JP4375209B2 - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents
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Description
燃料タンク内で発生する蒸発燃料を吸着するキャニスタと、
前記キャニスタを内燃機関の吸気通路に連通させるパージ通路と、
内燃機関の排気通路に配置された触媒が活性温度以上であるかを判定する温度判定手段と、
内燃機関の停止条件の成否を判定する停止条件判定手段と、
内燃機関に対して回転トルクを与える電動機と、
前記触媒が活性温度以上であり、かつ、前記停止条件が成立している場合に、前記パージ通路を導通状態として前記電動機によって前記内燃機関を回転させることにより停止後パージを実現する停止後パージ手段と、を備え、
前記停止後パージ手段は、前記停止条件の成立後に、機関回転数がなだらかに低下するように、前記電動機の発生する回転トルクを制御する回転数制御手段を含むことを特徴とする。
外部から供給される駆動信号を受けてスロットル開度を変化させる電子制御式のスロットル弁と、
前記キャニスタから流出するパージガスの濃度を検出する濃度検出手段と、
前記パージガスの濃度が高いほど、前記停止後パージの際のスロットル開度を大きくするスロットル制御手段と、
を備えることを特徴とする。
前記キャニスタから流出するパージガスの濃度を検出する濃度検出手段を備え、
前記回転数制御手段は、パージガスの濃度が高いほど、前記停止後パージの際の機関回転数の低下速度を遅くすることを特徴とする。
吸気弁と排気弁とが共に開弁状態となるバルブオーバーラップ期間を可変とする可変バルブタイミング機構と、
前記停止後パージの実行中は、前記バルブオーバーラップが消滅するように前記可変バルブタイミング機構を制御するVVT制御手段と、
を備えることを特徴とする。
[実施の形態1の構成]
図1は、本発明の実施の形態1の構成を説明するための図である。本発明のシステムは、車両への搭載、より具体的にはハイブリッド車両への搭載を前提としたものであり、燃料タンク10を備えている。燃料タンク10には、ベーパ通路12を介してキャニスタ14が連通している。キャニスタ14は、その内部に活性炭を備えており、燃料タンク10から流入してくる蒸発燃料を吸着することができる。
本実施形態のシステムは、例えば給油時において、CCV18を開弁させてキャニスタ14を大気に開放する。この状態で給油が行われると、燃料タンク10内に存在するガス、つまり、蒸発燃料を含むガスがベーパ通路12を通ってキャニスタ14に流入する。キャニスタ14は、この際、ガス中の蒸発燃料を吸着し、燃料成分を含まない空気成分のみを大気通路16から大気に放出させる。
キャニスタ14は、一定の容量を超えて蒸発燃料を吸着することはできない。このため、燃料タンク10内で発生した蒸発燃料の大気放出を阻止するためには、キャニスタ14に吸着されている燃料量を可能な限り少量とすること、つまり、キャニスタ14のパージの機会を可能な限り確保することが望まれる。
図2は、停止後パージを実現するためにECU50が実行するルーチンのフローチャートである。図2に示すルーチンでは、先ず、内燃機関の停止条件が成立しているか否かが判別される(ステップ100)。ハイブリッド車両においては、車両のIGがオンであっても、例えば、車速が0となることでこの条件は成立する。
[実施の形態2の特徴]
次に、図4を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。本実施形態のシステムは、図1に示すシステムにおいて、ECU50に、後述する図4に示すルーチンを実行させることにより実現することができる。
図4は、上記の機能を実現するために本実施形態においてECU50が実行するルーチンのフローチャートである。図4に示すルーチンは、ステップ120の後にステップ130および132が挿入されている点を除き、図2に示すフローチャートと同一である。以下、図4において、図2に示すステップと同一のステップについては、同一の符号を付してその説明を省略または簡略する。
[実施の形態3の特徴]
次に、図5を参照して、本発明の実施の形態3について説明する。本実施形態のシステムは、図1に示すシステムにおいて、ECU50に、後述する図5に示すルーチンを実行させることにより実現することができる。
