JP6197777B2 - 車両用ファーサイドエアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートのシートバックにおける車両幅方向中央側の側部から膨張展開する袋体を備えた車両用ファーサイドエアバッグ装置に関する。
下記特許文献1に記載されたエアバッグ装置(サイドエアバッグ装置)では、エアバッグ袋体が、インフレータからのガス供給を受けて膨張する膨張部位と、非膨張部位とを有している。非膨張部位には開口が形成されており、当該開口に挿通されたテザーがエアバッグ袋体の後端部と前端部とに接続されている。このテザーによってエアバッグ袋体の展開軌跡を制御するようにしている。
特開2012−051557号公報
しかしながら、上述の如きサイドエアバッグ装置では、エアバッグ袋体の車両高さ方向の寸法が大きく設定されており、乗員の頭部を保護するエアバッグ袋体の上部がシートバックに直接固定されない構造になっている。このため、エアバッグ袋体内でインフレータから噴出されるガスの流れが良好にコントロールされない場合には、エアバッグ袋体の上部が膨張展開時に大きく揺動する可能性がある。したがって、頭部の保護性能を向上させる観点で改善の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、頭部保護性能の向上に寄与する車両用ファーサイドエアバッグ装置を得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る車両用ファーサイドエアバッグ装置は、車両用シートのシートバックにおける車両幅方向中央側の側部に設けられ、ガス供給を受けて膨張展開し、乗員の頭部から腹部までを保護する袋体と、前記袋体の側面視での中央側に形成され、前記袋体の膨張展開状態で乗員の肩部と対向する非膨張部と、前記非膨張部に対して前記袋体の後方斜め下方側で前記袋体内に収容され、作動時にガスを発生させるガス発生装置と、前記非膨張部の後縁と前記袋体の後縁との間で前記袋体に形成され、前記ガス発生装置に対して前記袋体の上方側に位置する後方ガス流路と、前記非膨張部の下縁と前記袋体の下縁との間で前記袋体に形成され、前記ガス発生装置に対して前記袋体の前方側に位置すると共に、前記後方ガス流路よりも最小断面積が大きくかつ前記膨張展開状態の前記袋体の側面視において、乗員のトルソーラインよりも車両後方側で断面積が最小になるように設定された下方ガス流路と、を備えている。
請求項1に記載の発明では、車両用シートのシートバックにおける車両幅方向中央側の側部には、乗員の頭部から腹部までを保護する袋体が設けられている。この袋体の側面視での中央側には、非膨張部が形成されており、この非膨張部に対して袋体の後方斜め下方側においては、袋体内にガス発生装置が収容されている。このガス発生装置は、例えば車両が側面衝突した際に作動され、ガスを発生させる。ガス発生装置から発生するガスの一部は、非膨張部の後縁と袋体の後縁との間で袋体に形成され、ガス発生装置に対して袋体の上方側に位置する後方ガス流路を通って袋体の上部の後部側へ供給される。また、ガス発生装置から発生するガスの一部は、非膨張部の下縁と袋体の下縁との間で袋体に形成され、ガス発生装置に対して袋体の前方側に位置する下方ガス流路を通って袋体の下部の前部側へ供給される。
下方ガス流路は、後方ガス流路よりも最小断面積が大きく設定されている。これにより、下方ガス流路を通って袋体の下部の前部側へ供給されるガス(以下、「下方経路ガス」と称する)の流量を、後方ガス流路を通って袋体の上部の後部側へ供給されるガス(以下、「上方経路ガス」と称する)の流量よりも多くすることができる。袋体の下部の前部側に多めに供給された下方経路ガスの一部は、非膨張部の前端と袋体の前縁との間を通って袋体の上部の前部側へ供給される。つまり、袋体の上部には、二つの経路でガスが供給されるので、これら二つの経路のガスの流量が良好にバランスされることにより、袋体の上部すなわち乗員の頭部を保護する部位を、下方から上方に安定して膨張展開させることができる。これにより、頭部保護性能の向上に寄与する。また、前記下方ガス流路は、前記膨張展開状態の前記袋体の側面視において、乗員のトルソーラインよりも車両後方側で断面積が最小になるように形成されている。