JP4283963B2 - エレベータの制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、2次電池を応用した省エネルギー形のエレベータの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図13は、従来の2次電池を応用してエレベータを制御する制御装置の基本構成図である。
図13において、1は三相交流電源、2は三相交流電源1から出力される交流電力を直流電力に変換するダイオード等で構成されたコンバータを示し、コンバータ2で変換された直流電力は直流母線3に供給される。4はエレベータの速度位置制御を行う後述する速度制御装置により制御されるインバータであり、直流母線3を介して供給される直流を所望の可変電圧可変周波数の交流に変換して交流モータ5を供給することにより、交流モータ5に直結されたエレベータの巻上機6を回転駆動させることで、巻上機6に巻き掛けられたロープ7がその両端に接続されたかご8及び釣り合い錘9を昇降制御してかご8内の乗客を所定の階床に移動させるようになされている。
【0003】
ここで、かご8と釣り合い錘9の重量は、定員の半分の乗客がかご8内に乗車した時、ほぼ同じになるよう設計されている。すなわち、無負荷でかご8を昇降させる場合に、かご8の下降時は力行運転、上昇時は回生運転となる。逆に、定員乗車でかご8を下降させる場合に、かご8の下降時は回生運転、上昇時は力行運転となる。
【0004】
10はマイクロコンピュータ等で構成されたエレベータ制御回路で、エレベータ全体の管理・制御を行う。11は、直流母線3間に設けられて、エレベータの回生運転時に電力を蓄積し、力行運転時にインバータ4にコンバータ2と共に蓄積された電力を供給する電力蓄積装置を示し、2次電池12と当該2次電池12を充放電制御するDC−DCコンバータ13とから構成される。
【0005】
ここで、DC−DCコンバータ13は、リアクトル13a、このリアクトル13aに直列接続された充電電流制御用ゲート13b、後述する放電電流制御用ゲート13dに逆並列接続されたダイオード13cでなる降圧型チョッパ回路と、リアクトル13a、このリアクトル13aに直列接続された放電電流制御用ゲート13d、上記充電電流制御用ゲート13bに逆並列接続されたダイオード13eでなる昇圧型チョッパ回路とを備えてなり、充電電流制御用ゲート13bと放電電流制御用ゲート13dは、電力蓄積装置11の充放電状態を計測する充放電状態計測器14からの計測値及び電圧計測器18からの計測値に基づいて充放電制御回路15により制御される。なお、この従来例での充放電状態計測器14としては、2次電池12とDC−DCコンバータ13との間に設けられる電流計測器が用いられる。
【0006】
16と17は、直流母線3間に設けられた回生電流制御用ゲートと回生抵抗、18は、直流母線3の電圧を計測する電圧計測器、19は、後述する速度制御回路からの回生制御指令に基づいて動作する回生制御回路を示し、回生電流制御用ゲート16は、回生運転時に、電圧計測器17による計測電圧が所定値以上の時に回生制御回路19の制御に基づいてONパルス幅が制御されるようになされ、回生電力は回生抵抗17で放電されて熱エネルギーに変換され消費される。
【0007】
20は巻上機6に直結されたエンコーダ、21はエレベータ制御回路10からの指令に基づき速度指令とエンコーダ22からの速度帰還出力とに基づいてインバータ4の出力電圧・出力周波数を制御することによりエレベータを位置・速度制御する速度制御回路を示す。
【0008】
次に、上記構成に係る動作について説明する。
エレベータの力行運転時は、三相交流電源1および電力蓄積装置11の両方からインバータ4に電力が供給される。電力蓄積装置11は、2次電池12とDC−DCコンバータ13で構成され、充放電制御回路15により制御される。一般的に、装置を小型、安価に構成するため、2次電池12の個数は少なく押さえられ、2次電池12の出力電圧は直流母線3の電圧よりも低い。そして、直流母線3の電圧は、基本的に三相交流電源1を整流した電圧近辺で制御される。従って、2次電池12の充電時は直流母線3の母線電圧を下降し、放電時は直流母線3の母線電圧に昇降させる必要があり、この為、DC−DCコンバータ13が採用される。このDC−DCコンバータ13の充電電流制御用ゲート13b、放電電流制御用ゲート13dの制御を充放電制御回路15により行う。
【0009】
図14と図15は、充放電制御回路15の放電時と充電時の制御を示すフローチャートである。
最初に、図14に示す放電制御時について説明する。
制御系として、電圧制御に電流制御マイナーループ等を構成し、より安定性の高い制御をしてもよいが、ここでは、簡単化のため、母線電圧で制御する方式で説明する。
【0010】
まず、電圧計測器17により直流母線3の母線電圧が計測される(ステップS11)。充放電制御回路15は、その計測電圧を所望の電圧設定値と比較し、計測電圧が電圧設定値を超えているか否かを判定し(ステップS12)、計測電圧が設定値を超えていなければ、次に、充放電状態計測器14による2次電池12の放電電流の計測値が所定値を越えたか否かを判定する(ステップS13)。
【0011】
