JP4480859B2 - おむつ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、着用者の臀部に便が直接付着しないように配慮して臀部のスキントラブルの減少を企図したおむつに関する。
【0002】
【従来の技術】
おむつかぶれの原因および発症機構に関し、皮膚臨床30の第949ページ〜第956ページ(1998年)に記載された山本一哉氏の「いわゆるおむつかぶれ」によると、▲1▼尿と便とが混ざるとアンモニアが発生し、▲2▼このアンモニアが環境をアルカリ性にし、▲3▼便中の酵素がアルカリ性雰囲気で強く活性化し、▲4▼この酵素およびアンモニアによって皮膚の弱った部分が炎症を起こし、おむつかぶれが発生することを述べている。皮膚の弱った部分が作り出される原因として、皮膚と接触するおむつ構成材料の肌触りなどの機械的刺激や、おむつ内の湿度が高いために皮膚がふやけた状態となるようなおむつ内側の環境なども指摘されている。
【0003】
上述したようなおむつかぶれの原因に対し、高分子吸収部材の技術進歩に伴う性能向上によって、例えば排尿後にこれを速やかに吸収してその浸透拡散を少なくすることで、排便があった場合でもこれと混ざりにくくすることが可能となっている。また、おむつ内側の環境に関しては、例えば通気性シートをおむつに使用することによって、おむつ内の蒸れ対策が可能となり、皮膚をふやけさせない効果をあげている。おむつかぶれに対する対策がこのように進んできたため、いわゆる使い捨ておむつなどの使用によって発生していたかぶれなどのスキントラブルも減少している。
【0004】
しかしながら、尿と便とがほぼ同時に***された場合や、軟便に対するかぶれ防止については、まだ対策が十分ではなかった。軟便の場合、尿と混ざらなくてもこれを放置すれば、皮膚への負担が大きくなる。軟便は、皮膚に当接するおむつのトップシートをほとんど通過しないので、水分の一部が吸収体に移行する以外、トップシートに残って着用者の臀部に付着することとなる。このため、皮膚にトラブルが発生しないとしても、おむつ替えの際に臀部に対する払拭作業が煩雑になる。
【0005】
このように、便と尿とが混ざり合ったり、便が臀部に付着するのを防止するため、例えば特開昭61−41304号公報,実開平6−5614号公報,実開平6−21623号公報,実開平6−11723号公報にて尿と便とを分離できるおむつが提案されている。
【0006】
特開昭61−41304号公報に開示されたおむつは、トップシートの中央に長さ方向に長い開口部を設け、その開口部の周縁部に沿って弾性部材を取り付けることにより、トップシートにいわゆるコシを持たせて開口部が塞がれないように配慮したものである。また、実開平6−5614号公報に開示されたおむつは、表面シートに設けた開口部の下に延在する凹部と、この開口部の周囲から中央部に表面シートを延在させてなる弁部とを設け、開口部によって分離される便が逆戻りしないように配慮したものである。実開平6−21623号公報に開示されたおむつは、長さ方向および幅方向に延在する2組のフラップを重ね、これらの中央に開口を形成することにより、便を収納する開口部の面積を広く設定できるようにしたものである。さらに、実開平6−11723号公報に開示されたおむつは、第1の表面シートの上に第2の表面シートを設け、この第2の表面シートの長手方向中央部に設けた開口部を横方向に拡開させる複数の弾性部材をさらに設けたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
特開昭61−41304号公報および実開平6−5614号公報に開示されたおむつの場合、これを実際に着用した様子を観察すると、おむつの股下領域が着用者の両脚の太股によってその中央側に寄せられ、肌に密着せずに下方に垂れ下がったような状態となることが判明した。すなわち、これらのおむつはトップシートまたは表面シート(以下、これらをトップシートと総称する)の股下領域が着用者の股下に密着していないので、トップシートに設けられた開口部が意味をなさず、便がトップシートの上に広がってしまう不具合が生ずる。仮に、トップシートの開口部の位置と着用者の肛門の位置とが合致していたとしても、トップシートが着用者の股下に密着していないので、開口部が塞がった状態となり、開口部を介して便をトップシートとバックシートとの間に導くことができないことが予想される。
【0008】
また、実開平6−11723号公報に開示されたおむつの場合、開口部が幅方向にのみ拡開されているだけであり、着用者の股下によって開口部が潰されてしまい、先の従来例と同様に、開口部の機能を充分に発揮させることが基本的にできない。