この下方ガス流路は、乗員の頭部から腹部までを保護する袋体の下縁側に形成されているため、袋体の膨張展開時には、乗員の腹部と同等の高さに配置される。また、シートバックの側部に設けられるサイドサポート部の前縁部(所謂カマチ部)は、例えば、乗員の腹部と同等の高さに位置する部位が、側面視で乗員のトルソーライン付近に設定される。このため、本発明のように構成することで、袋体の膨張展開時には、袋体における下方ガス流路の最小断面部がカマチ部から車両前方側に突出しないようにすることができる。この下方ガス流路の最小断面部は、袋体におけるガス発生装置の収容部すなわちガス発生装置の作動時に高圧になる部位からのガス噴出口として捉えることができるため、本発明の構成により、上記の高圧部位がカマチ部から車両前方側に突出しないようにすることができる。これにより、例えばサイドサポート部の車両前方の非適正位置(out of position)に子供の頭部等が存在する状態で袋体が膨張展開した場合でも、子供の頭部等が受ける負荷を少なくすることに寄与する。
請求項2に記載の発明に係る車両用ファーサイドエアバッグ装置は、請求項1において、前記ガス発生装置は、インフレータ及びディフューザを有し、前記ディフューザは、上端開口から下端開口に向けて拡径する筒状に形成され、前記インフレータを内側に収容している。
請求項2に記載の発明では、インフレータから発生するガスは、ディフューザの上端開口から後方ガス流路側へ供給されると共に、ディフューザの下端開口から下方ガス流路側へ供給される。このディフューザは、上端開口から下端開口に向けて拡径する筒状に形成されているため、下端開口から下方ガス流路側へ供給されるガスの流量を、上端開口から後方ガス流路側へ供給されるガスの流量よりも多くすることができる。これにより、前述した下方経路ガスと上方経路ガスとの流量差を効果的に拡大できる。
請求項3に記載の発明に係る車両用ファーサイドエアバッグ装置は、請求項1又は請求項2において、前記ガス発生装置は、インフレータを有し、前記インフレータは、下端部に設けられたガス発生部からガスを発生させる。
請求項3に記載の発明では、インフレータのガス発生部がインフレータの下端部に設けられているため、当該ガス発生部を、後方ガス流路よりも下方ガス流路に近接して配置させることができる。これにより、ガス発生部から発生するガスを、下方ガス流路側へより多く流すことができるので、前述した下方経路ガスと上方経路ガスとの流量差を効果的に拡大できる。
請求項4に記載の発明に係る車両用ファーサイドエアバッグ装置は、請求項1〜請求項3の何れか1項において、前記後方ガス流路は、前記膨張展開状態の前記袋体の側面視において、乗員の肩部の中心を通り車両前後方向に延びる水平ラインよりも車両下方側で断面積が最小になるように形成されている。
請求項4に記載の発明では、袋体に形成された後方ガス流路が上記のように形成されている。ここで、一般に車両用シートのシートバックに搭載される乗員保護用の袋体は、折り畳まれてパッケージ化された状態で、シートバック内に収容される。このパッケージの上端部は、例えば上記の水平ラインと同等の高さに設定される。このため、本発明のように構成することで、上記パッケージ化の際に、後方ガス流路の最小断面部付近で袋体に折れ目が設定されないようにすることができる。これにより、ガス発生装置の作動初期に、ガス発生装置からのガスが後方ガス流路を通過し難くならないようにすることに寄与する。
以上説明したように、本発明に係る車両用ファーサイドエアバッグ装置では、頭部保護性能の向上に寄与する。
本発明の実施形態に係る車両用ファーサイドエアバッグ装置が搭載された車両用シートの側面図であり、エアバッグの膨張展開状態を示す図である。 図1の一部を若干拡大して示す側面図である。 同車両用ファーサイドエアバッグ装置が備えるディフューザの斜視図である。 ディフューザの変形例について説明するための図3に対応した斜視図である。 非膨張部の変形例、及びインフレータの配置の変形例について説明するための図1の一部に対応した側面図である。
以下、図1〜図3を用いて、本発明の実施形態に係る車両用ファーサイドエアバッグ装置10について説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印OUTは、車両の前方向(進行方向)、上方向、幅方向の外方をそれぞれ示している。以下、単に前後、左右、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両左右方向(車両幅方向)の左右、車両上下方向の上下を示すものとする。
