JP4449712B2 - 車両用内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の自動停止制御を行う車両用内燃機関の制御装置に関する。
従来、エンジンの燃費性能や排気エミッション性能を向上させる目的で、例えば交差点等で自動車が停車した場合に、所定の停止条件下でエンジンを自動停止させ、その後、所定の再始動条件下でエンジンを再始動させる自動停止再始動制御を行う内燃機関の制御装置が提案されている(例えば下記特許文献1)。
特許文献1においては、エンジンの停止条件の成立判断から待機時間が経過した段階でエンジンを自動停止させる。そして、その待機時間を運転者によるフットブレーキの踏力に応じて決定する。より具体的には、フットブレーキの踏力が大きいときは待機時間を短くしてエンジンの自動停止を早期に行うとともに、フットブレーキの踏力が小さいときは待機時間を長くしてエンジンの自動停止を遅らせる。これによって、運転者がフットブレーキを操作したときに、運転者にとって違和感なくエンジンの自動停止制御を行えるようにしている。
その他にも、内燃機関の自動停止制御を行う制御装置として、特許文献2〜6の内燃機関の制御装置が開示されている。
特開平11−324755号公報 特開平6−317197号公報 特開平5−1592号公報 特開2002−21597号公報 特開2002−303172号公報 特開平9−42006号公報
こうした内燃機関の制御装置においては、運転者による車両発進の意思があるにもかかわらずエンジンを自動停止させることは、運転者に違和感を与えるため望ましくない。そこで、運転者による車両発進の意思があるかどうかを反映させてエンジンの自動停止制御を行うことが望ましい。
特許文献1においては、運転者によるフットブレーキの踏力に応じてエンジンを自動停止させるまでの待機時間を決定している。しかし、運転者によるフットブレーキの踏力は、例えば道路勾配等の道路状況に応じても変化するため、フットブレーキの踏力の大小では、運転者による車両発進の意思があるかどうかを正確に反映させていない場合がある。したがって、特許文献1においては、運転者による車両発進の意思があるかどうかを適切に反映させてエンジンの自動停止制御を行うことが困難となる場合がある。
本発明は、運転者による車両発進の意思があるかどうかをより適切に反映させて内燃機関を自動停止させることで、内燃機関の自動停止制御をより適切に行うことができる車両用内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る車両用内燃機関の制御装置は、上述した目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明に係る車両用内燃機関の制御装置は、内燃機関の発生する駆動力をクラッチ及び変速機を介して駆動輪に伝達可能な車両にて用いられ、内燃機関の自動停止制御を行う車両用内燃機関の制御装置であって、変速機がニュートラル状態にある条件が待機時間継続して成立したことを含む自動停止条件が成立したときに内燃機関を自動停止させる自動停止制御手段と、クラッチの係合/解放状態を検出するクラッチ状態検出手段と、を有し、前記自動停止制御手段は、変速機がニュートラル状態にある条件が成立してからの待機時にクラッチが係合された場合は、当該待機時にクラッチが解放されている場合よりも、変速機がニュートラル状態にある条件が成立してから内燃機関の自動停止が許容されるまでの時間が短くなるように、内燃機関の自動停止を許容することを要旨とする。
この本発明に係る車両用内燃機関の制御装置において、前記自動停止制御手段は、前記所定条件が成立してからの待機時にクラッチが係合された場合は、前記所定条件が成立してからの待機時にクラッチが解放されている場合より前記待機時間を短縮するものとすることもできる。
この本発明に係る車両用内燃機関の制御装置において、前記自動停止制御手段は、変速機がニュートラル状態にある条件が成立してからの待機時にクラッチが係合された場合は、クラッチが係合されてから所定時間以内に内燃機関の自動停止が可能となるように内燃機関の自動停止を許容するものとすることもできる。
また、本発明に係る車両用内燃機関の制御装置は、内燃機関の発生する駆動力を変速機を介して駆動輪に伝達可能で且つ操舵装置の作動により操舵輪の操舵が可能な車両にて用いられ、内燃機関の自動停止制御を行う車両用内燃機関の制御装置であって、所定条件が待機時間継続して成立したことを含む自動停止条件が成立したときに内燃機関を自動停止させる自動停止制御手段と、操舵装置の作動状態を検出する操舵状態検出手段と、を有し、前記自動停止制御手段は、過去の所定時間内に操舵装置の作動が行われた履歴が有るか無いかに応じて前記待機時間を変更し、過去の所定時間内に操舵装置の作動が行われた履歴が有る場合は、過去の所定時間内に操舵装置の作動が行われた履歴が無い場合より前記待機時間を延長することを要旨とする。
