JP4282465B2 - 車両制動方法及び車両制動装置 - Google Patents

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本発明は、ドライバのブレーキ操作に基き、ブレーキアシストを介入させて制動停止する車両制動方法及び車両制動装置に関するものである。
従来、車両にブレーキアシスト(以下、BAという)システムと呼ばれる車両制動装置を搭載し、ブレーキペダルの踏み込みに応じた大きな制動力を発生して車両を速やかに制動停止し、衝突回避性能等を向上することが行われている。
このBAシステムは、ドライバのブレーキペダル踏力に応じて発生するマスタシリンダ(以下、M/Cという)圧をホイルシリンダの通常の制御圧とし、M/C圧がBA介入開始基準の設定圧以上になる緊急制動時、アシスト圧を付加(加圧)してM/C圧+アシスト圧の大きな制御圧を発生することにより、十分な減速度を発生して車両を迅速に制動停止する。
そして、このBAシステムの加圧機構は、通常、油圧ポンプ式であり、この油圧ポンプ式の加圧機構を備えた従来のブレーキ機構につき、本願発明の実施形態の図1を参照して以下に説明する。
図1はBAシステムのアクチュエータの油圧回路図であり、油圧系統が、車両の同一構成の右側と左側の2系統からなるため、同図では、説明の便宜上、右側の前輪及び後輪に係る右側の系統部分のみを示し、左側の前輪及び後輪に係る左側の系統部分は、図示を省略している。
そして、ブレーキペダル1にブレーキブースタ2を介してM/C3が連結され、このM/Cにブレーキ液(ブレーキ油)を貯留したリザーバタンク4が接続されている。
さらに、M/C3にブレーキ機構のアクチュエータ5の上流側流入幹路としての液圧経路501が接続され、ドライバのブレーキペダル1の踏み込み力に応じたブレーキ液圧が、M/C圧として、液圧経路501を通って調圧バルブとしての上流弁502に伝わる。
この上流弁502は、ブレーキ操作が行われると、マイクロコンピュータ構成の制御ECU6により開閉量が制御され、ブレーキ操作の開始からM/C圧がBA介入開始基準の設定圧Prに昇圧するまでは、いわゆる開状態に制御される。
そのため、M/C圧が設定圧Prより低いときは、M/C圧がそのまま下流側流入幹路としての液圧経路503から、流入側接続点α、分岐した前側、後側の第1流入分岐経路504F、504Rを通って増圧バルブとしての前側、後側の第1下流弁505F、505Rに伝達され、さらに、前側、後側の第2流入分岐経路506F、506Rを介して、前輪7Fのホイルシリンダ8F、後輪7Rのホイルシリンダ8Rに伝わる。
なお、第2流入分岐経路506F、506Rに前側、後側の第1流出分岐経路507F、507Rを介して減圧バルブとしての前側、後側の第2下流弁508F、508Rが接続され、第2下流弁508F、508Rは、BA制御の間は閉状態に保持され、追従走行の自動運転等における自動ブレーキ制御により開閉制御される。
そのため、設定圧Prより低いM/C圧が発生する通常のブレーキ操作時は、M/C圧相当のブレーキ液圧がホイルシリンダ8F、8Rに制御圧として伝達され、この制御圧によって発生したホイルシリンダ8F、8Rの制動力が車輪7F、7Rに加わり、車両が安全に制動停止する。
つぎに、第2下流弁508F、508Rに前側、後側の第2流出分岐経路509F、509Rが接続され、両分岐経路509F、509Rは流出幹路としての流出液圧経路510の一端で結合され、この流出液圧経路510他端は、流出側接続点βを介して加圧機構の油圧ポンプ511の吸入経路512に接続される。
また、モータ513で駆動されるポンプ511の吐出側の加圧経路514は、ポンプ511側から順の逆止弁515、アキュムレータ516、圧力スイッチ517が設けられて流入側接続点αに接続され、さらに、液圧経路501のM/C3側の端部と流出側接続点βとの間に、加圧液給液用の経路(以下、A経路という)518が設けられ、このA経路518の流出側接続点βの近傍に、M/C3側の端部側から順の切替えバルブとしての上流弁519、逆止弁520が設けられ、逆止弁515は流入側接続点αからポンプ511への逆流を阻止し、逆止弁520は流出側接続点βからA経路518への逆流を阻止する。
