JP4508504B2 - 呼の開始の要求を拒絶するための方法及び装置 - Google Patents

呼の開始の要求を拒絶するための方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
発明の背景
1.発明の分野
本発明は概してワイヤレス通信装置に関し、より詳細には、呼の開始のオーバザエア(OTA)要求をマルチモードワイヤレス通信装置によって拒絶するための方法及び装置に関する。
【0002】
2.関連技術の記載
ワイヤレス通信システムは世界中で一般的になってきた。今日のワイヤレス通信装置は、セルラ及びPCS周波数で動作するアナログ及びデジタル電話、衛星電話、ワイヤレスモデムを備えたパーソナルコンピュータ、ワイヤレス自動車通信システム、などを含む。デジタル変調技術を用いるワイヤレス電話において、第1世代の電話は、音声通信を送信するためにアナログ送信プロトコルに依存している。最近では、デジタル技術に付随した付加的な利点により、デジタル変調技術を用いるワイヤレス電話が普及してきた。例えば、デジタルワイヤレス電話は、より優れた音声の明瞭さ、より少ない呼のドロップ頻度、アナログワイヤレス電話に利用されていない種々のサービスオプションを提供する。
【0003】
インターネットなどの、世界的なコンピュータ通信網に対するワイヤレス接続性は、ワイヤレス通信装置に対する増大する所望の属性となっている。移動電話及びインターネットを用いる他の製品に対する増大するワイヤレスへの応用がより一般的になっている。次世代の移動電話は、今日のデスクトップコンピュータで利用可能な速度に近いかあるいはそれを越える速度でインターネットと交信できるであろう。
【0004】
インターネットに対するワイヤレス接続性は、ワイヤレス通信装置に対して利用可能なあるいはすぐに利用可能になるであろうデータ通信の単なる一例である。現在、データは同期をとってあるいは非同期で送信される。同期をとったデータ送信は、送信機と受信機とは互いに時間に関して同期がとられ、データは特定の時間間隔で送信されることを意味する。これに対して、非同期のデータ送信は、受信したデータを復調可能なように受信機を調整するために、データそれ自身とともに送信される情報を使用する。同期式データ送信の一例は、いわゆる“パケットデータ”送信と呼ばれるものであり、コンピュータと、TCP/IPなどの種々の送信プロトコルを用いたインターネットとの間でデータを転送するのに用いられる。非同期式のデータ送信の一例は、データをそれらの間で転送する2つのコンピュータモデムなどの、送信機と受信機間の専用の接続である。
例えばインターネットに接続されたコンピュータなどのパケットデータ送信においては、データは概してバースト状態で送信され、データの各バーストは通常2,3秒から1分あるいはそれよりも長く継続する。インターネット上のデータのバーストの一例は、例えば、ユーザがウェブサイトにアクセスするときに発生する。ウェブ上に含まれる情報はデータパケット状態で要求するコンピュータに送信され、すべての要求された情報が要求するコンピュータにほぼ完全に送信されるまで継続する。他のデータがコンピュータからされるまではデータは送信されない。
【0005】
ワイヤレスへの応用においても、データは概して基地局からワイヤレス通信装置までバースト状態で空中を送信される。しかしながら、リンク動作(activity)の一般的欠如(general lack)が比較的短い時間の後で検出された場合には、基地局とワイヤレス通信装置間に通信チャネルを提供しているエア(空中)インタフェースは“切断”あるいは休止される。次のデータ要求がワイヤレス通信装置または基地局により発行された場合には、新たな通信チャネルが確立されねばならない。
【0006】
近い将来、ワイヤレス電話がユーザに対してマルチモードの通信を提供することが可能になるものと予期されている。例えば、音声とデータの両方の通信が可能なワイヤレス電話がまもなく出現するものと思われる。
【0007】
マルチモード能力を有するワイヤレス電話の結果発生するものと思われる1つの問題は、電話がデータ通信などのあるモードの通信を行なっている間の他の呼からの妨害である。上記したように、ワイヤレス通信装置がデータ通信を行なっているときに、データ転送間に比較的長い遅延が発生する。この場合、ワイヤレス通信に割り当てられた通信チャネルは破棄され、他のワイヤレス通信装置に再度割り当てられる。データ通信の間に、第1の通信装置にチャネルの割り当てがない間に、第2の通信がワイヤレス通信装置に向けられるであろう。第2の通信は例えば音声呼である。ワイヤレス通信装置がそれに割り当てられた通信チャネルを有していないとき、任意のモードの呼が通信装置に送信可能である。例えば、ページメッセージは、呼の開始を要求している通信装置に送信される。あるいはワイヤレス通信装置と通信を開始する要求が送信される。ページメッセージ及び/または待機中の音声呼は概して現在のデータ通信を妨害する。
【0008】
