JP4329662B2 - サイドエアバッグ装置 - Google Patents
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Description
ガス発生源からのガスにより、前記ボディサイド部と前記リヤシートに着座した搭乗者との間で展開膨張するエアバッグと、当該エアバッグを折り畳んだ状態で収納すべく開口を有する箱状に形成されたケースと、当該ケースを覆うように前記ボディサイド部と前記リヤシートの間に配設されたカバーと、当該カバーにおいて前記ケースの前記開口に対向する部位に設けられて前記エアバッグの展開膨張時に前記カバーを破断させて開口部を形成するための破断予定部とを備え、前記破断予定部は、前記カバーの前記リヤシート側となる側縁部に当該リヤシートの側縁に沿って延びるように線状に形成された第1破断予定部と、当該第1破断予定部の両端部からそれぞれ前記ボディサイド部へ向かって延びるように線状に形成された一対の第2破断予定部とからなり、前記第2破断予定部の延びる方向における前記カバーの長さを基準として、同カバーの長さの2分の1よりも該第2破断予定部の長さを短くし、前記第2破断予定部のボディサイド側先端は、前記ケースのボディサイド側の側壁よりリヤシート側へ偏倚した位置に形成されていることを要旨とする。
車両のボディサイド部12に対する側方からの衝突によりエアバッグ17が展開膨張される際には、エアバッグ17はリヤシート10の搭乗者の側方で展開膨張される。このとき、インフレータ16からの膨張用ガスの吐出によりエアバッグ17が膨張し、意匠部41が当該エアバッグ17に押圧されて破断予定部47が破断する。
・ 本実施形態の破断予定部47は、リヤシート10側に片寄って形成されている。すなわち、当該破断予定部47は、ボディサイド部12から離間して配置されている。このため、エアバッグ17を展開させる開口部は、車室内に侵入してきたボディサイド部12の干渉を受けにくい箇所に設けられることとなる。従って、本実施形態のサイドエアバッグ装置11によれば、車室内に侵入してきたボディサイド部12が邪魔となってエアバッグ17の展開が妨げられることがなく、同エアバッグ17を確実且つ好適に展開することができる。
(変更例)
なお、本実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ カバー14(意匠部41)の表面に、装飾布としての表皮等を設ける構成を採用してもよい。当該表皮としては、リヤシート10の表皮と同様のものを用いるのが好ましい。このような構成とした場合、リヤシート10とその周辺との色彩が統一されるため、意匠性の向上を図ることができる。
・ 押え部材31を省略してもよい。この場合、ケース15とカバー14とをボルト等の締結部材によって連結する構成を採用するが好ましい。
・ 前記第1破断予定部及び前記第2破断予定部は、前記ケースの内部に向かって開口されてなることを特徴とするサイドエアバッグ装置。このような構成によれば、カバーに対するエアバッグの押圧力により、各破断予定部を容易に破断することができる。
Claims (4)
- 車室内の後部に配置されたリヤシートと車両のボディサイド部との間に配設されたサイドエアバッグ装置であって、
ガス発生源からのガスにより、前記ボディサイド部と前記リヤシートに着座した搭乗者との間で展開膨張するエアバッグと、当該エアバッグを折り畳んだ状態で収納すべく開口を有する箱状に形成されたケースと、当該ケースを覆うように前記ボディサイド部と前記リヤシートの間に配設されたカバーと、当該カバーにおいて前記ケースの前記開口に対向する部位に設けられて前記エアバッグの展開膨張時に前記カバーを破断させて開口部を形成するための破断予定部とを備え、
前記破断予定部は、前記カバーの前記リヤシート側となる側縁部に当該リヤシートの側縁に沿って延びるように線状に形成された第1破断予定部と、当該第1破断予定部の両端部からそれぞれ前記ボディサイド部へ向かって延びるように線状に形成された一対の第2破断予定部とからなり、
前記第2破断予定部の延びる方向における前記カバーの長さを基準として、同カバーの長さの2分の1よりも該第2破断予定部の長さを短くし、
前記第2破断予定部のボディサイド側先端は、前記ケースのボディサイド側の側壁よりリヤシート側へ偏倚した位置に形成されていることを特徴とするサイドエアバッグ装置。 - 前記破断予定部は、前記カバーの厚みを薄肉とし、さらに前記第1破断予定部の厚みが前記第2破断予定部の厚みよりも薄肉となるように形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載のサイドエアバッグ装置。
- 前記第1破断予定部は、前記カバーにおいて、前記リヤシートの側面との境界位置に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のサイドエアバッグ装置。
- 前記カバーには、前記第1破断予定部の対向位置で当該カバーの厚みを厚肉とすることにより、前記エアバッグの展開膨張時に前記破断予定部が破断して形成される扉の支点とするためのヒンジ部を設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のサイドエアバッグ装置。
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