これらの判定により、計測電圧が設定値を超えた時、または計測電圧が設定値を超えない場合であっても2次電池12の放電電流の計測値が所定値を越えた時には、放電電流制御用ゲート13dのONパルス幅を短くすべく、現在のON時間に対し調整時間DTを減算して新たなゲートON時間を求める(ステップS14)。
【0012】
他方、上記ステップS13において、電流検出器14による2次電池12の放電電流の計測値が所定値を越えていないと判定された場合には、放電電流制御用ゲート13dのONパルス幅を長くすべく、現在のON時間に対し調整時間DTを加算して新たなゲートON時間を求める(ステップS15)。このようにして求められたゲートON時間に基づいて放電電流制御用ゲート13dのON制御を行うと共に、求められたゲートON時間を現在のON時間として内蔵メモリに記憶する(ステップS16)。
【0013】
このように、放電電流制御用ゲート13dのONパルス幅を長くすることにより、より多くの電流を2次電池12より流させ、その結果、供給電力を大きくするとともに、電力供給により直流母線3の母線電圧を上昇させる。力行時運転で考えると、エレベータは電力供給を必要としており、この電力を上記2次電池12からの放電および三相交流電源1からの供給でまかなう。母線電圧を三相交流電源1からの供給によるコンバータ2の出力電圧よりも高く制御すると、すべての電力は2次電池12から供給される。しかし、安価な電力蓄積装置11を構成するため、すべての電力を2次電池12から供給せず、適切な割合で2次電池12からの供給と三相交流電源1からの供給を行うように設計されている。
【0014】
すなわち、図14中において、放電電流の計測値を供給分担相当電流(所定値)と比較し、所定値を越えていれば放電電流制御用ゲート13dのONパルス幅を長くし、さらに供給量を増大させるが、放電電流の計測値が所定値を越えていなければ、放電電流制御用ゲート13dのONパルス幅を短くし、電力供給をクリップする。このようにすれば、インバータ4が必要とする電力の内、2次電池12から供給する分はクリップされるから、直流母線3の母線電圧は低くなり、結果的にコンバータ2から供給が開始される。これらは、非常に短い時間で行われるので、実際は、エレベータの必要な電力を供給するために、適切な母線電圧に落ち着き、2次電池12と三相交流電源1から所望の比率で電力を供給することが可能となる。
【0015】
次に、図15に示す充電制御時について説明する。
交流モータ5からの電力回生があった場合、直流母線3の母線電圧はその回生電力により上昇する。この電圧がコンバータ2の出力電圧よりも高くなった場合には三相交流電源1からの電力供給は停止する。電力蓄積装置11が無い場合にこの状態が続くと直流母線3の電圧が上昇するため、直流母線3の母線電圧を検出する電圧計測器17の計測電圧値がある所定電圧まで達すると、回生制御回路19は作動し、回生電流制御用ゲート16を閉成させる。これにより、回生抵抗17に電力が流され、回生電力が消費されるとともに、電磁ブレーキ効果によりエレベータが減速される。しかし、電力蓄積装置11がある場合には、所定電圧以下の電圧で、充放電制御回路15の制御により、その電力が電力蓄積装置11に充電される。
【0016】
すなわち、図15に示すように、充放電制御回路15は、電圧計測器17による直流母線3の母線電圧の計測値が所定電圧を越えていれば、回生状態であることを検知し、充電電流制御用ゲート13bのONパルス幅を長くすることにより、2次電池12への充電電流を増大させる(ステップS21→S22→S23)。やがて、エレベータからの回生電力が少なくなると、これに従って直流母線3の電圧も低下し、電圧計測器17の計測値が所定電圧を超えなくなるので、充電電流制御用ゲート13bのONパルス幅を短く制御し、充電電力も小さく制御される(ステップS21→S22→S24)。
【0017】
このように、直流母線3の母線電圧を監視し充電電力を制御することにより、母線電圧が適切な範囲に制御され、充電が行われる。また、従来、回生電力で消費していた電力を蓄積し、再利用することにより、省エネが実現される。充電装置が故障等何らかの理由で電力消費がされない場合には、バックアップとして、上記回生制御回路19を作動させ回生電力を抵抗消費させエレベータに適切な減速を行わせるようにする。エレベータの容量等により異なるが、住宅用の一般的なエレベータにおいて、回生電力は2KVA程度であり、減速の最大値で4KVA程度の回生電力である。
【0018】
回生制御回路19では、直流母線3の電圧を監視し、所定以上の電圧になれば、上記電力を回生抵抗17で放電すべく、回生制御回路19により回生電流制御用ゲート16のONパルス幅を制御することにより、回生電力を回生抵抗17に流すものである。このパルス幅制御は種々な方式があるが、簡単には、次式に従う。今、回生電流制御用ゲート16をONし始める直流母線3の電圧をVRとすると、回生抵抗17の値は既知のため、回路をON(閉成)すれば流れる電流IRは簡単に計算可能で、かつ流したい最大電力が既知のため、その電力(VA)をWRとすれば、WR/(VR×IR)のデューティのONパルスを発生すればよく、これを、直流母線電圧を監視しながら行えばよい。しかし、これはあくまで、回生電力を回生抵抗17ですべて消費することを目的としている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のエレベータの制御装置において、電力蓄積装置11は、電力蓄積装置11の温度、充電度合い、つまり電力蓄積装置11のFULL充電状態を100%とし、充放電電流と充放電電圧との積を容量で正規化し累積した値であるSOC(:State Of Charge)等すべての条件で、回生電力を充電可能な大容量の2次電池12を積む必要があった。このため、高価で、大きな電力蓄積装置11が必要であった。