マルチモード通信が可能な通信装置に対する第1のモードの通信を不作動にする装置及び方法が必要とされている。そのような装置及び方法に対する必要性は、ユーザが、第2のモードの通信が進行中のときに第1のモードの呼を受信することを望まない応用において特に有益である。そのような装置及び方法は、理想的なことに、基地局及び移動交換局などの現存するインフラストラクチャに対する変更を要求しない。
【0009】
本発明の要約
本発明は、マルチモード通信が可能な装置に対する呼の開始の要求を拒絶するための方法及び装置である。一実施形態においては、ワイヤレス通信装置は音声モード及びデータモードにおいて通信可能なワイヤレス電話を具備する。
【0010】
本発明の実施形態において、ワイヤレス通信装置は、マルチモードワイヤレス電話と、到来する通信要求の通信モードを決定するために前記電話内に配置された手段とを具備する。本発明はさらに、動作するべき少なくとも1つの好ましい通信モードを識別するために、ワイヤレス通信装置のユーザによる少なくとも1つの所望の通信モードを選択するための手段を具備する。
【0011】
少なくとも1つの所望の動作モードがユーザによって選択されたときに、選択されたモード以外の通信モードをもつ到来呼の開始の要求は、マルチモード通信装置によって拒絶される。ページメッセージが呼の開始の要求あるいは到来呼の利用可能性を示すワイヤレス通信装置によって受信されたときに、どの通信モードが到来する呼によって要求されているのかを決定するために、ページメッセージが検査される。到来する呼の通信モードがユーザによって選択された通信モードの少なくとも1つと一致するならば、ワイヤレス通信装置は概してページ応答を発行し、到来する呼を受信する。到来する呼の通信モードが選択された通信モードの少なくとも1つに一致しないならば、到来する呼を拒絶するあるいは他の通信モードを要求する、ページ応答メッセージがワイヤレス通信装置によって送信される。
【0012】
好ましい実施形態の詳細な説明
本発明は、マルチモード通信が可能な装置に対する呼の開始の要求を拒絶するための方法及び装置に関している。そのような発明は、他のモードでの通信により妨害されることなしに、1つのモードでワイヤレス通信装置を動作させることが望まれる場合に有益である。一実施形態において、本発明の装置は、マルチモードワイヤレス電話と、前記ワイヤレス電話に向けられたページングメッセージ内に含まれる呼の開始の要求を検出するために電話内に配置された手段とを具備する。呼の開始の要求は、到来する通信の利用可能性を示すワイヤレス通信装置に対する要求である。本発明はさらに、動作するべき少なくとも1つの好ましい通信モードを識別するためにワイヤレス通信装置のユーザにより少なくとも1つの所望の通信モードを選択するための手段を具備する。
【0013】
本発明は、地上のワイヤレス通信システム、特に2つのモードで動作可能なワイヤレス電話に関して記載しているが、本発明はそのような応用に限定されない。例えば、本発明は任意のワイヤレス通信システムにおいて使用され、さらに、衛星通信装置あるいはページャなどの装置や、少なくとも2つの動作モードを有する任意のワイヤレス通信装置で使用される。この明細書において用いられるように、モードという術語は、ある種の通信、例えば、音声通信やデータ通信を意味するものである。
【0014】
図1は、本発明が適用される一般的な地上のワイヤレス通信システムの一例を示している。ここで、図1に示す構成要素は、ワイヤレス通信システムの1つのモードを示しており、他の通信システムであれば同様な結果を得るために異なる要素を用いることもある。したがって本発明は、図1に示すシステムに限定されるものではない。
【0015】
図1に示すワイヤレス通信システムにおいて、マルチモードのワイヤレス通信装置(ここでは単にワイヤレス通信装置と呼ぶ)はワイヤレス通信装置100a、100b、そして100nとして示されている。単一のワイヤレス通信装置はシステム内の各ユーザに割り当てられる。ワイヤレス通信装置の識別子に関する表示a、b、nはそれぞれ、第1のユーザ、第2のユーザ、第nのユーザに対応し、通信システムにおけるn個のユーザを表している。図1では、3つのワイヤレス通信装置100のみが示されているが、ワイヤレス通信システムは概して数千のユーザを有している。
【0016】
図1に戻って、移動交換局(MSC)120は概して、ワイヤレス通信システムを備える1からn個の基地局を表す基地局110aから110nに対してシステム制御を提供するためのインタフェース及び処理回路を含む。基地局は、ワイヤレス通信装置に通信信号を送信したり、ワイヤレス通信装置から通信信号を受信するために当業界でよく知られている。各基地局110は基地局位置から半径数マイルまでの包囲エリアを提供する。ワイヤレス通信装置が各基地局の包囲エリア内を移動するときに、ワイヤレス通信装置からあるいはワイヤレス通信装置へ転送されるべき通信信号は概して、ワイヤレス通信装置が最も近くに位置している特定の基地局を介して送信される。
【0017】
