JP2005324880A - エレベータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】商用交流電源の電圧変動にも拘らず省エネ化を実現することにある。
【解決手段】 速度指令に応じた交流電力を出力するようにインバータ4を制御し、電動機11を駆動する駆動制御部5と、回生運転時に回生電力を蓄電し、力行運転時に蓄電電力を放出する複数電池の蓄電装置34と、電池相互の電圧減り具合の偏りが偏り許容値より大きいか否かを監視する電圧変化監視部35bと、電池相互の電圧減り具合の偏りが小さいとき整流回路出力ライン間の電圧変動に依存する電流指令を出力し、当該偏りが大きいとき前記電圧変動に依存しつつ電流を抑制する方向の電流指令を出力する電流指令出力手段36と、偏りが小さいとき規定電流バイアス値を電流指令にプラスし、偏りが大きいとき規定電流バイアス値よりも小さい電流バイアス値をプラスする電流バイアス設定部37と、電流バイアス値をプラスした電流指令のもとに、回生・力行運転時に蓄電装置に対する充放電を制御する電流制御部38とを設けたエレベータ制御装置である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、商用交流電源の電圧変動にも拘らず省エネ化を実現するエレベータ制御装置に関する。
一般に、エレベータ制御装置は、図8に示すように所定の電動機駆動電力を供給する制御駆動系と、この制御駆動系から供給される駆動電力に基づいて乗りかごを昇降するロープ式エレベータとで構成されている。
この制御駆動系は、商用交流電源1、整流回路2、平滑コンデンサ3、この平滑コンデンサ3で平滑化された直流電力を所要周波数の交流電力に変換して電動機11に供給するインバータ4及びこのインバータ4等を制御する駆動制御部5が設けられている。
一方、ロープ式エレベータは、電動機11、この電動機11の回転軸に接続されるメインシーブ12に巻き掛けられたロープ13、このロープ13の端部にそれぞれ吊下げられた乗りかご14及び釣り合いおもり15が設けられている。16はそらせシーブである。
ところで、このようなエレベータ制御装置では、乗りかご14が釣り合いおもり15より重い積載荷重状態で上昇する場合や釣り合いおもり15より軽い積載荷重状態で下降する場合、商用交流電源1→整流回路2→平滑コンデンサ3→インバータ4の順序で生成される電力を電動機11に供給する力行運転を実施し、逆に乗りかご14が釣り合いおもり15より重い積載荷重状態で下降する場合や釣り合いおもり15より軽い積載荷重状態で上昇する場合、電動機11→インバータ4→平滑コンデンサ3の順序で電力を発電する回生運転が行われる。この回生運転時、電動機11からインバータ4に戻ってくる電力は、整流回路2でブロックされるので、インバータ入力端側の電圧が増加し、整流回路2やインバータ4を構成する素子を破損させる問題がある。
そこで、従来、回生運転時に電動機11からインバータ4に戻ってくる電力による電圧増加分に見合う電力を消費する必要から、整流回路2の直流出力ライン間に自己消弧素子6と抵抗7とのシリアル回路である抵抗チョッパ8を接続し、回生運転時に直流出力ライン間の直流電圧が設定電圧を越えたとき、駆動制御部5が自己消弧素子6をオンする制御信号を送出し、電圧増加分に見合う電力を抵抗7で消費させる構成をとっている(特許文献1)。
しかしながら、このようなエレベータ制御装置では、回生運転時に電動機11から生ずる電力を抵抗7で熱として消費しているので、回生運転で得られる電力を有効に利用できない問題がある。
そこで、特許文献1の技術では、以上のような問題点を解決するために、図9に示すようにインバータ4の入力側直流電圧ライン間に接続され、回生運転時の電力エネルギーを蓄積するエネルギー蓄積装置21と、平滑コンデンサ3間電圧から回生運転及び力行運転を判断し、エネルギー蓄積装置21に対して充放電制御を実施する充放電制御部22とを設けたエレベータ制御装置が開発されている。このエネルギー蓄積装置21は、回生運転時、充放電制御部22からの充電制御信号を受けてオン動作し、吸収用リアクトル23を介して回生運転時の電力エネルギーをエネルギー蓄積用コンデンサ24に蓄積させる吸収用スイッチング素子25と、充放電制御部22からの制御信号によりオン動作した後にオフ動作し、エネルギー蓄積用コンデンサ24に蓄積させている電力エネルギーを放出用リアクトル26を介して直流電圧ライン間に放出する放出用スイッチング素子27とが設けられている。28は電圧検出器である。
特開平10−236743号公報
従って、以上のようなエレベータ制御装置では、回生運転と力行運転とを判断し、回生運転時に電動機11から生成される電力をエネルギー蓄積用コンデンサ24に蓄積し、また力行運転時に蓄積された電力エネルギーを放出して力行運転に利用することから、回生エネルギーを有効に利用することができる。なお、蓄積用コンデンサ24に代わって充放電可能な鉛蓄電池を用いたものも提案されている。
ところで、従来、以上のような制御装置では、平滑コンデンサ3で平滑化された直流電圧を電圧検出器28で検出し、この電圧検出器28で検出される直流電圧の大きさ、つまり整流回路2の整流出力電圧よりも大きいか否かに応じて充放電制御部22が回生運転か力行運転かを判断するだけでなく、前記電圧検出器28で検出される直流電圧の電圧変動が大きい場合、スイッチング素子25,27を高速度でオン・オフ制御を行って多くの電流を流し、一方、電圧検出器28で検出される直流電圧の電圧変動が小さい場合、スイッチング素子25,27を低速度でオン・オフ制御を行って少ない電流を流すように制御している。
その結果、平滑コンデンサ3側の直流電圧の電圧変動によってエネルギー蓄積装置21側からの省エネの電流値が大幅に変化してしまう問題がある。
また、蓄電装置として機能する複数の蓄積用コンデンサ24や複数の鉛蓄電池などに性能劣化などのばらつきがあり、電圧検出器28で検出される直流電圧の電圧変動に応じて一律に充放電電流を変化させることは、複数の蓄積用コンデンサ24や複数の鉛蓄電池の劣化を速め、寿命が短くなってしまうなどの問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、蓄電装置を構成する個々の電池の状況を考慮し、直流電圧の変動による電流指令だけでなく、所定のバイアス電流を与えることにより、省エネ率を高めるエレベータ制御装置を提供することを目的とする。
