JP4515232B2 - 旋回作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、バックホー等の旋回作業機に関するものである。
従来、バックホー等の旋回作業機においては、走行体上に旋回台が上下軸心廻りに旋回自在に枢支され、該旋回台上の後部にエンジン、ラジエータ、油圧ポンプ等が配備され、これらはボンネットによって覆われている。また、旋回台上の左右一側には、燃料タンク、作動油タンク、バッテリ、コントロールバルブ等の作業機用補器を配備するための収容空間が設けられ、該収容空間は、ボンネットの前部から旋回台の前部に向けて伸びる側部カバーによって覆われている。また、旋回台上の左右他側には運転席が配備され、該運転席と収容空間との間に掘削装置が配備されている。
ここで、旋回台の左右一側に上述の如き作業機用補器を配備したものとして、特許文献1には、ラジエータの前方となる旋回台の右側の前後方向中途部に作動油タンクを配備し、該作動油タンクの前方側に燃料タンクを配備し、該作動油タンクの旋回台外方側にバッテリを配備したバックホーが提案されている。
特開平10−331196号公報
ところで、上述の如き作業機用補器の旋回台上での配備をメンテナンス等の観点から観ると、定期的な点検・整備作業を要する作動油タンク、コントロールバルブと、給水及び給油作業を要する燃料タンク、バッテリ、ラジエータを旋回台上の同側に配備し、これらを覆うボンネットを開閉自在とすることが好ましい。
しかしながら、上記特許文献1のバックホーにおいては、作動油タンク、燃料タンク及びバッテリの配備された旋回台の右側にコントロールバルブが配備されておらず、また、コントロールバルブを配備可能な空間も設けられていない。また、特許文献1のバックホーにおいては、作動油タンクの前面の略全領域が燃料タンクと対向しているため、これによって、燃料タンクが作動油タンクからの熱的な影響を受け易い問題がある。
そこで、本発明の目的は、上記問題に鑑み、コントロールバルブを作動油タンク、燃料タンク及びバッテリと旋回台上の左右一側の同側に配備した場合にも、コントロールバルブのメンテナンスを容易に行うことができ、しかも、燃料タンクが作動油タンクからの熱的な影響を受け難い旋回作業機を提供するようにしたものである。
上記技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、第1に、上下方向の軸心廻りに旋回自在に枢支された旋回台上の左右一側が側部カバーによって覆われ、該側部カバー内に作業機用補器を収容可能な収容空間が設けられている旋回作業機において、前記収容空間には、前記旋回台の左右一側の前後方向中途部に作動油タンクが配備され、該作動油タンクの前方に燃料タンクが配備され、該燃料タンクと作動油タンクの間にバッテリが配備され、該バッテリの上方に、バッテリより前後に長いコントロールバルブが配備され、前記バッテリ及びコントロールバルブは前記旋回台に固設された支持枠体に支持され、該支持枠体は、前記バッテリを載置した第1プレートと、前記コントロールバルブを載置した第2プレートとを備え、前記バッテリより旋回台内方側に、前記燃料タンクの本体部から後方に延出した延出部が配置され、及び/又は、前記作動油タンクの本体部から前方に延出した延出部が配置され、前記第2プレートは前記バッテリの上方、前記延出部の上方及び前記燃料タンクの本体部の一部上方を覆って配置されている点である。
また、前記旋回台は前部に掘削装置の支持ブラケットを備えており、該支持ブラケットに前記第2プレートの前部が連結されている点である。
さらに、前記旋回台は前記支持ブラケットから後方に伸びる左右一対の縦リブを備えており、前記支持枠体は、前記作動油タンク側の縦リブを横切っていて前記第1プレートと前記旋回台とを連結するブリッジを備え、該ブリッジに前記作動油タンクの前部が連結されている点である。
そして、前記支持枠体は、旋回台上面からバッテリの前方側及び後方側に立設された一対のステーを備え、該一対のステーの上下方向中途部間に前記第1プレートが架設され、該一対のステーの上端部に前記第2プレートが連結されていて、前記燃料タンクを捲装するベルトは、一端が前方側の前記ステーに連結され、他端が前記支持ブラケットに係止されている点である。
また、上下方向の軸心廻りに旋回自在に枢支された旋回台上の左右一側が側部カバーによって覆われ、該側部カバー内に作業機用補器を収容可能な収容空間が設けられている旋回作業機において、前記収容空間には、前記旋回台の左右一側の前後方向中途部に作動油タンクが配備され、該作動油タンクの前方に燃料タンクが配備され、該燃料タンクと作動油タンクの間の空間部にバッテリが配備され、該バッテリの上方に、コントロールバルブが前後方向に長く配備されている点である。
これによれば、作動油タンクと燃料タンクの間に熱の影響を受け難いバッテリが配備されるので、作動油タンクの熱的影響を燃料タンクが受けることが抑制されるのである。