MSC120は、種々の基地局包囲エリアにおいて動作するワイヤレス通信装置間さらには、図1にPSTN130として示すような公衆交換電話網を介して遠隔局と地上通信線による電話ユーザ間で通信を行なうための回路を提供する。MSC120は、上記の構成の代わりにあるいは上記の構成に加えて、ワイヤレス通信システムにおけるワイヤレス通信装置と、パーソナルコンピュータ、メインフレームコンピュータ、デジタルカメラ、電子メールシステム、遠隔制御装置などの、コンピュータネットワーク160に接続された種々の既知の計算装置との間での通信を提供するためにコンピュータネットワーク160に接続可能である。
【0018】
MSC120は概して、遠隔通信スイッチ(図示せぬ)と基地局制御装置(BSC)(図示せぬ)とを具備する。遠隔通信スイッチは、PSTN130に対するスイッチングインタフェースを提供し、BSCは基地局間での通信を実現するのに必要なハードウェア及びソフトウェアを提供する。MSC120は、概して、請求サービスやデータサービスなどの通信システムにおける他の機能を提供する。
【0019】
MSC120は、専用の電話線、光ファイバリンク、マイクロ波通信リンクなどの種々の手段により基地局に接続される。呼がワイヤレス通信装置により開始されるとき、ページングメッセージは、概してページングチャネルを介して呼を開始するワイヤレス通信装置に近接する1つ以上の基地局に送信される。ページングメッセージはMSC120に送信され、そこで処理された後、PSTN130あるいは、呼が意図されているワイヤレス通信装置に近接する1つ以上の基地局に送信される。PSTN130から呼が開始されたとき、ページングメッセージはMSC120により受信され、そこで特定のワイヤレス通信システムに適したフォーマットに変換される。例えば、一般的なCDMA通信システムにおいて、ページングメッセージは、国際遠隔通信標準IS−95により定義される一般的なページングメッセージと、その変形例に変換される。一般的なページングメッセージはその後、呼が意図されているワイヤレス通信装置に近接する1つ以上の基地局に送信される。
【0020】
典型的な実施形態において、ワイヤレス通信装置100は、データ通信と音声通信の少なくとも2つのモードあるいはタイプの通信方式により通信することができる。データ通信モードは、ラップトップコンピュータなどの、デジタル計算装置に概して適した情報を送信あるいは受信することが望まれるときに用いられる。データは、概してパケットと呼ばれる離散的な区分により送信される。各データパケットは概して、種々の目的に用いられるオーバヘッド情報を含む。例えば、多くのデータパケットは、エラー検出符号を記憶するのに用いられるデータフィールドを含む。エラー検出符号は、それが無傷で受信された、すなわち、データは送信プロセスの間に破損しなかったことを確認する目的で受信したデータパケットをチェックするのに用いられる。
【0021】
音声通信モードは、人間の話し声、ファクシミリ音、音楽、他の可聴通信形態を含む音響情報を送信することが望まれる場合に用いられる。音声通信モードにおいて、オーディオ情報は、CDMA、TDMA、AMPSなどの、1つ以上の既知のワイヤレス通信変調技術を用いて送信される。一般的な音声通信の間に、オーバザエアチャネルが1つ以上の基地局とワイヤレス電話との間に確立される。チャネルは、ワイヤレス電話と基地局との間で発生する音声アクティビティの多少にかかわらず、チャネルは音声呼の時間間隔に渡って維持される。多くの場合に、音声データがデジタル化されて送信に先立ってパケットにフォーマットされる。音声パケットは、音声パケット内に送信先アドレスに関する情報が含まれていない点において、データパケットと異なっている。すなわち、まず、2つの位置の間に接続が確立され、その後、音声データが2つの位置間で送信される。音声パケットの送信元と送信先は接続によりあらかじめ決められているので、音声パケット内にアドレス情報を含ませる必要はない。
【0022】
データモードはさらに、ある種の応用において音声を送信する能力を含む。この場合において、音声は既知の技術によりデジタル化される。デジタル化された音声信号は空中において安全な音声送信を提供するために暗号化される。デジタル化された音声信号はその後、データパケットにフォーマットされ、既知のデータ送信プロトコルを用いて空中を介して送信される。上記したように、各データパケットは、データパケットが到着すべきアドレスあるいは送信先を含む。
【0023】
ワイヤレス通信装置が、データ呼として知られるデータ通信を行なう場合に、情報は概して、空中インタフェースを介して連続的に流れない。通常は、データは、例えば、電子文書がラップトップコンピュータに接続されたワイヤレスモデムによって要求されたときに、情報のバースト形態で送信される。空中インタフェースは、文書を送信するのに必要な時間の長さだけ使用される。データが空中インタフェースを介して能動的に送信される時間間隔は“アクティブ”状態あるいは“接続された”状態と呼ばれる。アクティブ状態は、データバーストが空中インタフェースを介して送信された後の所定の時間間隔を含む。この時間間隔はしばしば、その間はデータが送信されない“ハングタイム”と呼ばれている。所定の時間間隔、例えば最後に何らかのデータが空中インタフェースを介して送信された後の20秒間に空中インタフェースを介して何のデータも送信されなかったならば、アクティブ状態は消滅し、休眠状態(dormant state)に入る。休眠状態では、ワイヤレス通信装置にもともと割り当てられた空中インタフェースは、概して基地局かあるいはワイヤレス通信装置が通信していた移動交換局により開放される。しかしながら、データ呼はしばしば、休眠状態に入ったことに応答して完了とはならない。多くの場合、例えばワイヤレス通信装置とホストコンピュータ間のデータ送信の間に長いポーズが存在する。
