JP4686565B2 - 作業機の上部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、建設作業、土木作業等に使用されるバックホー等の作業機の上部構造に関する。
この種の従来技術においては、走行装置上に旋回機体を縦軸心回り旋回自在に設け、旋回機体の後部にエンジンを搭載し、右側に作動油タンク及び燃料タンクを配置し、前記エンジン及びタンク等の周囲をカバーで覆い、エンジンの前上方でかつタンクの側方に運転席を配置しており、前記エンジンを配置したエンジンルームを覆うリヤカバーと、作動油タンクを配置したタンクルームを覆うカバーとを有し、旋回台の後部にエンジンを跨いで配置された支持枠によって、前記カバー類を支持するとともに運転席を覆うキャビン又はロプス等の保護装置を支持するようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
前記支持枠は、エンジンの上方に位置する背骨部と、この背骨部から前後下方へ延設された左右一対の前脚部及び左右一対の後脚部とを有し、前記リヤカバー及び保護装置を支持している。
特開2003−64724号公報
前記従来技術においては、支持枠は旋回台の後部に位置するリヤカバー及び保護装置を支持しているが、それらより前方に位置する部材の支持はしていなく、作動油タンクは下部が旋回台に搭載支持されているが、その上部は支持されていなく、支持を強固にすることが要求されている。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決できるようにした作業機の上部構造を提供することを目的とする。
本発明は、支持枠から腕部を延設することにより、仕切板及びボンネットだけでなく、タンクルーム内の搭載機器も強固に支持でき、かつそれらの相互位置関係を正確にすることができるようにした作業機の上部構造を提供することを目的とする。
本発明における課題解決のための具体的手段は、次の通りである。
第1に、機体6の上部に運転席8を配置するとともに、運転席8の周囲に互いに連通するエンジンルームERとタンクルームTRとを平面視L字状に配置形成し、エンジンルームERを運転席8との間の仕切板27とボンネット28とで覆い、タンクルームTRを運転席8との間の仕切板26とタンクカバー体30とで覆い、
前記エンジンルームER内に支持枠Yを設け、この支持枠Yは前記仕切板27とボンネット28とを支持し、かつ支持枠YからタンクルームTR側へ腕部38を突出してタンクルームTR内に配置された搭載機器を支持していることである。
第2に、機体6の上部に運転席8を配置し、機体6の後部にエンジンEを搭載し、機体6の左右一側部に作動油タンクTを搭載し、エンジンルームERの前側を仕切る前後仕切板27と、エンジンルームERの後方を覆う開閉自在なボンネット28と、タンクルームTRの運転席8側を覆う横仕切板26と、タンクルームTRの外方を覆う開閉自在なタンクカバー体30と、前記エンジンルームER内でエンジンEに跨る支持枠Yとを有しており、
前記支持枠Yは、エンジンEの上方に位置する背骨部33と、この背骨部33から前後下方へ延設されていて機体6に固定される左前脚部34、右前脚部35及び後脚部37と、前記背骨部33のタンクルームTR側の端部から前方へ延長された腕部38とを有し、
前記支持枠Yは前記前後仕切板27とボンネット28と横仕切板26の後部とを支持し、かつ前記腕部38はタンクカバー体30と作動油タンクTとを支持していることである。
第3に、前記作動油タンクTを機体6の右側部に配置し、前記支持枠Yの腕部38を前記背骨部33の右端から前方へ延設し、この腕部38の前後中途部に前脚部35の上部を接続していることである。
第4に、前記背骨部33の左端部にボンネット28の左側端を縦軸廻り揺動自在に支持する枢支具40の上部を取り付け、右後脚部37に閉鎖時のボンネット28の右側端とタンクカバー体30の後側縁との間を塞ぐカバー受け部材41を取り付けていることである。
[作用]
前記作業機の上部構造においては次のような作用を奏する。
