JP4313447B2 - スチレン系樹脂組成物 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、耐熱性と成形性が良好でかつ耐衝撃性、剛性のバランスに優れたスチレン系樹脂組成物に関するもので、とくに電子レンジで加熱される食品容器用途に最適なスチレン系樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
スチレン系樹脂は剛性や成形性が良好であり、かつ安価であることから、食品容器など様々な分野で使用されている。さらに電子レンジの普及に伴い、最近は食品容器用途のスチレン系樹脂には電子レンジ加熱に耐えうる耐熱性能と、食品中の油分等に耐え得る耐油性が望まれている。
【0003】
しかし、一般のスチレン系樹脂は耐熱性が充分ではなく、電子レンジ対応容器用途には問題があった。この問題を解決しようとスチレン−メタクリル酸の共重合樹脂やスチレン−無水マレイン酸共重合樹脂を使用する試みがなされているが、これらは耐熱性が改良される反面成形性が低下したり、成形性を改良しようと分子量を下げると著しく耐衝撃性が低下する等の問題があった。
【0004】
一方スチレン−メタクリル酸の共重合樹脂に耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)を配合し耐衝撃性を改良する技術(特公平4−55586号公報、特開平2−58548号公報等)も公開されている。しかし、耐衝撃性の改良効果が充分でなかったり、耐熱性の改良が充分でなかったりして、未だ一部の用途に使用が制限されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らはかかる課題を解決すべく種々検討した結果、特定の配合からなるスチレン系樹脂組成物が電子レンジ対応容器用途に最適であることを見いだし本発明を完成するに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明は、(1)(a)スチレン系単量体95〜80重量%、メタクリル酸5〜20重量%を共重合して得られる共重合体であって、重量平均分子量が25万〜80万のスチレン−メタクリル酸系樹脂60〜83重量部、(b)メタノール可溶分が3重量%未満であり、ゲル分が14〜35重量%であり、かつゴム粒子の体積平均径が1.5〜5μmである耐衝撃性スチレン系樹脂40〜17重量部と〔但し、(a)+(b)の合計量を100重量部とする〕、さらに(c)メタクリル酸メチル−ブタジエン−スチレン系ゴム及び/またはスチレン−ブタジエン系ブロックエラストマー0〜15重量部とからなるスチレン系樹脂組成物、(2)(1)記載のスチレン系樹脂組成物を成形してなる電子レンジ対応食品容器に関する。
【0007】
以下に本発明を詳しく説明する。
本発明を構成するスチレン−メタクリル酸系樹脂とは、スチレンやα−メチルスチレン等のスチレン系単量体とメタクリル酸を共重合して得られる共重合体からなる。スチレン系単量体とメタクリル酸の比率は、スチレン系単量体95〜80重量%、メタクリル酸5〜20重量%であることが好ましい。重合方法としては懸濁重合や溶液重合等公知の手法が採用でき、重合開始剤や連鎖移動剤等を添加して重合することもできる。また、スチレン−メタクリル酸系樹脂は高級脂肪酸や高級脂肪酸塩、高級脂肪酸アミド等公知の添加剤が添加されたものであってもよい。
【0008】
また、スチレン−メタクリル酸系樹脂は、重量平均分子量が25万〜80万、好ましくは26万〜40万、さらに好ましくは27万〜35万である。重量平均分子量が25万未満であると、耐衝撃性が充分でないものとなる。80万を越えると成形性に難がある。
なお、本発明における重量平均分子量は、GPC測定装置を用いポリスチレン換算することにより得た値である。なお、測定は次の機器構成にて行った。
測定装置:昭和電工社製 Shodex SYSTEM−21
カラム:ポリマーラボ社製 PL gel MIXED−B(商品名) 7.5mmφ×30cm、3本
【0009】