(1) 上記課題を解決するために、本発明は、交流電源からの交流電力を直流電力に変換する整流回路と、この整流回路で変換された直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換して出力するインバータと、このインバータから出力される交流電力で駆動し乗りかごを運転走行する電動機と、予め定める走行パターンに応じた速度指令のもとに前記可変電圧可変周波数の交流電力を出力するように前記インバータを制御する駆動制御手段とを設けたエレベータ制御装置において、前記電動機の回生運転時に回生電力エネルギーを蓄電し、当該電動機の力行運転時に前記蓄電されたエネルギーを前記インバータ側に放出する複数の電池で構成される蓄電装置と、前記整流回路の出力ライン間の直流電圧の電圧変動に依存する電流指令を出力する電流指令出力手段と、前記整流回路の出力ライン間の直流電圧の電圧変動に基づいて電流バイアス値を変更し、前記電流指令にプラスするように設定する電流バイアス設定手段と、前記電流バイアス値をプラスした電流指令のもとに、前記回生運転時及び力行運転時に前記蓄電装置に対する充放電を制御する充放電電流制御手段とを設けた構成である。
この発明は以上のような構成とすることにより、電流指令出力手段は、整流回路の出力ライン間の直流電圧の電圧変動に依存させて電流指令の大きさを変更する。一方、電流バイアス設定手段は、電流バイアス値を変更し、充放電電流制御手段が大きな電流指令により充放電制御を行って交流電源側の消費エネルギーを少なくする。また、電流バイアス設定手段は、前記整流回路の出力ライン間の直流電圧の電圧変動に基づいて電流バイアス値を変更し、電流指令出力手段からの電流指令にプラスし、充放電電流制御手段が各電池の性能劣化を極力少ない状態となるように充放電制御を行い、回生運転時のエネルギーを有効に利用し、全体として交流電源の消費エネルギーを少なくし、省エネ率の向上を図ることが可能となる。
また、本発明は、交流電源からの交流電力を直流電力に変換する整流回路と、この整流回路で変換された直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換して出力するインバータと、このインバータから出力される交流電力で駆動し乗りかごを運転走行する電動機と、予め定める走行パターンに応じた速度指令のもとに前記可変電圧可変周波数の交流電力を出力するように前記インバータを制御する駆動制御手段とを設けたエレベータ制御装置において、前記電動機の回生運転時に回生電力エネルギーを蓄電し、当該電動機の力行運転時に前記蓄電されたエネルギーを前記インバータ側に放出する複数の電池で構成される蓄電装置と、この蓄電装置を構成する各電池相互の蓄電電圧の減り具合の偏りが予め定める偏り許容値よりも大きいか否かを監視する電圧変化監視手段と、この電圧変化監視手段から各電池相互の蓄電電圧の減り具合の偏りが小さいとの監視結果を受けた場合に前記整流回路の出力ライン間の直流電圧の電圧変動に依存する電流指令を出力し、当該減り具合の偏りが大きいとの監視結果を受けた場合に前記直流電圧の電圧変動に依存しつつ電流を抑制する方向の電流指令を出力する電流指令出力手段と、前記整流回路の出力ライン間の直流電圧の電圧変動に基づいて電流バイアス値を変更し、前記電流指令にプラスするように設定する電流バイアス設定手段と、前記電流バイアス値をプラスした電流指令のもとに、前記回生運転時及び力行運転時に前記蓄電装置に対する充放電を制御する充放電電流制御手段とを設けた構成である。
この発明は以上のような構成とすることにより、電圧変化監視手段は、蓄電装置を構成する各電池相互の蓄電電圧の減り具合の偏りが予め定める偏り許容値よりも大きいか否かを監視し、その監視結果を電流指令出力手段及び電流バイアス設定手段に送出する。電流指令出力手段は、各電池相互の蓄電電圧の減り具合の偏りが小さいとの監視結果を受けた場合には各電池の性能が十分に維持され、かつ均等に機能するので、整流回路の出力ライン間の直流電圧の電圧変動に依存させて電流指令の大きさを変更し、当該減り具合の偏りが大きいとの監視結果を受けた場合には直流電圧の電圧変動に依存しつつ電流を抑制する方向の電流指令を出力する。一方、電流バイアス設定手段は、電圧変化監視手段から減り具合の偏りが小さいとの監視結果を受けた場合に電流バイアス値を変更し、充放電電流制御手段が大きな電流指令により充放電制御を行って交流電源側の消費エネルギーを少なくする。また、電流バイアス設定手段は、減り具合の偏りが大きいとの監視結果を受けた場合に前記電流バイアス値にプラスし、充放電電流制御手段が各電池の性能劣化を極力少ない状態となるように充放電制御を行い、回生運転時のエネルギーを有効に利用し、全体として交流電源の消費エネルギーを少なくし、省エネ率の向上を図ることが可能となる。
なお、前記電流バイアス値をプラスした電流指令が所定の上限値を越えたときに飽和し、この飽和した上限値を電流指令として前記充放電電流制御手段に流入するリミッタ手段を設ければ、電流指令の暴走,ひいては誤動作による影響を回避することが可能である。
(2)また、本発明は、交流電源からの交流電力を直流電力に変換する整流回路と、この整流回路で変換された直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換して出力するインバータと、このインバータから出力される交流電力で駆動し乗りかごを運転走行する電動機と、予め定める走行パターンに応じた速度指令と前記電動機の速度の偏差から得られる制御トルクと前記乗りかごの積載荷重のもとに付加されるトルク補償値とのトータルトルクに基づいて前記可変電圧可変周波数の交流電力を出力するように前記インバータを制御する駆動制御手段とを設けたエレベータ制御装置において、前記電動機の回生運転時に回生電力エネルギーを蓄電し、当該電動機の力行運転時に前記蓄電されたエネルギーを前記インバータ側に放出する複数の電池で構成される蓄電装置と、前記整流回路の出力ライン間の直流電圧の電圧変動に依存する電流指令を出力する電流指令出力手段と、前記駆動制御手段のトータルトルクの大きさに基づいて電流バイアス値を変更し、前記電流指令にプラスするように設定する電流バイアス設定手段と、前記電流バイアス値をプラスした電流指令のもとに、前記回生運転時及び力行運転時に前記蓄電装置に対する充放電を制御する充放電電流制御手段とを設けた構成である。
この発明は以上のような構成とすることにより、電流指令出力手段は、整流回路の出力ライン間の直流電圧の電圧変動に依存させて電流指令の大きさを変更し、直流電圧の電圧変動に依存する電流指令を出力する。
一方、電流バイアス設定手段は、駆動制御手段のトータルトルクを取り込み、このトータルトルクの大きさに基づいて電流バイアス値を変更し、前記電流指令にプラスするように設定するので、充放電電流制御手段は、トータルトルクの大きくなるに従って電流バイアス値を大きくして充放電制御を行って交流電源側の消費エネルギーを大幅に少なくし、省エネ率の向上を図るものである。
