JP4513484B2 - ステープラーのテーブルロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ステープル駆動部からコ字形に成形されたステープルを綴じ用紙に向けて打ち出して、綴じ用紙を貫通したステープル脚をステープル打出部と対向して配置されているクリンチャ機構によって綴じ用紙の裏面に沿って屈曲して綴じ用紙を綴るようにしたステープラーのテーブルロック装置に関する。
一般的にこの種のステープラーは、多数のステープルを装填したカートリッジが装着されるとともに電動モータによって駆動されるドライバ等からなるステープル打出機構が形成されているステープル駆動部と、このステープル駆動部から打ち出されるステープル脚と対向して配置されるクリンチャ機構を保持しているテーブルによって構成されており、ステープル駆動部とテーブルとの間に配置された綴じ用紙に向けてステープル駆動部のステープル打出機構を駆動してカートリッジ内のステープルを綴じ用紙に向けて打ち出して、綴じ用紙を貫通したステープル脚をテーブルに保持されている前記クリンチャ機構と係合させることによって綴じ用紙の裏面側に沿わせて屈曲することによりステープル綴じを行うようにしている。
前端部でクリンチャ機構を保持している前記テーブルは、このテーブルの両側に一体に形成されている側片の後端部においてステープル駆動部のフレームに対して回動可能に支持されており、通常時にはクリンチャ機構がステープル駆動部の上面と離間されるように回動されており、綴じ用紙がクリンチャ機構とステープル駆動部との間に配置された後に、ステープル駆動部の上面との間で綴じ用紙を狭持するように回動作動される。このテーブルはステープル駆動部のステープル打出機構によって打ち出されるステープルの脚が綴じ用紙を貫通して、更にステープル脚がテーブルの先端部に形成されたクリンチャ機構により綴じ用紙の裏面に沿って折り曲げられる間に発生する綴じ荷重に対抗して綴じ用紙の下面側を通常8〜10Kg程度の荷重で支えている必要がある。更に、綴じ用紙の厚さに応じて前記テーブルの作動ストロークが変動することから、カムやリンク機構等によって直接テーブルを回動駆動させることができず、カムやリンク機構にバネ力を介在させてテーブルを作動させるようにしている。しかしながら上記綴じ荷重を支えるためには大きな荷重のバネを必要とし、この大きなバネ荷重に抗してテーブルを作動させるために駆動機構自体が大きくなってコピー機等へ内蔵するステープラーの小型化を阻害する要因となっていた。
そこで、テーブルをステープル駆動部との間で綴じ用紙を狭持する方向に比較的弱い荷重のバネによってバネ付勢させ、このバネ付勢力によって回動作動させたテーブルの一部とフレームとの間に楔部材を嵌合させて、この楔部材によりテーブルをステープル駆動部の間で綴じ用紙を挟持した閉じ位置に固定させるようにしたテーブルのロック装置が既に提案されている。上記テーブルのロック装置は、後端部が本体ケースに回動支軸によって回動可能に支持されるとともに捩りコイルバネによって閉じ方向に回動付勢させたテーブルと、上記テーブルを開き方向に回動させるとともにこの開き位置に保持させておくための作動リンク、及び、前記テーブルが閉じ方向に作動したときにテーブルの一部と係合してテーブルの開き方向への回動を阻止させるように作用する楔部材とにより構成されている。
特開2001−191265号公報
上記機構では、ステープラーが作動される以前の通常持には、前記作動リンクをテーブルと一体に回動する固定軸と係合させてテーブルを開き位置に保持させておき、ステープル駆動部の上面に綴じ用紙が載置されてステープラーを作動させたときに、前記作動リンクがステープルを打ち出すステープル打出機構と連動して作動されて作動リンクを固定軸から離反させてテーブルを捩りコイルバネにより閉じ方向に回動作動させて、テーブルとステープル駆動部との間に配置された綴じ用紙を両者間で狭持させる。テーブルが綴じ用紙を狭持する方向に回動作動することに伴って前記楔部材がバネ力によってスライド移動して楔部材を前記テーブルと一体に回動する固定軸と係合させることによって、テーブルの開き方向への回動を阻止してテーブルを閉じ用紙を挟持した閉じ位置にロックさせるようにしている。