図5は、上記の機能を実現するために本実施形態においてECU50が実行するルーチンのフローチャートである。図5に示すルーチンは、ステップ120および130が排除されている点、およびステップ122と124の間にステップ140が挿入されている点を除き、図4に示すルーチンと同様である。以下、図5において、図4に示すルーチンと同様のステップについては、その説明を省略または簡略する。
[実施の形態4の特徴]
次に、図6および図7を参照して、本発明の実施の形態4について説明する。本実施形態のシステムは、図1に示すシステムにおいて、ECU50に、後述する図6に示すルーチンを実行させることにより実現することができる。
図6は、上記の機能を実現するために、本実施形態においてECU50が実行するルーチンのフローチャートである。図6に示すルーチンは、ステップ140がステップ150〜154に置き換えられている点を除き、実質的に図5に示すルーチンと同様である。以下、図6において、図5に示すルーチンと同様のステップについては、その説明を省略または簡略する。
[実施の形態5の特徴]
次に、図8を参照して、本発明の実施の形態5について説明する。本実施形態のシステムは、図1に示すシステムにおいて、ECU50に、後述する図8に示すルーチンを実行させることにより実現することができる。
図8は、上記の機能を実現するために本実施形態においてECU50が実行するルーチンのフローチャートである。図8に示すルーチンは、ステップ120の後にステップ160が挿入されている点を除いて図2に示すルーチンと同様である。以下、図8において、図2に示すステップと同一のステップについては、同一の符号を付してその説明を省略または簡略する。
14 キャニスタ
22 パージ通路
26 吸気通路
30 スロットル弁
42,44 可変動弁機構
34 排気通路
36 触媒
50 ECU(Electronic Control Unit)
60 モータジェネレータ(MG)
Claims (4)
- 燃料タンク内で発生する蒸発燃料を吸着するキャニスタと、
前記キャニスタを内燃機関の吸気通路に連通させるパージ通路と、
内燃機関の排気通路に配置された触媒が活性温度以上であるかを判定する温度判定手段と、
内燃機関の停止条件の成否を判定する停止条件判定手段と、
内燃機関に対して回転トルクを与える電動機と、
前記触媒が活性温度以上であり、かつ、前記停止条件が成立している場合に、前記パージ通路を導通状態として前記電動機によって前記内燃機関を回転させることにより停止後パージを実現する停止後パージ手段と、を備え、
前記停止後パージ手段は、前記停止条件の成立後に、機関回転数がなだらかに低下するように、前記電動機の発生する回転トルクを制御する回転数制御手段を含むことを特徴とする蒸発燃料処理装置。 - 外部から供給される駆動信号を受けてスロットル開度を変化させる電子制御式のスロットル弁と、
前記キャニスタから流出するパージガスの濃度を検出する濃度検出手段と、
前記パージガスの濃度が高いほど、前記停止後パージの際のスロットル開度を大きくするスロットル制御手段と、
を備えることを特徴とする請求項1記載の蒸発燃料処理装置。 - 前記キャニスタから流出するパージガスの濃度を検出する濃度検出手段を備え、
前記回転数制御手段は、パージガスの濃度が高いほど、前記停止後パージの際の機関回転数の低下速度を遅くすることを特徴とする請求項1記載の蒸発燃料処理装置。 - 吸気弁と排気弁とが共に開弁状態となるバルブオーバーラップ期間を可変とする可変バルブタイミング機構と、
前記停止後パージの実行中は、前記バルブオーバーラップが消滅するように前記可変バルブタイミング機構を制御するVVT制御手段と、
を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の蒸発燃料処理装置。
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JP2004333633A JP4375209B2 (ja) | 2004-11-17 | 2004-11-17 | 蒸発燃料処理装置 |
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