【0009】
さらに、実開平6−21623号公報に開示されたおむつの場合、第2の表面シートに形成される開口部の面積を広く取ることによって、この開口部の位置を着用者の肛門の位置にほぼ確実に合致させることができるものの、逆に開口部の開口面積が大きすぎるため、この開口部を介して第2の表面シートと第1の表面シートとの間に導かれた便が再び開口部から第2の表面シートの上に戻ってしまい、着用者の臀部を汚してしまう可能性が高かった。
【0010】
【発明の目的】
本発明の目的は、トップシートに便を分離するための開口部を設け、おむつかぶれなどのスキントラブルの減少を企図したおむつの機能を充分に発揮させることができる改良したおむつを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明によるおむつは、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、これらトップシートとバックシートとの間に配置される吸収体とを有するおむつであって、このおむつの前身頃から股下領域を通って後身頃にかけて延在するように前記トップシートの上に配置され、かつその長手方向両端部のみが前記トップシートまたはバックシートに接合されてその長手方向両端部以外の部分と前記トップシートとの間に空隙を形成するスキンコンタクトシートと、おむつの股下領域となる前記スキンコンタクトシートの部分に形成されて便を前記空隙に導くための開口部と、この開口部を囲むように前記スキンコンタクトシートに伸長状態で接合される伸縮可能な弾性部材とを具えたことを特徴とするものである。
【0012】
本発明によると、おむつを着用した状態において、スキンコンタクトシートに伸長状態で接合された弾性部材の収縮力により、スキンコンタクトシートが着用者に密着状態で当接する。コンタクトシートに形成された開口部は、その周囲を伸長状態の弾性部材で囲まれ、拡径されるような張力が作用しており、ここから便がスキンコンタクトシートとトップシートとのに形成される空隙を介してトップシート上に導かれる。
【0013】
本発明によるおむつにおいて、少なくとも4本の弾性部材をおむつの前身頃から後身頃にかけて延在させ、開口部の近傍をそれぞれ通過させるようにしてもよい。この場合、2本1組の弾性部材を2組、開口部を囲んで交差するようにスキンコンタクトシートにたすき掛け状態で配置することも可能である。
【0014】
また、少なくとも2本の弾性部材がおむつの前身頃の一方の側縁部から開口部を挟むように股下領域を通って後身頃の一方の側縁部にかけて延在すると共に少なくとも2本の弾性部材がおむつの前身頃の他方の側縁部から開口部を挟むように股下領域を通って後身頃の他方の側縁部にかけて延在するようにしてもよい。
【0015】
あるいは、少なくとも2本の弾性部材がおむつの前身頃の一方の側縁部から開口部を挟むように股下領域を通って前身頃の他方の側縁部にかけて延在すると共に少なくとも2本の弾性部材がおむつの後身頃の一方の側縁部から前記開口部を挟むように股下領域を通って後身頃の他方の側縁部にかけて延在するようにしてもよい。
【0016】
さらに、弾性部材を開口部の対向方向にほぼ均等に張力が作用するように配置することが好ましく、これにより開口部の開口端に沿ってほぼ均等な変形をもたらし、形状が安定した広い開口部が形成される。
【0017】
また、おむつの前身頃領域となるスキンコンタクトシートの幅方向中央部に切欠部を形成するようにしてもよい。この場合、スキンコンタクトシートを液不透過性にすることが有効である。
【0018】
さらに、おむつの前身頃領域となるスキンコンタクトシートの部分に第2の吸収体を配置してもよい。この場合、第2の吸収体は、高分子吸収部材とミクロフィブリルセルロースとの混合物を含み、スキンコンタクトシートに塗工形成されるものであってよい。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明によるおむつをパンツ型おむつに応用した実施形態について、図1〜図12を参照しながら詳細に説明するが、本発明はこのような実施形態に限らず、これらをさらに組み合わせたり、この明細書の特許請求の範囲に記載された本発明の概念に包含されるべき他の技術にも応用することができる。
【0020】
