JP4248075B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インタンク形式の燃料供給装置に関し、特に、燃料タンクの底面側から取り付けるタイプの燃料供給装置に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、二輪車や四輪車などの燃料供給装置としては、特開平10−213036号公報や特開平8−225023号公報のような、燃料タンク内に燃料ポンプやストレーナ等を配置したいわゆるインタンク形式の装置が広く用いられている。そして、かかるインタンク形式の燃料供給装置には、大きく分けて図5に示した特開平10−213036号公報のように燃料タンク51の底面開口部52からユニットを取り付けるものと、図6に示した特開平8−225023号公報のように燃料タンク61の底部にユニットを載置するものとがある。
【0003】
ここで、図5の装置では、セットプレート53上にサブタンク54を取り付け、その中にポンプホルダ60を介して燃料ポンプ55を配設する。燃料ポンプ55の下部には吸込口55aが設けられており、そこには燃料フィルタ56が取り付けられている。燃料ポンプ55上部からは給送パイプ57が引き出されており、燃料流出防止バルブ58を介して車体側配管59と接続されている。この場合、バルブ58の燃料ポンプ55側からの開弁圧力は、燃料ヘッド圧力と燃料タンク51内部の圧力の合計最大値よりも大きく設定されており、サイフォン現象による燃料の流出、飛散がないよう考慮されている。
【0004】
一方、図6の装置では、燃料タンク61の底面にブラケット62を介して旋回槽本体63を取り付ける。旋回槽本体63の上面には蓋体64が取り付けられている。本体63の内部にはポンプ支持台65が設けられており、蓋体64にはそれと対応して開口部69が形成されている。この開口部69には、ポンプ支持台65上に載置された燃料ポンプ66を押さえる湾曲凸部67と押さえ板68が形成されている。そして、この湾曲凸部67と押さえ板68を用いて、燃料ポンプ66を蓋体64と本体63との間で挟持、固定するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図5のような燃料供給装置では、燃料ポンプ55をポンプホルダ60上に固定する構成であるため、燃料ポンプ55の振動に対する安定度が低いという問題がある。この場合、ポンプの安定性が増すように、燃料ポンプ55をステーによりサブタンク54もしくはセットプレート53に固定する方式も提案されている。ところが、ステー程度の補強では安定性を十分確保できず、却って部品点数が増加してコストアップの原因となるという問題も生じていた。また、十分な補強を行おうとすると、かなり強度の高い補強材を用いる必要があり、装置の大型化、重量化が避けられないという問題もあった。
【0006】
一方、図6のような装置では、ポンプ支持台65によって燃料ポンプ66を支持しているため、前述の装置に比して安定性は大きい。しかしながら、図6の装置では、ポンプ66を蓋体64と本体63とで挟持固定する構成を採ったため、燃料ポンプ後段に設けられるプレッシャレギュレータを旋回槽(サブタンク)外に配設する構成となる。従って、当該装置を、プレッシャレギュレータを燃料タンク側に配し燃料リターン配管を廃したいわゆるリターンレスのシステムに適用すると、リターン燃料がサブタンク外に戻されることになる。このため、サブタンクを設けているにもかかわらず、その中の燃料をみすみすサブタンク外に排出してしまい、サブタンクの機能を生かし切れないという問題があった。
【0007】
本発明の目的は、燃料を安定的に供給でき、しかも振動に強く小型で取り付け易い燃料供給装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の燃料供給装置は、燃料タンクの底面の開口から前記燃料タンク内に組み付けられる燃料供給装置であって、前記開口を閉塞するように形成された底板部と、前記底板部上に前記底板部と一体に形成される側壁部とを備え、前記側壁部内の空間が前記燃料タンク内のサブタンクを形成するフランジ部材と、前記底板部に取り付けられて前記空間内に配置され、下側に燃料吸込口が設けられた燃料ポンプと、前記底板部にジョイントを介して取り付けられて前記空間内に配置され、前記燃料ポンプからの燃料を浄化するストレーナと、前記ジョイントに取り付けられて前記空間内に配置され、エンジンに供給される燃料の圧力を調整するプレッシャレギュレータと、前記フランジ部材の前記側壁部上部に取り付けられ、前記燃料ポンプと前記ストレーナの上部を保持する蓋体とを有し、前記フランジ部材の内部にサブタンクの空間を形成する前記蓋体が前記燃料ポンプと前記ストレーナの上部を保持することを特徴とする。