上記従来のテーブルロック装置では、テーブルの両側に一体に形成した両側片の後端部をフレームに回転自在に支持させるとともに、これらの側片に隣接して配置した一対の楔部材を前記側片を貫通させた固定軸と係合させることによってテーブルを閉じた位置にロックして綴じ用紙の挟持を行うようにしている。そして、ステープル綴じが完了した後に綴じ用紙をテーブルとステープル駆動部の間から排出するには、この左右一対の楔部材をロック状態のテーブルとフレームの間から抜き出してテーブルを開き方向に回動させる必要がある。この時に楔部材はテーブルとフレームの間にしっかりと嵌合されているため、楔部材をテーブルとフレームの間から抜き出させる際の初期荷重が極めて大きくなり、駆動用モータが停止してしまったり又は駆動用モータの電流が大きくなって発熱して駆動用モータを損傷してしまうという問題が発生した。
本発明は上記従来技術の欠点を解消し、綴じ用紙をステープル駆動部との間で挟持するようにテーブルを閉じた位置にロックさせている楔状のロックプレートを、大きな駆動力を要することなくテーブルとフレームの間から抜き出させるようにしたステープラーのテーブルロック装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るステープラーのテーブルロック装置は、多数のステープルを収容するとともに該ステープルを綴じ用紙に向けて打ち出すステープル打出機構を形成したステープル駆動部と、先端部に前記ステープル駆動部から打ち出されて綴じ用紙を貫通したステープル脚を綴じ用紙の裏面に沿って折り曲げるクリンチャ機構を形成しているテーブルとを設けたステープラーにおいて、前記テーブルを該テーブルに形成されているクリンチャ機構が前記ステープル駆動部のステープル打ち出し位置と対向するようにテーブルの両側に一体に形成した側片を介してフレームに回動可能に支持させて設け、前記フレームに沿って摺動可能に支持させた一対のロックプレートを前記テーブルと前記フレームの間に挿入することによって、前記テーブルのクリンチャ機構がステープル駆動部から離反する方向へ回動することを阻止させるようにするとともに、前記ロックプレートを駆動させる駆動カムを各々のロックプレート毎に独立して設け、各々の駆動カムによって両ロックプレートをテーブルと前記フレームの間から抜き出させる方向への作動開始のタイミングをずらして設定したことを特徴とする。
上述のように、本発明のステープラーのテーブルロック装置によれば、テーブルを該テーブルに形成されているクリンチャ機構が前記ステープル駆動部のステープル打ち出し位置と対向するようにテーブルの両側に一体に形成した側片を介してフレームに回動可能に支持させて設け、前記フレームに沿って摺動可能に支持させた一対のロックプレートを前記テーブルと前記フレームの間に挿入することによって、前記テーブルのクリンチャ機構がステープル駆動部から離反する方向へ回動することを阻止させるようにするとともに、前記ロックプレートを駆動させる駆動カムを各々のロックプレート毎に独立して設け、各々の駆動カムによって両ロックプレートをテーブルと前記フレームの間から抜き出させる方向への作動開始のタイミングをずらして設定しているので、左右のロックプレートがそれぞれ別々のタイミングでテーブルとフレームの間から抜き出し作動されるため、これらのロックプレートを抜き出し方向に駆動させる駆動カムとこの駆動カムを回転させる駆動シャフトの最大回転負荷を小さくすることができ、これにより電動モータの駆動電流を小さくでき電動モータから発生するノイズの低減、及び電動モータの回転数が増減することによる騒音の低減、更にこれらによって電動モータの小型化、低コスト化が可能となる。
