JP4449488B2 - 電動パワーステアリング装置の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電動パワーステアリング装置の制御装置に関し、特に、ハンドルに作用する操舵力を検出するトルクセンサが異常になった場合でも制御継続可能な電動パワーステアリング装置の制御装置に関するものである。
自動車のステアリング装置をモータの回転力で操舵補助力を付与する電動パワーステアリング装置は、モータの駆動力を減速機を介してギア又はベルト等の伝達機構により、ステアリングシャフト或いはラック軸に操舵補助力を付与するようになっている。このような電動パワーステアリング装置の簡単な構成を図8を参照して説明する。操向ハンドル101の軸102は減速ギア103、ユニバーサルジョイント104a及び104b、ピニオンラック機構105を経て操向車輪のタイロッド106に結合されている。軸102には,操向ハンドル101の操舵トルクを検出するトルクセンサ107が設けられており、操向ハンドル101の操舵力を補助するモータ108が減速ギア103を介して軸102に連結されている。そして電動パワーステアリング装置のモータ制御はトルクセンサ107の検出したトルク値や図示しない車速センサから検出された車速、或いはホールセンサ110などで検出したモータの回転角度などを入力値としてコントロールユニット109で制御される。コントロールユニット109は主としてCPUで内部においてプログラムでモータ制御が実行される。
このような構成の電動パワーステアリング装置のモータ108を制御するモータの制御ブロック図の一例を図9に示す。図9において、トルクセンサ107で検出されたトルク値を入力して電流指令値算出部120で電流指令値Irefを算出し、モータ電流の検出値との差を減算部121で算出し、電流制御部122でデュティー比を決定し、モータ駆動部123はデュティー比に従ったPWM制御を実行してモータ108を駆動する。
このような電動パワーステアリング装置では、トルクセンサ107の検出したトルク値が正しく検出されることを前提として電動パワーステアリング装置の制御が実行されている。しかし、実際にはトルクセンサ107にも故障が発生し、異常なトルクの検出値が入力されたときに、ハンドル操作に対して異常な動作を引起こすおそれがあるので、従来より種々の対策が施されてきた。
例えば、特許文献1においては、図10のような制御方式を採用してトルクセンサの出力したトルク値の異常に対応している。トルクセンサの出力したトルク値が異常になったとき、一定時間(tA)異常が継続すると、トルク値に基く電流制御演算の出力値である補助操舵力指令値を遮断してしまう。異常がさらに長く一定時間(tB)継続するとモータ駆動の電源を遮断するという制御方式である。このような制御方式において、トルクセンサが地絡故障を発生し、トルクセンサの出力であるトルク値が零になったような場合のトルク値とモータ電流の関係を図11に示す。この制御方式の場合、判定時間tAの間、異常になったトルクセンサの出力値を基に計算するのでモータの発生するトルクも異常となり、ハンドルが運転手の意図としない動きをしてしまう。さらに、異常が判定時間(tB)以上継続するとモータ電源を遮断するため、ハンドルに大きなトルクを加えていた場合、トルクが急変して好ましくない。
別の対応策として特許文献2のような制御方式がある。特許文献2はトルクセンサの電源の電圧低下や瞬断などの重大な異常が発生すると、フェールスイッチが開放し、トルクセンサの出力であるトルク値としてフェールスイッチが開放する前のトルク値を保持し、その保持した値に出力ゲインを乗じることによって補助操舵力の指令値を求めている。また、その後の補助操舵力を徐々に減衰する制御するので補助操舵力が急変することはない。特許文献2の制御方式を用いた場合のトルクセンサ地絡故障時のトルクセンサの出力であるトルク値とモータ電流の関係を図12示す。故障発生から故障検出までの間、モータに負の最大電流が流れるが、故障検出後は故障発生直前のトルクから徐々にモータ電流を減少させるので特許文献1のような急激なトルクの変化は発生しない。
