JP4469293B2 - 刺繍柄の補修方法 - Google Patents

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Description

本発明は、刺繍ミシンによるシークイン刺繍において、シークインが抜け落ちた刺繍柄を補修する方法に関するものである。
従来、刺繍ミシンを用いて、装飾用のシークイン(スパンコール又はスパングルともいう)を配した刺繍柄を加工する技術が知られている。例えば、特許文献1には、シークインを連ねたテープを送り出し、テープから先頭のシークインを切断して刺繍ミシンの縫付位置に供給する装置が記載されている。特許文献2には、シークインを縫い付ける途中に、ジャンプソレノイドで針棒叩きを針棒から退避させ、天秤により上糸を引き締めて、布送りに伴うシークインの裏返りを防止する技術が記載されている。
***国実用新案第9209764号明細書 特開平2−144094号公報
ところで、シークインを縫い付ける過程では、糸切れや供給装置の動作不良等によって刺繍柄からシークインが抜け落ちることがある。この場合、従来は通常縫目と同じ方法で刺繍柄を補修していた。すなわち、作業者は、糸切れや供給不良に気づいた時点で刺繍ミシンを停止させ、ミシンヘッドの補修スイッチを押して刺繍枠を一針ずつ戻し、補修開始位置を目で確認して針落ち位置に合わせ、刺繍ミシンを再起動して、刺繍柄の抜落部にシークインを縫い付けていた。
ところが、従来の補修方法によると、刺繍枠を目測により戻しているので、ミシン再起動時におけるシークインの供給位置が不正確になりやすかった。このため、縫付済みのシークインの上に後続のシークインを重ねて供給したり、前後のシークインの間隔が広すぎたり狭すぎたり、シークインの縫付ラインが不揃いとなったりするなど、補修箇所において刺繍柄の見栄えが悪くなるという問題点があった。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、ミシン再起動時にシークインを正確な位置に供給し、刺繍柄の抜落部を見栄えよく補修できる方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明による刺繍柄の補修方法は、縫製データに基づいて刺繍ミシンの刺繍枠とシークイン供給装置と針棒とを制御し、刺繍枠上の加工布にシークインを配した刺繍柄を加工する際に、シークインが抜け落ちた刺繍柄を補修する方法であって、加工途中で刺繍柄からシークインが抜け落ちたときに、刺繍ミシンを停止し、実行済みの縫製データからシークインの供給指令を備えた制御信号を検索し、この制御信号より一つ手前の制御信号が指定する位置に刺繍枠を戻した後に、刺繍ミシンを再起動し、刺繍柄の抜落部にシークインを縫い付けることを特徴とする。
ここで、縫製データとしては、特に限定されないが、例えば穿孔テープ、磁気ディスク(フレキシブルディスク等)、光ディスク(CD−ROM等)、半導体メモリ等の各種記録媒体に記録したデータを使用できる。シークインが抜け落ちる原因としては、特に限定されないが、糸切れ、シークインの消費、シークイン供給装置の動作不良等を挙げることができる。シークインが抜け落ちたときには、刺繍ミシンを自動的に停止させてもよく、作業者が手動操作により停止してもよい。前者の場合は、例えば糸切れ検知器、シークインの残量又は供給数を検出するカウンタ等を使用できる。後者の手動操作手段としては、操作パネルや刺繍ミシンの手元に設けたスイッチを例示できる。
