JP4344075B2 - 閉鎖装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、閉鎖体の動作状態を認識し、動作異常時に適切に対応できる閉鎖装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の閉鎖装置としては、例えば、複数のスラット等にて構成された昇降可能な閉鎖体を備えるとともに、この閉鎖体を所定量だけ下降させて被閉鎖部を閉鎖する開閉機コントローラ等の制御部を備えた構造のシャッタ装置が広く知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、かかる構造のシャッタ装置等においては、例えば、障害物があるとき等の閉鎖体の動作異常に対して、いかに適切に対応できるかが重要な課題となっている。
【0004】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、閉鎖体の動作状態を認識し、動作異常時に適切に対応できる閉鎖装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
求項記載の閉鎖装置は、被閉鎖部を開口する開口方向および前記被閉鎖部を閉鎖する閉鎖方向に移動可能で、閉鎖方向先端部に施錠用係合部を有し、前記被閉鎖部を閉鎖する際に移動開始位置から閉鎖方向に移動する閉鎖体と、この閉鎖体を検知する少なくとも一の閉鎖体検知手段および他の閉鎖体検知手段を有する検知部と、この検知部の前記閉鎖体検知手段で検知した状態に基づいて前記閉鎖体の動作状態を認識する制御部と、前記施錠用係合部との係合により前記閉鎖体の開口方向への移動を規制するストッパ体とを備え、前記一の閉鎖体検知手段および前記他の閉鎖体検知手段の各々は、前記移動開始位置からの距離が異なる位置にそれぞれ配置され、前記ストッパ体は、前記一の閉鎖体検知手段および前記他の閉鎖体検知手段間に配置され、前記制御部は、前記施錠用係合部が前記一の閉鎖体検知手段との対向位置を通過したことによってこの一の閉鎖体検知手段が前記閉鎖体を検知したときからの経過時間を計時するタイマ手段と、前記一の閉鎖体検知手段より閉鎖方向下流に位置する前記他の閉鎖体検知手段が前記閉鎖体を検知することなく、前記経過時間が予め設定された所定時間になったときに、前記閉鎖体が所定の異常検出動作を行うように制御するとともに、前記経過時間が予め設定された所定時間になる前に、前記施錠用係合部が前記他の閉鎖体検知手段との対向位置に到達したことによってこの他の閉鎖体検知手段が前記閉鎖体を検知したときに、前記閉鎖体が停止するように制御する閉鎖体制御手段とを有するものである。
【0006】
求項記載の閉鎖装置は、被閉鎖部を開口する開口方向および前記被閉鎖部を閉鎖する閉鎖方向に移動可能で、閉鎖方向先端部に施錠用係合部を有し、前記被閉鎖部を閉鎖する際に移動開始位置から閉鎖方向に移動する閉鎖体と、この閉鎖体を検知する少なくとも一の閉鎖体検知手段および他の閉鎖体検知手段を有する検知部と、この検知部の前記閉鎖体検知手段で検知した状態に基づいて前記閉鎖体の動作状態を認識する制御部と、前記施錠用係合部との係合により前記閉鎖体の開口方向への移動を規制するストッパ体とを備え、前記一の閉鎖体検知手段および前記他の閉鎖体検知手段の各々は、前記移動開始位置からの距離が異なる位置にそれぞれ配置され、前記ストッパ体は、前記一の閉鎖体検知手段および前記他の閉鎖体検知手段間に配置され、前記制御部は、前記施錠用係合部が前記一の閉鎖体検知手段との対向位置を通過したことによってこの一の閉鎖体検知手段が前記閉鎖体を検知したときからの移動距離を計測する距離計測手段と、前記一の閉鎖体検知手段より閉鎖方向下流に位置する前記他の閉鎖体検知手段が前記閉鎖体を検知することなく、前記移動距離が予め設定された所定距離になったときに、前記閉鎖体が所定の異常検出動作を行うように制御するとともに、前記移動距離が予め設定された所定距離になる前に、前記施錠用係合部が前記他の閉鎖体検知手段との対向位置に到達したことによってこの他の閉鎖体検知手段が前記閉鎖体を検知したときに、前記閉鎖体が停止するように制御する閉鎖体制御手段とを有するものである。
【0007】
求項記載の閉鎖装置は、被閉鎖部を開口する開口方向および前記被閉鎖部を閉鎖する閉鎖方向に移動可能で、閉鎖方向先端部の両側に施錠用係合部を有し、前記被閉鎖部を閉鎖する際に移動開始位置から閉鎖方向に移動する閉鎖体と、この閉鎖体を検知する少なくとも一の閉鎖体検知手段および他の閉鎖体検知手段を有する検知部と、この検知部の前記閉鎖体検知手段で検知した状態に基づいて前記閉鎖体の動作状態を認識する制御部と、前記施錠用係合部との係合により前記閉鎖体の開口方向への移動を規制する両側のストッパ体とを備え、前記一の閉鎖体検知手段および前記他の閉鎖体検知手段の各々は、前記移動開始位置からの距離が同じ位置にそれぞれ配置され、前記両側のストッパ体のうちの一方側のストッパ体は、前記一の閉鎖体検知手段より開口方向下流に配置され、前記両側のストッパ体のうちの他方側のストッパ体は、前記他の閉鎖体検知手段より開口方向下流に配置され、前記制御部は、前記施錠用係合部が前記一の閉鎖体検知手段および前記他の閉鎖体検知手段のいずれか一方との対向位置に到達したことによってこのいずれか一方が前記閉鎖体を検知したときからの経過時間を計時するタイマ手段と、前記一の閉鎖体検知手段および前記他の閉鎖体検知手段のいずれか他方が前記閉鎖体を検知することなく、前記経過時間が予め設定された所定時間になったときに、前記閉鎖体が所定の異常検出動作を行うように制御する閉鎖体制御手段とを有するものである。
【0008】
請求項4記載の閉鎖装置は、請求項1または2記載の閉鎖装置において、閉鎖体を案内するガイドレールと、このガイドレールの閉鎖方向先端部内に収容されたロック装置とを備え、前記ロック装置は、装置本体部およびこの装置本体部に設けられたストッパ体を有し、一の閉鎖体検知手段は、前記装置本体部に前記ストッパ体より開口方向下流に位置するように設けられ、他の閉鎖体検知手段は、前記装置本体部に前記ストッパ体より閉鎖方向下流に位置するように設けられているものである。
【0009】
請求項5記載の閉鎖装置は、請求項4記載の閉鎖装置において、他の閉鎖体検知手段は、閉鎖体の閉鎖限度の検出機能を兼ねるものであるものである。
【0010】
請求項6記載の閉鎖装置は、請求項5記載の閉鎖装置において、ストッパ体が存在している存在位置と同位置に配置され、前記ストッパ体を介して閉鎖体を検知する閉鎖体検知手段を備え、制御部は、一の閉鎖体検知手段、前記閉鎖体検知手段および他の閉鎖体検知手段の全部からの検知信号を受信した場合に前記閉鎖体が閉鎖限度で停止するように制御するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の閉鎖装置の第1の実施の形態の構成を図1および図2を参照して説明する。
【0012】
図1において、11は閉鎖装置としてのシャッタ装置で、このシャッタ装置11は、例えば、開口部である出入口や窓等の被閉鎖部12の予め設定された部分を開口したり、閉鎖したりする。
【0013】
このシャッタ装置11は、上下方向に長手方向を有する左右一対の細長形状のガイドレール13,13を備え、これら一対のガイドレール13は、互いに離間対向した状態で被閉鎖部12の左右両側縁部に配置されている。
【0014】
これらの一対のガイドレール13の各々の下端部は、シャッタ装置11の左右方向に長手方向を有する細長状の被当接部としての下枠15にて一体的に連結されており、この下枠15は床面16上に固着されている。
【0015】
また一方、これらの一対のガイドレール13の各々の上端部は、左右水平方向に長手方向を有する細長箱状の閉鎖体収容手段としてのシャッタボックス18の内部に挿入されている。
【0016】
このシャッタボックス18は、下面部に細長矩形状の開口部19がシャッタボックス18の長手方向に沿って開口形成され、この開口部19の両端部を介して各ガイドレール13の上端部がシャッタボックス18内に挿入されている。また、このシャッタボックス18の内部には、軸方向がシャッタボックス18の長手方向つまり閉鎖装置であるシャッタ装置11の左右水平方向に一致した筒状体等にて構成された巻取軸等の巻体20が回転可能に配設され、この巻体20に被閉鎖部12を閉鎖可能な閉鎖体21が巻き戻し可能に巻き取られている。なお、この巻体20は、閉鎖体駆動手段としての駆動モータ30からの駆動力を図示しない伝動手段を介して受けることにより所定方向に駆動回転する。
【0017】
この閉鎖体21は、巻体20の回動に応じて、被閉鎖部12に沿って被閉鎖部12を開口する開口方向Oおよび被閉鎖部12を閉鎖する閉鎖方向Cに向って移動可能すなわち昇降移動可能とされている。
【0018】
この閉鎖体21は、例えば、互いに連結された金属製或いは合成樹脂製の多数のスラット22等にて構成されたシャッタカーテン等で、隣り合うスラット22,22が互いに接離可能に連結されて上下方向に少し伸縮する構成となっている。