さらに、図中の521、522F、522R、523は液圧経路501のM/C3側端部、第2流入分岐経路506F、506Rのホイルシリンダ8F、8R側端部、加圧経路513の接続点α側端部それぞれの圧力スイッチであり、M/C圧、前、後輪8F、8Rのホイルシリンダ圧、ブレーキアシストのアシスト圧を検出し、検出圧の信号を制御ECU6に出力する。
そして、緊急制動時、ドライバがブレーキペダル1を、すばやく、かつ、大きく踏み込むと、例えば図6のM/C圧の変化特性の実線aに示すように、ブレーキべダルの踏み込みを開始したT1*時から微小時間後のT2*時に、M/C圧が設定圧Prに昇圧し、この設定圧Prへの昇圧の検出に基き、BAが介入して制御ECU6がモータ513を駆動するとともに上流弁519を開く。
そのため、リザーバタンク4からM/C3、A経路518を介して油圧ポンプ511にアシスト加圧用のブレーキ液が送られ、油圧ポンプ511の吐出とアキュムレータ516の蓄圧とによりブレーキアシストのアシスト圧が形成される。
このアシスト圧の大きさは、制御ECU6が、上流弁502をM/C圧に応じた適当な開度状態に制御し、上流弁502の流入側と流出側との液圧差が一定になるようにモータ513の駆動を制御することで制御される。なお、所期のアシスト圧が発生するようになると、上流弁519は閉じられる。
そして、M/C圧にアシスト圧を加えた図6の一点破線bのM/C圧+アシスト圧の大きな制御圧が、流入側接続点αから第1下流弁505F、505Rを介してホイルシリンダ8F、8Rに伝わり、M/C圧のみの場合より大きな減速度が発生して緊急制動が行われる。
ところで、ブレーキペダル1を踏むことでドライバ自身が発生させようとするM/C圧(以下、ブレーキ操作のM/C圧という)の減速度をGd、所期のアシスト圧に基く均一なアシスト減速度をGaとすると、BA介入時、減速度Gdに減速度Gaを上乗せした減速度の制御圧が発生すれば、ドライバが、減速度Gdを指標として、BA介入によるアシスト圧の効果を容易に把握(体感)することができる。
しかしながら、前記した従来装置の場合、図6の実線aからも明らかなように、BA介入開始直後(T2*時の直後)、油圧ポンプ511の吐出加圧に必要なブレーキ液がM/C3の下流側からA経路518に吸い出されることにより、ブレーキ操作と無関係にM/C圧が減速度Gdの液圧から瞬時に低下し、それに伴う余分なブレーキストロークが発生してドライバに違和感を与え、ドライバがBAの介入によるアシスト圧の効果を把握(体感)し難い。
また、検出したM/C圧を基準にしてホイルシリンダの制御圧(=検出したM/C圧+減速度Ga相当のアシスト圧P(Ga))を算出し、この制御圧を発生するように上流弁502の開閉等を制御しようとしても、BA介入開始直後はM/C圧の急激な変動によって、M/C圧の正確な検出が困難であり、しかも、検出したM/C圧がドライバの発生しようとする減速度Gdより低い液圧であるため、減速度Gdを基準にした所期のアシスト効果を発揮することができない。
さらに、BA介入中に減速度Gaの所期のアシスト圧が発生するようになって上流弁519が閉じられると、M/C3の下流のブレーキ液がA経路518に吸い出されなくなり、その分M/C圧が上昇変動し、この変動によっても、ドライバに違和感を与え、アシスト圧の効果が不安定になる。
そこで、BA介入開始時(アシスト増圧状態の開始時=T2*時)のM/C圧を保持し、BA介入中に、保持M/C圧を基準にして、ホイルシリンダ8F、8Rの制御圧が保持M/C圧(一定圧)+減速度Gaのアシスト圧になるように、アシスト圧を制御し、さらに、上流弁519が閉成してM/C圧が昇圧変動すると、前記の保持M/C圧を、昇圧直前のM/C圧(最小値)に補正してアシスト圧を発生し、ブレーキ操作に無関係に生じるM/C圧の変動の影響を受けないようにすることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−20638号公報(段落番号[0012]、[0013]、[0088]、[0092]、[0102]、図2、図14)