【0024】
アクティブ状態の消滅に応答して、ワイヤレス通信装置に割り当てられた空中インタフェースは、音声あるいはデータ通信を送信するのに必要とされたときに他のワイヤレス通信装置により再度割り当てられる。利用頻度が少ない(under-utilized)空中インタフェースの再度の割当ては、効率を改善して通信システムの容量を最大化するのに用いられる技術である。
【0025】
休眠状態において、ワイヤレス通信装置100は、必要になったときに他の空中インタフェースをただちに再確立することができる。これは、データ呼のある種の動作パラメータが通信装置及び当該通信装置が通信している装置内に記憶されているからである。例えば、データ呼の間に、ワイヤレス通信装置は概して、通信装置が通信をしている基地局によってIPアドレスが割り当てられる。IPアドレスは、インターネット等のコンピュータネットワークに対する遠隔コンピュータを独自に識別するための既知の4つのアラビア数字(4 digit)の符号である。本実施形態におけるIPアドレスは、休眠状態に入る前に例えばホストコンピュータと通信していた装置に対するワイヤレス通信装置を識別するのに用いられる。通信装置に割り当てられたもとのIPアドレスが休眠状態の間に維持されたならば、空中インタフェースはワイヤレス通信装置に対してただちに再度確立される。しかしながら、第2の通信が音声呼などの休眠状態の間にワイヤレス通信装置により受信されたならば、IPアドレスなどのデータ呼に関する情報は、第2の通信が一度ワイヤレス通信装置により受信された後、再確立しなければならない。
【0026】
アクティブ状態、例えばデータがワイヤレス通信装置へあるいはワイヤレス通信装置から送信されている間、すなわち“ハングタイム”の間、MSC120は、音声呼などの他の呼をワイヤレス通信装置に対して送信しない。特定のワイヤレス通信装置に向けたMSC120により呼が受信されるごとに、MSC120は、トラフィックチャネルとして知られる空中インタフェースが現在その装置に割り当てられているかどうかを決定する。トラフィックチャネルが現在ワイヤレス装置に割り当てられているならば、すなわち、ワイヤレス装置がアクティブ状態にあるならば、その特定のワイヤレス装置に向けた呼は、音声メールシステムなどの、他の送信先に送信されるかあるいは、特定のワイヤレス通信装置は現在呼を受信するのに利用可能な状態にないことを示す発呼元にビジー信号が送信される。他の状況においては、たとえトラフィックチャネルが現在割り当てられていても、“呼の待機中”の機能が特定のワイヤレス装置に対して設けられている場合には、呼が特定のワイヤレス通信装置に送信される。この場合、もし望まれる場合には第2の呼が受信するのに利用可能であることを示すページメッセージがMSC120によって特定のワイヤレス通信装置に送信される。ワイヤレス通信装置ユーザは第1の呼を維持しながら第2の呼を受信する。
【0027】
一方、データ呼の休眠状態においては、ワイヤレス通信装置100はそれに送信されている他の呼を受信する可能性があり、それによって進行中のデータ呼を妨害する。休眠状態においては、トラフィックチャネルがワイヤレス通信装置100に割り当てられない。したがって、MSC120は他の呼をそれに送信可能である。ある状況においては、ワイヤレス通信装置のユーザはある種のモードの呼、例えばデータ呼のみを受信することを望むだろう。
【0028】
図2は、ワイヤレス通信装置の機能的構成要素あるいはワイヤレス通信装置100をブロック図の形態で示している。ワイヤレス通信装置100はマルチモード通信が可能であり、音声通信やデータ通信などの、いくつかの通信モードで動作可能である。音声通信は、音声、音楽、あるいは呼の処理、モデム、ファクシミリ装置に対して用いられる可聴トーンを含む。データ通信は、同期あるいは非同期のデータ送信を含む。これらのモードに加えて、ワイヤレス通信装置他のモードの通信が可能である。
【0029】
ワイヤレス通信装置100のユーザは、概して入力装置200を用いることにより通信を開始する。入力装置200は一実施形態ではキーパッドを含む。しかしながら、入力装置200は、音声コマンドをコントローラ202によって処理するのに適した電気信号に変換する音声応答装置などの、ユーザコマンドを受信する任意の装置である。音声通信の間、ユーザはマイクロホン204に対して音声を発すると、マイクロホン204は音響エネルギを電気エネルギに変換し、当該電気エネルギを処理のためにコントローラ200に送る。マイクロホン204は、第2の音声入力装置が望まれていない応用において入力装置200にとって代わられる。多くの場合、マイクロホン204からの電気信号を制限された帯域の空中インタフェースを越える送信により適したフォーマットに変換するために、概してコーデックとして知られる音声エンコーダ/デコーダがマイクロホン204とコントローラ202間で使用されるかあるいは、コントローラ202内に組み込まれる。スピーカ206は、受信電気信号を音響信号に変換するのに使用される。スピーカ206は、概して伝統的な電話への応用での使用のために、低ボリュームの音響出力に適したスピーカを含む。あるいは、スピーカ206は、概して配送サービスへの応用における仕様に合った高ボリュームの音響出力に適したラウドスピーカを含む。他の実施形態においては、スピーカ206は、通常使用され容易に入手可能な、高ボリュームと低ボリュームの音響スピーカの組み合わせを含む。
