JP4537967B2 - トラクタの変速操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トラクタの変速操作装置に関する。
トラクタにおいて、従来、例えば特許文献1に示されるものがあった。
特許文献1に示されるものは、エンジン出力が主変速機構11、高低変速機構13、前後進切換え機構13、副変速機構15によって変速されて前後輪7,8に伝達されるように走行用変速装置を構成されている。前後進切換え機構13は、ステアリングハンドル21の左横側に設けた前後進切換えレバー22によって切換え操作される。主変速機構11、高低変速機構13、副変速機構15は、運転席28の左横側に設けた変速レバー30によって変速操作されるものである。
特開2001−130281号公報(段落〔0016〕−〔0030〕など、図1,3,15)
トラクタにあっては、たとえば圃場端部で旋回や条合わせを行うなど、車体の前進走行と後進走行を繰り返して行われる場合がある。
従来の技術事項を採用すると、前後進切換えレバーを操作するだけで操作簡単に車体の前進走行と後進走行の切り換えができるものを得ることができた。このものにあっては、前後進切換えをこれ専用の操作レバーによって行い、走行変速をこれ専用の操作レバーによって行うものである。このため、前後進の切換えに併せて変速走行を行う場合、二本の操作レバーを持ち替えて操作する必要があった。
本発明の目的は、前後進走行の切換えを操作簡単に行うことができるのみならず、走行変速を併せて行う場合も操作簡単に行うことができるトラクタの変速操作装置を提供することにある。
本第1発明にあっては、トラクタの変速操作装置において、
原動部と運転部との間を仕切る仕切り壁体の上側にステアリングハンドルを配備し、前記ステアリングハンドルを回転自在に支持するハンドル軸の横側方でかつ前記ステアリングハンドルの下方位置に、走行用変速装置を変速操作する変速レバーを設け、前記変速レバーを、前記仕切り壁体の内部における前記ステアリングハンドルの基部の横側方に縦向き姿勢で配備されて前記仕切り壁体の下部から車体後方に延出された連動機構を介して、車体後部に配備された前記走行用変速装置に連係し、前記変速レバーのレバーガイドを、前記仕切り壁体の側面を構成する車体上下向きの縦壁部分に形成して、前記レバーガイドの操作経路を、車体上下方向に並ぶ複数の前後向き経路と、前記複数の前後向き経路の前後中間部を連通する連通経路とで構成し、前記変速レバーを、前記仕切り壁体の内部で前記連動機構の上端部に連係されて前記縦壁部分の外側に延出された車体横向きの横稈身部と、前記横稈身部の外端から車体上向きに延出された縦稈身部と、前記縦稈身部の上端部に設けられた操作部とを備えて構成し、前記複数の前後向き経路のうちの最も車体上方側に位置する上側前後向き経路の車体後方側端部に、前記走行用変速装置が後進状態に変速操作される後進位置を設けるとともに、前記上側前後向き経路の車体前方側端部に、前記走行用変速装置が前記後進状態での減速率に等しい又はそれに近い減速率を現出するシャトル用前進状態に変速操作される前進位置を設け、前記複数の前後向き経路のうちの前記上側前後向き経路よりも車体下方側に位置する下側前後向き経路に、前記走行用変速装置が前記シャトル用前進状態での走行速度値と異なる走行速度値を現出する前進状態に変速操作される前進位置を設け、前記変速レバーを前記上側前後向き経路に操作すると、前記変速レバーの操作部が前記ステアリングハンドルを支持した手で操作可能なステアリングハンドルの近くに位置するように、前記変速レバーを前記仕切り壁体から延出してある。
本第1発明の構成によると、変速レバーを上側前後向き経路で移動操作する場合、下側前後向き経路で移動操作する場合に比して、変速レバーの操作部がステアリングハンドルの近くに位置している。これにより、ステアリングハンドルに添えた手を変速レバーの操作部にも併せて作用させ、ステアリングハンドルを支持しながら変速レバーを操作することができる。そして、変速レバーを後進位置に操作すれば、走行用変速装置が後進状態になり、車体を後進走行させることができる。変速レバーを前進位置に操作すれば、走行用変速装置がシャトル用前進状態になり、車体を前進走行させることができる。
変速レバーを上側前後向き経路から下側前後向き経路に移動操作するとともにこの下側前後向き経路に沿わせて車体前後方向に移動すれば、変速レバーがシャトル用前進位置とは異なる前進位置になり、走行用変速装置がシャトル用前進状態とは異なる前進状態になる。すなわち、車体を前後進切換え時の走行速度とは異なる走行速度で前進走行させることができる。
従って、本第1発明によると、ステアリングハンドルに当てた手を変速レバーにも作用させ、ステアリングハンドルを支持しながらでも車体の前後進切換えを行うことができ、旋回や条合わせなどの場合、車体の前後進切換えを操作簡単に行って能率よく作業することができる。しかも、前後進切換えに併せて走行変速を行う場合でも、変速レバーを扱うだけで操作簡単に車体の前進走行速度を変速して楽に作業することができる。
本第2発明にあっては、本第1発明の構成において、前記下側前後向き経路に、前記走行用変速装置が前記シャトル用前進状態よりも低速の低速前進状態に変速操作される低速前進位置と、前記走行用変速装置が前記シャトル用前進状態よりも高速の高速前進状態に変速操作される高速前進位置とを設けてある。
本第3発明にあっては、本第1又は第2発明の構成において、前記変速レバーが前記下側又は外側前後向き経路から抜け出すように移動付勢する付勢手段を備えてある。
本第4発明にあっては、本第3発明の構成において、前記変速レバーを前記上側又は内側前後向き経路に移動付勢するように前記付勢手段を構成してある。
第4発明の構成によると、変速レバーを下側前後向き経路に位置させる操作が行われなければ、変速レバーが付勢手段による移動付勢によって上側前後向き経路に位置している。このため、変速レバーを下側前後向き経路から上側前後向き経路に移動させる操作を行わずとも車体前後方向に移動操作すれば、変速レバーが上側前後向き経路を移動して後進位置と前進位置に切り換わる。
従って、本第4発明によると、変速レバーを下側前後向き経路から上側前後向き経路に移動させる操作を行わずに単に車体前後方向に移動操作するだけで操作簡単に車体の前後進切換えを行うことができる。
第5発明にあっては、本第4発明の構成において、前記上側前後向き経路の前記前進位置と前記後進位置の間に、前記走行用変速装置を中立状態に維持するように前記変速レバーが位置決め保持される中立位置を設けてある。
第5発明の構成によると、変速レバーを上側前後向き経路で移動操作して前進走行と後進走行を切り換えている際、変速レバーを下側前後向き経路に移動操作しなくても、上側前後向き経路の中立位置に操作すれば、変速レバーが中立位置に位置決めされて走行用変速装置が中立状態に維持される。
従って、本第5発明によると、車体の前後進切換えながら作業している際、操作レバーを上側前後向き経路の中立位置に操作するだけで操作簡単に車体を停止や駐車状態にすることができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、左右一対の操向操作及び駆動自在な前車輪1、左右一対の駆動自在な後車輪2、車体前部に設けたエンジン3が装備された原動部、運転座席4及びこの運転座席4の前方に位置するステアリングハンドル5などが装備された運転部6を備えた自走車を構成し、この自走車の車体フレームの後部を構成するミッションケース7の上部に、左右一対のリフトアーム8をミッションケース7内に位置する油圧シリンダ(図示せず)によって上下に揺動操作されるように構成して設け、前記ミッションケース7の後部に動力取り出し軸9を設けてトラクタを構成してある。
このトラクタは、車体後部にロータリ耕耘装置を前記左右一対のリフトアーム8によって昇降操作されるように連結するとともに、前記エンジン3の駆動力を前記動力取り出し軸9からロータリ耕耘装置に伝達するように構成して乗用型耕耘機を構成するなど、車体後部に各種の作業装置を昇降操作及び駆動自在に連結して各種の乗用型作業機を構成する。
前記エンジン3の駆動力を前進3段、後進1段の計4段階に変速して前後輪1,2に伝達する走行用変速装置10(図4参照)を前記ミッションケース7の内部に設けてある。この走行用変速装置10は、運転部6の前記ステアリングハンドル5の付近に位置する変速レバー20を備えた変速操作装置Sによって変速操作するように構成してある。