本発明は、綴じ用紙をステープル駆動部との間で挟持するようにテーブルを閉じた位置にロックさせている楔状のロックプレートを、大きな駆動力を要することなくテーブルとフレームの間から抜き出させるという目的を、クリンチャ機構を形成しているテーブルをテーブルの両側に一体に形成した側片を介してフレームに回動可能に支持させて設け、前記フレームに沿って摺動可能に支持させた一対のロックプレートを前記テーブルと前記フレームの間に挿入することによってテーブルの回動を阻止させるようにするとともに、前記ロックプレートを駆動させる駆動カムを各々のロックプレート毎に独立して設け、各々の駆動カムによって両ロックプレートをテーブルと前記フレームの間から抜き出させる方向への作動開始のタイミングをずらして設定することにより実現したものであり、より具体的な実施例を以下に説明する。
図1は本発明に係るテーブルロック装置を実施したステープラーを示すもので、該ステープラー1は、多数の直状のステープル材を並列させて連結して構成されたシートステープルが装填されたステープルカートリッジが装着できるようにされたステープラー1の外郭を形成しているフレーム2が設けられており、このフレーム2の下部には前記ステープルカートリッジ内のシートステープルを順次ステープル駆動部へ向けて供給するステープル供給機構、ステープル駆動部に供給された直状のステープル材をコ字形のステープルに成形するステープル成形機構、及びコ字形に成形されたステープルを綴り用紙に向けて打ち出すステープル打出機構等から構成されているステープル駆動部3が形成されている。
更にフレーム2の上部には、前記ステープル駆動部3の上面4に配置された綴じ用紙をステープル駆動部3の上面4との間で狭持するように後端部において前記フレーム2に回動可能に支持されたテーブル5が設けられている。更に前記フレーム2には、前記ステープル供給機構、ステープル成形機構、ステープル打出機構及び前記テーブル5を駆動させるための駆動カム等を装着した駆動シャフト6が前記フレーム2を貫通して設けられている。該駆動シャフト6は前記フレーム2内に設けられているモータによって、フレーム2の側面に配置されている減速ギヤ7と前記駆動シャフト6に固定された駆動ギヤ8を介して回転駆動されるようにしている。
図2に示すように、前記テーブル5の両側には後方側に延びた側片9が一体に形成されており、この両側片9の後端部が前記フレーム2に支軸10によって支持されており、テーブル5の前部が前記ステープル駆動部3の上面4に対して接近又は離反できるように前記支軸10を中心として回動できるようにされている。更に、このテーブル5の前部には前記ステープル駆動部3から打ち出されるステープルの脚部と対向するように配置されたクリンチャ機構11が形成されており、該クリンチャ機構11によってステープル駆動部3のステープル打出機構によって打ち出されて綴じ用紙を貫通したステープル脚を綴じ用紙の裏面に沿って折り曲げるようにしている。前記テーブル5は図示していない付勢バネ等によって通常時に前記クリンチャ機構11が前記ステープル駆動部3の上面4に接近する閉じ方向に回動付勢されている。
前記テーブル5の両側片9と隣接して支軸13によってフレーム2に回転自在に支持されている回動レバー12が設けられており、この回動レバー12は初期状態に於いては図2に示す反時針回り方向に回動した位置に配置されており、この回動位置において回動レバー12が前記テーブル5の両側片9の外側面に突出形成されている凸部15と係合して、クリンチャ機構11がステープル駆動機部3の上面4から離反する開き方向にテーブル5を支軸10を中心として回動させ、この位置にテーブル5を保持させている。上記回動レバー12は、外側方向に突出形成されている駆動ピン14が前記駆動シャフト6に装着されている駆動カム(図示していない)と係合することによって前記支軸13を中心として回動されるようにしており、ステープル綴じ作動の初期に時針回り方向に回動されて、これによって回動レバー12が前記テーブルの凸部15から離反してテーブル5を反時針回り方向へ回動可能にする。
更に、フレーム2には前記テーブル5の両側片9と隣接した状態でフレーム2に沿って摺動可能なロックプレート16a、16bが設けられている。該ロックプレート16a、16bに一体に形成されている凸部17がフレーム2に形成されている長穴18内に遊嵌されており、ロックプレート16a、16bはこの長穴18に沿って摺動できるようにフレーム2に支持されている。前記回動レバー12が時針回り方向に回動されてテーブル5が付勢バネの付勢力によって反時針回り方向へ回動した際に、このロックプレート16a、16bが前記長穴18に沿って図中右方向へ摺動作動されて、ロックプレート16a、16bが前記テーブル5の両側片9に形成されている凸部15の上方へ進入して凸部15と係合することによってテーブル5が時針回り方向へ回動するのを阻止させるようにしている。