【0030】
ワイヤレス通信装置100はさらに、ユーザがワイヤレス通信装置の動作特性を見ることを可能にする表示部208を含む。そのような表示部は、電話及び遠隔データ端末を含む今日の多くのワイヤレス装置の多くにおいて共通に使用されている。
【0031】
データポート210は、コントローラ202と、外部のハードウェア装置との間のインタフェースとして機能する。データポート210は概して、ワイヤレス通信装置100と外部装置との間での種々の双方向のデータ通信を可能にするものである。外部装置は、ラップトップコンピュータ、ファクシミリ装置、遠隔データ端末などを含む。
【0032】
ユーザが音声あるいはデータ通信を開始するとき、第2の通信装置に対応する識別符号、概して電話番号が入力装置200を用いて入力される。一実施形態において入力装置200は0から9までの桁に対応するキーと、SEND、ENDなどの付加的な機能キーとを備えている。入力装置200は、進行中の通信をデータ通信あるいは音声通信として識別するのに使用される1つ以上のキーを含む。例えば、データ通信を開始したいユーザは、データ通信用に指定されたキーを押し、次に、ユーザが通信したいデータ装置に対応する電話番号をダイヤルする。一実施形態において、ワイヤレス通信装置100からのすべての呼は、上記した方法の1つにより記載されたように、いくつかの他の通信モードとして区分けされない限り、音声呼とみなされる。
【0033】
コントローラ202はワイヤレス通信装置100の主な計算ユニットとして機能する。コントローラ202は、図2では単一の要素として示されている。しかしながら、コントローラ202は、1つ以上の特定用途向けの集積回路(ASIC)あるいはカリフォルニア州、サンタクララのインテル社からのマイクロプロセッサと、メモリ装置、バスコントローラ、及び当業者に知られた他のサポート装置との組合わせである。
【0034】
他の機能のうち、コントローラ202は、入力装置200を介してユーザからの指令を受信する役目を持っている。例えば、コントローラ202は、第1の通信装置から遠隔的に配置された第2の通信装置との通信を開始するための信号とともに、電話番号に対応する信号を入力装置200から受信する。電話番号及び開始信号に加えて、コントローラ202は、どのモードの通信が開始すべきかを示す信号を入力装置200から受信する。
【0035】
ワイヤレス通信装置100に対する呼は、概して、今日使用されている多くの電話により生成される一般的なベル音などの、可聴警告音を生成することによって生成される。可聴警告音は、概してページングチャネルを介して基地局110とワイヤレス通信装置100間で送信される一連のページメッセージに応答して生成される。一実施形態において、基地局110により送信されるページメッセージは、一般的なページメッセージと呼ばれ、ワイヤレス通信装置により送信されるページメッセージは、上記のIS−95の教義によれば、ページ応答メッセージと呼ばれる。TDMA、AMPS及びFDMAを含む他のワイヤレス変調方法は、ワイヤレス装置に対して到来する呼を知らせるために同様のページメッセージを用いる。
【0036】
基地局110から送信された一般的なページメッセージは、到来する呼が受信するのに利用可能であることをワイヤレス通信装置100に知らせる。この一般的なページメッセージに応答して、ワイヤレス通信装置100は、概して到来する呼を受け入れるページ応答メッセージを送信する。基地局110は、到来する呼を受信するトラフィックチャネルについてワイヤレス通信装置100に知らせる他のページメッセージにより応答する。休眠状態のときにデータ呼の間にワイヤレス通信装置100によって一般的なページメッセージが受信されたときに、ユーザが到来する呼を受け入れることを選択したならば、データ呼は破壊される。
【0037】
本発明は、動作するべき1つ以上の所望の通信モードをユーザが選択可能にすることによって、ワイヤレス通信装置100に対する少なくとも1つの通信モードの呼を効率よく不作動にする。選択されたモード以外の通信モードを有する到来する呼は、ワイヤレス通信装置によって拒絶される。
【0038】
