JP4522473B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機やプリンタ等に代表される画像形成装置に関する。
複写機やプリンタ等の画像形成装置は、用紙を積載して収容する給紙部や、トナー像を形成する画像形成部、用紙にトナー像を転写する転写部、用紙に未定着トナー像を定着する定着部等を備えている。これらの画像形成装置にあっては、その下部に給紙部を配置し、上部に画像形成部や転写部、定着部を配置する構成が一般的である。これらの構成要素間の距離が離れている場合には、用紙ガイド部材や搬送ローラ等を備える用紙搬送部を設けて用紙の受け渡しを行う。
ところで、画像形成装置において用紙ジャムが発生した場合、ジャムの原因となった用紙を取り除くことが必要である。従来、様々なジャム処理が提案されているが、例えば、画像形成装置に、その本体より引き出し可能なユニットを備え、このユニットを引き出すことによって用紙搬送路を露出させ、用紙を取り除くことが可能なものがある。このような引き出し可能なユニットを備えた画像形成装置の一例を、特許文献1に見ることができる。
特許文献1に記載の画像形成装置には、画像形成装置の正面から水平方向に引き出し可能な搬送経路ユニットが備えられている。用紙のジャム処理を行うためには、搬送経路ユニットを引き出した状態で、下部搬送部を下方に開いて用紙搬送路を露出させる。ジャム処理終了後に閉じられた下部搬送部は、マグネットまたはラッチ機構等により搬送経路ユニットから外れないようになっている。
特開2003−241454号公報(第5頁、図2−図3)
しかしながら、特許文献1に記載のように、下部搬送部を閉じるためにマグネットを使用すると、製品コストが上昇してしまう。また、長時間使用することによる経年変化等によりマグネットの磁力が弱くなると、搬送経路ユニットと下部搬送部との各々に設けられたローラ間のニップ圧が低下し、用紙の搬送に支障が生じる可能性がある。これにより、さらに用紙ジャムの発生頻度が増す。一方、マグネットの磁力が強すぎると、下部搬送部を開く時に大きな力を必要とするので操作性が悪く、マグネットが離れた時の衝撃力で下部搬送部が破損したり、使用者が負傷したりする恐れがある。ラッチ機構等の固定機構は、取り外しが不便であり、使い勝手が悪い。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、マグネットのような機能部材を使用することなく簡便な構成により、用紙搬送時には搬送ローラ対のニップ圧を好適に保持できるとともに、用紙搬送ユニットの引き出し時には簡単に用紙搬送路を露出することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、用紙搬送路の一方の面を構成
するベース部と、他方の面を構成し、前記ベース部に対し開閉して用紙
搬送路の露出が可能な用紙ガイド部材と、ベース部と用紙ガイド部材の
各々に設けられたローラで用紙を挟んで搬送する搬送ローラ対とが設け
られた用紙搬送ユニットと、該用紙搬送ユニットを本体内部に設けられ
たレールに沿って、本体より水平方向に引き出し可能にして備えた画像
形成装置において、前記用紙搬送ユニットに設けられた回転支点を中心
として回転可能に支持される前記用紙ガイド部材と、前記レールの上方
に、弾性部材を介して支持された圧力発生部材を備え、前記用紙ガイド
部材を閉じた状態で、前記搬送ユニットを本体に挿入した時、前記用紙
ガイド部材の前記回転支点から前記搬送ローラを挟んで対向する自由端
側が、前記本体と前記用紙ガイド部材との間に位置する前記圧力発生部
材を介して前記本体に接触し、前記搬送ローラ対が所定の圧力で圧接せ
しめられて搬送ニップを形成することとした。
また、前記ベース部は、前記用紙ガイド部材を閉じた時に、用紙ガイド部材が当接してその移動を規制する移動規制面を備えることとした。
また、前記圧力発生部材は、その先端に転がり部材を備えることとした。
また、前記圧力発生部材が、弾性部材を介して前記用紙ガイド部材に支持されることとした。
また、圧力発生部材は、用紙搬送方向と直交する方向に、複数個備えられていることとした。
また、前記搬送ローラ対を構成するローラのいずれか一方が、弾性部材を介して支持され、この弾性部材の弾発力が、前記圧力発生部材と前記用紙ガイド部材との間に介在する前記弾性部材の弾発力より小さいこととした。
本発明の構成によれば、前記用紙搬送ユニットに設けられた回転支点を
中心として回転可能に支持される前記用紙ガイド部材と、前記レール
上方に、弾性部材を介して支持された圧力発生部材を備え、前記用紙ガ
イド部材を閉じた状態で、前記搬送ユニットを本体に挿入した時、前記
用紙ガイド部材の前記回転支点から前記搬送ローラを挟んで対向する自
由端側が、前記本体と前記用紙ガイド部材との間に位置する前記圧力発
生部材を介して前記本体に接触し、前記搬送ローラ対が所定の圧力で圧
接せしめられて搬送ニップを形成することとしたので、用紙搬送ユニッ
トを本体に挿入するだけで、用紙搬送時の搬送ローラ対のニップ圧を好
適に保持することが可能である。また、用紙ガイド部材をベース部に対