【0009】
これにより、フランジ部材とサブタンクとを一体化することができ、部品点数の低減や、作業性の向上を図ることができる。また、蓋体が燃料ポンプの上部を保持するので、燃料ポンプが上下にて保持され、振動に強い構成の燃料供給装置を実現することができる。
【0010】
この場合、前記燃料供給装置が、燃料浄化用のストレーナをさらに有し、前記燃料ポンプと前記ストレーナを前記空間内に配設するようにしても良い。また、前記燃料供給装置が、燃料の供給圧力を調整するプレッシャレギュレータをさらに有し、前記燃料ポンプと前記プレッシャレギュレータを前記空間内に配設するようにしても良い。これにより、装置全体が小型化され、当該モジュールを燃料タンクに取り付けるだけで装置の設置を行える。
【0011】
さらに、前記プレッシャレギュレータが、リターンレスタイプのプレッシャレギュレータであっても良い。これにより、リターン燃料がサブタンク内に戻され、サブタンク内の燃料を無駄なく使用することができ、燃料を安定的にエンジンに供給することが可能となる。
【0013】
また、前記燃料供給装置に前記側壁部上部に取り付けられる蓋体を設け、前記蓋体に前記燃料ポンプと前記ストレーナとの間を接続する燃料流路を備えた接続部材を設けても良い。これにより、蓋体が燃料流路を兼ねることとなり、部品点数の削減や装置の小型化が図られる。この場合、前記接続部材が前記燃料ポンプおよび前記ストレーナの上部を保持するようにしても良く、これにより、燃料ポンプとストレーナがその上部にて保持され、振動に強い構成を実現することが可能となる。
【0014】
さらに、前記燃料供給装置に前記側壁部上部に取り付けられる蓋体を設け、前記蓋体に前記燃料ポンプと前記プレッシャレギュレータとの間を接続する燃料流路を備えた接続部材を設けても良い。これにより、蓋体が燃料流路を兼ねることとなり、部品点数の削減や装置の小型化が図られる。この場合、前記接続部材が燃料ポンプの上部および前記プレッシャレギュレータの上方を保持するようにしても良く、これにより、燃料ポンプとプレッシャレギュレータがその上部にて保持され、振動に強い構成を実現することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態1である燃料供給装置の取り付け状態を示す説明図、図2は前記燃料供給装置の一部を破断して示した斜視図、図3は図2のA−A線に沿った断面の概要を示す説明図である。
【0016】
燃料供給装置1(以下、適宜「装置1」と略記する)は自動二輪車用のインタンク形式のガソリン供給装置であり、図1に示したように、燃料タンク2の底面2aに形成された開口3に、燃料タンク2の下側から取り付けられる。この場合、装置1は図2に示したように、カップ状のフランジ(フランジ部材)4に燃料ポンプ5、ストレーナ6、プレッシャレギュレータ7などを収容し、それを蓋(蓋体)40にて塞いでモジュール化した構成となっている。そして、燃料ポンプ5によって吸い上げた燃料42をストレーナ6によって清浄化し、プレッシャレギュレータ7によって所定の圧力に調整した上で、燃料配管43を介してエンジンに燃料42を供給するようになっている。
【0017】
ここで、フランジ4は合成樹脂によって形成されており、底部を構成する底板(底板部)4aと、底板4aと一体に成形された側壁部4bとから構成されている。そして、底板4aをパッキン8を介して開口3に油密に取り付けることにより、装置1は燃料タンク2に装着される。すなわち、本発明による燃料供給装置1は、当該モジュールを燃料タンク2に取り付けるだけで設置できるようになっており、取り付け作業性の向上が図られている。
【0018】