また、本発明は、交流電源からの交流電力を直流電力に変換する整流回路と、この整流回路で変換された直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換して出力するインバータと、このインバータから出力される交流電力で駆動し乗りかごを運転走行する電動機と、予め定める走行パターンに応じた速度指令と前記電動機の速度の偏差から得られる制御トルクと前記乗りかごの積載荷重のもとに付加されるトルク補償値とのトータルトルクに基づいて前記可変電圧可変周波数の交流電力を出力するように前記インバータを制御する駆動制御手段とを設けたエレベータ制御装置において、
前記電動機の回生運転時に回生電力エネルギーを蓄電し、当該電動機の力行運転時に前記蓄電されたエネルギーを前記インバータ側に放出する複数の電池で構成される蓄電装置と、この蓄電装置を構成する各電池相互の蓄電電圧の減り具合の偏りが予め定める偏り許容値よりも大きいか否かを監視する電圧変化監視手段と、この電圧変化監視手段から各電池相互の蓄電電圧の減り具合の偏りが小さいとの監視結果を受けた場合に前記整流回路の出力ライン間の直流電圧の電圧変動に依存する電流指令を出力し、当該減り具合の偏りが大きいとの監視結果を受けた場合に前記直流電圧の電圧変動に依存しつつ電流を抑制する方向の電流指令を出力する電流指令出力手段と、前記駆動制御手段のトータルトルクの大きさに基づいて電流バイアス値を変更し、前記電流指令にプラスするように設定する電流バイアス設定手段と、前記電流バイアス値をプラスした電流指令のもとに、前記回生運転時及び力行運転時に前記蓄電装置に対する充放電を制御する充放電電流制御手段とを設けた構成である。
この発明は以上のような構成とすることにより、電圧変化監視手段は、蓄電装置を構成する各電池相互の蓄電電圧の減り具合の偏りが予め定める偏り許容値よりも大きいか否かを監視し、その監視結果を電流指令出力手段に送出する。電流指令出力手段は、各電池相互の蓄電電圧の減り具合の偏りが小さいとの監視結果を受けた場合には各電池の性能が十分に維持され、かつ均等に機能するので、整流回路の出力ライン間の直流電圧の電圧変動に依存させて電流指令の大きさを変更し、当該減り具合の偏りが大きいとの監視結果を受けた場合には直流電圧の電圧変動に依存しつつ電流を抑制する方向の電流指令を出力する。
一方、電流バイアス設定手段は、駆動制御手段のトータルトルクを取り込み、このトータルトルクの大きさに基づいて電流バイアス値を変更し、前記電流指令にプラスするように設定するので、充放電電流制御手段は、トータルトルクの大きくなるに従って電流バイアス値を大きくするが、減り具合の偏りが大きいとの監視結果を受けた場合に抑制された電流指令となっているので、各電池の性能劣化を極力少ない状態となるように充放電制御を行い、かつ各電池相互の偏りが少ないときには直流電圧の電圧変動に依存し、かつトルクの大きさにしたがって、大きな電流指令のもとに充放電制御を行って交流電源側の消費エネルギーを大幅に少なくし、省エネ率の向上を図るものである。
(3) なお、電流バイアス設定手段による電流バイアスの可変は、次のように各種の手段によって実現できる。
(I) 前記整流回路の出力ライン間の直流電圧の微分変化に基づいて電流バイアス値を変更し、電流指令出力手段からの電流指令にプラスする。
(II) 前記交流電源から出力される交流電力の低下に基づいて電流バイアス値を変更し、電流指令出力手段からの電流指令にプラスする。
(III) 前記駆動制御手段の前記電動機速度と前記トータルトルクとから得られる週費電力の低下に基づいて電流バイアス値を変更し、電流指令出力手段からの電流指令にプラスする。
(IV) 前記整流回路の出力ライン間の直流電圧の電圧変動に基づいて規定電流バイアスに電流指令出力手段からの電流指令にプラスする。
本発明は、直流電圧の変動による電流指令だけでなく、所定のバイアス電流を与えることにより、省エネ率を高めることができるエレベータ制御装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るエレベータ制御装置の一実施の形態を示す構成図である。なお、同図において図7と同一又は等価な部分には同一符号を付して説明する。
このエレベータ制御装置は、所要の交流電力を供給して電動機11を駆動する駆動制御系と、この駆動制御系からの電力を受けて電動機11が乗りかご14を昇降運転するロープ式エレベータと、充放電電流制御系とによって構成されている。
この駆動制御系は、商用交流電源1から出力される三相交流電力を直流電力に変換する整流回路2と、この整流回路2で変換された直流電力を平滑化する平滑コンデンサ3と、この平滑コンデンサ3で平滑化された直流電力を所要周波数の三相交流電力に変換して電動機11に供給するインバータ4と、予め定めた走行パターンに応じた速度指令と電動機11の回転速度とに基づいてインバータ4を制御し、速度指令に応じた周波数の三相交流電力を出力させる駆動制御部5とが設けられている。8は自己消弧素子6と抵抗7がシリアル接続された抵抗チョッパである。
一方、ロープ式エレベータは、従来から一般に使用されている構成のものが用いられ、例えば電動機11、この電動機11の回転軸に接続されるメインシーブ12に巻き掛けられたロープ13、このロープ13の端部にそれぞれ吊下げられた乗りかご14及び釣り合いおもり15、乗りかご14と釣り合いおもり15との干渉を回避するためにメインシーブ12から釣り合いおもり15に導くロープ13の吊り下げ位置をずらすそらせシーブ16等が設けられている。
前記充放電電流制御系としては、整流回路2の直流出力ライン間に接続される例えば自己消弧形素子などの複数の充放電制御素子31a,31b及びこれら充放電制御素子31a,31bの共通接続部に接続され、直流電力を平滑化する機能をもった直流リアクトル32からなる充放電回路33と、この充放電回路33に接続され、前記電動機11の回生運転時の回生エネルギーを蓄電し、当該電動機11の力行運転時に蓄電されたエネルギーを放出する複数の電池34a,…,34nで構成される蓄電装置34と、各電池34a,…,34n相互の蓄積電圧の減り具合の偏りを監視する偏り監視手段35と、この偏り監視手段35の監視結果に基づいて増減する電流指令を出力する電流指令出力手段36と、前記偏り監視手段35の監視結果に基づいて異なる電流バイアス値を出力する電流バイアス設定部37と、電流バイアス設定部37の電流バイアス値と電流指令出力手段36の電流指令とに基づいて、複数の充放電制御素子31a,31bを充放電制御する充放電電流制御部38とによって構成されている。
前記偏り監視手段35は、各電池34a,…,34nの蓄積電圧を検出する電圧検出部35a1,…,35an及び各電池34a,…,34nの性能劣化の目安となる各電池相互の減り具合の偏り許容値が設定され、これら電圧検出部35a1,…,35anで検出される各電池34−1,…,34−nの蓄積電圧の減り具合の偏りが偏り許容値を越えているか否か,つまり各電池相互の電圧の減り具合の偏りが大きいか否かを監視する電圧変化監視部35bが設けられ、その監視結果を電流指令出力手段36及び電流バイアス設定部37に送出する。