この種のBAシステムにおいて、BA介入中のM/C圧は、介入初期の前記の上流弁519の開閉に基くM/C3の下流側のブレーキ液のA経路518への吸い出しによりブレーキ操作に無関係に変動するだけでなく、ドライバのブレーキ操作、すなわち、ブレーキペダル1の踏み加減によっても変化する。
そして、ドライバに違和感を与えることなく、所期のアシスト効果を安定に発揮する上からは、ブレーキ操作に無関係な変動の影響を受けることなく、前記ブレーキペダル1の踏み加減によるM/C圧の変化に即してホイルシリンダ8F、8Rの制御圧を可変することが、最も好ましい。
しかしながら、前記既提案のようにBA介入開始時(アシスト増圧状態の開始時)のM/C圧(保持M/C圧)を基準にしてアシスト圧を一定に制御し、その後、上流弁519が閉成してM/C圧が昇圧変動したときに、その変動直前のM/C圧を基準にしてアシスト圧を一定に制御するのでは、ブレーキペダル1の踏み加減に基くBA介入中のM/C圧の変化に即してホイルシリンダ8F、8Rの制御圧を可変することができず、ドライバに違和感を与えることなく、所期のアシスト効果を安定に発揮することができない問題がある。
本発明は、ブレーキ操作に無関係に生じるM/C圧の変化の影響を受けることなく、BAの介入により、ドライバのブレーキ操作に基くM/C圧の変化に即して変化するホイルシリンダの最適な制御圧を発生するようにし、緊急制動時、とくに比較的弱いブレーキ操作に対して、ドライバに違和感を与えることなく、所期のアシスト効果を安定に発揮することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明の車両制動方法は、ブレーキ操作によりブレーキ機構のM/C圧がBA介入開始基準の設定圧に昇圧し、BAの介入により、ホイルシリンダの制御圧を、前記M/C圧から該M/C圧にアシスト圧を加えた圧力に増圧するときに、前記設定圧に昇圧する前の前記M/C圧の変化から、前記ブレーキ操作による前記M/C圧の以後の変化を、予測シリンダ圧の変化として推定演算し、前記制御圧が前記予測シリンダ圧に所定減速度の基準圧を加えた目標圧になるように、前記アシスト圧を予測制御することを特徴としている(請求項1)。
また、本発明の車両制動方法は、M/C圧がBA介入開始基準の設定圧に昇圧したときに、前記M/C圧の昇圧率の減少傾向の検出に基き、前記設定圧に昇圧する前の前記M/C圧の変化を、前記昇圧率が極大値の状態から前記設定圧に昇圧するまでの昇圧率減少特性の変化に決定し、推定演算により、前記昇圧率減少特性で前記設定圧から昇圧変化する予測シリンダ圧を導出することを特徴としている(請求項2)。
そして、前記車両制動方法において、M/C圧がBA介入開始基準の設定圧に昇圧してから、前記M/C圧のBA介入初期の変動期間が経過した後に、目標圧を前記M/C圧の変化に応じて増減補正することが、一層好ましい(請求項)。
つぎに、本発明の車両制御装置は、ブレーキ操作により変化するブレーキ機構のM/C圧を検出する圧力センサと、前記圧力センサの検出圧からの前記M/C圧のBA介入開始基準の設定圧への昇圧の検出により、前記設定圧に昇圧する前の前記M/C圧の変化特性から、ブレーキ操作による前記M/C圧の以後の変化を、予測シリンダ圧の変化として推定演算する演算手段と、前記M/C圧の前記設定圧への昇圧に基くBAの介入により、ホイルシリンダの制御圧を、前記M/C圧から該M/C圧にアシスト圧を加えた圧力に増圧するときに、前記制御圧が前記予測シリンダ圧に所定減速度の基準圧を加えた目標圧になるように、前記アシスト圧を予測制御するBA制御手段とを備えたことを特徴としている(請求項)。
