JP4281644B2 - インフレーター - Google Patents

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Description

本発明は、エアバッグ装置のエアバッグに膨張用ガスを供給可能に、エアバッグ内に挿入されて使用されるインフレーターに関する。
従来、例えば、車両のシートに搭載される側突用エアバッグ装置では、エアバッグ装置のエアバッグに膨張用ガスを供給可能に、膨張用ガスを発生させるインフレーターが、エアバッグ内に挿入されるように配設されていた(例えば、特許文献1参照)。そして、このインフレーターは、膨張用ガスを発生させる略円柱状の本体と、この本体を保持するように本体に外装されて、エアバッグにおける搭載位置への取付手段を有した略円筒状の板金製のリテーナと、を備えて構成されていた。
また、インフレーターの円柱状の本体における一方の端面に、平板状の取付スタッドを設け、本体を保持する板金製のリテーナを、上方を膨張用ガスの流出用として開口させた半割円筒形として、一方の端面側に側壁を設けた形状とし、その一方の側壁に、取付スタッドを嵌合させる嵌合孔を設け、この嵌合孔を備えた側壁に対向する他方の端面側の開口周縁に、本体の外周面をベルト止めするように、塑性変形させて本体を挟持するアームを設けて、構成されるものもあった(例えば、特許文献2参照)。このインフレーターでは、本体をリテーナに保持させる際には、本体の取付スタッドを嵌合孔に挿入させ、そして、本体をベルト止めするように、アームを変形させれば、本体の取付スタッドの嵌合孔への嵌合と、本体外周面に当接しているアームとによって、本体の両端がリテーナに保持されて、本体のガス流出用開口側への飛び出しが防止され、また、本体外周面に当接しているアームにより、リテーナの端面側の開口からの抜けも防止されて、本体が、リテーナに保持されていた。
特開2001−171468号公報 米国特許第5687988号明細書
しかし、従来の特許文献1のインフレーターでは、リテーナの軸方向に沿う中央付近の二箇所に配置されているかしめ部をかしめて、リテーナに本体を保持させた状態で、エアバッグ内に配設され、そして、エアバッグを折り畳んで、エアバッグ装置を組み立てていた。
そのため、エアバッグの折り畳み時には、インフレーターがエアバッグ内に挿入されており、インフレーターの故障や誤作動等を考慮して、エアバッグの折り畳み作業を行なう必要があり、エアバッグの折り畳み作業を簡便に行い難かった。
なお、特許文献1に記載のインフレーターの場合、エアバッグの折り畳み後に、エアバッグ内にインフレーターを挿入することが考えられるが、インフレーターのリテーナが、エアバッグを搭載場所に取り付けるボルト等の取付手段を突設させていることから、コンパクトにエアバッグを折り畳んだ後には、ボルト等の取付手段が邪魔をして、エアバッグ内にインフレーターを挿入できなかった。
また、特許文献1に記載のインフレーターの場合、エアバッグ内にリテーナだけを挿入させて、エアバッグの折り畳み後、リテーナに、インフレーターの本体を保持させることも考えられるが、従来のリテーナのかしめ部が、リテーナの軸方向に沿う中央付近で、二箇所等の複数箇所に配置されており、上記の工程であると、折り畳んだエアバッグ内に位置したリテーナのかしめ部を、エアバッグを介在させて、そのエアバッグの外周側から、かしめることとなって、エアバッグが傷付く虞れが生ずることから、かしめが行なえず、このような対処も行なえなかった。
さらに、特許文献2に記載のインフレーターでは、リテーナだけをエアバッグ内に配置させて、リテーナのアームの部位をエアバッグから突出させ、エアバッグを折り畳み、その後、リテーナに本体を保持させるように、取付スタッドをリテーナの嵌合孔に挿入させ、アームを締め付けて、リテーナに本体を保持させることが考えられる。しかし、このような構成の場合、特許文献2のインフレーターでは、本体の取付スタッドを、嵌合孔に挿入させなければならず、エアバッグの内部に位置する嵌合孔に取付スタッドを挿入させる作業が、嵌合孔を目視できず、行い難いことから、容易に、本体をリテーナに保持させることができなかった。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、折り畳んだエアバッグ内にリテーナが挿入されていても、容易に、本体をリテーナに保持させることができて、エアバッグの折り畳みを簡便に行なえるインフレーターを提供することを目的とする。
本発明に係るインフレーターは、エアバッグ装置のエアバッグに膨張用ガスを供給可能に、エアバッグ内に挿入されるように配設され、
膨張用ガスを発生させる略円柱状の本体と、本体を保持するように本体に外装されて、エアバッグにおける搭載位置への取付手段を有した略円筒状の板金製のリテーナと、を備えて構成され、