前記変速操作装置Sについて詳述すると、図2,5,10に示すように、この変速操作装置Sには、前記ステアリングハンドル5を回転自在に支持するハンドル軸5aの横一側方に設けた前記変速レバー20、この変速レバー20の基端側から延出している規制アーム31を備えたレバー操作規制機構30、前記ハンドル軸5aの横一側方に配置したレバーガイド40を設けてある。
図5〜8に示すように、変速レバー20の基端側に連結杆21及び連動杆22を備えた二又部を設けてある。変速レバー20は、前記二又部が運転部6の居住空間と原動部のエンジンボンネット内空間を仕切る仕切り壁体50(図1参照)の内部に位置し、変速レバー20の先端側が前記仕切り壁体50の外部に突出し、変速レバー20の操作部23がステアリングハンドル5の握り部の近くに位置した状態に配置してある。変速レバー20の前記連結杆21が車体上下向きの連動筒軸61の上端部に一体回転自在に設けたレバーステー62に連結ピン63を介して回動自在に支持されており、変速レバー20は、前記連動筒軸61の軸芯で成る車体上下向きのシフト軸芯Xまわりで車体前後方向に揺動操作することができ、かつ、前記連結ピン63の軸芯で成る選択軸芯Yまわりで車体上下方向に揺動操作することができる。
変速レバー20は、前記連動筒軸61に内嵌された連動軸71などを備えた選択連動機構70、及び、前記連動筒軸61などを備えたシフト連動機構60により、図2の如く前記ミッションケース7の上蓋部7aに回転及び摺動自在に支持された前記走行用変速装置10の変速操作軸11に連動されている。
図2〜8に示すように、前記選択連動機構70は、前記連動筒軸61に相対回転及び摺動自在に内嵌された前記連動軸71を備える他、この連動軸71の下端部に一端側が連結された連動ロッド72、この連動ロッド72の他端側に連結された揺動リンク73、この揺動リンク73の回転支軸に兼用の車体横向きの連動軸74、この連動軸74の端部に一体回転自在に設けた揺動リンク75、この揺動リンク75に継ぎ手76aを介して前端側が連結された車体前後向きの連動ロッド76、この連動ロッド76の後端側が継ぎ手76aを介して連結された揺動リンク77、この揺動リンク77の回転支軸77aの上端部に一体回転自在に設けられた操作アーム78を備えている。
図6,7,8に示すように、前記連動軸71の上端部に環状溝71aを設けるとともに、この環状溝71aには、変速レバー20の前記連結杆21及び連動杆22に固定された操作ピン24の端部が係入されている。図3に示すように、前記操作アーム78の先端部78aが前記変速操作軸11の端部に位置する環状溝11aに係入されている。
図2〜8に示すように、前記シフト連動機構60は、前記連動筒軸61を備える他、この連動筒軸61の下端部に一体回動自在に設けた揺動リンク64、この揺動アーム64に継ぎ手65aを介して前端部が連結された車体前後向きの連動ロッド65、この連動ロッド65の後端部が継ぎ手65aを介して連結された揺動リンク66、この揺動リンク66を一体回動自在に支持する筒支軸66aの端部に一体回動自在に設けた揺動リンク67、この揺動リンク67を前記変速操作軸11の一端側に一体回動自在に連結された操作アーム12に連動させている連動ロッド68を備えている。
図5〜8に示すように、前記連動筒軸61は、この連動筒軸61の上端部を筒部51aを介して回転自在に支持するように構成してハンドルポスト52に連結された上ステー51、連動筒軸61の下端部を筒部53aを介して回転自在に支持するように構成して車体部分に連結された下ステー53によって支持されている。図2,3に示すように、シフト連動機構60の前記揺動リンク77及び操作アーム78は、揺動リンク77と操作アーム78の前記回転支軸77aを筒体54を介して回転自在に支持するように構成してミッションケース7に連結されたステー55によって支持されている。
図5〜8に示すように、変速レバー20の連結杆21及び連動杆22に設けた長孔形のピン孔25を摺動自在に挿通した状態で前記レバーステー62に支持させたばね掛けピン56と、前記各操作ピン24とにわたってスプリング57を連結してある。各スプリング57は、変速レバー20をレバーステー62の方に引き寄せ付勢し、変速レバー20が連結ピン63を介してレバーステー62に回動自在に連結している部位で変速レバー20のガタ付きが発生することを抑制している。