また、コントロールバルブが燃料タンク及びバッテリの上方に配備されるので、該コントロールバルブは前記収容空間の上部に配備されることとなり、作業者は、該コントロールバルブの整備を安定した姿勢(例えば直立姿勢)で行うことが可能となるのである。
第2に、前記バッテリ及びコントロールバルブは前記旋回台に固設された支持枠体に支持されており、該支持枠体は、旋回台上面からバッテリの前方側及び後方側に立設された一対のステーと、該一対のステーの上下方向中途部間に架設されていて前記バッテリを載置した第1プレートと、該一対のステーの上端部に連結されていて前記コントロールバルブを載置した第2プレートとを備えている点である。
これによれば、バッテリは支持枠体の第1プレート及び一対のステーを介して旋回台に支持され、コントロールバルブは支持枠体の第2プレート及び一対のステーを介して旋回台に支持される。したがって、これらバッテリ及びコントロールバルブは、支持枠体を介して旋回台に支持された状態で前記収容空間内に収容されるのである。
しかも、一対のステーは、第1プレートによって上下方向中途部どうしが連結されると共に第2プレートによって上端部どうしが連結されており、これによって支持枠体は高強度の格子状に形成されるのである。
また、バッテリの下方には、一対のステー及び第1プレートによって周囲を覆われた空間が設けられることとなり、該空間にバッテリや他の作業機用補器の交換部品等を収容することができるのである。
第3に、前記支持枠体の第2プレートの前部は、前記燃料タンクの上方まで延設されている点である。
これによれば、コントロールバルブを載置する第2プレートにバッテリ及び燃料タンクが覆われることとなり、コントロールバルブ整備時の油がバッテリ及び燃料タンクに飛散することはなく、これら作動油タンク、燃料タンク、バッテリ及びコントロールバルブの整備時の清掃を簡便に済ませることが可能となるのである。
また、コントロールバルブの燃料タンクに対する熱的な影響を第2プレートによって遮断することが可能となる。
第4に、前記空間部のバッテリよりも旋回台内方側には、前記作動油タンクの前下部と燃料タンクの後部の少なくとも一方が延出されている点である。
これによれば、作動油タンク及び燃料タンクの前記空間部に延出した部分のみが互いに対向することとなり、作動油タンクから燃料タンクへの熱的な影響を可及的に抑制しつつも前記収容空間を大型化することなく作動油タンクと燃料タンクの何れか一方若しくは両方の大型化が図られ、前記空間部のさらなる有効利用が図られるのである。
また、バッテリが旋回台外方に配備されるので、該バッテリのメンテナンス等の整備性のさらなる向上が図られるのである。
本発明によれば、コントロールバルブを作動油タンク、燃料タンク及びバッテリと旋回台上の左右一側の同側に配備した場合にも、コントロールバルブのメンテナンスを容易に行うことができ、しかも、燃料タンクが作動油タンクからの熱的な影響を受け難くすることが可能となるのである。
以下、本発明をバックホーに実施した形態を図1〜図12に基づいて説明する。
図11に示す如く、本発明にかかるバックホー1は、下部の走行装置2と、上部の旋回体3とから構成されている。
なお、本実施の形態において、操舵することなく該バックホー1が前進及び後進する方向を前後方向とし、該前後方向に直交する水平方向を左右方向とし、前後方向及び左右方向に垂直な方向を上下方向とする。
走行装置2は、ゴム製又は金属製の覆帯を有する左右一対の走行体4を備え、両走行体4を走行モータMで駆動するようにしたクローラ式走行装置が採用されている。また、該走行装置2の前部にはドーザ5が配備されている。
旋回体3は、走行装置2上に旋回ベアリング6を介して上下方向の旋回軸X回りに左右旋回自在に支持された旋回台7を備えており、該旋回台7の前部には、掘削作業を行うための掘削装置8が配備されている。
また、旋回台7の後部上方がボンネット9によって覆われると共に旋回台の左右一側(本実施の形態においては右側)の上方がボンネット9に略面一に連なる側部カバー10によって覆われ、これによって、旋回台7の右側から後部に亘って、図12に示すエンジン11、ラジエータ12、油圧ポンプ13、燃料タンク14、作動油タンク15、バッテリ16、コントロールバルブ17等の作業機用補器を収容するための収容空間Sが設けられている。
なお、本実施の形態においては、該収容空間Sの内、ボンネット9に覆われる部分をエンジンルームS1とし、側部カバー10に覆われる部分をタンクルーム(収容空間)S2とする。
また、旋回台7上の左右一側(本実施の形態においては左側)には、シート19及び操縦部を収容してなる運転室を覆うキャビン20が搭載されている。
旋回台7は、前部の左右方向中央部のやや右寄りに支持ブラケット21を突出状に備え、該支持ブラケット21に図11に示す掘削装置8が取り付けられている。