しかし、図13のようなトルク値がチャタリングを起こしながら地絡故障を発生した場合は、トルクセンサの出力値をAD変換器でサンプリングすると黒丸のような値をサンプリングする可能性がある。これらの値が地絡検出閾値以下にならなければ地絡発生と検出できず、そのまま制御を続行する。そして地絡検出後、故障発生直前のトルク値から徐々にモータ電流を減少させるが、チャタリングを生じて不安定なトルク値から徐々にモータ電流を減少させるため、最悪の場合、故障直前のトルクと逆向きのトルクから減少が開始されて好ましくない。
特開2000−318633号公報 特開2000−329628号公報
トルクセンサの出力であるトルク値が異常になったとき、従来の制御方式ではトルクセンサが故障と検出するまでの間、異常なトルク値に基いて制御するためにモータの出力トルクが異常になる。また、異常なトルク値の代わりに代替値を使用する場合でも、適切な代替値が算出されていない問題があった。その結果、トルクセンサの出力が異常になるとハンドルが運転手の意図としない動きをしてしまい、運転手にハンドル操作の違和感を与える問題があった。また、トルク値が異常である期間中、モータに異常電流が流れるため、異常状態が所定時間継続した場合に故障と確定する所定時間(故障検出時間)を長く取れず、その結果、トルクセンサの故障確定検出に関して誤検出を生ずる問題があった。特に、トルクセンサで検出されたトルク値を伝達する配線が断線しそうな場合に発生するチャタリング現象で、トルク値が最大値と最小値の間を高速で交互に振れる場合、電動パワーステアリング装置の正しいトルク制御が困難になる問題があった。
本発明は上述のような事情から成されたものであり、本発明の目的は、トルクセンサの出力値が異常になった場合でも、トルクセンサの出力値の代わりに代替値を用いることによって、トルクセンサなどの故障確定検出の誤検出を防止できる程度に長く故障検出期間を確保しながら、ハンドル操作に違和感を与えず、安全なハンドル操作を確保できるような電動パワーステアリング装置の制御装置であって、特に、異常期間中、制御に用いる代替値を精度良く推定できる電動パワーステアリング装置の制御装置を提供することにある。
本発明は、車両の操舵系に操舵補助力を付与するようにしたモータと、ハンドルに作用する操舵力を検出するトルクセンサとを備え、前記トルクセンサのトルク検出値に基いてモータを制御する電動パワーステアリング装置の制御装置に関するものであり、本発明の上記目的は、前記トルクセンサの出力を基に主トルク検出値Tmを検出する主トルク検出手段と、前記トルクセンサの出力を基に副トルク検出値Tsを検出する副トルク検出手段と、前記主トルク検出値Tm又は前記副トルク検出値Tsの異常を検出するトルク異常検出手段と、前記主トルク検出値Tm又は前記副トルク検出値Tsが異常になる前の過去の正常な主トルク検出値Tm及び前記主トルク検出値Tm又は前記副トルク検出値Tsが異常になる前の過去の正常な副トルク検出値Tsに基き代替値Taを算出する代替値算出手段と、前記主トルク検出値Tm又は前記副トルク検出値Tsが異常である状態が所定時間継続した場合に故障であるとの判定を確定するトルク故障確定手段とを備え、前記主トルク検出値Tm又は前記副トルク検出値Tsが異常であると検出されたとき、前記トルク故障確定手段が故障であるとの判定を確定する前でも、前記主トルク検出値Tmの代わりに前記代替値Taに基いて前記モータを制御し、前記トルク故障確定手段によって故障が確定したときに漸減処理で前記モータを制御することにより達成される。
また、上記目的は、前記主トルク検出値Tm又は前記副トルク検出値Tsが異常になる前の過去の同時点の主トルク検出値Tmと副トルク検出値Tsとの差をとり、その差分量が最小となる過去の同時点の主トルク検出値Tm及び副トルク検出値Tsの組み合わせ(Tm、Ts)を選択し、前記組み合わせ(Tm、Ts)の中のいずれかを前記代替値Taとすることによってさらに効果的に達成される。
また、上記目的は、前記組み合わせ(Tm、Ts)が複数存在する場合は、最新の組み合わせ(Tm,Ts)を選択するようにすることによってさらに効果的に達成される。
また、上記目的は、前記組み合わせ(Tm、Ts)のうちで、前記ハンドルが中立地点を示すトルク中立値に近い方のトルク検出値を前記代替値Taとすることによってさらに効果的に達成される。