また、本発明に係る車両用内燃機関の制御装置は、内燃機関の発生する駆動力を変速機を介して駆動輪に伝達可能で且つ操舵装置の作動により操舵輪の操舵が可能な車両にて用いられ、内燃機関の自動停止制御を行う車両用内燃機関の制御装置であって、所定条件の成立を含む自動停止条件が成立したときに内燃機関を自動停止させる自動停止制御手段と、操舵装置の作動状態を検出する操舵状態検出手段と、を有し、前記自動停止制御手段は、過去の所定時間内に操舵装置の作動が行われた履歴が無い場合は、前記自動停止条件が成立したときに内燃機関を自動停止させ、過去の所定時間内に操舵装置の作動が行われた履歴が有る場合は、前記自動停止条件の成立にも拘わらず前記所定条件が待機時間継続して成立するまでは内燃機関の自動停止を禁止することを要旨とする。
本発明に係る車両用内燃機関の制御装置において、前記所定条件は、変速機がニュートラル状態にある条件であるものとすることもできる。
また、本発明の参考例に係る車両用内燃機関の制御装置は、内燃機関の発生する駆動力を変速機を介して駆動輪に伝達可能で且つ操舵装置の作動により操舵輪の操舵が可能な車両にて用いられ、内燃機関の自動停止制御を行う車両用内燃機関の制御装置であって、自動停止条件が成立したときに内燃機関を自動停止させる自動停止制御手段と、操舵装置の作動状態を検出する操舵状態検出手段と、を有し、前記自動停止制御手段は、過去の所定時間内に操舵装置の作動が行われた履歴が無い場合は、前記自動停止条件が成立したときに内燃機関を自動停止させ、過去の所定時間内に操舵装置の作動が行われた履歴が有る場合は、前記自動停止条件の成立にも拘わらず内燃機関の自動停止を禁止することを要旨とする。
本発明によれば、運転者による車両発進の意思があるかどうかをより適切に反映させて内燃機関を自動停止させることができるので、内燃機関の自動停止制御をより適切に行うことができる。
以下、本発明を実施するための形態(以下実施形態という)を図面に従って説明する。
「実施形態1」
図1は、本発明の実施形態1に係る車両用内燃機関の制御装置を含む車両の駆動システムの構成の概略を示す図である。本実施形態における車両の駆動システムは、エンジン(内燃機関)12、トランスミッション(変速機)14、クラッチ16、車輪18、スタータ20、スタータリレー22、及び制御装置30を備えている。
エンジン12の出力軸は、係合/解放の切り替えが可能なクラッチ16を介してトランスミッション14の入力軸に接続されている。トランスミッション14の出力軸は、駆動輪である車輪18に接続されている。ここでのトランスミッション14は、マニュアルトランスミッション(MT)であり、運転者によりシフトレバー42の位置を変更することで変速比の変更が可能である。また、クラッチ16の係合/解放については、クラッチペダル44の操作により切り替え可能である。より具体的には、運転者によりクラッチペダル44が踏み込まれているときはクラッチ16が解放され、運転者によりクラッチペダル44が踏み込まれていないときはクラッチ16が係合される。
エンジン12とトランスミッション14との間に設けられたクラッチ16が係合されており、且つ運転者のシフトレバー42の操作によりトランスミッション14の変速段が選択されているときは、エンジン12が発生する駆動トルクは、トランスミッション14にて変速されてから車輪18へ伝達される。このように、本実施形態における車両の駆動システムは、エンジン12の発生する駆動トルクをクラッチ16及びトランスミッション14を介して駆動輪である車輪18へ伝達可能である。一方、クラッチ16が解放されているときは、エンジン12が発生する駆動トルクは車輪18へ伝達されない。また、運転者によりシフトレバー42の位置がニュートラル位置に操作されることでトランスミッション14がニュートラル状態にあるときも、エンジン12が発生する駆動トルクは車輪18へ伝達されない。
また、運転者により操舵装置46を作動させることで、操舵輪である車輪18の操舵を行うことができる。ここでは駆動輪と操舵輪が共通である場合を説明しているが、駆動輪と操舵輪が別々であってもよい。
スタータリレー22は、スタータ20とバッテリ(図示せず)との間に設けられている。スタータリレー22がオン状態のときは、スタータ20とバッテリとの間が導通され、スタータ20が回転駆動される。このスタータ20の回転駆動により、停止状態のエンジン12を始動させることができる。一方、スタータリレー22がオフ状態のときは、スタータ20とバッテリとの間が非導通となり、スタータ20の回転駆動が停止される。スタータリレー22のオン/オフの切り替えについては、制御装置30から出力される始動制御信号により行うことができる。