シークインの供給指令を備えた制御信号とは、少なくともシークイン供給装置を動作させるための指令を含む信号である。具体的には、供給装置の動作指令のみを持つ信号を縫製データ中に挿入してもよく、供給装置の動作指令に刺繍枠の位置情報と針落ち指令とを組み合わせたファンクションコードを縫製データ中に配列してもよい。この制御信号より一つ手前の制御信号とは、少なくとも刺繍枠の位置情報を備える信号である。具体的には、その位置情報に針落ち指令を組み合わせたファンクションコード、位置情報に針落ち指令と供給装置の動作指令とを組み合わせたファンクションコード等、シークインの縫付パターンに応じた各種の信号を使用できる。
本方法の一態様として、作業者が補修用の操作を一回すると、実行済みの縫製データから最新のシークインの供給指令を備えた制御信号を検索し、その制御信号より一つ手前の制御信号が指定する位置に刺繍枠を戻し、作業者が補修用の次の操作を一回すると、実行済みの縫製データから次のシークインの供給指令を備えた制御信号を検索し、その制御信号より一つ手前の制御信号が指定する位置に刺繍枠を戻し、この操作をシークインが抜け落ちたところまで繰り返すことを例示できる。
同態様における補修用の操作は、特定の操作に限定されないが、補修スイッチの操作(on操作)を例示できる。そして、補修スイッチの操作を所定時間以上(例えば3秒以上)持続させている間は、前記刺繍枠を途中停止させずに高速で戻すこと、すなわち、前記制御信号の検索を次々に行って、前記刺繍枠の戻しを次々に続けるようにすること、が好ましい。
また、刺繍枠を戻す前に又は戻すのと同時に、シークイン供給装置を稼働位置から休止位置に上昇させるようにしてもよい。シークイン供給装置の上昇により針落ち点付近がよく見えるようになるので、いずれのシークインまで戻ったかを把握しやすい。また、シークイン供給装置が縫い付けられたシークインに引っ掛かるおそれもなくなる。
また、刺繍枠を戻す際に、針落ち点をレーザーマーカで照射する、又は、針を下降させて針落ち点に接近させることにより、いずれのシークインまで戻ったかを把握しやすくすることができる。
本発明に係る刺繍柄の補修方法によれば、補修開始にあたり、刺繍枠がシークインの供給指令を持つ制御信号より一つ手前の制御信号が指定する位置に戻る。そして、この位置で刺繍ミシンを再起動し、シークインを供給して縫い付ける。このとき、シークインの供給開始点は縫製データ中の制御信号により指定された位置であるから、ミシン再起動後の最初に縫い付けたシークインがミシン停止直前に縫い付けたシークインに正しく後続する。従って、補修箇所にシークインの重なりやピッチ又はラインの乱れを生じることなく、刺繍柄の抜落部を見栄えよく補修することができる。
図1に示すように、この刺繍ミシン1は、操作パネル10にて編集された縫製データに基づいて刺繍枠8とシークイン供給装置5と針棒14との各駆動を制御し、刺繍枠8上の加工布WにシークインSを配した刺繍柄を加工するように構成されている。図5に示すように、加工途中で刺繍柄からシークインSが抜け落ちたときに、作業者は起動/停止スイッチ26を操作し、刺繍ミシン1を停止した後に、補修スイッチ25を操作する。
刺繍ミシン1の制御装置は実行済みの縫製データからシークインの供給指令を持つ制御信号SJを検索し、この信号SJより一つ手前の制御信号STが指定する位置に刺繍枠8を戻す。そして、補修スイッチ25を一回又は数回操作し、補修用シークインSの供給開始点を縫付済みシークインSの直後に位置決めした後に、刺繍ミシン1を再起動し、刺繍柄の抜落部にシークインSを縫い付ける。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1に示すように、この実施例の刺繍ミシン1は、多頭刺繍機2の機枠3に複数台並設されている。各刺繍ミシン1のヘッド4にはシークイン供給装置5が付設され、ヘッド4の下側にベッド6とテーブル7とが配置されている。テーブル7の上には加工布Wを保持する刺繍枠8が載置され、テーブル7の片端に表示部9を備えた操作パネル10が設置されている。