該掘削装置8は、支持ブラケット21に上下方向の軸心回りに左右揺動自在に支持されたスイングブラケット22と、該スイングブラケット22に基部側を左右方向の軸心廻りに回動自在に枢着されて上下揺動自在に支持されたブーム23と、該ブーム23の先端側に左右方向の軸心廻りに回動自在に枢着されて前後揺動自在に支持されたアーム24と、該アーム24の先端側にスクイ・ダンプ動作可能に設けられたバケット25とを備えている。
スイングブラケット22は、旋回台7内に備えられたスイングシリンダ26の伸縮によって揺動自在とされている。
また、ブーム23は、該ブーム23とスイングブラケット22との間に介装されたブームシリンダ27の伸縮によって揺動自在とされ、アーム24は、該アーム24とブーム23との間に介装されたアームシリンダ28の伸縮によって揺動自在とされ、バケット25は、該バケット25とアーム24との間に介装されたバケットシリンダ29の伸縮によってスクイ・ダンプ動作自在とされており、これらスイングシリンダ26、ブームシリンダ27、アームシリンダ28及びバケットシリンダ29は油圧シリンダ(油圧機器)によって構成されている。
また、旋回台7は、前記旋回ベアリング6に連結される厚板からなる旋回基板30を有しており、図2に示す如く、旋回基板30上には、左右方向中途部を前部から後部に亘って伸びる左右一対の板状の縦リブ31L、31Rが溶接等によって固定されると共に、タンクルームS2内に配備される作業機用補器を支持する支持枠体32がボルト等の締結具を介して固設されている。また、その他の補強部材及び各種機器を取り付けるためのブラケット、ステー等が旋回基板30上に溶接等によって固定され、これら縦リブ31L、31R、支持枠体32、補強部材、ブラケット、ステー等によって旋回フレームが構成されている。
前記左右一対の縦リブ31L、31Rは、その前端側が旋回基板30よりも前方に伸び、両前端部間に前記支持ブラケット21が固設されている。また、両縦リブ31L、31Rは、図1に示す如く、前部が上下方向に高く形成されると共に後部側が上下方向に低く形成されている。
左側の縦リブ31Lは、図2に示す如く、旋回体3の回転中心Xを前後方向に通過して旋回基板30上を前方から後方に伸び、該回転中心Xの後部から旋回基板30の左右方向外方(本実施の形態においては左側)に向けて屈曲しており、該左側の縦リブ31Lの後部は、前記キャビン20の後部下方に沿って延伸されている。
また、右側の縦リブ31Rは、旋回基板30の前方の左右方向やや右寄りから旋回基板30の右側後部に向けて屈曲状に延伸されている。
また、図11に示す如く、前記スイングシリンダ26の前端部はスイングブラケット22に連結され、スイングシリンダ26の後端部は、右側の縦リブ31Rの後端部近傍にて旋回基板30に連結されている。
支持枠体32は、図1〜図3に示す如く、旋回台7の右側に沿い且つ前記右側の縦リブ31Rの前後方向中途部と対向する位置に配備されている。
該支持枠体32は、側面視でコ字状に形成されて旋回基板30上を上下方向に伸びる前後一対のステー33、33と、該前後一対のステー33、33の上下方向中途部間に架設された第1プレート34と、該前後一対のステー33、33の上端部に連結された第2プレート35とを有しており、該前後一対のステー33、33の下端部が旋回基板30に固設されている。
図2に示す如く、第1プレート34は、旋回台内方側に端部を上部に向けて屈曲した屈曲部34aを備えると共に、旋回台外方側の端部が平面視で旋回基板30よりも僅かに旋回台外方に突出している。
また、図3に示す如く、第2プレート35は、旋回台7の前後方向に長い長方形状に形成され、左側前部に旋回台内方に向けて突出する舌片35aを備えており、右側中央部及び後部が前記一対のステー33、33にボルト等の締結具を介して連結されると共に、前記舌片35aがボルト等の締結具を介して前記支持ブラケット21上面の後端部に連結されている。
また、図2に示す如く、支持枠体32は、第1プレート34の屈曲部34aと前記右側の縦リブ31Rの間に架設されたブリッジ36を備えており、該ブリッジ36は、図1に示す如く、断面逆U字状に形成され、旋回台外方側の一方の端部が図2に示すブラケット37を介して該第1プレート34の屈曲部34aに固設されると共に、旋回台内方側の他方の端部は前記右側の縦リブ31R上を通過して旋回台中央部に伸び、その先端部が旋回基板30に突設されたボス状部材30aと対向し、該ボス状部材30aにボルト等の締結具を介して固設されている。
また、ブリッジ36の左右方向中央部には、第2プレート35に向けて伸びる円筒部材38が配備されており、該円筒部材38の上端部はボルト等の締結具を介して第2プレート35に連結されている。これによって、第2プレート35は、図3に示す如く、一対のステー33、33、支持ブラケット21及び円筒部材38の4箇所で支持され、支持枠体32は、一対のステー33、33と旋回基板30の連結部、支持ブラケット21、右側の縦リブ31R及びボス状部材30aの5箇所で旋回基板30上に支持されることとなり、第2プレート35を含め支持枠体32は旋回基板30上に強固に固定される。
