JP4341168B2 - ボールペン用水性インキ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水を主とした水性媒体中に、顔料や染料などの着色剤、剪断減粘性物質を配合したインキであって、筆記媒体としてボールを回転自在に備えるボールペンに使用されるボールペン用水性インキに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ボールペン用のインキとして、数千mPa・s以上の高粘度の油性インキを使用しているものと、数mPa・sの低粘度の水性インキを使用したものとが知られている。
上記油性インキは、高粘度であるが故に、流動性が低く、筆跡にボテや線割れが発生しやすいという欠点を有している。これに対して、上記の水性インキは、低粘度であるため流動性が高く、筆跡にボテや線割れを発生しにくいが、その代わりに、ペン先からのインキ洩れの防止や吐出量制御のために繊維収束体などの毛細管力を利用したインキ吸蔵・接続部材が必要であり、部品点数も増え、構造上複雑になるという欠点を有している。
近年、前述の水性インキの欠点を改良しようとして中間粘度領域(数百mPa・s〜数千mPa・s)の水性インキを用いるボールペンが開発されている。このインキは1000mPa・sを超えるような比較的高い粘度領域のインキを上述の油性インキの如くインキ収容管に充填した場合はペン先を下向きにして放置してもインキがペン先から自然には漏出しにくくなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述の中間粘度領域の水性インキであっても、1000mPa・s以下の比較的低めの粘度のインキをインキ収容管に直接充填するとインキ漏れを発生し易いものである。また、このインキは筆記時にはボールの回転による高剪断力で粘度がかなり低下する性質を有しているのでボテが生じ難くなっているが、粘度が1000mPa・sを超えるインキを使用すると剪断力により粘度低下してもボテや線割れを起こさない程には粘度が下がらず、ボテを発生し易い欠点が残っている。
本発明の目的は、筆記具の構造上特別なインキ保持手段やインキ導出手段を必要とせずに、安価に製造でき、インキ残量が容易に確認出来る構造であるインキ収容管にインキを直接収容する構造に充填して、筆記時のボテや、インキ漏れのない水性ボールペン用インキを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明は、少なくとも着色剤と、剪断減粘性物質としてのキサンタンガムと、インキ中で微粒子状であるアニオン系ポリマー複合ベントナイトと、水とからなり、インキに剪断力を加えて粘度を測定し、剪断応力が100mPaから200mPaの間の粘度と剪断応力との相関係数を算出した時に傾きが0以上であることを特徴とするボールペン用水性インキを要旨とするものである。
【0005】
【発明の実施形態】
以下、詳細に説明する。
本発明に使用する着色剤は、従来の水性インキに用いられる染料及び顔料が使用可能であり、染料では酸性染料、直接染料、塩基性染料等のいずれも用いることができる。その一例を挙げれば、ジャパノールファストブラックDコンク(C.I.ダイレクトブラック17)、ウォーターブラック100L(同19)、ウォーターブラックL−200(同19)、ダイレクトファストブラックB(同22)、ダイレクトファストブラックAB(同32)、ダイレクトディープブラックEX(同38)、ダイレクトファストブラックコンク(同51)、カヤラススプラグレイVGN(同71)、カヤラスダイレクトブリリアントエローG(C.I.ダイレクトエロー4)、ダイレクトファストエロー5GL(同26)、アイゼンプリムラエローGCLH(同44)、ダイレクトファストエローR(同50)、アイゼンダイレクトファストレッドFH(C.I.ダイレクトレッド1)、ニッポンファストスカーレットGSX(同4)、ダイレクトファストスカーレット4BS(同23)、アイゼンダイレクトローデュリンBH(同31)、ダイレクトスカーレットB(同37)、カヤクダイレクトスカーレット3B(同39)、アイゼンプリムラピンク2BLH(同75)、スミライトレッドF3B(同80)、アイゼンプリムラレッド4BH(同81)、カヤラススプラルビンBL(同83)、カヤラスライトレッドF5G(同225)、カヤラスライトレッドF5B(同226)、カヤラスライトローズFR(同227)、ダイレクトスカイブルー6B(C.I.ダイレクトブルー1)、ダイレクトスカイブルー5B(同15)、スミライトスプラブルーBRRコンク(同71)、ダイボーゲンターコイズブルーS(同86)、ウォーターブルー#3(同86)、カヤラスターコイズブルーGL(同86)、カヤラススプラブルーFF2GL(同106)、カヤラススプラターコイズブルーFBL(同199)等の直接染料や、アシッドブルーブラック10B(C.I.