(構成)
図1に示される車両用ファーサイドエアバッグ装置10は、車両用シート12のシートバック14における車両中央側のサイドサポート部14A(車両幅方向中央側の側部:以下、単に「中央側サイド部14A」と称する)に搭載されている。上記の車両用シート12は、例えば右ハンドル車の運転席とされている。この車両用シート12のシートバック14は、シートクッション16の後端部に傾倒可能に連結されており、シートバック14の上端部にはヘッドレスト18が連結されている。
なお、本実施形態では、車両用シート12の前後方向、左右方向(幅方向)及び上下方向は、車両の前後方向、左右方向及び上下方向と一致している。また、図1では、車両用シート12には実際の乗員の代わりに、衝突試験用のダミーPが着座している。このダミーPは、例えばWorldSID(国際統一側面衝突ダミー:World Side Impact Dummy)のAM50(米国人成人男性の50パーセンタイル)である。このダミーPは、衝突試験法で定められた標準的な着座姿勢で着座している。また、車両に対するシートクッション16の前後位置、及びシートクッション16に対するシートバック14の傾斜位置(傾斜角度)は、上記着座姿勢に対応した基準設定位置に調整されている。以下、説明を分かり易くするために、ダミーPを「乗員P」と称する。
車両用ファーサイドエアバッグ装置10は、車両の側面衝突時において、主に衝突側とは反対側の乗員を保護するための装置であり、中央側サイド部14Aに配設されたエアバッグ20(ファーサイドエアバッグ)を備えている。このエアバッグ20は、袋体22を主要部として構成されている。この袋体22には、非膨張部24、後方ガス流路26、下方ガス流路28等が形成されている。この袋体22の内部には、インフレータ30及びディフューザ32によって構成されたガス発生装置29が収容されている。
袋体22は、インフレータ30及びディフューザ32と共にモジュール化されており、通常時には折り畳まれて長尺な直方体状のパッケージ34(図2参照)とされた状態で中央側サイド部14A内に収納されている。このパッケージ34は、長手方向がシートバック14の上下方向に沿う姿勢で配置されている。
この袋体22は、インフレータ30から発生するガスの圧力によって乗員Pの車両幅方向中央側(中央側サイド部14Aの前方側)へ膨張展開する(図1図示状態)。この膨張展開の際には、中央側サイド部14Aに配設されたシートバックパッド及びシート表皮(共に図示省略)が袋体22の膨張圧を受けて破断される構成になっている。なお、以下の説明に記載する袋体22の前後上下の方向は、特に断りのない限り、袋体22が膨張展開した状態での方向を示すものであり、車両の前後上下の方向と略一致している。
この袋体22は、例えばナイロン系又はポリエステル系の布材を切り出して形成された一枚の基布が二つ折りにされて外周縁部を縫製されることにより長尺な袋状に形成されている。この袋体22は、図1に示される如く膨張展開状態を側面側(ここでは車両幅方向中央側)から見た場合に、車両上下方向に沿って長尺な略長円形状(略楕円形状)を成すように形成されており、乗員Pの頭部Hから腹部Bまでを保護(拘束)可能とされている。なお、図1には、乗員Pの頭部Hから腹部Bまでが袋体22によって拘束される直前の状態(無拘束膨張展開状態:以下、単に「膨張展開状態」と称する)が図示されている。また、袋体22の形状は、図1に示される形状に限らず、適宜変更可能である。例えば袋体22の前端下部を図2に二点鎖線で示されるような形状にしてもよい。
袋体22の側面視での中央側には、非膨張部24が形成されている。なお、図1及び図2では、非膨張部24を認識し易くするために、非膨張部24に相当する領域にドットを付している。この非膨張部24は、袋体22の中央側に設定された縦長な略長円形状(略楕円形状)の縫製部36によって袋体22の基布が縫製されることにより形成されている。この非膨張部24は、縫製部36によって囲まれているため、この非膨張部24には、インフレータ30からのガスが供給されないようになっている。したがって、この非膨張部24は、インフレータ30の作動時に膨張せず、非膨張部24の周囲に設定された膨張部がドーナツ状に膨張する構成になっている。