閉じ位置に回動したテーブル5のクリンチャ機構11にステープル駆動部3から打ち出されて綴じ用紙を貫通したステープルの脚部が当接して、ステープル脚を屈曲させる綴じ荷重がテーブル5に作用してテーブル5を時針回り方向へ回動させようとする力が作用するが、ロックプレート16a、16bがテーブル5の両側片9に形成されている凸部15の上方へ進入して凸部15が上方へ回動するのを阻止し、これによってテーブル5が時針回り方向へ回動する動きを阻止する。このように、ロックプレート16a、16bをテーブル5の側片9に形成した凸部15と係合させることによってテーブル5の回動をロックさせているので、クリンチャ機構11に大きな綴じ荷重が生ずる場合でも確実にテーブル5を閉じ位置に保持させておくことができる。
上記一対のロックプレート16a、16bにはフレーム2に回動自在に支持されている作動レバー19a、19bがそれぞれ連係されており、この作動レバー19a、19bを介して前記ロックプレート16a、16bを前記凸部15の上方へ進出した位置と該凸部15の上方から退避した位置とへ摺動作動させるようにしている。作動レバー19a、19bは一端側に形成された支軸20によってフレーム2に対して回動自在に支持されており、該作動レバー19a、16bの他端側に形成されている凹溝21に前記ロックプレート16a、16bの後端側に一体に形成されている作動ピン22が遊嵌されてロックプレート16a、16bと作動レバー19a、19bとが連係されている。作動レバー19a、19bが前記支軸20を中心として時針回り方向に回動するときにロックプレート16a、16bが前記凸部15の上方へ進出するように作動させ、作動レバー19a、19bが前記支軸20を中心として反時針回り方向に回動するときにロックプレート16a、16bを前記凸部15の上方から退避される後退位置へ作動させるようにしている。
前記作動レバー19a、19bの下端には作動レバー19a、19bを回動付勢させるバネ23が各々設けられており、このバネ23によって作動レバー19a、19bが時針回り方向へ回動付勢されており、これによって前記ロックプレート16a、16bを前記凸部15の上方へ進出するように常時付勢させている。更に、上記一対の作動レバー19a、19b毎にこれらの作動レバー19a、19bを回動させる駆動カム24a、24bが、各々の作動レバー19a、19bと対向させて設けられており、前記駆動シャフト6に装着されているこれらの駆動カム24a、24bを介して前記作動レバー19a、19bを反時針回り方向に回動させてロックプレート16a、16bを前記凸部15の上方から退避した位置へ作動させるようにしている。各作動レバー19a、19bには前記駆動カム24a、24bに形成されているカム面26a、26bと係合する駆動ピン25がそれぞれ形成されており、前記駆動カム24a、24bが駆動シャフト6により回転駆動されることによって作動レバー19a、19bを反時針回り方向に回動させて、これによって前記ロックプレート16a、16bを前記凸部15の上方から退避される後退位置へ作動させるようにしている。
図3に示すように、前記作動レバー19a、19bの駆動ピン25と係合して作動レバー19a、19bを回動作動させる駆動カム24a、24bには、テーブル5の側片9に形成されている凸部15の上方から前記一対のロックプレート16a、16bをそれぞれ別々のタイミングで退避作動させるようにしたカム面26a、26bが形成されている。即ち、一方側のロックプレート16aと連係されている作動レバー19aを作動させる駆動カム24aのカム面26aが作動レバー19aの作動ピン25と係合して作動レバー19aを反時針回り方向に回動させ始める時期を、他方側のロックプレート16bと連係されている作動レバー19bを作動させる駆動カム24bのカム面26bが作動レバー19bの作動ピン25と係合して作動レバー19bを反時針回り方向に回動させ始める時期よりも速くなるように前記駆動カム24a、24bのそれぞれのカム面26a、26bを形成している。
