JP4501980B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明は、本発明は、水槽内に配設した回転ドラムを回転駆動することにより、回転ドラム内に収容した洗濯物を洗浄する洗濯機に関するものである。
従来のこの種のドラム式洗濯機について図5の縦断面図を用いて説明する。洗濯機本体1内には、サスペンション構造(図示せず)によって水槽2が宙吊り状態に支持されている。前記水槽2内には、有底円筒形に形成されたドラム3が、その軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させて回転自在に支持されている。水槽2の正面側にはドラム3の開口端に通じる衣類出入口4が形成され、洗濯機本体1の正面側の上向き傾斜面に設けられた開口部を開閉可能に閉じる扉5を開閉することにより、衣類出入口4を介して
ドラム3内に対して洗濯物を出し入れすることができる。
ドラム3には、その周面に水槽2内に通じる多数の透孔6が形成され、内周面の複数位置に衣類攪拌用の攪拌突起15が設けられている。このドラム3は、水槽2の背面側に取り付けられたモータ7によって正転及び逆転方向に回転駆動される。また、水槽2には、注水管路8及び排水管路9が配管接続され、図示しない注水弁及び排水弁の制御によって水槽2内への注水及び排水がなされる。
扉5を開きドラム3内に洗濯物及び洗剤を投入して、洗濯機本体1の例えば前面上部に設けられた操作パネル10での操作により運転を開始させると、水槽2内には注水管路8から所定量の注水がなされ、モータ7によりドラム3が回転駆動されて洗濯工程が開始される。ドラム3の回転により、ドラム3内に収容された洗濯物はドラム3の内周壁に設けられた攪拌突起15によって回転方向に持ち上げられ、持ち上げられた適当な高さ位置から落下する攪拌動作が繰り返されるので、洗濯物には叩き洗いの作用により洗濯がなされる。所要の洗濯時間の後、汚れた洗濯液は排水管路9から排出され、ドラム3を高速回転させる脱水工程に移行する。この脱水動作により洗濯物に含まれた洗濯液を脱水し、その後、水槽2内に注水管路8から注水してすすぎ工程が実施される。このすすぎ工程においてもドラム3内に収容された洗濯物はドラム3の回転により攪拌突起15により持ち上げられて落下する攪拌動作が繰り返されてすすぎ洗いが実施される。所定のすすぎ工程の後、同様にすすぎ駅は排水管路9より排出され、ドラム3を高速回転させる脱水工程に移行し、一定時間の脱水運転の後、すべての工程を終了する。
また、モータ7の背面には、その回転状態を検知するために、モータの回転子(ロータ)の位置を検出する位置検出素子等で構成された回転検知部14が設けられている。
脱水運転時は、ドラム回転数が高速運転(例えば1000r/min)となるため、ドラム内の衣類の偏り(アンバランス分布)による水槽2の振動が大きくなり、結果として脱水工程時における機器の振動が大きくなり、使用者に不安を与えたり、また機器自体の破壊を及ぼす場合がある。
そのため、脱水運転時において、比較的低速回転(例えば100r/min)において、制御部によりモータに与えるトルクを一定とし、その場合のドラムの回転数の変動等を検出することにより、衣類のアンバランス分布を検出したのち、脱水工程への移行の可否判断を行い(図示せず)、高速運転中の水槽の振動を抑えるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−068813号公報
上記従来の脱水工程時の衣類のアンバランスの検出方法においては、低速回転において衣類のアンバランスの分布を検出するため、衣類に含まれる水分が十分抜けておらず、水を含み易いか、含みにくいかなど、繊維の質や衣類の種類や量の影響を受けやすくなり、高速脱水回転時の振動の予測精度が低いという課題があった。
また、比較的低速での衣類のアンバランス検出方法では、静バランスの検出が主体となるため、例えば、衣類のアンバランスの分布が、ドラムの重心に対して回転運動を与えるような、動アンバランスの検出は困難であるため、脱水移行の判断基準を小さくして対応する等を行っているため、脱水運転への移行の可否判断が行いにくくなるという課題があった。
また、加速度センサー等の物理的アンバランス検出手段を水槽に取り付けることにより、脱水時における振動を検出する方法も存在するが、加速度センサー自体が高価であり、機器のコストUPにつながるという課題を有している。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、脱水運転中の回転上昇区間におけるモータの加速トルクを測定することにより、ドラムの振動を検出し、低コストで、精度の高い振動検出手段を備えたドラム式洗濯機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のドラム式洗濯機は、脱水時のドラムの回転数を、所定の回転数N1からN2まで上昇する間の積算加速トルクを測定し、所定の回転数N1およびN2の値は、脱水起動中の回転数の変極点からずらした回転数の値、かつ回転数の上昇途中においてモータに与えるトルクが極小値をとる近傍での回転数の値とし、測定した積算加速トルクに応じて振動を検知して、検知した振動により脱水運転時のドラムの回転数を設定するようにしたものである。