して開いたり、閉じたりする際に、マグネット部を引き離したり、ラッ
チ部を着脱したりするような作業が必要ないので、操作がたいへん簡単
である。

また、ベース部は、用紙ガイド部材を閉じた時に、用紙ガイド部材が当接してその移動を規制する移動規制面を備えることとしたので、圧力発生部材の作用により用紙ガイド部材がベース部に接近しても、用紙ガイド部材とベース部との間隔を一定にすることができる。これにより、用紙ガイド部材を所定の用紙ガイド位置で保持することが可能となる。また、ニップ圧が高くなり過ぎることがない。したがって、用紙搬送ユニットに設けられた用紙搬送路が正しく構成されるので、用紙の搬送不良や用紙ジャムを防止することが可能である。その結果、信頼性の高い画像形成装置を提供することができる。
また、圧力発生部材は、その先端に転がり部材を備えることとしたので、用紙搬送ユニットを画像形成装置本体に挿入する時、用紙搬送ユニットの挿入をスムーズに行うことが可能となる。また、支持面と圧力発生部材とが接触し合う部分で著しい磨耗が生じることがない。したがって、これらの接触部の部品交換の頻度を少なくすることができ、ランニングコストの低減を図ることが可能である。さらに、磨耗による粉塵が発生することがないので、用紙搬送ユニットを通過する用紙を清潔に管理することができる。
また、圧力発生部材が、弾性部材を介して用紙ガイド部材に支持されることとしたので、画像形成装置を長時間使用することによる経年変化により、画像形成装置本体や用紙搬送ユニットにがたつき等が生じた場合であっても、搬送ローラ対のニップ圧を好適な状態で維持できるとともに、用紙搬送ユニットの本体への挿入が窮屈になることがない。した
がって、常に、良好な用紙搬送性能が得られるとともに、用紙搬送ユニットの挿入をスムーズに行うことが可能となる。
また、圧力発生部材が、用紙搬送方向と直交する方向に、複数個備えられていることしたので、本体や他の構成要素が用紙ガイド部材を複数箇所で支持することができる。その結果、用紙ガイド部材が傾いたりすることがなく、所定の用紙ガイド位置にて安定させることができる。これにより、用紙の搬送性能をさらに高めることが可能となる。
また、搬送ローラ対を構成するローラのいずれか一方が、弾性部材を介して支持され、この弾性部材の弾発力が、圧力発生部材と用紙ガイド部材との間に介在する弾性部材の弾発力より小さいこととしたので、ローラを支える弾性部材の作用により用紙ガイド部材が開放方向に移動せしめられるのを防止することができる。これにより、用紙ガイド部材とベース部との間隔を一定にして留める作用を高めることが可能である。
以下、本発明の実施形態を図1〜図13に基づき説明する。
最初に、本発明の画像形成装置について、図1を用いてその構造の概略を説明しつつ、画像出力動作を説明する。図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置を示す模型的垂直断面正面図である。なお、図中の実線矢印は用紙の搬送経路、及び搬送方向を示す。
図1に示すように、画像形成装置1の本体2の下部には、カセット式給紙部20が配置されている。カセット式給紙部20には、通常の汎用用紙カセット21、及び大容量用紙カセット22が備えられている。大容量用紙カセット22は、同容量のものが水平方向に同じ高さで2個並べられ、上流側大容量用紙カセット22A、及び下流側大容量用紙カセット22Bとされている。これらの用紙カセットには、印刷前のカットペーパー等の用紙Pが積載して収容され、ここから1枚ずつ分離して用紙Pが送り出される。
本体2の右側面上部の外部には、手差し給紙部3が備えられている。手差し給紙部3には、カセット式給紙部20に入っていないサイズの用紙Pや、OHPシートのように1枚ずつ送り込みたいものが載置される。
画像形成装置1は、その内部に用紙搬送部4を備えている。用紙搬送部4は、カセット式給紙部20に関して言えば、その給紙方向である右方に位置し、手差し給紙部3に関して言えば、その左方に位置する。カセット式給紙部20から送り出された用紙Pは、用紙搬送部4により本体2の側面に沿って垂直上方に、手差し給紙部3から送り出された用紙Pは水平左方に搬送される。2個の大容量用紙カセット22のうち、左側の上流側大容量用紙カセット22Aから送り出された用紙Pは、右側の下流側大容量用紙カセット22B上方の水平な用紙搬送路を右方に送られた後、本体2の側面に沿って垂直上方に搬送される。この水平な用紙搬送路、及びその周辺の構成要素は、用紙搬送ユニット30としてユニット化され、本体2より前方に引き出し可能である。この用紙搬送ユニット30の詳細については後述する。
用紙搬送部4の用紙搬送方向下流端であって、転写部9のすぐ上流側には、レジストローラ5が備えられている。レジストローラ5は、用紙Pの斜め送りを矯正しつつ、後述する画像形成部8で形成されるトナー像と同期をとって、転写部9に向けて用紙Pを送り出す。
画像形成装置1の本体2の上面には原稿送り部6が、その下方には光学部7が備えられている。使用者が原稿の複写を行う場合には、原稿送り部6に、文字や図形、模様等の画像が描かれた原稿を積載する。原稿送り部6では1枚ずつ分離して原稿が送り出され、光学部7によってその画像データが読み取られる。
