JP4293938B2 - 分割蓋機構、および、センターコンソールボックス - Google Patents

分割蓋機構、および、センターコンソールボックス Download PDF

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Description

この発明は、各種の収納体の開口を開放可能に塞ぐ二以上のリッドによって構成された分割蓋機構、および、かかる分割蓋機構によって車両の前後方向に長い上面開口を開放可能に塞がれるように構成されたセンターコンソールボックスに関する。
前後に長い開口を蓋体によって塞ぐように構成された収納体にあっては、開蓋状態において、この蓋体が開口を通じた収納体内への手などの差し入れなどの邪魔となってしまう不都合がある。特許文献1に示されるコンソールボックスのように、回動軸を中心に回動起立される蓋体をさらにスライド移動できるようにしておけば起立位置における蓋体の上方への突き出し寸法を小さく抑えることはできるが、これにも限界がある。もちろん、起立位置において蓋体の大部分が開口のレベルよりも下方に入り込むようにしておけばこうした不都合は緩和されるが、このようにした場合、起立位置における蓋体の収納空間が上下に大きくなってしまうため収納体を上下に大型化させてしまう。
実公平5−20605号公報
この発明が解決しようとする主たる問題点は、前後に長い開口を塞ぎながら、開蓋状態において邪魔とならず、さらに、こうした開口を備えた収納体などの大型化を招くこともない蓋機構、および、これを利用したセンターコンソールボックスを提供する点にある。
前記問題点を解決するために、この発明にあっては、分割蓋機構が以下の(1)〜(4)の構成を備えたものとした。
(1)前後に長い開口を閉蓋位置において塞ぐ分割蓋と、
(2)この分割蓋によって塞がれる開口の下方に位置される分割蓋の動作機構とを備えた分割蓋機構であって、
(3)分割蓋は、
閉蓋位置において開口前部を塞ぐ先頭リッドと、
閉蓋位置において上面を先頭リッドの上面と同じレベルに位置させて開口後部を塞ぐ後尾リッドとを、
少なくとも持っており、
(4)前記動作機構によって、閉蓋位置にある先頭リッドが、閉蓋位置にある後尾リッドの下に重ね合わせ状に入り込むように開口前部側から開口後部側にスライド移動された後、後尾リッドと重ね合った状態でこの後尾リッドと共にリッド前端を上方に向けるように回動起立させられながら下方に向けて移動させられるようになっている。
かかる分割蓋機構によれば、先頭リッドと後尾リッドとを重ね合わせた状態で、両リッドのリッド前端を上方に向けるように一緒に回動起立させながら下方に向けて移動させて開口を開放させるようにしてあることから、
(1)開口下には、最大でもリッドの前後寸法分の深さの収納空間があれば、リッドが開口上に突き出されないように開口下に分割蓋を納めることができる。
(2)また、両リッドは一緒に回動起立させられながら下方に移動されることから、収納空間の前後方向の寸法をできる限り小さくさせることができる。
(3)また、先頭リッドのみがスライド移動された状態で留めておけば、開口の開口前部のみを開放させておくことができる。
動作機構は、先頭リッドと後尾リッドとを規則的に動作させるものであって、動作自体は手動又はモータなどによる駆動によってなされる。
前記先頭リッドに、この先頭リッドの開口後部側へのスライド移動に伴って閉蓋位置にある後尾リッドのこの閉蓋状態を解除しながら先頭リッドと一緒に後尾リッドを下方に向けて連れ移動させる手段(例えば、後述するリンクピンに対するリリース凹部)を備えさせておくと共に、
下方に移動され切った先頭リッドが再び閉蓋位置まで移動する上昇時に後尾リッドを上方に向けて連れ移動させてこの後尾リッドを前記閉蓋状態に復帰させる手段(例えば、後述する復帰動作用ピンに対する引っかけ凹部)を備えさせておくようにしておけば、
開口を開放させる向きの先頭リッドの移動、つまり、往動に伴って後尾リッドを往動させて開口を開放させることができると共に、
開口を閉塞させる向きの先頭リッドの移動、つまり、復動に伴って後尾リッドを復動させて開口を閉塞させることができる。
前記動作機構は、
先頭リッドの支持手段と、
第一カム溝の形成体と、
この第一カム溝の形成体の側方にあって、第二カム溝および下方に凹部入り口を向けたキャッチ凹部の形成体と、
第二カム溝の後方にあって、壁面を前方に向けたサポートカム壁の形成体とを、
有しており、
先頭リッドは、ブラケット部を有しており、このブラケット部に前後に間隔を開けて前側トレースピンと後側トレースピンとを有しており、
第一カム溝は、閉蓋位置にある後尾リッドの下に先頭リッドが重ね合わせ状に入り込むように開口前部側から開口後部側にこの先頭リッドをスライド移動させた後、後側トレースピンを回動中心としてそのリッド前端を上方に向けるように回動起立させながらこの先頭リッドを下方に向けて移動させるように、前記前側トレースピンと後側トレースピンとを案内するように形成されており、
後尾リッドは、ブラケット部を有しており、このブラケット部にトレースピンを有しており、
第二カム溝は、後尾リッドのトレースピンをこのトレースピンを回動中心としてそのリッド前端を上方に向けるように回動起立させながらこの後尾リッドを下方に向けて移動させるように、このトレースピンを案内するように形成されており、
さらに、後尾リッドは、
後尾リッドのトレースピンを回動軸として回動可能に組み合わされると共に、後尾リッドが閉蓋位置にある状態において後方に向けられた自由端に姿勢制御ピンを備えた回動体と、
後尾リッドが閉蓋位置にある状態においてブラケット部におけるトレースピンよりも後方に位置される箇所に備えられたリンクピンと、
ブラケット部と回動体との間にあって、姿勢制御ピンとリンクピンとの間の間隔を引き離す向きに常時付勢する付勢手段とを有しており、
この付勢手段の付勢によって、後尾リッドが閉蓋位置にある状態において、リンクピンがキャッチ凹部に下方から入り込み、かつ、姿勢制御ピンがサポートカム壁に押し当てられるようになっており、
