JP4259382B2 - 車両の検査管理システム - Google Patents

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Description

車両の製造ラインにおける検査管理システムに関する。
従来、自動車を製造するラインでは、複数の検査工程を設定し、それぞれの検査工程において、検査データをホストからパソコンにダウンロードし、オペレータはこの検査データに基づいて検査を行い、その結果をパソコンに入力してホストへ送信するもの、また、検査の最初に各工程で検査に必要な基準データをバーコードで印刷した検査指示票を発行して車両に添付し、第1の工程で該当するバーコードを読取って基準データを得、この基準データに基づいて検査を行って、その結果をバーコードラベルとして発行し、このバーコードラベルを検査指示票に貼って次の工程へ移動させるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、海外仕向けが設定された車種の場合は仕向け地毎に型式が設定される為、多数の車両型式が存在する。このような車種では全ての型式を実車で確認することは非常に困難であり、このため、量産開始後に新型式の初号車を確認しなければならない。一方、車両を検査する場合、型式が異なると検査内容が異なる場合が多く、各工程で検査するオペレータは車種を確認しながら新規型式か否かを判断し、新規型式のときには以降の検査内容をその型式に合わせた内容に変更することを行っていた。
また、仕向け地によっては生産台数が非常に少ない型式が多く、このような車種の場合は半年に一度しか生産されないこともある。このような型式については長期間非生産状態が続いた後に再び生産が行われるという事態が生じる。従って、長期間非生産状態が続くと、オペレータの検査作業修得レベルも低下するので、各工程で検査するオペレータは長期非生産型式の車種が来たときには、この車種の検査内容を再度確認してから検査作業を開始することになる。
特開2002−12177公報
しかし、このように、検査作業を行うオペレータが車種を見ながら新規生産型式か長期非生産型式かを確認するものでは、検査するオペレータにかかる負担が大きくなる。
そこで本発明は、新規生産型式あるいは長期非生産型式の場合に検査する車種の型式をオペレータに確実に知らせることができ、これによりオペレータにかかる負担を軽減でき、しかも、型式に応じた確実な検査ができる車両の検査管理システムを提供する。
本発明は、車両の製造ラインで使用するサーバと、このサーバとはLANを介して通信を行い、複数の検査工程で使用する検査用端末とからなり、サーバは、車両の検査規格情報を記憶した検査マスタデータベースと、車両の生産履歴情報を記録する生産履歴情報データベースと、検査用端末から車両受付の入力が有ると、前記検査マスタデータベースから該当する車両の情報を読み出し、この車両が新規生産型式か否かを前記生産履歴情報データベースの生産履歴情報により判断する判断手段と、この判断手段が当該車両を新規生産型式の車両であると判断すると、新規生産型式フラグをセットするとともに前記生産履歴情報データベースに当該新規生産型式の生産日を登録する登録手段と、この登録手段による当該車両型式の生産日登録を終了すると、前記検査マスタデータベースから読み出した当該車両情報を該当する検査用端末に送信する第1の送信手段と、この車両情報の送信後に該当する検査用端末から検査開始の通知があり、前記新規生産型式フラグがセットされていると、新規生産型式通知のための情報を該当する検査用端末へ送信する第2の送信手段と、この新規生産型式通知のための情報の送信後に前記検査用端末から了解確認の通知があると、前記検査マスタデータベースから該当する車両の検査情報を読み出して該当する検査用端末に送信する第3の送信手段とを備え、検査用端末は、ディスプレイと、このディスプレイに車両受付画面を表示する第1の表示手段と、この車両受付画面の表示後に前記サーバから車両情報を受信すると、車両情報表示画面を作成して前記ディスプレイに表示する第2の表示手段と、この車両情報表示画面にて前記サーバに検査開始を通知する第1の通知手段と、この検査開始の通知後、前記サーバから新規生産型式通知のための情報を受信すると、新規生産型式通知ダイアログ画面を作成して前記ディスプレイに表示する第3の表示手段と、このダイアログ画面にて前記サーバに了解確認を通知する第2の通知手段とを備え、了解確認の通知後、前記サーバから検査情報を受信して検査画面を作成し前記ディスプレイに表示することにより、この検査画面を基に車両の検査を開始することにある。