この電流指令出力手段36は、電圧変化監視部35bから電池34a,…,34n相互の蓄積電圧の減り具合の偏りが小さいとする監視結果を受けたとき、予め定める規定電圧指令を出力し、蓄積電圧の減り具合の偏りが大きいとする監視結果を受けたとき、電流を抑制する方向に動作させるために規定電圧指令によりも小さな電圧指令を出力する電圧指令装置36a、平滑コンデンサ3側の直流電圧を検出する電圧検出部36b、この電圧指令装置36aと電圧検出部36bの両電圧差(電圧変動値に相当する)に応じた電流指令を演算出力する電流指令値出力要素36c、前記蓄電装置34の蓄電電流を検出する電流検出部36d、電流指令値出力要素36cから出力される電流指令から電流検出部36dで検出される蓄電装置34の蓄電電流を減算し、前述する直流電圧の電圧変動値による電流指令として出力する演算要素36e等によって構成されている。
前記バイアス電流設定部37は、電圧変化監視部35bから各電池34a,…,34n相互の蓄積電圧の減り具合の偏りが小さいとする監視結果を受けたとき、予め定める規定電流バイアス値を出力し、また蓄積電圧の減り具合の偏りが大きいとする監視結果を受けたとき、各電池34a,…,34nの性能劣化に影響を与えないように規定電流バイアス値よりも小さい電流バイアス値を出力する機能をもっている。
従って、電流指令出力手段36を構成する演算要素36eとしては、電流バイアス設定部37からの電流バイアス値に直流電圧の電圧変動による電流指令をプラスした電流指令を出力し、充放電電流制御部38に送出する。
次に、以上のようなエレベータ制御装置の動作について説明する。
一般に、商用交流電源1を用いて電動機11を駆動し、乗りかご14の昇降制御を実施するが、充放電電流制御部38は、平滑コンデンサ3の直流電圧から電動機11が回生運転であると判断すると、充放電回路33を充電制御し、電動機11で発電される回生エネルギーを蓄電装置34に蓄電し、一方、平滑コンデンサ3の直流電圧から電動機11が力行運転であると判断すると、充放電回路33を放電制御し、蓄電装置34に蓄電されるエネルギーを平滑コンデンサ3側に放電する。従って、電動機11の力行運転時、蓄電装置34に蓄電されるエネルギーを利用するので、商用交流電源1の省エネ化を実現することが可能である。
さらに、蓄電装置34の性能劣化に影響を与えない限り、充放電回路33の充放電時に蓄電装置34に大きな充放電電流を流して充放電すれば、その分だけ商用交流電源1の消費エネルギーが少なくなり、省エネ率を高めることが可能となる。
そこで、本発明装置では、充放電電流制御部38は、電圧指令装置36aから出力される図2(a)に示す電圧指令イと平滑コンデンサ3の直流電圧ロとの電圧差,つまり負荷による直流電圧の電圧変動の大きさに応じた同図(b)に示す電流指令と、電流検出部36dによる蓄電装置34の蓄電電流との差電流に相当する電流指令信号に基づいて充放電電流を制御するが、さらに電流バイアス設定部37から同図(c)に示す所定の電流バイアス値を設定し、演算要素36eにて電流バイアス値に前記電流指令を上乗せした電流指令を取り出し、充放電電流制御部38に送出する。
この充放電電流制御部38は、電流バイアス値に電流指令を上乗せした電流指令に基づく充放電電流となるように充放電回路33を充放電制御し、電動機11から発電される回生エネルギーを蓄電装置34に蓄電し、電動機11の力行運転時、蓄電装置34に蓄電されるエネルギーを利用することにより、商用交流電源1の消費エネルギーを極力少なくし、省エネ率を高める。
しかし、充放電回路33の充放電電流を増大することは蓄電装置34を構成する核電池34a,…,34nの性能を劣化させる要因となる。
そこで、電圧変化監視部35bは、蓄電装置34を構成する電池34a,…,34n相互の蓄積電圧の減り具合の偏りと予め設定される偏り許容値とを比較し、各電池34a,…,34n相互の蓄積電圧の減り具合の偏りが偏り許容値を越えているとき、各電池34a,…,34nの電圧減り具合の偏りが大きいことを確認し、その監視結果を電流バイアス設定部37及び電圧指令装置36aに送出する。
各電池34a,…,34n相互の蓄積電圧の減り具合の偏りが小さい場合、電流バイアス設定部37及び電圧指令装置36aはそれぞれ規定電流バイアス値及び予め定める規定の電圧指令を出力するが、減り具合の偏りが大きいとする監視結果を受けた場合、電流バイアス設定部37は規定電流バイアス値よりも小さい電流バイアス値を設定し、また電圧指令装置36aは電流を抑制する方向に動作させるように規定電圧指令よりも小さい電圧指令を出力する。よって、全体として商用交流電源1の消費エネルギーを小さくすることを念願しつつ、蓄電装置34の性能劣化も考慮しつつ充放電回路33の充放電電流を増大し、省エネ率を高めるものである。
図3は本発明に係るエレベータ制御装置の他の実施の形態を示す構成図である。なお、同図において、図1と同一又は等価な部分には同一符号を付し、その詳しい説明は図1に譲る。
この実施の形態は、演算要素36eと充放電電流制御部38との間にリミッタ回路40を設けることにより、各構成要素の故障等を含む誤動作による電流指令の暴走を回避し、蓄電装置34や充放電回路33の損傷を未然に回避するものである。
図4は本発明に係るエレベータ制御装置のさらに他の実施の形態を示す構成図である。なお、同図において、図1と同一又は等価な部分には同一符号を付し、その詳しい説明は図1に譲る。
この実施の形態は、電圧変化監視部35bによる蓄電装置34を構成する各電池34a,…,34n相互の蓄積電圧の減り具合の偏りの監視結果を電圧指令装置36aに送出し、電流バイアス設定部37には電圧変化監視部35bの監視結果ではなく、電動機11のトルクの大きさに基づく信号を入力する構成である。
以下、乗りかご14の昇降運転を行う電動機11のトルクを取得しインバータ4を制御するエレベータ運転制御系について説明する。
このエレベータ運転制御系は、電動機11の回転速度を検出する速度検出部41と、予めエレベータの走行パターンが設定され、起動指令を受けると当該走行パターンに応じた速度指令を出力する速度指令部42と、この速度指令部42からの速度指令と速度検出部41の検出速度とを比較し、その偏差が零となるようなトルク指令値を演算し出力する速度制御部43と、例えば乗りかご14の積載重量に応じて選択的にオン動作する複数のスイッチ素子からなる荷重検出スイッチ44とが設けられている。