背骨部33と、左右一対の前脚部34、35及び後脚部36、37とを有する支持枠Yは、タンクルームTR側へ腕部38を延設しているので、この腕部38でタンクT(作動油タンク、搭載機器)を取り付けることができ、タンクTの取り付け強度を向上することができ、また、前記支持枠Yに前後仕切板27、横仕切板26及びボンネット28をそれぞれ支持させることができ、かつそれら相互の位置決めを正確にすることができる。
前記背骨部33から前方へ延長された腕部38の前後中途部に前脚部35の上部を接続することにより、腕部38の支持強度を高めることができ、よってそれに取り付けられるタンクTとタンクカバー体30の支持強度を高めることができる。
前記支持枠Yにボンネット28もタンクカバー体30も取り付けることにより、それらの位置関係を正確にすることが可能になり、左側端枢支のボンネット28の右側端とタンクカバー体30の後側縁との間のシールも、両者間を塞ぐカバー受け部材41を設けてこれに閉鎖時のボンネット28の右側端とタンクカバー体30の後側縁とを当接させることにより、より確実にできるようになる。
本発明によれば、仕切板及びボンネットだけでなく、タンクルーム内の搭載機器も強固に支持でき、かつそれらの相互位置関係を正確にすることができる、
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図10、11において、1は作業機(旋回作業機)として例示するバックホーであり、このバックホー1は上部の旋回体(上部構造体)2と、この旋回体2の下部の走行装置3と、この走行装置3の前部に装着された作業具としてのドーザ装置5と、旋回体2の前部に装着された作業装置としての掘削装置7とから主構成されている。
走行装置3は、前後一側に配置されたアイドラと、他側に配置された駆動輪と、これらアイドラと駆動輪との間に配置された複数の転輪とに亘って巻き掛けられたクローラベルトとを備えてなるクローラ走行体4を左右両側に備え、左右のクローラ走行体4の駆動輪をそれぞれ油圧式の走行モータによって駆動するように構成したクローラ式走行装置が採用されている。
ドーザ装置5は走行装置3の前部に上下揺動自在に装着され、油圧シリンダからなるドーザシリンダによって上下揺動される。
図1〜11において、前記旋回体2は、走行装置3上に縦軸心X廻りに旋回自在に支持されていて、油圧式の旋回モータによって左右に旋回自在とされた旋回台(機体)6を有し、この旋回体2上の前後方向略中央に運転席8を配置し、旋回台6の後部にエンジンルームERを形成して、エンジンE、油圧ポンプP、ラジエータL、オイルクーラM、エアークリーナN等を搭載し、このエンジンルームERと前記運転席8との間に前後仕切板27を設けている。
旋回台6の左右一側(右側部)にタンクルームTRを形成して、作動油タンク(タンク)T及びコントロールバルブQ、バッテリ等の機器を搭載し、このタンクルームTRと前記運転席8との間に横仕切板26を設けている。前記コントロールバルブQは作動油タンクTの前面に取り付けられている。
前記エンジンルームERとタンクルームTRとは、運転席8の周囲で互いに連通していて平面視L字状に配置されており、前記運転席8の左右側方には左右操縦装置22、23が配置されている。
旋回台6は前部に掘削装置7を装着し、この掘削装置7等との重量バランスを図るために後部に前記エンジンEのほかにカウンタウエイトWを装着している。
掘削装置7は、旋回台6の前部に固着された支持ブラケット12に揺動ブラケット13が上下方向の軸心廻りに左右揺動自在に支持され、この揺動ブラケット13は油圧式のスイングシリンダによって左右に揺動される。
前記掘削装置7は、揺動ブラケット13に上下方向で揺動自在に支持されたブーム14と、基部側がブーム14の先端側に揺動自在に支持されたアーム15と、アーム15の先端側にスクイ・ダンプ動作可能に取り付けられたバケット16とを備えて構成されており、それぞれ油圧シリンダからなるブームシリンダ17、アームシリンダ18、バケットシリンダ19で作動可能とされている。
前記旋回台6上の操縦部Sは仕切板、即ち、前後仕切板27及び横仕切板26等によって区画されており、前記運転席8は前後仕切板27の前方側で且つ横仕切板26の左側方に配置されており、運転席8の前方には、左右のクローラ走行体4をそれぞれ別々に又は同時に操作する左右一対の走行操作レバーSL、SRが配置され、左右の足下にはベタル類が配置されている。