【0020】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、低容量・安価な電力蓄積装置を用い、放電制御時においても安定した速度制御を行うことができるエレベータの制御装置を得ることを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエレベータの制御装置は、交流電源からの交流電力を整流して直流電力に変換するコンバータと、上記コンバータから出力される直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換して電動機を駆動しエレベータを運転するインバータと、上記コンバータと上記インバータとの間の直流母線間に設けられて、エレベータの回生運転時に直流母線からの直流電力を蓄積し、力行運転時に蓄積された直流電力を直流母線に供給する電力蓄積装置と、上記直流母線に対する上記電力蓄積装置の充放電を制御する充放電制御装置と、上記電力蓄積装置の温度、充放電電流、充放電電圧の少なくとも1つを計測する充放電状態計測手段と、上記インバータの出力電流を検出する電流検出手段と、上記インバータの出力電圧を検出する電圧検出手段と、上記エレベータの速度を検出する速度検出手段と、エレベータの速度指令と上記速度検出手段からの検出値に基づいて速度制御すべく上記インバータを制御する速度制御手段とを備え、上記速度制御手段は、上記電流検出手段の検出電流値と上記電圧検出手段の検出電圧値とに基づいてインバータの出力電力を算出し、上記充放電状態計測手段の計測値に基づいて上記電力蓄積装置の放電可能電力を求めて該放電可能電力と上記交流電源の制限電力との和で与えられる制限電力最大値を求め、上記インバータの出力電力と上記制限電力最大値との比較に基づいて速度指令を変更することを特徴とするものである。
【0022】
また、上記速度制御手段は、放電電流と放電電圧に対する制限放電電流が設定されたテーブルを備え、上記充放電状態計測手段からの放電電流と放電電圧の計測値に基づいて上記テーブルから制限放電電流を求め、求められた制限放電電流と放電電圧の計測値から上記電力蓄積装置の放電可能電力を求めることを特徴とするものである。
【0023】
また、上記速度制御手段は、上記電力蓄積装置のFULL充電状態を100%とし、充放電電流と充放電電圧の積を容量で正規化し、累積した値である充電度合いに対する制限放電電流が設定されたテーブルを備え、上記充放電状態計測手段からの放電電流と放電電圧の計測値に基づいて得られる充電度合いに基づいて上記テーブルから制限放電電流を求め、求められた制限放電電流と放電電圧の計測値から上記電力蓄積装置の放電可能電力を求めることを特徴とするものである。
【0024】
また、上記速度制御手段は、上記電力蓄積装置の温度に応じて複数のテーブルを備え、上記充放電状態計測手段による温度計測値に応じたテーブルを選択することを特徴とするものである。
【0025】
また、上記速度制御手段は、負荷状態に応じた速度パターンが設定されたテーブルを備え、上記充放電状態計測手段による計測値に基づいて上記電力蓄積装置が故障と判定される場合には、上記かご負荷計測手段により計測されたかご負荷計測値に基づいて上記テーブルから速度パターンを求め、求められた速度パターンに従う速度指令を生成することを特徴とするものである。
【0026】
また、上記速度制御手段は、かご負荷と上記電力蓄積装置の放電可能電力とに対する最大速度指令値が設定されたテーブルを備え、上記充放電状態計測手段の計測値に基づいて上記電力蓄積装置の放電可能電力を求め、上記かご負荷計測手段により計測されたかご負荷計測値と求められた放電可能電力とに基づいて上記テーブルから最大速度指令を求め、速度指令と最大速度指令との比較に基づいて速度指令を変更することを特徴とするものである。
【0027】
さらに、上記速度制御手段は、かご負荷と上記電力蓄積装置の放電可能電力とに対応した、複数の速度パターンテーブルを備え、上記充放電状態計測手段の計測値に基づいて、上記電力蓄積装置の放電可能電力を求め、上記かご負荷計測手段により計測されたかご負荷計測値に基づいて、上記テーブルを選択することにより、選択された速度パターンに従って速度制御することを特徴とするものである。
【0028】
【発明の実施の形態】
この発明においては、電力蓄積装置の放電可能電力に基づいてエレベータの速度を制御するもので、電池の寿命の長い電力蓄積装置を有するエレベータを提供する。
【0029】
