JP4532832B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式などによって画像形成を行う複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式を利用した複写機などの画像形成装置は、感光ドラムの表面を帯電装置によって一様に帯電し、帯電された感光ドラム表面を露光装置によって画像露光して静電潜像を形成する。そして、この静電潜像を現像装置からのトナーで現像してトナー像を形成し、このトナー像を転写装置によって用紙などの転写材に転写した後、定着装置でトナー像を転写材に定着して外部に排出する。
【0003】
上記したようなトナーを用いた画像形成装置においては、現像装置自体や転写後に感光ドラム上に残留する残留トナーを回収するクリーニング装置等から、長期の使用等によってトナーが外部に漏出して画像形成装置内に飛散する。また、帯電装置がコロナ帯電器等の場合には帯電時にオゾンが発生する。
【0004】
上記したようにトナーが画像形成装置内に飛散したりオゾンが発生すると、画像形成装置内の感光ドラムや帯電装置などが汚染され、帯電ムラなどを引き起こすおそれがあった。更に、感光ドラムなどの駆動に関わるギアや軸の表面に飛散トナーやオゾンが付着して摺動負荷を大きくしたり、精度を狂わせたりする原因となる。
【0005】
そこで、従来では、上記した飛散トナーやオゾンを吸引し、フィルタにて集塵、除去するために、画像形成装置内に設けられたサブフレーム及び装置本体フレームに複数のダクトを設置し対応してきた(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−119612号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したサブフレーム及び装置本体フレームに複数のダクトを有する従来の画像形成装置においては、サブフレーム内に設けられた現像装置近傍での飛散トナーを回収するためのダクトや、帯電装置近傍で発生するオゾンを回収するためのダクト等、複数のダクトを装置本体側のダクトと連結しなくてはならず、その連結部構成が複雑になる。このため、前記連結部のシール性を長期にわたって良好に維持するのが難しく、長期の使用によってシール性が低下して、飛散トナーやオゾンがダクトから漏出するおそれがあった。
【0008】
また、感光ドラム、帯電装置、現像装置などが装置本体に対して出し入れ自在に設けられている、いわゆる引き出し式ユニット構成になっている場合、この引き出し式ユニットと装置本体にも複数のダクトを設置しなくてはならず、コストアップの要因の1つになっていた。更に、装置本体フレーム側にも複数のダクトを設けなくてはいけないため、各種ユニットを駆動するための駆動源等、本体フレームに取り付けられた部材を配置する際の自由度を下げる原因となっていた。
【0009】
また、このような引き出し式ユニット構成を有する従来の画像形成装置の画像形成部には、帯電装置等の高電圧の電気を扱うユニットが存在し、このユニットへ電力を供給するためにサブフレーム側と装置本体側を連通するための接点部が採用されている。このため、この接点部を接点周辺にある部材から遮蔽するために絶縁部材を取り付けるなどして対応しなくてはならず、コストアップの要因の1つになっていた。
【0010】
そこで本発明は、シンプルな構成でコストの低減を図りながら、より効率良く飛散トナーやオゾンを排気回収でき、かつ電気接点部周りで必要とされる沿面距離を満足する、もしくは周辺部材から遮蔽するようなダクト構成を有する画像形成装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、像担持体と、前記像担持体に形成された静電潜像をトナーで現像する現像装置と、前記像担持体の表面を帯電する帯電器と、前記像担持体及び前記現像装置の長手方向両端をそれぞれ支持する前側板と後側板と、を備え、画像形成装置本体から引き出し可能な引き出しユニットと、前記引き出しユニット内の気体を集めて取り込む、1つのユニット側ダクトと、前記装置本体を構成する装置本体フレームに設けられ前記ユニット側ダクトと連通する本体側ダクトと、前記引き出しユニット内の気体を前記ユニット側ダクトと前記本体側ダクトを通して前記装置本体の外に排出するファンと、を有し、前記像担持体の長手方向の長さが前記現像装置の長手方向の長さよりも短い画像形成装置において、前記引き出しユニット内の前記像担持体の周囲近傍に、それぞれ前記像担持体の長手方向に沿って空気を流すために形成され、前記現像装置近傍の気体を集める第1のエアフロー、及び、前記帯電器近傍の気体を集める第2のエアフローを有し、前記ユニット側ダクトは、前記後側板の前記像担持体及び前記第1及び第2のエアフローの下流側と隣接する部分に、前記像担持体と前記現像装置との長手方向の長さの違いを利用して前記像担持体に向けて凹むように形成された凹部に設置され、前記第1及び第2のエアフローの下流側は前記ユニット側ダクトに連通している、ことを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