前記操縦部Sを取り囲むキャビン20が旋回台6上に搭載されている(図9に示す)。このキャビン20は後下部が前記前後仕切板27によって形成されている。キャビン20の右側壁は存在するが、前記横仕切板26で兼用してもよい。キャビン20の乗降口20aには開閉ドア20Aが設けられている。
前記キャビン20の代えて、2柱式のロプス又は4柱式のキャノピ(日除け付き運転席保護装置)が装着されることもある。
前記旋回台6は底板となる基台6Aの上面に、支持ブラケット12から後方へ末広がり状に延びる一対の縦側壁6Bと、前後を区切る中間壁6Cとを立設しており、この中間壁6Cの後側にマウント具を介してエンジンEが搭載されている。
前記エンジンE、油圧ポンプP、エアークリーナN等を配置した旋回台6の後部側のエンジンルームERは、前側が運転席8との間で中間壁6Cから立設されている前後仕切板27によって区画され、後側及び左側がボンネット28及び左カバー体29等によってそれぞれ覆われている。
図2、5の符号Uは燃料タンクを示しており、前記タンクルームTR内に配置してもよいが、ここでは運転席8の左下のステップ面より下方で基台6A上に配置されている。この燃料タンクUの注入口部Uaは前記前後仕切板27を貫通して左カバー体29まで延設されている。
旋回台6の右側の作動油タンクT、コントロールバルブQ、ラジエータL等を配置したタンクルームTRは、左側が運転席8との間で固定されている横仕切板26によって区画され、上側、前側及び右側がタンクカバー体30によってそれぞれ覆われている。
前記エンジンルームERとタンクルームTRとは平面視において略L字状になっていて、内部が繋がっており、ボンネット28とタンクカバー体30とを開放することにより、旋回台6に搭載の機器はほとんどが側方に露出してメンテナンスが可能になる。
図1〜8において、前記エンジンルームER内にはエンジンEを跨ぐように4柱式の支持枠Yが設けられている。この支持枠Yは、エンジンEの上方に位置する背骨部33と、この背骨部33から前後下方へ延設されていて旋回台6に固定される左右一対の前脚部34、35及び左右一対の後脚部36、37と、前記背骨部33のタンクT側の端部から前方へ延長された腕部38とを有する。
前記背骨部33は長方形の平板で形成され、前後仕切板27の後上部が覆い被さっており、キャビン20の後部(又は2柱式のロプス又は4柱式のキャノピの後支柱)が取り付けられる取り付け部33Aを形成している。
この背骨部33の左端部には、左カバー体29の上部を着脱自在に固定するステー33Bと、ボンネット28を枢支する枢支具40の上部を取り付けるステー33Cとが設けられている。
前記枢支具40は固定片40Aと揺動片40Bとが縦軸40Cを介して縦軸廻り揺動自在に連結されており、前記固定片40Aの上部が背骨部33のステー33Cに固定され、その下部がカウンタウエイトW(又は基台6A)にステーWaを介して連結固定されている。
前記揺動片40Bは自由端側にボンネット28の左側端が連結されている。揺動片40Bはボンネット28を左カバー体29の外側まで開けるように平面視U字形状となっており、その上下方向中途部には開口40Baが形成されており、背骨部33の左端又は左側の前脚部34に支持されたエアークリーナNとの衝突を回避できるように、即ち、ボンネット28を閉鎖したときに、エアークリーナNとオーバラップする位置まで揺動片40Bを揺動できるようになっている。
前記支持枠Yにおける左側の前脚部34及び後脚部36と右側の後脚部37はそれぞれ帯板を屈曲して形成され、腕部38は直線状の帯板で形成され、右側の前脚部35は角棒(又は帯板)で形成されており、それぞれが別個に背骨部33に溶着されている。各部材を別個に背骨部33に溶着することにより、溶接ひずみが他の部材に影響しなく、支持枠Yの寸法精度を確保できるようになっている。
左側の前脚部34は、上部が背骨部33の左端に固着され、下部が中間壁6Cに固着の左前ステー6aに固定されている。この左前脚部34には孔カバー31が取り付けられている。この孔カバー31は、前記燃料タンクUの注入口部Uaが貫通するために前記前後仕切板27に形成した孔を塞ぎ、エンジンルームERから運転席8側へ熱風が漏れないようにするものであり、前後仕切板27の背面側に配置されている。