しかも、先頭リッドのブラケット部に、この先頭リッドが閉蓋位置にある後尾リッドの下に重ね合わせ状に入り込んだ位置で、リンクピンを後方から入り込ませ、この先頭リッドの前記下方への移動に伴ってこのリンクピンをキャッチ凹部から抜き出させるリリース凹部が形成してあるようにしておくこともある。
閉蓋位置にある先頭リッドは支持手段によってその閉蓋状態を維持される。それと共に、閉蓋位置にある先頭リッドは、第一カム溝の案内によって後方に向けて移動可能とされる。第一カム溝に対しては前側トレースピンと後側トレースピンとが入り込んでいることから、この先頭リッドの移動は規則的かつ安定的なものとされる。
一方、閉蓋位置にある後尾リッドは、第二カム溝にトレースピンを入り込ませた状態で、付勢手段の付勢により、キャッチ凹部にリンクピンを入り込ませ、かつ、サポートカム壁に姿勢制御ピンを押し当てていることから、この後尾リッドの閉蓋状態は安定的に維持される。
先頭リッドは、第一カム溝によって、まず、後方に移動しながら下方にやや下がり前記のように閉蓋状態を維持される後尾リッドの下に入り込む。この結果、閉蓋位置にある先頭リッドの上面と後尾リッドの上面とを同じレベルになるようにしておくセッティングにも何ら支障を生じさせない。先頭リッドが後尾リッドの下に重ね合わせ状に入り込むと、リリース凹部にリンクピンが入り込み、先頭リッドの移動に伴って後尾リッドも重ね合わせ状態を保ったまま移動できる状態が作り出される。(以下、この状態を連結状態といい、この連結状態が作り出される位置を連結位置という。)
この連結状態から先頭リッドが第一カム溝に沿って下方に移動されると、キャッチ凹部からリンクピンが下方に抜け出し、後尾リッドもリッド前端を上方に向けるように回動起立しながら共に下方に移動される。このように移動される後尾リッドはこの移動の全過程において前記付勢手段の付勢によってサポートカム壁に押し当て続けられる姿勢制御ピンによってガタつきなく支持される。
先頭リッドが第一カム溝に沿って下方に移動され切ると、開口は完全に開放されることになる。(以下、この状態を完全収納状態という。)先頭リッドと後方リッドとは重ね合わされ、かつ、リッド前端を上方に向けた状態で開口の下方にその全部または大部分を位置させる。
また、前記第一カム溝が、前後方向に延びる前後溝部と、前後溝部の後端から下方に延びる上下溝部とを有していると共に、
第二カム溝が、その溝上端を第一カム溝の前後溝部の後端と同じレベルに位置させて、第一カム溝の上下溝部に倣って下方に延びる溝となっており、
しかも、閉蓋位置にある後尾リッドのトレースピンが、第二カム溝の溝上端に位置されるようにしてあると共に、
先頭リッドのリリース凹部にリンクピンが入り込んだときに、この先頭リッドの後側トレースピンが第一カム溝の前後溝部の後端に位置されるようにしておくこともある。
このようにした場合、前記連結状態において、先頭リッドの回動中心となる後側トレースピンと後尾リッドの回動中心となるトレースピンとを同一の位置に位置づけさせることができ、この連結後に、重ね合わされて連結された先頭リッドと後方リッドとを一緒にスムースに回動起立させることができる。
また、閉蓋位置にある先頭リッドのブラケット部における後側トレースピンの形成位置よりも後方に下方に開放した引っかけ凹部が形成されていると共に、
閉蓋位置にある後尾リッドの回動体における回動軸の下方に復帰動作用ピンが形成されており、
先頭リッドと後尾リッドが一緒に回動起立されながら下方に移動されることに伴って、前記引っかけ凹部に前方から復帰動作用ピンが入り込むようにしておくこともある。
このようにした場合、前記完全収納状態から、先頭リッドにこの先頭リッドを上方に向けて再び移動、つまり、復動させる向きの力を作用させた場合に、引っかけ凹部に復帰動作用ピンを引っかけさせている後尾リッドを先頭リッドとの連結状態を維持させたまま前記連結位置に向けて移動させることができる。
また、前記支持手段が、従動端を先頭リッドのブラケット部に接続させると共に、この従動端と駆動端との間隔を先頭リッドの移動に伴って可変させるように構成された駆動力伝達アームによって構成されており、
モータによって移動されるこの駆動力伝達アームによって先頭リッドが移動されるようにしておくこともある。
このようにした場合、先頭リッドの往動動作および復動動作、つまり、分割蓋の開蓋動作および閉蓋動作を、モータの駆動によって円滑になさしめることができる。
また、前記分割蓋が、先頭リッドと後尾リッドとの間に配されてこれらと一緒に閉蓋位置において開口を塞ぐ一又は二以上の中間リッドを有していると共に、
中間リッドのリッド前端側には、その前方に位置されるリッドの掛合部がこの前方に位置されるリッドの前方へのスライド移動によって後方から引っかかる前側被掛合部が形成されており、
かつ、中間リッドのリッド後端側に、その前方に位置されるリッドの掛合部がこの前方に位置されるリッドの後方へのスライド移動によって前方から引っかかる後側被掛合部を形成させておくこともある。
このようにした場合、各リッドが閉蓋位置にある状態からまず中間リッドの前方に位置されるリッドの後方に向けた移動により中間リッドの後側被掛合部にこの前方に位置されるリッドの掛合部を引っかけて、この前方に位置されていたリッドを中間リッドの下に重ね合わせ状に入り込ませた状態で両リッドを後方に向けて一緒にスライド移動させることができる。
また、各リッドが前記完全収納位置にある状態から復動される場合には、中間リッドの前方に位置されるリッドの前方に向けた移動により中間リッドの前側被掛合部にこの前方に位置されるリッドの掛合部を引っかけて、この前方に位置されるリッドの閉蓋位置に向けた移動に伴って中間リッドを閉蓋位置まで一緒にスライド移動させることができる。
また、この発明にかかるセンターコンソールボッスクスは、以上に説明した分割蓋機構を構成する分割蓋によって開口を塞がれるように構成されている。