リテーナが、本体に外装されて、内径寸法を狭めるように、かしめ部をかしめることにより、本体を保持するインフレーターであって、
リテーナが、
一方の端部付近にかしめ部を配設させるとともに本体の軸方向に沿って本体の外周面に当接可能に、順に、かしめ部、第1支持部、及び、第2支持部、を配設させ、さらに、
本体に外装させて内径寸法を狭めるようにかしめ部をかしめた際に、本体をてこのようにして、かしめ部を力点、第1支持部を支点、及び、第2支持部を、本体を押圧可能な作用点として、本体の軸方向に沿う力点となるかしめ部、支点となる第1支持部、及び、作用点となる第2支持部の三点だけで、本体を支持して保持可能に、
かしめ部と第2支持部とを、保持した際における本体の軸直交方向の断面の中心を基準とした本体の外周面において、第1支持部と略反対側の領域に配設させるように、構成されていることを特徴とする。
本発明に係るインフレーターでは、リテーナのかしめ部が、リテーナの端部に配置されていることから、かしめ部をエアバッグの外部に露出させた状態で、リテーナをエアバッグ内に挿入させ、さらに、エアバッグを折り畳むことができる。そして、エアバッグの折り畳み後でも、リテーナのかしめ部は、エアバッグの外部に露出されていることから、インフレーターの本体をリテーナに挿入させ、さらに、エアバッグから露出しているリテーナのかしめ部を、直接、かしめることができて、エアバッグを傷付けることなく、容易に、インフレーターの本体を、折り畳み済みのエアバッグ内に挿入されているリテーナに対して、保持させることができる。さらに、リテーナへの本体の配置が、単に、リテーナへ本体を挿入させるだけであって、簡単に行える。
また、リテーナには、本体の軸方向に沿って本体の外周面に当接可能に、かしめ部、第1支持部、及び、第2支持部、が配設されて、保持した際における本体の軸直交方向の断面の中心を基準とした本体の外周面において、かしめ部と第2支持部とが、第1支持部と略反対側の領域に配設されている。そのため、リテーナに本体を挿入させてかしめ部をかしめた際には、本体がてこのようになって、かしめ部が力点、第1支持部が支点となり、そして、第2支持部が、作用点となって、本体に第2支持部が押圧される態様となり、逆に、本体が、これらのかしめ部、第1・2支持部による軸方向に沿う三点だけで、安定して保持されることとなる。
勿論、リテーナは、取付手段を備えていても、折り畳み前のエアバッグに挿入されることから、支障なく、エアバッグ内に配設させることができる。
したがって、本発明に係るインフレーターでは、折り畳んだエアバッグ内にリテーナが挿入されていても、容易に、本体をリテーナに保持させることができ、そして、膨張用ガスを発生させるインフレーターの本体を挿入させることなく、インフレーターのリテーナをエアバッグ内に挿入させるだけで、エアバッグを折り畳むことができることから、エアバッグの折り畳み作業を簡便に行なうことができる。
なお、インフレーターは、リテーナのかしめ部のかしめ時に、かしめ部が、エアバッグから突出して、エアバッグ外に露出していればよく、例えば、取付手段を除いたリテーナの全体が、エアバッグ内に配置された状態で、エアバッグを折り畳み、インフレーターの本体をエアバッグの所定の挿入孔からリテーナに挿入させ、エアバッグの挿入孔の周縁をめくって、挿入孔近傍に配置させたインフレーター端部側のかしめ部を露出させ、かしめ作業を行って、その後、挿入孔周縁を元に戻すようにしてもよい。
但し、リテーナのかしめ部が、エアバッグの折り畳み時を含めて、エアバッグから突出するように、インフレーターが構成されていれば、エアバッグの挿入孔周縁をめくったり元に戻す手間を省くことができ、エアバッグ装置の組立作業を簡便に行うことができる。
また、インフレーターの本体が、膨張用ガスを吐出させるガス吐出口を、かしめ部から離れる側の端部側に、配設させて、かしめ部から離れた端部側からエアバッグ内に膨張用ガスを流出させるように、構成されていれば、エアバッグ内に配置されたリテーナに、エアバッグの所定の挿入孔から本体を挿入させた後、その挿入孔を塞がなくとも、エアバッグの膨張途中における膨張用ガスの無用な流出を、防止することができる。
さらに、インフレーターのリテーナが、かしめ前のかしめ部側から本体を挿入させた際に本体に当接して、リテーナに対する本体の位置決めを可能とする位置決め突起を、備えて構成されていれば、位置決め突起に当接させるだけで、エアバッグ内に隠れるように配置されているリテーナに対して、容易に、位置決めして本体を配置させることができるため、エアバッグ装置の組立作業が、一層、容易となる。
また、リテーナの第2支持部は、リテーナにおけるかしめ部から離れた他方の端部付近に、配設させることが望ましく、このように構成されていれば、最も長いスパンとなるリテーナの両端付近のかしめ部と第2支持部とを利用して、本体を支持できることから、リテーナは、本体の保持を安定させることができる。