レジストローラ5の用紙搬送方向下流側であって、光学部7の下方には、画像形成部8、及び転写部9が備えられている。画像形成部8では、光学部7によって読み取られた画像データに基づいて、原稿画像の静電潜像が作られる。この静電潜像からトナー像が形成され、トナー像は、前記レジストローラ5によって同期をとって送られてきた印刷前の用紙Pに、転写部9にて転写される。
転写部9の下流側には、定着部10が備えられている。転写部9にて未定着トナー像を担持した用紙Pは、定着部10へと送られ、熱ローラによりトナー像が定着される。
定着部10の下流側であって、本体2の左側面の近傍には、排出・分岐部11が備えられている。定着部10から排出された用紙Pは、両面印刷を行わない場合には、排出・分岐部11から機外の用紙受けトレイに排出される。
画像形成部8から排出・分岐部11にかけての部分の下方であって、カセット式給紙部20の上方には、両面印刷用ユニット12が備えられている。両面印刷を行う場合には、定着部10から排出された用紙Pが、排出・分岐部11を通って両面印刷用ユニット12へと送られる。両面印刷用ユニット12へ送られた用紙Pは、続いて送り方向が切り替えられ、再度用紙搬送部4、レジストローラ5を介して転写部9へと送られる。
続いて、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置1の用紙搬送ユニット30の詳細な構成について、図2〜図7を用いて説明する。
図2は用紙搬送ユニットの斜視図、図3は用紙搬送ユニットとその周辺の概略構成を示す模型的垂直断面正面図、図4は同じく模型的水平断面上面図、図5は用紙搬送ユニットの模型的垂直断面正面図にして、用紙ガイド部材を開いた状態を示すものである。図6は用紙搬送ユニットの模型的部分拡大垂直断面右側面図、図7は圧力発生部材を示す垂直断面右側面図である。なお、図2〜図4において、図中の破線矢印は用紙Pの搬送経路、及び搬送方向を、実線白抜き矢印は用紙搬送ユニット30の引き出し方向を示す。
図2に示すように、用紙搬送ユニット30の主たるところは、ベース部40と用紙ガイド部材50とで構成されている。ベース部40の下部には、ガイドローラ41が回転自在に備えられている。このガイドローラ41を画像形成装置1の本体2内部の図示しないレールに係合させ、用紙搬送ユニット30を図2に示す矢印Zの方向に水平にスライドして引き出すことが可能である。
図3に示すように、用紙搬送ユニット30は、下流側大容量用紙カセット22Bの上方に配置されている。用紙搬送ユニット30のすぐ上方には、画像形成装置1の本体2の内部構造部材であるフレーム2aが設けられている。
ベース部40は、用紙搬送ユニット30の下部に備えられた本体部分に相当する。ベー
ス部40と用紙ガイド部材50との間には、水平方向右方に用紙Pを搬送する用紙搬送路60が設けられ、ベース部40はこの用紙搬送路60の下側の一面を構成する。ベース部40は、下流側大容量用紙カセット22Bの上方で、これに覆い被さるような形状、配置をなしている。
ベース部40上部の用紙ガイド部材50近傍には、図2、及び図6に示すように、用紙ガイド部材50の移動を規制する移動規制面42が備えられている。移動規制面42は、用紙搬送方向と直角をなす用紙幅方向において、用紙ガイド部材50の正面側、及び背面側の側面の外側に相当する位置に1箇所ずつ計2箇所備えられている。
ベース部40の上流側部分には上流側給紙装置70Aが、下流側部分には下流側給紙装置70Bが設けられている。上流側給紙装置70Aは、上流側大容量用紙カセット22Aに積載して収容された用紙Pを用紙搬送路60に送り出す。下流側給紙装置70Bは、下流側大容量用紙カセット22Bに積載して収容された用紙Pを用紙搬送部4の垂直な用紙搬送路(図1参照)に送り出す。なお、上流側給紙装置70Aと下流側給紙装置70Bは構成がほとんど同じであるので、以下特に説明を必要としない限り「上流側」、「下流側」の名称、及び「A」、「B」の符号は省略するものとする。また、上流側大容量用紙カセット22Aと下流側大容量用紙カセット22Bについても同様に、以下特に説明を必要としない限り「上流側」、「下流側」の名称、及び「A」、「B」の符号は省略するものとする。
給紙装置70には、前送りローラ71、給紙ローラ72、及び分離ローラ73が備えられている。図4に示すように、前送りローラ71と給紙ローラ72は、各々が有する従動ギヤ71a、72aが中間ギヤ74を介して連結されている。給紙ローラ72は、従動ギヤ72b、及び駆動ギヤ75aを介してモータ75に連結されている。したがって、給紙ローラ72がモータ75によって回転せしめられることにより、前送りローラ71も給紙ローラ72と同じ方向に回転せしめられる。前送りローラ71には、その下方から、大容量用紙カセット22に積載された用紙Pが図示しない昇降機構により押し上げられ、用紙Pの最上層の1枚が当接する。そして、用紙Pは、前送りローラ71により給紙ローラ72へと引き渡され、給紙ローラ72により用紙搬送路60、または用紙搬送部4の垂直な用紙搬送路(図1参照)へと送り出される。