この荷重検出スイッチ44は、例えば乗りかご14の積載重量が所要の積載重量(釣合う重量)よりも軽量な時に動作するスイッチ素子44(1)、所要の積載重量を含んだ所定範囲の中間重量時に動作するスイッチ素子44(2)、この中間重量よりも重い重量時に動作するスイッチ素子44(3)からなり、これらスイッチのオン動作による荷重信号が荷重信号演算部45に送られる。この荷重信号演算部45は、荷重検出スイッチ44(1)〜44(3)で検出される荷重信号をトルク補償値に変換し出力するものであって、例えば荷重検出スイッチ44(1)、44(2)、44(3)で検出される荷重信号に対して−10、0、+10なるトルク補償値(回転動力)に変換し出力する機能をもっている。
また、エレベータ運転制御系には、速度制御部43からのトルク指令と荷重信号演算部45からのトルク補償値とのトータルトルク指令値を演算し出力するトルク指令判断部46と、インバータ4の出力側に設けられ、インバータ電流を検出するインバータ電流検出部47と、トータルトルク指令値のもとに得られる電動機電流のリアルタイム指令値と電流検出部47のインバータ検出電流とに基づいてインバータ4の三相電力変換用構成素子を制御するインバータ電流制御部48等が設けられている。
従って、トルク指令判断部46から乗りかご14の積載重量に応じてトルク補償値を考慮した電動機11のトータルトルクを所得できるので、このトルク指令判断部46では、トルクの大小又はトルク値自体を取り出し、電流バイアス設定部37に送出する。この電流バイアス設定部37は、トルク指令判断部46から大きなトルク信号を受けたとき、規定電流バイアス値を出力し、中間を含む小さなトルク信号を受けたときには規定電流バイアス値よりも小さい電流バイアス値を出力する。なお、中間のトルク力信号と小さいトルク力信号とに分け、電流バイアス値を細分化して出力する構成であってもよい。
従って、以上のような実施の形態によれば、乗りかご14の積載重量が重い重量の場合、回生運転時には大きな回生エネルギーが発生するだけでなく、トルクが大となっているので、規定電流バイアスをプラスした電流指令を出力し大きな充電電流のもとに大きな回生エネルギーを蓄電装置34に蓄電でき、また力行運転時には大きな力行エネルギーを必要とするが、乗りかご14の積載重量が重い重量の場合には前述同様にトルクが大となっているので、規定電流バイアスをプラスした電流指令を出力し大きな放電電流のもとに蓄電装置34に蓄電されるエネルギーを放電でき、全体として商用交流電源1の消費エネルギーを小さくすることができ、省エネ率を高めることができる。
なお、前記トルクの大小に分けることなく、トルクの大きさに応じて電流バイアスを逐次変更し出力するようにしてもよい。
図5は本発明に係るエレベータ制御装置のさらに他の実施の形態を示す構成図である。なお、同図において、図1及び図4と同一又は等価な部分には同一符号を付し、その詳しい説明は図1及び図4に譲る。
この実施の形態は、図3と同様に演算要素36eと充放電電流制御部38との間にリミッタ回路40を設け、各構成要素の故障等を含む誤動作による電流指令の暴走を回避し、蓄電装置34や充放電回路33の損傷を未然に回避するものである。
図6は本発明に係るエレベータ制御装置のさらに他の実施の形態を示す構成図である。なお、同図において、図1と同一又は等価な部分には同一符号を付し、その詳しい説明は図1に譲る。
この実施の形態では、電圧検出部36として、予め所定の電圧変動値が設定され、平滑コンデンサ3側の直流電圧の電圧変動と所定の電圧変動値とを比較し、直流電圧の電圧変動が所定の電圧変動値を越えた場合には電圧変動大とする信号又は実際の電圧変動を出力し、直流電圧の電圧変動が所定の電圧変動値を越えていない場合には電圧変動小とする信号又は実際の電圧変動を出力し、電流バイアス設定部37に送出する。
この電流バイアス設定部37は、電圧変動大とする信号又は実際の電圧変動に基づいて規定電流バイアス値を出力し、電圧変動小とする信号又は実際の電圧変動に基づき規定電流バイアス値よりも小なる電流バイアス値を出力し、電流バイアス値にコンデンサ3側の直流電圧、蓄電装置34の蓄電電流及び蓄電装置34を構成する各電池相互の電圧減り具合の偏りから決定される電流指令を積み重ねた電流指令とし、充放電電流制御部38に送出する。
この充放電電流制御部38は、電圧変動が大なるとき、充放電回路33に対する充放電電流を大きくするように高速度でオンオフ制御することにより、蓄電装置34の蓄電エネルギーをより多く利用することができ、ひいては商用交流電源1の消費エネルギーを小さくし、省エネ率を高めることができる。
なお、電圧変動を大小に分けたが、例えば電圧検出部36で計算された実際の電圧変動をそのまま電流バイアス設定部37に送出するようにすれば、実際の電圧変動に応じて連続的に電流バイアス値を可変して出力することもできる。
図7は本発明に係るエレベータ制御装置のさらに他の実施の形態を示す構成図である。
実施の形態は、電圧検出部36と電流バイアス設定部37との間に微分演算要素(図示せず)を設け、この微分演算要素によって時間tに対する平滑コンデンサ3側の直流電圧の電圧変化,つまり微分値dv/dtを取り出す。このとき、電動機11の負荷が大きいときには微分値が大きく、負荷が小さいときには微分値が小さいので、電流バイアス設定部37が微分値のもとに電流バイアス値を可変し出力する構成であってもよい。
さらに、本発明に係るエレベータ制御装置においては、商用交流電源1の出力側に電圧検出部(図示せず)を設け、この電圧検出部で検出される商用交流電源1の電源電圧を電流バイアス設定部37に送出し、電源電圧の低下に応じて電流バイアス値を変更するようにしてもよい。
さらに、本発明に係るエレベータ制御装置においては、図4に示すトルク指令判断部46の出力トルクTと速度検出部41で検出される電動機11の回転速度wとを取り出し、これら出力トルクTと回転速度wとを乗算し、消費電力Pを求めることができるので、この求めた消費電力Pを電流バイアス設定部37に送出し、消費電力の低下に応じて電流バイアス値を変更する構成であってもよい。因みに、P=T×w ← =V×I×%との関係にあり、電源出力V×Iに対し、消費電力PはV×I×%であらわすことができ、この消費電力PはT×wでもあらわすことができる。
その他、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
また、各実施の形態は可能な限り組み合わせて実施することが可能であり、その場合には組み合わせによる効果が得られる。さらに、上記各実施の形態には種々の上位,下位段階の発明が含まれており、開示された複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得るものである。例えば問題点を解決するための手段に記載される全構成要件から幾つかの構成要件が省略されうることで発明が抽出された場合には、その抽出された発明を実施する場合には省略部分が周知慣用技術で適宜補われるものである。