【0019】
また、この閉鎖体21の上端部には図示しない取付け部が設けられ、この取付け部が巻体20に固着されており、この閉鎖体21の下端部には左右水平方向に長手方向を有する細長状の当接体としての幅木23が設けられている。
【0020】
この閉鎖体21の幅木23は、鉛直面に沿った細長矩形板形状で中空状の幅木本体部24を有し、この幅木本体部24の下端部には水平面に沿った細長矩形板形状の当接板部25が形成され、この当接板部25の前側部および後側部は幅木本体部24の前後面よりシャッタ装置11の前後方向に向って突出している。
【0021】
そして、閉鎖体21の当接板部25は、閉鎖体21が所定の全開停止位置に位置した状態時である全開状態時には、シャッタボックス18の下面部或いはまぐさ部に当接し、所定の全閉停止位置に位置した状態時である全閉状態時には、下枠15に当接する。
【0022】
また、この幅木23の幅木本体部24の長手方向の両端側面部からは、左右一対の鍵バー等の係合部としての施錠用係合部26,26が両側方に向ってそれぞれ突出し、対応するガイドレール13内に位置している。この施錠用係合部26は、閉鎖体21に設けられこの閉鎖体21と一体となって昇降移動し、また、図示しない内錠操作レバーの操作に応じてガイドレール13内の施錠位置および幅木23の幅木本体部24内の施錠解除位置間を移動する。
【0023】
一方、一対のガイドレール13の互いに対向する側の対向面である内側面には、上下方向に長手方向を有するスリット状の挿入口部31,31が互いに対向して開口形成されている。また、各ガイドレール13の内部には、上下方向に細長状の図示しない案内部が形成され、この案内部内に閉鎖体21の移動方向に沿った両側縁部および幅木23の施錠用係合部26が挿入口部31を介して挿入されこの案内部にて案内される。
【0024】
また、各ガイドレール13の下端部内側には図示しないロック装置収容部が形成され、このロック装置収容部内に左右一対の施錠ユニットとしての電動式のロック装置35,35が収容されている。
【0025】
左右一対の電動式のロック装置35,35の各々は、図2に示すように、略直方体形状の装置本体部41を有し、この装置本体部41の施錠用係合部26の移動位置と対向する側である案内部側の一側面には図示しないストッパ用窓部が開口形成されている。また、この装置本体部41内には、軸方向がシャッタ装置11の左右水平方向に一致した図示しない支軸が配設され、この支軸にてラッチ等のストッパ手段としてのストッパ体45が回動可能に支持されている。
【0026】
このストッパ体45は、例えば、支軸が挿通された左右一対の略三角形状の側板部46,46を有し、これらの両側板部46の上側縁部間は傾斜板部47にて連結され、両側板部46の下端縁部間が底板部48にて連結されている。なお、ストッパ体45、施錠用係合部26等にて閉鎖体21の開口方向への移動を規制する開口方向移動規制手段50が構成されている。
【0027】
そして、開口方向移動規制手段50のストッパ体45は、図示しないシリンダ等の駆動源からの駆動力に基づいて支軸を中心として回動し、回動により施錠用係合部26の移動位置に対してストッパ用窓部を介して前後方向に進退する。このストッパ体45の施錠用係合部26の移動位置への進出時には、ストッパ体45の一部がストッパ用窓部を介して装置本体部41の一側面より突出し、このストッパ体45の突出部分の底板部48に施錠用係合部26が当接係合することで施錠用係合部26の上昇が規制され、閉鎖体21の開口方向への移動が規制される。ストッパ体45の施錠用係合部26の移動位置からの後退時には、ストッパ体45全体が装置本体部41内に進入し、施錠用係合部26は移動が許容され、閉鎖体21の昇降移動が許容される。
【0028】
また、左右一対の電動式のロック装置35,35の各々は、鉛直面に沿った上下方向に長手方向を有する略矩形板状の補助手段である阻止手段としてのガイド阻止板部51を有し、このガイド阻止板部51は、施錠用係合部26の移動位置を介してストッパ体45と対向した状態で案内部内に配置されている。ガイド阻止板部51の下端部には、装置本体部41側である後方に向って突出した連結部52が形成されており、ガイド阻止板部51はこの連結部52を介して装置本体部41に連結固定されている。なお、ガイド阻止板部51の幅寸法は装置本体部41の幅寸法と略等しく、また、ガイド阻止板部51の高さ寸法は装置本体部41の高さ寸法より低いか、或いは略等しく設定されている。これらのガイド阻止板部51と装置本体部41との離間距離は、施錠用係合部26の動作範囲が小さくなるように施錠用係合部26の厚さ寸法すなわち施錠用係合部26のシャッタ装置11の前後方向の寸法に対応する距離に設定されており、例えば離間距離は、施錠用係合部26の厚さ寸法よりやや長い距離に設定されている。
【0029】
さらに、ガイド阻止板部51は、装置本体部41と対向する側つまりストッパ体45と対向する側の一側面である後側面には表面が平面状の作用対向面部54が形成され、この作用対向面部54には進出状態のストッパ体45の先端が当接している。
【0030】
また、ガイド阻止板部51の装置本体部41と対向する側の上端角部には、傾斜面状の一方の案内部55が切欠きによって形成され、この案内部55は上端から下端に向って装置本体部41側に接近する方向に傾斜し、案内部55の下端が作用対向面部54の上端に連続している。装置本体部41のガイド阻止板部51と対向する側の上端角部にも、同様に、傾斜面状の他方の案内部56が切欠きによって形成され、この案内部56は上端から下端に向ってガイド阻止板部51側に接近する方向に傾斜し、これらの前後一対のテーパー状の両案内部55,56で移動中の施錠用係合部26をストッパ体45側に向けて案内し、ガイド阻止板部51と装置本体部41との間隙57に円滑に入り込ませる。
【0031】
なお、装置本体部41およびガイド阻止板部51の互いに対向する対向面と連結部52の上面とに囲まれて交差方向移動規制手段である溝部60が形成されており、この上方に向って開口した凹状の溝部60は、閉鎖体21の開口方向Oと交差する方向つまりシャッタ装置11の前後方向である閉鎖体21の厚さ方向の移動を規制する。装置本体部41およびガイド阻止板部51の互いに対向する対向面は、平行状に鉛直面に沿って位置し、進出状態にあるストッパ体45の水平面に沿った底板部48と直交状に位置している。
【0032】
そして、このガイド阻止板部51は、閉鎖体21の閉鎖方向Cへの移動時つまり施錠用係合部26の下降時には、下降中の施錠用係合部26を装置本体部41とともに所定の施錠位置まで適切に案内する。すなわち、閉鎖体21の施錠用係合部26は、溝部60内に入り込み、この溝部60に沿って下降する。
【0033】
その一方、ガイド阻止板部51は、進出状態にあるストッパ体45による施錠用係合部26の移動規制を補助する。すなわち、全閉状態にある閉鎖体21が開口方向Oに押され、進出状態にあるストッパ体45が施錠用係合部26にて押圧された場合、ストッパ体45の先端が作用対向面部54に圧接して係止され、作用対向面部54にてストッパ体45の回動が阻止される。そして、このストッパ体45と作用対向面部54との圧接状態では、ストッパ体45は装置本体部41とガイド阻止板部51とで基端側と先端側の両側で支持された状態となっているため、溝部60内に突出して進出状態にあるストッパ体45が閉鎖体21の施錠用係合部26から上向きの無理な力を受けても、ストッパ体45に作用する応力が分散されるので、ストッパ体45による施錠用係合部26の移動規制状態は解除されない。
【0034】
また一方、左右一対の電動式のロック装置35,35のうち、一方側、例えば正面からみて左側のロック装置35は、図1および図2に示すように、移動中の閉鎖体21を検知する複数の閉鎖体検知手段、例えば2つの第1センサ61および第2センサ62を有し、これらの第1センサ61および第2センサ62は、閉鎖体21の移動方向(シャッタ装置11の上下方向)に沿って互いに所定間隔を介して並置されており、第2センサ62が第1センサ61より閉鎖体21の移動方向下流である下方の位置に位置している。すなわち、第1センサ61および第2センサ62の各々は、閉鎖体21の移動方向に関する移動開始位置である所定の移動開始位置、例えば所定の全開停止位置等からの距離が異なる位置、つまり互いに高さ位置の異なる位置にそれぞれ配置されている。
【0035】
第1センサ61は、例えば装置本体部41の上端部近傍の前面側に設けられ、第2センサ62は、例えば装置本体部41の下端部近傍の前面側に設けられ、第1センサ61および第2センサ62は上下方向の一直線上に配置され、第1センサ61および第2センサ62間にストッパ体45が配置されている。この第2センサ62は、ガイドレール13の下端近傍の位置に位置し、閉鎖体21の閉鎖限度である下限の検出機能、すなわち、閉鎖体21の下端部である幅木23が閉鎖限度である下限に達したことの検出機能を兼ねるものである。