上記の非膨張部24は、袋体22の中央よりも若干袋体22の下方側(下縁22D側)に中心が位置するように形成されており、袋体22に対して若干下縁22D寄りに形成されている。そして、袋体22の膨張展開状態では、図1及び図2に示されるように、非膨張部24の上部が乗員Pの肩部Sに対して車両幅方向中央側から対向するように構成されている。袋体22において、非膨張部24よりも上方側(上端側)の部位は、乗員Pの頭部Hを保護するための頭部保護部22Hとされている。
一方、インフレータ30及びディフューザ32は、非膨張部24に対して袋体22の後方斜め下方側で袋体22内に収容されている。ディフューザ32は、ループディフューザ、インナチューブ、整流布等と称される部材であり、袋体22の基布と同様の布材を矩形状に切り出して形成された基布がストレートな円筒状に縫製されて形成されている(図3参照)。このディフューザ32は、軸線方向がシートバック14の上下方向に沿う姿勢で袋体22内の下部の後端部に配設されている。このディフューザ32は、上端から下端まで直径が同一に設定されており、上端に形成された上端開口32Aと下端に形成された下端開口32Bとの開口面積が同一に設定されている。このディフューザ32は、インフレータ30から発生するガスを上下に分配する機能を備えている。
インフレータ30は、所謂シリンダータイプのガス発生装置であり、円筒状に形成されている。このインフレータ30は、ディフューザ32よりも軸線方向の寸法が若干短く設定されており、軸線方向がディフューザ32の軸線方向に沿う姿勢でディフューザ32の内側に収容されている。インフレータ30の外周部からは、車両幅方向外側へ向けて上下一対のスタッドボルト(図示省略)が突出している。これらのスタッドボルトは、袋体22の基布、ディフューザ32の基布及びシートバックフレーム15のサイドフレーム15Aを貫通しており、先端側に図示しないナットが螺合している。これにより、インフレータ30が袋体22及びディフューザ32と共にシートバックフレーム15に締結固定されている。
このインフレータ30には、図1に示されるように、車両に搭載されたECU38(制御装置)が電気的に接続されている。このECU38には、車両の側面衝突を検知する側突センサ40が電気的に接続されている。これらのECU38及び側突センサ40は、車両用ファーサイドエアバッグ装置10の構成部材である。
ECU38は、側突センサ40からの信号に基づいて車両の側面衝突(の不可避)を検知した際に、インフレータ30を作動(起動)させる構成とされている。詳細には、本実施形態に係る車両用ファーサイドエアバッグ装置10が、右ハンドルの車両の運転席である車両用シート12に搭載されているため、車両の助手席側の側部(左側部)に対して他車両が衝突したことをECU38が検知した際に、インフレータ30が起動される。インフレータ30が起動すると、インフレータ30の上端部及び下端部のうちの一方(ここでは上端部)に設けられたガス噴出部(ガス発生部)30Aからガスが放射状に噴出される。なお、ECU38に側面衝突を予知(予測)するプリクラッシュセンサが電気的に接続されている場合には、プリクラッシュセンサからの信号に基づいてECU38が側面衝突を予知した際にインフレータ30が起動される構成にしてもよい。
上述のインフレータ30及びディフューザ32は、袋体22に形成された後方ガス流路26と下方ガス流路28との間に配設されている。後方ガス流路26は、非膨張部24の後縁24Bと袋体22の後縁22Bとの間で袋体22に形成されており、インフレータ30及びディフューザ32に対して袋体22の上方側に位置している。また、下方ガス流路28は、非膨張部24の下縁24Dと袋体22の下縁22Dとの間で袋体22に形成されており、インフレータ30及びディフューザ32に対して袋体22の前方側(前縁22A側:詳細には前方斜め下方側)に位置している。なお、袋体22には、非膨張部24の前縁24Aと袋体22の前縁22Aとの間に、前方ガス流路42が形成されている。また、図1及び図2においては、袋体22の上縁に符号22Cを付すと共に、非膨張部24の上縁に符号24Cを付している。