かかるコンソールボックスは、このような開口を備えながら、開蓋状態において、車室内のどの位置からもボックス内に手などを入れ込みなどし易く、また、ボックスの上下及び前後方向の寸法をできるだけ小さくするように構成することができる。
この発明にかかる分割蓋機構によれば、前後に長い開口を適切に塞ぐことができると共に、開蓋状態においては分割蓋は邪魔とならず、さらに、分割蓋の収納スペースを最小に留めることができることから、こうした開口を備えた収納体などの大型化を招くこともない。かかる分割蓋機構を利用したセンターコンソールボックスは、開蓋状態において開口を通じてボックス内に、車室内のどの位置からも手などを入れ込みなどし易く、また、必要最小限の大きさのものとして構成することができる。
以下、図1ないし図18に基づいて、この発明を実施するための最良の形態について説明する。
なお、ここで図1、図2、図5〜図11は、実施の形態にかかる分割蓋機構を適用して構成された収納体Bの要部を側方から見た状態として示しており、図1、図2、図5、図6、図7、図8、図9、図10、図11の順で閉蓋位置にある分割蓋1を構成する各リッド10が往動して開口Hが開放され、この逆の順で完全収納状態にある分割蓋1を構成する各リッド10が復動して開口Hが再び閉塞されるようになっている。(なお、これらの各図においてはアウターボックス233の側板237の記載を省略している。また、図1では支持手段20の記載を、図5〜図8および図10、図11においては付勢手段120の記載を、それぞれ省略している。)また、図3は、図2の状態において先頭リッド101の記載をさらに省略しており、また、図4は、図2の状態において後尾リッド109の記載をさらに省略して表している。また、図12は、前記収納体Bの要部を縦断面の状態として、また、図13は、図12の一部をさらに拡大して示している。また、図14は、各リッド10が閉蓋位置にある収納体Bの様子を、また、図15は、図14の状態においてアウターボックス233を省略してインナーボックス221のみを表しており、また、図16は、図15の状態から先頭リッド101のみが後方にスライド移動して開口前部Haのみが開放された状態を、また、図17は、図16の状態からさらに後尾リッド109と一緒に先頭リッド101が下方に移動して開口Hが完全に開放された状態を、それぞれ示している。さらに、図18は、分割蓋1の他の構成例を分割蓋1を構成する各リッド10のみを側方から表して示している。
この実施の形態にかかる分割蓋機構は、各種の収納体Bの開口Hを開放可能に塞ぐものである。具体的には、かかる分割蓋機構は、二以上のリッド10によって分割された分割蓋1を有しており、このような分割蓋1を展開、つまり、二以上の各リッド10を互いに重なり合わせない状態において、前記開口Hを塞ぎ、これらを互いに重なり合わせ、かつ、この開口Hの下方にこれらを移動させた状態において、この開口Hを完全に開放させるように機能されるものである。
また、この実施の形態にかかるセンターコンソールボックスB’は、前記分割蓋機構によって車両の前後方向に長い上面開口Hを開放可能に塞がれるように構成されたものである。
かかる分割蓋機構は、
前後に長い開口Hを閉蓋位置において塞ぐ分割蓋1と、
この分割蓋1によって塞がれる開口Hの下方に位置される分割蓋1の動作機構2とを備えている。
かかる分割蓋1は、
閉蓋位置(図1の位置)において開口前部Haを塞ぐ先頭リッド101と、
閉蓋位置(図1の位置)において開口後部Hbを塞ぐ後尾リッド109とを、
少なくとも持っている。
そして、前記動作機構2によって、閉蓋位置にある先頭リッド101が、閉蓋位置にある後尾リッド109の下に重ね合わせ状に入り込むように開口前部Ha側から開口後部Hb側にスライド移動された後、後尾リッド109と重ね合った状態でこの後尾リッド109と共にリッド前端102、110を上方に向けるように回動起立させられながら下方に向けて移動させられるようになっている。
かかる分割蓋機構によれば、先頭リッド101と後尾リッド109とを重ね合わせた状態で、両リッド101、109のリッド前端102、110を上方に向けるように一緒に回動起立させながら下方に向けて移動させて開口Hを開放させるようにしてあることから、
(1)開口H下には、最大でもリッド10の前後寸法分の深さの収納空間Sがあれば、リッド10が開口H上に突き出されないように開口H下に分割蓋1を納めることができる。
(2)また、両リッド101、109は一緒に回動起立させられながら下方に移動されることから、収納空間Sの前後方向の寸法をできる限り小さくさせることができる。
(3)また、先頭リッド101のみがスライド移動された状態で留めておけば、開口Hの開口前部Haのみを開放させておくことができる。
(4)これにより、また、かかる分割蓋機構によって車両の前後方向に長い上面開口Hを開放可能に塞がれるように構成されたコンソールボックスB’は、このような開口Hを備えながら、開蓋状態において、後部座席からもボックス内に手などを入れ易く、また、ボックスの上下及び前後方向の寸法をできるだけ小さくするように構成することができる。
具体的には、この実施の形態にあっては、前記動作機構2は、
(1)先頭リッド101の支持手段20と、
(2)第一カム溝215の形成体21と、
(3)この第一カム溝215の形成体21の側方にあって、第二カム溝227および下方に凹部入り口を向けたキャッチ凹部229の形成体22と、
(4)第二カム溝227の後方にあって、壁面を前方に向けたサポートカム壁231の形成体22とを、
有している。
先頭リッド101は、ブラケット部103を有しており、このブラケット部103に前後に間隔を開けて前側トレースピン104と後側トレースピン105とを有している。かかるブラケット部103は、先頭リッド101のリッド後端側の裏面に設けられている。