【0036】
なお、第1センサ61および第2センサ62の各々は、磁気センサ、光センサ等の非接触式のセンサ、或いは、マイクロスイッチ等の接触式のセンサ等、いかなるセンサでもよく、例えば、施錠用係合部26に設けられた図示しない磁石体に反応して閉鎖体21を検知するリードスイッチである。
【0037】
一方、シャッタ装置11は、図1に示されるように、複数の押しボタン等にて構成された壁スイッチ等の操作手段65を備え、この操作手段65には、例えば開操作部66、閉操作部67および停止操作部68が設けられている。そして、この操作手段65には、開閉機コントローラ等の制御部71が電気的に接続されており、この制御部71は第1センサ61、第2センサ62、駆動モータ30、ロック装置35等にも電気的に接続されている。
【0038】
この制御部71は、第1センサ61、第2センサ62等で検知した状態に基づいて閉鎖体21の動作状態、例えば異常状態を認識する認識手段72を有している。また、制御部71は、第1センサ61が閉鎖方向Cに向って移動中つまり下降中の閉鎖体21を検知したときからの経過時間を計時するタイマ手段73を有している。
【0039】
さらに、制御部71は、第2センサ62が閉鎖体21を検知することなく、タイマ手段73にて計時される経過時間が予め設定された所定時間になったときに、閉鎖体21が所定の異常検出動作である所定の障害物検出動作を行うように駆動モータ30を制御する閉鎖体制御手段74を有している。なお、所定の障害物検出動作とは、例えば、反転上昇動作または停止動作である。
【0040】
なお、シャッタ装置11は、タコジェネレータ等にて構成された障害物検出および上限検出用の負荷感知手段75を備え、この負荷感知手段75は、駆動モータ30の回転速度が予め設定された所定値まで低下したことを検知、すなわち、例えば、駆動モータ30の出力軸に接続されたタコジェネレータ等の速度発電機による発電交流の周波数を算出し、この算出した周波数が予め設定された所定値まで低下したことを検知して、所定の検知信号を制御部71に送信する。所定の検知信号を制御部71が受信すると、制御部71にて駆動モータ30が制御され、閉鎖体21が所定の障害物検出動作を行ったり、上限位置で停止したりする。なお、第1センサ61、第2センサ62、負荷感知手段75等にて検知部76が構成されている。
【0041】
次に、上記第1の実施の形態の動作を図3および図4を参照して説明する。
【0042】
被閉鎖部12が全開した状態時に、操作手段65の閉操作部67を操作すると、駆動モータ30からの駆動力に基づいて、閉鎖体21が閉動作である下降動作を開始し(ステップ1)、閉鎖体21が所定の全開停止位置から被閉鎖部12に沿って閉鎖方向Cに下降する。
【0043】
この閉鎖体21の下降時に、開操作部66が操作された場合(ステップ2)、閉鎖体21は開動作である上昇動作を行う(ステップ3)。また、閉鎖体21の下降時に、停止操作部68が操作された場合(ステップ4)、閉鎖体21は停止する(ステップ5)。また一方、閉鎖体21の下降時に、負荷感知手段75が、下降中の閉鎖体21への負荷感知により図示しない障害物を検出した場合(ステップ6)、制御部71は認識手段72で閉鎖体21の動作異常を認識し、閉鎖体制御手段74で駆動モータ30を制御し、これにより、閉鎖体21が所定の障害物検出動作を行う(ステップ7)
【0044】
閉鎖体21の下降動作が進み、閉鎖体21の下端部の施錠用係合部26が、第1センサ61との対向位置を通過すると、第1センサ61が閉鎖体21を検知し、所定の検知信号を制御部71に向けて送信する。
【0045】
制御部71は、第1センサ61からの所定の検知信号を受信すると(ステップ8)、タイマ手段73をスタートさせ(ステップ9)、第1センサ61が閉鎖体21を検知したときからの経過時間を計時する。
【0046】
そして、制御部71は、タイマ手段73にて計時される経過時間が予め設定された所定時間となるか否かを判断する(ステップ10)。
【0047】
制御部71は、その経過時間が所定時間となり、タイムアップしたと判断した場合、認識手段72で閉鎖体21の動作異常を認識し、閉鎖体制御手段74で駆動モータ30を制御し、これにより、閉鎖体21が所定の障害物検出動作を行う(ステップ11)。
【0048】
例えば、閉鎖体21の下端部がガイドレール13の下端近傍の位置まで達した状態で、図1に示されるように、比較的サイズの小さい障害物Aが閉鎖体21の下端部の左右方向中央と下枠15との間で挟持された場合等に、制御部71は、タイムアップしたと判断して閉鎖体21の動作異常を認識し、閉鎖体21が所定の障害物検出動作を行うように制御する。
【0049】
一方、開操作部66および停止操作部68が操作されることなく(ステップ12、13)、タイマ手段73にて計時される経過時間が予め設定された所定時間となる前に、閉鎖体21の下端部の施錠用係合部26が第2センサ62との対向位置に到達し、第2センサ62がこの閉鎖体21を検知して所定の検知信号を制御部71に向けて送信した場合、制御部71は、第2センサ62からの検知信号の受信により(ステップ14)、閉鎖体制御手段74で駆動モータ30を制御し、閉鎖体21が下限位置で停止し(ステップ15)、被閉鎖部12が全閉鎖状態となる。開操作部66が操作された場合(ステップ12)、閉鎖体21は開動作である上昇動作を行う(ステップ16)。また、停止操作部68が操作された場合(ステップ13)、閉鎖体21は停止する(ステップ17)。
【0050】
なお、閉鎖体21の施錠用係合部26がロック装置35のストッパ体45との対向位置を通過した後に、ストッパ体45は、先端部がガイド阻止板部51の作用対向面部54に当接するまで回動して後退状態から進出状態となり、閉鎖体21がロック装置35にて施錠されたロック状態になる。この閉鎖体21のロック状態時に、全閉状態にある閉鎖体21が開口方向Oに押し上げられ、進出状態にあるストッパ体45が施錠用係合部26にて押圧された場合、ストッパ体45の先端がガイド阻止板部51の作用対向面部54に圧接して係止され、作用対向面部54にてストッパ体45の回動が阻止される。そして、このストッパ体45と作用対向面部54との圧接状態では、ストッパ体45は装置本体部41とガイド阻止板部51とで両持ち梁の構造として支持されており、所定の強度が確保されているため、ストッパ体45による施錠用係合部26の移動規制状態は解除されない。
【0051】
また、閉鎖体21の所定の障害物検出動作(ステップ7、11)について図4に基づいて説明すると、閉鎖体21は、予め設定された所定時間だけ停止してから(ステップ18)、開動作である上昇動作を開始し(ステップ19)、被閉鎖部12に沿って開口方向Oに上昇する。
【0052】
この閉鎖体21の上昇時に、閉操作部67が操作された場合(ステップ20)、閉鎖体21は閉動作である下降動作を行う(ステップ21)。また、閉鎖体21の上昇時に、停止操作部68が操作された場合(ステップ22)、閉鎖体21は停止する(ステップ23)。
【0053】
閉鎖体21の上昇動作が進み、閉鎖体21の下端部の幅木23の当接板部25がシャッタボックス18の下面部等に当接すると、負荷感知手段75が上昇中の閉鎖体21への負荷感知により閉鎖体21が上限位置に達したことを検出する(ステップ24)。この負荷感知手段75の検知信号に基づいて、制御部71は、閉鎖体制御手段74で駆動モータ30を制御し、閉鎖体21が上限位置で停止し(ステップ25)、被閉鎖部12が全開状態となる。
【0054】
一方、被閉鎖部12の全閉状態時に、操作手段65の開操作部66を操作すると、ロック装置35が、制御部71からの制御出力に基づいてロック解除状態になる。すなわち、ロック装置35のストッパ体45が所定方向に回動して進出状態から後退状態となり、ストッパ体45全体が施錠用係合部26の移動位置から退いて装置本体部41内に入り込む。次いで、制御部71からの制御出力に基づいて駆動モータ30から駆動力が出力され、閉鎖体21が開動作を開始して、閉鎖体21が所定の全閉停止位置から被閉鎖部12に沿って開口方向Oに上昇する。この上昇途中で、閉鎖体21の幅木23の施錠用係合部26は、ロック装置35のストッパ体45にて移動規制されることがなく、閉操作部67または停止操作部68が操作されない限り、上昇し続ける。そして、閉鎖体21が上限位置に達すると、モータ65の駆動力の出力が禁止され、閉鎖体21が所定の全開停止位置である上限位置で停止する。
【0055】
このようにして、上記実施の形態によれば、制御部71にて第1センサ61および第2センサ62を有する検知部76の検知に基づいて閉鎖体21の動作正常、動作異常等の動作状態を適切に認識でき、例えば被閉鎖部12内に進入した障害物Aを確実に検出でき、障害物があるとき等の閉鎖体21の動作異常等にすばやくかつ適切に対応できる。
【0056】