また、上記目的は、前記トルク異常検出手段は、前記主トルク検出値Tm、又は、前記副トルク検出値Ts、又は、前記主トルク検出Tm及び副トルク検出値Tsに基いて前記トルクセンサの異常を検出することによってさらに効果的に達成される。
本発明を用いれば、操行ハンドルの示すトルク値を検出するためのトルクセンサやトルク検出手段が異常になった場合、トルクセンサ及びトルク検出手段が検出した異常なトルク検出値に代わって用いられるトルク検出値の推定値である代替値Taが、トルクセンサやトルク検出手段が異常になる前の正常な過去の主トルク検出値Tmと副トルク検出値Tsとに基いて算出されるので、推定される代替値の精度が向上して、トルクセンサやトルク検出手段が異常になって故障であると確定するまでの間、正しいトルク出力を確保でき、違和感を与えないハンドル操作を確保できる。特に、トルクセンサで検出されたトルク値を伝達する配線が断線しそうなときに発生するチャタリング現象の場合は、主トルク値Tmと副トルク値Tsの両方とも同時にチャタリング現象を起こす可能性は少ないので、主トルク値Tmと副トルク値Tsのどちらか正しいトルク値の情報を含んだ代替値によるトルク出力を確保できる効果がある。
また、トルクセンサやトルク検出手段が異常になった場合、直ちに異常なトルク値に代わって、過去の検出トルク値を基に正しく予測された代替値を用いて電動パワーステアリング装置を制御するので、トルク故障確定手段がトルクセンサが故障であるとの判定を正しく確定できる程度の長い期間を代替値制御できるので、トルクセンサ異常時においても、違和感を与えないハンドル操作と安全なハンドル操作を確保できる電動パワーステアリング装置の制御装置を提供できる。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例について詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例を示す制御ブロック図である。トルクセンサ107で検出されたセンサ信号Trは、主トルク検出手段である主トルク検出部107A及び副トルク検出手段である副トルク検出部107Bに入力される。主トルク検出部107Aや副トルク検出部107Bは、トルクセンサ107から出力されるセンサ信号Trから操向ハンドル101のトルク値を検出するためのもので、オペアンプなどの電子回路やソフトウエア処理などから構成される。主トルク検出部107Aからは主トルク検出値Tmが出力され、副トルク検出部107Bからは副トルク検出値Tsが出力される。主トルク検出部107Aと副トルク検出部107Bとでトルク検出に関する二重系を構成している。本実施例ではトルクセンサ107は一つで共通使用になっているが、主トルク検出値用と副トルク検出用のトルクセンサを2つ用意して、トルクセンサ段階から二重系の構成にしても良い。
主トルク検出部107Aから出力される主トルク検出値Tm及び副トルク検出部107Bから出力される副トルク検出値Tsは、トルク入力処理部10に入力される。トルク入力処理部10の詳細については、後で詳細に説明するので、トルク入力処理部10の後のモータ制御に関する部分を先に説明する。トルク入力処理部10の出力であるトルク値Tは電流指令値算出部120に入力され、電流指令値算出部120で電流指令値Irefが算出される。次に、電流指令値Irefはトルク入力処理部10によって制御されるリミッタ11を介して減算部121に入力される。減算部121において、電流指令値Irefとモータ電流の検出値Imとの偏差が算出される。その偏差は、比例積分などで構成される電流制御部122に入力され、電流制御部121は、モータ駆動部123の一例であるインバータのPWM制御のデュティー比を出力する。モータ駆動部123は、そのデュティー比に従ったPWM制御によるモータ電流をモータ108に供給し、モータ108は操向ハンドル101が指示したトルク値に応じたトルクを出力する。
以上が本実施例の電動パワーステアリング装置のモータ制御の基本部分の説明である。以下、本発明の要部であるトルク入力処理部10に関する詳細な説明をする。