第一カム溝215は、閉蓋位置にある後尾リッド109の下に先頭リッド101が重ね合わせ状に入り込むように開口前部Ha側から開口後部Hb側にこの先頭リッド101をスライド移動させた後、後側トレースピン105を回動中心としてそのリッド前端102を上方に向けるように回動起立させながらこの先頭リッド101を下方に向けて移動させるように、前記前側トレースピン104と後側トレースピン105とを案内するように形成されている。
後尾リッド109は、ブラケット部111を有しており、このブラケット部111にトレースピン112を有している。かかるブラケット部111も、後尾リッド109のリッド後端側の裏面に設けられている。
第二カム溝227は、後尾リッド109のトレースピン112をこのトレースピン112を回動中心としてそのリッド前端110を上方に向けるように回動起立させながらこの後尾リッド109を下方に向けて移動させるように、このトレースピン112とを案内するように形成されている。
また、後尾リッド109は、
後尾リッド109のトレースピン112を回動軸116として回動可能に組み合わされると共に、後尾リッド109が閉蓋位置にある状態において後方に向けられた自由端に姿勢制御ピン117を備えた回動体115と、
後尾リッド109が閉蓋位置にある状態においてブラケット部111におけるトレースピン112よりも後方に位置される箇所に備えられたリンクピン113と、
ブラケット部111と回動体115との間にあって、姿勢制御ピン117とリンクピン113との間の間隔を引き離す向きに常時付勢する付勢手段120とを有している。
そして、この付勢手段120の付勢によって、後尾リッド109が閉蓋位置にある状態において、リンクピン113がキャッチ凹部229に下方から入り込み、かつ、姿勢制御ピン117がサポートカム壁231に押し当てられるようになっており、
さらに、先頭リッド101のブラケット部103に、この先頭リッド101が閉蓋位置にある後尾リッド109の下に重ね合わせ状に入り込んだ位置で、リンクピン113を後方から入り込ませ、この先頭リッド101の前記下方への移動に伴ってこのリンクピン113をキャッチ凹部229から抜き出させるリリース凹部106が形成してある。
閉蓋位置にある先頭リッド101は支持手段20によってその閉蓋状態を維持される。(図1)それと共に、閉蓋位置にある先頭リッド101は、第一カム溝215の案内によって後方に向けて移動可能とされる。第一カム溝215に対しては前側トレースピン104と後側トレースピン105とが入り込んでいることから、この先頭リッド101の移動は規則的かつ安定的なものとされる。(図1から図2)
一方、閉蓋位置にある後尾リッド109は、第二カム溝227にトレースピン112を入り込ませた状態で、付勢手段120の付勢により、キャッチ凹部229にリンクピン113を入り込ませ、かつ、サポートカム壁231に姿勢制御ピン117を押し当てていることから、この後尾リッド109の閉蓋状態は安定的に維持される。(図1)
先頭リッド101は、第一カム溝215によって、まず、後方に移動しながら下方にやや下がり前記のように閉蓋状態を維持される後尾リッド109の下に入り込む。先頭リッド101が後尾リッド109の下に重ね合わせ状に入り込むと、リリース凹部106にリンクピン113が入り込み、先頭リッド101の移動に伴って後尾リッド109も重ね合わせ状態を保ったまま移動できる状態が作り出される。(以下、この状態を連結状態といい、この連結状態が作り出される位置を連結位置という。/図2)
この連結状態から先頭リッド101が第一カム溝215に沿って下方に移動されると、キャッチ凹部229からリンクピン113が下方に抜け出し、後尾リッド109もリッド前端110を上方に向けるように回動起立しながら共に下方に移動される。このように移動される後尾リッド109はこの移動の全過程において前記付勢手段120の付勢によってサポートカム壁231に押し当て続けられる姿勢制御ピン117によってガタつきなく支持される。(図5〜図11)
先頭リッド101が第一カム溝215に沿って下方に移動され切ると、開口Hは完全に開放されることになる。(以下、この状態を完全収納状態と、また、この状態にあるリッド10の位置を完全収納位置という。/図11)先頭リッド101と後方リッド10とは重ね合わされ、かつ、リッド前端102、110を上方に向けた状態で開口Hの下方にその全部または大部分を位置させる。
また、この実施の形態にあっては、第一カム溝215が、前後方向に延びる前後溝部216と、前後溝部216の後端217から下方に延びる上下溝部219とを有していると共に、
第二カム溝227が、その溝上端228を第一カム溝215の前後溝部216の後端217と同じレベルに位置させて、第一カム溝215の上下溝部219に倣って下方に延びる溝となっており、
しかも、閉蓋位置にある後尾リッド109のトレースピン112が、第二カム溝227の溝上端228に位置されるようにしてあると共に、
先頭リッド101のリリース凹部106にリンクピン113が入り込んだときに、この先頭リッド101の後側トレースピン105が第一カム溝215の前後溝部216の後端217に位置されるようにしてある。
これにより、この実施の形態にあっては、前記連結状態において、先頭リッド101の回動中心となる後側トレースピン105と後尾リッド109の回動中心となるトレースピン112とを同一の位置に位置づけさせることができ、この連結後に、重ね合わされて連結された先頭リッド101と後方リッド10とを一緒にスムースに回動起立させることができるようになっている。(図2)
また、この実施の形態にあっては、閉蓋位置にある先頭リッド101のブラケット部103における後側トレースピン105の形成位置よりも後方に下方に開放した引っかけ凹部107が形成されていると共に、
閉蓋位置にある後尾リッド109の回動体115における回動軸116の下方に復帰動作用ピン118が形成されており、
先頭リッド101と後尾リッド109が一緒に回動起立されながら下方に移動されることに伴って、前記引っかけ凹部107に前方から復帰動作用ピン118が入り込むようにしてある。