例えば、閉鎖体21の移動方向に並んで位置する複数の第1センサ61および第2センサ62を利用して障害物検出を行う構成であるため、負荷感知手段75のみでは検出不可能な小さい障害物Aにも対応でき、閉鎖体21の動作異常に適切に対応できる。
【0057】
すなわち、負荷感知手段75では、閉鎖体21が移動方向に伸縮することに基づいて、巻き取りのバネトルクとスラット22による巻き取りにかかるトルクとのバランスをそれぞれのばらつき等を考慮しながら厳密に設定する必要があり、特に、下限付近での障害物検出に対応できるように設定することは難しい。このため、負荷感知手段75のみの構成では図1に示すような比較的サイズの小さい障害物Aを障害物検出できないおそれがあるが、本実施の形態では小さい障害物Aでも確実に検出できる。
【0058】
また、第1センサ61および第2センサ62間にストッパ体45を配置した構成であるので、制御部71は第1センサ61および第2センサ62の各々からの検知信号に基づいて閉鎖体21がロック装置35で確実に施錠されたことを認識できる。
【0059】
さらに、ストッパ体45が閉鎖体21の開口方向Oへの移動を規制し、溝部60が閉鎖体21の開口方向Oと交差する方向への移動を規制するので、ロック状態にある閉鎖体21はシャッタ装置11の上下方向および前後方向のいずれの方向にも移動できないため、閉鎖体21の幅木23と下枠15との間に間隙が形成されることもない。よって、閉鎖体21の幅木23と下枠15との間の間隙を利用してロック状態にある閉鎖体21がこじ開けられることもなく、ロック装置35による閉鎖体21のロック状態を効果的に保持でき、被閉鎖部12の全閉鎖状態を適切に維持できる。
【0060】
また、閉鎖体21の幅木23の施錠用係合部26をロック装置35の装置本体部41およびガイド阻止板部51間の溝部60の間隙57に位置させるので、施錠用係合部26の動作範囲を小さくできる。よって、例えば、全閉鎖状態にある閉鎖体21のがたつきを防止できる。また、進出状態にあるストッパ体45の装置本体部41からの突出長さは、装置本体部41およびガイド阻止板部51間の間隙57のシャッタ装置11の前後方向の寸法で足りるため、ストッパ体45を小形にでき、ストッパ体45を回動させる駆動力も小さくできる。
【0061】
次に、本発明の閉鎖装置の第2の実施の形態の構成を図5を参照して説明する。なお、上記第1の実施の形態と略同一の構造部分については、同一符号を付して説明する。
【0062】
この図5に示すシャッタ装置11aの検知部76aは、図1に示すシャッタ装置11の第1センサ61および第2センサ62の代わりとして、複数の閉鎖体検知手段、例えば2つの第1センサ81および第2センサ82を有している。
【0063】
これらの第1センサ81および第2センサ82は、閉鎖体21の移動方向と交差する方向つまり閉鎖体21の移動方向と直交する方向(シャッタ装置11の左右水平方向)に沿って互いに所定間隔を介して並置されている。なお、閉鎖体21の移動方向と直交する方向とは、閉鎖体21の厚さ方向(シャッタ装置11の前後方向)ではなく、閉鎖体21の幅方向(シャッタ装置11の左右方向)を意味する。
【0064】
すなわち、第1センサ81および第2センサ82の各々は、閉鎖体21の移動方向に関する移動開始位置である所定の移動開始位置、例えば所定の全開停止位置等からの距離が同じ位置、つまり互いに高さ位置の同じ位置にそれぞれ配置され、閉鎖体21の左右方向の長さ寸法である幅寸法に応じて間隔を介して並置されている。
【0065】
例えば、第1センサ81は、一方側である正面視で左側のロック装置35の装置本体部41の下端部近傍の前面側に設けられ、第2センサ81は、他方側である正面視で右側のロック装置35の装置本体部41の下端部近傍の前面側に設けられている。第1センサ81および第2センサ82の各々は、被閉鎖部13を介して離間対向した状態で、ガイドレール13の下端近傍の位置に位置し、閉鎖体21の閉鎖限度である下限の検出機能、すなわち、閉鎖体21の下端部である幅木23が閉鎖限度である下限に達したことの検出機能を兼ねるものである。
【0066】
なお、図5に示すシャッタ装置11aの制御部71aのタイマ手段73は、図1に示すシャッタ装置11のタイマ手段73とは異なり、閉鎖体21を略同時に検知すべき第1センサ81および第2センサ82のいずれか一方のみが閉鎖体21を検知したときからの経過時間を計時する。
【0067】
また、図5に示すシャッタ装置11aの制御部71aの閉鎖体制御手段74は、図1に示すシャッタ装置11の閉鎖体制御手段74とは異なり、他方の第1センサ81または第2センサ82が閉鎖体21を検知することなく、タイマ手段73にて計時される経過時間が予め設定された所定時間になったときに、閉鎖体21が所定の障害物検出動作を行うように駆動モータ30を制御する。図5に示すシャッタ装置11aは、その他の点では図1に示すシャッタ装置11と略同一構造である。
【0068】
次いで、上記第2の実施の形態の動作を図5および図6を参照して説明する。
【0069】
被閉鎖部12が全開した状態時に、操作手段65の閉操作部67を操作すると、駆動モータ30からの駆動力に基づいて、閉鎖体21が閉動作である下降動作を開始し(ステップ1)、閉鎖体21が所定の全開停止位置から被閉鎖部12に沿って閉鎖方向Cに下降する。
【0070】
この閉鎖体21の下降時に、開操作部66が操作された場合(ステップ2)、閉鎖体21は開動作である上昇動作を行う(ステップ3)。また、閉鎖体21の下降時に、停止操作部68が操作された場合(ステップ4)、閉鎖体21は停止する(ステップ5)。また一方、閉鎖体21の下降時に、負荷感知手段75が、下降中の閉鎖体21への負荷感知により図示しない障害物を検出した場合(ステップ6)、制御部71は認識手段72で閉鎖体21の動作異常を認識し、閉鎖体制御手段74で駆動モータ30を制御し、これにより、閉鎖体21が所定の障害物検出動作を行う(ステップ7)
【0071】
閉鎖体21の下降動作が進み、閉鎖体21の下端部の左右一対の施錠用係合部26,26が、ストッパ体45との対向位置を通過し、その後、左右一対をなす第1センサ81および第2センサ82との対向位置に到達したとする。すると、両第1センサ81および第2センサ82は、閉鎖体21を検知して所定の検知信号を制御部71aに向けて送信し、制御部71aは、その所定の検知信号の一斉受信により、閉鎖体制御手段74で駆動モータ30を制御し、閉鎖体21が下限位置で停止し、被閉鎖部12が全閉鎖状態となる。
【0072】
一方、例えば、図5に示されるように、比較的サイズの小さい障害物Aが閉鎖体21の下端部の左右方向の一端部と下枠15との間で挟持され、閉鎖体21の下端が傾いた場合等において、第1センサ81および第2センサ82のいずれか一方、すなわち第1センサ81または第2センサ82、例えば第1センサ81が閉鎖体21を検知して所定の検知信号を制御部71aに向けて送信したとする(ステップ8)。すると、制御部71aは、その所定の検知信号の受信により、タイマ手段73をスタートさせ(ステップ9)、第1センサ81が閉鎖体21を検知したときからの経過時間を計時する。
【0073】
そして、制御部71aは、タイマ手段73にて計時される経過時間が予め設定された所定時間となるか否かを判断する(ステップ10)。
【0074】
制御部71aは、その経過時間が所定時間となり、タイムアップしたと判断した場合、認識手段72で閉鎖体21の動作異常を認識し、閉鎖体制御手段74で駆動モータ30を制御し、これにより、閉鎖体21が所定の障害物検出動作を行う(ステップ11)。
【0075】
一方、開操作部66および停止操作部68が操作されることなく(ステップ12、13)、タイマ手段73にて計時される経過時間が予め設定された所定時間となる前に、障害物Aが取り除かれ、第1センサ81および第2センサ82のいずれか他方、例えば第2センサ82が閉鎖体21を検知して所定の検知信号を制御部71aに向けて送信した場合、制御部71aは、第2センサ82からの検知信号の受信により(ステップ14)、閉鎖体制御手段74で駆動モータ30を制御し、閉鎖体21が下限位置で停止し(ステップ15)、被閉鎖部12が全閉鎖状態となる。開操作部66が操作された場合(ステップ12)、閉鎖体21は開動作である上昇動作を行う(ステップ16)。また、停止操作部68が操作された場合(ステップ13)、閉鎖体21は停止する(ステップ17)。
【0076】
なお、閉鎖体21の施錠用係合部26がロック装置35のストッパ体45との対向位置を通過した後に、ストッパ体45は、先端部がガイド阻止板部51の作用対向面部54に当接するまで回動して後退状態から進出状態となり、閉鎖体21がロック装置35にて施錠されたロック状態になる。この閉鎖体21のロック状態時に、全閉状態にある閉鎖体21が開口方向Oに押し上げられ、進出状態にあるストッパ体45が施錠用係合部26にて押圧された場合、ストッパ体45の先端がガイド阻止板部51の作用対向面部54に圧接して係止され、作用対向面部54にてストッパ体45の回動が阻止される。そして、このストッパ体45と作用対向面部54との圧接状態では、ストッパ体45は装置本体部41とガイド阻止板部51とで両持ち梁の構造として支持されており、所定の強度が確保されているため、ストッパ体45による施錠用係合部26の移動規制状態は解除されない。