また、本発明は、車両の製造ラインで使用するサーバと、このサーバとはLANを介して通信を行い、複数の検査工程で使用する検査用端末とからなり、サーバは、車両の検査規格情報を記憶した検査マスタデータベースと、車両の生産履歴情報を記録する生産履歴情報データベースと、検査用端末から車両受付の入力が有ると、前記検査マスタデータベースから該当する車両の情報を読み出し、この車両が長期非生産型式か否かを前記生産履歴情報データベースの生産履歴情報により判断する判断手段と、この判断手段が当該車両を長期非生産型式の車両であると判断すると、長期非生産型式フラグをセットするとともに前記生産履歴情報データベースに当該長期非生産型式の生産日を登録する登録手段と、この登録手段による当該車両型式の生産日登録を終了すると、前記検査マスタデータベースから読み出した当該車両情報を該当する検査用端末に送信する第1の送信手段と、この車両情報の送信後に該当する検査用端末から検査開始の通知があり、前記長期非生産型式フラグがセットされていると、長期非生産型式通知のための情報を該当する検査用端末へ送信する第2の送信手段と、この長期非生産型式通知のための情報の送信後に前記検査用端末から了解確認の通知があると、前記検査マスタデータベースから該当する車の検査情報を読み出して該当する検査用端末に送信する第3の送信手段とを備え、検査用端末は、ディスプレイと、このディスプレイに車両受付画面を表示する第1の表示手段と、この車両受付画面の表示後に前記サーバから車両情報を受信すると、車両情報表示画面を作成して前記ディスプレイに表示する第2の表示手段と、この車両情報表示画面にて前記サーバに検査開始を通知する第1の通知手段と、この検査開始の通知後、前記サーバから長期非生産型式通知のための情報を受信すると、長期非生産型式通知ダイアログ画面を作成して前記ディスプレイに表示する第3の表示手段と、このダイアログ画面にて前記サーバに了解確認を通知する第2の通知手段とを備え、了解確認の通知後、前記サーバから検査情報を受信して検査画面を作成し前記ディスプレイに表示することにより、この検査画面を基に車両の検査を開始することにある。
本発明によれば、新規生産型式あるいは長期非生産型式の場合に検査する車種の型式をオペレータに確実に知らせることができ、これによりオペレータにかかる負担を軽減でき、しかも、型式に応じた確実な検査ができる。
以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は検査管理システムの構成を示す図で、車両の製造工場内に配置されたLAN1に、サーバ2、マスタ管理端末3を接続するとともに複数のアクセスポイント4が所定の間隔で接続している。そして、各アクセスポイント4は近傍にあるモバイル端末である検査用端末としての検査用携帯端末5と無線通信するようになっている。
検査用携帯端末5は検査するオペレータ6が所持し、製造ラインにおいて所定の工程が終了する毎にその工程で車両7に組み込まれた複数の検査対象部位や部品の検査をこの検査用携帯端末5を操作して行うようになっている。
前記サーバ2は、検査マスタデータベース11や生産履歴情報データベース12を設けている。また、前記サーバ2は、新規生産型式検知ロジックや長期非生産型式検知ロジックを実行するとともに前記生産履歴情報データベース12に対する生産履歴記録機能を実行する業務アプリケーション実行部13を設けている。
前記検査マスタデータベース11は、車両毎に、識別コードや型式などの情報とともに検査対象となる各部位や部品の検査規格仕様情報や検査規格測定値等が設定されている。前記生産履歴情報データベース12は、新規生産型式の生産日や長期非生産型式の生産日やその他の各種型式の生産日を生産履歴情報として記録するようになっている。