【0017】
〈実施の形態1〉
図1は、本発明の実施の形態1に係る画像形成装置(本実施の形態では、電子写真方式で中間転写方式のフルカラー画像形成可能なレーザプリンタ等の画像形成装置)を示す概略構成図である。
【0018】
本画像形成装置30は、装置本体31内に像担持体としての感光ドラム1を備えている。感光ドラム1の周囲には、感光ドラム1の回転方向(反時計方向)に沿って感光ドラム1の表面を一様に帯電する帯電器2、感光ドラム1上に形成された静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する現像装置3、感光ドラム1上に形成されたトナー像が1次転写されるベルト状の中間転写体(以下、中間転写ベルトという)5、中間転写ベルト5を介して感光ドラム1に当接自在な1次転写ローラ4、感光ドラム1上に残留した残留トナーを除去・回収するクリーニング装置6が設置されており、帯電器2と現像装置3間の上方には入力される画像信号に基づいて感光ドラム1を走査露光Lして静電潜像を形成する露光装置(レーザ走査ユニット)8が設置されている。
【0019】
現像装置3は、回転自在な現像ロータリー3Aに配置したイエロー現像器3Y、マゼンタ現像器3M、シアン現像器3C、ブラック現像器3Kを備えている。現像ロータリー3Aは回転自在に支持されており、駆動装置(不図示)によって矢印方向(反時計方向)に回転する。イエロー現像器3Y、マゼンタ現像器3M、シアン現像器3C、ブラック現像器3Kには、それぞれイエロートナー、マゼンタトナー、シアントナー、ブラックトナーが収容されている。イエロー現像器3Y、マゼンタ現像器3M、シアン現像器3C、ブラック現像器3Kは、各色の現像に合わせて現像ロータリー3Aの回転により感光ドラム1と対向する現像位置に移動する。なお、本実施の形態における現像装置3の現像ロータリー3Aの長手方向両端側は、感光ドラム1の長手方向両端よりも少し長く形成されている(図2参照)。
【0020】
次に、上記した本実施の形態に係る画像形成装置30によるフルカラー画像形成動作について説明する。
【0021】
先ず画像形成動作開始信号が発せられると、感光ドラム1は矢印方向(反時計方向)に所定のプロセススピードで回転駆動され、所定の帯電バイアスが印加された帯電器2により、本実施の形態では負極性の所定電位に均一に帯電する。
【0022】
そして、帯電された感光ドラム1上に露光装置8によりレーザ光による画像露光Lを行い、目的のカラー画像の第1の色成分像(本実施の形態ではイエロー成分像)に対応した静電潜像を形成する。画像露光Lは、露光装置8の半導体レーザ(不図示)を光源として画像信号により変調されたレーザビームであり、このレーザビームは一定の回転数で高速回転する多面鏡8aにより偏光され、結像レンズ8bを通してミラー8c、8dで反射されて、光学系8eを介してミラー8fで反射された後、感光ドラム1上を走査して、その露光部の表面電位を減衰させて静電潜像を形成する。
【0023】
そして、現像ロータリー3Aの回転により現像装置3のイエロー現像器3Yを現像位置に移動させ、現像バイアスの印加によりこの静電潜像を第1色目であるイエロートナーにより反転現像して可視像化する。
【0024】
そして、感光ドラム1上に形成担持された前記第1色目のイエロー像は、1次転写部にて1次転写バイアスが印加された1次転写ローラ4により、1次転写部にて感光ドラム1に当接状態で移動する中間転写ベルト5上に1次転写される。中間転写ベルト5は、駆動ローラ10と複数のローラ11、12、13によって張架されており、駆動ローラ10の駆動によって矢印方向(時計方向)に移動する。1次転写ローラ4は、1次転写部にて中間転写ベルト5を介して感光ドラム1に当接している。また、ローラ13と対向するようにして中間転写ベルト5に離間自在な2次転写ローラ14が設けられている。
【0025】