また、図1及び図12に示す如く、旋回基板30の後部には、該旋回基板30の両側後部及び後部に配置されて旋回台7の後部を構成すると共に前記掘削装置8との重量バランスの調整を図るカウンタウエイト39が配備されており、該カウンタウエイト39は、旋回基板30上に突出する端縁が前記ボンネット9及び側部カバー10の下端縁と対向している。
従って、前記収容空間Sは、ボンネット9、側部カバー10に覆われると共にカウンタウエイト39によって覆われることとなり、これによって、バックホー1を走行(前進、後進)させた場合や旋回体3を旋回動作させた場合に、上述の如く収容空間S内に配備された作業機用補器が障害物(壁、植込み等)に衝突乃至接触するのを防護していると共に、エンジン11等の騒音が外部に放散されるのを防止し、併せて操縦運転装置の熱的環境が劣化するのを防止しているのである。
前記ボンネット9は、板金加工や樹脂成形等によって形成されており、図12に示す如く、エンジンルームS1を旋回台後部から上部に亘って開閉自在に覆う後部ボンネット40と、該後部ボンネット40の前端縁及び両側縁前部と対向する縁部を有してエンジンルームS1の上部を覆う前部ボンネット41とに分離形成されており、該後部ボンネット40とカウンタウエイト39とは、ロック手段によってロック解除自在とされている。
また、図1、図5及び図6に示す如く、側部カバー10は、タンクルームS2を旋回台外側方より覆うカバー本体42と、該カバー本体42の上方にて開閉自在に枢支されてタンクルームS2を上方より覆うカバー蓋体43と、該カバー蓋体43を開閉自在に枢支してタンクルームS2の旋回台内側方を覆うカバー内壁44とを備えている。
また、カバー本体42は、旋回基板30に固設されてタンクルームS2を前側方から右側部前部までを覆う前部固定カバー体45と、該前部固定カバー体45に上下方向の軸心廻りに枢支されてタンクルームS2の右側部の前後方向中途部を開閉自在に覆う開閉カバー体46と、旋回基板30に固設されてタンクルームS2の右側後部を覆う後部固定カバー体47とを備えている。
開閉カバー体46は、閉鎖状態でその後端縁(後線)が後部固定カバー体47の前端縁(前線)と対向すると共に、上端縁(上線)が閉鎖状態のカバー蓋体43の側部下端縁(側線)と対向しており、これによって、開閉カバー体46及びカバー蓋体43を開放状態に設定すると、タンクルームS2は上部から右側部に亘って露出することとなる。
また、図6に示す如く、開閉カバー体46の外面後部には、上下一対の把持部48、48が凹設されており、カバー蓋体43と開閉カバー体46とは、これらカバー蓋体43と開閉カバー体46の対向面間に亘って配備されたロック機構49によってロック解除自在とされている。
図12に示す如く、エンジンルームS1内には、旋回基板30上にエンジン11がそのクランク軸を左右方向に向けて配備されており、該エンジン11の左右一側(本実施の形態においては右側)にラジエータ12が配備され、該ラジエータ12の旋回台外方側にオイルクーラ12aが配備されている。また、エンジン11の左右他側(本実施の形態においては左側)に油圧ポンプ13が配備されている。
図1及び図4に示す如く、タンクルームS2内となる前記ラジエータ12及びオイルクーラ12aの前方には、前記ドーザ5や油圧シリンダ等に供給する作動油を貯留するための作動油タンク15が配置されており、該作動油タンク15の前方には、エンジン11に供給するための燃料を貯留する燃料タンク14が配置され、該燃料タンク14と作動油タンク15の間の空間部には、バックホー1の電力供給源となるバッテリ16が配備され、該バッテリ16の上方に、前記ドーザ5や油圧シリンダ等に供給すべき作動油を制御するためのコントロールバルブ17が配備されている。
図1に示す如く、作動油タンク15は、上下方向に長い直方体状を呈する本体部51と、該本体部51の前下部を前方に延出した延出部52とから構成されており、側面視でL字状に形成されている。
また、作動油タンク15は、本体部51の底面の後部に後部ブラケット53を備えると共に延出部52の底面の前部に前部ブラケット54を備えている。後部ブラケット53は、右側の縦リブ31R及び他の補強部材に支持され、前部ブラケット54は、作動油タンク15の延出部52の底面から支持枠体32のブリッジ36の上面まで延伸されている。
また、前部ブラケット54は、図3に示す如く、その中央部に前端部から後端部に向けて湾曲状に形成された凹部54aを備え、該凹部54aに前記支持枠体32の円筒部材38が嵌り込んだ状態で締結具を介してブリッジ36に連結されている。また、作動油タンク15の本体部51の上端面に給油口55が配備されている。
図1に示す如く、燃料タンク14は、作動油タンク15の前方にて旋回基板30上の前端側に配備されており、タンクルームS2の前部の旋回台外方から内方に亘る容積を占める本体部56と、本体部56の該後上部の旋回台内方側から後部に向けて延出された延出部57とを備えている。燃料タンク14の本体部56は、図1に示す如く、前部から右側部に亘って上下方向中途部に横溝部58が形成されており、該横溝部58には金属製のベルト59が捲装されており、該本体部56の右側部側となるベルト59の一方の端部がブラケットを介して支持枠体32に連結されており、該本体部56の前部側となるベルト59の他方の端部が図3に示す支持ブラケット21に設けられた係止部材21aに係脱自在に係止されている。