図2に示すように、シークイン供給装置5のフレーム11には、昇降板12が斜め上下方向へ摺動可能に支持されている。昇降板12の上端には、シークインを連ねたテープTを収納するリール13が取り付けられ、昇降板12の下端に、テープTを刺繍ミシン1の針棒14の下側に供給する供給機構15が装備されている。昇降板12は昇降用エアシリンダ16(図3参照)により駆動され、供給機構15が加工布Wに接近する稼働位置P1と加工布Wから離れた休止位置P0とに配置される。
供給機構15には、シークインSの穴h(図4参照)に係合するピン17を備えたテープ送出部材18と、この送出部材18を駆動するテープ送りモータ19と、テープTを切断するカッタ20とが設けられている。そして、供給機構15が稼働位置に配置された状態で、テープ送りモータ19により送出部材18を前後方向へ駆動し、針棒14の下降時に、針止め21でカッタ20を踏み下げ、テープTから先頭のシークインSを切り離し、これを針22で加工布Wに縫い付けるようになっている。
図3に示すように、多頭刺繍機2の制御装置24には、入力側に縫製データの編集機能を備えた操作パネル10、縫目の補修に際し刺繍枠8を戻す補修スイッチ25、全刺繍ミシン1を一斉に起動又は停止させる起動/停止スイッチ26等が接続されている。制御装置24の出力側には、ミシン主軸を駆動するモータ27、刺繍枠8をX,Y方向に駆動するモータ28,29、シークイン供給装置5のテープ送りモータ19及び昇降用エアシリンダ16等が接続されている。
そして、この実施例の刺繍ミシン1は、操作パネル10にて編集された縫製データに基づいて、刺繍枠8とシークイン供給装置5と針棒14とを制御し、刺繍枠8上の加工布WにシークインSを配した刺繍柄を加工するように構成されている。なお、図1に示すように、刺繍ミシン1の前に立つ作業者が手元で操作できるように、補修スイッチ25は各刺繍ミシン1のテンション台30に設けられ、起動/停止スイッチ26はテーブル7の下側を延びるように設けられている。
図4に示すように、縫製データは、複数種の制御信号S1,S0,SJ,STを備え、これらの信号をシークインSの縫付パターンに応じ配列して構成されている。図4の(a)と(b)は縫付パターンが異なり、(a)は一つのシークインSを二つのステッチで縫い付けるパターン例であり、(b)は一つのシークインSを四つのステッチで縫い付けるパターン例である。開始信号S1は昇降用エアシリンダ16の付勢指令を備え、この信号S1に応答し供給機構15が稼働位置P1に下降される。終了信号S0は昇降用エアシリンダ16の消勢指令を備え、この信号S0に応答し供給機構15が休止位置P0に上昇される。また、制御装置24は開始信号S1を入力してから終了信号S0を入力するまでの制御区間にシークイン縫いモードを設定するようになっている。
ジャンプ信号SJはテープ送りモータ19の駆動指令と刺繍枠8の位置情報(X−Y座標値)と針落ち指令とを備え、ジャンプ信号SJに応答し一つのシークインSが供給され、かつ、それを縫い付けるための縫目が形成される。ステッチ信号STは刺繍枠8の位置情報と針落ち指令とを備え、ステッチ信号STに応答しシークインSを縫い付けるための縫目が形成される。なお、図4(a),(b)に示すように、縫製データは一つの縫付パターン中に必ず一つのジャンプ信号SJを備えて構成されている。
次に、図4(a)に示した縫付パターンの刺繍柄について、その補修方法を図5に従って説明する。シークイン縫いモードにおいて、刺繍柄の加工途中に糸切れが発生すると、それ以降のシークインSは加工布Wに縫い付けられず、刺繍枠8の振動等で散逸して刺繍柄から抜け落ちる。図5(a)は、第7針目のジャンプ信号SJにより供給されたシークインSが刺繍柄から抜け落ちた状態を示す。この状態に気づいた作業者は、テーブル下側の起動/停止スイッチ26を停止側へ操作し、刺繍ミシン1を停止させる。