主トルク検出部107Aからの主トルク検出値Tmと副トルク検出部107Bからの副トルク検出値Tsとがトルク入力処理部10に入力される。トルク入力処理部10には、主トルク検出値Tmと副トルク検出値Tsとを入力とするトルク異常検出手段10−1及び代替値算出手段10−2が存在する。トルク異常検出手段10−1は、トルクセンサ107、主トルク検出部107A或いは副トルク検出部107Bの異常を検出する機能を有している。代替値算出手段10−2は、主トルク検出値Tmと副トルク検出値Tsとを用いて、トルクセンサ107、主トルク検出部107A或いは副トルク検出部107Bの異常の場合、主トルク検出値Tmに代わって用いるトルクの代替値Taを算出する。
トルク入力処理部10には、さらに、トルク故障確定手段10−3と選択スイッチ10−4も存在する。選択スイッチ10−4は、代替値算出手段10−2の出力である代替値Taと主トルク検出部107Aの出力である主トルク検出値Tmとのどちらかを、トルク異常検出手段10−1の出力に基いて選択する。また、トルク故障確定手段10−3は、トルク異常検出手段10−1の異常であるとの出力を用いて、異常状態が長時間、具体的には所定時間T1維持されるような場合はトルクセンサ107、主トルク検出部107A或いは副トルク検出部107Bの故障であるとの判定を確定する機能を有しており、故障であると確定するとリミッタ11のリミット値を制御する。
トルク入力処理部10の動作を図2のフローチャートを参照して、さらに詳しく説明する。主トルク検出値Tmの異常、例えば、主トルク検出値Tmが出力する正常値は0.5V以上4.5V以下なので、0Vとか5Vとが出力されることは異常である。そして、異常状態が設定時間、例えば、30ms継続したら故障を確定する。図2のフローチャートは上述したトルク異常やトルク故障確定の場合の、代替値制御、トルク異常検出及びトルク故障確定について表わした実施例である。
まず、主トルク検出部107A及び副トルク検出部107Bからそれぞれ主トルク検出値Tm及び副トルク検出値Tsを読み込む(S1)。主トルク検出値Tmが0.5V以下、或いは4.5V以上であるかを判断し、0.5Vと4.5Vとの間の値であれば正常(YES)と判定し、0.5V以下、或いは4.5V以上であれば異常(NO)と判定する(S2)。主トルク検出値Tmが正常であれば、検出カウンタをクリアする(S3)。このカウンタは、主トルク検出値Tmを出力するトルクセンサ107や主トルク検出部107Aが故障であるとの判定を確定するために使用する異常の継続時間を測定するもので、本実施例では、主トルク検出値Tmの異常が、30ms間、継続した時故障を確定する。
次に、主トルク検出値Tmが正常であれば、過去の主トルク値Tm及び過去の副トルク検出値Tsとを更新して記憶する(S4)。この過去のトルク値の更新の詳細のフローチャートを図3に示すが、詳細な説明は後でする。次に、モータ制御に用いるトルク値Tとして主トルク検出値Tmを使用する(S5)。言い換えれば、選択スイッチ10−4が主トルク検出値Tmを選択したことを意味する。
一方、主トルク検出値Tmが異常と判定すると(S2)、検出カウンタがカウントを始める(S6)。カウンタが、主トルク検出値Tmを算出するトルクセンサ107や主トルク検出部107Aが故障であると判定を確定する時間を示す所定値(30ms)以上か否かを判断する(S7)。
まず、異常の継続時間が30ms以下である間(NO)は、トルクセンサなどが故障であると確定しないで、代替値制御を実行する(S7)。代替値制御はトルクセンサで検出された異常な主トルク検出値Tmではなく、代替値Taを用いてモータ108の制御をするもので、モータ制御が異常にならないような代替値Taを算出する必要がある(S8)。この代替値Taを算出する方法は、図4のフローチャートを用いて、後で詳細に説明する。代替値Taが設定されると、入力処理部10の出力としてトルク値Tに代替値Taが入力され(S9)、トルク値Tとして代替値Taを出力する(S5)。そして、異常が30ms以上継続した場合(YES)は故障であると確定して、リミッタ11を用いたトルク値を絞り込む斬減処理をする(S10)。