中間転写ベルト5上にイエロートナー像が1次転写された後に、中間転写ベルト5に1次転写されないで感光ドラム1上に残った1次転写残トナーは、クリーニング装置6によってクリーニングされる。
【0026】
そして、イエロートナー像の1次転写が終了すると、現像ロータリー3Aを回転駆動して順に次のマゼンタ現像器3M、シアン現像器3C、ブラック現像器3Kを現像位置に移動させて、第1色目のイエローの場合と同様にして第2、第3、第4色目のマゼンタ、シアン、ブラックの各色について、静電潜像の形成、現像工程、1次転写、クリーニングを順次行い、感光ドラム1上にそれぞれ形成担持された第2色目のマゼンタトナー像、第3色目のシアントナー像、第4色目のブラックトナー像を、中間転写ベルト5のイエロートナー像上に順次重ね合わせて転写して目的のカラー画像に対応したフルカラートナー像が形成される。
【0027】
この際、カセット16a又は16bに収容されている用紙などの転写材Pは、ピックアップローラ17a又は17bと分離ローラ対18a又は18bにより1枚ずつ給紙され、搬送路20を通してレジストローラ21まで搬送される。また、手差しカセット22上にセットした転写材Pも、ピックアップローラ17cと分離ローラ対18cによりレジストローラ21まで搬送することができる。
【0028】
そして、離間状態にあった2次転写ローラ14を中間転写ベルト5に加圧して2次転写部を形成し、中間転写ベルト5上のフルカラー像がこの2次転写部に到達すると、このタイミングに合わせて転写材Pがレジストローラ21によって2次転写部に搬送される。そして、2次転写バイアスが印加された2次転写ローラ14により、中間転写ベルト5から転写材P上にフルカラートナー像が一括転写(2次転写)される。
【0029】
そして、フルカラーのトナー像が転写された転写材Pは定着装置23に搬送されて、定着装置23のヒータ(不図示)を内蔵した定着ローラ23aと加圧ローラ23b間の定着ニップ部で挟持搬送され、定着ローラ23aと加圧ローラ23b間の定着ニップ部でフルカラーのトナー像が加熱加圧されて転写材P上に定着された後、排出ローラ対24、25を介して外部のトレイ26に排出される。
【0030】
なお、上記2次転写動作終了後において、中間転写ベルト5上に2次転写されずに残った2次転写残トナーは、クリーニング装置15によってクリーニングされる。
【0031】
ところで、上述した画像形成装置30においては、耐久寿命等よる感光ドラム1の交換、現像装置3の交換、中間転写ベルト5の交換など、さまざまなメンテナンスが必要である。そこで、本実施の形態1における画像形成装置30では、感光ドラム1、帯電器2、現像装置3、露光装置8、クリーニング装置6等を装置本体フレームに直接取り付けず、別途設けたサブフレーム(不図示)に搭載し、そのサブフレームを有する引き出し式ユニットを装置本体31から引き出し可能とした引き出し式ユニット構造にしたことで、交換性を容易にしている。
【0032】
以下、引き出し式ユニット構造とした上記画像形成装置30における引き出し式ユニットとダクトの配置構成について説明する。図2は、画像形成装置30の引き出し式ユニットとダクトの配置構成を示す概略断面図、図3はその斜視図である。
【0033】
図2に示すように、装置本体内に引き出し自在に配置される引き出し式ユニット80は、感光ドラム1の長手方向の両側に配置したサブフレームを構成する後側板71と前側板72を有しており、引き出し式ユニット80の後側板71と前側板72間に感光ドラム1、帯電器2、現像装置3、露光装置8、クリーニング装置12等の部材が設置されている。
【0034】
引き出し式ユニット80の後側板71は、感光ドラム1の長手方向両端が現像装置3の長手方向両端より短いことによって感光ドラム1側に凹部71aが形成される。このため、後側板71の凹部71aに、非導電性のモールド部材(ABS、PBT等)からなる1つのユニット側ダクトである第1ダクト61をビス等で取り付けることができる。
【0035】
また、第1ダクト61には、装置本体31の装置本体フレームを構成する本体側板73を挟んでファン74を内蔵した本体側ダクトである第2ダクト62が連通するようにして配置されており、第2ダクト62の先端側は装置本体31の外面に開口している。
【0036】
引き出し式ユニット80内の感光ドラム1の周囲近傍には、感光ドラム1の長手方向に沿って空気を流すための第1、第2エアーフロー60a、60bが形成されており、第1、第2エアーフロー60a、60bの下流側は第1ダクト61に連通している。