さらに、リテーナの第1支持部は、リテーナの軸方向に沿う略中央付近に、配設させることが望ましく、このように構成されていれば、かしめ部と第2支持部との間の中間付近に、第1支持部が配置されて、リテーナは、バランス良く本体を保持することができる。
そして、リテーナの第1支持部と第2支持部とは、リテーナを形成する板金素材をプレス加工して形成したビードによって、構成することが望ましく、このような構成では、第1・2支持部を、プレス加工によって、容易に形成することができる。
また、リテーナにおけるかしめ部、第1支持部、及び、第2支持部の内の少なくとも一つは、本体の外周面に対して当接する押圧部を、リテーナの周方向に沿った二箇所に、内周側に突出するように配設させて、構成してもよい。このような構成では、二箇所の押圧部が、本体に当接して本体を支持することから、本体における本体の軸直交方向へのぶれが抑えられて、安定して、リテーナが本体を保持することとなる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明すると、図1・2に示すように、実施形態のインフレーター20は、シート1のシートバック2における車外側の側面2aに配置される側突用エアバッグ装置Mに使用されるものである。
なお、シートバック2には、略上下方向に配置されるシートフレーム3が配設され、側突用エアバッグ装置Mは、後述するリテーナ25のボルト37をナット7止めされて、シートフレーム3に固定されている。また、図2に示す符号を付した部材としては、4はクッション、5・6は装飾布等からなる表皮である。さらに、クッション4の左方側の縁部4aは、側突用エアバッグ装置Mを、前方側から車外側にかけて、覆っている。この縁部4aは、エアバッグ15の膨張時に、エアバッグ15に押されて、クッション4の中央部4bから分離することとなる。
側突用エアバッグ装置Mは、エアバッグ15と、エアバッグ15内に挿入されるように配設されて、エアバッグ15に膨張用ガスを供給するインフレーター20と、を備えて構成されている。
エアバッグ15は、図1・7・8に示すように、展開膨張完了時にシート1に着座した乗員(図例はダミーである)Dの胸部付近を保護できる形状として、車内側の壁部15aと車外側の壁部15bとを備えた袋状に、形成されている。エアバッグ15の展開膨張完了時の後端側には、インフレーター20が配設されることとなる。そして、エアバッグ15の車内側の壁部15aにおける後端側には、インフレーター20のリテーナ25の各ボルト37を突出させる二つの貫通孔16が形成されている。このエアバッグ15は、ポリエステル糸やポリアミド糸等からなる一枚の織布を、展開膨張完了時の後端側に折目を付けて、前方側へ折り返し、重ねた外周縁相互を縫合糸13で縫合して、形成されている。
なお、重ねた際の外周縁相互の縫合では、エアバッグ15の展開膨張完了時の後端側下部に、未縫合部位を残しておき、この未縫合部位が、インフレーター20のリテーナ25をエアバッグ15内に挿入させるための挿入孔15cとなる。
また、図例のエアバッグ15では、外周縁の縫代が表面側に露出させているが、挿入孔15cを利用してエアバッグ15を反転させ、外周縁の縫代が外表面に露出しないように、エアバッグ15を構成してもよい。
さらに、図例のエアバッグ15では、挿入孔15cをエアバッグ15の後端付近における下部側に設けた場合を示したが、挿入孔15cを、エアバッグ15の後端付近における上部側に設けても良く、その場合には、後述するインフレーター20のかしめ部35が、図例の場合と上下が逆となって、エアバッグ15の後端付近における上部側から上方へ突出するように、配設されることとなる。
インフレーター20は、図2〜6に示すように、膨張用ガスを発生させる略円柱状の本体21と、本体21を保持するように本体21に外装されて、エアバッグ15における搭載位置への取付手段としてのボルト37を有した略円筒状の板金製のリテーナ25と、を備えて構成されている。
本体21は、略円柱状の大径部22と、大径部22の一方の端面(シートバック2への搭載時には上方側となる端面)から突出する円柱状の小径部23と、を備えて構成され、小径部23には、作動時に膨張用ガスを吐出する複数のガス吐出口23aが、設けられている。大径部22における他方の端面側には、車両のエアバッグ作動回路に接続させるハーネス39を結合させるためのコネクタ部22aが、形成されている。また、大径部22のコネクタ部22aの近傍には、リテーナ25のかしめ部35をかしめた際に嵌め込む凹溝22bが、形成されている。なお、ハーネス39は、リード線39bの端末に、コネクタ部22aと結合されるコネクタ39aを配設させている。
リテーナ25は、板金製の筒状部26と、筒状部26に固着された取付手段としての二本のボルト37と、から構成されている。各ボルト37は、筒状部26の軸方向に沿って配設されて、それぞれ、リテーナ25のシートバック2への搭載状態で、車内側に突出するように配設されている。