分離ローラ73は、従動ギヤ73a、72aを介して給紙ローラ72と連結されている。したがって、給紙ローラ72がモータ75によって回転せしめられることにより、分離ローラ73は給紙ローラ72と逆方向に回転せしめられる。また、分離ローラ73と従動ギヤ73aの間には、図示しないトルクリミッタが設けられている。分離ローラ73が給紙ローラ72と当接して形成されるニップに用紙Pが存在しない時や用紙Pが1枚だけ進入した時には、分離ローラ73にはトルクリミッタの設定トルク以上のトルクが掛かり、分離ローラ73は給紙ローラ72に従って用紙Pを搬出する方向に回転する。しかしながら、前記ニップに用紙Pが重なって複数枚進入した時には、分離ローラ73に掛かるトルクはトルクリミッタの設定トルクを超えることがなく、重なった下側の用紙Pを大容量用紙カセット22に戻す方向に回転する。これにより、用紙Pが重なって送られてしまう重送という問題が起こるのを防止する。
上記のローラやギヤ、モータのうち、モータ75、及び駆動ギヤ75aは本体2に設けられ、他は全て用紙搬送ユニット30に設けられている。したがって、用紙搬送ユニット30を本体2より引き出した後には、駆動ギヤ75aと従動ギヤ72bとの連結は解除される。
用紙ガイド部材50は、図2、及び図3に示すように、用紙搬送ユニット30の上部に
備えられている。用紙ガイド部材50は、用紙搬送路60の上側の一面を構成する。用紙ガイド部材50は、その上流端に設けられた回転軸51によりベース部40に支持されている。図5に示すように、用紙ガイド部材50は、この回転軸51を中心とし、下流端を自由端として、用紙幅方向と直角をなす垂直面内で回転可能である。用紙ガイド部材50をベース部40に対して開放することにより、用紙搬送路60を露出させることが可能である。
用紙ガイド部材50の正面側、及び背面側の側面には、図2、及び図6に示すように、係合突起52が各々1箇所ずつ計2個備えられている。これら2個の係合突起52は、ベース部40に備えられた2箇所の前記移動規制面42に対応する位置に各々備えられている。係合突起52は、用紙ガイド部材50の外側に向かって水平に突出している。用紙ガイド部材50を閉じた時には、係合突起52が移動規制面42に当接し、用紙ガイド部材50が必要以上に下方に移動できないようになっている。
用紙搬送路60は、図3、及び図6に示すように、ベース部40と用紙ガイド部材50との間に設けられている。用紙搬送路60は、ベース部40の移動規制面42に用紙ガイド部材50の係合突起52が当接し、用紙ガイド部材50の下方への移動が規制されることにより、ベース部40と用紙ガイド部材50との間に形設される。
用紙搬送路60には、搬送ローラ対61が設けられている。搬送ローラ対61は、用紙搬送方向に沿って2箇所設けられている。搬送ローラ対61は、ベース部40に設けられた搬送ローラ61aと、用紙ガイド部材50に設けられたピンチローラ61bとで構成されている。ピンチローラ61bは、用紙ガイド部材50に設けられた弾性部材であるばね62により下方に向かって付勢されている。しかしながら、図示しないストッパの作用により、ピンチローラ61bが用紙ガイド部材50から外れてしまうことはない。用紙搬送路60を通って搬送される用紙Pは、搬送ローラ61aとピンチローラ61bとが所定の圧力で圧接せしめられて形成される搬送ニップに挿通される。
図5に示すように、用紙ガイド部材50を開くと、搬送ローラ61aとピンチローラ61bとが離間して用紙搬送路60が露出する。これにより、用紙搬送路60にて用紙ジャムが発生した場合には、滞留した用紙Pを容易に取り出すことができる。
図4に示すように、搬送ローラ61aは、従動ギヤ63、中間ギヤ64、及び駆動ギヤ75Baを介してモータ75Bに連結されている。これにより、搬送ローラ61aは、モータ75Bにより回転せしめられる。用紙搬送方向に沿って設けられた2個の搬送ローラ61aは、ベルト65によって連結され、互いに同じ方向に回転する。ピンチローラ61bは、搬送ローラ61aに当接することにより、搬送ローラ61aの回転に従って回転する。なお、前記と同様に、用紙搬送ユニット30を本体2より引き出した後には、駆動ギヤ75Baと中間ギヤ64との連結は解除される。
図2、及び図3に示すように、用紙ガイド部材50の上流部分上部には、圧力発生部材80が備えられている。図2、及び図6に示すように、圧力発生部材80は、用紙幅方向に2箇所備えられている。
図7に示すように、圧力発生部材80は、弾性部材であるばね81を介して用紙ガイド部材50に支持されている。ばね81は、圧力発生部材80を上方に向かって付勢するものであり、圧縮コイルばねで構成されている。しかしながら、圧力発生部材80の下端に設けられた係止部80aが、用紙ガイド部材50のフレーム53に係合することにより、上方に向かって飛び出してしまうことはない。圧力発生部材80は、その上部が半球状をなし、ポリアセタール(POM)で構成されている。
なお、ピンチローラ61bと用紙ガイド部材50との間に介在する全てのばね62による弾発力は、圧力発生部材80と用紙ガイド部材50との間に介在する全てのばね81による弾発力よりも小さい。
