JPH06102114B2 - 縫製兼溝加工装置 - Google Patents
縫製兼溝加工装置Info
- Publication number
- JPH06102114B2 JPH06102114B2 JP63328011A JP32801188A JPH06102114B2 JP H06102114 B2 JPH06102114 B2 JP H06102114B2 JP 63328011 A JP63328011 A JP 63328011A JP 32801188 A JP32801188 A JP 32801188A JP H06102114 B2 JPH06102114 B2 JP H06102114B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sewing
- mode
- program
- grooving
- processing equipment
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は縫製兼溝加工装置に関するものである。
一般に布押え板で布を押えX−Y方向に移動させて縫製
する電子サイクルミシンにおいては押え中心部分の押え
が不十分で布のペコツキが発生し目飛びが発生する。こ
の為縫い形状部分をくりぬいたプラスチック板を布押え
板に嵌め込み使用する場合がある。
する電子サイクルミシンにおいては押え中心部分の押え
が不十分で布のペコツキが発生し目飛びが発生する。こ
の為縫い形状部分をくりぬいたプラスチック板を布押え
板に嵌め込み使用する場合がある。
そのため従来のパターンシーマーではプログラム作成時
に溝加工プログラムと縫製プログラムの2パターンを作
ったり、又は例えば特公昭54−32391号に示すように溝
加工プログラムを作成しプラスチック板に溝加工後溝加
工プログラムを縫製プログラムへ修正している。
に溝加工プログラムと縫製プログラムの2パターンを作
ったり、又は例えば特公昭54−32391号に示すように溝
加工プログラムを作成しプラスチック板に溝加工後溝加
工プログラムを縫製プログラムへ修正している。
然しながら例えば第3図に示すように作業速度を上げる
ためポケットのフラップのようなものを2枚並べて縫製
する場合、縫製プログラムは第4図及び下記のようにな
る。
ためポケットのフラップのようなものを2枚並べて縫製
する場合、縫製プログラムは第4図及び下記のようにな
る。
原点O→A 空送り A→B 縫い 糸切り B→C 空送り C→D 縫い 糸切り このデータによって縫製する場合第5図に示すようにプ
ラスチック板1の溝は縫い線上(A〜B,C〜D)の区間
にあれば良い。
ラスチック板1の溝は縫い線上(A〜B,C〜D)の区間
にあれば良い。
このデータに従いミシンがO→A空送り、A→B縫い、
糸切り、B→C空送り、C→D縫い、糸切りとの一連の
動作を行う場合、このミシン針の上下動は布のX−Y方
向の移動に比べ極めて高速であるから、ミシンスタート
からDに至る迄ミシンの布送りを停止する事なく作動可
能である。
糸切り、B→C空送り、C→D縫い、糸切りとの一連の
動作を行う場合、このミシン針の上下動は布のX−Y方
向の移動に比べ極めて高速であるから、ミシンスタート
からDに至る迄ミシンの布送りを停止する事なく作動可
能である。
然しながらこのようなデータに従ってプラスチック板1
を溝加工する場合、A,B,C,Dの各点でカッターを持ち上
げ又は下降する速さがミシンの送りと略等しいか又はそ
れより遅いためミシンの送りを止めることなくA〜B,C
〜Dの区間のみの溝加工を行うことは不可能である。こ
のように従来の装置では縫製プログラムで直接溝加工す
ることは出来ず、従ってプログラム修正が必要であり、
そのために多くの時間を要すると共に、溝加工作業が煩
雑となる欠点があった。
を溝加工する場合、A,B,C,Dの各点でカッターを持ち上
げ又は下降する速さがミシンの送りと略等しいか又はそ
れより遅いためミシンの送りを止めることなくA〜B,C
〜Dの区間のみの溝加工を行うことは不可能である。こ
のように従来の装置では縫製プログラムで直接溝加工す
ることは出来ず、従ってプログラム修正が必要であり、
そのために多くの時間を要すると共に、溝加工作業が煩
雑となる欠点があった。
本発明はこのような欠点を除くようにしたものである。
本発明の縫製兼溝加工装置は、縫製モードと溝加工モー
ドのモード切り換え機構と、予め定められたプログラム
によって作動される布のX方向及びY方向駆動機構及び
ミシンの上軸駆動機構と、溝加工モードに切り換えられ
たとき、プログラムされている縫いの始点、終点を読み
取る機構と、この各点でX方向及びY方向の駆動を停止
及び開始せしめる機構とを有することを特徴とする。
ドのモード切り換え機構と、予め定められたプログラム
によって作動される布のX方向及びY方向駆動機構及び
ミシンの上軸駆動機構と、溝加工モードに切り換えられ
たとき、プログラムされている縫いの始点、終点を読み
取る機構と、この各点でX方向及びY方向の駆動を停止
及び開始せしめる機構とを有することを特徴とする。
本発明の縫製兼溝加工装置においてはモード切り換えス
イッチを操作することにより縫製プログラムでそのまゝ
溝加工が開始される。
イッチを操作することにより縫製プログラムでそのまゝ
溝加工が開始される。
以下図面によって本発明の実施例を説明する。
第1図において2は縫製モードと溝加工モードのモード
切り換えスイッチ、3はフロッピーディスクドライバ
ー、4はCPU、5,6は夫々ドライバー、7,8はドライバー
5によって制御されるX方向及びY方向駆動用パルスモ
ーター、9はドライバー6によって制御されるミシン上
軸駆動用モーターを示し、本発明においてはモード切り
換えスイッチ2を切削モードに切り換えた場合上記第4
図に示すA,B,C,Dの各点を読み採る機構と、この各点で
上記X方向及びY方向の駆動を停止及び開始せしめる機
構とを有せしめる。
切り換えスイッチ、3はフロッピーディスクドライバ
ー、4はCPU、5,6は夫々ドライバー、7,8はドライバー
5によって制御されるX方向及びY方向駆動用パルスモ
ーター、9はドライバー6によって制御されるミシン上
軸駆動用モーターを示し、本発明においてはモード切り
換えスイッチ2を切削モードに切り換えた場合上記第4
図に示すA,B,C,Dの各点を読み採る機構と、この各点で
上記X方向及びY方向の駆動を停止及び開始せしめる機
構とを有せしめる。
本発明の縫製兼溝加工装置は上記のような構成であるか