次に、上述したステップ4(S4)である、過去の主トルク検出値Tmと副トルク検出値Tsとの更新について図3を参照して説明する。図3の実施例は、5個の過去トルク値を用いて代替値を算出する場合についての実施例である。まず、主トルク検出値Tm1及び副トルク検出値Ts1に、1ステップ新しい過去の主トルク値Tm2及び副トルク検出値Ts2をそれぞれ代入する(S14)。同じように、主トルク検出値Tm2及び副トルク検出値Ts2に、1ステップ新しい過去の主トルク値Tm3及び副トルク検出値Ts3をそれぞれ代入する(S15)。主トルク検出値Tm3及び副トルク検出値Ts3に、1ステップ新しい過去の主トルク値Tm4及び副トルク検出値Ts4をそれぞれ代入する(S16)。主トルク検出値Tm4及び副トルク検出値Ts4に、1ステップ新しい過去の主トルク値Tm5及び副トルク検出値Ts5をそれぞれ代入する(S17)。主トルク検出値Tm5及び副トルク検出値Ts5に、1ステップ新しい現在の主トルク値Tm及び副トルク検出値Tsをそれぞれ代入する(S18)。
なお、現在の主トルク値Tm及び副トルク検出値Tsも、次のステップでトルク検出値が異常になったときに代替値を算出するために利用される時は、1ステップ前の過去のトルク検出値となっている。なお、CPUやメモリなどの性能が良く、高速に処理が可能で、メモリ容量も充分にあれば、過去トルク値を5個以上の多数個を用いて代替値を算出しても良い。反対に、5個以下の過去トルク値を用いて代替値を算出しても良い。代替値の精度とCPUの性能やメモリの容量との関係で利用する過去トルク値の数を決定すれば良い。
次に、本発明の要部である代替値を算出する代替値設定ステップ(S8)の内容について図4(A)及び図4(B)のフローチャートを用いて詳細に説明する。
まず、図4(A)において、過去トルクの主トルク検出値Tmiと副トルク検出値Tsiと組み合わせにおける差分量ΔTi=|Tmi−Tsi|を算出する。例えば、ΔT1=|Tm1−Ts1|、ΔT2=|Tm2−Ts2|である。(S21)。次に、差分量ΔTiが最小となる組み合わせ(Tmk,Tsk)を選択する(S22)。差分量ΔTiが最小となる組み合わせ(Tmk,Tsk)が複数ある場合は、最新の方の組み合わせを選択する(S23)。次に、差分量ΔTiが最小となる組み合わせ(Tmk,Tsk)で、かつ最新の方の組み合わせ(Tmk,Tsk)を用いて、差分量ΔTiが所定値ΔTlimit以下であれば、代替値Taとして主トルク検出値Tmk、或いは副トルク検出値Tskを選択する(S24)。代替値Taとして、前記組み合わせ(Tmk,Tsk)の主トルク検出値Tmk、或いは副トルク検出値Tskを選択する理由は、差分量ΔTiが充分小さい所定値ΔTlimit以下であれば、主トルク検出値Tmkと副トルク検出値Tskとが、ほぼ同じトルク検出値を検出していたことを意味し、両トルク検出値とも正しく、どちらのトルク検出値を代替値として用いても問題ないからである。
代替値Taの選択方法が異なる例を図4(B)を参照して説明する。図4(B)において、過去トルクの主トルク検出値Tmiと副トルク検出値Tsiと組み合わせにおける差分量ΔTi=|Tmi−Tsi|を算出する。例えば、ΔT1=|Tm1−Ts1|、ΔT2=|Tm2−Ts2|である。(S21)。次に、差分量ΔTiが最小となる組み合わせ(Tmk,Tsk)を選択する(S22)。差分量ΔTiが最小となる組み合わせ(Tmk,Tsk)が複数ある場合は、最新の方の組み合わせを選択する(S23)。次に、差分量ΔTiが最小で且つ最新の組み合わせの(Tmk,Tsk)の中の主トルク検出値Tmkを代替値Taとするか、或いは副トルク検出値Tskを選択するかは、操行ハンドル101の中間値を示すトルク値Tnに近い方のトルク検出値を選択する(S25)。なお、図4(B)の場合も、図4(A)の場合ほど小さい所定値でなくても良いが、差分量ΔTiが所定値以下である条件を付加した方が安全である。
このような代替値算出を実施する理由は、トルク検出値が正常であれば、主トルク検出値Tmと副トルク検出値Tsとは、本来同じ値を示すはずなので、差分量が小さいことが代替値として好ましい。また、差分量が同じであれば、現在の制御に使用する代替値として、現在に近い方の最新のトルク検出値を選択することが好ましいことは明らかである。また、選択されたトルク検出値の内、主トルク検出値Tmを選択するか、副トルク検出値Tsを選択するかは、異常なトルク検出値を示す場合として、地絡を示す0Vや天絡を示す5Vとなる異常の場合が多く、また、ハンチングのような場合も、0Vと5Vとを高速に交互に出力する。このような故障現象の事実を考慮すれば、操向ハンドルの中間値を示すトルク値Tnが0Vから5Vの中間値である2.5Vに近い方の値が代替値としては好ましい。中間値に近い方を選択するのは、中間値に近い値の方がモータ電流値が小さく安全である場合が多いからである。