前記サーバ2は、図2に示すように、制御部本体を構成するCPU(中央処理ユニット)21、このCPU21が各部を制御するプログラムデータを格納したROM(リード・オンリー・メモリ)22、前記CPU21がデータ送信時やデータ受信時、データ処理時等において一時的に使用するメモリを設けたRAM(ランダム・アクセス・メモリ)23、前記検査マスタデータベース11や生産履歴情報データベース12を設けるとともに業務アプリケーションプログラムを格納したハードディスク装置24、LAN1を介して前記マスタ管理端末3とデータのやり取りを行うとともにLAN1及びアクセスポイント4を介して前記検査用携帯端末5とデータのやり取りを行う通信部25、キー入力やインジケータの表示等を行うための操作部26を設け、これらをバスライン27によって互いに電気的に接続している。
前記マスタ管理端末3は製造ラインの管理者が操作する端末で、図3に示すように、制御部本体を構成するCPU31、このCPU31が各部を制御するプログラムデータを格納したROM32、前記CPU31がデータ送信時やデータ受信時、データ処理時等において一時的に使用するメモリや小容量のデータを格納するメモリ等を設けたRAM33、LAN1を介して前記サーバ2とデータのやり取りを行う通信部34、作業の実行の為の各種キーを設けたキーボード35、データ表示等を行う液晶等のディスプレイ36、必要なデータを印字出力する為のプリンタ37、大容量のデータを格納する為の使用するハードディスク装置38を設け、これらをバスライン39によって互いに電気的に接続している。
前記検査用携帯端末5は、図4に示すように、制御部本体を構成するCPU51、このCPU51が各部を制御するプログラムデータを格納したROM52、前記CPU51がデータ送信時やデータ受信時、データ処理時等において一時的に使用するメモリや小容量のデータを格納するメモリ等を設けたRAM53、データ表示や各種情報の入力画面表示等を行う液晶ディスプレイ54、この液晶ディスプレイ54の上に載置され、この液晶ディスプレイ54に表示された入力画面における情報入力を行う為のタッチパネル55、前記アクセスポイント4と無線通信によってデータのやり取りを行う無線通信部56を設け、これらをバスライン57によって互いに電気的に接続している。
前記マスタ管理端末3は、車両個々に対して、各工程においてどの部位や部品に対してどのような検査を行うかの検査情報を入力する。このマスタ管理端末3で入力した情報は前記サーバ2の検査マスタデータベース11に記憶される。
こうして、サーバ2の検査マスタデータベース11に各車両に対する各工程での検査情報が設定されると、その検査情報を基に各工程において前記検査用携帯端末5がサーバ2と無線通信を行い、この検査用携帯端末5を所持している検査オペレータが検査を実行することになる。
この検査において検査対象車両が新規生産型式のときには検査内容、すなわち、検査対象部位や部品が異なるので注意を要する。また、検査対象車両が長期非生産型式のときには検査対象部位や部品を忘れていることもあるので注意を要する。
そこで、前記サーバ2は、前記検査用携帯端末5から車両を特定するデータを受付けると業務アプリケーション実行部13のプログラムに基づいて図5に示す処理を行う。すなわち、S1にて、検査用携帯端末5からの車両受付の入力を確認すると、S2及びS3にて、受付けた車両が新規生産型式か、長期非生産型式か、それ以外の型式かを生産履歴情報データベース12の生産履歴情報によって判断する(判断手段)。
新規生産型式の判断は、生産履歴情報に該当する車両の型式の生産日が登録されていないことが条件となる。また、長期非生産型式の判断は、生産履歴情報に登録されている該当する車両の型式の最終生産日からの経過日数が、たとえば90日とか100日など予め設定した基準日数を越えていることが条件となる。
新規生産型式を判断すると、S4にて、ハードディスク24に設けた新規生産型式フラグをセットし、S6にて、生産履歴情報データベース12に当該新規生産型式の生産日を登録する(登録手段)。そして、S7にて、検査マスタデータベース11から読み出した当該車両情報を該当する検査用携帯端末5に送信する(第1の送信手段)。
また、長期非生産型式を判断すると、S5にて、ハードディスク24に設けた長期非生産型式フラグをセットし、S6にて、生産履歴情報データベース12に当該長期非生産型式の生産日を登録する。そして、S7にて、検査マスタデータベース11から読み出した当該車両情報を該当する検査用携帯端末5に送信する。