これにより、この実施の形態にあっては、前記完全収納状態から、先頭リッド101にこの先頭リッド101を上方に向けて再び移動、つまり、復動させる向きの力を作用させた場合に、引っかけ凹部107に復帰動作用ピン118を引っかけさせている後尾リッド109を先頭リッド101との連結状態を維持させたまま前記連結位置に向けて移動させることができる。(図11〜図8)
この連結位置への移動の過程で、回動体115は復帰動作用ピン118を再び引っかけ凹部107から抜け出させる向きに回動され、連結位置まで上昇された後尾リッド109は前記付勢手段120の付勢によって再び閉蓋位置に位置づけられる。(図7〜図5、さらに、図2)
このように後尾リッド109が閉蓋位置に再度位置づけられた状態からさらに第一カム溝215に沿って先頭リッド101を復動させると、リリース凹部106からリンクピン113が抜け出し、先頭リッド101は後尾リッド109の下から抜け出した後上方に移動しながら前方にスライド移動され、再び閉蓋位置に位置づけられる。(図2から図1)
また、この実施の形態にあっては、支持手段20が、従動端202を先頭リッド101のブラケット部103に接続させると共に、この従動端202と駆動端203との間隔を先頭リッド101の移動に伴って可変させるように構成された駆動力伝達アーム201によって構成されており、
モータ204によって移動されるこの駆動力伝達アーム201によって先頭リッド101が移動されるようにしてある。
これにより、この実施の形態にあっては、先頭リッド101の往動動作および復動動作、つまり、分割蓋1の開蓋動作および閉蓋動作を、モータ204の駆動によって円滑になさしめることができる。すなわち、前記第一カム溝215の案内によって閉蓋位置から往動される先頭リッド101のスライド移動と回動起立しながらの下方移動、および、完全収納位置から復動される先頭リッド101の回動伏倒しながらの上方移動とスライド移動は、駆動力伝達アーム201の駆動端203を中心とした円の円弧に沿った運動とはならないが、この駆動力伝達アーム201はその従動端202と駆動端203との間隔を先頭リッド101の移動に伴って可変させるように構成されていることから、この第一カム溝215に沿って支障なくモータ204の駆動によって先頭リッド101を往復動させることが可能とされる。
図示の例にあっては、分割蓋1は、先頭リッド101と後尾リッド109の二枚で構成されている。そして、前後に長い開口Hの開口前部Haを略水平位置にある先頭リッド101によって上方から塞ぎ、また、この開口Hの開口後部Hbを略水平位置にある後尾リッド109によって上方から塞ぐようにしてある。
図示の例では前記開口Hは、底板222と前板223および後板224と一対の側板225、225とを備えて上面を開放させたインナーボックス221の開放された上面によって構成されている。図示の例では、かかるインナーボックス221は、底板234と前板235および後板236と一対の側板237、237とを備えて上面を開放させたアウターボックス233内に入れ込み状に設置されている。インナーボックス221の外面とアウターボックス233の内面との間には、どの位置においてもスペースが形成されるようにしてある。そして、図示の例では、かかるインナーボックス221の後板224外面とアウターボックス233の後板236内面との間のスペースを収納空間Sとして、前記完全収納位置において重ね合わされた先頭リッド101と後尾リッド109とが納められるようになっている。また、図示の例にあっては、かかるアウターボックス233がさらに上面開口Hの最外ボックス3内に納められるようになっている。
先頭リッド101のブラケット部103は、この先頭リッド101の移動方向に沿った板面を有するプレート状をなすように構成されている。このブラケット部103は、先頭リッド101の左右両側にそれぞれ設けられている。また、このブラケット部103の後端は先頭リッド101のリッド後端よりも後方に突き出されている。
一方、後尾リッド109のブラケット部111も、この後尾リッド109の移動方向に沿った板面を有するプレート状をなすように構成されている。このブラケット部111も、後尾リッド109の左右両側にそれぞれ設けられている。
そして、図示の例では、インナーボックス221の側板225の外側に先頭リッド101のブラケット部103が位置されると共に、この先頭リッド101のブラケット部103の外面よりも外側となる位置に後尾リッド109のブラケット部111が位置され、さらに、アウターボックス233の側板237の内面とこの後尾リッド109のブラケット部111との間に前記回動体115が位置されるようになっている。(図12)
図示の例ではまた、先頭リッド101のリッド後端側に、後尾リッド109のリッド前端110に形成された被掛合部114に後方から引っかかる掛合部108が形成されている。これにより、図示の例にあっては、先頭リッド101と後尾リッド109とが共に閉蓋位置にある状態から後尾リッド109のみに前記収納空間Sに向けてこの後尾リッド109を移動させる向きの力が作用された場合に、先頭リッド101もこれに伴って後方に向けてスライド移動されるようになっている。なお、図示の例では、この先頭リッド101のスライド移動を閉蓋位置においてこの先頭リッド101のブラケット部103の前端にスイッチプレート40を接しさせているリミットスイッチ4で検出してこのようなスライド移動が生じた場合には先頭リッド101を復動させるように前記モータ204の駆動が開始されるようになっている。
かかる分割蓋1は、図18に示されるように、先頭リッド101と後尾リッド109との間に配されてこれらと一緒に閉蓋位置において開口Hを塞ぐ中間リッド122を含んで構成させておくこともできる。
この場合には、中間リッド122の中間リッド前端側には、その前方に位置される先頭リッド101の掛合部108がこの前方に位置される先頭リッド101の前方へのスライド移動によって後方から引っかかる前側被掛合部123を形成させ、