フランジ4の内部は空間となっており、本発明による燃料供給装置1では、この空間は燃料ポンプ5等を収容すると共に、サブタンク16としても機能している。つまり、フランジ4はいわゆるリザーバ機能をも有しており、坂道や車体の揺れ等によって燃料供給に不都合が生じないよう、燃料ポンプ5によって吸い込まれる燃料42がこのフランジ4内に一時貯留されるようになっている。この場合、サブタンクの設置に際しては、従来、図5の装置のように複数の部品が用いられていたが、装置1ではこれをフランジ4のみにて達成している。このため、当該装置1ではその分部品点数が削減されており、コストの低減が図られている。
【0019】
また、フランジ4がサブタンク16として機能していることは、換言すれば、当該装置1ではサブタンク16内に主要部品を全て収容しているとも言える。すなわち、本発明による燃料供給装置1では、燃料ポンプ5やストレーナ6、プレッシャレギュレータ7をサブタンク16内に収容する構成となっており、これによりモジュール全体の小型化を達成している。
【0020】
フランジ4の側壁部4bには、サブタンク16に燃料42を導入するための燃料取入口17が形成されている。当該装置1では、燃料取入口17の内部はラビリンス構造となっており、サブタンク16から燃料42が流出しにくいよう構成されている。すなわち、燃料取入口17には、その開口部17aからフランジ4の内部にて周方向に延在する隔壁18が設置されており、これとフランジ4の内壁とによりラビリンス19が形成されている。従って、一旦サブタンク16内に流入した燃料42は、このラビリンス19に阻まれ容易にはタンク外に流出しないようになっている。
【0021】
フランジ4の上部には、図2, 3に示したように合成樹脂製の蓋40が取り付けられている。この蓋40の下面側には、その内部に燃料流路が形成された接続部材41が一体に成形されており、フランジ4に蓋40を取り付けると、この接続部材41が燃料ポンプ5とストレーナ6に嵌合し両者の間が内部の燃料流路によって接続されるようになっている。このため、従来、両者の接続のために別途設けられていた配管を省くことができ、部品点数や組み付け工数の削減を図ることが可能となる。また、蓋40と接続部材41が一体化しているため、装置全体を小型化することも可能となる。
【0022】
さらに、燃料ポンプ5とストレーナ6は、蓋40によってその上部が保持される。すなわち、蓋40は、燃料ポンプ5とストレーナ6の支持部材としても機能しており、当該装置1ではこれらを上下で保持する構成となっている。従って、これまでの装置に比して振動に強く、しかもその構成をステー等を用いることなく部品点数を増やさずに実現している。
【0023】
また、燃料ポンプ5の下側には、燃料吸込口10が設けられており、サブタンク16の底部から燃料42を取り入れるようになっている。この場合、燃料吸込口10にはフィルタ13が取り付けられており、燃料42中の粗ゴミなどをここで取り除くようになっている。
【0024】
一方、当該装置1は、いわゆるリターンレスシステムを採用した燃料供給系にて使用され、プレッシャレギュレータ7が燃料供給装置側に設けられている。当該装置1では、ストレーナ6の下部にジョイント12が取り付けられており、このジョイント12にプレッシャレギュレータ7が接続されている。この場合、プレッシャレギュレータ7もまたサブタンク16内に配設されており、プレッシャレギュレータ7からのリターン燃料は全てサブタンク16内に戻されるようになっている。従って、本発明による燃料供給装置1では、サブタンク16内の燃料42をサブタンク16外に戻すような無駄をなくすことができ、燃料を安定的にエンジンに供給することが可能となる。
【0025】
さらに、ジョイント12の下部は、フランジ4の下面に設けられた燃料送給口15と接続されている。この燃料送給口15には燃料配管43が接続されている。そしてこれにより、燃料ポンプ5によって吸い上げられた燃料42は、接続部材41、ストレーナ6、ジョイント12を介して燃料送給口15に送られ、ここから燃料配管43によってエンジンへと送られる。この際、燃料配管43に送られる燃料はプレッシャレギュレータ7によって調圧され、このときに余剰となった燃料は前述のようにサブタンク16内にリターンされる。
【0026】