筒状部26は、軸方向の両端に開口26a・26bを設けた略円筒状として、シートバック2への搭載時の上方側から順に、周壁に、三つの開口27・29・34が開口されている。上端の開口は、ガス吐出口23aからの膨張用ガスを流出させるガス流出口27となり、上下方向の中間部位の開口は、軽量化を図る肉盗み孔29としている。さらに、下端側の開口は、かしめ部35を形成するためのスリット34としている。これらの開口27・29・34は、主に、インフレーター20のシートバック2への搭載状態における車両の前方側と車外側とに向いて、開口されている。そして、シート1への搭載時のエアバッグ15は、リテーナ25のガス流出口27から流出する膨張用ガスによって、図2の二点鎖線に示すように、車外側の前方側に向かって突出するように、構成されている。
なお、本体21のガス吐出口23aから吐出される膨張用ガスは、ガス流出口27とともに、筒状部26の上端の開口もガス流出口26aとして、エアバッグ15内に供給されることとなる。そして、リテーナ25は、膨張用ガスを、ガス流出口27とガス流出口26aとに分散させて、エアバッグ15内に供給できるように、リテーナ25に対して本体21を保持させた際にガス吐出口23aを覆うように、流出口27・流出口26a間に、カバー部28を配設させている。
また、ガス流出口27の周縁には、本体21をリテーナ25の開口26bから挿入させる際に、カバー部28の位置で、ガス吐出口23a付近が停止されるように、本体21の大径部22の端面に当接される位置決め突起26cが設けられている。
リテーナ25のかしめ部35は、リテーナ25の端部(シートバック2への搭載時には下端となる)に設けられて、断面逆U字形状のつまみ部35aを備えるとともに、つまみ部35aにおける筒状部26の周方向の両側に位置して、筒状部26の内周側に突出するように屈曲された二つの押圧部35b・35cを備えて、構成されている。そして、このかしめ部35は、つまみ部35aを筒状部26の周方向に摘んで塑性変形させ、二つの押圧部35b・35cを、筒状部26の内周側に突出させて、本体21の凹溝22bの底面22cに圧接させるようにして、使用する。
なお、これら二つの押圧部35b・35cは、本体21の凹溝底面22cに圧接させる際、本体21の軸直交方向の断面の中心Cを基準とした本体21の大径部22の外周面において、シートバック2への搭載状態での車両前方側の領域に、配設されている。
また、リテーナ25の筒状部26は、かしめ部35の押圧部35b・35cを含めて、本体21の軸方向に沿う三点だけで、本体21を支持して、本体21を挟持するように保持できるように、本体21の軸方向に沿って本体21の外周面に当接可能に、下端側から順に、かしめ部35、第1支持部31、及び、第2支持部32、を配設させて、構成されている。
第2支持部32は、筒状部26におけるかしめ部35から離れた端部側に配置されて、ガス流出口27と肉盗み孔29との間の帯状部30の部位に配置されている。また、第1支持部31は、かしめ部35と第2支持部32との略中間位置に配置されている。そして、実施形態の場合、これらの第1・2支持部31・32は、筒状部26の内周側に凹むビードから、形成されている。
さらに、これらのかしめ部35の押圧部35b・35c、第1支持部31、及び、第2支持部32は、本体21の保持後における本体21の軸直交方向の断面の中心Cを基準とした本体21の大径部22の外周面において、かしめ部35の押圧部35b・35cと第2支持部32とが、第1支持部31と略反対側の領域に配設されるように、換言すれば、インフレーター20のシートバック2への搭載状態で、すなわち、上端側に本体21の小径部23側を配置させて、インフレーター20が略上下方向に配設された際、押圧部35b・35cと第2支持部32とが、車両前方側に位置し、第1支持部31が、車両後方側に位置するように、配設されている。
実施形態のエアバッグ装置Mの車両への搭載について説明すると、まず、図7のA・Bに示すように、カバー部28側を先頭にして、インフレーター20のリテーナ25を、挿入孔15cからエアバッグ15内に挿入し、各ボルト37を貫通孔16からエアバッグ15外に突出させる。なお、この状態では、リテーナ25のかしめ部35は、挿入孔15cからエアバッグ15外に飛び出して、露出されている。
そして、図7のB・Cに示すように、エアバッグ15を折り畳み、エアバッグ15を折り畳んだ後には、復元して折りを解消させるような折り崩れを防止するために、破断可能なラッピングシート11(図2参照)で覆う。なお、このエアバッグ15の折り畳みでは、リテーナ25のかしめ部35を露出させた状態を維持し、そして、ラッピングシート11で覆った際にも、かしめ部35を露出させておく。
そして、図7のC・Dに示すように、小径部23側を先頭に、リテーナ25の開口26bから、インフレーター20の本体21を、リテーナ25内に挿入させて、大径部22の端面に位置決め突起26cを当接させる。ついで、図9のA・Bに示すように、リテーナ25のかしめ部35のつまみ部35aを摘むように塑性変形させて、本体21の大径部22の外周面に、かしめ部35の押圧部35b・35cと第1・2支持部31・32とを圧接させて、リテーナ25に本体21を保持させれば、エアバッグ装置Mの組立作業を完了させることができる。なお、本体21には、予め、ハーネス39を結合させておく。
組み立てたエアバッグ装置Mは、各ボルト37をシートフレーム3にナット7止めすれば、シート1のシートバック2に取り付けることができる。なお、シート1は、エアバッグ装置Mを取り付けた後、表皮5・6等を取り付けて組み立てが完了され、車両に搭載されることとなる。また、シート1を車両に搭載する際には、インフレーター20の本体21から延びるハーネス39を、車両の所定のエアバッグ作動回路に結線させることとなる。
側突用エアバッグ装置Mが車両に搭載された後、所定の信号がハーネス39を経てインフレーター20の本体21に入力されれば、本体21のガス吐出口23aから膨張用ガスが吐出され、エアバッグ15が、ラッピングシート11を破断するとともに、クッション4の縁部4aを中央部4bから分離させるように押して開かせ、図1・2の二点鎖線で示すように、大きく展開膨張することとなる。
そして、実施形態の側突用エアバッグ装置Mのインフレーター20では、リテーナ25のかしめ部35が、リテーナ25の端部に配置されていることから、かしめ部35をエアバッグ15の外部に露出させた状態で、挿入孔15cからリテーナ25をエアバッグ15内に挿入させ、さらに、エアバッグ15を折り畳むことができる。そして、エアバッグ15の折り畳み後でも、リテーナ25のかしめ部35は、エアバッグ15の外部に露出されていることから、インフレーター20の本体21を、開口26bからリテーナ25に挿入させ、さらに、エアバッグ15から露出しているリテーナ25のかしめ部35におけるつまみ部35aを、エアバッグ15を介在させることなく、直接、かしめることができて、エアバッグ15を傷付けることなく、容易に、インフレーター20の本体21を、折り畳み済みのエアバッグ15内に挿入されているリテーナ25に対して、保持させることができる。さらに、リテーナ25への本体21の配置が、単に、リテーナ25へ本体21を挿入させるだけであって、簡単に行える。
また、リテーナ25には、本体21の軸方向に沿って大径部22の外周面に当接可能に、かしめ部35の押圧部35b・35c、第1支持部31、及び、第2支持部32、が配設されて、保持した際の本体21の軸直交方向の断面の中心Cを基準とした本体21の大径部22の外周面において、かしめ部35の押圧部35b・35cと第2支持部32とが、第1支持部31と略反対側の領域に配設されている。そのため、リテーナ25に本体21を挿入させてかしめ部35のつまみ部35aをかしめた際には、図5に示すように、本体21がてこのようになって、かしめ部35の押圧部35b・35cが力点、第1支持部31が支点となり、そして、第2支持部32が、作用点となって、本体21に第2支持部32が押圧される態様となり、逆に、本体21が、これらのかしめ部35の押圧部35b・35c、第1・2支持部31・32による軸方向に沿う三点だけで、安定して保持されることとなる。
勿論、リテーナ25は、取付手段としてのボルト37を、筒状のリテーナ25における半径方向の外方へ突設させていても、折り畳み前のエアバッグ15に挿入されることから、支障なく、エアバッグ15内に配設させることができる。
したがって、実施形態のインフレーター20では、折り畳んだエアバッグ15内にリテーナ25が挿入されていても、容易に、本体21をリテーナ25に保持させることができ、そして、膨張用ガスを発生させるインフレーター20の本体21を挿入させることなく、インフレーター20のリテーナ25をエアバッグ15内に挿入させるだけで、エアバッグ15を折り畳むことができることから、エアバッグ15の折り畳み作業を簡便に行なうことができる。
なお、インフレーター20としては、リテーナ25のかしめ部35のかしめ時に、かしめ部35が、エアバッグから突出して、エアバッグ外に露出していればよく、例えば、取付手段としてのボルト37を除いたリテーナ25の全体が、エアバッグ内に配置された状態で、エアバッグを折り畳み、インフレーター20の本体21をエアバッグの所定の挿入孔からリテーナ25に挿入させ、エアバッグの挿入孔の周縁をめくって、挿入孔近傍に配置させたインフレーター20の端部側のかしめ部35を露出させ、かしめ作業を行って、その後、エアバッグの挿入孔周縁を元に戻すようにしてもよい。