かつ、中間リッド122の中間リッド後端側には、その前方に位置される先頭リッド101の掛合部108がこの前方に位置される先頭リッド101の後方へのスライド移動によって前方から引っかかる後側被掛合部124を形成させておく。
このようにした場合、各リッド10が閉蓋位置にある状態からまず中間リッド122の前方に位置される先頭リッド101の後方に向けた移動により中間リッド122の後側被掛合部124にこの前方に位置される先頭リッド101の掛合部108を引っかけて、この前方に位置されていた先頭リッド101を中間リッド122の下に重ね合わせ状に入り込ませた状態で両リッド10を後方に向けて一緒にスライド移動させることができる。(この場合、先頭リッド101は後方に移動しながら中間リッド122の下に入り込める位置まで第一カム溝215によって下方に移動され、掛合部108が後側被掛合部124に引っかかった位置から先は両リッド10が第一カム溝215によって一緒に後尾リッド109の下に入り込める位置までさらに下方に移動されるようにしておくことになる。)
また、各リッド10が前記完全収納位置にある状態から復動される場合には、中間リッド122の前方に位置される先頭リッド101の前方に向けた移動により中間リッド122の前側被掛合部123にこの前方に位置される先頭リッド101の掛合部108を引っかけて、この前方に位置される先頭リッド101の閉蓋位置に向けた移動に伴って中間リッド122を閉蓋位置まで一緒にスライド移動させることができる。
図示の例では、動作機構2は、インナーボックス221の左右両側にそれぞれ設けられている。図示の例では、左右の動作機構2は、インナーボックス221の前後方向を通る仮想の基準線に対して、線対称をなすようにレイアウトされている。そして、左側の動作機構2に先頭リッド101および後尾リッド109の左側のブラケット部103、111が連係され、右側の動作機構2に先頭リッド101および後尾リッド109の右側のブラケット部103、111が連係されるようになっている。(図12)
図示の例では、第一カム溝215は、インナーボックス221の側板225の外面に形成されている。かかる第一カム溝215は、前後溝部216と上下溝部219とを有している。前後溝部216は略水平方向に延びる溝部となっているが、その前端はやや上方に向けて湾曲状に立ち上がった湾曲溝部218となっている。また、この湾曲溝部218の後方には、この湾曲溝部218と同じレベルまでこの湾曲溝部218の湾曲率と略同じ湾曲率を持つようにして上方に向けて立ち上がった枝溝部220が形成されている。そして、閉蓋位置にある先頭リッド101の前側トレースピン104が湾曲溝部218の上端に位置され、後側トレースピン105が枝溝部220の上端に位置されるようになっている。これにより、前記モータ204の駆動によって閉蓋位置にある先頭リッド101の往動が開始されると、この先頭リッド101は後方に移動されながら後尾リッド109の下に入り込むレベルまで下降されるようになっている。また、上下溝部219は、前後溝部216の後端217にその上端を連通させると共に、この連通箇所から下方に向かうに連れて、次第に後方に退く向きに傾斜した溝部となっている。
また、図示の例では、第二カム溝227は、アウターボックス233の側板237の内面に形成されている。かかる第二カム溝227は、その上端228を第一カム溝215の上下溝部219の上端と同じレベルに位置させ、そこからこの上下溝部219と同じ角度で下方に続く溝となっている。
また、図示の例では、サポートカム壁231も、アウターボックス233の側板237の内面に形成されている。このサポートカム壁231の上端は、第二カム溝227の上端228よりも上方に位置されている。また、サポートカム壁231は、その上端と第二カム溝227の上端228の位置されるレベルとの間にある壁面を、その上端壁面よりも前方に張り出させた張り出し壁面232としており、また、この張り出し壁面232の下方の壁面を第二カム溝227とほぼ同じ角度で傾斜させた壁面としている。そして、後尾リッド109が閉蓋位置にある状態においては、姿勢制御ピン117はかかる張り出し壁面232よりも上方においてサポートカム壁231に押し当てられるようになっている。これにより、図示の例にあっては、閉蓋位置にある後尾リッド109のみに下方に押し込む向きの力が作用されると姿勢制御ピン117もサポートカム壁231に沿ってやや下方に移動されることになるが、サポートカム壁231の張り出し壁面232によってこのように姿勢制御ピン117がやや下方に移動されると後述する付勢手段120となるねじりコイルバネ121の弾発力が強められるようになっており、こうした力が予期せず後尾リッド109に作用された場合に後尾リッド109を閉蓋位置に押し戻すようになっている。
また、図示の例では、キャッチ凹部229も、アウターボックス233の側板237の内面に形成されている。キャッチ凹部229は、第二カム溝227の後方でサポートカム壁231の前方、かつ、この第二カム溝227の上端とサポートカム壁231の上端との間のレベルに形成されている。図示の例では、かかるキャッチ凹部229は、アウターボックス233の側板237の内面から張り出す張り出し部230に形成されている。
また、図示の例では、支持手段20を構成する駆動力伝達アーム201は、先頭リッド101が閉蓋位置にある状態において駆動端203を下方に位置させ、かつ、従動端202を上方に位置させるように構成されている。
図示の例では、かかる駆動力伝達アーム201は、
駆動ギア209とこの駆動ギア209にかみ合う下部伝達ギア210とを支持した下部プレート208と、
従動ギア214とこの従動ギア214にかみ合う上部伝達ギア213とを支持した上部プレート212とを、
下部伝達ギア210と上部伝達ギア213とに共にかみ合う中間ギア211の回転軸をもって回動可能に接合させることにより構成されている。