本発明に係るエレベータ制御装置の一実施の形態を示す構成図。 平滑コンデンサ側直流電圧に対する本来の電流指令と電流バイアス値との関係を示す図。 本発明に係るエレベータ制御装置の他の実施の形態を示す構成図。 本発明に係るエレベータ制御装置のさらに他の実施の形態を示す構成図。 本発明に係るエレベータ制御装置のさらに別の他の実施の形態を示す構成図。 本発明に係るエレベータ制御装置のさらに別の他の実施の形態を示す構成図。 時間に対する電圧変化である微分値と負荷との関係を説明する図。 従来のエレベータ制御装置の構成図。 回生・力行運転時に充放電動作を行う従来のエレベータ制御装置の構成図。
符号の説明
1…商用交流電源、2…整流回路、3…平滑コンデンサ、4…インバータ、5…駆動制御部、11…電動機、12…メインシーブ、13…ロープ、14…乗りかご、15…釣り合いおもり、31a,31b…充放電制御素子、33…充放電回路、34…蓄電装置、34a,…,34n…電池、35…偏り監視手段、35a1,…,35an…電圧検出部、35b…電圧変化監視部、36…電流指令出力手段、36a…電圧指令装置、36b…電圧検出部、36c…電流指令値出力要素、36d…電流検出部、36e…演算要素、37…バイアス電流設定部、38…充放電電流制御部、40…リミッタ回路、41…速度検出部、42…速度指令部、43…速度制御部、44…荷重検出スイッチ、45…荷重信号演算部、46…トルク指令判断部、47…インバータ電流検出部、48…インバータ電流制御部。

Claims (14)

  1. 交流電源からの交流電力を直流電力に変換する整流回路と、この整流回路で変換された直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換して出力するインバータと、このインバータから出力される交流電力で駆動し乗りかごを運転走行する電動機と、予め定める走行パターンに応じた速度指令のもとに前記可変電圧可変周波数の交流電力を出力するように前記インバータを制御する駆動制御手段とを設けたエレベータ制御装置において、
    前記電動機の回生運転時に回生電力エネルギーを蓄電し、当該電動機の力行運転時に前記蓄電されたエネルギーを前記インバータ側に放出する複数の電池で構成される蓄電装置と、
    前記整流回路の出力ライン間の直流電圧の電圧変動に依存する電流指令を出力する電流指令出力手段と、
    前記整流回路の出力ライン間の直流電圧の電圧変動に基づいて電流バイアス値を変更し、前記電流指令にプラスするように設定する電流バイアス設定手段と、
    前記電流バイアス値をプラスした電流指令のもとに、前記回生運転時及び力行運転時に前記蓄電装置に対する充放電を制御する充放電電流制御手段とを備えたことを特徴とするエレベータ制御装置。
  2. 交流電源からの交流電力を直流電力に変換する整流回路と、この整流回路で変換された直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換して出力するインバータと、このインバータから出力される交流電力で駆動し乗りかごを運転走行する電動機と、予め定める走行パターンに応じた速度指令のもとに前記可変電圧可変周波数の交流電力を出力するように前記インバータを制御する駆動制御手段とを設けたエレベータ制御装置において、
    前記電動機の回生運転時に回生電力エネルギーを蓄電し、当該電動機の力行運転時に前記蓄電されたエネルギーを前記インバータ側に放出する複数の電池で構成される蓄電装置と、
    この蓄電装置を構成する各電池相互の蓄電電圧の減り具合の偏りが予め定める偏り許容値よりも大きいか否かを監視する電圧変化監視手段と、
    この電圧変化監視手段から各電池相互の蓄電電圧の減り具合の偏りが小さいとの監視結果を受けた場合に前記整流回路の出力ライン間の直流電圧の電圧変動に依存する電流指令を出力し、当該減り具合の偏りが大きいとの監視結果を受けた場合に前記直流電圧の電圧変動に依存しつつ電流を抑制する方向の電流指令を出力する電流指令出力手段と、
    前記整流回路の出力ライン間の直流電圧の電圧変動に基づいて電流バイアス値を変更し、前記電流指令にプラスするように設定する電流バイアス設定手段と、
    前記電流バイアス値をプラスした電流指令のもとに、前記回生運転時及び力行運転時に前記蓄電装置に対する充放電を制御する充放電電流制御手段とを備えたことを特徴とするエレベータ制御装置。
  3. 請求項1及び2に記載のエレベータ制御装置において、
    前記電流バイアス値をプラスした電流指令が所定の上限値を越えたときに飽和し、この飽和した上限値を電流指令として前記充放電電流制御手段に流入するリミッタ手段を設けたことを特徴とするエレベータ制御装置。
  4. 交流電源からの交流電力を直流電力に変換する整流回路と、この整流回路で変換された直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換して出力するインバータと、このインバータから出力される交流電力で駆動し乗りかごを運転走行する電動機と、予め定める走行パターンに応じた速度指令と前記電動機の速度の偏差から得られる制御トルクと前記乗りかごの積載荷重のもとに付加されるトルク補償値とのトータルトルクに基づいて前記可変電圧可変周波数の交流電力を出力するように前記インバータを制御する駆動制御手段とを設けたエレベータ制御装置において、
    前記電動機の回生運転時に回生電力エネルギーを蓄電し、当該電動機の力行運転時に前記蓄電されたエネルギーを前記インバータ側に放出する複数の電池で構成される蓄電装置と、
    前記整流回路の出力ライン間の直流電圧の電圧変動に依存する電流指令を出力する電流指令出力手段と、
    前記駆動制御手段のトータルトルクの大きさに基づいて電流バイアス値を変更し、前記電流指令にプラスするように設定する電流バイアス設定手段と、
    前記電流バイアス値をプラスした電流指令のもとに、前記回生運転時及び力行運転時に前記蓄電装置に対する充放電を制御する充放電電流制御手段とを備えたことを特徴とするエレベータ制御装置。
  5. 交流電源からの交流電力を直流電力に変換する整流回路と、この整流回路で変換された直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換して出力するインバータと、このインバータから出力される交流電力で駆動し乗りかごを運転走行する電動機と、予め定める走行パターンに応じた速度指令と前記電動機の速度の偏差から得られる制御トルクと前記乗りかごの積載荷重のもとに付加されるトルク補償値とのトータルトルクに基づいて前記可変電圧可変周波数の交流電力を出力するように前記インバータを制御する駆動制御手段とを設けたエレベータ制御装置において、
    前記電動機の回生運転時に回生電力エネルギーを蓄電し、当該電動機の力行運転時に前記蓄電されたエネルギーを前記インバータ側に放出する複数の電池で構成される蓄電装置と、