すなわち、選択連動機構70は、変速レバー20が選択軸芯Yまわりで車体上下方向に揺動操作されると、変速レバー20の前記操作ピン24によって連動軸71を連動筒軸61に沿わせて車体上下方向に移動操作させ、この動力を連動ロッド72、揺動リンク73、連動軸74、揺動リンク75、連動ロッド76、揺動リンク77を介して回転支軸77aに伝達して操作アーム78を揺動させ、この操作アーム78によって変速操作軸11を車体横方向に摺動操作する。
そして、シフト連動機構60は、変速レバー20がシフト軸芯Xまわりで車体前後方向に揺動操作されると、変速レバー20と共に揺動するレバーステー62によって連動筒軸61を回動操作させ、この動力を揺動リンク64、連動ロッド65、揺動リンク66,67を介して連動ロッド68に伝達し、操作アーム12を揺動させて変速操作軸11を回転操作する。
図4に示すように、前記走行用変速装置10には、前記変速操作軸11のミッションケース内部分に一体摺動及び一体回動自在に設けたシフトアーム13、ミッションケース内に位置する一対の車体前後向き支軸14,14に摺動自在に支持されたシフタ15、前記一対のシフタ15,15の一方によって摺動操作されるシフトギヤ16、前記一対のシフタ15,15の他方によって摺動操作されるシフトギヤ17を備えてある。
すなわち、走行用変速装置10は、変速操作軸11が車体横方向に摺動操作されることにより、この変速操作軸11の前記シフトアーム13が一方のシフタ15の操作凹部15aと他方のシフタ15の操作凹部15aに択一的に係入され、一対のシフトギヤ16,17から摺動操作するべきシフトギヤ16,17が選択される。変速操作軸11が左右の摺動スロトークエンドで回転操作されることにより、シフトアーム13がシフタ15を摺動操作し、選択したシフトギヤ16,17が所定の一対のギヤに係脱操作される。これにより、前進第1速〜第3速の3段階の前進駆動状態と、後進1段の後進駆動状態とに変速される。
この走行用変速装置10は、さらに次の如く構成してある。
すなわち、前進第2速の前進駆動状態に変速されると、自走車体を前進発進させることが可能なように、かつ、後進駆動状態に変速された場合の走行速度値と等しい又はそれに近い走行速度値で自走車体を前進走行させることが可能なように、後進駆動状態に変速された場合に現出する減速率と等しい又はそれに近い減速率を現出して伝動する。前進第1速の前進駆動状態に変速されると、前進第2速の前進駆動状態に変速された場合の走行速度値よりも低速の走行速度値で自走車体を前進走行させることが可能なように、前進第2速の前進駆動状態に変速された場合の減速率よりも高い減速率を現出して伝動する。前進第3速の前進駆動状態に変速されると、前進第2速の前進駆動状態に変速された場合の走行速度値よりも高速の走行速度値で自走車体を前進走行させることが可能なように、前進第2速の前進駆動状態に変速された場合の減速率よりも低い減速率を現出して伝動する。
図10に示すように、前記レバーガイド40は、前記仕切り壁体50の車体上下向きの縦壁部分に一体形成してある。図9(ロ)に示すように、このレバーガイド40は、変速レバー20の前記二又部と車体上下向きの縦稈身部の間に位置する車体横向きの横稈身部26が車体前後方向に操作される二つの前後向き経路41,42を車体上下方向に並べて形成している。二つの前後向き経路41,42は、各前後向き経路41,42の中間部で変速レバー20が二つの前後向き経路41,42の一方から他方に移動操作されるように各前後向き経路41,42の両端部間の大部分で連通し合った状態に形成してある。
前記二つの前後向き経路41,42のうちの車体上方側に位置する上側前後向き経路41の車体後方側端部に後進位置Rを設け、前記上側前後向き経路41の車体前方側端部に前進2速位置F2を設けてある。前記二つの前後向き経路41,42のうちの車体下方側に位置する下側前後向き経路42の車体後方側端部に前進1速位置F1を設け、前記下側前後向き経路42の車体前方側端部に前進3速位置F3を設けてある。各前後向き経路41,42の中間部に中立位置Nを設けてある。前記上側前後向き経路41の中立位置Nに連通した切り欠き43をレバーガイド40に設けてある。この切り欠き43は、変速レバー20の前記横稈身部26が係入されることにより、変速レバー20を中立位置Nに係止させて位置決めする。