エンジン回転速度センサ32は、エンジン12の回転速度Neを検出する。車速センサ34は、車速Vを検出する。ニュートラルスイッチ36は、トランスミッション14に配設されており、トランスミッション14がニュートラル状態にあるか否かを検出する。例えば、トランスミッション14がニュートラル状態にあるときはHレベルの信号が出力され、トランスミッション14がニュートラル状態にない(トランスミッション14の変速段が選択されている)ときはLレベルの信号が出力される。クラッチスイッチ38は、クラッチペダル44に配設されており、クラッチペダル44が踏み込まれているか否かを検出することで、クラッチ16の係合/解放状態を検出する。例えば、クラッチ16が係合されている(クラッチペダル44がはなされている)ときはHレベルの信号が出力され、クラッチ16が解放されている(クラッチペダル44が踏み込まれている)ときはLレベルの信号が出力される。ただし、ニュートラルスイッチ36及びクラッチスイッチ38の出力信号におけるHレベルとLレベルの条件は逆であってもよい。
制御装置30は、CPUを中心としたマイクロプロセッサとして構成されており、処理プログラムを記憶したROMと、一時的にデータを記憶するRAMと、入出力ポートと、を備える。この制御装置30には、エンジン回転速度センサ32からのエンジン回転速度Neを示す信号、車速センサ34からの車速Vを示す信号、ニュートラルスイッチ36からのトランスミッション14がニュートラル状態であるか否かを示す信号(LレベルまたはHレベル)、及びクラッチスイッチ38からのクラッチ16の係合/解放状態を示す信号(LレベルまたはHレベル)等が入力ポートを介して入力されている。一方、制御装置30からは、エンジン12を自動停止させるための停止制御信号、及びスタータリレー22のオンにしてエンジン12を再始動させるための始動制御信号等が出力ポートを介して出力されている。
以上のように構成された本実施形態の車両の駆動システムにおいては、エンジン12の燃費性能や排気エミッション性能を向上させるために、制御装置30により車両の状態に応じてエンジン12を自動停止したり自動始動する自動停止再始動制御が行われる。本実施形態においては、所定条件が待機時間継続して成立したことを含む自動停止条件が成立したときにエンジン12を自動停止させ、再始動条件が成立したときに停止状態のエンジン12を再始動する。ここでの所定条件としては、トランスミッション14がニュートラル状態にある条件であることが好適である。また、他の条件を自動停止条件に加えることもでき、例えば車両が停止状態にある条件とエンジン12がアイドリング状態にある条件を自動停止条件に加えることもできる。ここで、トランスミッション14のニュートラル状態はニュートラルスイッチ36からの信号により判定され、車両の停止状態は車速センサ34により検出される車速Vから判定され、エンジン12のアイドリング状態はエンジン回転速度センサ32により検出されるエンジン回転速度Neから判定される。一方、再始動条件の一例としては、トランスミッション14の変速段のいずれかが選択された場合である。ここで、トランスミッション14の変速段のいずれかが選択されたか否かは、ニュートラルスイッチ36からの信号により判定される。ただし、自動停止条件及び再始動条件については、上記に挙げた例に限定されるものではなく、他の条件を用いることもできる。
次に、こうした自動停止再始動制御を行う制御装置30の動作、特に、エンジン12を自動停止する処理について説明する。図2は、制御装置30により実行されるエンジン12の自動停止処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、エンジン12の運転が行われている場合に、所定時間毎(例えば8msec毎)に繰り返して実行される。
この自動停止処理ルーチンが実行されると、制御装置30のCPU72は、まずステップS101において、各種信号の入力処理を実行する。ここでの入力信号は、エンジン回転速度センサ32からのエンジン回転速度Neを示す信号、車速センサ34からの車速Vを示す信号、ニュートラルスイッチ36からのトランスミッション14がニュートラル状態であるか否かを示す信号、及びクラッチスイッチ38からのクラッチ16の係合/解放状態を示す信号等である。
こうして入力信号処理を実行すると、次にステップS102において、トランスミッション14がニュートラル状態にあるか否か(シフトレバー42の位置がニュートラル位置にあるか否か)が判定される。ここではニュートラルスイッチ36からの信号がHレベルかLレベルかを判定することで、トランスミッション14がニュートラル状態にあるか否かを判定することができる。ニュートラルスイッチ36からの信号がLレベルであり、トランスミッション14がニュートラル状態にない(シフトレバー42の位置がニュートラル位置にない)場合は、ステップS105に進む。一方、ニュートラルスイッチ36からの信号がHレベルであり、トランスミッション14がニュートラル状態にある(シフトレバー42の位置がニュートラル位置にある)場合は、ステップS103に進む。