アシッドブラック1)、ニグロシン(同2)、スミノールミリングブラック8BX(同24)、カヤノールミリングブラックVLG(同26)、スミノールファストブラックBRコンク(同31)、ミツイナイロンブラックGL(同52)、アイゼンオパールブラックWHエクストラコンク(同52)、スミランブラックWA(同52)、ラニルブラックBGエクストラコンク(同107)、カヤノールミリングブラックTLB(同109)、スミノールミリングブラックB(同109)、カヤノールミリングブラックTLR(同110)、アイゼンオパールブラックニューコンク(同119)、ウォーターブラック187−L(同154)、カヤクアシッドブリリアントフラビンFF(C.I.アシッドエロー7:1)、カヤシルエローGG(同17)、キシレンライトエロー2G140%(同17)、スミノールレベリングエローNR(同19)、ダイワタートラジン(同23)、カヤクタートラジン(同23)、スミノールファストエローR(同25)、ダイアシッドライトエロー2GP(同29)、スミノールミリングエローO(同38)、スミノールミリングエローMR(同42)、ウォーターエロー#6(同42)、カヤノールエローNFG(同49)、スミノールミリングエロー3G(同72)、スミノールファストエローG(同61)、スミノールミリングエローG(同78)、カヤノールエローN5G(同110)、スミノールミリングエロー4G200%(同141)、カヤノールエローNG(同135)、カヤノールミリングエロー5GW(同127)、カヤノールミリングエロー6GW(同142)、スミトモファストスカーレットA(C.I.アシッドレッド8)、カヤクシルクスカーレット(同9)、ソーラールビンエクストラ(同14)、ダイワニューコクシン(同18)、アイゼンボンソーRH(同26)、ダイワ赤色2号(同27)、スミノールレベリングブリリアントレッドS3B(同35)、カヤシルルビノール3GS(同37)、アイゼンエリスロシン(同51)、カヤクアシッドローダミンFB(同52)、スミノールレベリングルビノール3GP(同57)、ダイアシッドアリザリンルビノールF3G200%(同82)、アイゼンエオシンGH(同87)、ウォーターピンク#2(同92)、アイゼンアシッドフロキシンPB(同92)、ローズベンガル(同94)、カヤノールミリングスカーレットFGW(同111)、カヤノールミリングルビン3BW(同129)、スミノオールミリングブリリアントレッド3BNコンク(同131)、スミノールミリングブリリアントレッドBS(同138)、アイゼンオパールピンクBH(同186)、スミノールミリングブリリアントレッドBコンク(同249)、カヤクアシッドブリリアントレッド3BL(同254)、カヤクアシッドブリリドブリリアントレッドBL(同265)、カヤノールミリングレッドGW(同276)、ミツイアシッドバイオレット6BN(C.I.アシッドバイオレット15)、ミツイアシッドバイオレットBN(同17)、スミトモパテントピュアブルーVX(C.I.アシッドブルー1)、ウォーターブルー#106(同1)、パテントブルーAF(同7)、ウォーターブルー#9(同9)、ダイワ青色1号(同9)、スプラノールブルーB(同15)、オリエントソルブルブルーOBC(同22)、スミノールレベリングブルー4GL(同23)、ミツイナイロンファストブルーG(同25)、カヤシルブルーAGG(同40)、カヤシルブルーBR(同41)、ミツイアリザリンサフィロールSE(同43)、スミノールレベリングスカイブルーRエクストラコンク(同62)、ミツイナイロンファストスカイブルーB(同78)、スミトモブリリアントインドシアニン6Bh/c(同83)、サンドランシアニンN−6B350%(同90)、ウォーターブルー#115(同90)、オリエントソルブルブルーOBB(同93)、スミトモブリリアントブルー5G(同103)、カヤノールミリングウルトラスカイSE(同112)、カヤノールミリングシアニン5R(同113)、アイゼンオパールブルー2GLH(同158)、ダイワギニアグリーンB(C.I.アシッドグリーン3)、アシッドブリリアントミリンググリーンB(同9)、ダイワグリーン#70(同16)、カヤノールシアニングリーンG(同25)、スミノールミリンググリーンG(同27)等の酸性染料、アイゼンカチロンイエロー3GLH(C.I.ベーシックイエロー11)、アイゼンカチロンブリリアントイエロー5GLH(同13)、スミアクリルイエローE−3RD(同15)、マキシロンイエロー2RL(同19)、アストラゾンイエロー7GLL(同21)、カヤクリルゴールデンイエローGL−ED(同28)、アストラゾンイエロー5GL(同51)、アイゼンカチロンオレンジGLH(C.I.