レバーガイド40の前記各前後向き経路41,42よりもやや前方側や後方側に位置する前端部や後端部に、変速レバー20の操作位置を示す記号を備えた表示面44を設けてある。図10に示すように、前端側の表示面44も、後端側の表示面44も、運転部6から見やすいように斜め後方上方に向いた傾斜面にしてある。
図5,6,7に示すように、変速レバー20の二又部と前記上ステー51と間に、付勢手段の一例としてのスプリング58を設けてある。このスプリング58は、変速レバー20を上昇揺動付勢することにより、変速レバー20の前記横稈身部26を前記下側前後向き経路42から前記上側前後向き経路41に移動付勢している。
図5〜8に示すように、前記レバー操作規制機構30は、変速レバー20の二又部から車体前方向きに延出された前記規制アーム31を備える他、前記上ステー51に固定されたストッパ板32を備えている。ストッパ板32に、規制アーム31の先端側が移動する上下一対の変速規制経路33,34、一つの選択規制経路35、上側の変速規制経路33に連通した切り欠き36を設けてある。変速レバー20が選択軸芯Yまわりで車体上下方向に揺動操作され、変速レバー20の横稈身部26がレバーガイド40の二つの前後向き経路41,42の一方から他方に移動される際、規制アーム31が選択規制経路35を移動する。変速レバー20がシフト軸芯Xまわりで車体前後方向に操作され、変速レバー20の横稈身部26がレバーガイド40の上側前後向き経路41に沿わせて揺動操作される際、規制アーム31が上側の変速規制経路33を移動する。変速レバー20がシフト軸芯Xまわりで車体前後方向に操作され、変速レバー20の横稈身部26がレバーガイド40の下側前後向き経路42に沿わせて揺動操作される際、規制アーム31が下側の変速規制経路34を移動する。
すなわち、変速レバー20がレバーガイド40の切り欠き43に係入されると、規制アーム31が切り欠き36に入り込んでストッパ板32に当接してストッパ板32が規制アーム31にストップ作用する。これにより、レバー操作規制機構30は、変速レバー20がそれ以上に上昇揺動操作されないように変速レバー20の揺動を規制する。変速レバー20が後進位置Rに操作されると、規制アーム31が上側の変速規制経路33の一端側でストッパ板51に当接してストッパ板32が規制アーム31にストップ作用する。これにより、レバー操作規制機構30は、変速レバー20がそれ以上後方側に揺動操作されないように変速レバー20の揺動を規制する。変速レバー20が前進2速位置F2に操作されると、規制アーム31が上側の変速規制経路33の他端側でストッパ板32に当接してストッパ板32が規制アーム31にストップ作用する。これにより、レバー操作規制機構30は、変速レバー20がそれ以上前方側に揺動操作されないように変速レバー20の揺動を規制する。変速レバー20が前進1速位置F1に操作されると、規制アーム31が下側の変速規制経路34の一端側でストッパ板32に当接してストッパ板32が規制アーム31にストップ作用する。これにより、レバー操作規制機構30は、変速レバー20がそれ以上後方側に揺動操作されないように変速レバー20の揺動を規制する。変速レバー20が前進3速位置F3に操作されると、規制アーム31が下側の変速規制経路34の他端側でストッパ板32に当接してストッパ板32が規制アーム31にストップ作用する。これにより、レバー操作規制機構30は、変速レバー20がそれ以上前方側に揺動操作されないように変速レバー20の揺動を規制する。
つまり、自走車体を走行させるに当たり、変速レバー20を選択軸芯Yまわりで下降側に揺動操作して横稈身部26をレバーガイド40の下側前後向き経路42に操作し、さらに、変速レバー20をシフト軸芯Xまわりで下側前後向き経路42に沿わせて車体後方側に揺動操作して前進1速位置F1に操作する。すると、選択連動機構70による変速レバー20と変速操作軸11の連動のため、変速操作軸11が車体横方向での一方に摺動操作されてシフトアーム13を一方のシフタ15の操作凹部15aに係入させ、2個のシフトギヤ16,17から一方のシフトギヤを選択する。さらに、シフト連動機構60による変速レバー20と変速操作軸11の連動のため、変速操作軸11が回転操作されてシフトアーム13によってシフタ15を摺動操作し、選択しているシフトギヤを変速レバー20の操作位置F1に対応したギヤ(図示せず)に噛み合い操作する。これにより、走行用変速装置10が前進第1速の前進駆動状態になり、自走車体が第1速で前進走行する。