ステップS103においては、クラッチ16が係合状態にあるか否か(クラッチペダル44がはなされているか否か)が判定される。ここではクラッチスイッチ38からの信号がHレベルかLレベルかを判定することで、クラッチ16が係合状態にあるか否かを判定することができる。クラッチスイッチ38からの信号がLレベルであり、クラッチ16が解放状態にある(クラッチペダル44が踏み込まれている)場合は、ステップS104に進む。一方、クラッチスイッチ38からの信号がHレベルであり、クラッチ16が係合状態にある(クラッチペダル44がはなされている)場合は、ステップS106に進む。
ステップS104においては、トランスミッション14がニュートラル状態にある条件が所定時間T1(例えば2秒程度)継続して成立したか否かが判定される。トランスミッション14のニュートラル状態が所定時間T1継続して成立していない場合は、ステップS105に進む。一方、トランスミッション14のニュートラル状態が所定時間T1継続して成立した場合は、ステップS106に進む。
ステップS105においては、エンジン12の自動停止が禁止される。この場合は、停止制御信号が出力されないことで、エンジン12の運転が行われる。そして、本ルーチンの実行を終了する。
ステップS106においては、エンジン12の自動停止の禁止が解除され、エンジン12の自動停止が許容される。この場合は、自動停止のための他の条件に基づいてエンジン12の自動停止が行われるか否かが判定される。例えば、車両が停止状態にあるか否かとエンジン12がアイドリング状態にあるか否かとが判定されることで、エンジン12の自動停止が行われるか否かが判定される。両方の判定結果がYESの場合は、停止制御信号が出力されることで、エンジン12の運転が自動停止される。一方、少なくとも一方の判定結果がNOの場合は、停止制御信号が出力されないことで、エンジン12の運転が行われる。なお、車速センサ34からの車速Vが0であるか否かを判定することで車両が停止状態にあるか否かを判定することができ、エンジン回転速度センサ32からのエンジン回転速度Neが設定範囲内にあるか否かを判定することでエンジン12がアイドリング状態にあるか否かを判定することができる。また、自動停止のための条件については、上記に挙げた例に限定されるものではなく、他の条件を用いることもできる。
以上の自動停止処理ルーチンにおいて、トランスミッション14がニュートラル状態にある条件が成立(ステップS102の判定結果がYES)してからの待機時にクラッチ16が解放状態(ステップS103の判定結果がNO)にある場合は、図3のタイムチャートに示すように、トランスミッション14のニュートラル状態が待機時間T1継続して成立(ステップS104の判定結果がYES)したときにエンジン12の自動停止が許容される(禁止が解除される)。ここで、クラッチ16が解放された(クラッチペダル44が踏み込まれた)状態では、トランスミッション14がニュートラル状態になっても、運転者がシフトレバー42を操作してトランスミッション14の変速段を選択し、クラッチ16を係合させて車両を発進させる可能性が考えられる。例えば、運転者がシフトレバー42を操作してトランスミッション14の変速段を変更するときにトランスミッション14が一時的にニュートラル状態となる場合が考えられる。そこで、待機時にクラッチ16が解放状態にある場合は、トランスミッション14のニュートラル状態が待機時間T1継続して成立するまではエンジン12の自動停止を禁止し、トランスミッション14のニュートラル状態が待機時間T1継続して成立したことを含む自動停止条件が成立したときにエンジン12の自動停止を行う。
一方、トランスミッション14がニュートラル状態にある条件が成立(ステップS102の判定結果がYES)してからの待機時にクラッチ16が係合された(ステップS103の判定結果がYES)場合は、エンジン12の自動停止が許容される(禁止が解除される)。ここで、クラッチ16が係合された(クラッチペダル44がはなされた)状態では、トランスミッション14の変速段を選択することができない状態であるので、運転者が車両を発進させようとする可能性は非常に低い。そこで、待機時にクラッチ16が係合されたのを検出した場合は、トランスミッション14のニュートラル状態が待機時間T1継続して成立していないにも拘わらず、待機時間をT1より短縮してエンジン12の自動停止を許容する。ここでは、図4のタイムチャートに示すように、待機時にクラッチ16が係合されたのを検出した直後にエンジン12の自動停止を許容することができる。