但し、実施形態のように、リテーナ25のかしめ部35が、エアバッグ15の折り畳み時を含めて、エアバッグ15から突出するように、インフレーター20が構成されていれば、エアバッグ15の挿入孔15cの周縁をめくったり元に戻す手間を省くことができ、エアバッグ装置Mの組立作業を簡便に行うことができる。
また、実施形態では、インフレーター20の本体21が、膨張用ガスを吐出させるガス吐出口23aを、かしめ部35から離れる側の端部側(上端側)に、配設させて、かしめ部35から離れた上端部側の開口26a・27からエアバッグ15内に膨張用ガスを流出させるように、構成されている。そのため、エアバッグ15内に配置されたリテーナ25に、エアバッグ15の所定の挿入孔15cから本体21を挿入させた後、その挿入孔15cを、縫製等を利用して、塞がなくとも、エアバッグ15の膨張途中における膨張用ガスの無用な流出を、防止することができる。ちなみに、実施形態の場合、ガス吐出口23aから離れて配置されている挿入孔15cは、エアバッグ15の膨張完了後における余剰の膨張用ガスを排気するベントホールの役目を、果たしており、逆に、塞がないように、構成されている。
なお、ガス吐出口23aの配置位置に関し、エアバッグ15の膨張途中における挿入孔15cからのガス漏れ防止のためには、インフレーター20の本体21を基準とすれば、ガス吐出口23aは、インフレーター本体21の軸方向に沿う全長の中間部位より、かしめ部35から離れる側(上端側・先端側)の位置に配置させることが望ましく、また、インフレーター20のリテーナ25を基準とすれば、ガス吐出口23aは、第1支持部31より、かしめ部35から離れる側(上端側・先端側)の位置、好ましくは、第2支持部32より、かしめ部35から離れる側(上端側・先端側)の位置、に配置させることが望ましい。
さらに、実施形態では、インフレーター20のリテーナ25が、かしめ前のかしめ部35側から本体21を挿入させた際に本体21の挿入方向の先端側の端面(かしめ部35から離れる側の大径部22の端面)に当接して、リテーナ25に対する本体21の位置決めを可能とする位置決め突起26cを、備えて構成されている。そのため、位置決め突起26cに当接させるだけで、エアバッグ15内に隠れるように配置されているリテーナ25に対し、容易に、位置決めして本体21を配置させることができて、エアバッグ装置Mの組立作業が、一層、容易となる。
さらにまた、実施形態のインフレーター20では、リテーナ25の第2支持部32が、かしめ部35と反対側におけるリテーナ25の他方の端部付近に、配設されている。そのため、リテーナ25がこのように構成されていれば、最も長いスパンとなるリテーナ25の両端付近におけるかしめ部35の押圧部35b・35cと第2支持部32とを利用して本体21を支持できることから、リテーナ25は、本体21の保持を安定させることができる。
また、実施形態では、リテーナ25の第1支持部31が、リテーナ25の軸方向に沿う略中央付近に、配設されている。すなわち、リテーナ25の第1支持部31が、かしめ部35の押圧部35b・35cと第2支持部32との間の中間付近に、配置される態様となることから、リテーナ25は、バランス良く本体21を保持することができる。
さらに、実施形態では、リテーナ25の第1支持部31と第2支持部32とが、リテーナ25を形成する板金素材を、プレス加工して、突出させるように形成したビードによって、構成している。このような構成では、第1・2支持部31・32を、プレス加工によって、容易に形成することができる。
なお、実施形態のインフレーター20では、本体21の軸方向に沿って本体21を保持するリテーナ25のかしめ部35や第1・2支持部31・32に関して、本体21の外周面に当接する箇所として、かしめ部35が、二箇所の押圧部35b・35cとし、第1・2支持部31・32が、それぞれ、一箇所としている。しかし、本体21の軸直交方向の断面の中心Cを基準とした本体21の外周面において、かしめ部35の押圧部と第2支持部32とが、第1支持部31と略反対側の領域に配設されていれば、かしめ部35や第1・2支持部31・32における本体21の外周面への当接箇所は、本体21の周方向に長い接触状態を維持する場合を含めて、一箇所、あるいは、複数箇所、として、構成してもよい。
但し、実施形態のかしめ部35のように、本体21の外周面に対して当接する押圧部35b・35cが、リテーナ25の周方向に沿った二箇所に、内周側に突出するように配設させて、構成されていれば、二箇所の押圧部35b・35cが、本体21に当接して本体21を支持することから、本体21における本体21の軸直交方向へのぶれが抑えられて、安定して、リテーナ25が本体21を保持することとなる。なお、リテーナ25の周方向に沿う方向での押圧部35b・35c間の中央付近は、本体21の軸直交方向の断面の中心Cを基準とした本体21の外周面において、第1支持部31の略反対地点にあればよい。