ワイヤレス通信装置ユーザは概していつでも1つ以上の所望の動作モードを選択する。呼の開始の要求を示すページメッセージがワイヤレス通信装置により受信されたときに、関連の到来する呼の通信モードが、ユーザによって選択されたモードの少なくとも1つと一致するかどうかを決定するのに、ページメッセージ内に含まれるフィールドが検査される。もし一致が決定されたならば、その呼を受け入れてユーザに到来する呼を知られるページ応答メッセージを基地局に送信することによって当該呼は通常どおり進行する。もし一致しないことが決定された場合、ワイヤレス通信装置100は、到来する呼を拒絶するかあるいは他の通信モードを要求するページ応答メッセージを送信することによってページメッセージに応答する。これは、選択されたモード以外の異なる通信モードを有する呼がワイヤレス通信装置100によって受信されるのを効率よく不作動にする。
【0039】
図2に戻って、ワイヤレス通信装置100のユーザは、入力装置200を用いて所望の通信モードを入力する。ユーザは概していつでも、しばしば選択されたモードの通信を開始するに先立って所望のモードを入力する。 例えば、データ呼を開始するに先立って、ユーザはデータ通信モードを所望の通信モードとして選択可能であり、それによってワイヤレス通信装置100に対する音声呼が拒絶される。
【0040】
一実施形態において、ユーザは入力装置200を用いて所定のキーあるいはキーシーケンスを押すことにより所望の通信モードを選択する。入力装置200が音声コマンドに応答可能ならば、要求は音声コマンドにより生成可能である。なお、任意のモードの通信が開始されるとき、所望の通信モードはコントローラ202によって自動的に生成される。例えば、データ呼がワイヤレス通信装置ユーザにより開始されるならば、コントローラ202は、データモードを所望の動作モードとして選択し、データモード以外の異なる動作モードをもつ呼がワイヤレス通信装置100により受け入れられるのを拒絶する。
【0041】
選択された通信モードは、いくつかの方法によりキャンセルされる。デフォルト状態が定義され、選択された通信モードは、選択された通信モードの終了までの間動作可能とされる。例えば、ユーザはデータ通信モードを選択し、データ呼を行い、データ呼の終了でワイヤレス通信装置100は任意のモードの呼を受け入れるためにコントローラ202によって自動的に再構成される。一方、選択されたモードは、前に選択されたモードのキャンセルを望んでいることを示す第2のコマンドがユーザによって入力されるまで動作可能状態を維持する。ユーザが選択された通信モードをキャンセルする他の方法は、以前に選択されたモード以外の通信モードを入力装置200に対して選択することである。
【0042】
選択された通信モードは入力装置200を用いて入力され、情報をコントローラ202に提供する。コントローラ202は選択された通信モードの指示をメモリ216内に記憶する。メモリ216はデジタルフォーマットで表示された情報を記憶するのに用いられる既知の装置である。メモリ216の一例は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、電気的に消去可能なプログラマブル読出し専用のメモリ(EEPROM)、不揮発性メモリ及びその他の既知の記憶装置を含む。
【0043】
ページメッセージがRFトランシーバ212によって受信されるときに、当該ページメッセージは、ページメッセージがワイヤレス通信装置100に向けられているかどうかを当業界でよく知られた技術、及びIS−95に詳細に記載された具体的な実施形態の技術を使用して決定するためにコントローラ202によって検査される。ページメッセージがワイヤレス通信装置100に向けられているとコントローラ100が決定したならば、コントローラ202は次に本実施形態ではページメッセージのMSG_TYPEフィールドを検査することによってページメッセージが呼の開始、到来する呼の利用可能性に対する要求を示しているかどうかを決定する。ここで、ページメッセージフォーマットは、通信システムにより異なっており、本発明はCDMA通信システムに限定されることはない。
【0044】
ページメッセージが到来する呼の利用可能性を示すならば、コントローラ202は、ページメッセージ内に含まれているサービスオプションフィールドがメモリ216に記憶されている所望の通信モード指示に一致するかどうかを検査する。サービスオプションフィールドは、到来する呼の通信モードを識別する。メモリ216に記憶された所望の通信モード指示とサービスオプションフィールドにおいて識別された通信モードとの間の一致が決定されたならば、基地局110が呼を受信するためにどのトラフィックチャネルに同調するかなど、呼についてのさらなる詳細を提供するために、呼が所望のモードであることを示すページ応答メッセージがワイヤレス通信装置100により送信される。このプロセスは、呼を効果的に受け入れる。また、一致があったならば、ユーザは可聴警告などによって呼の利用可能性について知らされる。
【0045】
サービスオプションフィールド内で識別された通信モードが、メモリ216に記憶された所望の通信モード指示と一致しないならば、呼は所望の通信モードではなく、当該呼が拒絶されたことを示すページ応答メッセージがワイヤレス通信装置100によって送信される。また、ワイヤレス通信装置100は、それはユーザによって選択された通信モードを受け入れるという通信モードを示すページ応答メッセージを送信する。いずれにしても、ユーザは到来する呼に対して通知されず、到来する呼は、基地局110によってワイヤレス通信装置100に転送されない。これは不要なモードの通信がワイヤレス通信装置100によって受信されるのを防止する。