これによって、脱水運転時の水槽の振動を、加速度センサー等の物理的アンバランス検出手段を別に設けることなく、安価で精度よく検出することが可能となる。
また、本発明のドラム式洗濯機は、その検出した振動に基づき脱水回転時の回転数の上昇の可否判断を行うことにより、低振動な脱水運転を行うことが可能となる。
本発明のドラム式洗濯機は、加速度センサーなどの物理的振動センサーを特別設けることなく、安価で精度の高い振動検出手段をもつドラム式洗濯機を提供することが可能となる。
第1の発明は、略水平方向に回転中心軸を有し、洗濯物を収容して回転運動を行うドラムと、前記ドラムを回転自在に内包し洗濯機本体内に弾性的に支持された水槽と、前記ドラムを回転駆動するモータと、前記モータの回転数を検知する回転数検知装置と、前記回転数検知装置の検知出力に基づき前記モータの回転を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記モータに所定の加速トルクを発生させることで前記ドラムの回転を加速して、所定の回転数N1からN2まで回転数が上昇する間の積算加速トルクを測定し、所定の回転数N1およびN2の値は、脱水起動中の回転数の変極点からずらした回転数の値、かつ回転数の上昇途中において前記モータに与えるトルクが極小値をとる近傍での回転数の値とし、測定した積算加速トルクに応じて振動を検知して、検知した振動により脱水運転時の前記ドラムの回転数を設定するようにしたことにより、脱水運転中において、比較的高速運転時における水槽の振動を検出し、ドラム内の衣類のアンバランス分布により発生した動アンバランスを精度よく検出することが可能となる。
また、回転数N1での加速トルクのオーバーシュートや、回転数N2での加速トルクのアンダーシュートが、回転数N1からN2までのモータ加速トルクの積算時に影響しないようにしたものである。これにより、積算加速トルクの数値の精度が上がり、精度よく振動が検出可能となる。
また、特に脱水起動当初に衣類に含まれる残水の影響を受けにくくし、精度よく振動レベルを検知することが可能となる。
また、振動が大きい(アンバランスが大きい)と判断されたときには、回転数を高める
ことなく、振動が小さい(アンバランスが小さい)と判断した場合には、所定の高速回転数まで上昇するようにし、機器自体の振動を抑えることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるドラム式洗濯機の動作を制御する制御装置の概略構成を示すものである。また、同ドラム式洗濯機の概略構造は、図5に示した従来例のものと同様である。
図1に示す制御装置においては、商用電源20の交流電力を整流器21より整流し、チョークコイル22及び平滑コンデンサ23からなる平滑回路により平滑化された直流電力を駆動電力として、インバータ回路24によりモータ7を回転駆動する。また、入力設定部25から入力される運転指示、及び各検知手段(図示せず)により検知される運転状態の監視情報に基づいてモータ7の回転を制御し、負荷駆動部26により給水弁27、排水弁28、送風ファン12、ヒータ29の動作を制御する。
モータ7は、3相巻線7a、7b、7cを有するステータと、2極の永久磁石を有するロータとを備え、3つの位置検出素子30a、30b、30cを設けた直流ブラシレスモータとして構成され、スイッチング素子24a〜24fにより構成されたPWM制御インバータ回路24により回転制御される。位置検出素子30a、30b、30cが検出するロータ位置検出信号は、マイコンにより構成された制御部31に入力される。このロータ位置検出信号に基づいて、駆動回路32によりスイッチング素子24a〜24fのオン/オフ状態をPWM制御、即ちパルス幅変調制御することにより、ステータの3相巻線7a、7b、7cに対する通電を制御してロータを所要回転数で回転させる。
制御部31は、3つの位置検出素子30a、30b、30cの検出出力が入力される回転数検知部33を有する。前記回転数検知部33は、3つの位置検出素子30a、30b、30cのいずれかの信号の状態が変わるたびにその周期を検出し、その周期よりロータの回転数を算出する。なお、回転数検知部33の検知出力はドラム3の回転数に対応するので、以下の説明においてドラム3の回転数は、回転数検知部33の検知出力により得られるもので、得られた数値に対し、脱水起動中、及び脱水定常回転中のいずれも各目標回転数に対してフィードバックを行い回転数制御している。
本実施の形態における振動検出方法の特徴について、以下図2を参照して説明する。