袋体22において、後方ガス流路26と下方ガス流路28との間の部位は、インフレータ30及びディフューザ32すなわちガス発生装置29を収容するガス発生装置収容部44とされている。後方ガス流路26は、膨張展開状態の袋体22の側面視において、乗員Pの肩部Sを通り車両前後方向に延びる水平ライン(車両前後方向ライン)HLよりも車両下方側で断面積(流路断面積:以下同じ)が最小になるように形成されている。また、下方ガス流路28は、上記の側面視において、乗員PのトルソーラインTLよりも車両後方側で断面積が最小になるように形成されている。
そして、下方ガス流路28の最小断面積は、後方ガス流路26の最小断面積よりも大きく設定されている。また、本実施形態では、図2に示される寸法bが寸法aよりも大きく設定されている。この寸法aは、図2に示される側面視において、後方ガス流路26における水平ラインHLに沿った流路径を示している。また、寸法bは、図2に示される側面視において、下方ガス流路28におけるトルソーラインTLに沿った流路径を示している。
なお、上記のトルソーラインTLは、乗員Pの側面視において、乗員Pの肩部Sの中心CE(ここでは、ダミーPの肩部Sに設けられたボルトの軸心)と、乗員PのヒップポイントHPとを通る仮想線である。また、本実施形態では、中央側サイド部14Aの前縁部であるカマチ部14A1は、図1に示される側面視において、下方ガス流路28と同等の高さに位置する部位(乗員Pの腹部Bと同等の高さに位置する部位)が、トルソーラインTLの付近でシートバック14の上下方向に延びるように設定されている。
さらに、本実施形態では、図2に示されるパッケージ34の上端部が、水平ラインHLと同等の高さで且つディフューザ32の上端開口32Aよりも車両上方に位置するように設定されている。また、本実施形態では、図2に示されるパッケージ34の下端部が、ディフューザ32の下端開口32Bよりも車両下方に位置するように設定されている。
(作用及び効果)
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
上記構成の車両用ファーサイドエアバッグ装置10では、ECU38が側突センサ40からの信号に基づいて側面衝突を検知すると、当該ECU38によってインフレータ30が起動され、インフレータ30のガス噴出部30Aからガスが噴出される。ガス噴出部30Aから噴出されたガスの一部は、ディフューザ32の上端開口32Aから袋体22の上方側へ噴出され、後方ガス流路26を通って袋体22の上部の後部側へ供給される(図2の矢印G1参照)。また、ガス噴出部30Aから噴出されるガスの一部は、ディフューザ32の下端開口32Bから袋体22の下方側に噴出され、下方ガス流路28を通って袋体22の下部の前部側へ供給される(図2の矢印G2参照)。
下方ガス流路28は、後方ガス流路26よりも最小断面積が大きく設定されている。これにより、下方ガス流路28を通って袋体22の下部の前部側へ供給されるガスG2(以下、「下方経路ガスG2」と称する)の流量を、後方ガス流路26を通って袋体22の上部の後部側へ供給されるガスG1(以下、「上方経路ガスG1」と称する)の流量よりも多くすることができる。袋体22の下部の前部側に多めに供給された下方経路ガスG2の一部は、前方ガス流路42を通って袋体22の上部の前部側へ供給される(図2の矢印G21参照)。つまり、袋体22の上部には、二つの経路でガスが供給されるので、これら二つの経路のガスの流量が良好にバランスされることにより、袋体22の上部すなわち頭部保護部22Hを、下方から上方に安定して膨張展開させることができる。これにより、頭部保護部22Hの展開挙動を安定させることができるので、頭部保護性能の向上に寄与する。
なお、本実施形態では、下方ガス流路28よりも後方ガス流路26に近いインフレータ30の上端部にガス噴出部30Aが設けられている。また、ガス噴出部30Aから噴出されるガスを上下に分配するディフューザ32は、上端開口32Aと下端開口32Bとの開口面積が同一に設定されている。これらの点においては、ガス噴出部30Aから噴出されるガスが、下方ガス流路28側よりも後方ガス流路26側へ流れやすい条件になっているが、後方ガス流路26と下方ガス流路28との最小断面積を適切に調整することにより、下方ガス流路28側により多くのガスを流すことができる。つまり、本実施形態では、インフレータ30のガス噴出部30Aの上下位置や、ディフューザ32の形状及び有無などに関わらず、上述の如き効果を得ることが可能である。また、本実施形態のように、ディフューザ32がストレートの円筒状に形成されることにより、ディフューザ32の基布の歩留まりを向上させることができる。さらに、エアバッグ20が、袋体22の中央側に非膨張部24を形成しただけのシンプルな構成とされている。したがって、製造コストの低減に寄与する。