また、燃料タンク14の延出部57は、旋回台外方側の側面が支持枠体32と対向すると共に、後端面が作動油タンク15の延出部52の前端面と対向している。また、燃料タンク14の延出部57の後端面の中央部には、湾曲状に凹設された縦溝部60が該後端面の上端部から下端部に亘って形成されており、該縦溝部60に支持枠体32の円筒部材38が嵌り込んでいる。
また、図1に示す如く、燃料タンク14の上端面は、本体部56から延出部57に亘って作動油タンク15の延出部52の上端面と略面一に形成されている。また、燃料タンク14の本体部56の上端面前部に給油口61が突設されている。
また、バッテリ16は、正極と負極を旋回台7の前後方向に位置させた姿勢で支持枠体32の第1プレート34上に載置され、前後一対の締結具を介して該第1プレート34に取り付けられている。また、バッテリ16の旋回台内方の側面は、作動油タンク15の延出部52及び燃料タンク14の延出部57と対向している。
また、バッテリ16の旋回台外方の側面は、図5に示す如く、閉鎖状態の開閉カバー体46と対向しており、該開閉カバー体46を開放状態に設定することとにより、整備頻度の低い作動油タンク15及び燃料タンク14を前後の固定カバー体45、47にて覆った状態を維持しつつ、整備頻度の高いバッテリ16のみを露出させて整備作業を行うことができるのである。
また、図1に示す如く、バッテリ16の上部は第2プレート35によって覆われているため、前記カバー蓋体43を開放するのみではバッテリ16の交換等が極めて困難となるが、該開閉カバー体46を開放状態に設定することにより、該バッテリ16の旋回台外側方側が露出することとなり、これによって、前記一対の締結具を解除してバッテリ16を容易にタンクルームS2から取り出すことができるのである。
ここで、これら作動油タンク15、燃料タンク14及びバッテリ16の配置を異なる観点から観れば、タンクルームS2において、該タンクルームS2の後部に作動油タンク15が配備されると共に該タンクルームS2の前部に燃料タンク14が配備され、これら作動油タンク15及び燃料タンク14の間となるタンクルームS2の前後方向中途部に空間部が形成され、該空間部の旋回台外方側にバッテリ16が配備されると共に、該空間部の旋回台内方側に作動油タンク15の延出部52及び燃料タンク14の延出部57が配備されていると観ることもできる。
また、前記支持枠体32の第2プレート35は、図3に示す如く、燃料タンク14の本体部56の上方まで延設されており、該燃料タンク14の本体部56の上端面の中途部から後部及び延出部57の上端面、バッテリ16の上面の旋回台内方側及び作動油タンク15の延出部52の上端面の旋回台外方側を覆った状態で配備されており、図4に示す如く、該第2プレート35の上面にコントロールバルブ17が配備されている。
該コントロールバルブ17は、複数個の弁体を前後方向に連接してなる第1ブロック63及び第2ブロック64と、両ブロック63、64よりも上下方向及び左右方向に大きく形成されたバルブボディ65とから構成されており、第1ブロック63の後部にバルブボディ65が連結され、該バルブボディ65の後部に第2ブロック64が連結されている。
また、図1に示す如く、これら第1ブロック63、バルブボディ65及び第2ブロック64は互いの上面を略面一として連結され、バルブボディ65が平板状のフィラー66を介して第2プレート35上に載置されており、これによって、第1ブロック63及び第2ブロック64の底面と第2プレート35との間に空隙が形成されることとなる。また、第1ブロック63の前下部及び第2ブロック64の後下部には取付ブラケット67F、67Rがそれぞれ配備されており、両取付ブラケット67F、67Rはボルト等の締結具を介して第2プレート35に連結されている。
タンクルームS2に作動油タンク15、燃料タンク14、バッテリ16及びコントロールバルブ17を配備する組立工程においては、先ず、第1プレート34によって連結された一対のステー33、33を旋回基板30に固設する。そして、第1プレート34に取り付けられたブラケット37に図2に示すブリッジ36の一方の端部を連結すると共に他方の端部を前記ボス状部材30aに連結し、該ブリッジ36の中央部に円筒部材38を締結する。
次に、図1及び図3に示す作動油タンク15の本体部51の底面後部を後部ブラケット53を介して旋回基板30の右側の縦リブ31Rに連結すると共に、作動油タンク15の延出部52の底面前部に配備された前部ブラケット54をブリッジ36に連結する。
ここで、前部ブラケット54は、凹部54aに円筒部材38を嵌め込んだ状態でブリッジ36に連結されており、これによって作動油タンク15は、前部ブラケット54と円筒部材38の係合によって位置決めされた状態でタンクルームS2の後部の所定位置に配備されるのである。