ベーシックオレンジ21)、アイゼンカチロンブラウン3GLH(同30)、ローダミン6GCP(C.I.ベーシックレッド1)、アイゼンアストラフロキシン(同12)、スミアクリルブリリアントレッドE−2B(同15)、アストラゾンレッドGTL(同18)、アイゼンカチロンブリリアントピンクBGH(同27)、マキシロンレッドGRL(同46)、アイゼンメチルバイオレット(C.I.ベーシックバイオレット1)、アイゼンクリスタルバイオレット(同3)、アイゼンローダミンB(同10)、アストラゾンブルーG(C.I.ベーシックブルー1)、アストラゾンブルーBG(同3)、メチレンブルー(同9)、マキシロンブルーGRL(同41)、アイゼンカチロンブルーBRLH(同54)、アイゼンダイヤモンドグリーンGH(C.I.ベーシックグリーン1)、アイゼンマラカイトグリーン(同4)、ビスマルクブラウンG(C.I.ベーシックブラウン1)等の塩基性染料が挙げられる。
【0006】
顔料ではアゾ系顔料、ニトロソ系顔料、ニトロ系顔料、塩基性染料系顔料、酸性染料系顔料、建て染め染料系顔料、媒染染料系顔料、及び天然染料系顔料等の有機系顔料、黄土、バリウム黄、紺青、カドミウムレッド、硫酸バリウム、酸化チタン、弁柄、鉄黒、カーボンブラック等の無機顔料等が挙げられ、これらは単独あるいは混合して使用することが出来る。
具体例を挙げるとアニリンブラック(C.I.50440)、シアニンブラック、ナフトールエローS(C.I.10316)、ハンザエロー10G(C.I.11710)、ハンザエロー5G(C.I.11660),ハンザエロー3G(C.I.11670)、ハンザエローG(C.I.11680),ハンザエローGR(C.I.11730)、ハンザエローA(C.I.11735)、ハンザエローRN(C.I.11740)、ハンザエローR(C.I.12710)、ピグメントエローL(C.I.12720)、ベンジジンエロー(C.I.21090)、ベンジジンエローG(C.I.21095)、ベンジジンエローGR(C.I.21100)、パーマネントエローNCG(C.I.20040)、バルカンファストエロー5G(C.I.21220)、バルカンファストエローR(C.I.21135)、タートラジンレーキ(C.I.19140)、キノリンエローレーキ(C.I.47005)、アンスラゲンエロー6GL(C.I.60520)、パーマネントエローFGL、パーマネントエローH10G、パーマネントエローHR、アンスラピリミジンエロー(C.I.68420)、スダーンI(C.I.12055)、パーマネントオレンジ(C.I.12075)、リソールファストオレンジ(C.I.12125)、パーマネントオレンジGTR(C.I.12305)、ハンザエロー3R(C.I.11725)、バルカンファストオレンジGG(C.I.21165)、ベンジジンオレンジG(C.I.21110)、ペルシアンオレンジ(C.I.15510)、インダンスレンブリリアントオレンジGK(C.I.59305)、インダンスレンブリリアントオレンジRK(C.I.59105)、インダンスレンブリリアントオレンジGR(C.I.71105)、パーマネントブラウンFG(C.I.12480)、パラブラウン(C.I.12071)、パーマネントレッド4R(C.I.12120)、パラレッド(C.I.12070)、ファイヤーレッド(C.I.12085)、パラクロルオルトアニリンレッド(C.I.12090)、リソールファストスカーレット、ブリリアントファストスカーレット(C.I.12315)、ブリリアントカーミンBS、パーマネントレッドF2R(C.I.12310)、パーマネントレッドF4R(C.I.12335)、パーマネントレッドFRL(C.I.12440)、パーマネントレッドFRLL(C.I.12460),パーマネントレッドF4RH(C.I.12420)、ファストスカーレットVD、バルカンファストルビンB(C.I.12320)、バルカンファストピンクG(C.I.12330),ライトファストレッドトーナーB(C.I.12450)、ライトファストレッドトーナーR(C.I.12455)、パーマネントカーミンFB(C.I.12490)、ピラゾロンレッド(C.I.12120)、リソールレッド(C.I.15630)、レーキレッドC(C.I.15585)、レーキレッドD(C.I.15500)、アンソシンB(C.I.18030)、ブリリアントスカーレットG(C.I.15800)、リソールルビンGK(C.I.15825)、パーマネントレッドF5R(C.I.15865)、ブリリアントカーミン6B(C.I.15850)、ピグメントスカーレット3B(C.I.16105)、ボルドー5B(C.I.12170)、トルイジンマルーン(C.I.12350)、パーマネントボルドーF2R(C.I.12385)、ヘリオボルドーBL(C.I.14830)、ボルドー10B(C.I.15880)、ボンマルーンライト(C.I.15825)、ボンマルーンメジウム(C.I.15880)、エオシンレーキ(C.I.45380)、ローダミンレーキB(C.I.45170)、ローダミンレーキY(C.I.45160)、アリザリンレーキ(C.I.58000)、チオインジゴレッドB(C.I.73300)、チオインジゴマルーン(C.I.73385)、パーマネントレッドFGR(C.I.12370)、PVカーミンHR、ワッチングレッド,モノライトファストレッドYS(C.I.59300)、パーマネントレッドBL、ファストバイオレットB、メチルバイオレットレーキ(C.I.42535)、ジオキサジンバイオレット、アルカリブルーレーキ(C.I.42750A、C.I.42770A)、ピーコックブルーレーキ(C.I.42090)、ピーコックブルーレーキ(C.I.42025)、ビクトリアブルーレーキ(C.I.44045)、フタロシアニンブルー(C.I.74160)、ファストスカイブルー(C.I.74180)、インダンスレンブルーRS(C.I.69800)、インダンスレンブルーBC(C.I.69825)、インジゴ(C.I.73000)、ピグメントグリーンB(C.I.10006)、ナフトールグリーンB(C.I.10020)、グリーンゴールド(C.I.12775)、アシッドグリーンレーキ、マラカイトグリーンレーキ(C.I.42000)、フタロシアニングリーン等が挙げられる。
これらの着色剤の使用量は、インキ全量に対して0.5〜30重量%が好ましい。0.5重量%未満では、薄くて筆跡としての性能を果たさず、30重量%を超えるとチップ内でのドライアップが増長し書き出し性能が悪くなる傾向が有る。
【0007】
着色剤に顔料を用いた場合は顔料を安定に分散させるために分散剤を使用することは差し支えない。分散剤として従来一般に用いられている水溶性樹脂もしくは水可溶性樹脂や、アニオン系もしくはノニオン系の界面活性剤などの顔料の分散剤として用いられるものが使用できる。一例として、高分子分散剤として、リグニンスルホン酸塩、セラックなどの天然高分子、ポリアクリル酸塩、スチレン−アクリル酸共重合物の塩、ビニルナフタレン−マレイン酸共重合物の塩、β−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物のナトリウム塩、リン酸塩、などの陰イオン性高分子やポリビニルアルコール、ポリエチレングリコールなどの非イオン性高分子などが挙げられる。また、界面活性剤として、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、N−アシルアミノ酸及びその塩、N−アシルメチルタウリン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、アルキルスルホカルボン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩などの陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ソルビタンアルキルエステル類、ポリオキシエチレンソルビタンアルキルエステル類などの非イオン性界面活性剤が挙げられる。
【0008】
これら水可溶性樹脂及び界面活性剤は、その1種または2種以上を選択し、併用しても使用できる。その使用量は、顔料10重量部に対し0.05〜20重量部が好ましい。0.05重量部より少ない場合は添加する目的である分散効果が弱く、20重量部より多くしてもそれ以上の分散効果が望めず不経済である。
顔料の場合は、更に、水性媒体に分散した水性インキベースを用いることは、顔料インキ製造上有利なことである。具体的には、Fuji SP Black8031、同8119、同8167、同8276、同8381、同8406、Fuji SP Red 5096、同5111、同5193、同5220、Fuji SP Bordeaux 5500、Fuji SP Blue 6062、同6133、同6134、同6401、Fuji SP Green 7051、Fuji SP Yellow 4060、同4178、Fuji SP Violet 9011、Fuji SP Pink 9524、同9527、Fuji SP Orange 534、FUji SP Brown 3074、FUJI SP RED 5543、同5544(以上、富士色素(株)製)、Emacol Black CN、Emacol