この場合の待機時間は、トランスミッション14がニュートラル状態にある条件が成立してからクラッチ16が係合されるまでの時間T2(T2<T1)となる。あるいは、図5のタイムチャートに示すように、クラッチ16の係合状態の検出精度を高めるために、待機時にクラッチ16が係合された状態を所定時間T3(T3≪T1、T3は例えば100msec程度の値)継続して検出したときにエンジン12の自動停止を許容することもできる。この場合の待機時間は、T2+T3(T2+T3<T1)となる。このように、本実施形態の自動停止処理ルーチンにおいては、トランスミッション14がニュートラル状態にある条件が成立してからの待機時におけるクラッチ16の係合/解放状態(クラッチペダル44の操作状態)に応じて、エンジン12の自動停止を許容するまでの待機時間が変更される。より具体的には、トランスミッション14のニュートラル状態が成立してからの待機時にクラッチ16が係合された場合は、待機時にクラッチ16が解放されている場合よりも待機時間が短縮され、クラッチ16が係合されてから所定時間以内にエンジン12の自動停止が可能となるように待機時間が決定される。
本実施形態においては、トランスミッション14がニュートラル状態にある条件が成立してからの待機時に、クラッチ16の係合/解放状態(クラッチペダル44の操作状態)をクラッチスイッチ38により検出することで、運転者による車両発進の意思があるかどうかを適切に判定することができる。前述したように、クラッチ16が解放状態にある(クラッチペダル44が踏み込まれている)場合は、運転者が車両を発進させようとする可能性が考えられるので、エンジン12の自動停止を許容するまでの待機時間を長めに設定する。これによって、運転者が望んでいないエンジン12の自動停止が原因で運転者が違和感を受けるのを抑止することができる。一方、クラッチ16が係合状態にある(クラッチペダル44がはなされている)場合は、トランスミッション14の変速段を選択することができない状態であり、運転者が車両を発進させる意思がないと判断することができるので、待機時間をクラッチ16が解放状態にある場合よりも短くする。これによって、エンジン12の自動停止を早期に行うことができ、エンジン12の燃費性能や排気エミッション性能を向上させることができる。さらに、エンジン12の自動停止を行っても、運転者に違和感を与えることはない。
以上のように、本実施形態においては、運転者による車両発進の意思があるかどうかをより適切に反映させてエンジン12を自動停止させることができるので、エンジン12の自動停止制御をより適切に行うことができる。
「実施形態2」
図6は、本発明の実施形態2に係る車両用内燃機関の制御装置を含む車両の駆動システムの構成の概略を示す図である。本実施形態においては、実施形態1と比較して、操舵角センサ48が操舵装置46に設けられており、クラッチスイッチ38が省略されている。
操舵角センサ48は、操舵装置46の作動状態(操舵輪である車輪18の操舵状態)を検出するセンサとして設けられており、操舵装置46(車輪18)の操舵角度θsを検出する。操舵角センサ48からの操舵角度θsを示す信号は制御装置30に入力される。ただし、操舵装置46の作動状態を検出するセンサとして、操舵装置46の操舵力Fsを検出する操舵力センサを操舵角センサ48の代わりに用いることもできる。あるいは、操舵装置46に電動パワーステアリングが設けられている場合は、操舵装置46の作動状態を検出するセンサとして、電動パワーステアリングのモータの電流Isを検出する電流センサを用いることもできる。
本実施形態においても、実施形態1と同様に、所定条件が待機時間継続して成立したことを含む自動停止条件が成立したときにエンジン12を自動停止させ、再始動条件が成立したときに停止状態のエンジン12を再始動する。ここでの所定条件についても、実施形態1と同様に、トランスミッション14がニュートラル状態にある条件であることが好適である。また、実施形態1と同様に、他の条件を自動停止条件に加えることもでき、例えば車両が停止状態にある条件とエンジン12がアイドリング状態にある条件を自動停止条件に加えることもできる。
ここで、例えば駐車時や狭い場所での方向転換時のような運転状況においては、運転者により操舵装置46の作動(操舵)が行われる頻度が高く、かつ運転者によりトランスミッション14の変速段が(1速とリバースの間で)変更される頻度が高い。このような運転状況では、トランスミッション14がニュートラル状態になっても、運転者がシフトレバー42を操作してトランスミッション14の変速段を選択し、クラッチ16を係合させて車両を発進させる可能性が考えられる。そのため、このような運転状況においてエンジン12を自動停止させると、運転者による車両発進の意思があるにもかかわらずエンジン12が自動停止されることになるので、運転者に違和感を与えてしまうことになる。
