JP4261325B2 - 排気浄化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、排気浄化装置に関するものである。
内燃機関としてのディーゼルエンジンから排出されるパティキュレート(Particulate Matter:粒子状物質)は、炭素質から成る煤と、高沸点炭化水素成分から成るSOF分(Soluble Organic Fraction:可溶性有機成分)とを主成分とし、更に微量のサルフェート(硫酸塩成分)を含んだ組成を成すものであるが、この種のパティキュレートの低減対策としては、排気ガスが流通する排気管の途中に、パティキュレートフィルタを装備することが従来より行われている。
この種のパティキュレートフィルタは、コージェライト等のセラミックから成る多孔質のハニカム構造となっており、格子状に区画された各流路の入口が交互に目封じされ、入口が目封じされていない流路については、その出口が目封じされるようになっており、各流路を区画する多孔質薄壁を透過した排気ガスのみが下流側へ排出されるようにしてある。
そして、排気ガス中のパティキュレートは、前記多孔質薄壁の内側表面に捕集されて堆積するので、目詰まりにより排気抵抗が増加しないうちにパティキュレートを適宜に燃焼除去してパティキュレートフィルタの再生を図る必要があるが、通常のディーゼルエンジンの運転状態においては、パティキュレートが自己燃焼するほどの高い排気温度が得られる機会が少ない為、例えばアルミナに白金を担持させたものに適宜な量のセリウム等の希土類元素を添加して成る酸化触媒を一体的に担持させた触媒再生型のパティキュレートフィルタの実用化が進められている。
即ち、このような触媒再生型のパティキュレートフィルタを採用すれば、捕集されたパティキュレートの酸化反応が促進されて着火温度が低下し、従来より低い排気温度でもパティキュレートを燃焼除去することが可能となるのである。
但し、斯かる触媒再生型のパティキュレートフィルタを採用した場合であっても、該パティキュレートフィルタに担持される酸化触媒には活性温度領域があり、この活性下限温度を下まわるような排気温度の低い運転領域では、パティキュレートが良好に燃焼除去されず、パティキュレートの処理量よりも捕集量が上まわってしまうので、このような低い排気温度での運転状態が続くと、酸化触媒が活性化しないためにパティキュレートフィルタの再生が良好に進まずに該パティキュレートフィルタが過捕集状態に陥る虞れがあることから、パティキュレートの堆積量が増加してきた段階で燃料噴射装置を用いてパティキュレートフィルタより上流側の排気ガス中に燃料を添加し、パティキュレートフィルタの再生を行うことが考えられている。
つまり、パティキュレートフィルタより上流側で燃料を添加すれば、その添加された燃料がパティキュレートフィルタの酸化触媒上で酸化反応し、その反応熱により触媒床温度が上げられてパティキュレートが燃やし尽くされ、パティキュレートフィルタの再生が図られることになる。
又、エンジンには、排気マニホールドから排気ガスの一部を抜き出してエンジンの吸気マニホールド側へ再循環させるようEGRパイプやEGRバルブ等のEGR手段を備え、パティキュレートフィルタを再生する場合には、燃料添加手段により燃料を添加し且つEGRバルブを閉じて排気ガスの再循環を停止し、パティキュレートフィルタを再生しない場合には、燃料添加手段を停止し且つEGRバルブを開いて排気ガスを再循環させることが考えられている。
なお、ここで、このような排気浄化装置の一般的な例を示すものは既に特許公報として幾つか示されている(例えば特許文献1参照。)。
特開2003−155915号公報
しかしながら、パティキュレートフィルタの再生する場合からパティキュレートフィルタを再生しない場合に移行する際には、燃料添加手段の燃料噴射装置により燃料を添加し且つEGR手段による再循環を停止している状態から、燃料添加手段の燃料噴射装置を停止し且つEGR手段により排気ガスを再循環させる状態へ直ちに移行するため、排気マニホールド等に付着していた未燃の燃料がEGR手段や吸気マニホールドへ流れ込み、それが何度も繰り返されることによりEGR手段の性能を低下させてしまうという問題があった。
本発明は上述した実情に鑑みてなしたもので、排気マニホールド等に付着していた未燃の燃料がEGR手段や吸気マニホールドへ流れ込むことを防止する排気浄化装置を提供することを目的としている。
本発明の請求項1は、エンジンからの排気ガスが流通する排気管の途中に装備されたパティキュレートフィルタと、前記エンジンの排気マニホールドから排気ガスの一部を抜き出してエンジンの吸気マニホールド側へ再循環させるEGR手段と、前記パティキュレートフィルタとEGR手段の上流に配置して燃料を添加する燃料添加手段とを備え、