    この蓄電装置を構成する各電池相互の蓄電電圧の減り具合の偏りが予め定める偏り許容値よりも大きいか否かを監視する電圧変化監視手段と、
    この電圧変化監視手段から各電池相互の蓄電電圧の減り具合の偏りが小さいとの監視結果を受けた場合に前記整流回路の出力ライン間の直流電圧の電圧変動に依存する電流指令を出力し、当該減り具合の偏りが大きいとの監視結果を受けた場合に前記直流電圧の電圧変動に依存しつつ電流を抑制する方向の電流指令を出力する電流指令出力手段と、
    前記駆動制御手段のトータルトルクの大きさに基づいて電流バイアス値を変更し、前記電流指令にプラスするように設定する電流バイアス設定手段と、
    前記電流バイアス値をプラスした電流指令のもとに、前記回生運転時及び力行運転時に前記蓄電装置に対する充放電を制御する充放電電流制御手段とを備えたことを特徴とするエレベータ制御装置。
  6. 請求項4及び5に記載のエレベータ制御装置において、
    前記電流バイアス値をプラスした電流指令が所定の上限値を越えたときに飽和し、この飽和した上限値を電流指令として前記充放電電流制御手段に流入するリミッタ手段を設けたことを特徴とするエレベータ制御装置。
  7. 交流電源からの交流電力を直流電力に変換する整流回路と、この整流回路で変換された直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換して出力するインバータと、このインバータから出力される交流電力で駆動し乗りかごを運転走行する電動機と、予め定める走行パターンに応じた速度指令のもとに前記可変電圧可変周波数の交流電力を出力するように前記インバータを制御する駆動制御手段とを設けたエレベータ制御装置において、
    前記電動機の回生運転時に回生電力エネルギーを蓄電し、当該電動機の力行運転時に前記蓄電されたエネルギーを前記インバータ側に放出する複数の電池で構成される蓄電装置と、
    前記整流回路の出力ライン間の直流電圧の電圧変動に依存する電流指令を出力する電流指令出力手段と、
    前記整流回路の出力ライン間の直流電圧の微分変化に基づいて電流バイアス値を変更し、前記電流指令にプラスするように設定する電流バイアス設定手段と、
    前記電流バイアス値をプラスした電流指令のもとに、前記回生運転時及び力行運転時に前記蓄電装置に対する充放電を制御する充放電電流制御手段とを備えたことを特徴とするエレベータ制御装置。
  8. 交流電源からの交流電力を直流電力に変換する整流回路と、この整流回路で変換された直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換して出力するインバータと、このインバータから出力される交流電力で駆動し乗りかごを運転走行する電動機と、予め定める走行パターンに応じた速度指令のもとに前記可変電圧可変周波数の交流電力を出力するように前記インバータを制御する駆動制御手段とを設けたエレベータ制御装置において、
    前記電動機の回生運転時に回生電力エネルギーを蓄電し、当該電動機の力行運転時に前記蓄電されたエネルギーを前記インバータ側に放出する複数の電池で構成される蓄電装置と、
    この蓄電装置を構成する各電池相互の蓄電電圧の減り具合の偏りが予め定める偏り許容値よりも大きいか否かを監視する電圧変化監視手段と、
    この電圧変化監視手段から各電池相互の蓄電電圧の減り具合の偏りが小さいとの監視結果を受けた場合に前記整流回路の出力ライン間の直流電圧の電圧変動に依存する電流指令を出力し、当該減り具合の偏りが大きいとの監視結果を受けた場合に前記直流電圧の電圧変動に依存しつつ電流を抑制する方向の電流指令を出力する電流指令出力手段と、
    前記整流回路の出力ライン間の直流電圧の微分変化に基づいて電流バイアス値を変更し、前記電流指令にプラスするように設定する電流バイアス設定手段と、
    前記電流バイアス値をプラスした電流指令のもとに、前記回生運転時及び力行運転時に前記蓄電装置に対する充放電を制御する充放電電流制御手段とを備えたことを特徴とするエレベータ制御装置。
  9. 交流電源からの交流電力を直流電力に変換する整流回路と、この整流回路で変換された直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換して出力するインバータと、このインバータから出力される交流電力で駆動し乗りかごを運転走行する電動機と、予め定める走行パターンに応じた速度指令のもとに前記可変電圧可変周波数の交流電力を出力するように前記インバータを制御する駆動制御手段とを設けたエレベータ制御装置において、
    前記電動機の回生運転時に回生電力エネルギーを蓄電し、当該電動機の力行運転時に前記蓄電されたエネルギーを前記インバータ側に放出する複数の電池で構成される蓄電装置と、
    前記整流回路の出力ライン間の直流電圧の電圧変動に依存する電流指令を出力する電流指令出力手段と、
    前記交流電源から出力される交流電力の低下に基づいて電流バイアス値を変更し、前記電流指令にプラスするように設定する電流バイアス設定手段と、
    前記電流バイアス値をプラスした電流指令のもとに、前記回生運転時及び力行運転時に前記蓄電装置に対する充放電を制御する充放電電流制御手段とを備えたことを特徴とするエレベータ制御装置。
  10. 交流電源からの交流電力を直流電力に変換する整流回路と、この整流回路で変換された直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換して出力するインバータと、このインバータから出力される交流電力で駆動し乗りかごを運転走行する電動機と、予め定める走行パターンに応じた速度指令のもとに前記可変電圧可変周波数の交流電力を出力するように前記インバータを制御する駆動制御手段とを設けたエレベータ制御装置において、
    前記電動機の回生運転時に回生電力エネルギーを蓄電し、当該電動機の力行運転時に前記蓄電されたエネルギーを前記インバータ側に放出する複数の電池で構成される蓄電装置と、
    この蓄電装置を構成する各電池相互の蓄電電圧の減り具合の偏りが予め定める偏り許容値よりも大きいか否かを監視する電圧変化監視手段と、
    この電圧変化監視手段から各電池相互の蓄電電圧の減り具合の偏りが小さいとの監視結果を受けた場合に前記整流回路の出力ライン間の直流電圧の電圧変動に依存する電流指令を出力し、当該減り具合の偏りが大きいとの監視結果を受けた場合に前記直流電圧の電圧変動に依存しつつ電流を抑制する方向の電流指令を出力する電流指令出力手段と、
    前記交流電源から出力される交流電力の低下に基づいて電流バイアス値を変更し、前記電流指令にプラスするように設定する電流バイアス設定手段と、
    前記電流バイアス値をプラスした電流指令のもとに、前記回生運転時及び力行運転時に前記蓄電装置に対する充放電を制御する充放電電流制御手段とを備えたことを特徴とするエレベータ制御装置。