本発明を構成する、メタノール可溶分が3重量%未満である耐衝撃性スチレン系樹脂とは、スチレン系樹脂のマトリックス中にゴム状重合体が粒子状に分散してなる耐衝撃性スチレン系樹脂であって、メタノール可溶分が3重量%未満であるものをいう。該耐衝撃性スチレン系樹脂は公知の手法により製造することができ、例えば、ポリブタジエンやスチレン−ブタジエンゴムをスチレン系単量体に溶解し、重合開始剤や連鎖移動剤等の存在下重合する方法が挙げられる。該耐衝撃性スチレン系樹脂は市場で入手することもできるが、メタノール可溶分が3重量%未満のものを選定することが必要である。該耐衝撃性スチレン系樹脂にはメタノール可溶分が3重量%未満ならば、高級脂肪酸や高級脂肪酸塩、高級脂肪酸アミド、鉱物油、酸化防止剤等公知の添加剤が添加されたものであってもよい。
【0010】
前記、メタノール可溶分が3重量%未満である耐衝撃性スチレン系樹脂は、メタノール可溶分が3重量%未満、好ましくは2重量%未満、さらに好ましくは、1.5重量%未満のものである。メタノール可溶分が3重量%以上のものを用いると、耐熱性が充分でなく、電子レンジ加熱に対応できない。なお、メタノール可溶分とは、メタノールに可溶な物質の割合であり、スチレンオリゴマーや鉱物油等各種添加剤が含まれる。メタノール可溶分が3重量%未満であれば、メタノール可溶分中の組成は特に制限はない。
メタノール可溶分は以下に示す方法によって測定を行った。
即ち、試料約2gを精秤し(s(g)とする)、メチルエチルケトン100ミリリットルを加えて振とうを2時間行って可溶分を充分溶解させた後、攪拌されているメタノール1000ミリリットル中に少しづつ滴下して樹脂分を析出させ、析出した樹脂分を濾紙上に全量回収し、回収した樹脂分の乾燥後の重量を測定し(a(g)とする)、次式にて算出した。
メタノール可溶分(重量%)=(s−a)/s×100
【0011】
さらに、耐衝撃性スチレン系樹脂中のゲル分は好ましくは14〜35重量%、さらに好ましくは18〜28重量%である。ゲル分が14重量%未満であると耐衝撃性が充分でない場合がある。
なおゲル分の測定は以下に示す方法にて測定を行った。
即ち、試料約1.5gを精秤(S(g)とする)し、メチルエチルケトン30ミリリットルを加え、可溶分を充分溶解させた後、予め重量を測定してある遠心管(a(g)とする)に溶液を移し、遠心分離器にて分離する。上澄み液を除去した後、遠心管ごと充分乾燥し、乾燥後の重量を測定(b(g)とする)し、次式にてゲル分を算出した。
ゲル分(重量%)=(b−a)/S×100
【0012】
本発明において、耐衝撃性スチレン系樹脂中のゴム粒子の体積平均粒子径は好ましくは1.5〜5μm、さらに好ましくは2〜3.5μmである。ゴム粒子の体積平均径が1.5μm未満であると耐衝撃性が充分でない場合があり、また、5μmを越えると剛性や耐熱性に劣る場合がある。
ゴム粒子の体積平均径は、コールターカウンター社製LS−230にて測定した。本発明では、ゴム粒子の形状や粒子径分布については特に制限はない。
【0013】
本発明において、耐衝撃性スチレン系樹脂はメルトフローレート(以後、MFRと記す)が0.5〜3.7g/10分であることが好ましい。0.5g/10分未満であると成形性に劣る場合があり、3.7g/10分を越えると耐熱性や耐衝撃性に劣る場合がある。なお、MFRはJIS K−6871に基づく温度200℃、5Kg荷重で測定した値を言う。
【0014】
本発明を構成するメタクリル酸メチル−ブタジエン−スチレン系ゴムは、例えばクレハ社製 BTA(商品名)として市場で入手でき、また、スチレン−ブタジエン系ブロックエラストマーは、例えば旭化成社製 タフプレン(商品名)、アサプレン(商品名)として入手できる。
【0015】
本発明のスチレン系樹脂組成物は、(a)重量平均分子量が25万〜80万のスチレン−メタクリル酸系樹脂60〜83重量部、好ましくは70〜82重量部、さらに好ましくは75〜81重量部と、(b)メタノール可溶分が3重量%未満である耐衝撃性スチレン系樹脂40〜17重量部、好ましくは30〜18重量部、さらに好ましくは25〜19重量部と〔但し、(a)+(b)の合計量を100重量部とする〕、さらにメタクリル酸メチル−ブタジエン−スチレン系ゴム及び/またはスチレン−ブタジエン系ブロックエラストマー0〜15重量部、好ましくは0.5〜10重量部、さらに好ましくは1〜5重量部とからなる。
【0016】