次に、燃料タンク14の延出部57の縦溝部60を円筒部材38に嵌め込んだ状態で該燃料タンク14をタンクルームS2の前部に載置する。そして、燃料タンク14の本体部56の横溝部58に図1に示すベルト59を捲装し、旋回台右側方に位置するベルト59の一方の端部をブラケットを介して前側のステー33に連結し、旋回台前部に位置するベルト59の他方の端部を支持ブラケット21の係止部材21aに係止する。これによって燃料タンク14は、縦溝部60と円筒部材38の係合によって位置決めされた状態でタンクルームS2の前部の所定位置に配備されるのである。
次に、第1プレート34上にバッテリ16を配備し、該バッテリ16を前後一対の締結具を介して該第1プレート34上に取り付ける。これによってバッテリ16がタンクルームS2の作動油タンク15及び燃料タンク14の間の空間部の旋回台外側方側の所定位置に配備されるのである。
そして、作動油タンク15の延出部52、燃料タンク14の本体部56の後部と延出部57及びバッテリ16の上方を覆って第2プレート35を設置し、該第2プレート35を一対のステー33、33、支持ブラケット21の後端部、円筒部材38にそれぞれボルト等の締結具を介して連結する。これによって、タンクルームS2内に支持枠体32が形成されるのである。
その後、コントロールバルブ17の第1ブロック63の前部を第2プレート35の前部に上下に対向させた状態で該コントロールバルブ17を第2プレート35上に配備し、前後一対の取付ブラケット67F、67Rをボルト等の締結具を介して第2プレート35に連結する。これによって、コントロールバルブ17は、各制御弁を前後方向に配列した状態で作動油タンク15の延出部52、バッテリ16及び燃料タンク14の上方となるタンクルームS2の上部の所定位置に配備されるのである。
上記本実施の形態に係るバックホー1においては、タンクルームS2の可及的に離間した2位置となるタンクルームS2の後部に作動油タンク15の本体部51が配備され、前部に燃料タンク14の本体部56が配備され、これら作動油タンク15と燃料タンク14の間の空間部にバッテリ16が配備されているため、作動油タンク15の熱的な影響を燃料タンク14が受け難いものとなっている。
また、本実施の形態においては、前記空間部にて作動油タンク15の延出部52と燃料タンク14の延出部57が互いに対向しているものの、その対向面積は燃料タンク14の延出部57の後端面の面積程度であり、この程度の対向面積で燃料タンク14が作動油タンク15の熱的な影響を受けることはない。それどころか、前記空間部に作動油タンク15及び燃料タンク14の延出部52、57を設けることにより、タンクルームS2の容積を増大させることなく作動油タンク15及び燃料タンク14の容積の増大化が図られており、タンクルームS2のさらなる有効利用が図られているのである。
また、コントロールバルブ17が作動油タンク15の延出部52、バッテリ16及び燃料タンク14の上方に配備されてるため、側部カバー10のカバー蓋体43を開放状態に設定することにより、側部カバー10の開口縁近傍にコントロールバルブ17が露出することとなり、これによって、作業者は、コントロールバルブ17の整備を安定した姿勢(例えば直立姿勢)で行うことが可能となる。また、前記開口縁近傍に作動油タンク15及び燃料タンク14の給油口55、61が露出することとなり、これによって、カバー蓋体43を開放することによってこれら作動油タンク15及び燃料タンク14の給油を容易に行える。
また、図6に示す如く、カバー蓋体43には、燃料タンク14の給油口61と対向する位置に開閉自在に枢支した給油カバー43aが形成されており、該給油カバー43aを開放することによっても、カバー蓋体43を閉鎖した状態で燃料タンク14の給油を行うことができるのである。
また、支持枠体32は、図1に示す前後一対のステー33、33の上下方向中途部が第1プレート34に連結されると共に上端部が第2プレート35によって連結された格子状に形成されると共に、支持枠体32は、一対のステー33、33と旋回基板30の連結部、支持ブラケット21、右側の縦リブ31R及びボス状部材30aの5箇所で旋回基板30に連結支持されているため、その強度は高い。
また、第1プレート34の下方には、前後一対のステー33、33及び該第1プレート34によって覆われた空間が確保され、該空間にオイルフィルター等の種々の交換部品を収容しておくことができる。
また、コントロールバルブ17と作動油タンク15の延出部52、バッテリ16及び燃料タンク14の間には第2プレート35が介在しているため、コントロールバルブ17整備時の油が第2プレート35よりも下方に飛散することはなく、これによって、コントロールバルブ17整備時の油の清掃が簡便に済まされる。
さらには、コントロールバルブ17の燃料タンク14への熱的な影響が第2プレート35によって可及的に遮断されるのである。