変速レバー20を選択軸芯Yまわりで上昇側に揺動操作して横稈身部26をレバーガイド40の上側前後向き経路41に操作し、さらに変速レバー20シフト軸芯Xまわりで上側前後向き経路41に沿わせて車体前方側に揺動操作して前進2速位置F2に操作する。すると、選択連動機構70による変速レバー20と変速操作軸11の連動のため、変速操作軸11が車体横方向での他方に摺動操作され、シフトアーム13を他方のシフタ15の操作凹部15aに係合させて2個のシフトギヤ16,17から他方のシフトギヤを選択する。さらに、シフト連動機構60による変速レバー20と変速操作軸11の連動のため、変速操作軸11が回転操作されてシフトアーム13によってシフタ15を摺動操作し、選択しているシフトギヤを変速レバー20の操作位置F2に対応したギヤ(図示せず)に噛み合い操作する。これにより、走行用変速装置10が前進第2速の前進駆動状態になり、自走車体が第2速で前進走行する。
変速レバー20を選択軸芯Yまわりで下降側に揺動操作して横稈身部26をレバーガイド40の下側前後向き経路42に操作し、さらに、変速レバー20をシフト軸芯Xまわりで下側前後向き経路42に沿わせて車体前方側に揺動操作して前進3速位置F3に操作する。すると、選択連動機構70による変速レバー20と変速操作軸11の連動のため、変速操作軸11が車体横方向での一方に摺動操作され、シフトアーム13を一方のシフタ15の操作凹部15aに係入させて2個のシフトギヤ16,17から一方のシフトギヤを選択する。さらに、シフト連動機構60による変速レバー20と変速操作軸11の連動のため、変速操作軸11が回転操作されてシフトアーム13によってシフタ15を摺動操作し、選択しているシフトギヤを変速レバー20の操作位置F3に対応したギヤ(図示せず)に噛み合い操作する。これにより、走行用変速装置10が前進第3速の前進駆動状態になり、自走車体が第3速で前進走行する。
変速レバー20を選択軸芯Yまわりで上昇側に揺動操作して横稈身部26をレバーガイド40の上側前後向き経路41に操作し、さらに変速レバー20をシフト軸芯Xまわりで上側前後向き経路41に沿わせて車体後方側に揺動操作して後進位置Rに操作する。すると、選択連動機構70による変速レバー20と変速操作軸11の連動のため、変速操作軸11が車体横方向に摺動操作されてシフトアーム13を一方のシフタ15の操作凹部15aに係入させ、2個のシフトギヤ16,17から一方のシフトギヤを選択する。さらに、シフト連動機構60による変速レバー20と変速操作軸11の連動のため、変速操作軸11が回転操作されてシフトアーム13によってシフタ15を摺動操作し、選択していたシフトギヤを変速レバー20の操作位置Rに対応したギヤ(図示せず)に噛み合い操作する。これにより、走行用変速装置10が後進駆動状態になり、自走車体が後進走行する。
自走車体を停車や駐車させる際、変速レバー20を上側前後向き経路41や下側前後向き経路42の中立位置Nに操作する。すると、前記スプリング58による変速レバー20の移動付勢のために変速レバー20の横稈身部26が切り欠き43に自ずと係入し、変速レバー20が中立位置Nに位置決めされる。これにより、走行用変速装置10が中立状態に維持され、前後輪1,2が停止状態に維持される。
自走車体の前進走行と後進走行を繰り返す際、変速レバー20をシフト軸芯Xまわりで上側前後向き経路41に沿わせて車体前後方向に揺動操作し、前進2速位置F2と後進位置Rとに切換え操作する。
変速レバー20を前進2速位置F2に操作すると、走行用変速装置10が前進第2速のシャトル用前進状態になり、エンジン3からの駆動力を、後進駆動状態に変速された場合に現出する減速率と等しい又はそれに近い減速率で前進駆動力に変速して前後輪1,2に伝動し、自走車体を前進発進させることができる。そして、自走車体が後進走行の走行速度値と等しい又はそれに近い走行速度値で前進走行する。
変速レバー20を後進位置Rに操作すると、走行用変速装置10が後進状態になり、エンジン3からの駆動力を後進駆動力に変速して前後輪1,2に伝達する。これにより、自走車体が後進走行する。
〔別実施例〕