左側の後脚部36は、上部が背骨部33の左右方向中途部に固着され、下部が基台6Aから立設した左後ステー6bに固定されている。
右側の前脚部35は、上部が腕部38の前後方向中途部に固着され、下部が中間壁6Cに固着の右前ステー6cに固定されており、右側の後脚部37は、上部が背骨部33の右端部に固着され、下部が基台6Aから立設した右後ステー6dに固定されている。
腕部38は後端が背骨部33の右端部に固着され、前端が右前脚部35を超えて作動油タンクTまで延設されており、自由端となっている。この腕部38の自由端側には取り付け部38aが設けられ、この取り付け部38aにL字状のタンクブラケット42を介して作動油タンクTの上部が取り付けられている。
前記作動油タンクTは下部が旋回台6の基台6Aに固定のタンク台43に載置固定されている。作動油タンクTは下部がタンク台43に、上部がタンクブラケット42を介して支持枠Yに固定されているので、その取り付け強度が高く、旋回台6に衝撃が加わっても振れを最小限に食い止めることができ、タンク台43に対する取り付けボルトの本数を減らしたりすることも可能になる。
前記腕部38の上面には横仕切板26のフランジ26aに隠れた部位に前後方向の軸心を有するヒンジ44が設けられ、このヒンジ44に前記タンクカバー体30が取り付けられている。
前記タンクカバー体30は一体物でもよいが、上部部材30Aと側部部材30Bの2部材で形成されており、上部部材30Aは樹脂で形成されていてヒンジ44に固定されており、側部部材30Bは板金で形成されていて、上部部材30Aに前後部及び中途部複数の連結具45A、45B等を介して連結されている。
横仕切板26は下部が旋回台6にステーを介して連結され、後上部が支持枠Yの右部、即ち、背骨部33の右端、腕部38等にステー46を介して連結されている。
前記右後脚部37の背面側にはステー47を介して、横仕切板26の後方延長上にカバー受け部材41を取り付けている。このカバー受け部材41は板金で断面階段形状に形成したものであり、ボンネット28を閉鎖したときにその自由端(右端)側が当接する受け背面41Aと、タンクカバー体30を閉鎖したときにその枢支側の後側縁が当接する受け側面41Bとが形成されており、ボンネット28とタンクカバー体30との繋ぎ目を密閉して、エンジンルームERから外側方へ熱風及び騒音が漏れないようにしている。
前記背骨部33及び腕部38の下側で右側の前後脚部35,37間には閉鎖板48が固定され、この閉鎖板48に前後一対の止め具49が固定され、この前後止め具49を介してラジエータL及びオイルクーラMの上部が固定されている。
ラジエータLは下部が旋回台6に固定されており、エンジンE側にファンシュラウドを有し、このファンシュラウドと前記背骨部33、腕部38、右側の前後脚部35,37等との間が、前記閉鎖板48をはじめその他の閉鎖部材によって閉鎖されており、ラジエータLからエンジンE側へ流れる空気が、エンジンE側から熱風となってラジエータL側へ逆流しないように仕切っている。前記カバー受け部材41もこの仕切りの役目をしている。
前記支持枠Yには、横仕切板26、前後仕切板27、ボンネット28、左カバー体29、タンクカバー体30、孔カバー31及びカバー受け部材41、閉鎖板48、キャビン20(又はロプスあるいはキャノピ)等の外装部品、エアークリーナN、作動油タンクT、さらにはラジエータL及びオイルクーラM等の搭載機器が直接的に又は間接的に支持されており、特に、支持枠YがタンクルームTR側へ突出した腕部38を有することにより、作動油タンクT及びタンクカバー体30の支持が可能になっており、これらの部材の支持を支持枠Yに集中させることにより、旋回台6に対する、また相互間で取り付け位置を常に一定にでき、隙間、重ね合わせ量等の寸法管理もし易く、組立精度を高めることができる。
なお、本発明は前記実施形態における各部材の形状及びそれぞれの前後・左右・上下の位置関係は、図1〜11に示すように構成することが最良である。しかし、前記実施形態に限定されるものではなく、部材、構成を種々変形したり、組み合わせを変更したりすることもできる。
例えば、バックホー1は作動油タンクT等のタンクルームを旋回台6の右側に配置しているが、タンクルームを旋回台6の左側に配置して、作動油タンクTと運転席8の配置、左右操縦装置22、23の配置等を左右逆にしてもよい。