そこで、本実施形態においては、操舵角センサ48により検出された操舵装置46の作動履歴に応じてエンジン12の自動停止を許容するための待機時間を変更する。以下、制御装置30の動作、特に、エンジン12の自動停止を許容するための待機時間を設定する処理について説明する。図7は、制御装置30により実行される操舵履歴判定ルーチンの一例を示すフローチャートであり、図8は、制御装置30により実行される待機時間設定ルーチンの一例を示すフローチャートである。これらのルーチンは、エンジン12の運転が行われている場合に、所定時間毎(例えば8msec毎)に繰り返して実行される。
図7に示す操舵履歴判定ルーチンが実行されると、制御装置30のCPU72は、まずステップS201において、各種信号の入力処理を実行する。ここでの入力信号は、車速センサ34からの車速Vを示す信号、及び操舵角センサ48からの操舵角度θsを示す信号等である。
こうして入力信号処理を実行すると、次にステップS202において、操舵履歴タイマーの値が0であるか否かが判定される。操舵履歴タイマーの値が0でない場合は、ステップS203において操舵履歴タイマーの値がデクリメント(減少)されてから、ステップS204に進む。一方、操舵履歴タイマーの値が0である場合は、操舵履歴タイマーの値をデクリメント(減少)することなく直接ステップS204に進む。なお、1回目の判定時には、操舵履歴タイマーの値として所定の正の整数値が設定されている。
ステップS204においては、車速Vが閾値以下であるか否かが判定される。車速Vが閾値以下である場合は、ステップS205に進む。一方、車速Vが閾値より大きい場合は、ステップS207に進む。ただし、ここでの車速Vの判定に用いる閾値には、ヒステリシスを持たせる。すなわち、車速Vが閾値V1以下になった場合はステップS205に進むが、その後は、車速Vが閾値V2(V2>V1)より大きくならない限りはステップS205に進み、車速Vが閾値V2より大きくなった場合にステップS207に進む。同様に、車速Vが閾値V2より大きくなった場合はステップS207に進むが、その後は、車速Vが閾値V1以下にならない限りはステップS207に進み、車速Vが閾値V1以下になった場合にステップS205に進む。
ステップS205においては、操舵装置46の作動(操舵)が行われているか否かが判定される。ここでは操舵角センサ48からの操舵角度θsの絶対値が設定値より大きいか否かを判定することにより、操舵装置46の操舵が行われているか否かを判定することができる。あるいは、操舵力センサからの操舵力Fsの絶対値が設定値より大きいか否かを判定することや、電流センサからの電動パワーステアリングのモータ電流Isの絶対値が設定値より大きいか否かを判定することによっても、操舵装置46の操舵が行われているか否かを判定することができる。操舵装置46の操舵が行われている場合は、ステップS206に進む。一方、操舵装置46の操舵が行われていない場合は、本ルーチンの実行を終了する。
ステップS206においては、操舵履歴タイマーの値として所定の正の整数値が設定される。そして、本ルーチンの実行を終了する。また、ステップS207においては、操舵履歴タイマーがクリアされ、その値として0が設定される。そして、本ルーチンの実行を終了する。
以上の操舵履歴判定ルーチンにおいて、操舵装置46の操舵が所定時間Ts継続して行われない場合は、操舵履歴タイマーの値が0になる。また、車速Vが閾値以下(ステップS204の判定結果がYES)の状態が保たれ且つ過去の所定時間Ts内に操舵装置46の操舵が行われた場合は、操舵履歴タイマーの値が正の整数値(0でない値)となる。
また、図8に示す待機時間設定ルーチンが実行されると、まずステップS301において操舵履歴タイマーの値が0であるか否かが判定される。ここで、操舵履歴タイマーの値は、図7の操舵履歴判定ルーチンにより設定されている。操舵履歴タイマーの値が0である場合は、ステップS302に進む。一方、操舵履歴タイマーの値が0でない場合は、ステップS303に進む。
ステップS302においては、エンジン12の自動停止を許容するための待機時間として時間A(例えば2秒程度)が設定される。そして、本ルーチンの実行を終了する。一方、ステップS303においては、エンジン12の自動停止を許容するための待機時間として時間A+b(A+b>A、A+bは例えば3秒程度の値)が設定される。そして、本ルーチンの実行を終了する。