このように本発明による燃料供給装置1によれば、燃料タンク2への取付部材であるフランジ4を燃料ポンプ5等の機器類の収容容器として構成すると共に、それをサブタンク16として活用して装置全体のモジュール化を図り、装置のコンパクト化や部品点数や作業工数などの削減を実現している。また、装置の蓋40に、接続部材41の役割と燃料ポンプ5等の支持部材としての役割を持たせているため、振動に強い構成を部品点数を増やすことなく実現できる。さらに、プレッシャレギュレータ7をサブタンク16内に配設したことにより、余剰燃料がサブタンク16内に戻され、サブタンク16内の燃料42を無駄なく使用することが可能となり、燃料の安定供給を実現できる。
【0027】
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2である燃料供給装置100について説明する。図4は、その構成の概要を示した説明図であり、実施の形態1における図3に対応する図面である。なお、実施の形態1の装置1と同様の部材、部分については同一の符号を付しその詳細は省略する。
【0028】
当該装置100は、装置1における蓋40を略したものであり、フランジ4の上面は開口状態となっている。また、燃料ポンプ5とストレーナ6の間は、接続部材41に代えて接続チューブ44によって接続されている。燃料ポンプ5とストレーナ6の上部にはそれぞれ、チューブ接続部5aおよび6aが設けられており、その間を接続チューブ44にて接続している。この場合、装置100では、燃料ポンプ5やストレーナ6の上部を保持する蓋40は存在しないが、部品点数をその分削減することが可能となっている。
【0029】
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0030】
たとえば、前述の実施の形態では、燃料ポンプ5とストレーナ6を接続部材41や接続チューブ44によって接続する構成としたが、ストレーナ6の前段にプレッシャレギュレータ7を配置し、燃料ポンプ5とプレッシャレギュレータ7(ジョイント12)を接続部材41や接続チューブ44によって接続したり保持したりしても良い。なお、この場合ストレーナ6は、必ずしもフランジ4内に設置しなくとも良く、これは前述の実施の形態におけるプレッシャレギュレータ7も同様である。
【0031】
また、前述の実施の形態では、自動二輪車用の燃料供給装置を例にとって説明したが、本発明の適用対象は二輪車用には限られず、四輪自動車や、ゴルフカート、芝刈り車等の作業用車両、産業機械、携帯発電機など、内燃機関を駆動源とする機械の燃料供給装置として広く適用することができる。また、供給する燃料もガソリンには限定されず、軽油や灯油であっても良い。
【0032】
【発明の効果】
本発明の燃料供給装置によれば、底板と側壁部とを備えるフランジ部材を燃料タンクの下側から取り付け、側壁部内の空間を燃料タンク内のサブタンクとして機能させるようにしたことにより、フランジ部材とサブタンクとを一体化することができ、部品点数の低減や、作業性の向上を図ることが可能となる。また、燃料ポンプと、少なくともストレーナおよびプレッシャレギュレータの何れか一方を前記空間内に配設するようにしたことにより、装置全体が小型化され、当該モジュールを燃料タンクに取り付けるだけで装置の設置を行え、作業効率の改善を図ることが可能となる。
【0033】
さらに、リターンレスタイプのプレッシャレギュレータを前記空間内に配設することにより、リターン燃料がサブタンク内に戻され、サブタンク内の燃料を無駄なく使用することができ、燃料を安定的にエンジンに供給することが可能となる。
【0034】
一方、側壁部上部に燃料ポンプの上部を保持する蓋を設けたことにより、燃料ポンプが上下にて保持され、振動に強い構成を実現することが可能となる。
【0035】
また、側壁部上部に燃料ポンプとストレーナあるいは燃料ポンプとプレッシャレギュレータとの間を接続する燃料流路を備えた接続部材を設けたことにより、蓋が燃料流路を兼ねることとなり、部品点数の削減や装置の小型化が図られる。さらに、接続部材が燃料ポンプとストレーナの上部あるいは燃料ポンプとプレッシャレギュレータの上部を保持することにより、燃料ポンプとストレーナあるいは燃料ポンプとプレッシャレギュレータがその上部にて保持され、振動に強い構成を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1である燃料供給装置の取り付け状態を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施の形態である燃料供給装置の一部を破断して示した斜視図である。