ところで、図7に示す如く、エンジンルームS1には、エンジン11及びエンジン11を支持する複数の支持部材を支持するための左右一対のステー70L、70Rが旋回基板30の上面から突設されており、左側のステー70Lは、前記左側の縦リブ31Lの後端部から旋回基板30の後部に向けて延伸され、右側のステー70Rは、右側の縦リブ31Rの前後方向後部中途部から旋回基板30の後部に向けて前端部を僅かに屈曲させた状態で延伸されており、該左右一対のステー70L、70Rの上部にエンジン11が配備される。また、旋回基板30には、左右一対のステー70L、70Rの間で且つエンジン11と対向する位置に開口部30bが開設されている。
また、カウンタウエイト39は、エンジンルームS1の両側部を覆う左右一対の側部プロテクタ39L、39Rと、エンジンルームS1の後部を覆う後部ウエイト39Bから構成されている。
また、図7及び図8に示す如く、エンジン11の前下部には、エンジン11左側部に配備された油圧ポンプ13からエンジン11の右側前方に亘ってサクション配管部71が設けられている。該サクション配管部71は、前記エンジン11の前下部を左右方向に横切って伸びるサクションパイプ72と、該サクションパイプ72の左端部と油圧ポンプ13の吸込口13aとを連通する第1ホース73と、サクションパイプ72の右端部と作動油タンク15の排出口15aとを連通する第2ホース74とから構成されている。
図8〜図10に示す如く、サクションパイプ72は、金属製の直管として形成され、延伸方向の中途部の数箇所(本実施の形態においては2箇所)に該サクションパイプ72を旋回基板30に連結するための取付片75が溶接等によって取り付けられている。
また、旋回基板30の上面には、前記開口部30bの近傍位置に、エンジンルームS1の所定位置に配備したサクションパイプ72の取付片75と当接する取付台76が突設され、前記取付片75は、該取付台76の上面にボルト等の締結具76aを介して連結されている。
また、サクションパイプ72は、前記左右一対のステー70L、70Rの対向面にそれぞれ形成された一対の挿通孔77L、77Rに挿通された状態で配備されている。
該一対の挿通孔77L、77Rの内、左側のステー70Lに形成される挿通孔77Lの最大周縁間距離l1は、図9に示す如く、サクションパイプ72の外径に取付片75の値突出長さを加えた長さl2よりも大きく形成されている。一方、右側のステー70Rに形成された挿通孔77Rは、図10に示す如く、サクションパイプ72の外径より僅かに大きい径を有しているに過ぎない。
また、第1及び第2ホース73、74は、図7及び図8に示す如く、ゴム等の弾性材料を円筒形状に形成して構成されており、第1ホース73は、筒軸方向の中途部を屈曲させた状態でサクションパイプ72の左端部と油圧ポンプ13の吸込口13aを連通している。同様に、第2ホース74は、筒軸方向の中途部を屈曲させた状態でサクションパイプ72の右端部と作動油タンク15の排出口15aとを連通している。
本実施の形態において、サクション配管部71を交換する場合には、先ず、前記左右一対の側部プロテクタ39L、39Rを旋回基板30から取り外し、第1及び第2ホース73、74を露出させてこれら第1及び第2ホース73、74を取り外す。ここで、両ホース73、74は弾性材料で形成されると共にそれぞれプロテクタ39L、39Rと対向する位置に配備されているので、両ホース73、74の取り外しは容易に行われる。
次に、旋回基板30の開口部30bを通じて該旋回基板30の下方より前記締結具76aを解除する。これによって作業者は、エンジン11を取り外すことなくサクションパイプ72と旋回基板30との連結を解除することが可能となる。
そして、旋回基板30の左側よりサクションパイプ72を引き抜く。ここで、左側のステー70Lの挿通孔77Lは、サクションパイプ72に取り付けられた取付片75が通過可能な大きさに形成されており、これによって旋回フレームに干渉されることなくサクションパイプ72を引き抜くことができるのである。
したがって、上記構成によれば、エンジン11を取り外すことなくサクション配管部71は取り外され、かかる工程と逆の工程をたどることにより、エンジン11を取り外すことなくエンジンルームS1の所定位置にサクション配管部71を配備することができるのである。もちろん、側部プロテクタ39L、39Rの一方若しくは両方を取り外してホース73、74の一方若しくは両方のみを交換することも可能である。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。例えば、前記空間部に作動油タンク15の前下部のみを延出させた構成を採用することも可能であり、また、前記空間部に燃料タンク14の後上部のみを延出させた構成を採用することももちろん可能である。また、コントロールバルブ17は、制御弁のみを一方向に配列した従来の如き構成を採用することも可能であり、また、上記コントロールバルブ17の第1及び第2ブロック63、64を支持枠体32の第2プレート35上に載置した構成を採用することも可能である。