図1は、この発明に係るエレベータの制御装置の構成を示すブロック図である。図13に示す従来例と同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。新たな符号として、14Aと21Aは、本発明に係る充放電状態計測装置と速度制御回路、22は、三相交流電源1の停電を検出する停電検出器、23と24は、インバータ4の出力電流と出力電圧を計測する電流計測器と電圧計測器、25はかご8のかご室とかご枠底部との間に設けられてかご負荷を計測するかご負荷計測器を示し、充放電状態計測装置14Aは、電力蓄積装置11の充放電電流、充放電電圧、温度を計測する各計測器を備え、それらの各計測値及び充電度合い、つまり電力蓄積装置11のFULL充電状態を100%とし、充放電電流と充放電電圧との積を容量で正規化し累積した値であるSOC(:State Of Charge)を速度制御回路21Aに出力するようになされ、速度制御回路21Aは、停電検出器22または電圧計測器18からの停電検出信号、充放電状態計測装置14Aからの充放電状態、エンコーダ20からの速度帰還信号、電流計測器22及び電圧計測器23からの各計測値、かご負荷計測器からのかご負荷計測値に基づいて走行中停電検出時に、電力蓄積装置11の放電可能電力の範囲で速度制御する速度指令をインバータ4に出力する。
【0030】
図2は、この発明に係る停電時の速度制御を説明するために用いられるもので、エレベータの力行運転時の電力波形を時間軸を横軸にして取った波形である。
エレベータが全負荷乗車で上昇方向運転時等の力行運転では、同図(a)のような電力波形となる。電力は、概ね、同図(b)に示すエレベータの速度に依存する電力分と同図(c)に示す加減速に依存する電力の合計になる。最高速付近で、加速中に電力カーブがピーク(51)となり、一定速で一定電圧(52)となり、減速開始とともに電力が少なくなる(53)。一般的に、2次電池12からの放電において、その温度、放電時の電池電圧等により、放電可能な電流値が制限される。すべての場合に余裕のある2次電池12を積載することは、高価となるため、特定の条件では、2次電池12からの放電を制限する必要が生じる。また、2次電池12からの放電を制限した場合に、三相交流1で代替することも可能であるが、この場合、電力フィーダが大きくなる、契約電力が大きくなる等、高価になる。従って、この発明は、電力蓄積装置11の放電電流が制限される場合に、三相交流電源1の許容電力範囲でエレベータを運転するものである。
以下、具体的な各実施の形態について説明する。
【0031】
実施の形態1.
この実施の形態1において、速度制御回路21Aは、図3に示す如く、放電電流と放電電圧に対する制限放電電流が設定されたテーブルT1を備えており、このテーブルT1を用いて電力蓄積装置11の放電可能電力を求めて該放電可能電力と交流電源1の制限電力との和で与えられる制限電力最大値を求め、インバータ4の出力電力と制限電力最大値との比較に基づいて速度指令を変更する。
【0032】
まず、図3について説明すると、図3は、電力蓄積装置11の放電時電圧をもとに、放電電流を制限するためのテーブルの例で、充放電状態計測装置14Aからの充放電状態の計測データと上記テーブルT1により制限電力最大値を作成する。同テーブル中、現在放電電流は、電力蓄積装置11から現在出力している2次電池12の放電電流であり、2次電池12の放電電圧を計測し、電圧欄の電圧以上での制限電流を制限電流の項に記述されている。例えば、現在放電電流がA1アンペア以上のとき、V11ボルト以上あれば、特に制限電流はないが、V11ボルトとV12ボルト間では、A12アンペアに制限する、V12ボルト以下では、放電禁止等を記述したテーブルである。当然テーブルをさらに細かくすればさらに良い結果が得られる。また、速度制御では、この結果をみて、速度制御するため、どうしても遅れがあるため、テーブルには余裕をみて設計しておく必要がある。また、この制限電流から、現在の電圧を掛け、制限電力にするのは簡単である。
【0033】
次に、この実施の形態1に係る速度制御回路21Aの制御を、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
図5で走行中は、まず、エレベータの走行目的位置、現在指令速度、現在位置等から、標準速度パターンに従う指令速度Vmを求め、速度制御する(ステップS101)。そして、電流計測器23及び電圧計測器24からのインバータ4の出力電流及び出力電圧の計測値に基づいて現在の出力電力Wcを計算する(ステップS102)。
【0034】
その後、充放電状態計測装置14からの計測値に基づいて電力蓄積装置11の放電可能電力Woを求め、その放電可能電力に予め定まっている商用電源(三相交流電源1)の制限電力(契約電力)を加算し制限電力最大値Wmaxを計算する(ステップS103)。すなわち、充放電状態計測装置14Aからの放電電流と放電電圧の計測値を入力して図3に示すテーブルT1から対応する制限放電電流を求め、求めた制限放電電流と現在の放電電圧の積により放電可能電力Woを求め、これに商用電源の制限電力を加算し制限電力最大値Wmaxを計算する。
【0035】
そして、インバータ4の出力電力Wcと制限電力最大値Wmaxとを比較し、現在の出力電力Wcが制限電力最大値Wmaxと同じであれば、その時の速度を維持すべく、前回の指令速度を今回の指令速度とする(ステップS104→S105)。他方、現在の出力電力Wcが制限電力最大値Wmaxを越えていなければ、標準速度パターンに従う指令速度Vmを現在の指令速度とし(ステップS104→S106)、逆に、現在の出力電力Wcが制限電力最大値Wmaxを越えていれば、前回の指令速度に対し減速設定値Dvを減算した新たな指令速度を求め、使用電力を低減させる(ステップS104→S107)。