そして、このような二箇所の押圧部を備える構成は、かしめ部35ばかりでなく、第1支持部や第2支持部でも、適用してもよい。例えば、図10〜12のインフレーター20Aのリテーナ25Aのように、第1支持部31Aと第2支持部32Aとが、ともに、内周側に突出する二箇所の押圧部31a・31b・32a・32bによって、構成されて、これらの押圧部31a・31b・32a・32bが、かしめ部35のかしめ時に、本体21の外周面に当接されるように、構成されている。なお、リテーナ25の周方向に沿う方向での押圧部31a・31b間の中央付近は、本体21の軸直交方向の断面の中心Cを基準とした本体21の外周面において、リテーナ25の周方向に沿う方向での押圧部35b・35c間の中央付近の略反対地点に、配置され、また、リテーナ25の周方向に沿う方向での押圧部32a・32b間の中央付近は、本体21の軸直交方向の断面の中心Cを基準とした本体21の外周面において、リテーナ25の周方向に沿う方向での押圧部35b・35c間の中央付近と略一致している。
勿論、図14〜21に示すインフレーター20B・20Cのリテーナ25B・25Cのように、第2支持部32B・32Cが、二箇所の押圧部32a・32bを備えているものの、第1支持部31B・31Cが、一箇所の押圧部位だけで、構成されていてもよい。なお、図14〜17に示す第1支持部31Bは、プレス加工によって形成して、リテーナ25Bの軸方向に沿って平板状に延びるビードにより、構成され、図18〜21に示す第1支持部31Cは、プレス加工によって形成して、リテーナ25Cの内周側に湾曲して突出するようなビードにより、構成されている。
さらに、図22に示すインフレーター20Dのように、第1支持部31Dが、二箇所の押圧部31a・31bを備えているものの、第2支持部32Dが、一箇所の押圧部位だけで、構成されていてもよい。
なお、各リテーナ25A・25B・25C・25Dでは、実施形態と同様に、それぞれ、第1支持部31A・31B・31C・31Dが、かしめ部35と第2支持部32A・32B・32C・32Dとの略中間地点に配置されている。
また、実施形態では、シートに搭載される側突用エアバッグ装置Mに使用されるインフレーター20について、説明したが、エアバッグ内に配設されるインフレーターであって、膨張用ガスを発生させる略円柱状の本体と、本体を保持するように本体に外装されて、エアバッグにおける搭載位置へのボルト等の取付手段を有した略円筒状の板金製のリテーナと、を備えて構成され、本体を挿入させた状態で、リテーナのかしめ部をかしめることにより、リテーナが本体を保持するインフレーターであれば、本発明は、側突用エアバッグ装置に使用されるインフレーターに限らず、膝保護用エアバッグ装置や歩行者用エアバッグ装置等の種々のエアバッグ装置のインフレーターに適用できる。
また、リテーナ25に設ける取付手段としても、実施形態のように、ボルト37に限らず、エアバッグを所定の搭載位置に取り付けることができれば、ナット、ナットを設けた取付ブラケット、取付ピン等によって、取付手段を構成してもよい。
さらに、実施形態では、リテーナ25のかしめ部35の押圧部35b・35cと第2支持部32とを、本体21の断面中心Cを基準とした本体21の外周面において、第1支持部31と略180°の角度位置となる位置に、配置させたが、本体21自体をてこのようにして、支点となるような第1支持部31と、力点や作用点となるようなかしめ部35や第2支持部32とによって、リテーナ25が本体21を支持して保持できれば、かしめ部35の押圧部35b・35cや第2支持部32は、断面中心Cを基準とする本体21の外周面において、第1支持部31から少なくとも90°を越えた角度以上ずれた位置に、配設させるように、構成すればよい。
本発明の一実施形態の側突用エアバッグ装置の使用態様を示す図である。 実施形態の側突用エアバッグ装置の概略横断面図であり、図1のII−II部位に対応する。 実施形態のインフレーターを示す正面図である。 実施形態のインフレーターを示す底面図である。 実施形態のインフレーターの概略縦断面図であり、図4のV−V部位に対応する。 実施形態のインフレーターのリテーナを示す斜視図である。 実施形態のインフレーターのエアバッグへの組付状態を説明する図である。 実施形態のインフレーターを配設させるエアバッグの断面図であり、図7のVIII−VIII部位に対応する。 実施形態のインフレーターにおけるリテーナのかしめ部のかしめ状態を説明する図であり、図3のIX−IX部位に対応する。 実施形態の変形例のインフレーターの概略縦断面図である。 図10に示すインフレーターのリテーナの斜視図である。 図10に示すインフレーターの概略横断面図であり、図11のXII−XII部位に対応する。 図10に示すインフレーターの概略横断面図であり、図11のXIII−XIII部位に対応する。 