である。
(第2の実施形態による作用・効果)
第2の実施形態にかかる空気入りタイヤによれば、回転する空気入りタイヤのブロック110が路面へ踏み込む際に、路面先着面111を有するサブブロック110aが先に路面に到達する。サブブロック110aとサブブロック110bとは、角度α2で傾斜する直線部113aを有するサイプ113で分断されているため、サブブロック110aはサブブロック110bより先に路面後着方向(路面先着方向Pと反対方向)へ屈曲し始め、サブブロック110aとサブブロック110bとが共に路面へ接地した際には、サブブロック110aはサブブロック110bより路面後着方向により大きく屈曲した状態となる。また、サイプ114で分断されたサブブロック110cとサブブロック110dも同様に、ブロック110が路面へ踏み込む際に、サブブロック110cがサブブロック110dより路面後着方向により大きく屈曲した状態となる。
これをブロック110全体の変形として見れば、ブロック110が回転方向R2へねじれるように変形したねじれ状態となる。そして、ブロック110の路面蹴り出しの際には、ねじれ状態から元のブロック形状へ戻るように変形する。
また、ブロック120はブロック110と左右対称な形状を有するブロックであるため、ブロック120は、路面踏み込みの際にブロック110と反対の回転方向α3へねじれるように変形したねじれ状態となる。そして、路面蹴り出しの際には、ブロック120はねじれ状態から元のブロック形状へ戻るように変形する。
さらに、ブロック110のサイプ113及びサイプ114の溝深さは、ブロック110を区画する横溝101の溝深さより浅く且つ横溝101の溝深さの1/2以上であるとともに、ブロック120のサイプ123及びサイプ124の溝深さは、ブロック120を区画する横溝102の溝深さより浅く且つ横溝102の溝深さの1/2以上であるため、路面踏み込みの際にブロック110及びブロック120がねじれ状態となる変形量が適度なものとなる。
従って、ブロック120及びブロック110は、上述した第1の実施形態と同様の作用・効果を奏し、ブロックパターンの溝と陸部とのネガティブ比に影響を与えることなく、トレッド面100に形成されたブロックパターンの主溝105に入り込んだ雪の排出性能を向上させた空気入りタイヤを提供することができる。
第2の実施形態にかかる空気入りタイヤによれば、さらに、隣接して備えられたブロック110とブロック120とは、それぞれ異なる傾斜方向の直線部を有したサイプ(サイプ113及びサイプ114と、サイプ123及びサイプ124)が設けられているので、路面踏み込みの際には、主溝105を挟んで互いに逆方向(回転方向R2と回転方向R3)のねじれ状態へ変形する。
路面蹴り出しの際には、ブロック110とブロック120とは互いに逆方向の戻り変形を起こすので、2つのブロックを区画する主溝105に入り込んだ雪と、2つのブロックの両外側壁(外側壁116と外側壁126)との間に隙間が生じ、主溝105に密着する雪の面積がさらに減少するため、回転する空気入りタイヤの遠心力による雪の排出性能がさらに向上する。
第2の実施形態にかかる空気入りタイヤによれば、さらに、主溝105を挟んで互いに対向するブロック110の外側壁116とブロック120の外側壁126とがそれぞれ、周方向線(周方向線L4又は周方向線L5)に対して路面踏み込みの際のねじれ変形の回転方向(回転方向R2又は回転方向R3)側へ傾斜した傾斜面(傾斜面115及び傾斜面125)を有しており、路面踏み込みの際には、ブロック110及びブロック120のねじれ変形に伴い、それぞれの傾斜面の傾斜が周方向線に対してさらに傾倒した傾斜となる。
この結果、路面踏み込みの際にブロック110とブロック120とを区画する主溝105に入り込んだ雪は、ねじれ変形する2つのブロックの回転方向の共通ベクトル方向Dへの力を傾斜面(傾斜面115及び傾斜面125)から受け、強固な雪柱を形成することとなり、雪上路面に対する空気入りタイヤのグリップ力を増大させることができる。
第2の実施形態にかかる空気入りタイヤによれば、さらに、タイヤ周方向にブロック列160とブロック列170とが主溝105で区画されて左右方向に配置されるので、タイヤ周方向の全周に渡り、ブロック110とブロック120とが主溝105で区画されてそれぞれ複数設けられることとなり、主溝105に入り込んだ雪の排出性能をタイヤ周方向の全周に渡って向上させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド面1の一部を平面視した図である。 本発明の第1の実施形態に係るブロック10の拡大図である。 本発明の第1の実施形態に係るブロック10の立体斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るブロック10が路面に対して接地する際のブロック変形を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド面100の一部を平面視した図である。 本発明の第2の実施形態に係るブロック列160とブロック列170の拡大図である。 本発明の第2の実施形態に係る補助ブロック118のA−A’断面を示す図である。
符号の説明
1…トレッド面、4…ブロック、5…周方向断面、6…横溝、10…ブロック、10a、10b…サイドブロック、11…直線部、15…サイプ、15a,15b…内側壁、16…路面先着面、100…トレッド面、101〜103…横溝、104〜107…周方向断面、104b…溝底、110a,〜110d,120a〜120d…サブブロック、111,112,121,122…路面先着面、113,114,123,124…サイプ、113a,114a,123a、124a…直線部、115,125…傾斜面、116,126…外側壁、117,127…サイプ、118,119,128,129…補助ブロック、110,120,130…ブロック、160,170,180…ブロック列、190…サイプ、D…サイプ溝深さ、D2…深さ、D3…溝深さ、H…ブロック高さ、w…サイプ溝幅、CL…タイヤ赤道線、L1〜L5…周方向線、R1〜R3…ねじれ方向

Claims (3)

  1. トレッド面に設けられた溝で区画されて形成された複数のブロックを備えた空気入りタイヤであって、
    前記ブロックは、タイヤ赤道線に平行な周方向線に対してタイヤ幅方向に角度αで傾斜する直線部を有するサイプを備え、
    前記ブロックは、前記サイプによって分断される、前記周方向線に対して路面先着方向へ拡開する前記直線部の傾斜角度が鋭角となる側の第1サブブロックと、前記周方向線に対して路面後着方向へ拡開する前記直線部の傾斜角度が鈍角となる側の第2サブブロックとを有し、
    前記第1サブブロックは、前記第2サブブロックより先に路面に到達する路面先着面を有し、
    前記路面先着方向を上方として前記トレッド面を平面視した状態において、
    前記複数のブロックは、前記直線部の傾斜方向が前記周方向線に対して左右方向にそれぞれ異なる第1ブロックと第2ブロックとを含み、前記第1ブロックと前記第2ブロックとが、前記溝で区画されて互いに隣接して備えられ、
    隣接して備えられた前記第1ブロックと前記第2ブロックとは、互いに対向する外側壁をそれぞれ有し、前記第1ブロック及び前記第2ブロックそれぞれにおいて、前記外側壁は前記サイプが有する前記直線部の傾斜角度とは左右方向反対に傾斜する傾斜面を有することを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記サイプの溝深さは、前記ブロックを区画する前記溝の溝深さより浅く且つ前記溝の溝深さの1/2以上であることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. タイヤ周方向に連続して延びる少なくとも1本の主溝と、
    前記主溝に交差する複数の横溝と、
    前記横溝で区画された複数の前記第1ブロックを有する第1ブロック列と、
    前記横溝で区画された複数の前記第2ブロックを有する第2ブロック列とを備え、
    前記第1ブロック列と前記第2ブロック列とが前記主溝によって左右方向に区画されていることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
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