糸切れ発生から刺繍ミシン1が完全に停止するまでの間に、針22は数回上下動し、数個のシークインSが抜け落ち、刺繍柄8がしばらく前進した後に停止する。図5(b)は、糸切れ後に、針22が3回上下動し、二つのシークインSが抜け落ち、第10針目を実行した時点で刺繍枠8が停止した状態を示す。なお、糸切れ検知器を装備した刺繍ミシン1の場合は、糸切れ検知信号に応答して刺繍ミシン1が自動的に停止するが、この間に、やはり数個のシークインSが抜け落ちる。
刺繍柄からシークインSが抜け落ちると、作業者は、この抜落部を補修するために、まず、テンション台30の補修スイッチ25を押す。すると、制御装置24が実行済みの縫製データから最新のジャンプ信号SJを検索し、そのジャンプ信号SJより一つ手前のステッチ信号STが指定する位置に刺繍枠8を戻す。図5(c)は、補修スイッチ25の一回目の操作に応答し、第9針目のジャンプ信号SJを検索し、第8針目のステッチ信号STが指定する位置に刺繍枠8を戻した状態を示す。
しかし、この状態では、針通路Pの手前になお一つのシークインSが抜け落ちている。このため、作業者は再び補修スイッチ25を押し、制御装置24が実行済みの縫製データから次のジャンプ信号SJを検索し、そのジャンプ信号SJより一つ手前のステッチ信号STが指定する位置に刺繍枠8を戻す。図5(d)は、補修スイッチ25の二回目の操作に応答し、第7針目のジャンプ信号SJを検索し、第6針目のステッチ信号STが指定する位置に刺繍枠8を戻した状態を示す。
刺繍枠8がこの位置に戻ると、針通路Pの直前に縫付済みのシークインSが存在するので、作業者はこれを確認し、起動/停止スイッチ26を起動側へ操作し、刺繍ミシン1を再起動する。そして、再起動直後のジャンプ信号SJによりシークインSを供給し、これを刺繍柄の抜落部に縫い付ける。図5(e)は、第7針目のジャンプ信号SJで供給したシークインSで糸切れ端部Eを覆い隠し、そのシークインSを第8針目のステッチ信号STで縫い付けた状態を示す。これ以降、運針を継続してシークインSを配した所望の刺繍柄を完成する。
なお、糸切れの発見が遅れ、多数のシークインSが連続して抜け落ちた場合、作業者は補修スイッチ25を押し続けることで、刺繍枠8を途中停止させずに高速で戻すことができる。すなわち、補修スイッチ25のon操作を持続させている間は、前記ジャンプ信号SJの検索を次々に行って、前記刺繍枠8の戻しを次々に続けるようになっている。通常縫製モードで補修スイッチ25を押した場合は、従来通り、刺繍枠8は1針ずつ戻り、押し続けた場合は高速で戻る。また、図4(b)に示した縫付パターンの刺繍柄において、例えば、糸切れ後に刺繍枠8が第20針目で停止した場合、補修スイッチ25を一回押すことで、刺繍枠8は第14針目のステッチ信号STが指定する位置に戻り、補修スイッチ25を二回押すことで、刺繍枠8は第8針目のステッチ信号STが指定する位置に戻る。
従って、この実施例の補修方法によれば、どんな縫付パターンでも、どこで糸切れが発生しても、どこで刺繍枠8が停止した場合でも、補修スイッチ25を押すことで、刺繍枠8が必ずシークインSの供給開始点に戻る。この供給開始点は縫製データ中のステッチ信号STにより指定された針落ち点であるから、ミシン再起動後の最初に縫い付けたシークインSが縫付済みのシークインSに正しく後続する。その結果、補修箇所において、糸切れ端部Eを隠し、シークインSの重なりやピッチ又はラインの乱れを防止し、刺繍柄の抜落部を見栄えよく補修することができる。また、刺繍枠8は指定点以外の針落ち点を通過するので、特に図4(b)に示すような針落ち点が密集するパターンの場合に、補修スイッチ25の操作回数を減らし、容易に補修作業をできる利点もある。