また、本発明の車両制動装置は、M/C圧がBA介入開始基準の設定圧に昇圧したときの前記M/C圧の昇圧率の減少傾向の検出に基き、演算手段の特性決定手段が、前記設定圧に昇圧する前の前記M/C圧の変化特性を、前記昇圧率が極大値の状態から前記設定圧に昇圧するまでの昇圧率減少特性に決定し、前記演算手段の推定処理手段が、前記昇圧率減少特性で前記設定圧から昇圧する予測シリンダ圧を導出することを特徴としている(請求項)。
そして、前記車両制動装置において、演算手段の補正処理手段により、M/C圧がBA介入開始基準の設定圧に昇圧してから、前記M/C圧のBA介入初期の変動期間が経過した後に、目標圧を前記M/C圧の変化に応じて増減補正することが、一層好ましい(請求項)。
請求項1、の発明によれば、ドライバのブレーキ操作によりM/C圧がBA介入開始基準の設定圧に昇圧し、BAの介入により、ホイルシリンダの制御圧を、M/C圧からM/C圧にアシスト圧を加えた圧力に増圧するときに、それまでのM/C圧の変化特性に基き、以後(BA介入後)のブレーキ操作によるM/C圧を予測シリンダ圧として推定演算する。
そして、BA介入中のホイルシリンダの制御圧が、予測シリンダ圧を基準にしたアシスト圧の予測制御(フィードフォワード制御)により、予測シリンダ圧に所定減速度の基準圧(所定のアシスト圧)を加えた目標圧に制御されるため、BA介入中に、ブレーキ操作に無関係なM/C圧の変動の影響を受けることなく、ブレーキ操作によるM/C圧の変化に即したホイルシリンダの最適なBA介入の制御圧を発生することができ、ドライバに違和感を与えることなく、所期のアシスト効果を安定に発揮することができる。
つぎに、請求項2、の発明によれば、緊急制動の比較的弱いブレーキ操作に基き、M/C圧が、昇圧率のピークに達した後、昇圧率が減少しながらBA介入開始基準の設定圧に昇圧するときに、それ以前(BA介入以前)のM/C圧を、昇圧率が極大値(ピーク値)の状態から設定圧に昇圧するまでの昇圧率減少特性とし、予測シリンダ圧を、その昇圧率減少特性で昇圧するものとして推定演算して導出したため、前記設定圧に昇圧した後のBA介入中のブレーキ操作によるM/C圧の変化を、予測シリンダ圧によって極めて精度よく推定することができる。
そして、この推定に基き、緊急制動の比較的弱いブレーキ操作に基くBA介入中に、ブレーキ操作によるM/C圧の変化に即したホイルシリンダの最適な制御圧を、制御の遅れなく安定に発生し、この制御圧によるホイルシリンダの制御により、ドライバに違和感を与えることなく、所期のアシスト効果を安定に発揮して車両を制動停止することができる。
さらに、請求項3、6の発明によれば、BAの介入開始直後、BAのアシスト圧を発生するためにブレーキ操作に無関係に変動したM/C圧が安定し、マスタシリンダ圧のブレーキアシスト介入初期の変動期間が経過すると、その後のホイルシリンダの制御圧がブレーキ操作によるM/C圧の変化に応じて増減補正され、その後のブレーキ操作によるM/C圧の変化を加味して一層良好なBAシステムが実現する。
つぎに、本発明の一実施施形態について、図1〜図5を参照して説明する。
図1はBAシステム(車両制動装置)のブロック図、図2、図3、図4はそれぞれ図1の動作説明用のブレーキ液圧の特性図、図5は図1の制御ECU6の動作説明用のフロチャートである。
<構成>
そして、この実施形態のBAシステムが従来システムと異なる点は、図1の制御ECU6が予め設定された制動制御プログラムを実行することにより、つぎに説明する演算手段、BA制御手段を備え、BA介入時に以下のように制動制御する点である。
((a))演算手段
この手段は、後述のM/C圧監視処理手段、特性決定手段、推定処理手段及び補正処理手段を含み、圧力センサ521の検出圧からM/C圧のBA介入開始基準の設定圧Prへの昇圧を検出したときに、設定圧Prに昇圧する前のM/C圧の変化特性から、以後のM/C圧の変化を予測シリンダ圧の変化として推定演算する。