図示の例にあっては、インナーボックス221の底板222の外面にモータ204が据え付けられており、このモータ204の駆動力がウォーム205とウォームホイール206とを介してインナーボックス221の底板222下方に配された左右方向に延びる駆動軸207に伝達され、この駆動軸207の端部に設けられた駆動ギア209を回転駆動させるようになっている。下部プレート208はこの駆動軸207の端部を中心として回動されるようになっている。
また、従動ギア214は先頭リッド101の後側トレースピン105のピン軸における第一カム溝215から抜け出している箇所に組み付けられていると共に、上部プレート212はこの後側トレースピン105のピン軸を中心として回動されるようになっている。
図示の例ではまた、インナーボックス221の側板225であって、第一カム溝215の上側方に、この第一カム溝215に倣ったラック226が形成されており、このラック226に従動ギア214がかみ合いながらこのラック226に沿って従動ギア214が走行されるようになっている。これにより、図示の例にあっては、モータ204の駆動により先頭リッド101が第一カム溝215に沿って円滑に往復動されるようになっている。
先頭リッド101のブラケット部103には、前側トレースピン104、後側トレースピン105、キャッチ凹部229、および、引っかけ凹部107が形成されている。
前側トレースピン104および後側トレースピン105はいずれもかかるブラケット部103の内面にピン軸の一端を一体に接合させて他端部を第一カム溝215に入れ込ませるように構成されている。
キャッチ凹部229は、図示の例にあっては、先頭リッド101が閉蓋位置にある状態において、ブラケット部103の後端において開放されて水平方向に延びる割溝によって構成されている。キャッチ凹部229は、前側トレースピン104と後側トレースピン105の形成レベルよりも上方となる位置に設けられている。
引っかけ凹部107は、図示の例にあっては、先頭リッド101が閉蓋位置にある状態において、ブラケット部103の下端において開放されて上方に延びる割溝によって構成されている。この引っかけ凹部107は、後側トレースピン105の後方に設けられていると共に、後側トレースピン105を中心とした円の円弧に沿うように形成されている。このようにしてある理由は、前記接合状態においては、先頭リッド101の後側トレースピン105と後尾リッド109のトレースピン112とが同軸上に位置されると共に、後尾リッド109の回動体115は後尾リッド109のトレースピン112のピン軸に回動可能に組み付けられていることから、先頭リッド101と一緒になっての後尾リッド109の回動起立によって自由端を前方に向けて回動起立させるように回動される回動体115の復帰動作用ピン118の移動軌跡も後側トレースピン105を中心とした円の円弧に沿ったものとなるからである。
後尾リッド109のブラケット部111には、トレースピン112、および、リンクピン113が形成されている。
トレースピン112は、閉蓋位置にある後尾リッド109のブラケット部111における前端側の下部に設けられている。かかるトレースピン112は、ブラケット部111の外面にピン軸の一端を一体に接合させて他端部を第二カム溝227に入れ込ませるように構成されている。
また、リンクピン113は、閉蓋位置にある後尾リッド109のブラケット部111における後端側であって、トレースピン112の形成レベルよりも上方に設けられている。かかるリンクピン113は、ブラケット部111の内面からピン軸の一端を突き出させ、かつ、ブラケット部111の外面からピン軸の他端を突き出させるように設けられている。そして、図示の例にあっては、このリンクピン113の一端が前記連結状態において先頭リッド101のリリース凹部106に捕捉され、このリンクピン113の他端が付勢手段120の付勢によってキャッチ凹部229に入り込み保持されるようになっている。
後尾リッド109のブラケット部111には、回動体115が回動可能に組み付けられている。図示の例では、かかる回動体115は、後尾リッド109のブラケット部111の外面とアウターボックス233の側板237の内面間に挟み込まれるようにして両者の間で回動されるプレート状をなすと共に、後尾リッド109が閉蓋位置にある状態において前側に位置される箇所に形成された軸穴119にトレースピン112のピン軸の中間部を通すようにして、この後尾リッド109のブラケット部111に回動可能に組み合わされている。
この回動体115には、姿勢制御ピン117、および、復帰動作用ピン118が形成されている。
姿勢制御ピン117は、回動体115の外面にピン軸の一端を一体に接合させるようにして設けられている。図示の例では、姿勢制御ピン117は、閉蓋位置にある後尾リッド109のリンクピン113の形成レベルよりも上方に位置されるレベルに設けられている。
また、復帰動作用ピン118は、回動体115の内面にピン軸の一端を一体に接合させるようにして設けられている。図示の例では、復帰動作用ピン118は、後尾リッド109が閉蓋位置にある状態において回動体115の前側に位置される箇所であって、後尾リッド109のリンクピン113の形成レベルよりも下方に位置されるレベルに設けられている。
また、前記付勢手段120は、図示の例にあっては、後尾リッド109のブラケット部111の外面と回動体115の内面との間にあるトレースピン112のピン軸を巻回部に通すようにしてこのピン軸に備えられると共に、バネ121一端をブラケット部に止め付け、かつ、バネ121他端を回動体115に止め付けたねじりコイルバネ121によって構成されている。
収納体Bの要部側面構成図 収納体Bの要部側面構成図 収納体Bの要部側面構成図(先頭リッド101省略) 収納体Bの要部側面構成図(後尾リッド109省略) 収納体Bの要部側面構成図 収納体Bの要部側面構成図 収納体Bの要部側面構成図 収納体Bの要部側面構成図 収納体Bの要部側面構成図 収納体Bの要部側面構成図 収納体Bの要部側面構成図 収納体Bの要部縦断面構成図(左右方向の断面) 図12の要部拡大図 収納体Bの斜視構成図 収納体Bの斜視構成図(アウターボックス233省略) 収納体Bの斜視構成図(アウターボックス233省略) 収納体Bの斜視構成図(アウターボックス233省略) 図1ないし図17に示される分割蓋1の構成の変更例を示した要部側面構成図