【0046】
図3は、本発明の方法をフローチャートで示したものである。本発明のステップは、マルチモードワイヤレス通信装置100のユーザがワイヤレス通信装置100に対して少なくとも第1のモードの通信を不作動にすることを望むときはいつでも実行される。一実施形態において、第1のモードは音声通信として定義され、第2のモードはデータ通信として定義される。しばしば、ユーザは、当該ユーザが第2のモードの通信を行なっていないならば、第1のモードの通信が通信装置100に送信されるのを防止することを望む。 ステップS300において、マルチモードワイヤレス通信装置100のユーザは、入力装置200を用いて1つ以上の所望の通信モードを選択する。キーパッド上の1つ以上のキーを押すことにより、あるいは音声コマンドにより、あるいは当業界で既知の他の方法により、選択されたモードが入力される。他の実施形態では、通信モードは、任意のモードの通信が開始された場合はいつでもコントローラ202によって自動的に生成される。
【0047】
ステップS302において、選択された通信モードの指示はメモリ216に記憶される。以前の通信モードがメモリ216にすでに記憶されているならば、以前のモードはコントローラ202によって上書きされるか、あるいは、ユーザは以前のモードを上書きするかどうかの指令を入力するように促される。選択された通信モードの指示がメモリ216に記憶された後、ユーザは任意のモードで呼を送信することができ、ワイヤレス通信装置100と通信している基地局からのページメッセージを待つ。
【0048】
ステップS304において、ページメッセージは、ワイヤレス通信装置100によって受信される。コントローラ202は、当業界で既知の方法を用いて、それがワイヤレス通信装置100に向けられているかどうかを決定するためにページメッセージを検査する。ページメッセージがワイヤレス通信装置100からのものでないならば、ページメッセージは無視され、さらなるアクションはとられない。ページメッセージがワイヤレス通信装置100に向けられているならば、処理はステップS306に移行する。
【0049】
受信したページメッセージは、多数の異なるページメッセージの1つであり、各種のページメッセージはワイヤレス通信装置100への及びワイヤレス通信装置100からの情報を運搬あるいは要求するものである。プロセッサ202は、概して受信したページメッセージ内に含まれる“メッセージタイプ”フィールドを調べることにより、それが呼の開始の要求、あるいは到来する呼の利用可能性を示すページメッセージであるかどうかを決定するために、受信したページメッセージを検査する。受信したページメッセージが呼の開始の要求以外のなにかであるとコントローラ202が決定した場合には、受信したページメッセージは、受信したページメッセージの特定のタイプに対する所定のプロシージャに従って、ステップS308において処理される。受信したページメッセージは到来する呼の利用可能性を示しているとコントローラ202が決定したならば、処理はステップS310に移行する。
【0050】
ステップS310において、ページメッセージに関連する到来する呼の通信モードがメモリ216に記憶されている選択された通信モードの指示に一致するかどうかを決定するために、ページメッセージはコントローラ202によって検査される。一実施形態において、到来する呼の通信モードは、ページメッセージのSERVICE_OPTIONフィールドに配置されている。
【0051】
到来する呼のモードがメモリ216に記憶されている選択された通信モードの指示と一致するならば、呼の受け入れのためにワイヤレス通信装置100からのさらなる情報指令を要求するページ応答メッセージがワイヤレス通信装置100によってステップS312において送信される。ステップS314において、ユーザは到来する呼が受信されたことを知らされ、この通知に応答してユーザは適切な行動をとることができる。例えば、ユーザは音声呼に応答するために入力装置200上の所定のキーを押すことによって当該呼に応答する。
【0052】
到来する呼のモードがメモリ216に記憶されている選択された通信モードの指示と一致しないならば、処理はステップS316に移行し、ここで、呼を拒絶するページ応答メッセージがワイヤレス通信装置100によって送信される。選択された通信モードの指示を送信することによって、ページ応答メッセージは到来する呼を拒絶し、ワイヤレス通信装置は受信可能となる。さもなければ、ページ応答メッセージは、メモリ216に記憶されている選択された通信モードの指示を送信することなしに到来する呼を拒絶する。いずれにしても、ユーザを混乱させることなしに、あるいはすでに進行中の呼を混乱させることなしに、到来する呼は、ワイヤレス通信装置100によって拒絶される。他の実施形態において、ユーザは、すでに進行中の呼を混乱させることなしに視覚的、聴覚的あるいは触覚的な方法によって当該拒絶に対して通知される。進行中の呼が一時的あるいは永久的に切断あるいは“途絶えた”場合には当該進行中の呼は遮断される。