燃料添加手段により燃料を添加し且つEGR手段を停止している状態から、燃料添加手段を停止し且つEGR手段により排気ガスを再循環させる状態へ移行する際に、燃料添加手段を停止すると共にEGR手段を停止している状態をしばらく設け
燃料添加手段を停止すると共にEGR手段を停止している状態を、エンジン回転数とエンジン負荷に基づいて終了するよう構成したことを特徴とする排気浄化装置、に係るものである。
このように、本発明によれば、燃料添加手段により燃料を添加し且つEGR手段を停止している状態から、燃料添加手段を停止し且つEGR手段により排気ガスを再循環させる状態へ移行する際に、燃料添加手段を停止すると共にEGR手段を停止している状態をしばらく設けるので、排気マニホールド等に付着していた未燃の燃料を取り除き、EGR手段や吸気マニホールドに対する未燃の燃料の流れ込みを防止し、結果的にEGR手段の性能を好適に維持することができる。
燃料添加手段を停止すると共にEGR手段を停止している状態を、エンジン回転数とエンジン負荷に基づいて終了するよう構成すると、燃料添加手段を停止すると共にEGR手段を停止する状態を適切に終了し得るので、排気マニホールド等に付着していた未燃の燃料を取り除き、EGR手段や吸気マニホールドに対する未燃の燃料の流れ込みを好適に防止することができる。
上記した本発明の排気浄化装置によれば、燃料添加手段を停止すると共にEGR手段を停止している状態をしばらく設けるので、排気マニホールド等に付着していた未燃の燃料を取り除き、EGR手段に対する未燃の燃料の流れ込みを防止することができるという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施の形態を図示例とともに説明する。
図1〜図4は本発明を実施する形態の一例を示すもので、図1は本発明を実施する形態の一例を示す概略図、図2は図1のパティキュレートフィルタの詳細を示す断面図、図3は、図1の酸化触媒の詳細を示す一部を切り欠いた斜視図、図4は、再生制御から通常制御に移行する際の処理の一例を示すフロー図である。
図1中における1はターボチャージャ2を装備したディーゼルエンジンを示しており、エアクリーナ3から導かれた吸気4が吸気管5を通し前記ターボチャージャ2のコンプレッサ2aへと送られ、該コンプレッサ2aで加圧された吸気4がインタークーラ6へと送られて冷却され、該インタークーラ6から更に吸気マニホールド7へと吸気4が導かれてディーゼルエンジン1の各気筒8(図1では直列6気筒の場合を例示している)に分配されるようになっている。
更に、このディーゼルエンジン1の各気筒8から排出された排気ガス9は、排気マニホールド10を介しターボチャージャ2のタービン2bへと送られ、該タービン2bを駆動した排気ガス9が排気管11(排気流路)を介し車外へ排出されるようにしてある。
そして、この排気管11の途中には、フィルタケース12が介装されており、該フィルタケース12内における後段には、酸化触媒を一体的に担持して成る触媒再生型のパティキュレートフィルタ13が収容されており、図2に拡大して示す如く、このパティキュレートフィルタ13は、セラミックから成る多孔質のハニカム構造となっており、格子状に区画された各流路13aの入口が交互に目封じされ、入口が目封じされていない流路13aについては、その出口が目封じされるようになっており、各流路13aを区画する多孔質薄壁13bを透過した排気ガス9のみが下流側へ排出されるようにしてある。
又、フィルタケース12内におけるパティキュレートフィルタ13の上流側の直前位置には、図3に拡大して示す如きハニカム構造を有するフロースルー型の酸化触媒14が収容されている。
更に、図1に示している例では、排気マニホールド10における各気筒8の並び方向の一端部と、吸気マニホールド7に接続されている吸気管5の一端部との間をEGR手段のEGRパイプ15で接続し、排気マニホールド10から抜き出した排気ガス9の一部を水冷式でEGR手段のEGRクーラ16及びEGRバルブ17を介して吸気管5に再循環するようになっており、排気側から吸気側へ再循環された排気ガス9で各気筒8内での燃料の燃焼を抑制して燃焼温度を下げることによりNOxの発生を低減し得るようにしてある。
そして、前記フィルタケース12における酸化触媒14とパティキュレートフィルタ13との間には、排気ガス9の温度を触媒床温度の代用値として計測するための温度センサ18が装備されており、該温度センサ18の温度信号18aがエンジン制御コンピュータ(ECU:Electronic Control Unit)を成す制御装置19に対し入力されるようになっている。