また、本実施形態では、後方ガス流路26は、膨張展開状態の袋体22の側面視において、乗員Pの肩部Sを通り車両前後方向に延びる水平ラインHLよりも車両下方側で断面積が最小になるように形成されている。また、本実施形態では、図2に示されるパッケージ34の上端部が、上記の水平ラインHLと同等の高さに設定されている。このため、インフレータ30及びディフューザ32と共にモジュール化された袋体22を折り畳んでパッケージ34にする際(パッケージ化の際)に、後方ガス流路26の最小断面部付近で袋体22に折れ目が設定されないようにすることができる。これにより、インフレータ30の作動初期に、インフレータ30からのガスが後方ガス流路26を通過し難くならないようにすることに寄与する。
さらに、本実施形態では、ディフューザ32の上端開口32Aが、後方ガス流路26よりも車両下方に設定されているため、上記パッケージ化の際に、ディフューザ32の上端開口32A付近に折れ目が設定されないようにすることができる。これにより、インフレータ30の作動初期に、インフレータ30からのガスを上端開口32Aから後方ガス流路26側へ円滑に噴出させることができる。
また、本実施形態では、下方ガス流路28は、膨張展開状態の袋体22の側面視において、乗員PのトルソーラインTLよりも車両後方側で断面積が最小になるように形成されている。この下方ガス流路28は、袋体22の下縁22D側に形成されており、袋体22の膨張展開時には、乗員Pの腹部Bと同等の高さに配置される。また、シートバック14の中央側サイド部14Aのカマチ部14A1は、乗員Pの腹部Bと同等の高さに位置する部位が、側面視で乗員PのトルソーラインTL付近に設定されている。
これにより、袋体22の膨張展開時には、袋体22における下方ガス流路28の最小断面部が、カマチ部14A1から車両前方側に突出しないようにすることができる。この下方ガス流路28の最小断面部は、袋体22におけるガス発生装置収容部44(すなわちインフレータ30の作動時に高圧になる部位)からのガス噴出口として捉えることができるため、本実施形態の構成により、上記の高圧部位がカマチ部14A1から車両前方側に突出しないようにすることができる。これにより、例えば中央側サイド部14Aの車両前方の非適正位置(out of position)に子供の頭部等が存在する状態で袋体22が膨張展開した場合でも、子供の頭部等が受ける負荷を少なくすることができるので、所謂OOP性能の確保に寄与する。
さらに、本実施形態では、袋体22の中央側に形成された非膨張部24が、袋体22の膨張展開状態で、乗員Pの肩部Sと対向する。この非膨張部24が形成された部位では、袋体22が膨張しないため、乗員Pの身体のうちで最も左右方向に突出した肩部Sが、膨張展開した袋体22に最初に当たることにより、袋体22が乗員Pとは反対側へ逃げてしまうことを防止又は抑制できる。
<実施形態の補足説明>
なお、前記実施形態では、ディフューザ32がストレートな円筒状に形成された構成にしたが、本発明はこれに限らず、ディフューザ32の形状は適宜変更可能である。例えば、図4に示されるディフューザ50のように形成してもよい。上端開口50Aから下端開口50Bに向けて拡径する筒状に形成されており、インフレータ30(図4では図示省略)を内側に収容している。このディフューザ50は、円錐台状の外形を成している。このディフューザ50では、下端開口50Bから下方ガス流路28側へ供給されるガスの流量を、上端開口50Aから後方ガス流路26側へ供給されるガスの流量よりも多くすることができる。これにより、前記実施形態で説明したような、下方経路ガスG2と上方経路ガスG1との流量差を効果的に拡大できる。