このようにして、求められた指令速度に基づいて速度制御を行うと共に、求められた指令速度は次回の指令速度の算出に備えて内蔵メモリに記憶する(ステップS108)。
【0036】
この場合、時間遅れ等を考え、上記テーブルT1の制限放電電流には余裕を持たせることが好ましい。この時、減速度は、放電可能電力の変化率および乗り心地から考えて、それほど強くする必要はない。従って、インバータ4が現在出力中の出力電力の計測時、減速による影響を考慮する必要は少ない。必要があれば、現在出力中の出力電力を使用するのではなく、現在の速度と負荷から一定走行での予想電力を使用すればよい。また、現在の出力電力が制限電力最大値を超えているとき、いきなり減速しているが、現在の加速・減速状態により、減速へのスムージング等の処理を入れればさらに滑らかな速度制御パターンとなる。
【0037】
このように構成されたエレベータの制御装置においては、電力蓄積装置11からの放電時、2次電池12に過度な負担を掛けること無い範囲で、商用電源の制限を守りながら、安定したエレベータの速度制御が可能となり、安価で寿命の長い電力蓄積装置を構成することが可能となる。
【0038】
実施の形態2.
次に、この実施の形態2において、速度制御回路21Aは、図5に示す如く、電力蓄積装置11のFULL充電状態を100%とし、充放電電流と充放電電圧の積を容量で正規化し累積した値である充電度合いSOCに対する制限放電電流が設定されたテーブルT2を備え、充放電状態計測装置14Aからの放電電流と放電電圧の計測値に基づいて得られる充電度合いSOCに基づいてテーブルT2から制限放電電流を求め、求められた制限放電電流と放電電圧の計測値から電力蓄積装置11の放電可能電力を求めるようになされている。
【0039】
すなわち、図5は、現在の電力蓄積装置11の充電度合いSOCに対する制限放電電流のテーブルである。現在の充電度合いSOCは、2次電池12の充放電での電流、または電力の累積で計算可能である。この現在の充電度合いSOCに対して、一般的には、SOCレベルが高いレベルでは、高い放電電流が可能であるが、SOCレベルが低くなるに連れて、放電電流(電力)は大きく取れなくなる。図5はこれをテーブル化したものである。
【0040】
この実施の形態2における速度制御回路21Aもまた、図4に示すフローチャートに従って実施の形態1と同様にして指令速度を求めるようになされており、従って、電力蓄積装置11からの放電時、2次電池12に過度な負担を掛けること無い範囲で、商用電源の電力制限を守りながら、安定したエレベータの速度制御が可能となり、安価で寿命の長い電力蓄積装置を構成することが可能となる。
【0041】
実施の形態3.
次に、この実施の形態3において、速度制御回路21Aは、図6に示す如く、電力蓄積装置11の2次電池12の温度に応じて複数のテーブルT2a,t2b,t2c,・・・を備え、複数のテーブルから充放電状態計測装置14Aによる温度計測値に応じたテーブルを選択し、実施の形態2と同様に、電力蓄積装置11の放電可能電力を求めるようになされており、実施の形態1及び2と同様な効果を奏することができる。
【0042】
実施の形態4.
次に、この実施の形態4において、速度制御回路21Aは、図7に示す如く、負荷状態に応じた速度パターン(例えば無負荷時はV01,V02,V03,・・・,V0n)が設定されたテーブルT3を備え、充放電状態計測装置14Aによる計測値に基づいて電力蓄積装置11が故障と判定される場合には、かご負荷計測器25により計測されたかご負荷計測値に基づいて上記テーブルT3から速度パターンを求め、求められた速度パターンに従う速度指令を生成するようになされている。
【0043】
すなわち、図7は、実施の形態4における速度制御の速度パターンを示すテーブルである。同テーブルT3は加速時のパターンを示し、出発以降の各時刻t1,t2,t3,・・・,tnにおける速度を記述したパターンで、このテーブルT3を使用することにより、滑らかな加速を実現可能である。この加速テーブルは、上昇運転側、下降運転側それぞれ別にもっている。ここでは記述しないが、減速側は上記加速に対応した減速パターンテーブルを使用する。但し、このテーブルは時間に対する速度でなく、停止までの残距離に対する速度テーブルを使用するのが一般的である。図7中、無負荷、%負荷等はそれぞれの負荷に対するパターンを表す。
【0044】
今、充電度合いSOCレベルが何らかの原因(含む故障)で低くなり過ぎた等、出発前から電力蓄積装置11の出力低下が判っているとき、予め設定した速度パターンにより運転することにより、三相交流電源1(商用電源)の制約電力以内でスムーズな運転が可能である。従来のエレベータの運転パターンにおいては、負荷による運転パターンをもっていない。これは、商用電源の制約電力範囲で運転しようとする場合、例えば、無負荷上昇運転は基本的に回生運転となり、電力蓄積装置11からの放電は必要ない。逆に、無負荷の下降運転では、力行運転となるため、消費電力が大きい。このように、速度テーブルは負荷と方向でもつ方が最適な速度で運転可能である。
【0045】
実施の形態5.