以上の待機時間設定ルーチンにおいて、操舵装置46の操舵が所定時間Ts継続して行われていない場合、すなわち過去の所定時間Ts内に操舵装置46の操舵が行われた履歴が無い場合は、待機時間Aが設定される。この場合は、トランスミッション14のニュートラル状態が待機時間A継続して成立したことを含む自動停止条件が成立したときに、エンジン12の自動停止が行われる。ここで、操舵装置46の操舵が行われていない場合は、例えば駐車時や狭い場所での方向転換時のような運転状況である可能性が低いため、トランスミッション14の変速段が変更される頻度が低いと考えられる。そこで、この場合は、図9(A)に示すように、トランスミッション14のニュートラル状態が待機時間A継続して成立したときにエンジン12の自動停止を許容する(禁止を解除する)。
一方、過去の所定時間Ts内に操舵装置46の操舵が行われた履歴が有る場合は、待機時間Aより長い待機時間A+bが設定される。ここで、操舵装置46の操舵が行われた場合は、例えば駐車時や狭い場所での方向転換時のような運転状況である可能性が考えられるため、トランスミッション14の変速段が変更される頻度が高く運転者が車両を発進させようとする可能性が考えられる。そこで、この場合は、トランスミッション14のニュートラル状態が待機時間A継続して成立したことを含む自動停止条件の成立にも拘わらず、トランスミッション14のニュートラル状態が待機時間A+b継続して成立するまではエンジン12の自動停止を禁止する。つまり、図9(B)に示すように、トランスミッション14のニュートラル状態が待機時間A+b継続して成立するのを待ってから、エンジン12の自動停止を許容する(禁止を解除する)。このように、本実施形態の待機時間設定ルーチンにおいては、過去の操舵装置46の作動履歴に応じてエンジン12の自動停止を許容するまでの待機時間が変更される。より具体的には、過去の所定時間Ts内に操舵装置46の操舵が行われた履歴が有る場合は、過去の所定時間Ts内に操舵装置46の操舵が行われた履歴が無い場合よりも待機時間が延長される。
本実施形態においては、過去の操舵装置46の作動履歴を操舵角センサ48により検出することで、運転者による車両発進の意思があるかどうかを適切に判定することができる。前述したように、操舵装置46の操舵履歴が有る場合は、運転者が車両を発進させようとする可能性が考えられるので、エンジン12の自動停止を許容するまでの待機時間を長めに設定する。これによって、運転者が望んでいないエンジン12の自動停止が原因で運転者が違和感を受けるのを抑止することができる。一方、操舵装置46の操舵履歴が無い場合は、運転者が車両を発進させようとする可能性が操舵履歴が有る場合よりも低いため、エンジン12の自動停止を許容するまでの待機時間を操舵履歴が有る場合よりも短くする。これによって、エンジン12の自動停止を早期に行うことができ、エンジン12の燃費性能や排気エミッション性能を向上させることができる。さらに、エンジン12の自動停止を行っても、運転者に違和感を与えることはない。
以上のように、本実施形態においても、運転者による車両発進の意思があるかどうかをより適切に反映させてエンジン12を自動停止させることができるので、エンジン12の自動停止制御をより適切に行うことができる。
以上の実施形態2の説明では、過去の所定時間Ts内に操舵装置46の操舵が行われた履歴が有る場合は、待機時間Aより長い待機時間A+bを設定し、トランスミッション14のニュートラル状態が待機時間A+b継続して成立したことを含む自動停止条件が成立したときにエンジン12の自動停止を行うものとした。ただし、実施形態2の待機時間設定ルーチンのステップS303では、待機時間A+bを設定する代わりに、エンジン12の自動停止を禁止する設定を行うこともできる。この設定により、過去の所定時間Ts内に操舵装置46の操舵が行われた履歴が有る場合は、トランスミッション14のニュートラル状態が待機時間A継続して成立したことを含む自動停止条件の成立にも拘わらず、エンジン12の自動停止が禁止される。この設定によっても、運転者が望んでいないエンジン12の自動停止が原因で運転者が違和感を受けるのを抑止することができる。
また、以上の実施形態2の説明では、トランスミッション14がマニュアルトランスミッション(MT)である場合について説明した。ただし、実施形態2においては、トランスミッション14がオートマチックトランスミッション(AT)であってもよい。トランスミッション14がオートマチックトランスミッションである場合は、シフトレバー42がNレンジにあるときにトランスミッション14がニュートラル状態になる。また、クラッチ16の代わりにトルクコンバータが設けられる。