具体的には、例えば、ブレーキペダル1に連動して動作するブレーキランプスイッチの接点信号から、ブレーキ操作によるブレーキペダル1の踏み込み(ブレーキ操作の開始)を検出すると、M/C圧監視処理手段により、その時点から検出圧Pdをくり返し収集して制御ECU6の書き換え自在の記憶部に保持するとともに、圧力センサ(圧力スイッチ521)の最新の検出圧Pdと、予め設定されたM/C圧のBA介入開始基準の設定圧Prとの比較をくり返し、この比較に基き、圧力センサの検出圧Pdから、例えば、図2の実線A1に示すM/C圧の設定圧Prへの昇圧を検出する。
なお、図2において、実線A、一点破線Bは図の実線a、一点破線bに相当し、M/C3の下流側のM/C圧、ホイルシリンダ8F、8Rに加わる制御圧を示し、破線Cは後述の予測シリンダ圧を示し、T1時は図6のT1*時に対応するブレーキ操作の開始時であり、T2時は図6のT2*時に対応する設定圧Prへの昇圧時、T3時はM/C圧が安定して後述の補正機能が動作を開始するタイミングである。
つぎに、この実施形態にあっては、BAが介入する緊急制動を、ブレーキペダル1が比較的弱く踏まれた場合と、強く踏まれた場合とを区別し、それぞれに応じた最適なBA介入の制御を行うため、演算手段は、つぎの特性決定手段及び推定処理手段を有する。
(a1)特性決定手段
この手段は、M/Cが設定圧Prに昇圧したときに、M/C圧の昇圧率が減少傾向であることを検出すると、この検出に基き、設定圧Prに昇圧する前のM/C圧の変化を、昇圧率が極大値の状態から設定圧Prに昇圧するまでの昇圧率減少特性の変化に決定し、また、M/C圧が設定圧Prに昇圧したときに、その昇圧率が増加傾向であることを検出すると、設定圧Prに昇圧する前のM/C圧の変化特性を、ブレーキ操作の開始から設定圧Prに昇圧するまでのM/C圧の昇圧率増加特性に決定する。
すなわち、M/C圧が例えば図3(a)の実線A1の特性でT2時に設定圧Prに昇圧し、そのとき、M/C圧の変化量(昇圧量)(以下、ΔM/C圧という)が、同図(b)の実線ΔA1に示す減少傾向であれば、設定圧Prに昇圧する前のM/C圧の変化特性を、同図(a)の液圧PpkのTpk時から設定圧Prに昇圧するT2時までの昇圧率減少特性に決定する。なお、液圧Ppkは図3(b)に示すように、ΔM/C圧が極大値ΔPpkになるときのM/C圧である。
また、M/C圧が例えば図4(a)の実線A2の特性でT2時に設定圧Prに昇圧し、そのとき、ΔM/C圧が同図(b)の実線ΔA2に示す増加傾向であれば、設定圧Prに昇圧する前のM/C圧の変化特性を、同図(a)のT1時(ブレーキ操作の開始)から設定圧Prに昇圧するT2時までの昇圧率増加特性の変化に決定する。なお、図4(b)のΔPT2はT2時のΔM/C圧である。
ところで、M/C圧の昇圧率の減少傾向、増加傾向は、例えば、記憶部のT2時(設定圧Prに昇圧したとき)の検出圧Pdの時間微分値であるΔM/C圧の変化極性から検出する。
また、前記の昇圧率減少特性は、例えば、記憶部のT1時(ブレーキ操作の開始)〜T2時の各ΔM/C圧の極性変化から、ΔM/C圧が極大値ΔPpkになるTpk時を検出し、Tpk時〜T2時のΔM/C圧の折れ線近似や最小二乗法、回帰分析等の統計的処理により、ΔM/C圧の変化特性線を求めて決定する。
さらに、前記の昇圧率増加特性は、例えば、記憶部のT1時(ブレーキ操作の開始)〜T2時のΔM/C圧の前記の折れ線近似や最小二乗法、回帰分析等の統計的処理により、ΔM/C圧の変化特性線を求めて決定する。
(a2)推定処理手段
この手段は、設定圧Prに昇圧する前のM/C圧の変化から、設定圧Prに昇圧した後(以後)のブレーキ操作によるM/C圧の変化を、例えば、図2の破線Cに示す予測シリンダ圧(推定M/C圧)の変化として推定する。
そして、設定圧Prに昇圧する前のM/C圧の変化特性を前記の昇圧率減少特性に決定したときは、その昇圧率減少特性で昇圧率が減少しながら設定圧Prから昇圧変化する近似曲線を作成し、この曲線に沿って変化する、例えば図3(a)の破線C1の予測シリンダ圧を導出する。