実施形態の他の変形例のインフレーターの概略縦断面図である。 図14に示すインフレーターのリテーナの斜視図である。 図14に示すインフレーターの概略横断面図であり、図15の XVI− XVI部位に対応する。 図14に示すインフレーターの概略横断面図であり、図15のXVII−XVII部位に対応する。 実施形態のさらに他の変形例のインフレーターの概略縦断面図である。 図18に示すインフレーターのリテーナの斜視図である。 図18に示すインフレーターの概略横断面図であり、図19のXX−XX部位に対応する。 図18に示すインフレーターの概略横断面図であり、図19のXXI−XXI部位に対応する。 実施形態のさらに他の変形例のインフレーターに使用するリテーナの斜視図である。
符号の説明
15…エアバッグ、
20・20A・20B・20C・20D…インフレーター、
21…本体、
23a…ガス吐出口、
25・25A・25B・25C・25D…リテーナ、
31・31A・31B・31C・31D…第1支持部、
31a・31b…押圧部、
32・32A・32B・32C・32D…第2支持部、
32a・32b…押圧部、
35…かしめ部、
35a…つまみ部、
35b・35c…押圧部。

Claims (8)

  1. エアバッグ装置のエアバッグに膨張用ガスを供給可能に、前記エアバッグ内に挿入されるように配設され、
    前記膨張用ガスを発生させる略円柱状の本体と、該本体を保持するように前記本体に外装されて、前記エアバッグにおける搭載位置への取付手段を有した略円筒状の板金製のリテーナと、を備えて構成され、
    前記リテーナが、前記本体に外装されて、内径寸法を狭めるように、かしめ部をかしめることにより、前記本体を保持するインフレーターであって、
    前記リテーナが、
    一方の端部付近に前記かしめ部を配設させるとともに前記本体の軸方向に沿って前記本体の外周面に当接可能に、順に、前記かしめ部、第1支持部、及び、第2支持部、を配設させ、さらに、
    前記本体に外装させて内径寸法を狭めるように前記かしめ部をかしめた際に、前記本体をてこのようにして、前記かしめ部を力点、前記第1支持部を支点、及び、前記第2支持部を、前記本体を押圧可能な作用点として、前記本体の軸方向に沿う前記力点となる前記かしめ部、前記支点となる前記第1支持部、及び、前記作用点となる前記第2支持部の三点だけで、前記本体を支持して保持可能に、
    前記かしめ部と前記第2支持部とを、保持した際における前記本体の軸直交方向の断面の中心を基準とした前記本体の外周面において、前記第1支持部と略反対側の領域に配設させるように、構成されていることを特徴とするインフレーター。
  2. 前記かしめ部が、前記インフレーターを前記エアバッグに挿入させて配置させた際、前記エアバッグから突出する位置に、配設されていることを特徴とする請求項1に記載のインフレーター。
  3. 前記本体が、膨張用ガスを吐出させるガス吐出口を、前記かしめ部から離れる側の端部側に、配設させて、前記かしめ部から離れた端部側から前記エアバッグ内に膨張用ガスを流出させるように、構成されていることを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載のインフレーター。
  4. 前記リテーナが、かしめ前の前記かしめ部側から前記本体を挿入させた際に前記本体に当接して、前記リテーナに対する前記本体の位置決めを可能とする位置決め突起を、備えて構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のインフレーター。
  5. 前記第2支持部が、前記リテーナにおける前記かしめ部から離れた他方の端部付近に、配設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のインフレーター。
  6. 前記第1支持部が、前記リテーナの軸方向に沿う略中央付近に、配設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のインフレーター。
  7. 前記第1支持部と前記2支持部とが、前記リテーナを形成する板金素材をプレス加工して形成したビードによって、構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のインフレーター。
  8. 前記リテーナにおける前記かしめ部、第1支持部、及び、第2支持部の内の少なくとも一つが、前記本体の外周面に対して当接する押圧部を、前記リテーナの周方向に沿った二箇所に、内周側に突出するように配設させて、構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のインフレーター。
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