また、車両が新規生産型式でも長期非生産型式でもなければ、S7にて、検査マスタデータベース11から読み出した当該車両情報を該当する検査用携帯端末5に送信する。
この状態で、S8にて、該当する検査用携帯端末5からの検査開始通知の受信を確認すると、S9及びS10にて、新規生産型式フラグがセットされているか、長期非生産型式フラグがセットされているか、それ以外かを判断する。
S9にて新規生産型式フラグがセットされていることを判断すると、S11にて、新規生産型式通知のための情報を該当する検査用携帯端末5に送信する(第2の送信手段)。
また、S10にて長期非生産型式フラグがセットされていることを判断すると、S12にて、長期非生産型式通知のための情報を該当する検査用携帯端末5に送信する(第2の送信手段)。
この状態で、S13にて、該当する検査用携帯端末5からの了解確認通知の受信を判断すると、S14にて、検査マスタデータベース11から該当する車両の該当する工程での検査情報を読み出して該当する検査用携帯端末5に送信する(第3の送信手段)。
また、新規生産型式フラグも長期非生産型式フラグもセットされていない場合は、S14にて、検査マスタデータベース11から該当する車両の該当する工程での検査情報を読み出して該当する検査用携帯端末5に送信する。
一方、前記検査用携帯端末5は、図6に示す流れ図に基づいた処理を行う。すなわち、S21にて、液晶ディスプレイ54に車両受付画面を表示する(第1の表示手段)。
続いて、S22にて、この車両受付画面から検査する車両を特定するデータを入力する。そして、画面上の特定ボタンをクリックすると、S23にて、検査する車両を特定するデータを前記サーバ2に送信する。
この状態で、S24にて、前記サーバ2から車両情報を受信し、車両情報表示画面を作成して液晶ディスプレイ54に表示する(第2の表示手段)。この状態で、画面上にある「開始」ボタンをクリックすると、S25にて「開始」ボタンのクリックを判断し、前記サーバ2に検査開始を通知する。
そして、新規生産型式のときには、S26にて、前記サーバ2から新規生産型式通知のための情報を受信し、図7に示す新規生産型式通知ダイアログ画面61を作成して液晶ディスプレイ54に表示する(第3の表示手段)。
また、長期非生産型式のときには、S27にて、前記サーバ2から長期非生産型式通知のための情報を受信し、図8に示す長期非生産型式ダイアログ画面62を作成して液晶ディスプレイ54に表示する(第3の表示手段)。
そして、新規生産型式通知ダイアログ画面61において「了解」ボタン61aがクリックされるか、あるいは長期非生産型式ダイアログ画面62において「了解」ボタン62aがクリックされると、S28にて「了解」ボタンのクリックを判断し、前記サーバ2に了解確認を通知する。そして、S29にて、前記サーバ2から検査情報を受信し検査画面を作成して液晶ディスプレイ54に表示する。また、新規生産型式でも長期非生産型式でも無い場合は、ダイアログ画面を表示すること無く、S29にて、前記サーバ2から検査情報を受信し検査画面を作成して液晶ディスプレイ54に表示する。
このような構成においては、ある工程で車両の検査が行われるときには、その車両を特定するデータが検査用携帯端末5の車両受付画面から入力される。そして、このデータがサーバ2に通知され、サーバ2は車を特定するデータを基に検査マスタデータベース11から、その車両に関する情報を読み出す。そして、生産履歴情報データベース12の生産履歴情報を使用してこの車両が新規生産型式か、長期非生産型式か、それ以外の型式かを判断する。
この車両が新規生産型式であれば、新規生産型式フラグをセットし、生産履歴情報データベース12に当該新規生産型式の生産日を登録する。また、この車両が長期非生産型式であれば、長期非生産型式フラグをセットし、生産履歴情報データベース12に当該長期非生産型式の生産日を登録する。そして、車両情報を該当する検査用携帯端末5に送信する。
また、この車両の生産日が生産履歴情報に登録されていれば新規生産型式でないと判断され、また、登録されている最終生産日からの経過日数が基準日数以内であれば長期非生産型式でないと判断され、このときにはフラグはセットされることはない。