また、設定圧Prに昇圧する前のM/C圧の変化特性を前記の昇圧率増加特性に決定したときは、T1時(ブレーキ操作の開始)〜T2時(設定圧Prに昇圧したとき)の時間t(=T2−T1)と、T2時のM/C圧の昇圧率とに基き、ブレーキ操作によるM/C圧の設定圧Prからの変化量、すなわち、T2時からのΔM/C圧の積分量ΔP(M/C)を推定し、設定圧Prに推定した積分量ΔP(M/C)を加算することにより、図4(a)に示すようにT2時の設定圧Prから前記の昇圧率増加特性で変化して積分量ΔP(M/C)を加算したM/C圧に昇圧変化する、例えば同図(a)の破線C2の予測シリンダ圧を導出する。
((b))BA制御手段
この手段は、ブレーキ操作によりM/C圧が設定圧Prに昇圧し、BAの介入により、ホイルシリンダ8F、8Rの制御圧を、M/C圧から、M/C圧に油圧ポンプ511、アキュムレータ516等の動作で発生したアシスト圧を加えた圧力に増圧するときに、ホイルシリンダ8F、8Rの制御圧が、前記の予測シリンダ圧に所定減速度の基準圧(減速度Gaのアシスト圧P(Ga)を加えた目標圧になるように、アシスト圧を予測制御する。
具体的には、設定圧Prに昇圧する前のM/C圧の変化特性を前記の昇圧率減少特性に決定したときは、例えば図3(a)の破線C1の予測シリンダ圧にアシスト圧P(Ga)を加算し、設定圧Prに昇圧する前のM/C圧の変化特性を前記の昇圧率増加特性に決定したときは、例えば図4(a)の破線C2の予測シリンダ圧にアシスト圧P(Ga)を加算することにより、例えば図2の一点破線Bに示すホイルシリンダ8F、8Rの制御圧を算出し、この制御圧を発生するように、油圧ポンプ511、モータ513の駆動、上流弁502の開度等を制御し、BA介入中に、ブレーキ操作に無関係なM/C圧の変動の影響を受けることなく、ブレーキ操作によるM/C圧の変化に即したホイルシリンダ8F、8Rの最適なBA介入の制御圧を発生する。
さらに、この実施形態においては、制御圧の制御精度を一層向上するため、前記の演算手段が、つぎの補正処理手段も含む。
(a3)補正処理手段
この手段は、M/C3のM/C圧が設定圧Prに昇圧してBAが介入してから、M/C圧のBA介入初期の変動期間が経過し、BA介入初期のM/C3の下流側のブレーキ液のA経路518への吸い出しの制御に基くブレーキ操作に無関係な変動が終了し、M/C3のM/C圧がブレーキ操作にしたがって変化するようになった後に、目標圧をM/C圧の変化に応じて増減補正し、発生するアシスト圧を調整する。
ここで、前記のM/C圧のBA介入初期の変動期間は、例えば、T2時からの100〜200ms程度の実験等によって設定した一定期間、または、T2時から、圧力センサ521の検出圧の変動量が、一定期間継続的に設定した微小量以下になることを検出するまで期間であり、例えば図2のT2時〜T3時の期間である。
そして、そのBA介入初期の変動期間の経過後、推定処理手段が推定した予測シリンダ圧に所定減速度の基準圧(減速度Gaのアシスト圧)を加えた目標圧を、圧力センサ521の検出圧の増減変動量の加算によって増減補正すると、補正されたアシスト圧に基き、T3時以降のホイルシリンダ8F、8Rの制御圧が、例えば図2の一点破線Bに示すように、実際のブレーキ操作によるM/C圧の変化を加味して制御される。
<動作>
つぎに、図1のBAシステムの動作について、図5を参照して説明する。
まず、ブレーキ操作によるブレーキペダル1の踏み込み(ブレーキ操作の開始)を検出すると、M/C圧監視処理手段による検出圧Pdの収集を開始して検出圧Pdを記憶部に保持するとともに、図5のステップS1からステップS2に移行し、M/C3のM/C圧が設定圧Prに達するまでは、ステップS2からステップS3に移行し、M/C圧をホイルシリンダ8F、8Rに伝達し、M/C圧のみの制御圧により車輪7F、7Rに制動力をかける。
そして、ブレーキペダル1の踏み込み量が少ない通常制動時は、ステップS3からステップS4を介してステップS2に戻り、このループの制御をくり返し、M/C圧で車両を制動停止する。