図2は、振動検出の動作を示す図であり、横軸に脱水運転の起動時における時間経過を、縦軸にドラム3の脱水回転数の上昇テーブルと、モータにかかるトルクTを示したものであり、この実施の形態においては、回転数加速度は、毎秒10r/minとしている。
図2に示すように、時間経過と共にドラム回転数は曲線Sのように高速回転に移行してゆくが、一方、モータかかるトルクは、曲線Tに示すように徐々に減少傾向をしめす。
これは、起動当初は衣類に含まれる多量の水分が大きい慣性モーメントとして作用するが、徐々に水分は遠心力にて除去されて、その数値が減少してゆくので、モータにかかるトルクも減少してくることを示す。
また、低速回転から高速回転に移行させる回転数の変化の大きい第1の変極点(K)の回転数N3は約400r/minであり、一方所定の脱水回転数N4の約700r/mi
nに到達する直前には、第2の変極点(P)が存在し、いずれの変極点もモータのトルクが大きく変化する。
図2において、積算加速トルクを測定する所定の回転数N1は、600r/min、また所定の回転数N2は620r/minに設定し、前記第1の変極点(K)のN3=400r/min、および第2の変極点(P)のN4=700r/minから、ずらた回転数に設定している。
これは、モータ回転制御により、回転数の変化の大きい低速時での約400r/min極点(K)点で、モータへの印加トルクをオーバーシュートさせることより必要以上にモータの入力が上昇するおそれがあり、トルク検知を正常な数値を得られなくなることを防止する為である。
また、第2の変極点(P)では定常回転に移行する際のモータへの印加トルクをアンダーシュートさせる事により必要以上にトルクを低下させてしまい、トルク検知を正常な数値を得られなくなることを防止する為である。
また、同回転数N1とN2の設定は、脱水起動当初衣類に含まれる多量の水分の慣性モーメントが大きく影響してトルク増大する区間(A)ではなく、脱水起動運転中トルクが略極小値になる区間(B)近傍に設定して、検出数値の安定を図っている。
衣類のアンバランスにより発生する仕事量の検出は以下の記述により行う。
所定の回転数N1(600r/min)と所定の回転数N2(620r/min)との区間においてモータに与えられる加速トルクTは、以下の式で与えられる。
T=J×△ω+T‘ (1)式
この(1)式において、Jは、ドラムと衣類を含めた回転軸周りの慣性モーメントであり、△ω(rad/s)は、現時点の回転数Nと目標回転数Nとの差をフィードバックまでの離散時間△tで除したものであり、次式で表せる。
△ω=2π×(N−N)/△t (2)式
また、T‘は、衣類のアンバランスにより発生する遠心力や、水槽の重心周りに発生する回転モーメントによる加振力に抵抗し加速するためのトルクであり、余分にモータに必要となる加速トルクである。
回転体の運動エネルギーは、(1/2)×(慣性モーメント)×(角速度)で表せるので、回転数N1からN2の区間における加速トルクTの運動エネルギーでもある積算値Eは、ドラムの持つ運動エネルギーと、衣類のアンバランスにより発生した振動により必要となる仕事量Wとの和となり、以下の式で示される。
E=(1/2)×J(N ―N )×(2π/60)+W (3)式
この(3)式において、回転数N1をN2に比較的近傍に設定すれば、(3)式における第1項の衣類の量などの影響は小さくなり、衣類のアンバランスにより発生する仕事量Wは、左辺の加速トルクTの積算値Eより、検出可能となる。
さらに、振動を検出する回転数N1とN2は、モータにかかるトルクが極小値を取る区間(B)近傍に設定している。モータにかかるトルクが上昇中の区間(A)は、衣類に含まれている水分の影響が大きくなるため、この区間を避けることで精度よく振動を検知することが可能となる。
次に、実際の衣類の種類を変えて脱水起動運転し、所定回転数回転数N1とN2の間で測定した衣類のアンバランスによる運動エネルギーWと、水槽振幅値の相関を見てみる。
図3は、横軸に(2)式により検出した測定値Wと、縦軸に水槽の振動の振幅値を、衣類の種類を変化させながらプロットしたものであり、衣類の種類にかかわり無く、振幅値と仕事量の測定値Wとが略比例の関係にあることがしめされており、測定値Wが大きければ、振動が大きいことが判り、このことより精度よく脱水運転中の振動、即ち衣類のアンバランス状態を検出でることができる。
図4は、振動検出と脱水回転数の設定を表すフローチャート、表1は、ドラムの許容回転数と振動値のテーブルである。
以下、図4および表1に基づき脱水回転数設定の制御を説明する。
図4に示すように、ステップ100{以下(S100)のように表示}で脱水運転が開始し、(S101)でドラム回転数が上昇し、(S102)の所定の回転数NIに到達すると、(S103)で仕事量Wの数値をリセットして、W(0)=0と設定する。
回転数を更に上昇させ(S104)、モータの加速トルクTを検知しつつ(S105)、所定回転数N2に高まるまでのΔt時間における仕事量Wを検知する(S106)。