検査用携帯端末5では、車両受付画面で車を特定するデータを入力してサーバ2へ送信した後、車両情報を受信して車両情報表示画面を作成し液晶ディスプレイ54に表示する。これにより、検査オペレータは検査する車両のデータを正しく入力したかを確認できる。そして、正しく入力したことを確認すると、画面上の「開始」ボタンをクリックして検査開始を通知する。
サーバ2では、検査開始の通知を受けると、フラグをチェックする。新規生産型式フラグがセットされていれば新規生産型式通知のための情報を該当する検査用携帯端末5に送信する。また、長期非生産型式フラグがセットされていれば長期非生産型式通知のための情報を該当する検査用携帯端末5に送信する。
検査用携帯端末5は新規生産型式通知のための情報を受信すると新規生産型式通知ダイアログ画面を作成して液晶ディスプレイ54に表示し、長期非生産型式通知のための情報を受信すると長期非生産型式通知ダイアログ画面を作成して液晶ディスプレイ54に表示する。
これにより、検査オペレータが今度検査する車両が新規生産型式であれば新規生産型式通知ダイアログ画面によって新規生産型式であることが確実に通知され、また、長期非生産型式であれば長期非生産型式通知ダイアログ画面によって長期非生産型式であることが確実に通知される。
そして、画面内容を確認して画面上の「了解」ボタンをクリックすると、サーバ2に了解確認が通知され、これにより、サーバ2から検査情報が送信され、検査用携帯端末5はこれを受信して液晶ディスプレイ54に検査画面を表示する。
これにより、検査オペレータは、以降、検査画面を操作しながらサーバからその都度検査に必要な情報の提供を受けながら該当する検査対象部位及び部品の検査を行うことになる。
このように、検査するオペレータは、検査する車両が新規生産型式であれば新規生産型式通知ダイアログ画面によって知らされ、また、検査する車両が長期非生産型式であれば長期非生産型式通知ダイアログ画面によって知らされるので、製造ラインを流れる車種を見ながら新規生産型式か長期非生産型式かを確認する必要はなく、検査オペレータにかかる負担を大幅に軽減できる。しかも、新規生産型式あるいは長期非生産型式であることを理解した上で検査を開始することになる。
従って、新規生産型式であればその型式に応じた検査内容で検査対象部位や部品の検査を行うことになり、また、長期非生産型式であれば改めて検査内容を確認した上で検査対象部位や部品の検査を行うことになり、型式に応じた確実な検査ができる。
なお、この実施の形態では、検査用端末として検査用携帯端末を使用し、サーバ2とアクセスポイント4を介して無線通信方式で通信を行うものについて述べたが必ずしもこれに限定するものではなく、サーバ2とLANによって接続された設置式の検査用端末を使用し、サーバと有線通信を行うものであってもよい。
本発明の一実施の形態に係る検査管理システムの構成を示す図。 同実施の形態におけるサーバのハード構成を示すブロック図。 同実施の形態におけるマスタ管理端末のハード構成を示すブロック図。 同実施の形態における検査用携帯端末のハード構成を示すブロック図。 同実施の形態におけるサーバの検査時の車両受付処理を示す流れ図。 同実施の形態における検査用携帯端末の検査入力処理を示す流れ図。 同実施の形態における検査用携帯端末に表示される新規生産型式通知ダイアログ画面を示す図。 同実施の形態における検査用携帯端末に表示される長期非生産型式通知ダイアログ画面を示す図。
符号の説明
2…サーバ、11…検査マスタデータベース、12…生産履歴情報データベース、13…業務アプリケーション実行部、5…検査用携帯端末、21,51…CPU、54…液晶ディスプレイ、61…新規生産型式通知ダイアログ画面、62…長期非生産型式通知ダイアログ画面。

Claims (2)

  1. 車両の製造ラインで使用するサーバと、このサーバとはLANを介して通信を行い、複数の検査工程で使用する検査用端末とからなり、
    前記サーバは、
    車両の検査規格情報を記憶した検査マスタデータベースと、
    前記車両の生産履歴情報を記録する生産履歴情報データベースと、
    前記検査用端末から車両受付の入力が有ると、前記検査マスタデータベースから該当する車両の情報を読み出し、この車両が新規生産型式か否かを前記生産履歴情報データベースの生産履歴情報により判断する判断手段と、