つぎに、ブレーキペダル1の踏み込み量が多い緊急制動時は、M/C3のM/C圧が設定圧Prに昇圧することにより、図5のステップS2からステップS5に移行し、特性決定手段の特性決定手段によってM/C圧の昇圧率が減少特性か、増加特性かを判別して決定し、ブレーキペダル1が比較的弱く踏まれて昇圧率減少特性であれば、ステップS5からステップS6に移行し、推定処理手段により図3(a)の破線C1のような昇圧率減少特性の予測シリンダ圧を推定演算して導出する。
また、ブレーキペダル1が強く踏まれて昇圧率増加特性であれば、ステップS5からステップS7に移行し、推定処理手段により図4(a)の破線C2のような昇圧率増加特性の予測シリンダ圧を推定演算して導出する。
さらに、図5のステップS6、S7からステップS8を介してステップS9に移行し、ホイルシリンダ8F、8Rの制御圧を、M/C圧から、M/C圧に油圧ポンプ511、アキュムレータ516等の動作で発生したアシスト圧を加えた圧力に増圧するときに、BA制御手段により、ホイルシリンダ8F、8Rの制御圧が、前記の予測シリンダ圧に所定減速度の基準圧(減速度Gaのアシスト圧)を加えた目標圧になるように、アシスト圧を予測制御(フィードフォワード制御)で発生する。
そして、図5のステップS10に移行し、そのアシスト圧に基く制御圧をホイルシリンダ8F、8Rにかけ、ステップS11を介してステップS8に戻り、BA介入初期の変動期間が経過する、例えば、図2のT3時になるまでは、ステップS8を肯定(YES)で通過し、ステップS9〜ステップS11の処理をくり返す。
このとき、予測シリンダ圧が、ブレーキ操作に無関係なM/C圧の変動を含まず、ブレーキ操作によるM/C圧のその後の変化に即して変化するため、ブレーキ操作に無関係なM/C圧の変動の影響を受けることなく、ブレーキ操作によるM/C圧の変化に即したホイルシリンダ8F、8Rの最適なBA介入の制御圧を発生することができる。
そして、この最適なBA介入の制御圧の制動により、BA介入開始直後(T1時の直後)、油圧ポンプ511の吐出加圧に必要なブレーキ液がM/C3の下流側からA経路518に吸い出されても、M/C圧の低下がほとんどなく、ドライバに違和感を与えることがなく、所期のアシスト効果を安定に発揮することができる。
しかも、ブレーキペダル1が比較的弱く踏まれた場合と、強く踏まれた場合とを識別し、そぞれに応じた変化特性の最適な予測シリンダ圧を発生したため、BA介入の制御を一層良好に行うことができる。
つぎに、M/C圧のBA介入初期の変動期間が経過し、例えば図2のT3時になると、図5のステップS8を否定(NO)て通過してステップS12に移行し、補正処理手段により目標圧をM/C圧の変化に応じて増減補正し、ステップS13により補正後の目標圧に基くアシスト圧を発生する。
そして、ステップS13からステップS10に移行し、補正後の目標圧に基く制御圧をホイルシリンダ8F、8Rにかけ、ステップS11、S8を介しステップS12に戻り、このステップS12から処理をくり返して車両を制動停止する。
したがって、M/C圧のBA介入初期の変動期間が経過した後は、ブレーキ操作に基くM/C圧の変化に一層精度よく即してBA介入の制御が行われる。
なお、左側の車輪についても、同様の制御が行われるのは勿論である。
そして、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であり、例えば、制御の簡素化当を図るため、演算手段によって、BAが介入する緊急制動を、ブレーキペダル1が比較的弱く踏まれた場合と、強く踏まれた場合とを区別することなく、前記の昇圧率減少特性の決定手法によって、M/C圧の昇圧率の特性を決定して予測シリンダ圧を決定してもよく、また、補正処理手段を省いてもよい。
また、BAシステムの加圧機構が、前記実施形態と異なる構成の油圧ポンプ式の場合、及び、油圧ポンプ式でない場合にも、本発明を適用できるのは勿論である。
また、衝突の可能性が高いと予測したときのブレーキ制御が、前記の自動のブレーキ制御に代えて、又は、自動のブレーキ制御と併用して行われる、ドライバのブレーキ補助(ブレーキアシスト)のブレーキ制御であってもよい。