本実施例によるおむつの外観を図1に示し、その展開形状を図2に示し、そのIII−III矢視断面構造を図3に示し、実施例におけるおむつの前身頃から後身頃に至る中央断面形状を図4に示す。すなわち、本実施例におけるおむつ10は、全体としてパンツ型をなす液透過性のトップシート11と、このトップシート11が重ね合わされる液不透過性のバックシート12と、これらトップシート11とバックシート12との間に配置されておむつ10の前身頃10Fから後身頃10Rに亙って延在するほぼ砂時計型のシート状をなす吸収体13と、おむつ10のウエスト周り開口部14に沿って伸長状態でトップシート11とバックシート12との間に保持される伸縮可能な複数本のウエスト周り弾性部材15と、おむつ10の脚周り開口部16に沿って伸長状態でトップシート11とバックシート12との間に保持される伸縮可能な複数本の脚周り弾性部材17と、トップシート11上に配置されておむつ10の前身頃10Fから後身頃10Rに亙って延在し、その長手方向両端部18Eがトップシート11に接合されるスキンコンタクトシート18と、このスキンコンタクトシート18のおむつ10の前身頃領域となる部分の幅方向中央部に形成されたほぼV字またはU字状をなす切欠部19と、スキンコンタクトシート18の中央部のおむつ10の股下領域となる部分に形成された開口部20と、この開口部20を囲むようにスキンコンタクトシート18の長手方向に沿ってそれぞれ伸長状態で接合された4本2組の伸縮可能な弾性部材21a,21b, 22a,22bとを具えている。
【0021】
本実施例におけるスキンコンタクトシート18は、相互に重ね合わされるアッパーシート18Uとライナーシート18Lとからなり、上述した2組の弾性部材21a,21b, 22a,22bは、これらアッパーシート18Uとライナーシート18Lとの間に挟持される。一方の組の弾性部材21a,21bは、前身頃領域の幅方向一端側から開口部20を挟むように股下領域を通り、後身頃領域の幅方向他端側へと延在し、他方の組の弾性部材22a,22bは、前身頃領域の幅方向他端側から開口部20を挟むように股下領域を通り、後身頃領域の幅方向一端側へと延在している。つまり、2組の弾性部材21a,21b, 22a,22bは開口部20を挟んで相互に交差するようにスキンコンタクトシート18に対してたすき掛けの状態で配設されており、開口部20の周囲はこれら2組の弾性部材21a,21b, 22a,22bで囲まれた状態となっている。
【0022】
前記トップシート11としては、ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリエステル,その他の熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維などからなる液透過性の不織布を用いることが好ましい。
【0023】
また、いわゆるおむつカバーを構成するバックシート12は、液不透過性のシートを単独で使用することも可能であるが、複数の不織布を積層したものを用いることも可能である。この液不透過性のシートとしては、液体不透過性のポリエチレンシート、好ましくは通気性のための微孔を設けたポリエチレンシートや、熱可塑性樹脂にフィラーを加えて延伸したシートの如き透湿性のある液体不透過性シートを用いることが好ましく、このような透湿性を付与することによって蒸れの心配をなくすることができ、より快適である。さらに、このバックシート12の表面に手触りをよくするため、ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリエステルなどの熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維からなる不織布を貼り付けるようにしてもよい。この場合、不織布が液不透過性であってもよいし液透過性であってもよい。
【0024】
吸収体13は、木材パルプや非木材パルプを綿状にしたフラッフパルプを主材としたものに高分子吸収部材(SAP)を併用したものが好ましく、その他、吸収紙単独、または熱融着繊維などの混合物や積層物が用いられる。また、SAPの飛び出し防止のために全体をティシュ23で包み込んだ積層構造とすることが好ましい。
【0025】
ウエスト周り開口部14および脚周り開口部16に配置される弾性部材15,17は、天然ゴム製の平ゴムやウレタン糸,糸ゴムなどの通常の使いすておむつに使用される伸縮可能な弾性部材が用いられ、ホットメルト接着剤などを用いて接着固定される。
【0026】