図3において前述のように、用紙搬送ユニット30のすぐ上方、すなわち用紙ガイド部材50の開放方向外側には、画像形成装置1の本体2の内部構造部材であるフレーム2aが設けられている。そして、このフレーム2aの底面で、圧力発生部材80に対応する位置には支持面2bが設けられている。用紙搬送ユニット30を本体2に挿入した時には、この支持面2bに圧力発生部材80が接触する。これにより、用紙ガイド部材50が、本体2の支持面2bに圧力発生部材80を介して支えられることになり、搬送ローラ対61が所定の圧力で圧接せしめられて搬送ニップを形成する。
このようにして、用紙ガイド部材50を閉じた状態で、用紙搬送ユニット30を画像形成装置1の本体2に挿入した時、用紙ガイド部材50が、用紙ガイド部材50の開放方向外側にある本体2に設けられた支持面2bに、圧力発生部材80を介して接触して支えられることにより、搬送ローラ対61が所定の圧力で圧接せしめられて搬送ニップを形成するので、用紙搬送ユニット30を本体2に挿入するだけで、用紙搬送時の搬送ローラ対61のニップ圧を好適に保持することが可能である。また、用紙ガイド部材50をベース部40に対して開いたり、閉じたりする際に、マグネット部を引き離したり、ラッチ部を着脱したりするような作業が必要ないので、操作がたいへん簡単である。
また、ベース部40は、用紙ガイド部材50を閉じた時に、用紙ガイド部材50が当接してその移動を規制する移動規制面42を備えるので、圧力発生部材80の作用により用紙ガイド部材50がベース部40に接近しても、用紙ガイド部材50とベース部40との間隔を一定にすることができる。これにより、用紙ガイド部材50を所定の用紙ガイド位置で保持することが可能となる。また、ニップ圧が高くなり過ぎることがない。したがって、用紙搬送ユニット30に設けられた用紙搬送路60が正しく構成されるので、用紙Pの搬送不良や用紙ジャムを防止することが可能である。その結果、信頼性の高い画像形成装置1を提供することができる。
また、圧力発生部材80が、弾性部材であるばね81を介して用紙ガイド部材50に支持されるので、画像形成装置1を長時間使用することによる経年変化により、画像形成装置1の本体2や用紙搬送ユニット30にがたつき等が生じた場合であっても、搬送ローラ対61のニップ圧を好適な状態で維持できるとともに、用紙搬送ユニット30の本体2への挿入が窮屈になることがない。したがって、常に、良好な用紙搬送性能が得られるとともに、用紙搬送ユニット30の挿入をスムーズに行うことが可能となる。
また、搬送ローラ対61を構成するローラのうち、ピンチローラ61bが弾性部材であるばね62を介して支持され、このばね62の弾発力が、圧力発生部材80と用紙ガイド部材50との間に介在する弾性部材であるばね81の弾発力より小さいので、ピンチローラ61bを支えるばね62の作用により用紙ガイド部材50が開放方向に移動せしめられるのを防止することができる。これにより、用紙ガイド部材50とベース部40との間隔を一定にして留める作用を高めることが可能である。
また、用紙ガイド部材50は、2箇所に設けられた圧力発生部材80により本体2の支持面2bに接触するので、本体2は用紙ガイド部材50を複数箇所で支持することができる。その結果、用紙ガイド部材50が傾いたりすることがなく、所定の用紙ガイド位置にて安定させることができる。これにより、用紙Pの搬送性能をさらに高めることが可能となる。
また、画像形成装置1の本体2に複数の支持面2bを設け、これら各々の支持面2bに対応する位置に設けた圧力発生部材80を介して、用紙ガイド部材50が支持面2bに接触して支えられることとしても良い。支持面を有する部材は、本体2のフレーム2aに代わる別のものであっても構わない。
次に、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置1の用紙搬送ユニット30の詳細な構成について、図8を用いて説明する。図8は、圧力発生部材を示す垂直断面右側面図である。なお、この実施形態の基本的構成は、図2〜図7を用いて説明した第1の実施形態と同じであるので、第1の実施形態と共通する構成要素については図面の記載、及びその説明を省略するものとする。
第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、図8に示す圧力発生部材80である。圧力発生部材80は、その上部先端に、転がり部材であるガイドローラ82が回転自在に備えられている。ガイドローラ82は、弾性材料である合成ゴムやエラストマ等で構成されている。圧力発生部材80は、弾性部材であるばね81を介して用紙ガイド部材50に支持されている。用紙搬送ユニット30を本体2に挿入する時には、ガイドローラ82が本体2の支持面2bに接触して回転する。
このようにして、圧力発生部材80は、その先端に転がり部材であるガイドローラ82を備えるので、用紙搬送ユニット30を画像形成装置1の本体2に挿入する時、用紙搬送ユニット30の挿入をスムーズに行うことが可能となる。また、本体2の支持面2bと圧力発生部材80とが接触し合う部分で著しい磨耗が生じることがない。したがって、これらの接触部の部品交換の頻度を少なくすることができ、ランニングコストの低減を図ることが可能である。さらに、磨耗による粉塵が発生することがないので、用紙搬送ユニット30を通過する用紙Pを清潔に管理することができる。