この制御装置19は、エンジン制御コンピュータを兼ねていることから燃料の噴射に関する制御も担うようになっており、より具体的には、アクセル開度をディーゼルエンジン1の負荷として検出するアクセルセンサ20(負荷センサ)からのアクセル開度信号20aと、ディーゼルエンジン1の機関回転数を検出する回転センサ21からの回転数信号21aとに基づき、ディーゼルエンジン1の各気筒8に燃料を噴射する燃料添加手段の燃料噴射装置22に向け燃料噴射信号22aが出力されるようになっている。
ここで、前記燃料噴射装置22は、各気筒8毎に装備される複数のインジェクタ23により構成されており、これら各インジェクタ23の電磁弁が前記燃料噴射信号22aにより適宜に開弁制御されて燃料の噴射タイミング(開弁時期)及び噴射量(開弁時間)が適切に制御されるようになっている。
又、前記制御装置19においては、インタークーラ6下流の吸気管5に設けられた吸気絞り24と、パティキュレートフィルタ13より上流側の排気管11に設けられた排気ブレーキ25と、EGRパイプ15のEGRバルブ17とに対し夫々の開度を指令する開度指令信号24a,25a,17aが出力されるようになっている。
ここで、吸気絞り24は、アイドリングストップ装置と併用されるインテークシャッタや、補助ブレーキと併用されるノイズサプレッサ等を機能的に兼用するもので良く、本形態例においては、このような吸気絞り24やEGRバルブ17に本来の作動から独立した別の作動を指令することにより、後述する如き触媒床温度を上げるための吸気絞り手段(昇温手段)として活用するようにしているのである。又、排気ブレーキ25は、吸気絞り24と略同様に構成してもよい。
尚、アイドリングストップ装置とは、低公害を目的として停車中にエンジン1を止めることで排出ガス量を減らす装置のことを指し、このようなアイドリングストップ装置では、エンジン1を滑らかに止めるために吸気を遮断し得るようインテークシャッタが設けられているのが通常であり、又、排気ブレーキ25やエンジンリターダ等の補助ブレーキには、その作動時の騒音を外部に極力漏らさないようにするために吸気管5内にノイズサプレッサが設けられているのが通常である。
そして、前記制御装置19では、アクセル開度信号20a及び回転数信号21aに基づき通常モードの燃料噴射信号22aが決定されるようになっている一方、パティキュレートフィルタ13の強制再生を行う必要が生じた際に、通常モードから強制再生モードに切り替わり、圧縮上死点(クランク角0゜)付近で行われる燃料のメイン噴射に続いて圧縮上死点より遅い非着火のタイミングでポスト噴射を行うような燃料噴射信号22aが決定されるようになっている。
つまり、このようにメイン噴射に続いて圧縮上死点より遅い非着火のタイミングでポスト噴射が行われると、このポスト噴射により排気ガス9中に未燃の燃料(主としてHC:炭化水素)が酸化触媒とパティキュレートフィルタ13より上流側で添加されることになり、この未燃の燃料がパティキュレートフィルタ13表面の酸化触媒上で酸化反応し、その反応熱により触媒床温度が上昇してパティキュレートフィルタ13内のパティキュレートが燃焼除去されることになる。
ここで、パティキュレートを燃焼除去してパティキュレートフィルタ13を再生する再生制御の際には、燃料添加手段の燃料噴射装置22により燃料を添加し、且つEGR手段のEGRバルブ17を閉じてEGRパイプ15等による再循環の処理を停止しており、一方、パティキュレートフィルタ13を再生しない通常制御の際には、燃料添加手段の燃料噴射装置22による燃料の添加を停止し、且つEGR手段のEGRバルブ17を開いてEGRパイプ15等により再循環をしており、制御装置19は、適宜、燃料噴射装置22、吸気絞り24、排気ブレーキ25、EGRバルブ17を制御している。
又、制御装置19は、再生制御から通常制御へ切り替る際に、下記の作用で説明する図4の如きフローの処理を備えている。
以下、本発明の実施の形態例の作用を説明する。
すなわちパティキュレートフィルタ13の再生制御から通常制御へ切り替る際には、制御装置19において、図4に示す如く、初めにステップS1でパティキュレートフィルタ13の再生制御が要求されているか否かを判断し、パティキュレートフィルタ13の再生制御の要求がある場合にはステップ2へ進み、再生制御を行って終了する。一方、パティキュレートフィルタ13の再生制御の要求がない場合にはステップ3へ進み、ステップ3では、直前まで再生制御をしていたか否かを判断し、直前まで再生制御をしていた場合にはステップS4へ進み、ステップ4で掃気制御に移行し終了する。
ここで、掃気制御は、燃料添加手段の燃料噴射装置22による燃料の添加を停止すると共に、EGR手段のEGRバルブ17を閉じてEGRパイプ15等による再循環の処理を停止している状態をしばらく続け、排気マニホールド10等に付着していた未燃の燃料を取り除いて問題のないレベルにしている。