  11. 交流電源からの交流電力を直流電力に変換する整流回路と、この整流回路で変換された直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換して出力するインバータと、このインバータから出力される交流電力で駆動し乗りかごを運転走行する電動機と、予め定める走行パターンに応じた速度指令と前記電動機の速度の偏差から得られる制御トルクと前記乗りかごの積載荷重のもとに付加されるトルク補償値とのトータルトルクに基づいて前記可変電圧可変周波数の交流電力を出力するように前記インバータを制御する駆動制御手段とを設けたエレベータ制御装置において、
    前記電動機の回生運転時に回生電力エネルギーを蓄電し、当該電動機の力行運転時に前記蓄電されたエネルギーを前記インバータ側に放出する複数の電池で構成される蓄電装置と、
    前記整流回路の出力ライン間の直流電圧の電圧変動に依存する電流指令を出力する電流指令出力手段と、
    前記駆動制御手段の前記電動機速度と前記トータルトルクとから得られる消費電力の低下に基づいて電流バイアス値を変更し、前記電流指令にプラスするように設定する電流バイアス設定手段と、
    前記電流バイアス値をプラスした電流指令のもとに、前記回生運転時及び力行運転時に前記蓄電装置に対する充放電を制御する充放電電流制御手段とを備えたことを特徴とするエレベータ制御装置。
  12. 交流電源からの交流電力を直流電力に変換する整流回路と、この整流回路で変換された直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換して出力するインバータと、このインバータから出力される交流電力で駆動し乗りかごを運転走行する電動機と、予め定める走行パターンに応じた速度指令と前記電動機の速度の偏差から得られる制御トルクと前記乗りかごの積載荷重のもとに付加されるトルク補償値とのトータルトルクに基づいて前記可変電圧可変周波数の交流電力を出力するように前記インバータを制御する駆動制御手段とを設けたエレベータ制御装置において、
    前記電動機の回生運転時に回生電力エネルギーを蓄電し、当該電動機の力行運転時に前記蓄電されたエネルギーを前記インバータ側に放出する複数の電池で構成される蓄電装置と、
    この蓄電装置を構成する各電池相互の蓄電電圧の減り具合の偏りが予め定める偏り許容値よりも大きいか否かを監視する電圧変化監視手段と、
    この電圧変化監視手段から各電池相互の蓄電電圧の減り具合の偏りが小さいとの監視結果を受けた場合に前記整流回路の出力ライン間の直流電圧の電圧変動に依存する電流指令を出力し、当該減り具合の偏りが大きいとの監視結果を受けた場合に前記直流電圧の電圧変動に依存しつつ電流を抑制する方向の電流指令を出力する電流指令出力手段と、
    前記駆動制御手段の前記電動機速度と前記トータルトルクとから得られる消費電力の低下に基づいて電流バイアス値を変更し、前記電流指令にプラスするように設定する電流バイアス設定手段と、
    前記電流バイアス値をプラスした電流指令のもとに、前記回生運転時及び力行運転時に前記蓄電装置に対する充放電を制御する充放電電流制御手段とを備えたことを特徴とするエレベータ制御装置。
  13. 交流電源からの交流電力を直流電力に変換する整流回路と、この整流回路で変換された直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換して出力するインバータと、このインバータから出力される交流電力で駆動し乗りかごを運転走行する電動機と、予め定める走行パターンに応じた速度指令のもとに前記可変電圧可変周波数の交流電力を出力するように前記インバータを制御する駆動制御手段とを設けたエレベータ制御装置において、
    前記電動機の回生運転時に回生電力エネルギーを蓄電し、当該電動機の力行運転時に前記蓄電されたエネルギーを前記インバータ側に放出する複数の電池で構成される蓄電装置と、
    前記整流回路の出力ライン間の直流電圧の電圧変動に依存する電流指令を出力する電流指令出力手段と、
    前記電流指令に規定の電流バイアス値をプラスする電流バイアス設定手段と、
    前記電流バイアス値をプラスした電流指令のもとに、前記回生運転時及び力行運転時に前記蓄電装置に対する充放電を制御する充放電電流制御手段とを備えたことを特徴とするエレベータ制御装置。
  14. 交流電源からの交流電力を直流電力に変換する整流回路と、この整流回路で変換された直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換して出力するインバータと、このインバータから出力される交流電力で駆動し乗りかごを運転走行する電動機と、予め定める走行パターンに応じた速度指令のもとに前記可変電圧可変周波数の交流電力を出力するように前記インバータを制御する駆動制御手段とを設けたエレベータ制御装置において、
    前記電動機の回生運転時に回生電力エネルギーを蓄電し、当該電動機の力行運転時に前記蓄電されたエネルギーを前記インバータ側に放出する複数の電池で構成される蓄電装置と、
    この蓄電装置を構成する各電池相互の蓄電電圧の減り具合の偏りが予め定める偏り許容値よりも大きいか否かを監視する電圧変化監視手段と、
    この電圧変化監視手段から各電池相互の蓄電電圧の減り具合の偏りが小さいとの監視結果を受けた場合に前記整流回路の出力ライン間の直流電圧の電圧変動に依存する電流指令を出力し、当該減り具合の偏りが大きいとの監視結果を受けた場合に前記直流電圧の電圧変動に依存しつつ電流を抑制する方向の電流指令を出力する電流指令出力手段と、
    前記電圧変化監視手段から減り具合の偏りが小さいとの監視結果を受けた場合に規定の電流バイアス値を前記電流指令にプラスし、前記減り具合の偏りが大きいとの監視結果を受けた場合に前記規定電流バイアス値よりも小さい電流バイアス値をプラスする電流バイアス設定手段と、
    前記電流バイアス値をプラスした電流指令のもとに、前記回生運転時及び力行運転時に前記蓄電装置に対する充放電を制御する充放電電流制御手段とを備えたことを特徴とするエレベータ制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012014222A1 (en) * 2010-07-28 2012-02-02 Badhe Vijay Padmakar Implementing cable less elevator system
CN103171950A (zh) * 2011-12-20 2013-06-26 株式会社日立制作所 电梯设备的驱动装置

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