Blue FBB、同FB、同KR、Emacol Green LXB、Emacol Violet BL、Emacol Brown 3101、Emacol Carmmine FB、Emacol Red BS、Emacol Orange R、Emacol Yellow FD、同IRN、同3601、同FGN、同GN、同GG、同F5G、同F7G、同10GN、同10G、Sandye Super Black K、同C、Sandye Super Grey B、Sandye Super Brown SB、同FRL、同RR、SandyeSuper Green L5G、同GXB、Sandye Super Navy Blue HRL、同GLL、同HB、同FBL−H、同FBL−160、同FBB、Sandye Super Violet BL H/C、同BL、Sandye Super Bordeaux FR、Sandye Super Pink FBL、同F5B、Sandye Super Rubine FR、Sandye super Carmmine FB、SandyeSuper Red FFG、同RR、同BS、Sandye Super Orange FL、同R、同BO、Sandye Gold Yellow 5GR、同R、同3R、Sandye Ywllow GG、同F3R、同IRC、同FGN、同GN、同GRS、同GSR−130、同GSN−130、同GSN、同10GN(以上、山陽色素(株)製)、Rio Fast BlackFx 8012、同8313、同8169、Rio Fast Red Fx8209、同8172、Rio Fast Red S Fx 8315、同8316、Rio Fast Blue Fx 8170、Rio Fast Blue FX 8170、Rio Fast Blue S Fx 8312、Rio Fast Green S Fx 8314(以上、東洋インキ(株)製)、NKW−2101、同2102、同2103、同2104、同2105、同2106、同2107、同2108、同2117、同2127、同2137、同2167、同2101P、同2102P、同2103P、同2104P、同2105P、同2106P、同2107P、同2108P、同2117P、同2127P、同2137P、同2167P、NKW−3002、同3003、同3004、同3005、同3007、同3077、同3008、同3402、同3404、同3405、同3407、同3408、同3477、同3602、同3603、同3604、同3605、同3607、同3677、同3608、同3702、同3703、同3704、同3705、同3777、同3708、同6013、同6038、同6559(以上、日本蛍光(株)製)、コスモカラーS1000Fシリーズ(東洋ソーダ(株)製)、ビクトリアエロー G−11、同G−20、ビクトリアオレンジ G−16、同G−21、ビクトリアレッド G−19、同G−22、ビクトリアピンク G−17、同G−23、ビクトリアグリーン G−18、同G−24、ビクトリアブルー G−15、同G−25(以上、御国色素(株)製)、ポルックスPC5T1020、ポルックスブラックPC8T135、ポルックスレッドIT1030等のポルックスシリーズ(以上、住化カラー(株)製)などが挙げられるものであり、これらは1種又は2種以上選択して併用できるものである。
【0009】
本発明において、インキに剪断力を加えて粘度を測定し、剪断応力が100mPaから200mPaの間の粘度と剪断応力との相関係数を算出した時に傾きを0以上にするには水性媒体と強固に水素結合をするかそれ自身でフロキュレートをし、インキ中で構造を形成するような物質を添加することで達成される。
例えば、架橋型のポリアクリル酸、架橋型のアクリル酸とメタクリル酸アルキル共重合体、ベントナイト等の粘土鉱物などの様にインキ中で微粒子状であり、インキ媒体及び/またはそれ自身で水素結合したり相互にフロキュレートして構造を形成するようなものが挙げられる。
具体的には架橋型ポリアクリル酸として、レオジック250H(日本純薬(株)製)、ジュンロンPW111(日本純薬(株)製)、Uジェリ・CP(昭和電工(株)製)、カーボポール934、同940、同941、同980、同981、同1342、同1382、同2984、同5984、同ETD2020、同ETD2050、EZ−1(B.F.Goodrich社製)等が挙げられる。アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体としてはペミュレンTR−1、同TR−2(B.F.Goodrich社製)等が挙げられる。ベントナイト等の粘土鉱物としてはベンゲルW−200U、同W−300U、同W−300HP(アニオン系ポリマー複合精製ベントナイト、(株)豊順洋行製)等があり、単独或いは複数混合して使用可能である。これらは各種アルカリ化剤で中和して使用することも出来る。