また、以上に説明した実施形態2の駆動システムは、前述した実施形態1の駆動システムと組み合わせて利用することもできる。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明の実施形態1に係る車両用内燃機関の制御装置を含む車両の駆動システムの構成の概略を示す図である。 本発明の実施形態1に係る制御装置により実行される自動停止処理ルーチンを説明するフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る制御装置により実行されるエンジンの自動停止処理の一例を説明するタイムチャートである。 本発明の実施形態1に係る制御装置により実行されるエンジンの自動停止処理の一例を説明するタイムチャートである。 本発明の実施形態1に係る制御装置により実行されるエンジンの自動停止処理の一例を説明するタイムチャートである。 本発明の実施形態2に係る車両用内燃機関の制御装置を含む車両の駆動システムの構成の概略を示す図である。 本発明の実施形態2に係る制御装置により実行される操舵履歴判定ルーチンを説明するフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る制御装置により実行される待機時間設定ルーチンを説明するフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る制御装置により実行されるエンジンの自動停止処理の一例を説明するタイムチャートである。
符号の説明
12 エンジン、14 トランスミッション、16 クラッチ、18 車輪、20 スタータ、22 スタータリレー、30 制御装置、32 エンジン回転速度センサ、34 車速センサ、36 ニュートラルスイッチ、38 クラッチスイッチ、42 シフトレバー、44 クラッチペダル、46 操舵装置、48 操舵角センサ。

Claims (5)

  1. 内燃機関の発生する駆動力をクラッチ及び変速機を介して駆動輪に伝達可能な車両にて用いられ、内燃機関の自動停止制御を行う車両用内燃機関の制御装置であって、
    変速機がニュートラル状態にある条件が待機時間継続して成立したことを含む自動停止条件が成立したときに内燃機関を自動停止させる自動停止制御手段と、
    クラッチの係合/解放状態を検出するクラッチ状態検出手段と、
    を有し、
    前記自動停止制御手段は、変速機がニュートラル状態にある条件が成立してからの待機時にクラッチが係合された場合は、当該待機時にクラッチが解放されている場合よりも、変速機がニュートラル状態にある条件が成立してから内燃機関の自動停止が許容されるまでの時間が短くなるように、内燃機関の自動停止を許容することを特徴とする車両用内燃機関の制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両用内燃機関の制御装置であって、
    前記自動停止制御手段は、変速機がニュートラル状態にある条件が成立してからの待機時にクラッチが係合された場合は、クラッチが係合されてから所定時間以内に内燃機関の自動停止が可能となるように内燃機関の自動停止を許容することを特徴とする車両用内燃機関の制御装置。
  3. 内燃機関の発生する駆動力を変速機を介して駆動輪に伝達可能で且つ操舵装置の作動により操舵輪の操舵が可能な車両にて用いられ、内燃機関の自動停止制御を行う車両用内燃機関の制御装置であって、
    所定条件が待機時間継続して成立したことを含む自動停止条件が成立したときに内燃機関を自動停止させる自動停止制御手段と、
    操舵装置の作動状態を検出する操舵状態検出手段と、
    を有し、
    前記自動停止制御手段は、
    過去の所定時間内に操舵装置の作動が行われた履歴が有るか無いかに応じて前記待機時間を変更し、
    過去の所定時間内に操舵装置の作動が行われた履歴が有る場合は、過去の所定時間内に操舵装置の作動が行われた履歴が無い場合より前記待機時間を延長することを特徴とする車両用内燃機関の制御装置。
  4. 内燃機関の発生する駆動力を変速機を介して駆動輪に伝達可能で且つ操舵装置の作動により操舵輪の操舵が可能な車両にて用いられ、内燃機関の自動停止制御を行う車両用内燃機関の制御装置であって、
    所定条件の成立を含む自動停止条件が成立したときに内燃機関を自動停止させる自動停止制御手段と、
    操舵装置の作動状態を検出する操舵状態検出手段と、
    を有し、
    前記自動停止制御手段は、
    過去の所定時間内に操舵装置の作動が行われた履歴が無い場合は、前記自動停止条件が成立したときに内燃機関を自動停止させ、
    過去の所定時間内に操舵装置の作動が行われた履歴が有る場合は、前記自動停止条件の成立にも拘わらず前記所定条件が待機時間継続して成立するまでは内燃機関の自動停止を禁止することを特徴とする車両用内燃機関の制御装置。
  5. 請求項3または4に記載の車両用内燃機関の制御装置であって、
    前記所定条件は、変速機がニュートラル状態にある条件であることを特徴とする車両用内燃機関の制御装置。
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