このように、作動レバー19a、19bが作動開始されるタイミングがずらされるように駆動カム24a、24bの各々のカム面26a、26bを形成することによって、左右一対のロックプレート16a、16bがテーブル5とフレーム2との間から抜き出されるタイミングがずらされるため、左右のロックプレート16a、16bを抜き出し方向に作動させる駆動カム24a、24bを回転駆動させる駆動シャフト6の負荷が2回に分散されるため駆動シャフトの最大負荷を低減することができる。
以下、図4乃至図8により上記実施例の作動状態を説明する。初期状態では図4に示すようにテーブル5は、回動レバー12が側片9に形成された凸部15と係合することによって、テーブル5の先端部に形成されているクリンチャ機構11がステープル駆動部3の上面4から離反するように時針回り方向に回動された位置に回動されている。作動レバー19a、19bは駆動カム24a、24bによって時針回り方向に回動された位置に保持されており、この作動レバー19a、19bに連係しているロックプレート16a、16bは、フレーム2の長穴18に沿った左端方向に作動されて前記凸部15の上方から退避した位置に配置されている。
ステープル駆動部3の上面4とテーブル5の先端のクリンチャ機構11の間に綴じ用紙が配置され、この綴じ用紙をステープル綴じするためステープラー1が駆動されると、図5に示すように、凸部15と係合してこの凸部15を介してテーブル5を時針回り方向に回動した位置に保持していた回動レバー12が支軸13を中心として時針回り方向へ回動されて、これによって作動レバー12が凸部15から離反してテーブル5は図示していない付勢バネの付勢力によって支軸10を中心として反時針回り方向に回動して、テーブル5の先端に形成されているクリンチャ機構11とステープル駆動部3の上面4との間で綴じ用紙を挟持する。上記ステープラー1の駆動によって駆動シャフト6を介して駆動カム24a、24bも回転されるが、この時点までは作動レバー19a、19bの駆動ピン25が駆動カム24a、24bの大きい半径に形成されているカム面26a、26bと係合しているため、作動レバー19a、19bは反時針回り方向に回動した位置に保持されている。
更に、ステープラー1によるステープル綴じ作動が進行すると、図6に示すように、駆動シャフト6を介して駆動カム24a、24bが更に回転されて、作動レバー19a、19bの駆動ピン25が駆動カム24a、24bの前記大きい半径のカム面26a、26bから離反して小さい半径のカム面26a、26bと対向され、これによって作動レバー19a、19bはバネ23の付勢力によってそれぞれ支軸20を中心として時針回り方向に回動して、これによって、これらの作動レバー19a、19bの上端に連係されているロックプレート16a、16bを長穴18に沿って図中右方向へスライド作動させて、テーブル5の両側片9に形成されている凸部15の上方へ進出させる。
このように、フレーム2に形成されている長穴18に沿って摺動するロックプレート16a、16bがテーブル5の両側片9に形成されている凸部15の上方に配置されると、長穴18と凸部15との間でロックプレート16a、16bが楔の作用によって、フレーム2に対してテーブル5が支軸10を中心とした時針回り方向への回動を阻止させるように作用する。従って、この状態でステープル駆動部3から綴じ用紙に向けて打ち出されるステープル脚を綴じ用紙の裏面に沿って折り曲げる際のテーブル5に作用するステープル綴じ荷重をロックプレート16a、16bによって保持させることができる。
ステープル駆動部3から打ち出されたステープル脚をクリンチャ機構11によって綴じ用紙の裏面に沿って折り曲げてステープル綴じが行われた後、図7に示すように、両方の駆動カム24a、24bが駆動シャフト6によって更に回転して、一方の作動レバー19aの駆動ピン25がこの作動レバー19aと対向して配置されている一方の駆動カム24aのカム面26aと係合することによってこの作動レバー19aを反時針回り方向へ回動させる。この作動レバー19aの回動によって一方のロックプレート16aが図中左方向へスライド作動されて凸部15の上方から退避した位置へ向けて移動される。