【0077】
また、閉鎖体21の所定の障害物検出動作(ステップ7、11)について図7に基づいて説明すると、閉鎖体21は、予め設定された所定時間だけ停止してから(ステップ18)、開動作である上昇動作を開始し(ステップ19)、被閉鎖部12に沿って開口方向Oに上昇する。
【0078】
この閉鎖体21の上昇時に、閉操作部67が操作された場合(ステップ20)、閉鎖体21は閉動作である下降動作を行う(ステップ21)。また、閉鎖体21の上昇時に、停止操作部68が操作された場合(ステップ22)、閉鎖体21は停止する(ステップ23)。
【0079】
閉鎖体21の上昇動作が進み、閉鎖体21の下端部の幅木23の当接板部25がシャッタボックス18の下面部等に当接すると、負荷感知手段75が上昇中の閉鎖体21への負荷感知により閉鎖体21が上限位置に達したことを検出する(ステップ24)。この負荷感知手段75の検知信号に基づいて、制御部71は、閉鎖体制御手段74で駆動モータ30を制御し、閉鎖体21が上限位置で停止し(ステップ25)、被閉鎖部12が全開状態となる。
【0080】
一方、被閉鎖部12の全閉状態時に、操作手段65の開操作部66を操作すると、ロック装置35が、制御部71からの制御出力に基づいてロック解除状態になる。すなわち、ロック装置35のストッパ体45が所定方向に回動して進出状態から後退状態となり、ストッパ体45全体が施錠用係合部26の移動位置から退いて装置本体部41内に入り込む。次いで、制御部71からの制御出力に基づいて駆動モータ30から駆動力が出力され、閉鎖体21が開動作を開始して、閉鎖体21が所定の全閉停止位置から被閉鎖部12に沿って開口方向Oに上昇する。この上昇途中で、閉鎖体21の幅木23の施錠用係合部26は、ロック装置35のストッパ体45にて移動規制されることがなく、閉操作部67または停止操作部68が操作されない限り、上昇し続ける。そして、閉鎖体21が上限位置に達すると、モータ65の駆動力の出力が禁止され、閉鎖体21が所定の全開停止位置である上限位置で停止する。
【0081】
そして、上記第2の実施の形態のシャッタ装置11aでも、上述の第1の実施の形態のシャッタ装置11と同様、制御部71aにて第1センサ81および第2センサ82を有する検知部76aの検知に基づいて閉鎖体21の動作異常を認識できるので、例えば被閉鎖部12内に進入した障害物Aを確実に検出でき、閉鎖体21の動作異常にすばやくかつ適切に対応できる等の作用効果を奏する。
【0082】
また、このシャッタ装置11aでは、第1センサ81および第2センサ82を閉鎖体21の移動方向と交差する方向である左右水平方向に沿って所定間隔を介して並置したので、障害物Aの存在により下端が傾き下枠15との間に間隙が形成された状態で閉鎖体21が停止してしまうこと等を防止できる。さらに、制御部71aは第1センサ81および第2センサ82の各々からの検知信号に基づいて閉鎖体21が左右のロック装置35で確実に施錠されたことを認識できる。
【0083】
なお、上記第1の実施の形態においては、検知部76は、互いに高さ位置の異なる2つの第1センサ61および第2センサ62を有する構成として説明したが、高さ位置の異なる3つ以上の閉鎖体検知手段を有する構成でもよく、例えば図8に示すように、第1センサ61および第2センサ62に加えて、ストッパ体45が存在している存在位置と同位置つまりストッパ体45と同じ高さ位置に位置する閉鎖体検知手段としてのストッパ連動センサ63を有する構成でもよい。このストッパ連動センサ63は、ストッパ体45を介して閉鎖体21を検知するもので、例えばロック装置35の装置本体部41内に埋設されている。そして、制御部71は、例えば第1センサ61、ストッパ連動センサ63および第2センサ62の全部からの検知信号を受信した場合等に閉鎖体21が所定の下限位置で停止するように駆動モータ30を制御する。
【0084】
また、上記第1の実施の形態のシャッタ装置11等では、制御部71はタイマ手段73および閉鎖体制御手段74を有する構成として説明したが、例えば図9に示す閉鎖装置としてのシャッタ装置11bのように、制御部71は、タイマ手段73および閉鎖体制御手段74の代わりに、距離計測手段73aおよび閉鎖体制御手段74aを有する構成でもよい。
【0085】
この距離計測手段73aは、例えば、一の閉鎖体検知手段としての第1センサ61が閉鎖体21を検知したときからの閉鎖体21の移動距離を計測する。すなわち、距離計測手段73aは、例えばロータリーエンコーダ或いはホールIC、カウンタ等にて構成され、巻体20や閉鎖体駆動手段としての駆動モータ30の出力軸等の回転数や回転角に基づいて閉鎖体21の理論上の移動距離を計測する。なお、距離計測手段73aは、閉鎖体21自体の動きに基づいて閉鎖体21の移動距離を直接計測するものでもよい。
【0086】
また、閉鎖体制御手段74aは、第1センサ61より閉鎖体の移動方向下流に位置する他の閉鎖体検知手段としての第2センサ62が閉鎖体21を検知することなく、距離計測手段73aで計測される移動距離が予め設定された所定距離になったときに、閉鎖体21が所定の異常検出動作を行うように駆動モータ30を制御する。
【0087】
そして、この図9に示すシャッタ装置11bでも、上述の第1の実施の形態のシャッタ装置11等と同様、制御部71にて第1センサ61および第2センサ62を有する検知部76の検知に基づいて閉鎖体21の動作正常、動作異常等の動作状態を適切に認識でき、例えば被閉鎖部12内に進入した障害物Aを確実に検出でき、障害物があるとき等の閉鎖体21の動作異常等にすばやくかつ適切に対応できる等の作用効果を奏し得る。
【0088】
さらに、上記第1の実施の形態のシャッタ装置11等は、第1センサ61および第2センサ62をシャッタ装置11cの左右のいずれか一方側における高さの異なる位置にそれぞれ配置した構成として説明したが、例えば、図10に示す閉鎖装置としてのシャッタ装置11cのように、第1センサ61および第2センサ62をシャッタ装置11cの左右両側における高さの異なる位置にそれぞれ配置した構成、すなわち、シャッタ装置11cの左右両側における閉鎖体21の移動方向に関する所定の移動開始位置からの距離が異なる位置にそれぞれ配置した構成でもよい。
【0089】
そして、この図10に示すシャッタ装置11cでも、上述の第1の実施の形態のシャッタ装置11等と同様、制御部71にて第1センサ61および第2センサ62を有する検知部76の検知に基づいて閉鎖体21の動作正常、動作異常等の動作状態を適切に認識でき、例えば被閉鎖部12内に進入した障害物Aを確実に検出でき、障害物があるとき等の閉鎖体21の動作異常等にすばやくかつ適切に対応できる等の作用効果を奏し得る。
【0090】
また、例えば図11に示す閉鎖装置としてのシャッタ装置11dのように、閉鎖体21の移動方向に関する所定の移動開始位置からの距離が異なる位置にそれぞれ配置された互いに高さ位置の異なる3つの閉鎖体検知手段としての第1センサ61a、第2センサ62aおよび第3センサ63aを有し、これら3つの第1センサ61a、第2センサ62aおよび第3センサ63aをシャッタ装置11dの左右両側に交互に配置した構成としてもよい。すなわち、この図11の閉鎖装置としてのシャッタ装置11dでは、高さの高い第1センサ61aと、高さの低い第3センサ63aとがシャッタ装置11dの一方側である正面からみて左側に配置され、中間の高さの第2センサ62aがシャッタ装置11dの他方側である正面からみて右側に配置されている。
【0091】
この構成では、制御部71のタイマ手段73は、第1センサ61aが下降中の閉鎖体21を検知したときからの経過時間を計時するとともに、第2センサ62aが下降中の閉鎖体21を検知したときからの経過時間を計時する。
【0092】
また、制御部71の閉鎖体制御手段74は、第2センサ62aが閉鎖体21を検知することなく、タイマ手段73にて計時される第1センサ61aの検知時からの経過時間が予め設定された所定時間になったときに、閉鎖体21が所定の異常検出動作である所定の障害物検出動作を行うように駆動モータ30を制御する。また、この閉鎖体制御手段74は、第3センサ63が閉鎖体21を検知することなく、タイマ手段73にて計時される第2センサ62aの検知時からの経過時間が予め設定された所定時間になったときに、閉鎖体21が所定の異常検出動作である所定の障害物検出動作を行うように駆動モータ30を制御する。
【0093】
そして、この図11に示すシャッタ装置11dでも、上述の第1の実施の形態のシャッタ装置11等と同様、制御部71にて第1センサ61a、第2センサ62aおよび第3センサ63aを有する検知部76の検知に基づいて閉鎖体21の動作正常、動作異常等の動作状態を適切に認識でき、例えば被閉鎖部12内に進入した障害物Aを確実に検出でき、障害物があるとき等の閉鎖体21の動作異常等にすばやくかつ適切に対応できる等の作用効果を奏し得る。