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するように、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
(1)起動/停止スイッチ26を補修スイッチとして兼用する。つまり、刺繍ミシン1の停止状態で、起動/停止スイッチ26がさらに停止側へ操作されたときに、刺繍枠8が戻るような制御回路を構成する。
(2)通常縫製用の補修スイッチとは別に、シークイン縫い専用の補修スイッチを、例えば、シークイン供給装置5に設ける。
(3)刺繍ミシン1の左右両側に2台のシークイン供給装置5を付設し、左右の供給機構15を交互に動作させ、大きさが異なるシークインを配した刺繍柄を一台の刺繍ミシン1で加工できるように構成する。
(4)刺繍ミシンを停止し、補修スイッチ25を押して刺繍枠8を戻す前に又は戻すのと同時に、シークイン供給装置5を稼働位置P1から休止位置P0に上昇させるようにすること。
(5)刺繍枠8を戻す際に、図6(a)に示すように、加工布Wの針落ち点Nをレーザーマーカ31で照射すること。
(6)刺繍枠8を戻す際に、図6(b)に示すように、針22を通常の上昇位置Qa(上死点など)から加工布Wの針落ち点Nに接近した接近位置Qbに下降させること。
本発明の一実施例を示す刺繍ミシンの正面図である。 シークイン供給装置の側面図である。 刺繍ミシンの制御システムを示すブロック図である。 シークインの縫付パターンを示す刺繍柄の模式図である。 刺繍柄の補修方法を示す模式図である。 刺繍枠を戻す際の針周辺を示す概略図である。
符号の説明
1 刺繍ミシン
5 シークイン供給装置
8 刺繍枠
10 操作パネル
14 針棒
15 供給機構
22 針
24 制御装置
25 補修スイッチ
26 起動/停止スイッチ
31 レーザーマーカ
S シークイン
W 加工布
N 針落ち点
P1 稼働位置
P0 休止位置

Claims (7)

  1. 縫製データに基づいて刺繍ミシンの刺繍枠とシークイン供給装置と針棒とを制御し、刺繍枠上の加工布にシークインを配した刺繍柄を加工する際に、シークインが抜け落ちた刺繍柄を補修する方法であって、
    加工途中で刺繍柄からシークインが抜け落ちたときに、刺繍ミシンを停止し、実行済みの縫製データからシークインの供給指令を備えた制御信号を検索し、該制御信号より一つ手前の制御信号が指定する位置に刺繍枠を戻した後に、刺繍ミシンを再起動し、刺繍柄の抜落部にシークインを縫い付けることを特徴とする刺繍柄の補修方法。
  2. 作業者が補修用の操作を一回すると、実行済みの縫製データから最新のシークインの供給指令を備えた制御信号を検索し、その制御信号より一つ手前の制御信号が指定する位置に刺繍枠を戻し、作業者が補修用の次の操作を一回すると、実行済みの縫製データから次のシークインの供給指令を備えた制御信号を検索し、その制御信号より一つ手前の制御信号が指定する位置に刺繍枠を戻し、この操作をシークインが抜け落ちたところまで繰り返す請求項1記載の刺繍柄の補修方法。
  3. 前記補修用の操作は、補修スイッチの操作である請求項2記載の刺繍柄の補修方法。
  4. 前記補修スイッチの操作を持続させている間は、前記刺繍枠を途中停止させずに高速で戻すようにした請求項3記載の刺繍柄の補修方法。
  5. 前記刺繍枠を戻す前に又は戻すのと同時に、シークイン供給装置を稼働位置から休止位置に上昇させる請求項1記載の刺繍柄の補修方法。
  6. 前記刺繍枠を戻す際に、針落ち点をレーザーマーカーで照射する請求項1記載の刺繍柄の補修方法。
  7. 前記刺繍枠を戻す際に、針を下降させて針落ち点に接近させる請求項1記載の刺繍柄の補修方法。
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