前後向き経路を二つ設ける他、3つ以上設けるものの場合にも本発明を適用することができる。いずれの場合も、複数の前後向き経路のうちの最も車体内方側に位置する前後向き経路に後進位置R、後進状態での減速率に等しいまたはそれに近い減速率を現出する前進状態に走行用変速装置を変速操作する前進位置を設けることにより、本発明の目的を達成することができる。
トラクタ全体の側面図 選択連動機構及び変速連動機構の側面図 走行用変速装置の変速操作部の平面図 走行用変速装置の変速操作軸配設部での断面図 変速レバー配設部の後面図 変速レバー、連動軸上部、連動筒軸上部の斜視図 選択連動機構及び変速連動機構の連動軸、連動筒軸の配設部での断面図 変速レバー支持部の断面図 (イ)は、ストッパ板の正面図、(ロ)は、レバーガイドの正面図 変速レバー配設部の斜視図
5 ステアリングハンドル
5a ハンドル軸
6 運転部
10 走行用変速装置
20 変速レバー
23 操作部
26 横稈身部
40 レバーガイド
41,42 前後向き経路
50 仕切り壁体
58 付勢手段
60 シフト連動機構(連動機構)
70 選択連動機構(連動機構)
F1 前進1速位置(低速前進位置)
F2 前進2速位置(シャトル用の前進位置)
F3 前進3速位置(高速前進位置)
R 後進位置
N 中立位置

Claims (5)

  1. 原動部と運転部との間を仕切る仕切り壁体の上側にステアリングハンドルを配備し、前記ステアリングハンドルを回転自在に支持するハンドル軸の横側方でかつ前記ステアリングハンドルの下方位置に、走行用変速装置を変速操作する変速レバーを設け、
    前記変速レバーを、前記仕切り壁体の内部における前記ステアリングハンドルの基部の横側方に縦向き姿勢で配備されて前記仕切り壁体の下部から車体後方に延出された連動機構を介して、車体後部に配備された前記走行用変速装置に連係し、
    前記変速レバーのレバーガイドを、前記仕切り壁体の側面を構成する車体上下向きの縦壁部分に形成して、前記レバーガイドの操作経路を、車体上下方向に並ぶ複数の前後向き経路と、前記複数の前後向き経路の前後中間部を連通する連通経路とで構成し、
    前記変速レバーを、前記仕切り壁体の内部で前記連動機構の上端部に連係されて前記縦壁部分の外側に延出された車体横向きの横稈身部と、前記横稈身部の外端から車体上向きに延出された縦稈身部と、前記縦稈身部の上端部に設けられた操作部とを備えて構成し、
    前記複数の前後向き経路のうちの最も車体上方側に位置する上側前後向き経路の車体後方側端部に、前記走行用変速装置が後進状態に変速操作される後進位置を設けるとともに、前記上側前後向き経路の車体前方側端部に、前記走行用変速装置が前記後進状態での減速率に等しい又はそれに近い減速率を現出するシャトル用前進状態に変速操作される前進位置を設け、
    前記複数の前後向き経路のうちの前記上側前後向き経路よりも車体下方側に位置する下側前後向き経路に、前記走行用変速装置が前記シャトル用前進状態での走行速度値と異なる走行速度値を現出する前進状態に変速操作される前進位置を設け、
    前記変速レバーを前記上側前後向き経路に操作すると、前記変速レバーの操作部が前記ステアリングハンドルを支持した手で操作可能なステアリングハンドルの近くに位置するように、前記変速レバーを前記仕切り壁体から延出してあるトラクタの変速操作装置。
  2. 前記下側前後向き経路に、前記走行用変速装置が前記シャトル用前進状態よりも低速の低速前進状態に変速操作される低速前進位置と、前記走行用変速装置が前記シャトル用前進状態よりも高速の高速前進状態に変速操作される高速前進位置とを設けてある請求項1記載のトラクタの変速操作装置。
  3. 前記変速レバーが前記下側前後向き経路から抜け出すように移動付勢する付勢手段を備えてある請求項1又は2記載のトラクタの変速操作装置。
  4. 前記変速レバーを前記上側前後向き経路に移動付勢するように前記付勢手段を構成してある請求項3記載のトラクタの変速操作装置。
  5. 前記上側前後向き経路の前記前進位置と前記後進位置の間に、前記走行用変速装置を中立状態に維持するように前記変速レバーが位置決め保持される中立位置を設けてある請求項4記載のトラクタの変速操作装置。
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