符号の説明
H 開口
Ha 開口前部
Hb 開口後部
1 分割蓋
101 先頭リッド
102 リッド前端
109 後尾リッド
110 リッド前端
2 動作機構

Claims (6)

  1. 前後に長い開口を閉蓋位置において塞ぐ分割蓋と、
    この分割蓋によって塞がれる開口の下方に位置される分割蓋の動作機構とを備えた分割蓋機構であって、
    分割蓋は、閉蓋位置において開口前部を塞ぐ先頭リッドと、閉蓋位置において開口後部を塞ぐ後尾リッドとを、少なくとも持っており、
    動作機構は、先頭リッドの支持手段と、第一カム溝の形成体と、この第一カム溝の形成体の側方にあって第二カム溝および下方に凹部入り口を向けたキャッチ凹部の形成体と、第二カム溝の後方にあって壁面を前方に向けたサポートカム壁の形成体とを、有しており、
    先頭リッドは、ブラケット部を有しており、このブラケット部に前後に間隔を開けて前側トレースピンと後側トレースピンとを有しており、
    第一カム溝は、閉蓋位置にある後尾リッドの下に先頭リッドが重ね合わせ状に入り込むように開口前部側から開口後部側にこの先頭リッドをスライド移動させた後、後側トレースピンを回動中心としてそのリッド前端を上方に向けるように回動起立させながらこの先頭リッドを下方に向けて移動させるように、前記前側トレースピンと後側トレースピンとを案内するように形成されており、
    後尾リッドは、ブラケット部を有しており、このブラケット部にトレースピンを有しており、
    第二カム溝は、後尾リッドのトレースピンをこのトレースピンを回動中心としてそのリッド前端を上方に向けるように回動起立させながらこの後尾リッドを下方に向けて移動させるように、このトレースピンを案内するように形成されており、
    さらに、後尾リッドは、
    後尾リッドのトレースピンを回動軸として回動可能に組み合わされると共に、後尾リッドが閉蓋位置にある状態において後方に向けられた自由端に姿勢制御ピンを備えた回動体と、
    後尾リッドが閉蓋位置にある状態においてブラケット部におけるトレースピンよりも後方に位置される箇所に備えられたリンクピンと、
    ブラケット部と回動体との間にあって、姿勢制御ピンとリンクピンとの間の間隔を引き離す向きに常時付勢する付勢手段とを有しており、
    この付勢手段の付勢によって、後尾リッドが閉蓋位置にある状態において、リンクピンがキャッチ凹部に下方から入り込み、かつ、姿勢制御ピンがサポートカム壁に押し当てられるようになっており、
    しかも、先頭リッドのブラケット部に、この先頭リッドが閉蓋位置にある後尾リッドの下に重ね合わせ状に入り込んだ位置で、リンクピンを後方から入り込ませ、この先頭リッドの前記下方への移動に伴ってこのリンクピンをキャッチ凹部から抜き出させるリリース凹部が形成してあることを特徴とする分割蓋機構。
  2. 第一カム溝が、前後方向に延びる前後溝部と、前後溝部の後端から下方に延びる上下溝部とを有していると共に、
    第二カム溝が、その溝上端を第一カム溝の前後溝部の後端と同じレベルに位置させて、第一カム溝の上下溝部に倣って下方に延びる溝となっており、
    しかも、閉蓋位置にある後尾リッドのトレースピンが、第二カム溝の溝上端に位置されるようにしてあると共に、
    先頭リッドのリリース凹部にリンクピンが入り込んだときに、この先頭リッドの後側トレースピンが第一カム溝の前後溝部の後端に位置されるようにしてあることを特徴とする請求項1記載の分割蓋機構。
  3. 閉蓋位置にある先頭リッドのブラケット部における後側トレースピンの形成位置よりも後方に下方に開放した引っかけ凹部が形成されていると共に、
    閉蓋位置にある後尾リッドの回動体における回動軸の下方に復帰動作用ピンが形成されており、
    先頭リッドと後尾リッドが一緒に回動起立されながら下方に移動されることに伴って、前記引っかけ凹部に前方から復帰動作用ピンが入り込むようにしてあることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の分割蓋機構。
  4. 支持手段が、従動端を先頭リッドのブラケット部に接続させると共に、この従動端と駆動端との間隔を先頭リッドの移動に伴って可変させるように構成された駆動力伝達アームによって構成されており、
    モータによって移動されるこの駆動力伝達アームによって先頭リッドが移動されるようにしてあることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の分割蓋機構。
  5. 分割蓋が、先頭リッドと後尾リッドとの間に配されてこれらと一緒に閉蓋位置において開口を塞ぐ一又は二以上の中間リッドを有していると共に、
    中間リッドのリッド前端側には、その前方に位置されるリッドの掛合部がこの前方に位置されるリッドの前方へのスライド移動によって後方から引っかかる前側被掛合部が形成されており、
    かつ、中間リッドのリッド後端側には、その前方に位置されるリッドの掛合部がこの前方に位置されるリッドの後方へのスライド移動によって前方から引っかかる後側被掛合部が形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の分割蓋機構。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の分割蓋機構を構成する分割蓋によって開口を塞がれるように構成されていることを特徴とするセンターコンソールボックス。
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