スキンコンタクトシート18としては、ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリエステル,その他の熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維などからなる不織布,メッシュシート,フィルムが用いられる。この場合、前身頃領域を液透過性の不織布またはフィルムとし、股下領域および後身頃領域を液不透過性の不織布,メッシュシート,フィルムとしてもよい。
【0027】
弾性部材21a,21b, 22a,22bは、天然ゴム製のリボン状の平ゴム,ウレタン糸,糸ゴム,伸縮性のネット,伸縮性フィルムなど、通常の使いすておむつで使用される伸縮可能な弾性部材をそのまま使用することができ、任意の幅寸法を有し、任意の伸長倍率でスキンコンタクトシート18にホットメルトやヒートシールなどによって接合される。本実施例では、各弾性部材21a,21b, 22a,22bをそれぞれ1本ずつ使用したが、必要に応じてそれぞれ複数本で構成するようにしてもよい。
【0028】
開口部20は任意の形状を採用することができ、例えば円形,楕円形,2本以上の切れ込みを交差して形成した星型のスリットなど、適宜選択可能である。
【0029】
上述したように、スキンコンタクトシートに接合される少なくとも4本の弾性部材21a,21b, 22a,22bがおむつ10の前身頃10Fから後身頃10Rにかけて延在しているため、スキンコンタクトシート18はトップシート11の内側に吊り下げられた構造となり、着用時にこれら弾性部材21a,21b, 22a,22bが引き延ばされ、スキンコンタクトシート18が着用者の肌に密着状態で当接すると共にトップシート11とスキンコンタクトシート18との間に空隙24が形成され、ここに開口部20を通して便が導かれるようになっている。このため、スキンコンタクトシート18の開口部20が弾性部材21a,21b, 22a,22bの弾性力によって塞がってしまわないようにすることが必要である。
【0030】
本実施例においては、着用時に弾性部材21a,21b, 22a,22bによって縮められた状態のスキンコンタクトシート18が図2に示すような展開状態に引っ張られ、股下領域の中央部が開口部20を取り囲んで直線状に引っ張られる4本の弾性部材21a,21b, 22a,22bにより菱形に変形するが、この変形が開口部20の周囲にほぼ均等に働き、菱形の部分に開口部20が塞がることなく保持される。また、弾性部材21a,21b, 22a,22bがスキンコンタクトシート18の幅方向外側縁部に配置されているため、スキンコンタクトシート18が着用者の皮膚に当接してその位置ずれを防止できる上、万が一、便がスキンコンタクトシート18の開口部20からトップシート11上に導かれず、スキンコンタクトシート18と着用者の臀部との間に残留した場合でも、スキンコンタクトシート18の幅方向外側縁部からの漏れを防止するギャザーとして機能させることができる。
【0031】
なお、着用者の尿は、スキンコンタクトシート18の切欠部19によってスキンコンタクトシート18を介することなく、トップシート11から吸収体13内に迅速に吸収される。また、上述した実施例ではパンツ型のおむつ10について説明したが、本発明はおむつ10の前身頃10Fの左右両側と後身頃10Rの左右両側とを重ね合わせてテープで止めるようにした展開型のむつにも応用することができる。
【0032】
さらに、スキンコンタクトシート18に対する弾性部材21a,21b, 22a,22bの接合パターンとして、上述したたすき掛けのパターンに限らず、図5〜図8に示すようなパターンを採用することも可能であり、このような本発明の他の実施例を以下に列挙するが、上述した実施例と同一機能の部材にはこれと同一符号を記すに止め、重複する説明は省略するものとする。
【0033】
すなわち、図5〜図8に示した実施例は、何れもスキンコンタクトシート18の部分を展開状態でそれぞれ示したものであり、図5に示した実施例は、一方の組の弾性部材21a,21bが前身頃領域の幅方向一端側から開口部20を挟むように股下領域を通り、後身頃領域の幅方向一端側へと延在し、他方の組の弾性部材22a,22bが前身頃領域の幅方向他端側から開口部20を挟むように股下領域を通り、後身頃領域の幅方向他端側へと延在している。従って、スキンコンタクトシート18の幅方向外側に位置する弾性部材21b,22bは、スキンコンタクトシート18の幅方向両側縁に沿って配設されるが、スキンコンタクトシート18の幅方向内側に位置する弾性部材21a,22aは、開口部20を囲むように湾曲し、これら一対の弾性部材21a,22aによって開口部20が囲まれた状態となっている。この場合、弾性部材21a,22bおよび弾性部材21b,22aを開口部20の側縁部でそれぞれ重なり合うか、または交差するように配置することも可能であるが、図示のように重なり合わないように配置することが好ましい。