なお、この時点では、他方の作動レバー19bの駆動ピン25はこの作動レバー19bと対向して配置されている他方の駆動カム24bのカム面26bによって時針回り方向に回動された位置に保持されており、従って他方側のロックプレート16bはテーブル5の他方側の側片9に形成されている凸部15と係合されている。従って、テーブル5は反時針回り方向に回動して綴じ用紙をステープル駆動部3との間で挟持した状態にロックされたままである。
更に駆動シャフト6によって駆動カム24a、24bが回転すると、図8に示すように、他方の作動レバー19bの駆動ピン25がこの作動レバー19bと対向して配置されている他方の駆動カム24bのカム面26bと係合することによってこの作動レバー19bを反時針回り方向へ回動させる。この作動レバー19bの回動によって他方のロックプレート16bが図中左方向へスライド作動されて凸部15の上方から退避した位置へ向けて移動される。このように、前述した一方側のロックプレート16aに続いて他方側のロックプレート16bもテーブル5の両側片9に形成されている凸部15の上方から退避作動することによって、テーブル5が支軸10を中心として時針回り方向へ回動できる状態になる。
更にこの後で、図示していない駆動カムによって回動レバー12が支軸13を中心として回動されて、この回動レバー12がテーブル5の両側片9に形成されている凸部15と係合して、該凸部15を介してテーブル5を支軸10を中心として時針回り方向に回動させて、図4に示すように、テーブル5の先端に形成されているクリンチャ機構11がステープル駆動部3の上面4から離反した回動位置にテーブル5を保持させて、一連のステープル綴じ作動が完了する。
本発明のテーブルロック装置を実施したステープラーを示す斜視図 図1と同じステープラーのテーブルの駆動機構を示す斜視図 図1のステープラーのテーブルロック装置を示す斜視図 ステープル綴じ作動を開始する以前の状態のテーブルロック装置の側面図 テーブルが綴じ用紙を狭持する方向へ作動したテーブルロック装置の側面図 ロックプレートがテーブルとフレームの間に嵌合してテーブルが閉じ位置にロックされている状態のテーブルロック装置の側面図 一方側のロックプレートがテーブルとフレームの間から退避作動している状態のテーブルロック装置の側面図 両方のロックプレートがテーブルとフレームの間から退避位置までスライド作動された状態のテーブルロック装置の側面図
符号の説明
1 ステープラー
2 フレーム
3 ステープル駆動部
5 テーブル
6 駆動シャフト
9 側片
11 クリンチャ機構
15 凸部(テーブルの両側片)
16a、16b ロックプレート
19a、19b 作動レバー
24a、24b 駆動カム
26a、26b カム面

Claims (1)

  1. 多数のステープルを収容するとともに該ステープルを綴じ用紙に向けて打ち出すステープル打出機構を形成したステープル駆動部と、先端部に前記ステープル駆動部から打ち出されて綴じ用紙を貫通したステープル脚を綴じ用紙の裏面に沿って折り曲げるクリンチャ機構を形成しているテーブルとを設けたステープラーにおいて、前記テーブルを該テーブルに形成されているクリンチャ機構が前記ステープル駆動部のステープル打ち出し位置と対向するようにテーブルの両側に一体に形成した側片を介してフレームに回動可能に支持させて設け、前記フレームに沿って摺動可能に支持させた一対のロックプレートを前記テーブルと前記フレームの間に挿入することによって、前記テーブルのクリンチャ機構がステープル駆動部から離反する方向へ回動することを阻止させるようにするとともに、前記ロックプレートを駆動させる駆動カムを各々のロックプレート毎に独立して設け、各々の駆動カムによって両ロックプレートをテーブルと前記フレームの間から抜き出させる方向への作動開始のタイミングをずらして設定したことを特徴とするステープラーのテーブルロック装置。
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