重量平均分子量が25万〜80万のスチレン−メタクリル酸系樹脂が60重量部未満であったり、メタノール可溶分が3重量%未満である耐衝撃性スチレン系樹脂が40重量部を越える場合は、耐熱性や剛性が低下し好ましくない。また重量平均分子量が25万〜80万のスチレン−メタクリル酸系樹脂が83重量部を越えたり、メタノール可溶分が3重量%未満である耐衝撃性スチレン系樹脂が17重量部未満である場合には、耐衝撃性や成形性の劣るものとなる。
【0017】
さらに、メタクリル酸メチル−ブタジエン−スチレン系ゴム及び/またはスチレン−ブタジエン系ブロックエラストマーの合計量が15重量部を越えると、耐熱性の低下が生じたり、高価なものになったりして実用的でない。
メタクリル酸メチル−ブタジエン−スチレン系ゴム及びスチレン−ブタジエン系ブロックエラストマーは、単独で使用することも、併用して使用することもできる。
【0018】
本発明のスチレン系樹脂組成物は、JIS K−6871に基づく温度200℃、5Kg荷重時のMFRが0.4〜1.2g/10分の範囲にあることが好ましく、さらに好ましくは0.5〜1.0g/10分である。この範囲では、成形性に優れ、得られる成形品の強度も優れる。MFRの調整は用いるスチレン−メタクリル酸系樹脂の重量平均分子量に応じて、用いる耐衝撃性スチレン系樹脂のMFRを選ぶこと等で可能である。
【0019】
本発明のスチレン系樹脂組成物の製造方法は特に制限はなく、公知の手法及び形状を採用することができる。例えば、重量平均分子量が25万〜80万のスチレン−メタクリル酸系樹脂、メタノール可溶分が3重量%未満である耐衝撃性スチレン系樹脂、メタクリル酸メチル−ブタジエン−スチレン系ゴム、スチレン−ブタジエン系ブロックエラストマーをブレンダー等を使用して混合した後、単軸押出機や2軸押出機にて溶融混練してペレット形状で得る方法や、ブレンダー等を使用して混合した後射出成形機やシート押出機に直接導入して成形品やシート等の形状で得る方法等が挙げられる。
【0020】
本発明のスチレン系樹脂組成物には、スチレン系樹脂に添加される公知の添加剤、例えば高級脂肪酸、高級脂肪酸塩、高級脂肪酸アミド、鉱物油、酸化防止剤、耐候剤、帯電防止剤、摺動剤等を該スチレン系樹脂組成物100重量部に対し、1重量部未満であれば添加しても差し支えない。
【0021】
【実施例】
次に実施例により本発明をさらに説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
最初に、実施例(比較例も同様である)における試験方法及び判定基準を、次に実施例に用いた樹脂類の製造例を参考例として以下に順に記す。
【0022】
▲1▼耐熱性:ビカット軟化点(JIS K−6871、5Kg荷重)。
▲2▼成形性:MFR(メルトフローレート)(JIS K−6871、200℃、5Kg荷重)。
▲3▼耐衝撃性:落錘衝撃試験(JIS K−7211、50g錘、100g錘使用)、50%破壊高さで示す。
▲4▼剛性:曲げ弾性率(ASTM D−790)。
▲5▼電子レンジ試験:射出成形により内径100mm、深さ100mmの容器を成形し、この容器中に100gの水と5gのサラダオイルを入れてラップをし、500Wの電子レンジにて3分間加熱した後の容器の外観を目視にて判定した。
○・・・・変化なし、△・・・・容器内面が犯されている、×・・・・容器内面が犯されており容器が変形している。
【0023】
参考例1 スチレン−メタクリル酸系樹脂の製造
内容量200リットルのジャケット、撹拌機付きオートクレーブに純水100Kg、ポリビニルアルコール100gを加え、130rpmで撹拌した。続いてスチレン72Kg、メタクリル酸4Kg及びターシャリーブチルパーオキシベンゾエート80g、ジ−ターシャリーブチルパーオキサイド16gを添加した。オートクレーブを密閉した後、120℃に昇温して5時間重合を行った。このときメタクリル酸4Kgを120℃に達した時から2時間かけて添加を行った。さらに140℃で3時間保持し、重合を完結させた。重合して得られたビーズを洗浄、脱水、乾燥し、スチレン−メタクリル酸系樹脂を得た。得られた樹脂の重量平均分子量は30万であった。
【0024】
参考例2 スチレン−メタクリル酸系樹脂の製造
ターシャリードデシルメルカプタン36gを添加して重合した以外は参考例1と同様に行った。得られた樹脂の重量平均分子量は23万であった。
【0025】
参考例3 耐衝撃性スチレン系樹脂の製造