【0034】
その理由は、弾性部材21a,22bおよび弾性部材21b,22aが交差すると、開口部20周辺の張力が不均一となり、スキンコンタクトシート18にしわが入り、着用者に違和感を与える可能性があるからである。しかも、弾性部材21b,22bは、それぞれスキンコンタクトシート18の幅方向側縁部を着用者に密着させる働きをするため、弾性部材21a,22aが交差するとスキンコンタクトシート18の密着性が悪くなってしまう。
【0035】
この実施形態においては、着用時にスキンコンタクトシート18が引っ張られると、その幅方向両側縁部に位置する弾性部材21b,22bが伸長するため、開口部20が幅方向両側に引っ張られると同時に弾性部材21a,22aの伸長方向にも引っ張られ、先の実施例と同様に、弾性部材21a,22aで囲まれた開口部20の変形がその周囲でほぼ均等に働き、この開口部20が塞がることなく保持される。
【0036】
図6に示した実施例は、一方の組の弾性部材21a,21bが前身頃領域の一方の側縁部から開口部20を挟むように股下領域を通って前身頃領域の他方の側縁部にかけて延在し、他方の組の弾性部材22a,22bが後身頃領域の一方の側縁部から開口部20を挟むように股下領域を通って後身頃領域の他方の側縁部にかけて延在している。つまり、弾性部材21b,22bが開口部20を越えて相互に交差し、これら弾性部材21b,22bによって開口部20が囲まれた状態となっている。弾性部材21a,22bおよび弾性部材21b,22aがそれぞれ重なり合うか、または交差するように配置することも可能であるが、図示のように重なり合わないように配置することが好ましい。
【0037】
その理由は、弾性部材21a,22bおよび弾性部材21b,22aが交差すると、開口部周辺の張力が不均一となってスキンコンタクトシート18にしわが入り、着用者に違和感を与える可能性があるからである。
【0038】
本実施形態においても、着用時にスキンコンタクトシート18が引っ張られた場合、開口部20を囲む弾性部材21b,22bが伸長状態に保持され、先の実施例と同様に、弾性部材21b,22bで囲まれた開口部20の変形がその周囲でほぼ均等に働き、この開口部20が塞がることなく保持される。
【0039】
図7に示した実施例は、図5に示した実施例における切欠部19をなくし、代わりにスキンコンタクトシート18の前身頃領域に台形をなす第2の吸収体25を配置したものであり、その前身頃から後身頃に至る中央断面形状を図9に示す。すなわち、第2の吸収体25をスキンコンタクトシート18の前身頃領域に配置した場合には、吸収体13の厚みを全体的に薄く設定することが可能であり、排尿後でもスキンコンタクトシート18を乾いた状態に保つことができる。本実施例ではライナーシート18Lの裏側にカバーシート18Cで覆われた第2の吸収体25を配置したが、アッパーシート18Uとライナーシート18Lとの間に第2の吸収体25を配置することも可能である。この第2の吸収体25は、先の吸収体13と同じ構成のものを採用することも可能であるが、高分子吸収部材とミクロフィブリルセルロースをプロピレングリコールやメタノールと水の混合溶液に分散した塗工液をスキンコンタクトシートに直接塗工するか、あるいはポリエチレン,ポリプロピレン,ポリエステル,その他の熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維からなる不織布に塗工して形成したウェブをスキンコンタクトシートに貼り付けたものが好ましい。
【0040】
なお、上述したミクロフィブリルセルロースは、木材パルプを高シェア下で開繊して得られる平均繊維長0.1mm以下の極微細繊維である。
【0041】
図8に示した実施例も切欠部19をなくし、スキンコンタクトシート18の前身頃領域に菱形をなす第2の吸収体25を配置したものであるが、図6に示した実施例に対し、さらに弾性部材21c,22cを追加したものである。追加された一方の組の弾性部材21cは、その屈曲端が他方の組の弾性部材22aの屈曲端と対向するように配置され、同様に、追加された他方の組の弾性部材22cは、その屈曲端が一方の組の弾性部材21aの屈曲端と対向するように配置されている。開口部20は、弾性部材21a,22bにより囲まれ、第2の吸収体25は、弾性部材21b,22aにより囲まれた状態となっている。