所定回転数N2に到達すれば(S107)、検知した仕事量Wと予め設定した表1で示したテーブルで、しきい値の比較を行う(S108)。
本実施の形態では表1のように、しきい値は4段階設け、それぞれの仕事量Wの範囲を設定し、例えば仕事量Wが1〜80の範囲であれば、しきい値1と設定しアンバランスは極めて少ないとして脱水回転数は高速の900r/min以上の脱水回転を行う(S109)。
一方、しきい値4、即ち仕事量Wが201以上で大きいと検知した場合は、アンバランスは非常に大きいとして、脱水運転は危険と判定し安全のため高速回転を省略して、脱水運転を終了する(S113)。
なお、しきい値2の若干アンバランスの量が大きいと判定した場合は前記(S109)
より、やや回転数を低くして800r/minに(S110)、更にしきい値3のアンバランスが、やや大きい場合は更に低速の700r/minに(S111)設定して脱水運転を行う。
以上のように構成された洗濯機について以下その動作、作用を説明する。
脱水起動中の、所定の回転数NIからN2にいたる通過時の運動エネルギーWを測定して、水槽振幅値との相関関係から衣類のアンバランス状態を検知する制御であり、加速度センサーなどの物理的振動センサーを特別設けることなく、安価で精度の高い振動検出手段をもつドラム式洗濯機を提供することできる。
また、脱水起動中の、回転数の変極点(K)、(P)を避けて、所定の回転数NIおよびN2の設定をしたので、モータからの印加トルクのオーバーシュートやアンダーシュートが生じた場合でも、その影響は受けずに積算加速トルクの数値の精度が上がり、精度よく振動検知できる。
衣類内の残水の多い区間(A)を避けて、所定の回転数NIおよびN2の設定をしたので、脱水起動当初に衣類に含まれる残水の影響の無い区間で検知するので、精度よく振動レベルを検知できる。
検出した仕事量Wに、しきい値を設定し、制御手段は、検出した振動(衣類のアンバランス分布状態)により、前記しきい値と比較し脱水運転時の回転数を上昇するかどうかの可否判断を行うようにしたものであり、これにより振動が大きい(アンバランスが大きい)と判断されたときには、回転数を高めることなく、また、振動が小さい(アンバランスが小さい)と判断した場合には、所定の高速回転数まで上昇するようにし、機器自体の振動を抑えることが可能となり、低振動なドラム式洗濯機を提供することができる。
以上のように本実施の形態によれば、加速度センサーなどの物理的振動検出手段を設けることなく、安価で精度のよい振動検出方式を備えたドラム式洗濯機を提供することが可能となる。
以上説明した実施の形態の構成は、回転ドラム3を傾斜配置した斜めドラム形式のドラム式洗濯機に適用した例を示したが、回転ドラム3を水平方向に配置した一般的な構成においても同様に適用することができる。
また、ドラム式洗濯機だけでなく、回転ドラムを有し、モータにかかるトルクを検出できる電気機器であれば、同等の構成とすることにより、同等の効果を得ることができることは言うまでもない。
本発明によれば、脱水運転時における水槽の振動を加速度センサーなどの物理的振動センサーを特別設けることなく、安価で精度の高い振動検出手段をもつドラム式洗濯機を提供することが可能となる。
本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機の制御装置を示す回路図 同ドラム式洗濯機に用いられる振動検出方式を示す図 同ドラム式洗濯機の振動検出値と水槽の振動値のグラフ例を示す図 同ドラム式洗濯機の振動検出と脱水回転数の設定を表すフローチャート 従来のドラム式洗濯機の概略構成を示す断面図
1 洗濯機本体
2 水槽
3 ドラム
7 モータ
14 回転検知部(装置)
20 商用電源
30a、30b、30c 位置検出素子
31 制御部
32 駆動回路
33 回転数検知部(装置)

Claims (1)

  1. 略水平方向に回転中心軸を有し、洗濯物を収容して回転運動を行うドラムと、前記ドラムを回転自在に内包し洗濯機本体内に弾性的に支持された水槽と、前記ドラムを回転駆動するモータと、前記モータの回転数を検知する回転数検知装置と、前記回転数検知装置の検知出力に基づき前記モータの回転を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記モータに所定の加速トルクを発生させることで前記ドラムの回転を加速して、所定の回転数N1からN2まで回転数が上昇する間の積算加速トルクを測定し、所定の回転数N1およびN2の値は、脱水起動中の回転数の変極点からずらした回転数の値、かつ回転数の上昇途中において前記モータに与えるトルクが極小値をとる近傍での回転数の値とし、測定した積算加速トルクに応じて振動を検知して、検知した振動により脱水運転時の前記ドラムの回転数を設定するようにした洗濯機。
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