次に、この実施の形態5において、速度制御回路21Aは、図8に示す如く、かご負荷と電力蓄積装置11の放電可能電力とに対する最大速度指令値V01max,V02max・・・が設定されたテーブルT4を備え、充放電状態計測装置14Aの計測値に基づいて電力蓄積装置11の放電可能電力W01,W02,・・・を求め、かご負荷計測器25により計測されたかご負荷計測値と求められた放電可能電力とに基づいて上記テーブルT4から最大速度指令V01max,V02max・・・を求め、速度指令と最大速度指令との比較に基づいて速度指令を変更する。
【0046】
次に、この実施の形態5に係る速度制御回路21Aの制御を、図9に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、標準速度パターンに従う指令速度Vmに基づいてインバータ4を速度制御する(ステップS501)。そして、充放電状態計測装置14Aからの計測値に基づいて電力蓄積装置11の放電可能電力Woを求める(ステップS502)。
【0047】
その後、かご負荷計測器25のかご負荷計測値及び放電可能電力Woに基づいて図8に示すテーブルT4から対応する最大指令速度Vmaxを求め(ステップS503)、標準速度パターンに基づく指令速度Vmと最大指令速度Vmaxとの比較を行う(ステップS504)。
【0048】
現在の指令速度Vmが最大指令速度Vmaxと同じであれば、最大指令速度Vmaxを指令速度とし(ステップS504→S505)、他方、現在の指令速度Vmが最大指令速度Vmaxを越えていなければ、速度を減速させるべく、前回の指令速度に対し減速設定値Dvを減算した新たな指令速度を求め、使用電力を低減させる(ステップS504→S506)。逆に、現在の指令速度Vmが最大指令速度Vmaxを越えていれば、標準速度パターンに基づく指令速度Vmを指令速度とする(ステップS504→S507)。
このようにして、求められた指令速度に基づいて速度制御を行うと共に、求められた指令速度は次回の指令速度の算出に備えて内蔵メモリに記憶する(ステップS508)。
【0049】
従って、上記実施の形態5によれば、電力蓄積装置11からの放電時、2次電池12に過度な負担を掛けること無い範囲で、商用電源の電力制限を守りながら、安定したエレベータの速度制御が可能となり、安価で寿命の長い電力蓄積装置を構成することが可能となる。
【0050】
実施の形態6.
次に、この実施の形態6において、速度制御回路21Aは、図10に示す如く、各速度制御のタイマー割り込み毎のエレベータの指令速度値を記憶したテーブルT5を有し、このテーブルT5は、電力蓄積装置の放電可能電力別およびエレベータの負荷別に複数持っている。例えば、電力蓄積装置の放電可能電力別に10個のテーブルを有し、その10個の各テーブル毎に、さらに負荷別に10個のテーブルを有する場合、総テーブル数は100個となる。また、図11に示す如く、残距離に応じた指令速度が設定されたテーブルT6を有する。
【0051】
すなわち、この実施の形態6において、速度制御回路21Aは、まず、図11に示す如くテーブルT6に基づいて残距離に応じた指令速度を求める。また、充放電状態計測装置の計測値に基づいて電力蓄積装置の放電可能電力を求め、かつ、かご負荷計測器25により計測されたかご負荷計測値に基づいて、放電可能電力とかご負荷計測値の両データに応じた、図10に示す如くテーブルT5を選択し、選択されたテーブルから各制御タイマー割り込み毎の指令速度を求める。タイマー割り込み時に、例えば、スタート開始直後のタイマー割り込み時は指令速度としてv1を、次のタイマー割り込み時は指令速度としてv2を求める。
【0052】
次に、この実施の形態6に係る速度制御回路21Aの制御を、図12に示すフローチャートを参照して説明する。
図12に示すフローチャートは、タイマー割り込み毎に起動されるものである。まず、目的階までの残距離に応じてテーブルT6を参照して指令速度を求める。例えば、目的階までの残距離がd1以上であれば、残距離に応じた指令速度Vdをvd1に設定し、目的階までの残距離がd1以下で、d2を越えていれば(d1>d2、テーブルには残距離の長い順に並んでいる)、残距離に応じた指令速度Vdをvd2に設定する。以下、このテーブルT6に従って残距離に応じた指令速度Vdを設定する(ステップS601)。
【0053】
次に、タイマー割り込み回数に応じた指令速度Vaを設定する。つまり、定期的にタイマー割り込みがあるので、スタートからの時間毎に、タイマー割り込み回数に応じた指令速度Vaを、放電可能電力とかご負荷計測値の両データに応じて、図10に示すテーブルT5を選択し、選択されたテーブルT5から各制御タイマー割り込み毎の指令速度Vaを設定する(ステップS602)。このテーブルT5の最後は最高速になっているので、この後はVa=Vmaxとする。
【0054】
次に、タイマー割り込み毎の指令速度Vaと残距離に応じた指令速度Vdを比較し、タイマー割り込み毎の指令速度Vaが残距離に応じた指令速度Vdを越えていれば、指令速度をVdに設定し(ステップS603→S604)、タイマー割り込み毎の指令速度Vaが残距離に応じた指令速度Vdを越えていなければ、指令速度をVaに設定する(ステップS603→S605)。つまり、加速時は、図10に示すテーブルT5に従って加速し、減速時は図11に示すテーブルT6に従って減速することにより、スムーズな目的階までの速度制御を行うことができる。