また、本体2の支持面2bと、この支持面2bとの圧力発生部材80の接触面のうち、圧力発生部材80の接触面が弾性部材で構成されるので、用紙搬送ユニット30の本体2への挿入が窮屈になることを防止できるとともに、支持面2bと圧力発生部材80との間で生じる摩擦をさらに軽減することが可能となる。したがって、用紙搬送ユニット30の挿入をいつまでもスムーズに行うことができ、これを通過する用紙Pを清潔に管理することができる高性能な画像形成装置1を提供することが可能である。一方、支持面2bが弾性部材で構成される場合であっても、同様の作用、効果を得ることができる。
次に、本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置1の詳細な構成について、図1に加え、図9〜図13を用いて説明する。図9は画像形成装置の両面印刷用ユニット周辺を示す部分正面図、図10は図9の一部を拡大して示した模型的部分拡大正面図である。図11は、用紙ガイド部材の斜視図である。図12は両面印刷用ユニットの模型的左側面図、図13は図12と同様の模型的左側面図にして、用紙ガイド部材を開いた状態を示すものである。なお、この実施形態の構成において、図2〜図7、及び図8を用いて説明した第1、第2の実施形態と同じ構成要素については、前と同じ符号を付し、説明は省略するものとする。
この第3の実施形態においては、図1に示す両面印刷用ユニット12が、前記第1の実施形態で説明した用紙搬送ユニット30と同様の構成で設計されている。すなわち、図9に示すように、両面印刷用ユニット12は、その主たるところがベース部90と用紙ガイド部100とで構成され、画像形成装置1の本体2より水平方向前方に引き出すことが可能である。ベース部90の左右の側面には、本体2のフレーム2aとの間に、両面印刷用ユニット12を引き出すためのスライドユニット91が備えられている。両面印刷用ユニ
ット12の右部分のすぐ下方には、第1の実施形態で説明したものと同様の用紙搬送ユニット30が配置されている。
図9、及び図10に示すように、ベース部90は両面印刷用ユニット12の本体部分に相当し、用紙ガイド部材100はその下方に備えられている。ベース部90と用紙ガイド部材100との間には、反転ローラ92の上方から左方、下方を通って、水平方向右方に用紙Pを搬送する用紙搬送路110が設けられている。ベース部90はこの用紙搬送路110の上側の一面を、用紙ガイド部材100は下側の一面を構成する。
反転ローラ92はベース部90の左部分に備えられ、その上部右方には送り方向切り替え部93が配置されている。両面印刷を行うために、図1に示す排出・分岐部11から両面印刷用ユニット12に送られてきた用紙Pは、図9において左上方から右方に向かって送り方向切り替え部93へと進入し、一時的に保管される。次に、用紙Pは、左方へと送り方向が切り替えられ、反転ローラ92の上方から左方を通って下方に回り込むようにして用紙搬送路110に送られる(図10参照)。用紙搬送路110を通過した用紙Pは、その後、用紙搬送部4、レジストローラ5を介して転写部9へと送られる(図1参照)。
図11〜図13に示すように、用紙ガイド部材100は、その背面側の端部に設けられた回転軸101によりベース部90に支持されている。用紙ガイド部材100は、この回転軸101を中心とし、前面側の端部を自由端として、前後方向と平行な垂直面内で回転可能である。用紙ガイド部材100は、前述のようにベース部90の下方に備えられており、その下方に向かって変位させて開放する。用紙ガイド部材100の前面側の側面には、これを開放する時に手を掛ける把手102が備えられている。用紙ガイド部材100をベース部90に対して開放することにより、用紙搬送路110を露出させることが可能である。
図10、図12、及び図13に示すように、用紙ガイド部材100の左側面近傍には、用紙ガイド部材100の付勢手段120が備えられている。付勢手段120は、ばね121と、ワイヤ122とで構成されている。図12に示すように、ばね121は、引張コイルばねで構成され、その一端がベース部90の背面側の側壁に備えられた支持部94に取り付けられ、水平方向前方に向かって延びている。ばね122の他端には、ワイヤ122が連結されている。このワイヤ122は、両面印刷用ユニット12の前方に向かって延び、ベース部90前部に備えられたピン95に引っ掛けられて下方に向きを変え、他端が用紙ガイド部材100前部に備えられたワイヤ取り付け部103に取り付けられている。図13に示すように、用紙ガイド部材100を下方に開くと、ワイヤ122に引っ張られてばね121が拡張され、ばね121に弾発力が作用する。このようにして、付勢手段120は、開放された用紙ガイド部材100を閉じる方向である上方に付勢するものである。