【0094】
また一方、例えば図12の閉鎖装置としてのシャッタ装置11eでもよい。
【0095】
このシャッタ装置11eの検知部76bは、閉鎖体21の移動方向に関する所定の移動開始位置からの距離が異なる位置および同じ位置の両方の位置にそれぞれ配置された3つの閉鎖体検知手段としての第1センサ91、第2センサ92および第3センサ93を有している。
【0096】
互いに高さ位置の異なる第1センサ91および第2センサ92は、シャッタ装置11eの一方側である正面からみて左側にそれぞれ配置され、閉鎖体21の移動方向に関する所定の移動開始位置からの距離が異なる位置に位置している。また、互いに高さ位置の同じ第2センサ92および第3センサ93は、シャッタ装置11eの左右両側にそれぞれ配置され、閉鎖体21の移動方向に関する所定の移動開始位置からの距離が同じ位置に位置している。
【0097】
また、この図12のシャッタ装置11eの制御部71bは、一の閉鎖体検知手段としての第1センサ91が閉鎖体21を検知したときからの経過時間を計時する第1のタイマ手段94を有するとともに、第1センサ91より閉鎖体21の移動方向下流に位置する他の閉鎖体検知手段、例えば第2センサ92および第3センサ93の少なくとも一方或いはいずれか一方が閉鎖体21を検知することなく、第1のタイマ手段94にて計時される経過時間が予め設定された所定時間になったときに、閉鎖体21が所定の異常検出動作を行うように駆動モータ30を制御する第1の閉鎖体制御手段95を有している。
【0098】
さらに、制御部71bは、閉鎖体21を略同時に検知すべき複数の閉鎖体検知手段としての第2センサ92および第3センサ93のいずれか一方のみが閉鎖体21を検知したときからの経過時間を計時する第2のタイマ手段96を有するとともに、他方の第2センサ92または第3センサ93が閉鎖体21を検知することなく、第2のタイマ手段96にて計時される経過時間が予め設定された所定時間になったときに、閉鎖体21が所定の異常検出動作を行うように制御する第2の閉鎖体制御手段97を有している。
【0099】
そして、この図12に示すシャッタ装置11eでは、上述の第1の実施の形態のシャッタ装置11等と同様の作用効果を奏することができるとともに、上述の第2の実施の形態のシャッタ装置11a等と同様の作用効果をも奏することができ、よって、閉鎖体21の動作異常に対してより一層確実に対応できる。
【0100】
また、上記シャッタ装置11eでは、制御部71bは、第1のタイマ手段94、第1の閉鎖体制御手段95、第2のタイマ手段96および第2の閉鎖体制御手段97を有する構成として説明したが、例えば図13に示す閉鎖装置としてのシャッタ装置11fのように、制御部71bは、第1のタイマ手段94、第1の閉鎖体制御手段95、第2のタイマ手段96および第2の閉鎖体制御手段97の代わりに、距離計測手段94a、第1の閉鎖体制御手段95a、タイマ手段96aおよび第2の閉鎖体制御手段97aを有する構成でもよい。
【0101】
この距離計測手段94aは、例えば、一の閉鎖体検知手段としての第1センサ91が閉鎖体21を検知したときからの閉鎖体21の移動距離を計測する。すなわち、距離計測手段94aは、図9の距離計測手段73aと同様、例えばロータリーエンコーダ或いはホールIC、カウンタ等にて構成され、巻体20や閉鎖体駆動手段としての駆動モータ30の出力軸等の回転数や回転角に基づいて閉鎖体21の理論上の移動距離を計測する。
【0102】
また、第1の閉鎖体制御手段95aは、第1センサ91より閉鎖体21の移動方向下流に位置する他の閉鎖体検知手段、例えば第2センサ92および第3センサ93の少なくとも一方或いはいずれか一方が閉鎖体21を検知することなく、距離計測手段94aにて計測される移動距離が予め設定された所定距離になったときに、閉鎖体21が所定の異常検出動作を行うように駆動モータ30を制御する。
【0103】
さらに、タイマ手段96aは、閉鎖体21を略同時に検知すべき複数の閉鎖体検知手段としての第2センサ92および第3センサ93のいずれか一方のみが閉鎖体21を検知したときからの経過時間を計時する。また、第2の閉鎖体制御手段97aは、他方の第2センサ92または第3センサ93が閉鎖体21を検知することなく、タイマ手段96aにて計時される経過時間が予め設定された所定時間になったときに、閉鎖体21が所定の異常検出動作を行うように駆動モータ30を制御する。そして、この図13に示す閉鎖装置11fでも、上述のシャッタ装置11e等と同様の作用効果を奏し得る。
【0104】
また一方、上記第2の実施の形態等においては、検知部76aは、閉鎖体21の移動方向と直交する方向に並置された複数の閉鎖体検知手段としての2つの第1センサ81および第2センサ82を有する構成、或いは、検知部76bは、閉鎖体21の移動方向と直交する方向に並置された2つの第2センサ92および第3センサ93を有する構成等として説明したが、閉鎖体検知手段を閉鎖体21の移動方向と直交する方向に所定間隔を介して3つ以上並置した構成でもよく、例えば図示しないが、下枠15の長手方向の両端部および中央部に3つの閉鎖体検知手段を並置した構成でもよい。さらに、複数の閉鎖体検知手段を閉鎖体21の移動方向と直交する方向に所定間隔を介して並置しかつ複数の閉鎖体検知手段を閉鎖体21の移動方向に所定間隔を介して並置した構成でもよい。
【0105】
さらに、上記第2の実施の形態の閉鎖装置11a等では、制御部71aは、第1センサ81からの検知信号を受信してタイマ手段73をスタートさせてから、所定時間内に第2センサ81からの検知信号を個別に受信すると、閉鎖体21を所定の停止位置である下限位置に停止させるとして説明したが、例えば、タイマ手段73のスタート後、所定時間内に第1センサ81および第2センサ82の各々からの検知信号を一斉または略一斉に受信した場合のみ閉鎖体21を所定の停止位置である下限位置に停止させるようにしてもよい。制御部71aは、第1センサ81および第2センサ82の各々からの検知信号を一斉または略一斉に受信した場合は、タイマ手段73による計時を行わず所定の停止位置である下限位置と認識してそのまま閉鎖体21を停止させるようにしてもよい。なお、閉鎖装置11e等における制御部71bについても同様の構成としてもよい。
【0106】
また、上記いずれの実施の形態でも、閉鎖体21の上限検出は、負荷感知手段75で行うとして説明したが、負荷感知手段75とは別構成の上限検出用のセンサ等で検出してもよい。
【0107】
さらに、いずれの実施の形態においても、制御部71,71a,71b等は、複数の閉鎖体検知手段の各々から検知信号を受信した場合に、受信のタイミングのずれが予め設定された所定の許容時間内か否かを判断し、許容時間外であれば閉鎖体21が所定の異常検出動作を行うように制御する構成としてもよい。
【0108】
また、上記いずれの実施の形態においても、図示しないが、シャッタ装置11,11a,11b,11c,11d,11e,11fの前後水平方向に直線上に往復移動可能な棒状のストッパ手段としてのストッパ体を備えた構成でもよく、ストッパ体は棒状には限定されず、矩形板形状、円柱形状、杆状等でもよい。
【0109】
さらに、上記いずれの実施の形態においても、閉鎖装置は、シャッタ装置11,11a,11b,11c,11d,11e,11fであるとして説明したが、例えば、引戸等のドア装置、ブラインド装置、スライディングウォール装置、スクリーン装置、防煙垂れ幕装置、オーニング装置等でもよい。
【0110】
また、上記いずれの実施の形態においても、閉鎖体21は、被閉鎖部12に沿って上下方向に移動可能な構成として説明したが、例えば、左右方向に移動可能な構成、床面等に沿って水平方向に移動可能な構成、床面等に対して傾斜した傾斜方向に移動可能な構成、或いは、これらの複合した方向に移動可能な構成でもよい。
【0111】
さらに、上記いずれの実施の形態においても、閉鎖体21は、多数のスラット22を互いに連結したものとして説明したが、例えば、スラット、パネル、パイプおよびシート片のいずれかにて連結して形成したり、或いはこれらスラット、パネル、パイプおよびシート片の少なくともいずれかを適宜に複合連結して形成したものでもよく、さらには、1枚のネット状部材にて形成したものでもよく、1枚のシート部材にて形成したものでもよく、複数枚のシート部材の側縁部を互いに連接したものでもよく、単なる板状のもの等でもよく、これらで一つの閉鎖体を構成するようにしてもよい。
【0112】
また、上記いずれの実施の形態においても、閉鎖体21は、駆動モータ30からの駆動力で電動下降する構成として説明したが、閉鎖体21自体の重力にて自重下降する構成でもよい。
【0113】