これらの使用量はインキ全量に対して0.01重量%〜5重量%が好ましい。0.1重量%未満ではインキ漏れ防止効果が小さく、5重量%を超えるとインキの粘度が高くなり筆記時にチップ小口に出来たインキの玉が紙面に落ちるいわゆるボテの発生を引き起こす恐れがある。
【0010】
本発明のボールペン用水性インキは、上述の課題を解決するために粘度特性を考慮したものであり、この場合の粘度特性は、剪断応力と粘度との相関係数によって表すことができるものである。即ち、相関係数は、2変数の相関を、相関が無い相関係数0と直線状の相関関係である相関係数1(又は−1)との間の程度で表すことができ、また、その値が正の値か負の値か0かで、一連の測定値の増減傾向をみる目安とすることができるものである。本発明においては、相関係数が正の値を採れば剪断力の増大に伴い粘度も増大し、相関係数が負の値を採れば剪断力の増大に伴い粘度は減少し、そして0となるときは剪断力による粘度の増減は無いことになる。
本発明のインキにおいて剪断応力が100mPaから200mPaの間で相関係数が0以上であるということは、剪断応力が100mPaから200mPaの間において、剪断減粘性となる傾向を示さないインキであるということを表すものである。
相関係数を算出するための剪断応力と粘度の測定において、測定点数は相関係数の精度に影響するので多い方が好ましいが、剪断応力の幅から考えて5〜20点程度が適当と考えられる。
【0011】
本発明において粘度を調整するには通常の剪断減粘性物質を適宜調整して使用することで調整できる。
剪断減粘性物質としては、HPC−SL、同L、同M、同H(以上、日本曹達(株)製)、アビセルPH−101、同102、同301、同M06、TG−101(以上、旭化成(株)製)等のセルロース類、ケルザン、ケルザンS、ケルザンF、ケルザンAR、ケルザンM、ケルザンD(以上、三晶(株)製)、コージン、コージンF、コージンT、コージンK(以上、(株)興人製)等のキサンタンガム、レオザン(三唱(株)製)等のサクシノグルカン、K1A96(三唱(株)製)等のウエランガム、K1A112、K7C2433(以上、三唱(株)製)等のラムザンガム、ジャガー8111、同8600、同HP−8、同HP−60、CP−13(以上、三唱(株)製)等のグァーガム類、プルラン((株)林原商事製)等の水溶性多糖類、GX−205、NA−010(昭和電工(株)製)等のN−ビニルアセトアミド重合架橋物等の水溶性合成高分子、スメクトンSA(スメクタイト、クニミネ工業(株)製)、クニピア−F、クニピア−G(モンモリロナイト、クニミネ工業(株)製)、ベンゲルHV、同FW、同15、同23(ベントナイト、(株)豊順洋行製)、エスベン、同C、同W、同N400(4級アンモニウムカチオン変性モンモリロナイト、(株)豊順洋行製)等の無機粘土鉱物が挙げられる。
これらの内、キサンタンガムが、大きな剪断減粘性を持つことから筆記時にインキの粘度が大きく下がりその結果として筆記時のボテや線割れが発生し難いことや、温度変化に対する安定性、pHに対する安定性、塩に対する安定性の点から特に好ましい。
上記剪断減粘性物質は複数種を混合して使用することもできるが、その使用量は剪断減粘性物質それぞれの性質によるので一概に言えないが、筆記時のインキ吐出や筆跡のカスレ、線割れ、インキ漏れ等を考えてインキ粘度が剪断速度10sec-1の時1000mPa・s以下となるようにするのが好ましい。
【0012】
インキの着色材を紙面に定着させるために結合材として各種樹脂を併用することもできる。具体的には、セラック、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−アクリル酸共重合体のアルカリ金属塩、同アミン塩、同アンモニウム塩、α−メチルスチレン−アクリル酸共重合体のアルカリ金属塩、同アミン塩、同アンモニウム塩、といった水溶性樹脂を用いることができる。また、アクリル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、スチレン−ブタジエン共重合物などの水不溶性樹脂などを用いることもできる。尚、水不溶性樹脂は、水性エマルジョン形態で使用する。
【0013】
水は主溶剤として使用される。
また、水と共に各種水溶性有機溶剤が、インキの乾燥防止、低温時での凍結防止などの目的で使用される。具体的には、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、2−ピロリドン等が使用できる。その使用量はインキ全量に対し5〜50重量%が好ましい。5重量%未満ではインキの乾燥防止や低温時の凍結防止の効果が弱く、50重量%を超えると筆跡の乾燥性が悪くなる恐れがある。