なお、組み合わせ(Tmk,Tsk)の両トルク検出値を用いて代替値Taの算出する方法は、上述した図4(A)、或いは図4(B)の方法に限定されるものではない。
上述した過去の主トルク検出値と過去の副トルク検出値とを用いた代替値制御を実行することにより、トルク検出値が一つの場合と比較して、過去のトルク検出値から算出される代替値の精度が一段と精度が向上するからである。また、チャタリングを発生するような異常の場合は、主トルク検出値Tmと副トルク検出値Tsの両方がチャタリングを起こすことはまれであり、どちらかは正しいトルク検出値である場合が多いので、主トルク検出値Tmと副トルク検出値Tsの2つのトルク検出値を用いることは、正しい代替値を算出することに有効である。
図5は、本実施例のトルク入力処理部10を用いて、トルクセンサの出力値が突然零になった場合のトルクセンサの出力であるトルク値とモータ電流との関係を表わした図を示す。トルク値が突然零になっても異常なトルク値の代わりに代替値を直ちに使用するので、モータ電流はトルク値が異常になる直前の値を維持する。そして、トルクセンサ故障と判定するまでモータ電流は直前の値を維持してトルクセンサ故障と判定された後はモータ電流が徐々に減衰する。従来の制御方法による結果の図11や図12と比較すると、モータ電流はトルク値が異常になる直前の極性と逆になったりせずハンドル操作に違和感を与えることはない。
図6は、本実施例のトルク入力処理部10を用いて、トルクセンサの出力値がチャタリングを発生して故障した場合のトルクセンサの出力であるトルク値(最悪のケース)とモータ電流との関係を表わした図を示す。トルク値がチャタリングを発生して、トルク値が異常と判定されると、過去の正常なトルク値を用いて代替値を算出し、その代替値に基いてモータ電流は制御される。よって、モータ電流はチャタリングを発生させる直前のモータ電流と大きく異なることのない電流を出力する。さらに、故障検出後はモータ電流を徐々に減衰させている。この結果と従来の制御方式で制御した結果の図13と比較する。従来の制御方式の場合はモータ電流がトルクセンサ出力異常となる前と逆極性のモータ電流を発生して、その後乱高下するなど運転手にとって好ましくない結果になっている。また、故障検出後、モータ電流を徐々に減衰させるのは良いが、その減衰直前のモータ電流がやはり逆極性の電流から減衰する結果になっているので好ましくない。明らかに本実施例の制御方式の方が最悪のケースであってもハンドル操舵に好ましい制御になっている。
以上説明したように、本発明を用いれば、トルクセンサやトルク検出部が故障であると確定するまでの間は、異常なトルク検出値に代わって、精度良く算出された代替値を用いてモータ制御をできる効果を期待でき、従って、トルクセンサやトルク検出部が異常になっても、トルクセンサやトルク検出部が故障であると確定するまでの所定時間を誤検出しない程度長く取っても、違和感の無いハンドル操作ができる電動パワーステアリング装置の制御装置を提供できる。
実施例1では、トルクセンサやトルク検出部が異常である、或いは故障であることを確定する例として、主トルク検出値Tmが、正常範囲(0.5V以上4.5V以下)の外にある場合を想定したが、トルクセンサやトルク検出部が異常、或いは故障であるとする異常検出や故障確定の方法は複数存在する。このような実施例について図7を参照して説明する。
実施例1と異なる部分は、トルク異常検出手段10−1が検出原理の異なる複数のトルク故障異常検出手段10−1A、10−1B,10−1Cを有しており、そのため、選択スイッチ10−4の切替え判断は以下のようになる。トルク異常検出手段10−1A,10−1B、10−1Cのどれか一つでも異常(異常の場合の各トルク異常検出手段の出力を「1」とする。)の場合は、トルク異常検出手段10−1A,10−1B、10−1Cの出力を入力とするOR部10−5の出力に基いて、代替値選択手段10−2の出力である代替値Taを選択する。逆に、トルク異常検出手段10−1A,10−1B、10−1Cの全てが異常でない、即ち全てが正常(正常の場合の各トルク異常検出手段の出力を「0」とする。)になると、トルク異常検出手段10−1A,10−1B、10−1Cの出力をそれぞれを入力とするNOT部10−6A、10−6B,10−6Cの出力を入力とするAND部10−7に基いて、選択スイッチ10−4は、主トルク検出部107Aの出力である主トルク検出値Tmを選択する。