図11に示すように、用紙ガイド部材100の前部上面には、係合部104が備えられている。係合部104は、用紙ガイド部材100上面から上方に向かって所定量突出した突起状をなしている。そして、ベース部90の底面であって、この係合部104に対応する位置には、図示しない移動規制面が備えられている。用紙ガイド部材100を閉じた時には、係合部104が移動規制面に当接し、付勢手段120により上方に付勢された用紙ガイド部材100が、必要以上に上方に移動できないようになっている。すなわち、これらの係合部104、及び移動規制面により、用紙ガイド部材100を上下方向における適正な位置に保持する。
用紙ガイド部材100の前部、及び後部の上面には、各々1箇所ずつ、位置決めピン105が備えられている。位置決めピン105は、用紙ガイド部材100上面から上方に向かって所定量突出している。そして、ベース部90の底面であって、この位置決めピン105に対応する位置には、図示しない位置決め孔が備えられている。用紙ガイド部材
100を閉じた時には、位置決めピン105が位置決め孔に挿入されるので、回転軸101部分のがたつき等により用紙ガイド部材100が水平方向に移動できないように
なっている。すなわち、これらの位置決めピン105、及び位置決め孔により、用紙ガイ
ド部材100を水平方向における適正な位置に保持する。
用紙搬送路110は、図10に示すように、ベース部90と用紙ガイド部材100との間に設けられている。用紙搬送路110は、ベース部90の移動規制面(図示せず)に用紙ガイド部材100の係合部104(図11参照)が当接し、用紙ガイド部材100の上方への移動が規制されることにより、ベース部90と用紙ガイド部材100との間に形設される。
用紙搬送路110には、搬送ローラ対111、112が設けられている。搬送ローラ対111は、ベース部90に設けられた搬送ローラである反転ローラ92と、用紙ガイド部材100に設けられたピンチローラ111bとで構成されている。同様に、搬送ローラ対112は、搬送ローラ112aと、ピンチローラ112bとで構成されている。ピンチローラ111b、112bは、用紙ガイド部材100に設けられた図示しない弾性部材により上方に向かって付勢されている。用紙搬送路110を通って搬送される用紙Pは、反転ローラ92、及び搬送ローラ112aとピンチローラ111b、112bとが所定の圧力で圧接せしめられて形成される搬送ニップに挿通される。
図13に示すように、用紙ガイド部材100を開くと、反転ローラ92、及び搬送ローラ112aとピンチローラ111b、112bとが離間して用紙搬送路110が露出する。これにより、用紙搬送路110にて用紙ジャムが発生した場合には、滞留した用紙Pを容易に取り出すことができる。
図10に示すように、用紙ガイド部材100の左右端部の下部には、各々、圧力発生部材80が備えられている。左右各々の圧力発生部材80は、前面側の端部に1個ずつ備えられている。
図9、及び図10において前述のように、両面印刷用ユニット12のすぐ下方、すなわち用紙ガイド部材100の開放方向外側であって、右側部分には用紙搬送ユニット30が、左側部分には画像形成装置1の本体2の内部構造部材であるフレーム2aが設けられている。そして、用紙搬送ユニット30のベース部40の上面、及びフレーム2aの底面で、圧力発生部材80に対応する位置には、支持面43、2bが設けられている。両面印刷用ユニット12を本体2に挿入した時には、この支持面43、2bに圧力発生部材80が接触する。これにより、用紙ガイド部材100が、用紙搬送ユニット30のベース部40の支持面43、及び本体2の支持面2bに圧力発生部材80を介して支えられることになり、搬送ローラ対111、112が所定の圧力で圧接せしめられて搬送ニップを形成する。
一方、この第3の実施形態において、用紙搬送ユニット30は、前述のように両面印刷用ユニット12のすぐ下方に設けられている。したがって、用紙搬送ユニット30の用紙ガイド部材50(図3参照)の開放方向外側には、両面印刷用ユニット12のベース部90が位置することになる(図9参照)。これにより、用紙ガイド部材50が、ベース部90底部の支持面(図示せず)に圧力発生部材80を介して支えられることになり、搬送ローラ対61が所定の圧力で圧接せしめられて搬送ニップを形成する。
このようにして、本発明の画像形成装置に備えられる用紙搬送ユニットは、第1の実施形態で示した用紙搬送ユニット30のように、下流側大容量用紙カセット22Bの上方に
配置されるものに限定されるわけではない。すなわち、第3の実施形態で示した両面印刷用ユニット12のように、用紙搬送ユニットは、ベース部に対して開閉する用紙ガイド部材が、画像形成装置本体や他の構成要素に接触して支持される構成とすることが可能であれば、別の場所に配置されるものであっても構わない。
なお、用紙搬送ユニットは、用紙搬送ユニットに備えられる用紙搬送路が水平である必要はなく、垂直な用紙搬送路、または傾斜を有する用紙搬送路を備える用紙搬送ユニットであっても構わない。
また、圧力発生部材80を支持し、上方に付勢するばね81は、圧縮コイルばねに限定されるものではなく、他の弾性部材である板ばねやゴム等を用いても構わない。
上記のように本発明の実施形態を示したが、この他、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、ベース部と、このベース部に対して開閉する開閉部材とを有するユニットを、本体より引き出し可能にして備えた画像形成装置において利用可能である。