ら第2図に示すように作動可能となる。
ら第2図に示すように作動可能となる。
即ち本発明では先づモード切り換えスイッチ2により切
削モードか縫製モードかの選択を行う。
削モードか縫製モードかの選択を行う。
切削モードの場合、初めにフロッピーディスク内に格納
されている縫製データをフロッピーディスクドライバー
3を介してCPU4内のRAMにストアする。
されている縫製データをフロッピーディスクドライバー
3を介してCPU4内のRAMにストアする。
スタートスイッチ(図示せず)を押すことにより布押え
用プラスチック板1をX方向及びY方向駆動用パルスモ
ータ7,8によりデータに従い移動する。このときミシン
上軸駆動用モーター9は動作せずミシン針は上位置に停
止したまゝとする。
用プラスチック板1をX方向及びY方向駆動用パルスモ
ータ7,8によりデータに従い移動する。このときミシン
上軸駆動用モーター9は動作せずミシン針は上位置に停
止したまゝとする。
データが、“空送り→縫い”或いは“縫い→空送り”に
変化した時、布押え用プラスチック板1の移動を自動的
に停止し、再度のスタートスイッチONにより再び移動せ
しめる。
変化した時、布押え用プラスチック板1の移動を自動的
に停止し、再度のスタートスイッチONにより再び移動せ
しめる。
上記のように本発明の縫製兼溝加工装置によれば上記A,
B,C,Dの各点でミシンの送りが停止されるのでこのとき
ミシンの頭部に設けられたミーリング用カッター(図示
せず)を布押え用プラスチック板1に対して上下動せし
めることができ、これによりAB間、CD間の溝加工が可能
になる。
B,C,Dの各点でミシンの送りが停止されるのでこのとき
ミシンの頭部に設けられたミーリング用カッター(図示
せず)を布押え用プラスチック板1に対して上下動せし
めることができ、これによりAB間、CD間の溝加工が可能
になる。
本発明によればプラスチック板の溝加工データとして縫
製用のデータをそのまゝ使用出来るため、プログラム修
正等が不要となる大きな利益がある。
製用のデータをそのまゝ使用出来るため、プログラム修
正等が不要となる大きな利益がある。
第1図は本発明の縫製兼溝加工装置のブロック線図、第
2図はそのフローチャート、第3図は縫製例説明図、第
4図は縫製プログラムの説明図、第5図はプラスチック
板の説明図である。 1……プラスチック板、2……モード切り換えスイッ
チ、3……フロッピーディスクドライバー、4……CP
U、5,6……ドライバー、7,8……X方向及びY方向駆動
用パルスモーター、9……ミシン上軸駆動用モーター。
2図はそのフローチャート、第3図は縫製例説明図、第
4図は縫製プログラムの説明図、第5図はプラスチック
板の説明図である。 1……プラスチック板、2……モード切り換えスイッ
チ、3……フロッピーディスクドライバー、4……CP
U、5,6……ドライバー、7,8……X方向及びY方向駆動
用パルスモーター、9……ミシン上軸駆動用モーター。
Claims (1)
- 【請求項1】縫製モードと溝加工モードのモード切り換
え機構と、予め定められたプログラムによって作動され
る布のX方向及びY方向駆動機構及びミシンの上軸駆動
機構と、溝加工モードに切り換えられたとき、プログラ
ムされている縫いの始点、終点を読み取る機構と、この
各点でX方向及びY方向の駆動を停止及び開始せしめる
機構とを有することを特徴とする縫製兼溝加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63328011A JPH06102114B2 (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | 縫製兼溝加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63328011A JPH06102114B2 (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | 縫製兼溝加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02172491A JPH02172491A (ja) | 1990-07-04 |
JPH06102114B2 true JPH06102114B2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=18205514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63328011A Expired - Fee Related JPH06102114B2 (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | 縫製兼溝加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06102114B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2894653B2 (ja) * | 1991-09-20 | 1999-05-24 | ジューキ株式会社 | 縫製プログラムによる自動縫製機用クランプの加工装置 |
JPH0577139A (ja) * | 1991-09-20 | 1993-03-30 | Juki Corp | 縫製プログラムによる自動縫製機用クランプの加工装置 |
JPH08168581A (ja) * | 1994-12-19 | 1996-07-02 | Juki Corp | 縫製装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6150473A (ja) * | 1984-08-20 | 1986-03-12 | Victor Co Of Japan Ltd | 円盤状情報信号記録媒体再生装置 |
-
1988
- 1988-12-27 JP JP63328011A patent/JPH06102114B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02172491A (ja) | 1990-07-04 |
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Legal Events
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