JP4395684B2 - ヘッドレスト取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主としてツーボックスカーのリヤシートに採用される二分割シートにおいて、そのセンター席用ヘッドレストの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来のツーボックスカー、つまり居住スペースとトランクスペースとが一体になった自動車のリヤシートを正面視で表した構成図である。この図面に示されている二分割シートは、レフトシート60とライトシート61とが5:5で分割されている。そしてレフトシート60のシートバック64は、二つのヘッドレスト68,70を備えている。一方のヘッドレスト68はレフト席用であり、他方のヘッドレスト70がセンター席用である。このセンター席用ヘッドレスト70は、その約半分がライトシート61の方へ張り出した格好でレフトシート60のシートバック64に取り付けられている。
【0003】
前記の両ヘッドレスト68,70は図面の実線で示す使用位置と、仮想線で示す格納位置との間を昇降でき、かつそれぞれの位置において固定できるようになっている。具体的にはシートバック64の内部フレームにおけるアッパーパイプ66に対し、両ヘッドレスト68,70における一対のステー69,72が個々に昇降および固定可能に支持されている。
なおトランクスペースのスペースアップ時には、レフトシート60が、そのシートバック64を前に倒してシートクッション62とともに車内のサイドに立てかけることで収納される(図4の仮想線)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記センター席用ヘッドレスト70は、その格納位置においても前記シートバック64の外形幅からはみ出しているため、リクライニングに際して両シート60,61のシートバック64,65を前後に倒すときの順序に規制を受ける。すなわち、シートバック64,65を前に倒すときはレフトシート60→ライトシート61の順でなければ倒すことができず、逆にシートバック64,65を後ろに倒すときはライトシート61→レフトシート60の順にしか倒すことができない。
同じ理由により、前記のスペースアップ時におけるセンター席用ヘッドレスト70と車内のトリムボードとの隙間に余裕がなく、レフトシート60の収納状態にも規制を受ける。
【0005】
またセンター席用ヘッドレスト70の両ステー72は、当然のことながら片側(図4の右側)に偏った配置となる。この結果、両ステー72のピッチが小さくなり、その支持強度が低下する。ちなみにヘッドレスト68における両ステー69のピッチは約150mmであるのに対し、ステー72のピッチは60mm程度しか確保できない。
【0006】
本発明は前記課題を解決しようとするもので、その一つの目的は、センター席用ヘッドレストが格納位置にある状態で、分割シートのシートバックを前後に倒すリクライニング時の規制、あるいはセンター席用ヘッドレストを備えたシートを車内のサイドに折り畳んで収納するスペースアップ時の規制を解消することである。
また本発明の他の一つの目的は、センター席用ヘッドレストのステーのピッチを充分な寸法に設定可能とし、その支持強度を確保することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するためのもので、請求項1に記載の発明は、ヘッドレスト取付構造であって、二分割シートにおけるセンター席用ヘッドレストが、いずれか片側のシートにおけるシートバックに対し、このシートバックの外形幅内に納まった格納位置と、両分割シートのほぼ中間に設定された使用位置との間を所定の傾斜角に沿って昇降可能で、かつ格納位置および使用位置においてそれぞれ固定可能に取り付けられている。
このヘッドレスト取付構造によれば、前記の格納位置にあるセンター席用ヘッドレストはシートバックの外形幅内に納まっていることから、分割シートのシートバックを前後に倒すときの順序の規制がなくなる。またトランクスペースのスペースアップに際し、センター席用ヘッドレストを備えたシートを車内のトリムボードに立てかけた状態に収納するときも、このセンター席用ヘッドレストとトリムボードとの隙間に余裕ができ、このシートの収納状態に対する規制も解消される。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載されたヘッドレスト取付構造であって、センター席用ヘッドレストが取り付けられるシートバックのフレームに一対のヘッドレストブラケットが前記の傾斜角をもって固定されている一方、センター席用ヘッドレストに一対のステーが同じく前記の傾斜角をもって固定され、前記の両ヘッドレストブラケットに両ステーがスライド可能に支持されている。
この場合には、センター席用ヘッドレストの両ステーおよびこれらを支持する前記ヘッドレストブラケットを偏ることなく配置でき、両ステーのピッチを充分に確保でき、その支持強度を高めることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1〜3によって説明する。
図1はツーボックスカーのリヤシートを表した斜視図、図2は同じくリヤシートを正面視で表した構成図である。これらの図面で示すようにリヤシートは5:5の比率でレフトシート10とライトシート20とに分割されており、かつレフトシート10はトランクスペースのスペースアップ時に車内のサイドに収納できる構造になっている。そしてレフトシート10のシートバック12は、レフト席用ヘッドレスト14を、かつライトシート20のシートバック22はライト席用シートバック12を個々に備えている。さらにレフトシート10のシートバック12はセンター席用ヘッドレスト30を備えている。