【0042】
弾性部材21b,22aをこのように配置することにより、弾性部材21b,22aに囲まれた第2の吸収体25を配置した領域がこれら弾性部材21b,22aの収縮力によって凹んだ窪みを形成し、この窪みが尿を第2の吸収体25で吸収するまでの間の尿溜まりとして機能させることができる。
【0043】
便と尿とが混ざり合わないように、股下領域における吸収体13の形状などに図10〜図12に示すような工夫を加えることも可能であり、このような本発明のさらに別な実施例を以下に列挙するが、上述した実施例と同一機能の部材にはこれと同一符号を記すに止め、重複する説明は省略するものとする。
【0044】
すなわち、図10〜図12に示した実施例は、何れもおむつ10の中央部をその前身頃10Fから後身頃10Rに亙って破断した構造をそれぞれ示したものであり、図10に示した実施例は、開口部20の直下の股下領域に開口部20よりも前身頃側に位置する堰部13Dを吸収体13の肉厚を増大することでその幅方向に亙って形成し、開口部20からトップシート11上に導かれた便が前身頃側に移動して尿と混ざったり、逆に前身頃側から尿が股下領域に移動して便と混ざったりしにくくなるように配慮したものである。
【0045】
また、図11に示した実施例は、開口部20と対向する股下領域から後身頃領域にかけての吸収体13の表面に便の移動を抑制し得る波形部20Sを形成する一方、開口部20から波形部20Sに導かれた便が前身頃領域へ移動するのを阻止する堰26を股下領域の幅方向に沿ってトップシート11により形成し、この堰26の上端部をスキンコンタクトシート18に当接するように配置したものである。
【0046】
図12に示した実施例は、開口部20と対向する股下領域から後身頃領域にかけての吸収体13の厚みを薄くしてポケット部27を形成し、開口部20からこのポケット部27に導かれた便がトップシート11上で移動しにくくなるように配慮したものである。
【0047】
【発明の効果】
本発明のおむつによると、トップシートの上に配置されて前身頃から後身頃にかけて延在するスキンコンタクトシートの長手方向両端部のみをトップシートまたはバックシートに接合してその長手方向両端部以外の部分と前記トップシートとの間に空隙を形成し、このスキンコンタクトシートの股下領域の部分に設けられた開口部を囲むように、スキンコンタクトシートに伸長状態で伸縮可能な弾性部材を接合したので、スキンコンタクトシートを着用者に密着させることができる上、開口部が弾性部材の伸長力によって広げられた状態に保持され、排便があった場合には開口部を介して便がスキンコンタクトシートとトップシートとの間の空隙に導かれ、着用者の臀部が汚されず、結果としてスキントラブルの発生を抑制することができる。
【0048】
また、2本1組の弾性部材を2組、開口部を囲んで交差するようにスキンコンタクトシートにたすき掛け状態で配置した場合や、少なくとも2本の弾性部材をおむつの前身頃の一方の側縁部から開口部を挟むように股下領域を通って前身頃の他方の側縁部にかけて延在させると共に少なくとも2本の弾性部材をおむつの後身頃の一方の側縁部から開口部を挟むように股下領域を通って後身頃の他方の側縁部にかけて延在させた場合には、開口部の周囲にほぼ均一な収縮力が作用するため、これら弾性部材を伸長させた状態では開口部が塞がれることなく、これを確実に開口させることができる。
【0049】
おむつの前身頃領域となるスキンコンタクトシートの幅方向中央部に切欠部を形成した場合には、尿をトップシートとバックシートとの間に配された吸収体に迅速に吸収させることができる。この場合、スキンコンタクトシートを液不透過性にすることにより、着用者の臀部を乾燥状態に保つことができる。
【0050】
おむつの前身頃領域となるスキンコンタクトシートの部分に第2の吸収体を配置した場合には、尿をここに迅速に吸収させて便と混ざらないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるおむつの一実施例の外観を表す斜視図である。
【図2】図1に示したおむつの展開図である。
【図3】図2中のIII−III矢視断面図である。
【図4】図1に示した実施例におけるおむつの前身頃から後身頃に至る中央断面図である。
【図5】本発明によるおむつに用いられるスキンコンタクトシートの部分の他の実施例の展開図である。
【図6】本発明によるおむつに用いられるスキンコンタクトシートの部分の別な実施例の展開図である。
【図7】本発明によるおむつに用いられるスキンコンタクトシートの部分のさらに他の実施例の展開図である。