ここで、トルク異常検出手段10−1A,10−1B,10−1Cの検出原理の一例を説明する。トルク異常検出手段10−1Aは、実施例1で用いたトルク異常検出手段と同じであり、主トルク検出値Tmが正常範囲にない場合を異常と判定するトルク異常検出手段である。トルク異常検出手段10−1Bは、副トルク検出値Tsが正常範囲(0.5V以上4.5V以下)にない場合を異常と判定するトルク異常検出手段である。トルク異常検出手段10−1Cは、主トルク検出値Tsと副トルク検出値Tsは本来同じ値を取るはずなので、主トルク検出値Tsと副トルク検出値Tsとの差が正常範囲にない場合を異常と判定するトルク異常検出手段である。
次に、トルク故障確定手段10−3が実施例1と異なる部分は、トルク異常検出手段10−1が複数のトルク異常検出手段を有していることに伴って、複数の遅延部(以下、TD部と記す)10−3あ、10−3B,10−3Cとから構成されている。つまり、TD部10−3Aはトルク異常検出手段10−1の出力が異常である状態が所定時間T1(一例として30ms)継続したら、トルクセンサ107や主トルク検出部107Aが故障であると確定とする。同じように、TD部10−3Bはトルク異常検出手段10−2の出力が異常である状態が所定時間T1(一例として30ms)継続したら、トルクセンサ107や副トルク検出部107Bが故障であると確定とする。TD部10−3Cはトルク異常検出手段10−3の出力が異常である状態が所定時間T1(一例として30ms)継続したら、トルクセンサ107や主トルク検出部107A、又は副トルク検出部107Bが故障であると確定とする。
そして、トルク故障確定手段10−1A,10−1B,10−1Cの出力(故障で「1」とする)を入力とするOR部10−3Dの出力に基いて、トルクセンサやトルク検出部が故障であると確定すると、リミッタ11が制御され、電流指令値Irefが絞り込まれる暫減処理がなされる。
実施例2は、実施例1と異なり、複数のトルク異常検出手段を有しており、従って、選択スイッチ10−4の切替え理由が、複数のトルク異常検出手段の一つでも異常であるとの検出をすると、選択スイッチ10−4は、主トルク検出値Tmに代わって、代替値Taを選択する。逆に、複数のトルク異常検出手段が全て正常であるとの検出結果がでると、選択スイッチ10−4は、主トルク検出値Tmを選択する。
一方、実施例2の代替値算出手段10−2の算出原理は、実施例1と同じであり、具体的には、図4のフローチャートに示す代替値算出ステップに基いて算出される。
主トルク検出値Tmと副トルク検出値Tsの検出する二重系の場合は、実施例2のように、異常検出手段や故障確定手段が二重系に対応して複数存在することは当然である。このように、異常検出手段や故障確定手段が複数存在しても、トルクセンサやトルク検出部が異常の場合は、過去の主トルク検出値Tmと副トルク検出値Tsとを用いた代替値によって、トルクセンサやトルク検出部が異常になって故障と確定するまでの間、ハンドル操作に違和感のない電動パワーステアリング装置の制御装置を提供できる。
以上説明したように、本発明を用いれば、過去の主トルク検出値Tmと副トルク検出値Tsとを用いた代替値は、トルク検出に異常が発生しても、どちらかが正しいトルク検出を実行している可能性が高く、その正しい方の過去のトルク検出値を用いて代替値を算出するので、主トルク検出値Tmしか用いることができない代替値と比較して、トルクセンサやトルク検出部が異常になって故障と確定するまでの間、違和感のないハンドル操作ができる電動パワーステアリング装置の制御装置を提供できる。特に、トルク検出に関する配線が断線するようなときに起こるチャタリング異常の場合、主トルク検出値Tmと副トルク検出値Tsの両方ともチャタリングを発生する可能性は少ないので特に効果ある。