【0037】
このような構成により、第2ダクト62内のファン74の回転によって現像装置3近傍での飛散トナーは第1エアーフロー60aで回収され、また、帯電器(不図示)近傍での飛散トナーは第2エアーフロー60bで回収される。第1、第2エアーフロー60a、60bで回収された飛散トナーは、第1ダクト61と第2ダクト62を通して装置本体1の外に排出される。
【0038】
第1ダクト61は引き出し式ユニット80と一体に装置本体1内から取り出し可能である。よって、第1ダクト61は、現像装置3近傍及び帯電器(不図示)近傍での飛散トナー等を第1、第2エアーフロー60a、60bを通して吸引するため汚れやすいが、引き出し式ユニット80と一体で装置本体内から引き出すことが可能であるため、メンテナンス時における清掃の作業性が大幅に向上する。
【0039】
上記したように本実施の形態では、後側板71に形成した凹部71aに第1ダクト61を設けることにより、第1ダクト61の形状を単純化して製造コストを下げることが可能となる。更に、第1ダクト61の形状が単純化されることによって、組立て時の作業性が向上する。
【0040】
また、上記したように本実施の形態では、引き出し式ユニット80内の第1、第2エアーフロー60a、60bが引き出し式ユニット80の後側板71に設けた第1ダクト61内で合流することにより、装置本体側との連結部の数を1つにまとめることができる。
【0041】
よって、装置本体側の第2ダクト62と引き出し式ユニット80側の第1ダクト61との相互間の連結部構造をシンプルにし、引き出し式ユニット80を装置本体の本体側板73に取り付けた際の第1ダクト61と第2ダクト62間のシール性を大幅に高めることが可能となる。更に、装置本体側のダクトを1つにまとめることが可能となるため、本体フレームに設置されていた駆動に関する部材等の配置、及び形状の自由度が大幅に向上する。
【0042】
〈実施の形態2〉
図4は、本実施の形態に係る画像形成装置の引き出し式ユニットとダクトの配置構成を示す概略断面図である。なお、図1〜図3に示した実施の形態1の画像形成装置と同一機能を有する部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0043】
本実施の形態では、引き出し式ユニット80の後側板71と装置本体側板73との間の第1ダクト61内で、本体側接点である装置本体側コネクタ75aとユニット側接点である引き出し式ユニット側コネクタ75bが電気的に接続されており、装置本体側コネクタ75aと引き出し式ユニット側コネクタ75bは、非導電性のモールド部材(ABS、PBT等)により形成された第1ダクト61の内壁板61aの内側に装着されている。
【0044】
装置本体側コネクタ75aには、ケーブル(不図示)を介して商用電源(不図示)から電気が供給され、引き出し式ユニット側コネクタ75bに連結されたケーブル(不図示)を介して引き出し式ユニット80内の感光ドラム1、現像装置(不図示)、帯電器(不図示)等に電力が供給される。装置本体側コネクタ75aと第1ダクト61間は、シール部材77でシールドされている。
【0045】
このように本実施の形態では、装置本体側コネクタ75aと引き出し式ユニット側コネクタ75bは引き出し式ユニット80を装置本体(不図示)に装着した状態において、周りをモールド材(ABS、PBT等)からなる第1ダクト61に覆われているため、接点部とその周りの部材とを遮蔽することが可能となる。
【0046】
従って、装置本体側コネクタ75aと引き出し式ユニット側コネクタ75bの接点部周りを電気的に遮蔽するために別部材を取り付けるといった対応策を取らずにすみ、コストを上げることなく電気供給用の接点部近傍において電気がリークすることを防止することができる。
【0047】
また、本実施の形態の変形例として、図5に示すように、装置本体側コネクタ75aの内側と引き出し式ユニット側コネクタ75bを、第1ダクト61内に露出するようにして配置してもよい。
【0048】
〈実施の形態3〉
図6は、本実施の形態に係る画像形成装置の引き出し式ユニットとダクトの配置構成を示す概略断面図である。なお、図4に示した実施の形態2の画像形成装置と同一機能を有する部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0049】