さらに、上記いずれの実施の形態においても、閉鎖体21の当接体としての幅木23は、全閉鎖状態時に下枠15に当接するとして説明したが、例えば、下枠15を設けず、幅木23を床面6等の躯体側に直接当接させる構成でもよい。
【0114】
さらに、上記いずれの実施の形態でも、開口方向移動規制手段50は閉鎖体21側のストッパ体45、ガイドレール13側の施錠用係合部26等にて構成されているとして説明したが、例えば、開口方向移動規制手段50は閉鎖体21側に設けた部材のみで構成してもよく、或いは、ガイドレール13側等の閉鎖体21以外に設けた部材のみで構成してもよい。
【0115】
また、上記いずれの実施の形態でも、ガイド阻止板部51,51aは、ロック装置35,35aの装置本体部41に、連結部52を介して一体に形成した構成、すなわち、ガイド阻止板部51,51aと装置本体部41とは一体の構成であるとして説明したが、例えば、図示しないが、ガイド阻止板部51,51aと装置本体部41とをそれぞれ別個の部材を用いて別体の構成としてもよい。
【0116】
さらに、閉鎖体21の収納方式は、上記実施の形態では巻取式であると説明したが、例えば、折り畳み式、送り込み式、分離重合式等の任意のものとできる。
【0117】
また、閉鎖体21を移動可能なフリー状態から移動不可能なロック状態にするストッパ手段については、例えば、ラッチ、フック、杆等を有する構成とすることもできる。
【0118】
さらに、開口方向移動規制手段50は、閉鎖装置を閉鎖するのみの用途とする場合等には、閉鎖体21の開口方向Oへの移動規制を解除する解除手段の機能を有しない構成でもよい。
【0119】
また、開閉機コントローラ等の制御部71,71a,71bは、シャッタボックス18内に設けてもよく、ガイドレール13内やロック装置35内等に独立或いは連動して設けてもよい。
【0120】
さらに、上記いずれの実施の形態においても、開口方向移動規制手段50は、施錠用として説明したが、この施錠用には限定されず、例えば、閉鎖体21が風圧等の外力(不可抗力)等を受けた際に開口方向へ移動して被閉鎖部2を開口してしまうことを防止、規制する開口方向移動規制用としてもよい。
【0121】
また、閉鎖体21が開口方向移動規制状態となるのは、上記実施の形態のとおり閉鎖移動する閉鎖体21が全閉停止位置に到達した状態のときでもよいが、それに限らず、閉鎖体21が開口方向移動規制状態となるのは、閉鎖移動する閉鎖体21が、全開停止位置から全閉停止位置までの移動途中位置における予め設定された任意の位置に到達した状態のときでもよい。
【0122】
また、閉鎖体21は、被閉鎖部12に沿って被閉鎖部12を開口する開口方向Oおよび被閉鎖部12を閉鎖する閉鎖方向Cに移動可能な構成には限定されず、例えば、被閉鎖部12に沿って被閉鎖部12を開口する開口方向Oにのみ移動可能な構成や、被閉鎖部12に沿って被閉鎖部12を閉鎖する閉鎖方向Cにのみ移動可能な構成でもよい。
【0123】
さらに、上記いずれの実施の形態においても、閉鎖体検知手段61,62等は、閉鎖体21の移動方向に関する移動開始位置である例えば所定の全開停止位置からの距離が異なる位置や同じ位置に配置した構成として説明したが、例えば、閉鎖体21が被閉鎖部12を開口する開口方向Oにのみ移動可能な構成等である場合は、移動開始位置としての所定の全閉停止位置からの距離が異なる位置や同じ位置に配置した構成とする。移動開始位置は、所定の移動開始位置である所定の全閉停止位置、所定の全開停止位置等のほか、これら所定の全閉停止位置および所定の全開停止位置間の任意の途中停止位置でもよい。また、閉鎖体21が被閉鎖部12を開口する開口方向Oおよび閉鎖する閉鎖方向Cの両方向に移動可能な構成である場合、例えば、複数の閉鎖体検知手段の中で予め開口方向Oに移動する場合の閉鎖体21を検知するものと閉鎖方向Cに移動する場合の閉鎖体21を検知するものとに役割を分担し振り分け設定されていてもよく、閉鎖体検知手段の各々が閉鎖体21を検知した場合に閉鎖体21の移動方向に伴ってその検知を有効或いは無効とするように制御部にて設定されていてもよい。
【0124】
なお、閉鎖体21の移動方向下流の位置とは、閉鎖体21が被閉鎖部12を閉鎖する場合は閉鎖移動方向の下流、つまり例えば閉鎖体21の移動開始位置としての閉鎖移動開始位置を基点にしたより閉鎖する方向側の位置を意味し、閉鎖体21が被閉鎖部12を開口する場合は開口移動方向の下流、つまり例えば閉鎖体21の移動開始位置としての開口移動開始位置を基点にしたより開口する方向側の位置を意味する。
【0125】
また、図8のロック装置35を備えた閉鎖装置11や図11の閉鎖装置11d等のように、閉鎖体21の移動方向に関する移動開始位置からの距離が異なる位置にそれぞれ配置された3つ以上の閉鎖体検知手段を有する構成では、タイマ手段73等は、閉鎖体21の移動開始位置からみて移動方向の直近(最上流)に位置する閉鎖体検知手段が閉鎖体21を検知したときから最下流に位置する閉鎖体検知手段が閉鎖体を検知するまでを継続して計時するもの(最上流から最下流までの間を継続して計時するもの)でもよく、閉鎖体検知手段各々が検知する毎に単発に計時するもの(閉鎖体検知手段各々の間をそれぞれ単発に計時するもの)でもよく、これらの両方を計時するものでもよく、これらのタイマ手段等に応じて予め設定される所定時間を決定するようにするとよい。
【0126】
なお、図11の閉鎖装置11d等の距離計測手段73a等についても、同様で、距離計測手段73a等は、閉鎖体21の移動開始位置からみて移動方向の直近(最上流)に位置する閉鎖体検知手段が閉鎖体21を検知したときから最下流に位置する閉鎖体検知手段が閉鎖体を検知するまでを継続して計測するもの(最上流から最下流までの間を継続して計測するもの)でもよく、閉鎖体検知手段各々が検知する毎に単発に計測するもの(閉鎖体検知手段各々の間をそれぞれ単発に計測するもの)でもよく、これらの両方を計測するものでもよく、これらの距離計測手段等に応じて予め設定される所定距離を決定するようにするとよい。
【0127】
また、図5の閉鎖装置11a等における閉鎖体制御手段74等は、閉鎖体の移動方向に関する所定の移動開始位置からの距離が同じ位置にそれぞれ配置された複数の閉鎖体検知手段の中で、一の閉鎖体検知手段以外の他の閉鎖体検知手段の何れかでも検知しなかった場合は閉鎖体が所定の異常検出動作を行うように制御することが好ましい。
【0128】
さらに、いずれの実施の形態でも、複数の閉鎖体検知手段61,61a,81,62,62a,82,63,63a,91,92,93は、ガイドレール13側に配置されていてもよく、閉鎖体21側に配置されていてもよく、ガイドレール13側および閉鎖体21側の両方に配置されていてもよい。
【0129】
また、複数の閉鎖体検知手段61,61a,81,62,62a,82,63,63a,91,92,93は、すべて同種のセンサでもよく、すべて異種のセンサでもよく、3つ以上の場合では同種のセンサ或いは異種のセンサが混在していてもよい。
【0130】
さらに、複数の閉鎖体検知手段61,61a,81,62,62a,82,63,63a,91,92,93以外に、ガイドレール13や閉鎖体21自体等に、別途障害物感知手段を設けてもよい。
【0131】
また、複数の閉鎖体検知手段61,61a,81,62,62a,82,63,63a,91,92,93の中のいずれかに閉鎖体の移動限度を検出する移動限度検出手段を併用させてもよい。この場合、閉鎖体の所定の停止位置の近傍、例えば、所定の全閉停止位置或いは予め全閉と設定された所定の停止位置の近傍や、所定の全開停止位置或いは予め全開と設定された所定の停止位置の近傍に配置された閉鎖体検知手段に移動限度検出手段を併用させることが好ましい。なお、閉鎖体検知手段とは別途の構成として、移動限度検出手段を設けてもよい。
【0132】
さらに、複数の閉鎖体検知手段61,61a,81,62,62a,82,63,63a,91,92,93は、閉鎖体21の移動方向に関する移動開始位置である所定の移動開始位置からの距離が異なる位置のみの配置、閉鎖体21の移動方向に関する所定の移動開始位置からの距離が同じ位置のみの配置、閉鎖体21の移動方向に関する所定の移動開始位置からの距離が異なる位置および同じ位置を組み合わせた配置等、任意に配置されるが、閉鎖体21の所定の停止位置、例えば、所定の全閉停止位置或いは予め全閉と設定された所定の停止位置および/または所定の全開停止位置或いは予め全開と設定された所定の停止位置等の近傍に複数の閉鎖体検知手段の全部または大部分が配置されることが好ましい。
【0133】
【発明の効果】
求項記載の発明によれば、制御部にて検知部の閉鎖体検知手段で検知した状態に基づいて閉鎖体の動作状態を認識できるので、動作異常時に適切に対応でき、また、閉鎖体検知手段が閉鎖体を検知したときからの経過時間を計時するタイマ手段を利用することにより、制御部で閉鎖体の動作状態を適切に認識でき、動作異常時により一層適切に対応できる。
【0134】