【0010】
前記の両シート10,20は、個々のシートバック12,22をシートクッション18,28に対して前方へ完全に倒し、あるいは後方へは多段階に倒すリクライニング機能を有する。また、前記レフトシート10のシートクッション18は、車体側に対してピボット軸19を支点に回動できる構造になっている。これによってトランクのスペースアップ時にレフトシート10を図2の仮想線で示すように車内のサイド側へ立てかけた状態に収納することができる。
【0011】
図3はレフトシート側のヘッドレスト取付構造を表した構成図である。この図面で示すようにシートバック12における内部フレームの上部を構成しているアッパーパイプ40には、前記レフト席用ヘッドレスト14のためのヘッドレストブラケット42と、前記センター席用ヘッドレスト30のためのヘッドレストブラケット46とが、それぞれ一対ずつ固定されている。各ヘッドレストブラケット42,46は、それぞれの上端部にヘッドレストサポート44,48を備えている。
【0012】
前記レフト席用ヘッドレスト14のための一対のヘッドレストブラケット42は、前記アッパーパイプ40の水平部分に対してほぼ直角な上下向きに設定されている。一方、センター席用ヘッドレスト30のための一対のヘッドレストブラケット46はアッパーパイプ40の水平部分に対し、所定の傾斜角をもった上下向きとなっている。これらのヘッドレストブラケット42,46に対し、ヘッドレスト14,30におけるそれぞれのステー16,32が上下方向へスライド可能に挿通されている。そしてセンター席用ヘッドレスト30の両ステー32については、そのヘッドレスト30に対して前記ヘッドレストブラケット46の傾斜角と同じ傾きをもたせている。
【0013】
したがってレフト席用ヘッドレスト14は図2で示す前記の格納位置と使用位置との間をほぼ垂直に昇降するのに対し、センター席用ヘッドレスト30はその格納位置と使用位置との間を前記の傾斜角に沿って斜めに昇降する。このためセンター席用ヘッドレスト30についても、その格納位置においてはシートバック12の外形幅内に納まっており、またその使用位置は当然のことながら両シート10,20のほぼ中間に設定されている。
なお少なくとも前記の格納位置および使用位置においては、両ヘッドレスト14,30のステー16,32がヘッドレストブラケット42,46のヘッドレストサポート44,48でロックされ、それぞれの位置で両ヘッドレスト14,30が固定される。
【0014】
前記の構成により、両シート10,20のシートバック12,22を前後に倒すリクライニングに際しては、前記のセンター席用ヘッドレスト30を図2の仮想線で示す格納位置に固定しておくことにより、両シートバック12,22を倒す順番はいずれが先で、いずれが後でもよい。したがってこのリクライニング時においてシートバック12,22を倒す順番に関する規制が解消される。
【0015】
またトランクスペースのスペースアップ時には、レフトシート10の両ヘッドレスト14,30をともに格納位置で固定した後、シートバック12を前方へ完全に倒してシートクッション18に重ね合わせた状態にする。この状態でシートクッション18を前記ピボット軸19まわりに回動させ、レフトシート10を図2の仮想線で示すように車内のサイド側へ立てかけた状態に収納する。この場合には、シートバック12の外形幅内に納まっているセンター席用ヘッドレスト30と車内の内張り(トリムボード)との隙間に余裕があり、レフトシート10の収納に対する規制も解消される。
【0016】
さらにセンター席用ヘッドレスト30の両ステー32およびこれらを支持する両ヘッドレストブラケット46のピッチについては、図4で示す従来のヘッドレスト取付構造のように両ステー72を偏って配置したものと異なり、充分な寸法(110mm程度)に設定でき、ヘッドレスト30の支持強度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リヤシートを表した斜視図。
【図2】リヤシートを正面視で表した構成図。
【図3】ヘッドレスト取付構造を表した構成図。
【図4】従来のリヤシートを正面視で表した構成図。
【符号の説明】
10 シート
12 シートバック
30 センター席用ヘッドレスト
32 ステー
40 アッパーパイプ(シートバックフレーム)
46 ヘッドレストブラケット

Claims (2)

  1. 二分割シートにおけるセンター席用ヘッドレストが、いずれか片側のシートにおけるシートバックに対し、このシートバックの外形幅内に納まった格納位置と、両分割シートのほぼ中間に設定された使用位置との間を所定の傾斜角に沿って昇降可能で、かつ格納位置および使用位置においてそれぞれ固定可能に取り付けられているヘッドレスト取付構造。
  2. 請求項1に記載されたヘッドレスト取付構造であって、センター席用ヘッドレストが取り付けられるシートバックのフレームに一対のヘッドレストブラケットが前記の傾斜角をもって固定されている一方、センター席用ヘッドレストに一対のステーが同じく前記の傾斜角をもって固定され、前記の両ヘッドレストブラケットに両ステーがスライド可能に支持されているヘッドレスト取付構造。
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