又、掃気制御の終了は、エンジン回転数とエンジン負荷に基づいて判定されており、具体的には、エンジン負荷とエンジン回転数を所定の間隔で抽出し、この抽出値に基づき、車両の走行状態に対応したエンジン負荷とエンジン回転数のマップに付した係数を積算して、その値が閾値を超えた際に、車両が通常の運転状態に復帰したとの判定を下して掃気制御が終了するように設定してある。
一方、パティキュレートフィルタ13の再生制御から通常制御へ切り替る際のフローにおいて、ステップ3で、直前まで再生制御をしていない場合にはステップS5へ進み、ステップ5では掃気制御中であるか否かを判断し、掃気制御中でない場合にはステップS7へ進み、ステップ7で通常制御へ移行して終了する。又、掃気制御中である場合にはステップS6へ進み、ステップ6では掃気制御を終了しているか否かを判断し、掃気制御を終了していない場合にはステップS4へ進み、ステップ4で掃気制御を続け、掃気制御を終了している場合にはステップS7へ進み、ステップ7で通常制御へ移行して終了する。
このように、本実施例によれば、燃料添加手段の燃料噴射装置22により燃料添加をし且つEGR手段のEGRバルブ17を閉じて再循環の処理を停止している状態から、燃料噴射装置22の燃料添加を停止し且つEGRバルブ17等により排気ガス9を再循環させる状態へ移行する際に、燃料噴射装置22による燃料添加を停止すると共にEGRバルブ17等による再循環を停止している状態をしばらく設けるので、排気マニホールド10等に付着していた未燃の燃料を取り除き、EGRバルブ17や吸気マニホールド7に対する未燃の燃料の流れ込みを防止し、結果的にEGRバルブ17等の性能を好適に維持することができる。
燃料添加手段の燃料噴射装置22による燃料添加を停止すると共にEGRバルブ17等による再循環を停止している状態を、エンジン回転数とエンジン負荷に基づいて終了するよう構成すると、燃料噴射装置22による燃料添加を停止すると共にEGRバルブ17等による再循環を停止する状態を適切に終了し得るので、排気マニホールド10等に付着していた未燃の燃料を取り除き、EGRバルブ17や吸気マニホールド7に対する未燃の燃料の流れ込みを好適に防止することができる。
又、本形態例においては、パティキュレートフィルタ13より上流側で排気ガス9中に燃料を添加する燃料添加手段として、燃料噴射装置22を例示しているが、この種の燃料添加手段としては、例えば、排気ポート10aから排気マニホールド10にかけての排気流路中における何れかの場所に燃料添加用のインジェクタを別途配設し、このインジェクタにより燃料を排気ガス9中に添加するようにすることも可能である。更には、前述した如きポスト噴射だけを行う場合や、アフタ噴射とポスト噴射を併用する場合や、昇温手段として用いる場合よりも噴射量を大幅に増やしたアフタ噴射で行う場合等も燃料添加手段として有効である。
なお、本発明の排気浄化装置は、上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において変更を加え得ることは勿論である。
本発明を実施する形態の一例を示す概略図である。 図1のパティキュレートフィルタの詳細を示す断面図である。 図1の酸化触媒の詳細を示す一部を切り欠いた斜視図である。 再生制御から通常制御に移行する際の処理の一例を示すフロー図である。
符号の説明
1 ディーゼルエンジン(エンジン)
9 排気ガス
11 排気管
13 パティキュレートフィルタ
15 EGRパイプ(EGR手段)
16 EGRクーラ(EGR手段)
17 EGRバルブ(EGR手段)
22 燃料噴射装置(燃料添加手段)

Claims (1)

  1. エンジンからの排気ガスが流通する排気管の途中に装備されたパティキュレートフィルタと、前記エンジンの排気マニホールドから排気ガスの一部を抜き出してエンジンの吸気マニホールド側へ再循環させるEGR手段と、前記パティキュレートフィルタとEGR手段の上流に配置して燃料を添加する燃料添加手段とを備え、
    燃料添加手段により燃料を添加し且つEGR手段を停止している状態から、燃料添加手段を停止し且つEGR手段により排気ガスを再循環させる状態へ移行する際に、燃料添加手段を停止すると共にEGR手段を停止している状態をしばらく設け
    燃料添加手段を停止すると共にEGR手段を停止している状態を、エンジン回転数とエンジン負荷に基づいて終了するよう構成したことを特徴とする排気浄化装置。
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