【0014】
その他、上記各成分以外、従来、筆記具用の水性インキに用いられる種々の添加剤を適宜必要に応じて使用することもできる。
例えば、インキの蒸発防止のためにソルビット、キシリット等の糖アルコールを用いたり、筆記感を向上させるためにポリエチレングリコール、ポリオキシエチレングリコールポリオキシプロピレングリコール、オレイン酸のアルカリ金属塩やアミン塩等の潤滑剤を用いたりすることができる。
【0015】
さらに、アニオン系、ノニオン系、カチオン系の各種界面活性剤、シリコーン系界面活性剤、フッ素系界面活性剤等の表面張力調整剤、デヒドロ酢酸ナトリウム、1,2−ベンゾイソチアザリン−3−オンなどの防腐防黴剤、ベンゾトリアゾール、エチレンジアミン四酢酸などの防錆剤、pH調整剤として水酸化ナトリウム、アルカノールアミン、アミン、アンモニウム等のアルカリ化剤なども用いることもできる。
【0016】
ボールペンのチップとしてはボールホルダーに金属を使用した金属チップおよび主に合成樹脂を使用した樹脂チップを使用出来る。金属を使用したボールホルダーの材質としては、洋白、真鍮、ステンレス等一般的に使用されているものは使用可能である。また、主に合成樹脂からなるボールホルダーの主材料としては、一般成形用樹脂が使用でき、100%これら合成樹脂にて成型しても良い。具体的には、ポリアセタール樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、芳香族ナイロン樹脂、変性ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリアクリレート樹脂等が使用できる。筆記感触の滑らかさからポリアセタール樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂が特に好ましい。
これらの樹脂に各種の充填剤を潤滑性向上、耐摩耗性向上、強度向上等の目的で添加することが可能である。その充填剤の一例を挙げるとモリブデン、チタン酸カリウム、ガラス繊維、炭酸カルシウム、マイカ等が挙げられる。これらの充填剤の量は30%以下が好ましい。40%を超えて添加すると成型時に充填剤が偏って成形されチップの形状が損なわれる恐れがある。
【0017】
ボールホルダーに把持するボール材質として一例を挙げると、タングステンカーバイドを主成分とした超硬、炭化珪素を主成分としたもの、ジルコニアを主成分としたもの等のボールが使用可能である。
【0018】
インキを直接充填するインキ収容管の材質としてはポリエチレン、ポリプロピレン、フッ素樹脂、シリコン樹脂等が使用可能であるが、透湿性、透明性、コスト等を考えるとポリプロピレン製が好ましい。
【0019】
【作用】
インキに剪断力を加えた時に剪断応力と粘度の相関係数が0以上であるということはインキに100〜200mPaの力が掛かったとき粘度が変わらないかやや高くなるということであり、剪断応力が100mPaから200mPaの間において、剪断減粘性となる傾向を示さないインキである。剪断減粘性物質を含有するインキが漏れるのは、チップにおいてボールとボールハウスの空隙のインキが重力による剪断力でインキが流動し粘度が下がるが、粘度が下がることで更に流動し易くなるのでインキが漏れやすいものと考えられるが、これに対して本発明のインキは100〜200mPaの微小な剪断力の領域では減粘性を示さず粘度が大きく下降傾向を示さないといえるので、ペン先を下向きにしてもボールハウスとボールの僅かな空隙ではインキは流動しにくい状態のまま保たれるのでインキの漏れが防止できるものと思われる。
【0020】
【実施例】
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。実施例中単に「部」とあるのは「重量部」を示す。
なお、各実施例および比較例インキの剪断応力と粘度の測定はCVO120レオメーター(Bohlin Instruments(株)製)にてコーンローター(40mm、4度)を用い30mPa〜1000mPaまでの領域を30秒で低い方から高い方へ剪断力を増す方向で測定を行った。
また、インキ粘度の測定も同様の装置を用いて剪断速度10sec-1で測定した。
いずれも測定時の温度は25℃であった。
【0021】
実施例1
ウォーターブラック #108−L(C.I.DIRECT BLACK19の
14%水溶液、オリエント化学工業(株)製) 40.0部
ケルザン AR(キサンタンガム、剪断減粘樹脂、三晶(株)製) 0.2部
エチレングリコール 10.0部
グリセリン 10.0部