は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す模型的垂直断面正面図である。 は、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置に備えられた用紙搬送ユニットの斜視図である。 は、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置に備えられた用紙搬送ユニットとその周辺の概略構成を示す模型的垂直断面正面図である。 は、図3に示す用紙搬送ユニットとその周辺の概略構成を示す模型的水平断面上面図である。 は、図3に示す用紙搬送ユニットの模型的垂直断面正面図にして、用紙ガイド部材を開いた状態を示すものである。 は、図3に示す用紙搬送ユニットの模型的部分拡大垂直断面右側面図である。 は、図3に示す用紙搬送ユニットの圧力発生部材の垂直断面右側面図である。 は、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置に備えられた用紙搬送ユニットの圧力発生部材の垂直断面右側面図である。 は、本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置に備えられた両面印刷用ユニット周辺の部分正面図である。 は、図9の一部を拡大して示した模型的部分拡大正面図である。 は、図10に示す両面印刷用ユニットの用紙ガイド部材の斜視図である。 は、図10に示す両面印刷用ユニットの模型的左側面図である。 は、図12と同様の模型的左側面図にして、用紙ガイド部材を開いた状態を示すものである。
符号の説明
1 画像形成装置
2 本体
2a フレーム
2b 支持面
4 用紙搬送部
12 両面印刷用ユニット(用紙搬送ユニット)
20 カセット式給紙部
22 大容量用紙カセット
22A 上流側大容量用紙カセット
22B 下流側大容量用紙カセット
30 用紙搬送ユニット
40 ベース部
41 ガイドローラ
42 移動規制面
43 支持面
50 用紙ガイド部材
51 回転軸
52 係合突起
53 フレーム
60 用紙搬送路
61 搬送ローラ対
61a 搬送ローラ
61b ピンチローラ
62 ばね(弾性部材)
80 圧力発生部材
81 ばね(弾性部材)
82 ガイドローラ(転がり部材)
90 ベース部
92 反転ローラ(搬送ローラ)
100 用紙ガイド部材
101 回転軸
104 係合部
110 用紙搬送路
111、112 搬送ローラ対
112a 搬送ローラ
111b、112b ピンチローラ
120 付勢手段



Claims (6)

  1. 用紙搬送路の一方の面を構成するベース部と、他方の面を構成し、前記
    ベース部に対し開閉して用紙搬送路の露出が可能な用紙ガイド部材と、ベ
    ース部と用紙ガイド部材の各々に設けられたローラで用紙を挟んで搬送す
    る搬送ローラ対とが設けられた用紙搬送ユニットと、該用紙搬送ユニット
    本体内部に設けられたレールに沿って、本体より水平方向に引き出し可能にして備えた画像形成装置において、
    前記用紙搬送ユニットに設けられた回転支点を中心として回転可能に支持される前記用紙ガイド部材と、
    前記レールの上方に、弾性部材を介して支持された圧力発生部材を備え、
    前記用紙ガイド部材を閉じた状態で、前記搬送ユニットを本体に挿入した時、前記用紙ガイド部材の前記回転支点から前記搬送ローラを挟んで対向する自由端側が、前記本体と前記用紙ガイド部材との間に位置する前記圧力発生部材を介して前記本体に接触し、前記搬送ローラ対が所定の圧力で圧接せしめられて搬送ニップを形成することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ベース部は、前記用紙ガイド部材を閉じた時に、用紙ガイド部材が当接してその移動を規制する移動規制面を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記圧力発生部材は、その先端に転がり部材を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記圧力発生部材が、弾性部材を介して前記用紙ガイド部材に支持されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記圧力発生部材は、用紙搬送方向と直交する方向に、複数個備えられていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記搬送ローラ対を構成するローラのいずれか一方が、弾性部材を介して支持され、この弾性部材の弾発力が、前記圧力発生部材と前記用紙ガイド部材との間に介在する前記弾性部材の弾発力より小さいことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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