請求項記載の発明によれば、制御部にて検知部の閉鎖体検知手段で検知した状態に基づいて閉鎖体の動作状態を認識できるので、動作異常時に適切に対応でき、また、閉鎖体検知手段が閉鎖体を検知したときからの移動距離を計測する距離計測手段を利用することにより、制御部で閉鎖体の動作状態を適切に認識でき、動作異常時により一層適切に対応できる。
【0135】
求項記載の発明によれば、制御部にて検知部の閉鎖体検知手段で検知した状態に基づいて閉鎖体の動作状態を認識できるので、動作異常時に適切に対応でき、また、閉鎖体検知手段が閉鎖体を検知したときからの経過時間を計時するタイマ手段を利用することにより、制御部で閉鎖体の動作状態を適切に認識でき、動作異常時により一層適切に対応できる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の閉鎖装置の第1の実施の形態を示す正面図である。
【図2】 同上閉鎖装置のロック装置を示す斜視図である。
【図3】 同上閉鎖装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】 同上閉鎖装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】 本発明の閉鎖装置の第2の実施の形態を示す正面図である。
【図6】 同上閉鎖装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】 同上閉鎖装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】 同上閉鎖装置のロック装置の変形例を示す斜視図である。
【図9】 本発明の閉鎖装置の他の実施の形態を示す正面図である。
【図10】 本発明の閉鎖装置のさらに他の実施の形態を示す正面図である。
【図11】 本発明の閉鎖装置のさらに他の実施の形態を示す正面図である。
【図12】 本発明の閉鎖装置のさらに他の実施の形態を示す正面図である。
【図13】 本発明の閉鎖装置のさらに他の実施の形態を示す正面図である。
【符号の説明】
11,11a,11b,11c,11d,11e,11f 閉鎖装置としてのシャッタ装置
12 被閉鎖部
13 ガイドレール
21 閉鎖体
26 施錠用係合部
25 ロック装置
41 装置本体部
45 ストッパ体
61,61a,81 閉鎖体検知手段としての第1センサ
62,62a,82 閉鎖体検知手段としての第2センサ
63 閉鎖体検知手段としてのストッパ連動センサ
63a 閉鎖体検知手段としての第3センサ
71,71a,71b 制御部
73 タイマ手段
73a 距離計測手段
74,74a 閉鎖体制御手段
76,76a,76b 検知部
91 閉鎖体検知手段としての第1センサ
92 閉鎖体検知手段としての第2センサ
93 閉鎖体検知手段としての第3センサ
94,94a 第1のタイマ手段、距離計測手段
95,95a 第1の閉鎖体制御手段
96,96a 第2のタイマ手段、タイマ手段
97,97a 第2の閉鎖体制御手段

Claims (6)

  1. 被閉鎖部を開口する開口方向および前記被閉鎖部を閉鎖する閉鎖方向に移動可能で、閉鎖方向先端部に施錠用係合部を有し、前記被閉鎖部を閉鎖する際に移動開始位置から閉鎖方向に移動する閉鎖体と、
    この閉鎖体を検知する少なくとも一の閉鎖体検知手段および他の閉鎖体検知手段を有する検知部と、
    この検知部の前記閉鎖体検知手段で検知した状態に基づいて前記閉鎖体の動作状態を認識する制御部と、
    前記施錠用係合部との係合により前記閉鎖体の開口方向への移動を規制するストッパ体とを備え、
    前記一の閉鎖体検知手段および前記他の閉鎖体検知手段の各々は、前記移動開始位置からの距離が異なる位置にそれぞれ配置され、
    前記ストッパ体は、前記一の閉鎖体検知手段および前記他の閉鎖体検知手段間に配置され、
    前記制御部は、
    前記施錠用係合部が前記一の閉鎖体検知手段との対向位置を通過したことによってこの一の閉鎖体検知手段が前記閉鎖体を検知したときからの経過時間を計時するタイマ手段と、
    前記一の閉鎖体検知手段より閉鎖方向下流に位置する前記他の閉鎖体検知手段が前記閉鎖体を検知することなく、前記経過時間が予め設定された所定時間になったときに、前記閉鎖体が所定の異常検出動作を行うように制御するとともに、前記経過時間が予め設定された所定時間になる前に、前記施錠用係合部が前記他の閉鎖体検知手段との対向位置に到達したことによってこの他の閉鎖体検知手段が前記閉鎖体を検知したときに、前記閉鎖体が停止するように制御する閉鎖体制御手段とを有する
    ことを特徴とする閉鎖装置。
  2. 被閉鎖部を開口する開口方向および前記被閉鎖部を閉鎖する閉鎖方向に移動可能で、閉鎖方向先端部に施錠用係合部を有し、前記被閉鎖部を閉鎖する際に移動開始位置から閉鎖方向に移動する閉鎖体と、
    この閉鎖体を検知する少なくとも一の閉鎖体検知手段および他の閉鎖体検知手段を有する検知部と、
    この検知部の前記閉鎖体検知手段で検知した状態に基づいて前記閉鎖体の動作状態を認識する制御部と、
    前記施錠用係合部との係合により前記閉鎖体の開口方向への移動を規制するストッパ体とを備え、
    前記一の閉鎖体検知手段および前記他の閉鎖体検知手段の各々は、前記移動開始位置からの距離が異なる位置にそれぞれ配置され、
    前記ストッパ体は、前記一の閉鎖体検知手段および前記他の閉鎖体検知手段間に配置され、
    前記制御部は、
    前記施錠用係合部が前記一の閉鎖体検知手段との対向位置を通過したことによってこの一の閉鎖体検知手段が前記閉鎖体を検知したときからの移動距離を計測する距離計測手段と、
    前記一の閉鎖体検知手段より閉鎖方向下流に位置する前記他の閉鎖体検知手段が前記閉鎖体を検知することなく、前記移動距離が予め設定された所定距離になったときに、前記閉鎖体が所定の異常検出動作を行うように制御するとともに、前記移動距離が予め設定された所定距離になる前に、前記施錠用係合部が前記他の閉鎖体検知手段との対向位置に到達したことによってこの他の閉鎖体検知手段が前記閉鎖体を検知したときに、前記閉鎖体が停止するように制御する閉鎖体制御手段とを有する
    ことを特徴とする閉鎖装置。
  3. 被閉鎖部を開口する開口方向および前記被閉鎖部を閉鎖する閉鎖方向に移動可能で、閉鎖方向先端部の両側に施錠用係合部を有し、前記被閉鎖部を閉鎖する際に移動開始位置から閉鎖方向に移動する閉鎖体と、
    この閉鎖体を検知する少なくとも一の閉鎖体検知手段および他の閉鎖体検知手段を有する検知部と、
    この検知部の前記閉鎖体検知手段で検知した状態に基づいて前記閉鎖体の動作状態を認識する制御部と、
    前記施錠用係合部との係合により前記閉鎖体の開口方向への移動を規制する両側のストッパ体とを備え、
    前記一の閉鎖体検知手段および前記他の閉鎖体検知手段の各々は、前記移動開始位置からの距離が同じ位置にそれぞれ配置され、
    前記両側のストッパ体のうちの一方側のストッパ体は、前記一の閉鎖体検知手段より開口方向下流に配置され、
    前記両側のストッパ体のうちの他方側のストッパ体は、前記他の閉鎖体検知手段より開口方向下流に配置され、
    前記制御部は、
    前記施錠用係合部が前記一の閉鎖体検知手段および前記他の閉鎖体検知手段のいずれか一方との対向位置に到達したことによってこのいずれか一方が前記閉鎖体を検知したときからの経過時間を計時するタイマ手段と、
    前記一の閉鎖体検知手段および前記他の閉鎖体検知手段のいずれか他方が前記閉鎖体を検知することなく、前記経過時間が予め設定された所定時間になったときに、前記閉鎖体が所定の異常検出動作を行うように制御する閉鎖体制御手段とを有する
    ことを特徴とする閉鎖装置。
  4. 閉鎖体を案内するガイドレールと、
    このガイドレールの閉鎖方向先端部内に収容されたロック装置とを備え、
    前記ロック装置は、装置本体部およびこの装置本体部に設けられたストッパ体を有し、
    一の閉鎖体検知手段は、前記装置本体部に前記ストッパ体より開口方向下流に位置するように設けられ、
    他の閉鎖体検知手段は、前記装置本体部に前記ストッパ体より閉鎖方向下流に位置するように設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の閉鎖装置。
  5. 他の閉鎖体検知手段は、閉鎖体の閉鎖限度の検出機能を兼ねるものである
    ことを特徴とする請求項4記載の閉鎖装置。
  6. ストッパ体が存在している存在位置と同位置に配置され、前記ストッパ体を介して閉鎖体を検知する閉鎖体検知手段を備え、
    制御部は、一の閉鎖体検知手段、前記閉鎖体検知手段および他の閉鎖体検知手段の全部からの検知信号を受信した場合に前記閉鎖体が閉鎖限度で停止するように制御する
    ことを特徴とする請求項5記載の閉鎖装置。
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