本実施の形態では、第1ダクト61の内壁板61aに外側に開いたガイド部61bを形成した。他の構成は実施の形態2と同様である。第1ダクト61の内壁板61aに外側に開いたガイド部61bを形成したことによって、引き出し式ユニット80を装置本体(不図示)に装着する際に、このガイド部61bによって引き出し式ユニット側コネクタ75bが装置本体側コネクタ75aとの接点まで良好にスムーズに案内されて接続されることによって、両方のコネクタ同士が激しく衝突したり、接点の接触が不安定になることを防止することができる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、引き出しユニット内の気体を集めて取り込むユニット側ダクトを有し、このユニット側ダクト本体側ダクトとを連結したことにより、両方のダクト間の連結部構造をシンプルにできるのでコストの低減を図ることができ、且つ飛散トナーやオゾンなどを含む気体をより効率よく排気回収することができる。
【0051】
また、非導電性のモールド部材により形成されたユニット側ダクト内で、引き出しユニット側に設けた複数の画像形成ユニットへのユニット側接点と、装置本体側に設けた外部の電源から電力供給される本体側接点とを接続することにより、これらの接点を簡単な構造で周辺部材から電気的に遮蔽することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置を示す概略断面図。
【図2】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の引き出し式ユニットとダクトの配置構成を示す概略断面図。
【図3】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置のダクトの配置構成を示す概略斜視図。
【図4】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の引き出し式ユニットとダクトの配置構成を示す概略断面図。
【図5】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の引き出し式ユニットとダクトの配置構成の変形例を示す概略断面図。
【図6】本発明の実施の形態3に係る画像形成装置の引き出し式ユニットとダクトの配置構成を示す概略断面図。
【符号の説明】
1 感光ドラム
2 帯電器
3 現像装置
5 中間転写体
8 露光装置
23 定着装置
30 画像形成装置
31 装置本体
61 第1ダクト(ユニット側ダクト
61a 内壁板
61b ガイド部
62 第2ダクト(本体側ダクト
60a 第1エアーフロー
60b 第2エアーフロー
71 後側板(サブフレーム)
71a 凹部
72 前側板(サブフレーム)
73 装置本体側板(装置本体フレーム)
74 ファン
75a 装置本体側コネクタ(本体側接点
75b 引き出し式ユニット側コネクタ(ユニット側接点
77 シール部材
80 引き出し式ユニット

Claims (1)

  1. 像担持体と、前記像担持体に形成された静電潜像をトナーで現像する現像装置と、前記像担持体の表面を帯電する帯電器と、前記像担持体及び前記現像装置の長手方向両端をそれぞれ支持する前側板と後側板と、を備え、画像形成装置本体から引き出し可能な引き出しユニットと、
    前記引き出しユニット内の気体を集めて取り込む、1つのユニット側ダクトと、
    前記装置本体を構成する装置本体フレームに設けられ前記ユニット側ダクトと連通する本体側ダクトと、
    前記引き出しユニット内の気体を前記ユニット側ダクトと前記本体側ダクトを通して前記装置本体の外に排出するファンと、
    を有し、前記像担持体の長手方向の長さが前記現像装置の長手方向の長さよりも短い画像形成装置において、
    前記引き出しユニット内の前記像担持体の周囲近傍に、それぞれ前記像担持体の長手方向に沿って空気を流すために形成され、前記現像装置近傍の気体を集める第1のエアフロー、及び、前記帯電器近傍の気体を集める第2のエアフローを有し、
    前記ユニット側ダクトは、前記後側板の前記像担持体及び前記第1及び第2のエアフローの下流側と隣接する部分に、前記像担持体と前記現像装置との長手方向の長さの違いを利用して前記像担持体に向けて凹むように形成された凹部に設置され、
    前記第1及び第2のエアフローの下流側は前記ユニット側ダクトに連通している、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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