【0053】
好ましい実施形態の前記した記述は、当業者が本発明を製造あるいは使用するために提供される。これらの実施形態に対する種々の変形例は、当業者によって容易に明らかであり、ここで定義された一般的な原理は創作能力を使用しなくとも他の実施形態に適用される。すなわち、本発明は、ここに開示された実施形態に限定されることはなく、ここに開示される原理及び新規な特徴に相応した広い権利範囲が与えられるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が使用される一般的なワイヤレス通信システムの一例を示す図である。
【図2】 ブロック図で示された図1のワイヤレス通信システムに用いられるワイヤレス通信装置の機能要素を示す図である。
【図3】 本発明の方法をフローチャートにより示す図である。
【符号の説明】
100A,100B,100N ワイヤレス通信装置
110A,110N 基地局
120 移動交換局
130 PSTN
160 コンピュータネットワーク
200 入力装置
202 コントローラ
204 マイクロホン
206 スピーカ
208 表示部
210 データポート
212 RFトランシーバ
216 メモリ

Claims (10)

  1. 少なくとも2つの通信モードでの通信が可能であり、ある通信モードで通信を行っている場合に他の呼の開始の要求を選択的に拒絶するためのマルチモード通信装置であって
    当該マルチモード通信装置のユーザにより前記モードの少なくとも1つを前記ある通信モードを含む所望の通信モードとして選択するための選択手段と、
    前記選択された通信モードの指示を記憶するためのメモリと、
    基地局からのページメッセージを受信して、ページメッセージ応答を送信するためのトランシーバと、
    前記選択手段と、前記メモリと、前記トランシーバとに接続され、呼の休眠状態を含む前記ある通信モードで通信を行っている場合に、前記ページメッセージのメッセージタイプフィールドを検査して該ページメッセージが呼の開始の要求を示しているか否かを判断し、当該要求を示している場合には、前記ページメッセージのサービスオプションフィールドを検査して特定される通信モードと、前記メモリに記憶された前記通信モードの指示とを比較して、前記ページメッセージにより特定される、到来する呼の前記通信モードが前記メモリに記憶された前記指示に一致しない場合には、前記到来する呼を拒絶するためのコントローラと、
    を具備する装置。
  2. 前記少なくとも2つの通信モードの1つは音声モードであり、前記他の1つはデータモードである請求項1に記載の装置。
  3. 少なくとも2つの通信モードでの通信が可能なマルチモード通信装置がある通信モードで通信を行っている場合に他の呼の開始の要求を選択的に拒絶するための方法であって、
    前記マルチモード通信装置に対する前記少なくとも2つの通信モードから少なくとも1つの所望の通信モードを選択する工程と、
    前記選択された通信モードの指示をメモリに記憶する工程と、
    基地局からのページメッセージをトランシーバにより受信する工程と、
    呼の休眠状態を含む前記ある通信モードで通信を行っている場合に、前記ページメッセージのメッセージタイプフィールドを検査して該ページメッセージが呼の開始の要求を示しているか否かを判断し、当該要求を示している場合には、前記ページメッセージのサービスオプションフィールドを検査して特定される通信モードと、前記メモリに記憶された前記通信モードの指示とを比較して、前記ページメッセージにより特定される、到来する呼の前記通信モードが前記メモリに記憶された前記指示に一致しない場合には、前記到来する呼を拒絶する工程と、を具備する方法。
  4. 前記少なくとも2つの通信モードは、音声通信モードとデータ通信モードとを含む請求項3に記載の方法。
  5. 前記到来する呼を拒絶する工程は、前記マルチモード通信装置と通信を行なっている基地局にページ応答メッセージを送信する工程を含む請求項3に記載の方法。
  6. 前記到来する呼を拒絶する工程は、前記マルチモード通信装置と通信を行なっている基地局にページ応答メッセージを送信する工程を含み、前記ページ応答メッセージは前記マルチモード通信装置がどの通信モードを受けるべく選択されたかを示す請求項3に記載の方法。
  7. すでに進行中の呼を妨害することなしに前記ユーザに前記拒絶について知らせる工程をさらに含む請求項6に記載の方法。
  8. 前記到来する呼の前記通信モードが前記メモリに記憶されている前記指示と一致するならば前記到来する呼を受け入れる工程をさらに含む請求項3に記載の方法。
  9. 少なくとも1つの所望の通信モードを選択する工程は、前記マルチモード通信装置ユーザにより実行される請求項3に記載の方法。
  10. 特定のモードの呼が前記マルチモード通信装置で開始されるとき、少なくとも1つの所望の通信モードが自動的に実行される請求項3に記載の方法。
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