【0055】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、低容量・安価な電力蓄積装置を用い、放電制御時においても安定した速度制御を行うことができ、省エネ効果を低減することなく、かつ電池寿命の長い電力蓄積装置をもつエレベータの構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るエレベータの制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明に係る停電時の速度制御を説明するために用いられるもので、エレベータの力行運転時の電力波形を時間軸を横軸にして取った波形である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る速度制御回路21Aが備える放電電流と放電電圧に対する制限放電電流が設定されたテーブルT1の説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係る速度制御回路21Aの制御を示すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態2に係る速度制御回路21Aが備える充電度合いSOCに対する制限放電電流が設定されたテーブルT2の説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態3に係る速度制御回路21Aが備える温度に応じて複数有する充電度合いSOCに対する制限放電電流が設定されたテーブルT2a,t2b,t2c,・・・の説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態4に係る速度制御回路21Aが備える負荷状態に応じた速度パターンが設定されたテーブルT3の説明図である。
【図8】 この発明の実施の形態5に係る速度制御回路21Aが備えるかご負荷と電力蓄積装置11の放電可能電力に対する最大指令速度が設定されたテーブルT4の説明図である。
【図9】 この発明の実施の形態5に係る速度制御回路21Aの制御を示すフローチャートである。
【図10】 この発明の実施の形態6に係る速度制御回路21Aが備える放電可能電力と負荷計測値に応じて選択される、タイマー割り込み回数に応じた指令速度が設定されたテーブルT5の説明図である。
【図11】 この発明の実施の形態6に係る速度制御回路21Aが備える残距離に応じた指令速度が設定されたテーブルT6の説明図である。
【図12】 この発明の実施の形態6に係る速度制御回路21Aの制御を示すフローチャートである。
【図13】 従来例に係るエレベータの制御装置の構成を示すブロック図である。
【図14】 図13に示す充放電制御回路15の放電時の制御を示すフローチャートである。
【図15】 図13に示す充放電制御回路15の充電時の制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 三相交流電源、2 コンバータ、3 直流母線、4 インバータ、5 交流モータ、6 巻上機、7 ロープ、8 かご、9 釣り合い錘、10 エレベータ制御回路、11 電力蓄積装置、12 2次電池、13 DC−DCコンバータ、14,14A 充放電状態計測装置、15 充放電制御回路、16 回生電流制御用ゲート、17 回生抵抗、18 電圧計測器、19 回生制御回路、20 エンコーダ、21,21A 速度制御回路、22 停電検出器、23 電流計測器、24 電圧計測器、25 かご負荷計測器。

Claims (6)

  1. 交流電源からの交流電力を整流して直流電力に変換するコンバータと、
    上記コンバータから出力される直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換して電動機を駆動しエレベータを運転するインバータと、
    上記コンバータと上記インバータとの間の直流母線間に設けられて、エレベータの回生運転時に直流母線からの直流電力を蓄積し、力行運転時に蓄積された直流電力を直流母線に供給する電力蓄積装置と、
    上記直流母線に対する上記電力蓄積装置の充放電を制御する充放電制御装置と、
    上記電力蓄積装置の温度、充放電電流、充放電電圧の少なくとも1つを計測する充放電状態計測手段と、
    上記インバータの出力電流を検出する電流検出手段と、
    上記インバータの出力電圧を検出する電圧検出手段と、
    上記エレベータの速度を検出する速度検出手段と、
    エレベータの速度指令と上記速度検出手段からの検出値に基づいて速度制御すべく上記インバータを制御する速度制御手段と
    を備え、