本発明に係る電動パワーステアリング装置の制御ブロック図である。 トルク入力処理部の動作を示すフローチャートである。 過去の主トルク検出値Tm及び過去の副トルク検出値Tsの更新動作のフローチャートである。 過去の主トルク検出値Tm及び過去の副トルク検出値Tsとから代替値を算出するフローチャートである。 本発明を使用した場合のトルクセンサ地絡故障時のモータ電流の出力結果を示す図である。 本発明を使用した場合のトルクセンサがチャタリング現象を起こした故障時のモータ電流の出力結果を示す図である。 複数のトルク異常検出手段を有する場合のトルク入力処理部の実施例である。 電動パワーステアリング装置の構成を示す図である。 従来の電動パワーステアリング装置の制御ブロック図である。 トルクセンサ地絡故障対応の従来の電動パワーステアリング装置の制御ブロック図である トルクセンサ地絡故障時の従来の制御によるモータ電流の出力結果を示す図である。 トルクセンサ地絡故障時の従来の改善した制御によるモータ電流の出力結果を示す図である。 トルクセンサチャタリング故障時の従来の制御によるモータ電流の出力結果を示す図である。
符号の説明
107 トルクセンサ
107A 主トルク検出部
107B 副トルク検出部
10 トルク入力処理部
10−1 トルク異常検出手段
10−1A,10−1B,10−1C トルク異常検出手段
10−2 代替値算出手段
10−3 トルク故障確定手段
10−4 選択スイッチ
10−3、10−5 OR部
10−6A,10−6B,10−6C NOT部
10−7 AND部
10−3A,10−3B,10−3C 遅れ部(TD)
11 リミッタ
108 モータ
120 電流指令値算出部
121 減算部
122 電流制御部
123 モータ駆動部

Claims (5)

  1. 車両の操舵系に操舵補助力を付与するようにしたモータと、ハンドルに作用する操舵力を検出するトルクセンサとを備え、前記トルクセンサのトルク検出値に基いてモータを制御する電動パワーステアリング装置の制御装置において、
    前記トルクセンサの出力を基に主トルク検出値Tmを検出する主トルク検出手段と、前記トルクセンサの出力を基に副トルク検出値Tsを検出する副トルク検出手段と、前記主トルク検出値Tm又は前記副トルク検出値Tsの異常を検出するトルク異常検出手段と、前記主トルク検出値Tm又は前記副トルク検出値Tsが異常になる前の過去の正常な主トルク検出値Tm及び前記主トルク検出値Tm又は前記副トルク検出値Tsが異常になる前の過去の正常な副トルク検出値Tsに基き代替値Taを算出する代替値算出手段と、前記主トルク検出値Tm又は前記副トルク検出値Tsが異常である状態が所定時間継続した場合に故障であるとの判定を確定するトルク故障確定手段とを備え、
    前記主トルク検出値Tm又は前記副トルク検出値Tsが異常であると検出されたとき、前記トルク故障確定手段が故障であるとの判定を確定する前でも、前記主トルク検出値Tmの代わりに前記代替値Taに基いて前記モータを制御し、前記トルク故障確定手段によって故障が確定したときに漸減処理で前記モータを制御することを特徴とする電動パワーステアリング装置の制御装置。
  2. 前記主トルク検出値Tm又は前記副トルク検出値Tsが異常になる前の過去の同時点の主トルク検出値Tmと副トルク検出値Tsとの差をとり、その差分量が最小となる過去の同時点の主トルク検出値Tm及び副トルク検出値Tsの組み合わせ(Tm、Ts)を選択し、前記組み合わせ(Tm、Ts)の中のいずれかを前記代替値Taとする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  3. 前記組み合わせ(Tm、Ts)が複数存在する場合は、最新の組み合わせ(Tm,Ts)を選択するようになっている請求項2に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  4. 前記組み合わせ(Tm、Ts)のうちで、前記ハンドルが中立地点を示すトルク中立値に近い方のトルク検出値を前記代替値Taとする請求項2又は3に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  5. 前記トルク異常検出手段は、前記主トルク検出値Tm、又は、前記副トルク検出値Ts、又は、前記主トルク検出Tm及び副トルク検出値Tsに基いて前記トルクセンサの異常を検出する請求項1乃4のいずれかに記載に電動パワーステアリング装置の制御装置。
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