【図3】図2のA−A線に沿った断面の概要を示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態2である燃料供給装置の構成の概要を示す説明図である。
【図5】従来の燃料供給装置の一例を示す説明図である。
【図6】従来の燃料供給装置の他の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 燃料供給装置
2 燃料タンク
2a 底面
3 開口
4 フランジ(フランジ部材)
4a 底板(底板部)
4b 側壁部
5 燃料ポンプ
5a チューブ接続部
6 ストレーナ
6a チューブ接続部
7 プレッシャレギュレータ
8 パッキン
10 燃料吸込口
12 ジョイント
13 フィルタ
15 燃料送給口
16 サブタンク
17 燃料取入口
17a 開口部
18 隔壁
19 ラビリンス
40 蓋(蓋体)
41 接続部材
42 燃料
43 燃料配管
44 接続チューブ
51 燃料タンク
52 底面開口部
53 セットプレート
54 サブタンク
55 燃料ポンプ
55a 吸込口
56 燃料フィルタ
57 給送パイプ
58 燃料流出防止バルブ
59 車体側配管
60 ポンプホルダ
61 燃料タンク
62 ブラケット
63 旋回槽本体
64 蓋体
65 ポンプ支持台
66 ポンプ
67 湾曲凸部
68 押さえ板
69 開口部

Claims (8)

  1. 燃料タンクの底面の開口から前記燃料タンク内に組み付けられる燃料供給装置であって、
    前記開口を閉塞するように形成された底板部と、前記底板部上に前記底板部と一体に形成される側壁部とを備え、前記側壁部内の空間が前記燃料タンク内のサブタンクを形成するフランジ部材と、
    前記底板部に取り付けられて前記空間内に配置され、下側に燃料吸込口が設けられた燃料ポンプと、
    前記底板部にジョイントを介して取り付けられて前記空間内に配置され、前記燃料ポンプからの燃料を浄化するストレーナと、
    前記ジョイントに取り付けられて前記空間内に配置され、エンジンに供給される燃料の圧力を調整するプレッシャレギュレータと、
    前記フランジ部材の前記側壁部上部に取り付けられ、前記燃料ポンプと前記ストレーナの上部を保持する蓋体とを有し、
    前記フランジ部材の内部にサブタンクの空間を形成する前記蓋体が前記燃料ポンプと前記ストレーナの上部を保持することを特徴とする燃料供給装置。
  2. 請求項記載の燃料供給装置において、前記プレッシャレギュレータが、リターンレスタイプのプレッシャレギュレータであることを特徴とする燃料供給装置。
  3. 請求項記載の燃料供給装置において、前記プレッシャレギュレータからのリターン燃料を前記空間内に戻すことを特徴とする燃料供給装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料供給装置において、前記蓋体は前記燃料ポンプと前記ストレーナとの間を接続する燃料流路を備えた接続部材を有することを特徴する燃料供給装置。
  5. 請求項記載の燃料供給装置において、前記接続部材は前記燃料ポンプおよび前記ストレーナの上部を保持することを特徴とする燃料供給装置。
  6. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料供給装置において、前記蓋体は前記燃料ポンプと前記プレッシャレギュレータとの間を接続する燃料流路を備えた接続部材を有することを特徴とする燃料供給装置。
  7. 請求項記載の燃料供給装置において、前記接続部材は前記燃料ポンプの上部および前記プレッシャレギュレータの上方を保持することを特徴とする燃料供給装置。
  8. 請求項1〜のいずれか1項に記載の燃料供給装置において、前記側壁部はラビリンス構造の燃料取入れ口を有することを特徴とする燃料供給装置。
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