内容量100リットルのジャケット、撹拌機付きオートクレーブにポリブタジエン(旭化成社製 ジエン55A(商品名))6.4Kg、スチレン73.6Kg、ターシャリードデシルメルカプタン36gを投入して、200rpmで撹拌した。ポリブタジエンが充分溶解した後、110℃で6時間重合を行い、プレポリマーを得た。
ついで、内容量200リットルのジャケット、撹拌機付きオートクレーブに純水100Kg、ポリビニルアルコール100gを加え、130rpmで撹拌した中に、プレポリマー72Kg、ターシャリーブチルパーオキシベンゾエート80g、ジ−ターシャリーブチルパーオキサイド16gを添加した。オートクレーブを密閉した後、120℃に昇温して5時間重合を行った。このときメタクリル酸4Kgを120℃に達した時から2時間かけて添加を行った。さらに140℃で3時間保持し、重合を完結させた。重合して得られたビーズを洗浄、脱水、乾燥し、耐衝撃性スチレン系樹脂を得た。得られた樹脂のメタノール可溶分は1.2重量%、ゲル分は20.2重量%、ゴム粒子の体積平均径は2.5μm、MFRは2.1g/10分であった。
【0026】
参考例4 耐衝撃性スチレン系樹脂の製造
内容量100リットルのオートクレーブにホワイトオイル(モービル社製 ホワイトレックス335(商品名))を2.4Kg投入重合してプレポリマーを得た以外は、参考例3と同様に行った。
得られた樹脂のメタノール可溶分は3.1重量%、ゲル分は20.0重量%、ゴム粒子の体積平均径は2.6μm、MFRは3.8g/10分であった。
【0027】
参考例5 耐衝撃性スチレン系樹脂の製造
内容量100リットルのオートクレーブに投入するポリブタジエンの種類を旭化成社製 ジエン55A(商品名)からジエン35A(商品名)に変更してプレポリマーを得た以外は、参考例3と同様に行った。
得られた樹脂のメタノール可溶分は1.2重量%、ゲル分は19.7重量%、ゴム粒子の体積平均径は1.2μm、MFRは2.2g/10分であった。
【0028】
参考例6 耐衝撃性スチレン系樹脂の製造
内容量100リットルのオートクレーブに投入するポリブタジエンの量を4.4Kgに変更してプレポリマーを得た以外は、参考例3と同様に行った。
得られた樹脂のメタノール可溶分は1.2重量%、ゲル分は13.6重量%、ゴム粒子の体積平均径は2.3μm、MFRは2.6g/10分であった。
【0029】
実施例1〜5、及び比較例1〜5
スチレン−メタクリル酸系樹脂として参考例1〜2、耐衝撃性スチレン系樹脂として参考例3〜6、メタクリル酸メチル−ブタジエン−スチレン系ゴム(以下MBS)としてクレハ社製 BTA751(商品名)、スチレン−ブタジエン系ブロックエラストマー(以下SBS)として旭化成社製 タフプレンA(商品名)を用い、表1及び表2に示す割合で配合した。これを2軸押出機を用い、樹脂温度200〜250℃の範囲で溶融混練し、ペレット形状とした。得られたペレットを用いて各試験を行った結果を併せて表1及び2に示した。
比較例はいずれも耐熱性、成形性、耐衝撃性、剛性のバランスが充分でない。
【0030】
【表1】
Figure 0004313447
【0031】
【表2】
Figure 0004313447
【0032】
【発明の効果】
本発明のスチレン系樹脂組成物は、耐熱性、成形性、耐衝撃性、剛性のバランスが良好で、また安価に得られることから、電子レンジ対応食品容器用途に最適である。

Claims (2)

  1. (a)スチレン系単量体95〜80重量%、メタクリル酸5〜20重量%を共重合して得られる共重合体であって、重量平均分子量が25万〜80万のスチレン−メタクリル酸系樹脂60〜83重量部、(b)メタノール可溶分が3重量%未満であり、ゲル分が14〜35重量%であり、かつゴム粒子の体積平均径が1.5〜5μmである耐衝撃性スチレン系樹脂40〜17重量部と〔但し、(a)+(b)の合計量を100重量部とする〕、さらに(c)メタクリル酸メチル−ブタジエン−スチレン系ゴム及び/またはスチレン−ブタジエン系ブロックエラストマー0〜15重量部とからなるスチレン系樹脂組成物。
  2. 請求項1記載のスチレン系樹脂組成物を成形してなる電子レンジ対応食品容器。
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