ベンゾトリアゾール 0.5部
プロクセル GXL (1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、防腐剤、I
CI(株)製) 0.3部
ベンゲルW300HP(アニオン系ポリマー複合ベントナイト、豊順洋行(株)
製) 0.1部
イオン交換水 38.9部
上記成分中、ケルザンARの全量と水5.0部とをラボミキサーにて30分間攪拌して均一に溶解しケルザン水溶液を調整した。次いでベンゲルW300HPの全量と水10部をラボミキサーで1時間攪拌してベンゲルW300HP分散液を調整した。ケルザンAR水溶液とベンゲルW300HP分散液と残りの各成分を加えて、更に2時間混合攪拌して剪断速度10sec-1の時の粘度70mPa・sの黒色インキを得た。
【0022】
実施例2
ウォーター レッド #2(C.I.ACID RED87、オリエント化学工
業(株)製) 5.0部
ウォーター イエロー #6C(C.I.ACID YELLOW23、オリエ
ント化学工業(株)製) 3.0部
ケルザン AR 0.5部
エチレングリコール 25.0部
グリセリン 10.0部
サルコシネートOH(N−オレオイルサルコシン、界面活性剤、日光ケミカルズ
(株)製) 0.1部
ベンゾトリアゾール 0.5部
プロクセル GXL 0.3部
ベンゲルW200U(アニオン系ポリマー複合ベントナイト、豊順洋行(株)製
) 0.05部
イオン交換水 55.55部
上記成分中、ケルザンARの全量と水5.0部とをラボミキサーにて30分間攪拌して均一に溶解しケルザン水溶液を調整した。次いでベンゲルW200Uの全量と水10部をラボミキサーで1時間攪拌してベンゲルW200U分散液を調整した。ケルザンAR水溶液とベンゲルW200U分散液と残りの各成分を加えて、更に2時間混合攪拌して粘度350mPa・sの赤色インキを得た。
【0025】
比較例1
実施例1においてベンゲルW300HPを抜いてその分水を添加した以外は同様に為し、粘度が62mPa・sの黒色インキを得た。
【0026】
比較例2
実施例2においてベンゲルW200Uを抜いてその分水を増やした以外は実施例2と同様に為して粘度が347mPa・sの赤色インキを得た。
【0027】
比較例3
実施例3において、カーボポール941を抜いてその分水の量を増やした以外は実施例3と同様に為して粘度が1100mPa・sの赤色インキを得た。
【0028】
比較例4
実施例4において、ペミュレンTR−1を抜いて、その分水の量を増やした以外は実施例4と同様に為して粘度が63mPa・sの赤色インキを得た。
【0029】
【発明の効果】
以上、実施例1〜4及び比較例1〜4の各インキの相関係数を算出した結果を表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】
相関係数の算出:相関係数は化学大辞典(共立出版(株)、昭和36年第1刷発行)の相関係数の項に記載された式(式1)に依って計算した。
【0032】
【式1】
【0033】
実施例1〜4及び比較例1〜4の各インキをぺんてる(株)製ハイブリッドKF6からボールペンチップとボールペンチップホルダーを取り外し、代わりにぺんてる(株)製ボールぺんてるB−50に使用しているポリオキシメチレン製の樹脂製ボールペンチップを装着した構造のものに充填して試験用サンプルとした。
【0034】
インキ漏れ:キャップを外しペン先を下向きにして1時間放置したときにペン先に漏れ出て溜まったインキの玉の大きさ、又はペン先からのインキ滴の漏れ落ちの有無を測定した。
【0035】
ボテ:円周が1mのドラムにJISP筆記用紙Aを巻き付け、これに筆記角度50℃、筆記荷重100g、筆記速度7cm/secになるようボールペンを取り付けてドラムをモーターで回転させ、1回転で5mm筆記位置がずれるようにして10m筆記した時に発生するボテの個数を数えた。尚、カウントするボテは平均の筆跡幅の1.5倍を超えた部分をボテとした。
【0036】
【表2】
【0037】
以上、詳細に説明したように、本発明のインキは水性ボールペンに充填して筆記時のインキ吐出が良く、筆跡にボテがなく、インキ漏れの少ない水性ボールペン用インキである。

Claims (1)

  1. 少なくとも着色剤と、剪断減粘性物質としてのキサンタンガムと、インキ中で微粒子状であるアニオン系ポリマー複合ベントナイトと、水とからなり、インキに剪断力を加えて粘度を測定し、剪断応力が100mPaから200mPaの間の粘度と剪断応力との相関係数を算出した時に傾きが0以上であることを特徴とするボールペン用水性インキ。
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