また、バックホー1を旋回体3の上面中央側に作業装置8を枢支した超小旋回型にしたり、旋回体3及びそれに搭載される機器を左右反対勝手に構成したり、ボンネット9の後部ボンネット40を側部枢支式の構成としたりすることも可能である。
或いは、シート19を前後位置調節可能にしたり、該シート19を覆うキャビン20の代わりに、ロプス又はキャノピーを有する運転席保護装置をシート19の背部に搭載することも可能である。
本実施の形態にかかるバックホーの右側面図である。 バックホーの旋回基板の平面図である。 燃料タンク及び作動油タンクの配置状態を示す平面図である。 コントロールバルブの配置状態を示す平面図である。 開閉カバー体の平面図である。 開閉カバー体の右側面図である。 エンジンルームの平面図である。 エンジンルームの背面図である。 エンジンルームの左側図である。 エンジンルームの右側図である。 バックホーの全体右側面図である。 バックホーの旋回台全体を示す平面図である。
1 バックホー
2 走行装置
3 旋回体
7 旋回台
8 掘削装置
9 ボンネット
10 側部カバー
14 燃料タンク
15 作動油タンク
16 バッテリ
17 コントロールバルブ
30 旋回基板
31L 縦リブ
31R 縦リブ
32 支持枠体
33 ステー
34 第1プレート
35 第2プレート
36 ブリッジ
37 ブラケット
38 円筒部材
40 後部ボンネット
41 前部ボンネット
42 カバー本体
43 カバー蓋体
46 開閉カバー体
51 本体部
52 延出部
54 前部ブラケット
55 給油口
56 本体部
57 延出部
58 横溝部
59 ベルト
60 縦溝部
61 給油口
63 第1ブロック
64 第2ブロック
65 バルブボディ
70L ステー
70R ステー
71 サクション配管部
72 サクションパイプ
73 第1ホース
74 第2ホース
75 取付片
77L 挿通孔
77R 挿通孔
S 収容空間
S1 エンジンルーム
S2 タンクルーム

Claims (4)

  1. 上下方向の軸心廻りに旋回自在に枢支された旋回台(7)上の左右一側が側部カバー(10)によって覆われ、該側部カバー(10)内に作業機用補器を収容可能な収容空間(S2)が設けられている旋回作業機において、
    前記収容空間(S2)には、前記旋回台(7)の左右一側の前後方向中途部に作動油タンク(15)が配備され、該作動油タンク(15)の前方に燃料タンク(14)が配備され、該燃料タンク(14)と作動油タンク(15)の間にバッテリ(16)が配備され、該バッテリ(16)の上方に、バッテリ(16)より前後に長いコントロールバルブ(17)が配備され
    前記バッテリ(16)及びコントロールバルブ(17)は前記旋回台(7)に固設された支持枠体(32)に支持され、該支持枠体(32)は、前記バッテリ(16)を載置した第1プレート(34)と、前記コントロールバルブ(17)を載置した第2プレート(35)とを備え、
    前記バッテリ(16)より旋回台(7)内方側に、前記燃料タンク(14)の本体部(56)から後方に延出した延出部(57)が配置され、及び/又は、前記作動油タンク(15)の本体部(51)から前方に延出した延出部(52)が配置され、
    前記第2プレート(35)は前記バッテリ(16)の上方、前記延出部(52、57)の上方及び前記燃料タンク(14)の本体部(56)の一部上方を覆って配置されていることを特徴とする旋回作業機。
  2. 前記旋回台(7)は前部に掘削装置(8)の支持ブラケット(21)を備えており、
    該支持ブラケット(21)に前記第2プレート(35)の前部が連結されていることを特徴とする請求項1に記載の旋回作業機。
  3. 前記旋回台(7)は前記支持ブラケット(21)から後方に伸びる左右一対の縦リブ(31L、31R)を備えており、
    前記支持枠体(32)は、前記作動油タンク(15)側の縦リブ(31R)を横切っていて前記第1プレート(34)と前記旋回台(7)とを連結するブリッジ(36)を備え、該ブリッジ(36)に前記作動油タンク(15)の前部が連結されていることを特徴とする請求項2に記載の旋回作業機。
  4. 前記支持枠体(32)は、旋回台(7)上面からバッテリ(16)の前方側及び後方側に立設された一対のステー(33)を備え、該一対のステー(33)の上下方向中途部間に前記第1プレート(34)が架設され、該一対のステー(33)の上端部に前記第2プレート(35)が連結されていて、
    前記燃料タンク(14)を捲装するベルト(59)は、一端が前方側の前記ステー(33)に連結され、他端が前記支持ブラケット(21)に係止されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の旋回作業機。
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