支持枠Yは、左後脚部36と左前脚部34とを1本の帯板から屈曲形成して直線状に配置したり、右後脚部37と腕部38とを1本の帯板から屈曲形成したり、4柱構造から左後脚部36を割愛して3柱構造にしたりしてもよい。
左後脚部36を背骨部33の左端部に連結して、ボンネット28を枢支する枢支具40を背骨部33と左後脚部36とに固定してもよい。
本発明の実施の形態を示す要部の斜視説明図である。 旋回台の上部構造の平面図である。 上部構造の右側面図である。 上部構造の背面図である。 上部構造の左側面図である。 上部構造の右後部の拡大平面図である。 上部構造の右後部の拡大断面背面図である。 上部構造の左後部の拡大平面図である。 キャビンを備えた上部構造の斜視図である。 バックホーの全体平面図である。 バックホーの全体側面図である。
符号の説明
1 バックホー(作業機)
2 旋回体(上部構造体)
6 旋回台(機体)
7 掘削装置
8 運転席
26 横仕切板
27 前後仕切板
28 ボンネット
30 タンクカバー体
33 背骨部
34 左前脚部
35 右前脚部
36 左後脚部
37 右後脚部
38 腕部
E エンジン
ER エンジンルーム
T 作動油タンク
TR タンクルーム
Y 支持枠

Claims (4)

  1. 機体(6)の上部に運転席(8)を配置するとともに、運転席(8)の周囲に互いに連通するエンジンルーム(ER)とタンクルーム(TR)とを平面視L字状に配置形成し、エンジンルーム(ER)を運転席(8)との間の前後仕切板(27)とボンネット(28)とで覆い、タンクルーム(TR)を運転席(8)との間の仕切板(26)とタンクカバー体(30)とで覆い、
    前記エンジンルーム(ER)内に支持枠(Y)を設け、この支持枠(Y)は前記前後仕切板(27)とボンネット(28)とを支持し、かつ支持枠(Y)からタンクルーム(TR)側へ腕部(38)を突出してタンクルーム(TR)内に配置された搭載機器を支持しており、
    前記腕部(38)の上面に前後方向の軸心を有するヒンジ(44)を設け、このヒンジ(44)に前記タンクカバー体(30)を取り付けていることを特徴とする作業機の上部構造。
  2. 機体(6)の上部に運転席(8)を配置し、機体(6)の後部にエンジン(E)を搭載し、機体(6)の左右一側部に作動油タンク(T)を搭載し、エンジンルーム(ER)の前側を仕切る前後仕切板(27)と、エンジンルーム(ER)の後方を覆う開閉自在なボンネット(28)と、タンクルーム(TR)の運転席(8)側を覆う横仕切板(26)と、タンクルーム(TR)の外方を覆う開閉自在なタンクカバー体(30)と、前記エンジンルーム(ER)内でエンジン(E)に跨る支持枠(Y)とを有しており、
    前記支持枠(Y)は、エンジン(E)の上方に位置する背骨部(33)と、この背骨部(33)から前後下方へ延設されていて機体(6)に固定される左前脚部(34)、右前脚部(35)及び後脚部(37)と、前記背骨部(33)のタンクルーム(TR)側の端部から前方へ延長された腕部(38)とを有し、
    前記支持枠(Y)は前記前後仕切板(27)とボンネット(28)と横仕切板(26)の後部とを支持し、かつ前記腕部(38)は作動油タンク(T)及び横仕切板(26)と連結しており、
    前記腕部(38)の上面に前後方向の軸心を有するヒンジ(44)を設け、このヒンジ(44)に前記タンクカバー体(30)を取り付けていることを特徴とする作業機の上部構造。
  3. 前記作動油タンク(T)を機体(6)の右側部に配置し、前記支持枠(Y)の腕部(38)を前記背骨部(33)の右端から前方へ延設し、この腕部(38)の前後中途部に前脚部(35)の上部を接続し、この前脚部(35)の接続位置の上側の腕部(38)上面に前記ヒンジ(44)を配置していることを特徴とする請求項2に記載の作業機の上部構造。
  4. 前記横仕切板(26)は上部にヒンジ(44)を上側から覆い隠すフランジ(26a)を有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の作業機の上部構造。
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