ところで、図1のBAシステムを、いわゆる自動ブレーキシステムに兼用する場合にも適用することができる。
この発明の一実施形態のブロック図である。 図1の動作説明用のブレーキ液圧特性図である。 (a)、(b)は図1の動作説明用の昇圧率減少時のブレーキ液圧特性図、その変化率の変化特性図である。 (a)、(b)は図1の動作説明用の昇圧率増加時のブレーキ液圧特性図、その変化率の変化特性図である。 図1の支援制御処理の詳細なフローチャートである。 従来装置の動作説明用のブレーキ液圧特性図である。
符号の説明
3 マスタシリンダ(M/C)
5 アクチュエータ
521 圧力センサ
6 制御ECU
8F、8R ホイルシリンダ

Claims (6)

  1. ブレーキ操作によりブレーキ機構のマスタシリンダ圧がブレーキアシスト介入開始基準の設定圧に昇圧し、ブレーキアシストの介入により、ホイルシリンダの制御圧を、前記マスタシリンダ圧から該マスタシリンダ圧にアシスト圧を加えた圧力に増圧するときに、
    前記設定圧に昇圧する前の前記マスタシリンダ圧の変化から、前記ブレーキ操作による前記マスタシリンダ圧の以後の変化を、予測シリンダ圧の変化として推定演算し、
    前記制御圧が前記予測シリンダ圧に所定減速度の基準圧を加えた目標圧になるように、前記アシスト圧を予測制御することを特徴とする車両制動方法。
  2. マスタシリンダ圧がブレーキアシスト介入開始基準の設定圧に昇圧したときに、
    前記マスタシリンダ圧の昇圧率の減少傾向の検出に基き、前記設定圧に昇圧する前の前記マスタシリンダ圧の変化を、前記昇圧率が極大値の状態から前記設定圧に昇圧するまでの昇圧率減少特性の変化に決定し、
    推定演算により、前記昇圧率減少特性で前記設定圧から昇圧変化する予測シリンダ圧を導出することを特徴とする請求項1に記載の車両制動方法。
  3. マスタシリンダ圧がブレーキアシスト介入開始基準の設定圧に昇圧してから、前記マスタシリンダ圧のブレーキアシスト介入初期の変動期間が経過した後に、目標圧を前記マスタシリンダ圧の変化に応じて増減補正することを特徴とする請求項1または2に記載の車両制動方法。
  4. ブレーキ操作により変化するブレーキ機構のマスタシリンダ圧を検出する圧力センサと、
    前記圧力センサの検出圧からの前記マスタシリンダ圧のブレーキアシスト介入開始基準の設定圧への昇圧の検出により、前記設定圧に昇圧する前の前記マスタシリンダ圧の変化特性から、ブレーキ操作による前記マスタシリンダ圧の以後の変化を、予測シリンダ圧の変化として推定演算する演算手段と、
    前記マスタシリンダ圧の前記設定圧への昇圧に基くブレーキアシストの介入により、ホイルシリンダの制御圧を、前記マスタシリンダ圧から該マスタシリンダ圧にアシスト圧を加えた圧力に増圧するときに、前記制御圧が前記予測シリンダ圧に所定減速度の基準圧を加えた目標圧になるように、前記アシスト圧を予測制御するブレーキアシスト制御手段とを備えたことを特徴とする車両制動装置
  5. マスタシリンダ圧がブレーキアシスト介入開始基準の設定圧に昇圧したときの前記マスタシリンダ圧の昇圧率の減少傾向の検出に基き、演算手段の特性決定手段が、前記設定圧に昇圧する前の前記マスタシリンダ圧の変化特性を、前記昇圧率が極大値の状態から前記設定圧に昇圧するまでの昇圧率減少特性に決定し、前記演算手段の推定処理手段が、前記昇圧率減少特性で前記設定圧から昇圧する予測シリンダ圧を導出することを特徴とする請求項4に記載の車両制動装置。
  6. 演算手段の補正処理手段により、マスタシリンダ圧がブレーキアシスト介入開始基準の設定圧に昇圧してから、前記マスタシリンダ圧のブレーキアシスト介入初期の変動期間が経過した後に、目標圧を前記マスタシリンダ圧の変化に応じて増減補正することを特徴とする請求項4または5に記載の車両制動装置。
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