    この判断手段が当該車両を新規生産型式の車両であると判断すると、新規生産型式フラグをセットするとともに前記生産履歴情報データベースに当該新規生産型式の生産日を登録する登録手段と、
    この登録手段による当該車両型式の生産日登録を終了すると、前記検査マスタデータベースから読み出した当該車両情報を該当する検査用端末に送信する第1の送信手段と、
    この車両情報の送信後に該当する検査用端末から検査開始の通知があり、前記新規生産型式フラグがセットされていると、新規生産型式通知のための情報を該当する検査用端末へ送信する第2の送信手段と、
    この新規生産型式通知のための情報の送信後に前記検査用端末から了解確認の通知があると、前記検査マスタデータベースから該当する車両の検査情報を読み出して該当する検査用端末に送信する第3の送信手段とを備え
    前記検査用端末は、
    ディスプレイと、
    このディスプレイに車両受付画面を表示する第1の表示手段と、
    この車両受付画面の表示後に前記サーバから車両情報を受信すると、車両情報表示画面を作成して前記ディスプレイに表示する第2の表示手段と、
    この車両情報表示画面にて前記サーバに検査開始を通知する第1の通知手段と、
    この検査開始の通知後、前記サーバから新規生産型式通知のための情報を受信すると、新規生産型式通知ダイアログ画面を作成して前記ディスプレイに表示する第3の表示手段と、
    このダイアログ画面にて前記サーバに了解確認を通知する第2の通知手段とを備え
    了解確認の通知後、前記サーバから検査情報を受信して検査画面を作成し前記ディスプレイに表示することにより、この検査画面を基に車両の検査を開始することを特徴とする車両の検査管理システム。
  2. 車両の製造ラインで使用するサーバと、このサーバとはLANを介して通信を行い、複数の検査工程で使用する検査用端末とからなり、
    前記サーバは、
    車両の検査規格情報を記憶した検査マスタデータベースと、
    前記車両の生産履歴情報を記録する生産履歴情報データベースと、
    前記検査用端末から車両受付の入力が有ると、前記検査マスタデータベースから該当する車両の情報を読み出し、この車両が長期非生産型式か否かを前記生産履歴情報データベースの生産履歴情報により判断する判断手段と、
    この判断手段が当該車両を長期非生産型式の車両であると判断すると、長期非生産型式フラグをセットするとともに前記生産履歴情報データベースに当該長期非生産型式の生産日を登録する登録手段と、
    この登録手段による当該車両型式の生産日登録を終了すると、前記検査マスタデータベースから読み出した当該車両情報を該当する検査用端末に送信する第1の送信手段と、
    この車両情報の送信後に該当する検査用端末から検査開始の通知があり、前記長期非生産型式フラグがセットされていると、長期非生産型式通知のための情報を該当する検査用端末へ送信する第2の送信手段と、
    この長期非生産型式通知のための情報の送信後に前記検査用端末から了解確認の通知があると、前記検査マスタデータベースから該当する車の検査情報を読み出して該当する検査用端末に送信する第3の送信手段とを備え
    前記検査用端末は、
    ディスプレイと、
    このディスプレイに車両受付画面を表示する第1の表示手段と、
    この車両受付画面の表示後に前記サーバから車両情報を受信すると、車両情報表示画面を作成して前記ディスプレイに表示する第2の表示手段と、
    この車両情報表示画面にて前記サーバに検査開始を通知する第1の通知手段と、
    この検査開始の通知後、前記サーバから長期非生産型式通知のための情報を受信すると、長期非生産型式通知ダイアログ画面を作成して前記ディスプレイに表示する第3の表示手段と、
    このダイアログ画面にて前記サーバに了解確認を通知する第2の通知手段とを備え
    了解確認の通知後、前記サーバから検査情報を受信して検査画面を作成し前記ディスプレイに表示することにより、この検査画面を基に車両の検査を開始することを特徴とする車両の検査管理システム。
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