また、前記実施形態では、インフレータ30のガス噴出部30Aがインフレータ30の上端部に設けられた構成にしたが、本発明はこれに限らず、図5に示されるように、ガス噴出部30Aがインフレータ30の下端部に設けられた構成にしてもよい。これにより、ガス噴出部30Aを、後方ガス流路26よりも下方ガス流路28に近接して配置させることができるので、ガス噴出部30Aから噴出するガスを、下方ガス流路28側へより多く流すことができる。その結果、前述した下方経路ガスG2と上方経路ガスG1との流量差を効果的に拡大できる。
また、上記実施形態では、非膨張部24が、縦長な略長円形状(略楕円形状)の縫製部36によって形成された構成にしたが、本発明はこれに限らず、非膨張部24の形状は適宜変更することができる。例えば、図5に示されるように、横長な略楕円形状の縫製部62と、該縫製部62の下端から袋体22の下縁22D側へ延びる直線的な縫製部64とによって非膨張部60が形成された構成にしてもよい。そして、縫製部62の後縁62Aと袋体22の後縁22Bとの間に後方ガス流路26が形成され、縫製部64の下端と袋体22の下縁22Dとの間に下方ガス流路28が形成される。
また、本発明では、袋体22の形状は、図1、図2及び図5に実線で示される形状に限らず、適宜変更可能である。例えば、袋体22の前縁22Aを図2に二点鎖線で示されるような形状にし、袋体22の膨張展開状態で下端から上端へ向けて車両上方斜め後方へ延びる後傾部22A1を、前縁22Aの下部に設定してもよい。この後傾部22A1に沿って下方経路ガスG2が車両上方斜め後方へ流れることにより、前縁22Aの上部側が下方経路ガスG2から車両前方側への力を受けないようにすることができる。その結果、頭部保護部22Hの展開挙動の安定化に一層寄与する。
その他、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が前記実施形態に限定されないことは勿論である。
10 車両用ファーサイドエアバッグ装置
12 車両用シート
14 シートバック
14A 車両幅方向中央側の側部
22 袋体
22B 後縁
22D 下縁
24 非膨張部
24B 後縁
24D 下縁
26 後方ガス流路
28 下方ガス流路
29 ガス発生装置
30 インフレータ
30A ガス噴出部(ガス発生部)
32 ディフューザ
32A 上端開口
32B 下端開口
50 ディフューザ
50A 上端開口
50B 下端開口
P 乗員
H 頭部
S 肩部
CE 肩部の中心
B 腹部
HL 水平ライン
TL トルソーライン

Claims (4)

  1. 車両用シートのシートバックにおける車両幅方向中央側の側部に設けられ、ガス供給を受けて膨張展開し、乗員の頭部から腹部までを保護する袋体と、
    前記袋体の側面視での中央側に形成され、前記袋体の膨張展開状態で乗員の肩部と対向する非膨張部と、
    前記非膨張部に対して前記袋体の後方斜め下方側で前記袋体内に収容され、作動時にガスを発生させるガス発生装置と、
    前記非膨張部の後縁と前記袋体の後縁との間で前記袋体に形成され、前記ガス発生装置に対して前記袋体の上方側に位置する後方ガス流路と、
    前記非膨張部の下縁と前記袋体の下縁との間で前記袋体に形成され、前記ガス発生装置に対して前記袋体の前方側に位置すると共に、前記後方ガス流路よりも最小断面積が大きくかつ前記膨張展開状態の前記袋体の側面視において、乗員のトルソーラインよりも車両後方側で断面積が最小になるように設定された下方ガス流路と、
    を備えた車両用ファーサイドエアバッグ装置。
  2. 前記ガス発生装置は、インフレータ及びディフューザを有し、前記ディフューザは、上端開口から下端開口に向けて拡径する筒状に形成され、前記インフレータを内側に収容している請求項1に記載の車両用ファーサイドエアバッグ装置。
  3. 前記ガス発生装置は、インフレータを有し、前記インフレータは、下端部に設けられたガス発生部からガスを発生させる請求項1又は請求項2に記載の車両用ファーサイドエアバッグ装置。
  4. 前記後方ガス流路は、前記膨張展開状態の前記袋体の側面視において、乗員の肩部の中心を通り車両前後方向に延びる水平ラインよりも車両下方側で断面積が最小になるように形成されている請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用ファーサイドエアバッグ装置。
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