【図8】本発明によるおむつに用いられるスキンコンタクトシートの部分のさらに別な実施例の展開図である。
【図9】図7に対応した実施例におけるおむつの前身頃から後身頃に至る中央断面図である。
【図10】本発明によるおむつの他の実施例の前身頃から後身頃に至る中央断面図である。
【図11】本発明によるおむつの別な実施例の前身頃から後身頃に至る中央断面図である。
【図12】本発明によるおむつのさらに他の実施例の前身頃から後身頃に至る中央断面図である。
【符号の説明】
10 おむつ
10F 前身頃
10R 後身頃
11 トップシート
12 バックシート
13 吸収体
13D 堰部
14 ウエスト周り開口部
15 ウエスト周り弾性部材
16 脚周り開口部
17 脚周り弾性部材
18 スキンコンタクトシート
18E スキンコンタクトシートの長手方向端部
18U アッパーシート
18L ライナーシート
18C カバーシート
19 切欠部
20 開口部
20S 波形部
21a,21b,21c,22a,22b,22c 弾性部材
23 ティシュ
24 空隙
25 第2の吸収体
26 堰
27 ポケット部

Claims (10)

  1. 液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、これらトップシートとバックシートとの間に配置される吸収体とを有するおむつであって、
    このおむつの前身頃から股下領域を通って後身頃にかけて延在するように前記トップシートの上に配置され、かつその長手方向両端部のみが前記トップシートまたはバックシートに接合されてその長手方向両端部以外の部分と前記トップシートとの間に空隙を形成するスキンコンタクトシートと、
    おむつの股下領域となる前記スキンコンタクトシートの部分に形成されて便を前記空隙に導くための開口部と、
    この開口部を囲むように前記スキンコンタクトシートに伸長状態で接合される伸縮可能な弾性部材と
    を具えたことを特徴とするおむつ。
  2. 少なくとも4本の前記弾性部材がおむつの前身頃から後身頃にかけて延在し、前記開口部の近傍をそれぞれ通過することを特徴とする請求項1記載のおむつ。
  3. 2本1組の前記弾性部材が2組、前記開口部を囲んで交差するように前記スキンコンタクトシートにたすき掛け状態で配置されていることを特徴とする請求項2に記載のおむつ。
  4. 少なくとも2本の前記弾性部材がおむつの前身頃の一方の側縁部から前記開口部を挟むように前記股下領域を通って後身頃の一方の側縁部にかけて延在すると共に少なくとも2本の前記弾性部材がおむつの前身頃の他方の側縁部から前記開口部を挟むように前記股下領域を通って後身頃の他方の側縁部にかけて延在することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のおむつ。
  5. 少なくとも2本の前記弾性部材がおむつの前身頃の一方の側縁部から前記開口部を挟むように前記股下領域を通って前身頃の他方の側縁部にかけて延在すると共に少なくとも2本の前記弾性部材がおむつの後身頃の一方の側縁部から前記開口部を挟むように前記股下領域を通って後身頃の他方の側縁部にかけて延在することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のおむつ。
  6. 前記弾性部材は、前記開口部の対向方向にほぼ均等に張力が作用するように配置されていることを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載のおむつ。
  7. おむつの前身頃領域となる前記スキンコンタクトシートの幅方向中央部に切欠部を形成したことを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載のおむつ。
  8. 前記スキンコンタクトシートが液不透過性であることを特徴とする請求項7に記載のおむつ。
  9. おむつの前身頃領域となる前記スキンコンタクトシートの部分に第2の吸収体を配置したことを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載のおむつ。
  10. 前記第2の吸収体は、高分子吸収部材とミクロフィブリルセルロースとの混合物を含み、前記スキンコンタクトシートに塗工形成されることを特徴とする請求項9に記載のおむつ。
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