    上記速度制御手段は、上記電流検出手段の検出電流値と上記電圧検出手段の検出電圧値とに基づいてインバータの出力電力を算出し、放電電流と放電電圧に対する制限放電電流が設定されたテーブルを備え、上記充放電状態計測手段からの放電電流と放電電圧の計測値に基づいて上記テーブルから制限放電電流を求め、求められた制限放電電流と放電電圧の計測値から上記電力蓄積装置の放電可能電力を求めて該放電可能電力と上記交流電源の制限電力との和で与えられる制限電力最大値を求め、上記インバータの出力電力と上記制限電力最大値との比較に基づいて速度指令を変更することを特徴とするエレベータの制御装置。
  2. 交流電源からの交流電力を整流して直流電力に変換するコンバータと、
    上記コンバータから出力される直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換して電動機を駆動しエレベータを運転するインバータと、
    上記コンバータと上記インバータとの間の直流母線間に設けられて、エレベータの回生運転時に直流母線からの直流電力を蓄積し、力行運転時に蓄積された直流電力を直流母線に供給する電力蓄積装置と、
    上記直流母線に対する上記電力蓄積装置の充放電を制御する充放電制御装置と、
    上記電力蓄積装置の温度、充放電電流、充放電電圧の少なくとも1つを計測する充放電状態計測手段と、
    上記インバータの出力電流を検出する電流検出手段と、
    上記インバータの出力電圧を検出する電圧検出手段と、
    上記エレベータの速度を検出する速度検出手段と、
    エレベータの速度指令と上記速度検出手段からの検出値に基づいて速度制御すべく上記インバータを制御する速度制御手段と
    を備え、
    上記速度制御手段は、上記電流検出手段の検出電流値と上記電圧検出手段の検出電圧値とに基づいてインバータの出力電力を算出し、上記電力蓄積装置のFULL充電状態を100%とし、充放電電流と充放電電圧の積を容量で正規化し、累積した値である充電度合いに対する制限放電電流が設定されたテーブルを備え、上記充放電状態計測手段からの放電電流と放電電圧の計測値に基づいて得られる充電度合いに基づいて上記テーブルから制限放電電流を求め、求められた制限放電電流と放電電圧の計測値から上記電力蓄積装置の放電可能電力を求めて該放電可能電力と上記交流電源の制限電力との和で与えられる制限電力最大値を求め、上記インバータの出力電力と上記制限電力最大値との比較に基づいて速度指令を変更することを特徴とするエレベータの制御装置。
  3. 請求項に記載のエレベータの制御装置において、
    上記速度制御手段は、上記電力蓄積装置の温度に応じて複数のテーブルを備え、上記充放電状態計測手段による温度計測値に応じたテーブルを選択することを特徴とするエレベータの制御装置。
  4. 請求項1ないしのいずれかに記載のエレベータの制御装置において、
    上記速度制御手段は、負荷状態に応じた速度パターンが設定されたテーブルを備え、上記充放電状態計測手段による計測値に基づいて上記電力蓄積装置が故障と判定される場合には、上記かご負荷計測手段により計測されたかご負荷計測値に基づいて上記テーブルから速度パターンを求め、求められた速度パターンに従う速度指令を生成することを特徴とするエレベータの制御装置。
  5. 交流電源からの交流電力を整流して直流電力に変換するコンバータと、
    上記コンバータから出力される直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換して電動機を駆動しエレベータを運転するインバータと、
    上記コンバータと上記インバータとの間の直流母線間に設けられて、エレベータの回生運転時に直流母線からの直流電力を蓄積し、力行運転時に蓄積された直流電力を直流母線に供給する電力蓄積装置と、
    上記直流母線に対する上記電力蓄積装置の充放電を制御する充放電制御装置と、
    上記電力蓄積装置の温度、充放電電流、充放電電圧の少なくとも1つを計測する充放電状態計測手段と、
    上記インバータの出力電流を検出する電流検出手段と、
    上記インバータの出力電圧を検出する電圧検出手段と、
    上記エレベータの速度を検出する速度検出手段と、
    エレベータの速度指令と上記速度検出手段からの検出値に基づいて速度制御すべく上記インバータを制御する速度制御手段と
    を備え、
    上記速度制御手段は、かご負荷と上記電力蓄積装置の放電可能電力とに対する最大速度指令値が設定されたテーブルを備え、上記充放電状態計測手段の計測値に基づいて上記電力蓄積装置の放電可能電力を求め、上記かご負荷計測手段により計測されたかご負荷計測値と求められた放電可能電力とに基づいて上記テーブルから最大速度指令を求め、速度指令と最大速度指令との比較に基づいて速度指令を変更することを特徴とするエレベータの制御装置。
  6. 請求項に記載のエレベータの制御装置において、
    上記速度制御手段は、かご負荷と上記電力蓄積装置の放電可能電力とに対応した、複数の速度パターンテーブルを備え、上記充放電状態計測手段の計測値に基づいて、上記電力蓄積装置の放電可能電力を求め、上記かご負荷計測手段により計測されたかご負荷計測値に基づいて、上記テーブルを選択することにより、選択された速度パターンに従って速度制御することを特徴とするエレベータの制御装置。
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